JP2013140072A - 車両傾斜検知装置 - Google Patents

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Masahiro Watanabe
正浩 渡辺
Wataru Tsujita
亘 辻田
Kenji Inomata
憲治 猪又
Takashi Osawa
孝 大澤
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Abstract

【課題】車速センサを用いず、周囲の環境による影響を受けず、受信信号レベルのばらつきや、局所的に生じる路面の凹凸があっても傾斜角度を精度よく検知する。
【解決手段】送信信号を電波として放射する送信手段1と、路面で反射した電波を2箇所で受信して第1,2の受信信号を取得し、当該各受信信号を送信信号で直交検波して第1,2の振幅値及び第1,2の位相値を算出する受信手段2と、第1,2の位相値の位相差から車両の傾斜角度を算出する傾斜角度演算器302と、第1,2の振幅値の標準偏差及び第1,2の位相値の標準偏差から車両状態を判定する車両状態判定器306と、第1,2の振幅値の標準偏差及び傾斜角度の標準偏差から路面状態を判定する路面状態判定器307と、傾斜角度、車両状態及び路面状態に基づいて、最終的な傾斜角度を算出する出力信号演算器308とを備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、自動車等の車両の傾斜角度を自動的に検知するための車両傾斜検知装置に関し、特に、車両用ヘッドライトの光軸制御を自動で行うシステムに適した車両傾斜検知装置に関するものである。
従来技術に係る車両傾斜検知装置として、例えば特許文献1に示す装置がある。この特許文献1に示された装置では、まず、超音波送信部は、地面(路面)に向けて超音波を送信する。そして、異なる位置に設置された2つの超音波受信部は、地面で反射した超音波をそれぞれ受信する。そして、送信から受信までの時間を計測し、各超音波受信部における受信時間差又は位相差を算出することで、車両の傾斜角度を検知している。
また、従来技術に係る車両傾斜検知装置として、例えば特許文献2に示す装置がある。この特許文献2に示された装置では、まず、電波送信部は、地面に向けて電波を放射する。そして、異なる位置に設置された2つの電波受信部は、地面で反射した電波を受信する。そして、演算部は、受信された2信号の位相差を合成処理により算出することで、車両の傾斜角度を検知している。
また、従来技術に係る車両傾斜検知装置として、例えば特許文献3に示す装置がある。この特許文献3に示された装置では、車両の前後方向に2つの超音波送受信センサを設置している。そして、超音波送受信センサの送信部は地面に向けて超音波を送信する。そして、超音波送受信センサの受信部は、地面で反射した超音波を受信し、送信から受信までの時間を計測する。そして、超音波送受信センサの前後方向の設置間隔、超音波送受信センサ間の受信時間差又は位相差、及び、2つの超音波送受信センサの高さ変位に基づいて、車両の傾斜角度を検知している。また、車速センサで計測した車速から車両の走行・停止状態を判定し、走行中に算出された傾斜角度を優先的に用いて平均処理した傾斜角度平均値を出力している。
また、従来技術に係る車両傾斜検知装置として、例えば特許文献4に示す装置がある。この特許文献4に示された装置では、まず、電波送信部は、地面に向けて電波を放射する。そして、異なる位置に設置された2つの電波受信部は、地面で反射した電波を受信する。そして、各受信信号を送信信号で直交検波し、ベースバンド信号にそれぞれ変換する。そして、各ベースバンド信号の振幅と位相に基づいて演算処理により位相差を算出することで、車両の傾斜角度を検知している。
特開2003−307420号公報 特開2005−189101号公報 特開2003−127757号公報 特開2009−282022号公報
しかしながら、特許文献1に示された従来の車両傾斜検知装置では、超音波を用いているため、温度変化、風や騒音等の周囲の環境による影響を受けて位相差が変化してしまい、傾斜角度を精度よく検知できないという課題があった。
