JP2015101863A - 車両用ドアラッチ装置 - Google Patents

車両用ドアラッチ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015101863A
JP2015101863A JP2013242124A JP2013242124A JP2015101863A JP 2015101863 A JP2015101863 A JP 2015101863A JP 2013242124 A JP2013242124 A JP 2013242124A JP 2013242124 A JP2013242124 A JP 2013242124A JP 2015101863 A JP2015101863 A JP 2015101863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pole
arm
vehicle door
latch device
door latch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013242124A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6237153B2 (ja
Inventor
西尾 貴士
Takashi Nishio
貴士 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2013242124A priority Critical patent/JP6237153B2/ja
Priority to US15/038,326 priority patent/US20160290021A1/en
Priority to CN201480063387.3A priority patent/CN105745388B/zh
Priority to PCT/JP2014/072597 priority patent/WO2015075989A1/ja
Priority to EP14864407.3A priority patent/EP3073036B1/en
Publication of JP2015101863A publication Critical patent/JP2015101863A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6237153B2 publication Critical patent/JP6237153B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/20Bolts or detents
    • E05B85/24Bolts rotating about an axis
    • E05B85/26Cooperation between bolts and detents
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B15/00Other details of locks; Parts for engagement by bolts of fastening devices
    • E05B15/04Spring arrangements in locks
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/20Bolts or detents
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C3/00Fastening devices with bolts moving pivotally or rotatively
    • E05C3/12Fastening devices with bolts moving pivotally or rotatively with latching action
    • E05C3/124Fastening devices with bolts moving pivotally or rotatively with latching action with latch under compression force between its pivot and the striker

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】ストライカとの係合によってドア閉鎖方向に回転するラッチと、ラッチと係合可能なポールと、ポールをラッチとの係合位置に向けて付勢するためのポールリターンスプリングとを備える車両用ドアラッチ装置において、ポールの作動性の向上を図る技術を提供する。
