JP2009155889A - ドアロック装置 - Google Patents

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Atsushi Yamaguchi
敦司 山口
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Abstract

【課題】ラッチ及びポールを内包する樹脂製ハウジングとサブベースの間に隙間がなく、騒音を出さないドアロック装置を提供すること。
【解決手段】鋼鉄製ベース2と、先端に頭部91a、91bを有し他端がベース2にカシメ固定され、ベース2より立ち上がるピン9a、9bと、ベース2及びピンピン9a、9bの頭部91a、91b間に狭持されるラッチ3及びポール4を内包する樹脂製ハウジング10及びハウジング10の一面に当接する鋼鉄製サブベース6と、を備えるドアロック装置1において、ハウジング10は、ベース2及び又はサブベース6と当接する表面部分にベース2及び又はサブベース6に強圧される凸部13を有することを特徴としている。
【選択図】図6

Description

本発明は、ドアを車両ボディに閉鎖状態で保持するドアロック装置に関する。
これまで、ドア側に固定されるベースと、車体に設けられたストライカと噛み合うラッチ及びポールを内包した樹脂製ハウジングと、前記ハウジングの一面に接した状態で取り付けられるサブベースとを備えるドアロック装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−92044号公報
上記従来のドアロック装置では、ベースとサブベースとの間にハウジングがピンによって固定されるが、ピンの長さのばらつきやハウジングの寸法精度等により、ハウジングとサブベースの間に隙間が生じる。隙間があると、所謂ガタガタ音を発生し、特にドアを閉める際に騒音となる。また、故障の原因になる恐れがある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、ハウジングとサブベースの間に隙間がなく、騒音を出さないドアロック装置を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するためになされた本発明のドアロック装置は、鋼鉄製ベースと、先端に頭部を有し他端が前記ベースにカシメ固定され、前記ベースより立ち上がるピンと、前記ベース及び前記ピンの前記頭部間に狭持されるラッチ及びポールを内包する樹脂製ハウジング及び前記ハウジングの一面に当接する鋼鉄製サブベースと、を備えるドアロック装置において、前記ハウジングは、前記ベース及び又は前記サブベースと当接する表面部分に前記ベース及び又は前記サブベースに強圧される凸部を有することを特徴としている。
ハウジングがベース及び又はサブベースと当接する表面部分に凸部をもち、ベースとサブベースとの間に凸部が強圧されるように狭持されているので、凸部が押圧力で弾性変形する。弾性変形した凸部は、常時ベース及びサブベースに復元力(弾性反力)を作用させるので、ハウジングとベース及びサブベースとの当接部位に隙間が生じることがない。その結果、ガタガタ音を発生することがない。
また、前記本発明のドアロック装置において、前記ピンは所定長さの軸部をもつようにするとよい。
所定の長さを、ハウジングの高さ、凸部の高さ及びサブベースの厚さの合計未満にすることで、ピンをベースにカシメ固定するだけで凸部を強圧できる。
また、前記本発明のドアロック装置において、前記凸部は、前記ハウジングの前記表面部分に形成された突起状突部であることが望ましい。
樹脂製ハウジングは、成形によって作製されるので、突起状突部が一体成形で形成される。その結果、低コスト化が図られる。
また、前記凸部は、前記ハウジングの前記表面部分が弧状に盛り上がった弧状盛り上がり部であるとよい。
ハウジングがベースとサブベースとの間に狭持されることによって弧状盛り上がり部は、弾性変形する。弾性変形した弧状盛り上がり部の復元力(弾性反力)が大きいので、ハウジングとベース及びサブベースとの当接部位に隙間が一切生じない。その結果、ガタガタ音の発生を確実に抑えることができる。
ハウジングがベース及び又はサブベースと当接する表面部分に凸部をもち、ベースとサブベースとの間に凸部が強圧されるように狭持されているので、凸部が押圧力で弾性変形する。弾性変形した凸部は、常時ベース及び又はサブベースに復元力(弾性反力)を作用させるので、ハウジングとベース及びサブベースとの当接部位に隙間が生じることがない。その結果、ガタガタ音を発生することがない。
