JP2013136887A - 車両部品及びドアロック装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のドアロック装置100は、側面カバー70がドアロック装置本体10の第1支持ベース51に固定された状態で、ラッチモジュール60が装置本体10のうち第1支持ベース51の隣の第2支持ベース55にボルト56B,56Bにて固定されて、ラッチモジュール60の一側部60Aが側面カバー70の一側部70Aに押し付けられた状態に接合されるものにおいて、側面カバー70の一側部70Aからラッチモジュール60の一側部60Aに向かって突出した突当軸体77,77の先端面77T,77Tと、ラッチモジュール60の一側部60Aに設けられた被当接面66,66とがグリスを介して突き当てられかつ、突当軸体77,77の先端面77T,77Tにはグリス保持用の凹凸が形成されている。
【選択図】図15
Description
請求項1の発明に係る車両部品によれば、側面部品が締結部材にて第1部品に固定される一方、その締結部位から離れた第2部品の一側部と側面部品の一側部との接合部分では、それらの一方から他方に向かって突出し、側面部品を固定する締結部材の軸方向に延びた突当軸体の先端面と、前記接合部分の他方に設けられた被突当面とをグリスを介して当接させることができるから、仮に、突当軸体の先端面と被突当面とが擦れ合ったとしてもグリスによって軋み音の発生を防止することができる。しかも、突当軸体の先端面と被突当面との何れか一方が、グリス保持用の凹凸を有したグリス保持面となっているから、グリスを長期間に亘って保持することができる。即ち、本発明によれば、突当軸体の先端面と被突当面との間にグリスを介在させるだけで、軋み音の発生を長期間に亘って抑制することができ、車両の静粛性の向上を図ることができる。
請求項2の発明に係るドアロック装置によれば、端部壁対向部品が締結部材にて共通固定部品に固定される一方、その締結部位から離れた端部壁対向部品の一側部と内側壁対向部品の一側部との接合部分では、それらの一方から他方に向かって突出し、端部壁対向部品を固定する締結部材の軸方向に延びた突当軸体の先端面と、前記接合部分の他方に設けられた被突当面とをグリスを介して当接させることができるから、仮に、突当軸体の先端面と被突当面とが擦れ合ったとしてもグリスによって軋み音の発生を防止することができる。しかも、突当軸体の先端面と被突当面との何れか一方が、グリス保持用の凹凸を有したグリス保持面となっているから、グリスを長期間に亘って保持することができる。即ち、本発明によれば、突当軸体の先端面と被突当面との間にグリスを介在させるだけで、軋み音の発生を長期間に亘って抑制することができ、車両の静粛性の向上を図ることができる。ここで、グリス保持面は、シボ加工面又はローレット加工面とすることが好ましい(請求項4の発明)。
請求項3の発明に係るドアロック装置によれば、端部壁対向部品が締結部材にて内側壁対向部品に固定される一方、その締結部位から離れた端部壁対向部品の一側部と共通固定部品の一側部との接合部分では、それらの一方から他方に向かって突出し、端部壁対向部品を固定する締結部材の軸方向に延びた突当軸体の先端面と、前記接合部分の他方に設けられた被突当面とをグリスを介して当接させることができるから、仮に、突当軸体の先端面と被突当面とが擦れ合ったとしてもグリスによって軋み音の発生を防止することができる。しかも、突当軸体の先端面と被突当面との何れか一方が、グリス保持用の凹凸を有したグリス保持面となっているから、グリスを長期間に亘って保持することができる。即ち、本発明によれば、突当軸体の先端面と被突当面との間にグリスを介在させるだけで、軋み音の発生を長期間に亘って抑制することができ、車両の静粛性の向上を図ることができる。ここで、グリス保持面は、シボ加工面又はローレット加工面とすることが好ましい(請求項4の発明)。
請求項5の発明によれば、内側面対向部品の一側部と端部壁対向部品の一側部とを、第1支持ベースとカバーとの対向方向の幅内にてボルト等の締結部材によって固定することは困難であるが、その第1支持ベースとカバーとの対向方向の幅内にて、突当軸体と被突当面とをグリスを介して当接させることで、内側面対向部品の一側部と端部壁対向部品の一側部との擦れ合いによる軋み音の発生を防止することができる。
請求項6のドアロック装置は、ドアに設けた操作部の操作によってラッチ機構によるドアの閉止保持を解除することができ、操作力の伝達経路を断接させることで、操作力がラッチ機構に伝わらない(ドアを閉止状態に維持する)ロック状態と、操作力が伝わる(ドアの閉止状態を解除可能な)アンロック状態とに切り替えることができる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
50 支持ボディ
51 第1支持ベース