【解決手段】車両用ドアラッチ装置100は、ポール120をラッチ110との係合位置に向けて弾性付勢するためのポールリターンスプリング130とを備え、ポールリターンスプリング130は、コイル状に形成されポール120の回転中心から離間した位置にコイル中心を有するコイルばね部131と、コイルばね部131の一方の端部131aからポール120の被当接面に沿って延出する延出アーム132とを備え、延出アーム132は、ポール120の被当接面のうち相対的に面粗度の高い破断面から外れた剪断面に当接するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に設けられる車両用ドアラッチ装置に関する。
下記特許文献1には車両用ドアラッチ装置の一例が開示されている。この車両用ドアラッチ装置は、車体側のストライカとの係合によってドア閉鎖方向に回転するラッチと、ラッチと係合可能なポールと、ポールをラッチとの係合位置に向けて弾性付勢するためのポールリターンスプリングとを備えている。ポールリターンスプリングは、そのポール側端部がポールのスプリング係止部に当接するように構成されている。この場合、車両ドアの閉鎖により、ラッチがストライカによって押圧されてドア閉鎖方向に回転するとともにポールがラッチに係合し、車両ドアが半ドア状態又は全閉状態で保持される。一方で、ドアハンドルの操作により、ポールがポールリターンスプリングの弾性付勢力に抗してラッチとの係合を解除する方向に回転することで、車両ドアが開放可能になる。
国際公開WO2011/1020547A1
(発明が解決しようとする課題)
上記の車両用ドアラッチ装置では、ポールを回転可能に支持する支持軸とポールリターンスプリングの取付軸とが互いに離間して配置されている。このため、ポールがポールリターンスプリングからの弾性付勢力を受けつつ支持軸を中心に回転する際、ポールのスプリング係止部の被当接面とポールリターンスプリングのポール側端部との間に滑りが発生する。この場合、ポールのスプリング係止部の被当接面の凹凸が大きいと前記の滑りが妨げられ易くなるためポールの回転時の作動性が低下するという問題が生じ得る。特にポールを金属板のプレス成形によって形成すると、スプリング係止部に凹凸が特に大きい破断面(凹凸面)が含まれることになり上記の問題がより顕著になる。
そこで本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的の1つは、ストライカとの係合によってドア閉鎖方向に回転するラッチと、ラッチと係合可能なポールと、ポールをラッチとの係合位置に向けて弾性付勢するためのポールリターンスプリングと、を備える車両用ドアラッチ装置において、ポールの作動性の向上を図るのに有効な技術を提供することである。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明に係る車両用ドアラッチ装置は、ラッチ、ポール及びポールリターンスプリングを含む。ラッチは、ストライカとの係合によってドア閉鎖方向に回転する。ポールは、支持軸を中心に第1位置と第2位置との間で回転可能である。このポールは、第1位置においてラッチと係合することによってラッチのドア開放方向への回転を阻止し、第2位置においてラッチとの係合を解除することによってラッチのドア開放方向への回転の阻止を解除する。ポールリターンスプリングは、ポールを第1位置に向けて弾性付勢するために、ポールに設けられた被当接面に当接する。このポールリターンスプリングは、コイル状に形成されポールの回転中心から離間した位置にコイル中心を有するコイルばね部と、コイルばね部の一方の端部からポールの被当接面に沿って延出する延出アームと、を備える。
本構成によれば、ポールがポールリターンスプリングからの弾性付勢力を受けつつ回転する際に、ポールの被当接面とポールリターンスプリングの延出アームとの間に滑りが生じる。この場合、被当接面の凹凸が大きいと前記の滑りが妨げられ易くなるためポールの回転時の作動性が低下する。そこで、本発明では、ポールリターンスプリングの延出アームは、ポールの被当接面のうち相対的に面粗度の高い第1領域から外れた第2領域に当接するように構成されている。即ち、延出アームは被当接面のうち滑り易い(摺動抵抗の低い)領域に選択的に当接する。これにより、ポールの被当接面とポールリターンスプリングの延出アームとの間の滑りが妨げられにくくなり、その結果、ポールの回転時の作動性を向上させることができる。