また、特許文献2に示された従来の車両傾斜検知装置では、異なる2つの受信アンテナで受信した各受信信号のレベルのバラツキの影響を受けて位相差が変化してしまうため、傾斜角度を精度よく検知できないという課題があった。
また、特許文献3に示された従来の車両傾斜検知装置では、車輪の空転や滑走による車速センサの計測誤差によって誤判定する可能性があり、傾斜角度を精度よく検知できないという課題があった。また、車速センサと車両傾斜検知装置との配線が必要となり、省スペース化及び省配線化できないという課題があった。
また、車両状態として走行及び停止しか判定できず、例えば、高速道路走行中における道路の繋ぎ目や、踏み切り等、局所的に生じる路面の急激な凹凸の変化を検出できないため、平均値処理しても傾斜角度を精度よく検知できないという課題もあった。
また、特許文献4に示された従来の車両傾斜検知装置では、受信信号の位相や傾斜角度から走行や停止の判定と路面状態を判定するので、平坦な路面等の場合には判断が難しくなるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、車速センサを用いず、周囲の環境による影響を受けることなく、受信信号レベルのばらつきや、局所的に生じる路面の凹凸があっても傾斜角度を精度よく検知することができる車両傾斜検知装置を提供することを目的としている。
この発明に係る車両傾斜検知装置は、車両に設けられ、所定の送信信号を電波として放射する送信手段と、車両に設けられ、送信手段により放射され路面で反射した電波を2箇所で受信して第1,2の受信信号を取得し、当該第1,2の受信信号を送信信号で直交検波して第1,2の振幅値及び第1,2の位相値を算出する受信手段と、受信手段により算出された第1,2の位相値の位相差から、車両の路面に対する傾斜角度を算出する傾斜角度演算手段と、受信手段により算出された第1,2の振幅値の標準偏差、及び、受信手段により算出された第1,2の位相値の標準偏差から、車両状態を判定する車両状態判定手段と、受信手段により算出された第1,2の振幅値の標準偏差、及び、傾斜角度演算手段により算出された傾斜角度の標準偏差から、路面状態を判定する路面状態判定手段と、傾斜角度演算手段により算出された傾斜角度、車両状態判定手段による判定結果及び路面状態判定手段による判定結果に基づいて、最終的な傾斜角度を算出する出力信号演算手段とを備えたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、車速センサを用いず、周囲の環境による影響を受けることなく、受信信号レベルのばらつきや、局所的に生じる路面の凹凸があっても傾斜角度を精度よく検知することができる。
この発明の実施の形態1に係る車両傾斜検知装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る車両傾斜検知装置の動作を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態1における電波の伝播経路を説明する図である。 この発明の実施の形態1における傾斜角度と位相差との関係を説明する図である。 この発明の実施の形態1における周波数と位相差との関係を説明する図である。 この発明の実施の形態1における車両状態判定器及び路面状態判定器による判定を説明する図である。 この発明の実施の形態1における車両状態判定器による判定を説明する図である。 この発明の実施の形態1における路面状態判定器による判定を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る車両傾斜検知装置の構成を示すブロック図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る車両傾斜検知装置の構成を示すブロック図である。
車両傾斜検知装置は、図1に示すように、送信手段1、受信手段2及び傾斜角度演算手段3から構成されている。
送信手段1は、車両に設置され、所定の送信信号を電波として地面(路面)に放射するものである。この送信手段1は、発振器101、増幅器102及び送信アンテナ103から構成されている。
発振器101は、予め設定した周波数、振幅及び位相をもつ信号を発振するものである。この発振器101により発振された信号は送信信号として増幅器102及び受信手段2へ出力される。