(実施形態1)実施形態1のドアロック装置を図1〜図8aを用いて説明する。図1はドアロック装置を上から見た平面図、図2はドアロック装置の斜視図、図3は下から見た平面図、図4はベースとサブベース間のハウジングを非表示にした斜視図、図5はドアロック装置の分解斜視図、図6は図3におけるG−G線断面図、図7は図4で非表示にしたハウジングの斜視図、図8は図6の点線円内の拡大模式図である。
ドアロック装置1は、鋼鉄製ベース2と、先端に頭部91a、91bを有し他端がベースにカシメ固定されベース2より立ち上がるピン9a、9bと、ベース2及びピン9a、9bの頭部91a、91b間に狭持されるラッチ3及びポール4を内包する樹脂製ハウジング10及びハウジング10の一面に当接する鋼鉄製サブベース6と、を備えている。ハウジング10は、ベース2及び又はサブベース6と当接する表面部分12にベース2及び又はサブベース6に強圧される凸部13を有している。
ベース2にはドアの閉操作により車体に固定されたストライカが嵌挿可能な嵌挿溝21が形成されている(図3、図5参照。)。ベース2の上方にはピン9aとピン9bとでL字上のサブベース6が支持されている(図4、5参照。)。
ベース2とサブベース6との間にはラッチ3がピン9aにより回動可能に枢支されている(図4参照。)。このラッチ3には、ストライカの嵌挿溝21への嵌挿によりストライカと係合可能な係合溝31及びストライカと係合溝31との係合状態つまりドアの閉状態を設定する爪部32とがそれぞれ形成されている。ピン9a回りには一端がラッチ3に係止され、他端がハウジング10に係止されたラッチスプリング(不図示)が配設されており、ラッチ3を矢印A(図4参照。)方向に常時付勢している。
ベース2とサブベース6との間にはポール4がピン9bにより回動可能に枢支されている(図4、5参照。)。このポール4にはドアの閉状態においてラッチ3の爪部32と係合可能な爪部43が形成されており、この爪部43と爪部32との係合によりラッチスプリングの付勢力に抗してラッチ3の回動を規制している。
ピン9bの回りには、一端がポール4に係止され他端がハウジング10に係止されたポールスプリング12が配設されており、ポール4を矢印B(図4参照。)方向つまり爪部32と爪部43との係合を保持する方向に常時付勢している。
ポール4には、アーム部42が形成されている。このアーム部42の端部側にはオープンレバー5と係合する係合部41が摺動可能に保持されている。この係合部41は、スライダ412と軸部411とを有している(図5参照。)。
サブベース6には、オープンレバー5がピン9bにより回動可能に枢支されている。このオープンレバー5には、アーム部52にが形成されている。このアーム部52の端部にはポール4の軸部411と係合する係合部51が形成されている。オープンレバー5の一端部とハウジング10との間にはスプリング11が配設されており、オープンレバー5を矢印C(図1参照。)方向に常時付勢している。
サブベース6の立壁61には、インサイドレバー8が回動可能に枢支されており、このインサイドレバー8は、オープンレバー5の他端と係合している。
また、立壁61には、ロッキングレバー7が回動可能に枢支されている。ロッキングレバー7には、ピン9bを中心とした円弧形状の長穴71が形成されており、この長穴71には、ポール4の軸部411が係合している(図2参照。)。
次に、図5及び図6を参照しながらドアロック装置1の組み立てについて説明する。
樹脂製ハウジング10のサブベース6と当接する表面部分12には、凸部として突起状突部13が射出成形によって一体的に形成されている(図6〜図8a参照。)。ピン9a、9bは、軸部92a、92bの一端部側に鍔状の頭部91a、91bを、他端部側に軸部92a、92bより小径のカシメ部を、それぞれもっている。また、軸部92a、92bの長さを所定の長さLに設定してある。すなわち、ハウジング10のベース2に当接する面11からサブベース6に当接する面12までの高さをh1、面11から軸部92bの段差部がベース2に当接する面14までの高さをh0、突起状突部13の弾性変形する前の高さをh2、サブベース6の厚さをtとする(図6参照。)と、
L<(h1+h2+t−h0) (1)
と表される。
図5の分解図において、上記のようなピン9a、9bに下から順次部品が組み付けられて行き、最後に図6に示すように、軸部92a(不図示)、92bのカシメ部93a(不図示)、93bとの段差部がベース2の面14に当接するようにカシメられ、組み立て固定される。
ピン9a、9bの軸部92a、92bの長さLが(1)式を満たしているので、突起状突部13はサブベース6で押さえられ、点線で示す形状から実線で示す形状に弾性変形する(図8a参照。)。弾性変形した突起状突部13は押さえられる前の点線で示す形状に復帰しようとするので、突起状突部13とサブベース6との間及びハウジング10のベース2に当接する面とベース2との間に隙間が生じない。