上記の車両用ドアラッチ装置では、延出アームは、アーム基端部、アーム先端部及びアーム傾斜部を備えるのが好ましい。アーム基端部は、コイルばね部の一方の端部に連接して設けられ被当接面の第1領域に対向する部位である。アーム先端部は、アーム基端部とは反対側に設けられ被当接面の第2領域に当接する部位である。アーム傾斜部は、アーム基端部とアーム先端部との間においてアーム先端部に向かうにつれて被当接面に近接するように被当接面に対して傾斜した部位である。この場合、アーム傾斜部は、延出アームのアーム基端部からアーム先端部まで間の領域の全部又は一部によって構成され得る。これにより、延出アームが面粗度の高い領域との当接を回避しつつ面粗度の低い領域に当接する構造を、延出アームに比較的に簡単に設けることが可能なアーム傾斜部を用いて構築することができる。
上記の車両用ドアラッチ装置では、延出アームのアーム傾斜部は、ポールが第1位置にある場合と第2位置にある場合の双方の場合において被当接面に対して予め設定された最小傾斜角度を上回る角度で傾斜するように構成されるのが好ましい。ここで、ポールが第1位置にある場合と第2位置にある場合とでは、被当接面に対する延出アームの接触態様が変化するため、この変化に対処するべくアーム傾斜部の傾斜角度が双方の位置において最小傾斜角度を上回るように設定するのが有効である。その結果、ポールの回転位置に関わらず延出アームを面粗度の高い領域との当接が常に回避された状態で被当接面に確実に当接させることができる。
上記の車両用ドアラッチ装置では、アーム傾斜部は、延出アームに対する1つの形態の予備曲げによって形成されるのが好ましい。この予備曲げでは、アーム先端部がポールの被当接面に対して平行状に延在する基準状態からアーム基端部を中心に被当接面に向かう方向に回転するように予め曲げられる。この予備曲げにより延出アームにアーム傾斜部を簡単に設けることが可能になる。
上記の車両用ドアラッチ装置では、アーム傾斜部は、延出アームに対する別の形態の予備曲げによって形成されるのが好ましい。この予備曲げでは、アーム先端部がポールの被当接面に対して平行状に延在する基準状態からアーム基端部を中心に被当接面に向かう第1曲げ方向に回転し且つ被当接面に沿った第2曲げ方向に回転するように予め複合的に曲げられる。この予備曲げにより延出アームにアーム傾斜部を簡単に設けることが可能になる。
上記の車両用ドアラッチ装置では、延出アームのアーム先端部は、ポールの被当接面の第2領域に向けて突出するように予め曲げられた曲げ部を備え、この曲げ部の突曲面において第2領域に当接するのが好ましい。これにより、ポールの回転時に延出アームが被当接面の第2領域上を摺動する際の摺動抵抗を、曲げ部の突曲面によって減らすことが可能になる。
上記の車両用ドアラッチ装置では、ポールの被当接面は、板状部材に対する板厚方向のプレス成形によって形成されたプレス断面であり、このプレス断面に含まれる破断面によって第1領域が構成されるのが好ましい。プレス成形時の破断面は凹凸が特に大きいため、プレス成形によって形成された被当接面にポールリターンスプリングの延出アームが当接する構造に本発明を適用すると特に効果的である。
以上のように、本発明によれば、車両用ドアラッチ装置において、ストライカとの係合によってドア閉鎖方向に回転するラッチと係合可能なポールの作動性の向上を図ることが可能になった。
図1は、車両用ドアラッチ装置100を車両後方から視た図であって、ポール120が第1位置P1にある状態を示す図である。 図2は、図1中の車両用ドアラッチ装置100のA−A線に関する断面構造を示す図である。 図3は、車両用ドアラッチ装置100を車両後方から視た図であって、ポール120が第2位置P2にある状態を示す図である。 図4は、図1中のポール120及びポールリターンスプリング130の斜視図である。 図5は、組付け前のポールリターンスプリング130の平面図である。 図6は、ポール120が第1位置P1及び第2位置P2のそれぞれにある状態で被当接面121とポールリターンスプリング130の延出アーム132との当接の様子を示す図である。 図7は、第1位置P1にあるポール120の被当接面121とポールリターンスプリング130の延出アーム132との当接の様子を図6中のZ1方向から視た図である。 図8は、第2位置P2にあるポール120の被当接面121とポールリターンスプリング130の延出アーム132との当接の様子を図6中のZ2方向から視た図である。 図9は、図7中の延出アーム132の変更例に係る延出アーム232の構成を示す図である。 図10は、図7中の延出アーム132の変更例に係る延出アーム332の構成を示す図である。 図11は、図7中の延出アーム132の変更例に係る延出アーム432の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。なお、当該図面では、車両左方及び車両右方をそれぞれ矢印X1及び矢印X2で示し、また車両上方及び車両下方をそれぞれ矢印Y1及び矢印Y2で示している。車両ドアに組付けられる前の状態の車両用ドアラッチ装置に対して、また車両ドアに組付けられた後の状態の車両用ドアラッチ装置に対して、これらの方向を適用することができる。