増幅器102は、発振器101からの送信信号を所定のレベルまで電力増幅するものである。この増幅器102により電力増幅された送信信号は送信アンテナ103へ出力される。
送信アンテナ103は、増幅器102からの送信信号を電波として路面へ放射するものである。この送信アンテナ103としては、指向性アンテナ、アレイアンテナ、ホーンアンテナや、パッチアンテナ等、いかなるアンテナを用いてもよい。また、電波としては、垂直偏波、水平偏波、円偏波等いかなる電波を用いてもよい。
受信手段2は、車両に設置され、送信手段1により放射されて路面で反射した電波を2箇所で受信して第1,2の受信信号を取得し、当該第1,2の受信信号を送信手段1からの送信信号で直交検波して第1,2の振幅値及び第1,2の位相値を算出するものである。この受信手段2は、第1の受信アンテナ201、第2の受信アンテナ202、第1の増幅器203、第2の増幅器204、第1の直交検波器205及び第2の直交検波器206から構成されている。
第1,2の受信アンテナ201,202は、異なる位置に設置され、送信手段1により放射されて路面で反射した電波をそれぞれ受信して第1,2の受信信号を取得するものである。この第1,2の受信アンテナ201,202により受信・取得された第1,2の受信信号はそれぞれ第1,2の増幅器203,204へ出力される。この第1,2の受信アンテナ201,202としては、指向性アンテナ、アレイアンテナ、ホーンアンテナや、パッチアンテナ等いかなるアンテナを用いてもよい。
第1の増幅器203は、第1の受信アンテナ201からの第1の受信信号を所定のレベルまで電力増幅するものである。この第1の増幅器203により電力増幅された第1の受信信号は第1の直交検波器205へ出力される。
第2の増幅器204は、第2の受信アンテナ202からの第2の受信信号を所定のレベルまで電力増幅するものである。この第2の増幅器204により電力増幅された第2の受信信号は第2の直交検波器206へ出力される。
第1の直交検波器205は、第1の増幅器203からの第1の受信信号と発振器101からの発振信号(送信信号)とで直交検波を行い、第1の振幅値及び第1の位相値を算出するものである。この第1の直交検波器205により算出された第1の振幅値及び第1の位相値を示す信号は傾斜角度演算手段3へ出力される。
第2の直交検波器206は、第2の増幅器204からの第2の受信信号と発振器101からの発振信号(送信信号)とで直交検波を行い、第2の振幅値及び第2の位相値を算出するものである。この第2の直交検波器206により算出された第2の振幅値及び第2の位相値を示す信号は傾斜角度演算手段3へ出力される。
傾斜角度演算手段3は、受信手段2からの第1,2の振幅値及び第1,2の位相値を示す信号に基づいて、車両の路面に対する傾斜角度を算出するものである。この傾斜角度演算手段3は、振幅位相演算器301、傾斜角度演算器(傾斜角度演算手段)302、振幅偏差演算器303、位相偏差演算器304、角度偏差演算器305、車両状態判定器(車両状態判定手段)306、路面状態判定器(路面状態判定手段)307及び出力信号演算器(出力信号演算手段)308から構成されている。
振幅位相演算器301は、第1,2の直交検波器205,206からの信号に基づいて、第1,2の振幅値及び第1,2の位相値を抽出するとともに、第1,2の受信信号の位相差を算出するものである。この振幅位相演算器301により抽出された第1,2の振幅値を示す信号は振幅偏差演算器303へ出力され、第1,2の位相値を示す信号は位相偏差演算器304へ出力される。また、振幅位相演算器301により算出された位相差を示す信号は傾斜角度演算器302へ出力される。
傾斜角度演算器302は、振幅位相演算器301からの位相差を示す信号に基づいて、車両の傾斜角度を算出するものである。この傾斜角度演算器302により算出された傾斜角度を示す信号は角度偏差演算器305及び出力信号演算器308へ出力される。
振幅偏差演算器303は、振幅位相演算器301からの第1,2の振幅値を示す信号に基づいて、第1,2の振幅値の過去複数点に渡る標準偏差(振幅標準偏差)を算出するものである。この振幅偏差演算器303により算出された振幅標準偏差を示す信号は車両状態判定器306及び路面状態判定器307へ出力される。