55 第2支持ベース
56B ボルト(締結部材)
60 ラッチモジュール(側面部品、端部壁対向部品)
64 ストライカ受容溝
66 被突当面
70 側面カバー(第2部品、内側壁対向部品)
77 突当軸体
90 ドア
91A ドア内側壁
91B ドア端部壁
93 ストライカ
100 ドアロック装置(車両部品)
S 部品収容空間
Claims (6)
- 第1部品の第1側面に第2部品が固定された状態で、前記第1部品のうち前記第1側面の隣の第2側面に側面部品が締結部材にて固定されて、前記側面部品の一側部が前記第2部品の一側部に接合される車両部品において、
前記第2部品と前記側面部品との接合部分の一方から他方に向かって突出し、前記側面部品を固定する前記締結部材の軸方向に延びた突当軸体と、前記接合部分の他方に形成されて前記突当軸体の先端面が突き当てられる被突当面とを備え、前記突当軸体の先端面と前記被突当面との何れか一方を、グリス保持用の凹凸を有したグリス保持面としたことを特徴とする車両部品。 - 車両のドアのうちストライカ挿通孔が形成されたドア端部壁と車内側に配置されたドア内側壁との角部内側に取り付けられ、ストライカと係合して前記ドアを閉止状態に保持可能に構成され、
前記ドア内側壁に対向配置される内側壁対向部品が、共通固定部品の第1側面に固定された状態で、前記ドア端部壁に対向配置される端部壁対向部品が、前記共通固定部品のうち前記第1側面の隣の第2側面に締結部材にて固定されて、前記端部壁対向部品の一側部が前記内側壁対向部品の一側部に接合されるドアロック装置において、
前記内側壁対向部品と前記端部壁対向部品との接合部分の一方から他方に向かって突出し、前記端部壁対向部品を固定する前記締結部材の軸方向に延びた突当軸体と、前記接合部分の他方に形成されて前記突当軸体の先端面が突き当てられる被突当面とを備え、前記突当軸体の先端面と前記被突当面との何れか一方を、グリス保持用の凹凸を有したグリス保持面としたことを特徴とするドアロック装置。 - 車両のドアのうちストライカ挿通孔が形成されたドア端部壁と車内側に配置されたドア内側壁との角部内側に取り付けられ、ストライカと係合して前記ドアを閉止状態に保持可能に構成され、
前記ドア内側壁に対向配置される内側壁対向部品の第1側面に、共通固定部品が固定された状態で、前記ドア端部壁に対向配置される端部壁対向部品が、前記内側壁対向部品のうち前記第1側面の隣の第2側面に締結部材にて固定されて、前記端部壁対向部品の一側部が前記共通固定部品の一側部に接合されるドアロック装置において、
前記共通固定部品と前記端部壁対向部品との接合部分の一方から他方に向かって突出し、前記端部壁対向部品を固定する前記締結部材の軸方向に延びた突当軸体と、前記接合部分の他方に形成されて前記突当軸体の先端面が突き当てられる被突当面とを備え、前記突当軸体の先端面と前記被突当面との何れか一方を、グリス保持用の凹凸を有したグリス保持面としたことを特徴とするドアロック装置。 - 前記グリス保持面は、シボ加工面又はローレット加工面であることを特徴とする請求項2又は3に記載のドアロック装置。
- 前記共通固定部品は、前記ドア内側壁に沿う第1支持ベースと前記ドア端部壁に沿う第2支持ベースとを有する支持ボディを備え、
前記内側壁対向部品は、前記第1支持ベースに対向配置されてその第1支持ベースと共に部品収容空間を形成するカバーであり、
前記突当軸体及び前記被突当面は、前記第1支持ベースと前記カバーとの対向方向の幅内に位置していることを特徴とする請求項2に記載のドアロック装置。 - 前記端部壁対向部品は、ストライカ受容溝と、そのストライカ受容溝に進入した前記ストライカと係合して前記ドアを閉止状態に保持可能なラッチ機構とを備え、
前記共通固定部品は、前記ドアに設けた操作部の操作力を前記ラッチ機構に伝達するための動力伝達機構と、前記動力伝達機構における動力の伝達経路を途中で切り離して前記操作力の伝達を不可能にしたロック状態と、前記操作力の伝達を可能にしたアンロック状態とに切り替えるためのロック切替機構とを有し、
前記突当軸体及び前記当接凹部は、前記ストライカ受容溝の側方位置に設けられていることを特徴とする請求項5に記載のドアロック装置。
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JP2009155889A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Aisin Kiko Co Ltd | ドアロック装置 |
JP2011132694A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Mitsui Kinzoku Act Corp | 車両用ドアラッチ装置 |
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