次に、最良の形態のドアロック装置の動作を説明する。
図1〜図4は、ロッキングレバー7がアンロック状態にあり、ポール4とオープンレバー5とが一体回転可能且つストライカとラッチ3とが係合状態で爪部32と爪部43とが係合状態つまりドアが開操作によりドアを開状態にすることができる状態でのドアの閉状態を表している。この状態において、インサイドレバー8を矢印D(図2、4参照。)方向に回動操作すると、インサイドレバー8とオープンレバー5の他端との係合により、オープンレバー5は、スプリング11の付勢力に抗して矢印C’(図1参照。)方向に回動する。このオープンレバー5の回動により、オープンレバー5の係合部51がポール4の軸部411と係合して軸部411を矢印D方向に、スプリング12の付勢力に抗して回動させる。これにより、ラッチ3の爪部32とポール4の爪部43との係合が解除され、ドアが開可能状態になり、ドアを開操作することにより、ラッチ3のスプリングの付勢力により矢印A方向に回動すると共に、ストライカが係合溝31、嵌挿溝21より離脱してドアが開状態となる。
また、図1〜図4の状態において、ロッキングレバー7を矢印E(図2、4参照。)方向に回動操作すると、ポール4の軸部411と長穴71との係合により、スライダ412が矢印F(図2、3参照。)方向に摺動する。これにより、軸部411がオープンレバー5の回動軌道から外れ、オープンレバー5を矢印D方向に回動操作しても、ラッチ3の爪部32とポール4の爪部43との係合を解除できないロック状態となる。すなわち、この状態でインサイドレバー8を回動操作しても、オープンレバー5の回動がポール4には伝達されず、ドアを開操作してもドアは開状態とはならない。
強圧されて弾性変形した突起状突部13が変形する前の形状に復帰しようとするので、ベース2及びサブベース6とハウジング10の間に隙間が生じない。その結果、上記のようにドアロック装置を動作させてドアを開閉操作しても、騒音を発生することがない。
(実施形態2)本実施形態のドアロック装置は、ハウジングのベース及び又はサブベースと当接する表面部分に形成された凸部のみが実施形態1と異なるだけで、他は同じである。本実施形態の凸部は、図8bに示すように、ハウジング10の表面部分12が弧状に盛り上がった弧状盛り上がり部13’である。
ハウジング10がベース2とサブベース6との間に狭持されることによって弧状盛り上がり部13’は、弾性変形する。弾性変形した弧状盛り上がり部13’の復元力(弾性反力)が大きいので、ベース2及びサブベース6とハウジング10の間に隙間が一切生じない。その結果、ガタガタ音の発生を確実に抑えることができる。
弧状盛り上がり部13’を図8cに示すように、弧状盛り上がり部の一端が表面部分12から切り離された爪状盛り上がり部13”としてもよい。
ドアロック装置を上から見た平面図である。 ドアロック装置の斜視図である。 ドアロック装置を下から見た平面図である。 図2においてハウジングを非表示にしたドアロック装置の斜視図である。 ドアロック装置の分解斜視図である。 図3におけるG−G線断面図である。 図4で非表示にしたハウジングの斜視図である。 図6の点線円内の拡大模式図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・ドアロック装置
2・・・・・・・・・ベース
3・・・・・・・・・ラッチ
4・・・・・・・・・ポール
9a 、9b ・・・・・ピン
91a、91b・・・頭部
92a、92b・・・軸部
10・・・・・・・・ハウジング
13・・・・・・・・凸部(突起状突部)
13’・・・・・・・弧状盛り上がり部

Claims (4)

  1. 鋼鉄製ベースと、先端に頭部を有し他端が前記ベースにカシメ固定され前記ベースより立ち上がるピンと、前記ベース及び前記ピンの前記頭部間に狭持されるラッチ及びポールを内包する樹脂製ハウジング及び前記ハウジングの一面に当接する鋼鉄製サブベースと、を備えるドアロック装置において、
    前記ハウジングは、前記ベース及び又は前記サブベースと当接する表面部分に前記ベース及び又は前記サブベースに強圧される凸部を有することを特徴とするドアロック装置。
  2. 前記ピンは所定長さの軸部をもつ請求項1に記載のドアロック装置。
  3. 前記凸部は、前記ハウジングの前記表面部分に形成された突起状突部である請求項1又は2に記載のドアロック装置。
  4. 前記凸部は、前記ハウジングの前記表面部分が弧状に盛り上がった弧状盛り上がり部である請求項1又は2に記載のドアロック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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