位相偏差演算器304は、振幅位相演算器301からの第1,2の位相値を示す信号に基づいて、第1,2の位相値の過去複数点に渡る標準偏差(位相標準偏差)を算出するものである。この位相偏差演算器304により算出された位相標準偏差を示す信号は車両状態判定器306へ出力される。
角度偏差演算器305は、傾斜角度演算器302からの傾斜角度を示す信号に基づいて、傾斜角度の過去複数点に渡る標準偏差(角度標準偏差)を算出するものである。この角度偏差演算器305により算出された角度標準偏差を示す信号は路面状態判定器307へ出力される。
車両状態判定器306は、振幅偏差演算器303からの振幅標準偏差を示す信号及び位相偏差演算器304からの位相標準偏差を示す信号に基づいて、車両状態を判定するものである。この車両状態判定器306による車両状態判定結果を示す信号は出力信号演算器308へ出力される。
路面状態判定器307は、振幅偏差演算器303からの振幅標準偏差を示す信号及び角度偏差演算器305からの角度標準偏差を示す信号に基づいて、路面状態を判定するものである。この路面状態判定器307による路面状態判定結果を示す信号は出力信号演算器308へ出力される。
出力信号演算器308は、傾斜角度演算器302からの傾斜角度を示す信号、車両状態判定器306による車両状態判定結果及び路面状態判定器307による路面状態判定結果に基づいて、最終的な車両の傾斜角度を算出するものである。この出力信号演算器308により算出された傾斜角度を示す信号は外部へ出力される。
なお、送信アンテナ103、第1の受信アンテナ201及び第2の受信アンテナ202は、直線上に設置する、三角形の各頂点に設置する等、いかなる設置をしてもよい。また、送信アンテナ103、第1の受信アンテナ201及び第2の受信アンテナ202は、同一の高さになるように設置する、異なる高さになるよう設置する等、いかなる設置をしてもよい。さらに、送信アンテナ103と第1の受信アンテナ201との間隔と、送信アンテナ103と第2の受信アンテナ202との間隔は、等間隔でもよいし、等間隔でなくてもよい。
次に、上記のように構成された車両傾斜検知装置の動作について、図2を参照しながら説明する。
車両傾斜検知装置の動作では、図2に示すように、まず、送信手段1は、所定の送信信号を電波として放射する(ステップST1)。すなわち、まず、発振器101は、予め設定した周波数、振幅及び位相をもつ信号を送信信号として発振し、増幅器102は、この送信信号を所定のレベルまで電力増幅する。そして、送信アンテナ103は、この送信信号を電波として路面へ放射する。なお、送信信号の周波数帯としては、24GHz帯域、及び、24GHzから29GHzの帯域がある。
次いで、受信手段2は、送信手段1により放射されて路面で反射した電波を2箇所で受信して第1,2の受信信号を取得し、当該第1,2の受信信号を送信手段1からの送信信号で直交検波して第1,2の振幅値及び第1,2の位相値を算出する(ステップST2)。すなわち、まず、異なる位置に設置された第1,2の受信アンテナ201,202は、路面で反射した電波を受信して第1,2の受信信号を取得し、第1,2の増幅器203,204は、これらの受信信号を所定のレベルまで電力増幅する。そして、第1,2の直交検波器205,206は、第1,2の受信信号と発振器101からの発振信号(送信信号)とで直交検波を行い、第1,2の振幅値及び第1,2の位相値を算出する。
なおこの際、第1,2の直交検波器205,206は、発振器101からの発振信号(送信信号)を基準信号として、第1,2の受信信号をそれぞれIQ検波(直交検波)してIQ信号を生成することで、第1,2の振幅値及び第1,2の位相値を算出する。ここで、IQ信号は、基準信号の0度成分によって得られるI信号と、90度成分によって得られるQ信号との2信号で構成される。そして、I信号とQ信号の逆正接は第1の受信信号と第2の受信信号との位相差に相当し、I信号とQ信号の二乗和の平方根は第1,2の受信信号のそれぞれの振幅に相当する。