本実施の形態の車両用ドアラッチ装置(以下、単に「ドアラッチ装置」ともいう)100は、車両ドアのドアアウタパネルとドアインナパネルとによって区画される領域にドアロック装置(図示省略)とともに装着される。従ってこのドアラッチ装置を「ドアロック装置のラッチ機構」ということもできる。
図1には、車体右側の車両ドア10に装着されるドアラッチ装置100をボデー101からベースプレート(後述のベースプレート106)が取り外された状態で車両後方から視た様子が示されている。ドアラッチ装置100は、樹脂製のボデー101を備え、このボデー101に対して直接的或いは間接的に複数の構成要素が取り付けられている。複数の構成要素には、金属製のラッチ110、ばね鋼製のラッチリターンスプリング111、金属製のポール120、ばね鋼製のポールリターンスプリング130、ゴム製のストッパ140等が含まれる。
ボデー101は、第1収容部101a、第2収容部101b、スプリング取付部102、ストライカ挿通溝103を備えている。第1収容部101aは、ラッチ110を回動可能に収容する。第2収容部101bは、ポール120を回動可能に収容する。ラッチ110はポール120と係合可能に構成されている。この目的のために、第1収容部101a及び第2収容部101bは、ラッチ110とポール120が係合する領域において互いに連通している。スプリング取付部102にポールリターンスプリング130が取り付けられる。この目的のために、スプリング取付部102は、ポールリターンスプリング130のコイルばね部131を保持するための軸部102aと、コイルばね部131のボデー側端部131bを係止するための係止部(係止突起)102bを備えている。ストライカ挿通溝103は、車両左右方向X1,X2に沿って水平状に延在する溝であり、車体に取付けられた周知のストライカ20(図1中の二点鎖線(仮想線)参照)が進入可能に構成されている。ストライカ20は、車両ドア10の閉鎖時にストライカ挿通溝103に進入し、車両ドア10の開放時にストライカ挿通溝103から退避する。なお、ストライカ20が車体に取り付けられる構成に代えて、ストライカ20が車両ドア10に取り付けられる構成に採用することもできる。この構成の場合、ドアラッチ装置100は車体に取り付けられる。
ラッチ110は、取付孔110a、ストライカ保持溝110b、ハーフラッチ爪110c、フルラッチ爪110d、スプリング係止孔110e及び係合突部110fを備え、ボデー101に取り付けられた支持軸104に回転可能に支持されている。このラッチ110は、車両ドア10が閉鎖される際にストライカ20との係合によってドア閉鎖方向に押圧されて支持軸104を中心に回転する一方で、ラッチリターンスプリング111によって所定の復帰位置に向けて図1中の時計回転方向に常時に弾性付勢されるように構成されている。この場合、ラッチ110の所定の復帰位置は、その係合突部110fがボデー101側の突起(図示省略)に係合して係止される位置として規定される。このラッチ110が本発明の「ラッチ」に相当する。
ラッチリターンスプリング111は、支持軸104に同軸的に組付けられ、ラッチ110とともにボデー101の第1収容部101aに収容されている。このラッチリターンスプリング111は、一方の端部がボデー101に係止され、他方の端部がラッチ110のスプリング係止孔110eに係止されている。
取付孔110aは、ラッチ110を支持軸104に対して回転可能に組付けるためのものである。ストライカ保持溝110bは、車両ドア10の開閉時にストライカ20を摺動可能に係合する溝であり、ボデー101に取付けられるベースプレート(図2に示すベースプレート106)に設けられたストライカ挿通スリット(図示省略)との協働によってストライカ20を保持可能に構成されている。
ハーフラッチ爪110cは、車両ドア10のドア開放状態から半ドア状態までの間において、ポール120の係合部120aと摺動可能に係合するように構成されている。特に、車両ドア10の半ドア状態ではポール120の係合部120aによってこのハーフラッチ爪110cの図1中の時計回転方向への回転(ラッチ110の復帰位置への回転)が規制される。フルラッチ爪110dは、車両ドア10のドア閉鎖近傍状態からドア閉鎖状態までの間において、ポール120の係合部120aと摺動可能に係合するように構成されている。特に、車両ドア10の閉鎖状態ではポール120の係合部120aによってこのフルラッチ爪110dの図1中の時計回転方向への回転(ラッチ110の復帰位置への回転)が規制される。