次いで、振幅位相演算器301は、第1,2の直交検波器205,206からの信号(IQ信号)に基づいて、第1,2の振幅値及び第1,2の位相値を抽出するとともに、第1,2の受信信号の位相差を算出する(ステップST3)。
次いで、傾斜角度演算器302は、振幅位相演算器301からの位相差を示す信号に基づいて、車両の路面に対する傾斜角度を算出する(ステップST4)。
以下では、傾斜角度演算器302による傾斜角度の算出について、図3〜5を参照しながら説明する。
図3は車両傾斜検知装置による電波の伝播経路を説明する図である。具体的には、送信アンテナ103から放射された電波が路面で反射し第1の受信アンテナ201と第2の受信アンテナ202へ伝播する経路を示した説明図である。
なお、図3では、送信アンテナ103、第1の受信アンテナ201及び第2の受信アンテナ202が同一平面上に直線配置され、かつ、第1の受信アンテナ201と第2の受信アンテナ202が送信アンテナ103を中心として等間隔に配置されている。
この図3において、送信アンテナ103から第1の受信アンテナ201まで伝播する経路長をL1とし、送信アンテナ103から第2の受信アンテナ202まで伝播する経路長をL2とする。そして、車両と路面が平行である場合には、経路長L1と経路長L2は等しくなる。これに対して、車両が路面に対して傾斜すると、経路長L1と経路長L2の長さはそれぞれ変化し、経路差が生じる。
そして、経路差(L1−L2)、波長λ、及び、IQ信号から得られた位相差φには、以下の関係式(1)が成り立つ。
φ=2π×(L1―L2)/λ (1)
また、図4は車両の傾斜角度と位相差の関係を説明する図である。図4において、横軸は車両の路面に対する傾斜角度を表し、縦軸は位相差を表す。
この図4に示すように、傾斜角度と位相差には一対一の関係があり、位相差から傾斜角度を算出することができる。
一方、図5は、周波数とIQ信号から得られた位相差との関係を説明する図である。図5において、横軸は周波数を表し、縦軸は位相差を表す。
ここで、周波数が高くなると波長が短くなり上式(1)のλが小さくなる。そのため、図5に示すように、経路差が一定でも周波数が高くなると位相差は大きくなり、周波数と位相差には図中の直線に示した関係が成り立つ。
以上の関係から、傾斜角度演算器302は、任意の周波数を選択して電波を送信する場合や周波数を時分割で電波を送信する場合には、振幅位相演算器301でIQ信号から周波数毎に得られた各位相差のプロット点から直線近似を行い、図5に示すような直線を算出する。そして、この近似直線から所定の周波数における位相差を算出し、算出した位相差から傾斜角度を算出する。算出した位相差と傾斜角度の関係は、図4で示したものと同じ関係がある。
再び図2に示す車両傾斜検知装置の動作説明に戻り、次いで、各偏差演算器303〜305は各種標準偏差を算出する(ステップST5)。すなわち、振幅偏差演算器303は、振幅位相演算器301からの第1,2の振幅値を示す信号に基づいて、第1,2の振幅値の過去複数点に渡る標準偏差(振幅標準偏差)を算出する。また、位相偏差演算器304は、振幅位相演算器301からの第1,2の位相値を示す信号に基づいて、第1,2の位相値の過去複数点に渡る標準偏差(位相標準偏差)を算出する。また、角度偏差演算器305は、傾斜角度演算器302からの傾斜角度を示す信号に基づいて、傾斜角度の過去複数点に渡る標準偏差(角度標準偏差)を算出する。
次いで、車両状態判定器306は、振幅偏差演算器303からの振幅標準偏差を示す信号及び位相偏差演算器304からの位相標準偏差を示す信号に基づいて、車両状態を判定する(ステップST6)。この際、車両状態判定器306は、振幅標準偏差及び位相標準偏差が、所定の閾値で区切られた複数の領域のうち、いずれの領域に位置するかを判定することで、車両状態を判定する。
次いで、路面状態判定器307は、振幅偏差演算器303からの振幅標準偏差を示す信号及び角度偏差演算器305からの角度標準偏差を示す信号に基づいて、路面状態を判定する(ステップST7)。この際、路面状態判定器307は、振幅標準偏差及び角度標準偏差が、所定の閾値で区切られた複数の領域のうち、いずれの領域に位置するかを判定することで、路面状態を判定する。
ここで、車両状態判定器306による車両状態判定及び路面状態判定器307による路面状態判定について、図6〜8を参照しながら説明する。