図3に示すように、ポール120は、支持軸105を中心に二点鎖線で示す第1位置P1と実線で示す第2位置P2との間で回転可能である。このポール120は、第1位置P1において係合部120aがラッチ110と係合することによってラッチ110のドア開放方向への回転を阻止するように構成されている。これにより、ラッチ110の復帰位置への回転が阻止される。一方で、このポール120は、第2位置P2においてラッチ110との係合を解除することによってラッチ110のドア開放方向への回転の阻止を解除するように構成されている。これにより、ラッチ110の復帰位置への回転が可能になる。
ポール120は、上記の係合部120aに加えて、取付孔120b、スプリング係止部120c及び係合突部120dを備えている。取付孔120bは、ポール120に支持軸105を取付けるためのものである。ポール120は、ボデー101に対して、この取付孔120bに取り付けられた支持軸105を介して回転可能に支持されている。スプリング係止部120cは、ポールリターンスプリング130と係合している。このスプリング係止部120cには平坦状の被当接面121が設けられており、この被当接面121にポールリターンスプリング130が当接するように構成されている。このため、ポール120は、ポールリターンスプリング130によって第1位置P1に向けて常時に弾性付勢されている。この場合、ポール120の第1位置P1は、その係合突部120dがボデー101に組付けられたストッパ140に係合して係止される位置として規定される。
図2に示すように、ポール120は支持軸105に対して相対回転可能に組み付けられている。また、車両ドア10に設けられたアウトサイドドアハンドルやインサイドドアハンドル(共に図示省略)のドア開放操作に伴って作動するリフトレバー107も、支持軸105に対して相対回転可能に組み付けられている。なお、ポール120に設けられた貫通孔122に対して、リフトレバー107に設けられた突部108が嵌合することにより、ポール120とリフトレバー107とが一体的に回転可能に構成されている。勿論、本構成をポール120、支持軸105及びリフトレバー107が一体的に回転可能な構成に変更してもよい。このため、ドア開放操作時にこのリフトレバー107が作動することによって、ポール120は支持軸105とともにポールリターンスプリング130の弾性付勢力に抗して第1位置P1から第2位置P2に向けて時計回転方向に回転する。この場合、ポール120が第1位置P1にある状態は、ポールリターンスプリング130がボデー101に組付けられた初期状態(「セット状態」ともいう)である。一方で、ポール120が第2位置P2にある状態は、ポールリターンスプリング130の撓みが使用範囲内で最大であり、ポール120がポールリターンスプリング130から受ける弾性付勢力が最大になる状態(「フル状態」ともいう)である。ここでいうポール120及びポールリターンスプリング130がそれぞれ、本発明の「ポール」及び「ポールリターンスプリング」に相当する。
図4が参照されるように、ポールリターンスプリング130は、コイル状に形成されたコイルばね部131を備え、このコイルばね部131のコイル中心C2のまわりにねじりモーメントを受けるスプリング、所謂「トーションコイルスプリング(ねじりコイルばね)」である。このポールリターンスプリング130は、コイルばね部131のコイル中心C2がポール120の回転中心C1と平行に延在し、且つ径方向に互いに離間して配置される構成になっている。このポールリターンスプリング130は、コイルばね部131の一方の端部131aからポール120の被当接面121に沿って延出する延出アーム132を備えている。この場合、延出アーム132の延出方向はコイル中心C2の延在方向に概ね合致している。これによりポールリターンスプリング130の一方の端部が略L字状の形状をなす。ここでいうコイルばね部131及び延出アーム132がそれぞれ本発明の「コイルばね部」及び「延出アーム」に相当する。
一方で、ポール120は、金属製の板状部材を板厚方向にプレス成形することによって形成されている。このプレス成形は、金属製の板状部材を図4中の上方から下方に剪断した後に所定の形状となるように、成形型を用いて行われている。この場合、ポール120のスプリング係止部120cに設けられた被当接面121は、この板状部材のプレス成形によって形成されたプレス断面である。従って、この被当接面121には、板厚方向の一方の端部に破断面121aが含まれ、且つ板厚方向の他方の端部に剪断面121bが含まれる。破断面121aは、相対的に面粗度の高い(凹凸が大きい)凹凸面である。これに対して、剪断面121bは、破断面121aに比して面粗度が低い(凹凸が小さい)面である。ここでいう破断面121a及び剪断面121bがそれぞれ本発明の「第1領域」及び「第2領域」に相当する。