図6,7は、車両状態判定器306において車両状態を判定する際に用いる閾値の一例を示した図である。横軸は時間を表し、縦軸は、図6では振幅標準偏差、図7では位相標準偏差をそれぞれ表している。
車両が振動し車両と路面間の距離が変化すると第1,2の受信信号の電波伝搬経路長が変化し振幅や位相の絶対値が変化する。この変化により、車両状態(例えば、車両の走行・停止や、道路の繋ぎ目や踏み切り等の局所的な凹凸面の走行等)を判定する。
ここで、図6に示す第1の閾値は車両の走行・停止を判定するための閾値であり、第1の閾値以下の領域(第1の領域)は車両の停止を示す領域である。すなわち、車両が停止すると車両の振動が小さくなり、電波伝搬経路長の変化が小さくなるので、振幅標準偏差は第1の閾値以下となる。一方、車両が走行すると路面の凹凸により車両が振動するので、振幅標準偏差は第1の閾値より大きくなる。
また、図7に示す第1の閾値は車両の走行・停止を判定するための閾値であり、第1の閾値以下の領域(第1の領域)は車両の停止を示す領域である。すなわち、車両が停止すると車両の振動が小さくなり、電波伝搬経路長の変化が小さくなるので、図6の振幅と同様に位相標準偏差は第1の閾値以下となる。一方、車両が走行すると路面の凹凸により車両が振動するので、位相標準偏差は第1の閾値より大きくなる。
また、図6,7に示す第2の閾値は車両が局所的な凹凸面を走行しているかを判定するための閾値であり、第2の閾値より上の領域(第3の領域)は車両が局所的な凹凸面を走行していることを示す領域である。すなわち、局所的に発生する路面の凹凸により車両は大きく振動するので、振幅標準偏差や位相標準偏差は第2の閾値より大きくなる。
なお、図6,7に示す第2の領域はその他の路面を車両が走行していることを示す領域である。
一方、図6,8は路面状態判定器307において路面状態を判定する際に用いる閾値の一例を示した図である。図8において、横軸は時間を表し、縦軸は角度標準偏差を表している。
そして、振幅や傾斜角度の変化により、路面状態(例えば、道路の繋ぎ目や踏み切り等の局所的な凹凸面の有無等)を判定する。
ここで、図8に示す第1の閾値は車両の走行・停止を判定するための閾値であり、第1の閾値以下の領域(第1の領域)は車両の停止を示す領域である。すなわち、車両が停止しているときは路面の電波照射面は変化しないので、角度標準偏差値は第1の閾値以下となる。一方、車両が走行すると路面の凹凸等により振幅及び傾斜角度は時々刻々と変化するので、角度標準偏差値は増加し第1の閾値より大きくなる。
また、図8に示す第2の閾値は車両が局所的な凹凸面を走行しているかを判定するための閾値であり、第2の閾値より上の領域(第3の領域)は車両が局所的な凹凸面を走行していることを示す領域である。すなわち、局所的に発生する路面の凹凸により車両の傾斜角度が大きく変化するので、角度標準偏差は第2の閾値より大きくなる。
したがって、振幅標準偏差が比較的小さい場合には車両が停止中であると判定できる。この際、位相標準偏差や角度標準偏差も小さくなる。
一方、振幅標準偏差が比較的大きい場合には車両が走行中であると判定できる。この際、位相標準偏差及び角度標準偏差が比較的小さい場合には、平坦な路面を走行中であると判定できる。また、位相標準偏差及び角度標準偏差が比較的大きい場合には、局所的な凹凸面を走行中であると判定できる。また、位相標準偏差が比較的小さく角度標準偏差が比較的大きい場合には、比較的緩やかな凹凸面を走行中であると判定できる。
再び図2に示す車両傾斜検知装置の動作説明に戻り、次いで、出力信号演算器308は、傾斜角度演算器302からの傾斜角度を示す信号、車両状態判定器306による車両状態判定結果及び路面状態判定器307による路面状態判定結果に基づいて、最終的な車両の傾斜角度を算出する(ステップST8)。
ここで、出力信号演算器308は、車両走行中と判定されているときに計測された過去複数点の傾斜角度の平均値を傾斜角度として出力する。なお、踏み切り等を走行しているときに計測された傾斜角度は除外する。また、領域ごとに重み係数を割り振り、過去複数点の傾斜角度の重み付け平均値を傾斜角度として出力するようにしてもよい。
以上のように動作することで、車両の傾斜によって変化する電波伝搬経路長の変化を位相の変化として高精度に検出し、精度よく車両傾斜角度を算出できる。また、電波を用いているため、温度変化や風による影響を受けずに精度よく傾斜角度を算出できる。また、エンジン等の騒音の影響を受けずに精度よく傾斜角度を算出できる。また、直交検波によるIQ信号の位相から傾斜角度を算出するため、受信信号レベル差が変動しても精度よく傾斜角度を算出できる。
また、車両振動によって変化する電波伝搬経路長の時間変化を振幅及び位相の時間変化として高精度に検出し、振幅及び位相の標準偏差を所定の閾値で区切られた領域に割り当てることで車両状態を判定し、この車両状態を傾斜角度算出に利用しているため、車速センサを用いることなく精度よく傾斜角度を求めることができる。
また、路面の凹凸によって変化する車両の傾斜角度を受信信号の振幅及び傾斜角度の時間変化として高精度に検出し、振幅及び傾斜角度の標準偏差を所定の閾値で区切られた領域に割り当てることで路面状態を判定し、この路面状態を傾斜角度算出に利用しているため、精度よく傾斜角度を求めることができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、各受信信号を直交検波して振幅値、位相値及び位相差を算出し、位相差から傾斜角度を算出し、振幅値及び位相値の標準偏差から車両状態を判定し、振幅値及び傾斜角度の標準偏差から路面状態を判定して、最終的な傾斜角度を算出するように構成したので、車速センサを用いず、周囲の環境による影響を受けることなく、受信信号レベルのばらつきや、局所的に生じる路面の凹凸があっても傾斜角度を精度よく検知することができる。
実施の形態2.
図9はこの発明の実施の形態2に係る車両傾斜検知装置の構成を示すブロック図である。図9に示す実施の形態2に係る車両傾斜検知装置は、図1に示す実施の形態1における送信手段1の発振器101と増幅器102との間に移相器104及び可変減衰器105を追加し、傾斜角度演算手段3に診断信号制御器(診断信号制御手段)309及び診断校正演算器(正常性判定手段、校正値取得手段)310を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
移相器104は、発振器101からの送信信号の位相を調整するものである。この移相器104は、診断信号制御器309からの、移相量を指示する制御信号に応じて、自身の移相量を調整する。この移相器104により位相が調整された送信信号は可変減衰器105へ出力される。
可変減衰器105は、移相器104からの送信信号の振幅を調整するものである。この可変減衰器105は、診断信号制御器309からの、減衰量を指示する制御信号に応じて、自身の減衰量を調整する。この可変減衰器105により振幅が調整された送信信号は増幅器102へ出力される。
診断信号制御器309は、発振信号(送信信号)の振幅及び位相を制御するため、所定の位相量及び減衰量を示す制御信号を生成するものである。この診断信号制御器309により生成された制御信号は移相器104及び可変減衰器105へ出力される。また、診断信号制御器309は同じ制御信号を診断校正演算器310へも出力する。
なお、振幅位相演算器301は、抽出した第1,2の受信信号の第1,2の振幅値及び第1,2の位相値を示す信号を診断校正演算器310へも出力する。また、出力信号演算器308は、算出した傾斜角度を示す信号を診断校正演算器310を介して外部へ出力する。
診断校正演算器310は、診断信号制御器309からの制御信号及び振幅位相演算器301からの第1,2の振幅値及び第1,2の位相値を示す信号に基づいて、出力信号演算器308により算出された車両の傾斜角度の正常性を診断するものである。ここで、診断校正演算器310は、第1,2の受信信号の振幅及び位相が診断信号制御器309からの制御信号に従って変化しているか判定し、変化量が予め設定した範囲内にあれば正常動作と判定し、範囲外にあれば異常動作と判定する。この診断校正演算器310による診断結果を示す信号は傾斜角度を示す信号とともに外部へ出力される。