上記構成のポール120は、ポールリターンスプリング130から弾性付勢力を受けつつ支持軸105を中心に回転する際、スプリング係止部102c(被当接面121)とポールリターンスプリング130の延出アーム132との間に滑りが発生する。詳細については後述するが、この滑りの発生は前述のようにポールリターンスプリング130のコイル中心C2がポール120の回転中心C1から径方向に離間して配置されることに起因している。この場合、ポールリターンスプリング130の延出アーム132が被当接面121のうち凹凸が大きい破断面121aに当接すると前記の滑りが妨げられ易くなるためポール120の回転時の作動性が低下する。そこで、本発明では、ポールリターンスプリング130の延出アーム132が被当接面121の破断面121aに当接するのを回避できるように延出アーム132の形状を工夫することによってこの問題を解決している。以下、延出アーム132の形状の特徴について具体的に説明する。
図4に示すように、ポールリターンスプリング130の延出アーム132は、アーム基端部133、アーム先端部134及びアーム傾斜部135を備えている。アーム基端部133は、コイルばね部131の一方の端部131aに連接して設けられ、ポール120の被当接面121のうち破断面121aに離間した状態で対向するように構成されている。アーム先端部134は、延出アーム132のうちアーム基端部133とは反対側に設けられ曲げ部136を有する。曲げ部136は、アーム先端部134がポール120の被当接面121の剪断面121bに向けて突出するように予め「くの字」状に曲げられることによって形成され得る。そして、アーム先端部134は、曲げ部136の突曲面において剪断面121bに当接するように構成されている。即ち、延出アーム132は被当接面121のうち滑り易い(摺動抵抗の低い)領域に選択的に当接する(片当たりする)。アーム傾斜部135は、アーム基端部133とアーム先端部134との間においてアーム先端部134に向かうにつれて被当接面121に近接するように被当接面121に対して所定の傾斜角度で傾斜している。ここでいうアーム基端部133、アーム先端部134、アーム傾斜部135及び曲げ部136がそれぞれ、本発明の「アーム基端部」、「アーム先端部」、「アーム傾斜部」及び「曲げ部」に相当する。
上記構成の延出アーム132によれば、破断面121aとの当接を回避することによって被当接面121との間の滑りが妨げられにくくなり、その結果、ポール120の回転時の作動性を向上させることができる。プレス成形時の破断面は凹凸が特に大きいため、プレス成形によって被当接面121にポールリターンスプリング130の延出アーム132が当接する構造に本構成を適用すると特に効果的である。また、被当接面121に対して曲げ部136の突曲面を面接触させることによって面当たりが滑らかになるため、ポール120の回転時に延出アーム132が被当接面121の剪断面121b上を摺動する際の摺動抵抗を減らすことが可能になる。また、この曲げ部136は被当接面121の面幅(図4中の面幅d)の範囲内に位置するため、ポール120の回転時等に延出アーム132の位置が被当接面121の面幅dの方向にずれた場合であっても、延出アーム132のアーム先端部134が被当接面121から離脱するのを阻止することができる。
上記構成の延出アーム132では、特定の予備曲げによってアーム傾斜部135を形成するのが好ましい。図5が参照されるように、この予備曲げでは、アーム先端部134が所定の基準状態からアーム基端部133を中心に第1曲げ方向D1に回転し且つ第2曲げ方向D2に回転するように予め複合的に曲げられる。この場合、「所定の基準位置」は、コイルばね部131の一方の端部131aが延在する軸線C3に直交する基準軸線C4上にアーム先端部134が延在する状態として定義され得る。第1曲げ方向D1は、軸線C3及び基準軸線C4の双方に直交する方向として定義され得る。第2曲げ方向D2は、第1曲げ方向D1及び軸線C3の双方に直交する方向として定義され得る。特に、図6が参照されるように、第1位置P1にあるポール120の被当接面121に対してアーム先端部134が平行状に延在する状態を所定の基準状態として定義するのが好ましい。また、第1位置P1にあるポール120の被当接面121に向かう方向を第1曲げ方向D1として定義し、この被当接面121に沿った方向を第2曲げ方向D2として定義するのが好ましい。これにより、延出アーム132が破断面121aとの当接を回避しつつ剪断面121bに当接する構造を、予備曲げによって延出アーム132に比較的に簡単に設けることが可能なアーム傾斜部135を用いて構築することができる。