また、診断校正演算器310は、変化量が予め設定した範囲内にある場合、装置の経時変化等によって生じる微小な変化を再校正するための校正値を取得する。校正値としては、第1,2の直交検波器205,206から出力されるIQ信号のI信号及びQ信号のオフセット補正値、IQ信号の振幅補正値、IQ信号の位相補正値がある。この診断校正演算器310により取得された較正値を示す信号は傾斜角度演算器302へ出力される。
そして、傾斜角度演算器302は、診断校正演算器310からの校正値を示す信号を考慮して車両の傾斜角度を算出する。
以上にように、この実施の形態2によれば、送信信号の振幅と位相を制御するように構成したので、実施の形態1における効果に加えて、算出した傾斜角度の正常性を判定できるとともに、受信信号の直交検波によるIQ信号の振幅と位相の変化から装置の診断及び経時変化等によって生じる微小な変化を再較正でき、傾斜角度を精度よく測定できる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 送信手段、2 受信手段、3 傾斜角度演算手段、101 発振器、102 増幅器、103 送信アンテナ、104 移相器、105 可変減衰器、201,202 第1,2の受信アンテナ、203,204 第1,2の増幅器、205,206 第1,2の直交検波器、301 振幅位相演算器、302 傾斜角度演算器(傾斜角度演算手段)、303 振幅偏差演算器、304 位相偏差演算器、305 角度偏差演算器、306 車両状態判定器(車両状態判定手段)、307 路面状態判定器(路面状態判定手段)、308 出力信号演算器(出力信号演算手段)、309 診断信号制御器(診断信号制御手段)、310 診断校正演算器(正常性判定手段、校正値算出手段)。

Claims (3)

  1. 車両に設けられ、所定の送信信号を電波として放射する送信手段と、
    前記車両に設けられ、前記送信手段により放射され路面で反射した電波を2箇所で受信して第1,2の受信信号を取得し、当該第1,2の受信信号を前記送信信号で直交検波して第1,2の振幅値及び第1,2の位相値を算出する受信手段と、
    前記受信手段により算出された第1,2の位相値の位相差から、前記車両の前記路面に対する傾斜角度を算出する傾斜角度演算手段と、
    前記受信手段により算出された第1,2の振幅値の標準偏差、及び、前記受信手段により算出された第1,2の位相値の標準偏差から、車両状態を判定する車両状態判定手段と、
    前記受信手段により算出された第1,2の振幅値の標準偏差、及び、前記傾斜角度演算手段により算出された傾斜角度の標準偏差から、路面状態を判定する路面状態判定手段と、
    前記傾斜角度演算手段により算出された傾斜角度、前記車両状態判定手段による判定結果及び前記路面状態判定手段による判定結果に基づいて、最終的な傾斜角度を演算する出力信号演算手段と
    を備えた車両傾斜検知装置。
  2. 前記車両状態判定手段は、前記第1,2の振幅値の標準偏差及び前記第1,2の位相値の標準偏差が、所定の閾値で区切られた複数の領域のうち、いずれの領域に位置するかを判定することで、車両状態を判定し、
    前記路面状態判定手段は、前記第1,2の振幅値の標準偏差及び前記傾斜角度の標準偏差が、所定の閾値で区切られた複数の領域のうち、いずれの領域に位置するかを判定することで、路面状態を判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の車両傾斜検知装置。
  3. 前記送信手段による送信信号の振幅及び位相を制御する診断信号制御手段と、
    前記受信手段により算出された第1,2の振幅値及び第1,2の位相値、及び、前記診断信号制御手段による振幅及び位相の制御信号に基づいて、前記出力信号演算手段により演算された傾斜角度の正常性を判定する正常性判定手段と、
    前記正常性判定手段により傾斜角度が正常であると判定された場合に、当該傾斜角度に対する校正値を取得する校正値取得手段とを備え、
    前記傾斜角度演算手段は、前記校正値取得手段により取得された校正値を考慮して前記傾斜角度を算出する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両傾斜検知装置。
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