ここで、図6に示すように、ポール120の被当接面121に対する延出アーム132の当接位置は、ポール120が第1位置P1から第2位置P2に移行する過程で矢印D3方向に変化する。これにより、前述のように被当接面121と延出アーム132との間に滑りが発生する。また、この場合、延出アーム132がポール120の被当接面121に当接する領域は、ポール120が第1位置P1にある場合と第2位置P2にある場合とで延出アーム132の軸周り方向について変化する。即ち、ポール120の回転位置に応じて被当接面121に対する延出アーム132の接触態様が変化する。従って、この接触態様の変化に関わらず延出アーム132が被当接面121の破断面121aに当接するのを常に回避するのが好ましい。
そこで、本実施の形態では、ポール120が第1位置P1にある場合と第2位置P2にある場合の双方の場合において被当接面121に対して予め設定された最小傾斜角度θ(min)を上回る角度でアーム傾斜部135が傾斜するように前述の予備曲げを行うことができる。
具体的には、図7に示すように、ポール120が第1位置P1にあるときにポールリターンスプリング130を図6中のZ1方向(被当接面121に沿った方向)から視た場合、被当接面121に対するアーム傾斜部135の第1傾斜角度θ1が最小傾斜角度θ(min)を上回るように設定される。また、図8に示すように、ポール120が第2位置P2にあるときにポールリターンスプリング130を図6中のZ2方向(被当接面121に沿った方向)から視た場合、被当接面121に対するアーム傾斜部135の第2傾斜角度θ2が最小傾斜角度θ(min)を上回るように設定される。なお、最小傾斜角度θ(min)は、典型的にはポール120の回転時に延出アーム132が弾性変形した場合でもアーム傾斜部135が被当接面121の破断面121aに接触しないように(即ち、延出アーム132の片当たりが常時に維持されるように)するために、予め実施した試験等に基づいて設定される。
これにより、ポール120の回転位置に応じて被当接面121と延出アーム132との接触態様が変化しても、接触態様の変化に関わらず延出アーム132を破断面121aとの当接が常に回避された状態で被当接面121(剪断面121b)に確実に当接させることができる。その結果、ポール120が第1位置P1と第2位置P2との間で回転する際、被当接面121と延出アーム132との間に滑りが発生するものの、その滑りは滑らかであり、ポール120の作動性の低下、即ち操作フィーリングの悪化は生じない。
なお、ポールリターンスプリング130の延出アーム132が被当接面121の破断面121aに当接するのを回避するという目的に鑑みた場合、上記の延出アーム132の形状とは異なる形状の延出アームを採用することもできる。例えば、図9〜図11のそれぞれに示す形状の延出アームを採用することができる。
図9に示す延出アーム232は、前述の延出アーム132がアームの一部によってアーム傾斜部135を構成するのに対して、アーム基端部233からアーム先端部234までのアーム全体の領域がアーム傾斜部235に相当している。即ち、この延出アーム232では、前述の延出アーム132の曲げ部136に相当する部位が省略されている。この延出アーム232は、アーム先端部234がポール120の被当接面121に対して平行状に延在する基準状態からアーム基端部233を中心に被当接面121に向かう方向(図6中の第1方向D1)に回転するように予め曲げられる予備曲げによって形成される。この予備曲げによれば、ポール120が第1位置P1にある場合には、被当接面121に対するアーム傾斜部235の第1傾斜角度θ1が最小傾斜角度θ(min)を上回るように設定される。また、この予備曲げによれば、ポール120が第2位置P2にある場合についても同様に、被当接面121に対するアーム傾斜部235の傾斜角度が最小傾斜角度θ(min)を上回るように設定可能である。これにより、延出アーム232が被当接面121の破断面121aに当接するのを回避することができる。
図10に示す延出アーム332は、前述の延出アーム132がアーム基端部133側にアーム傾斜部135を備える構成であるのに対して、アーム基端部333からアーム先端部334までの領域のうちアーム先端部334側にアーム傾斜部335を備えている。この延出アーム332によっても、被当接面121の破断面121aに当接するのを回避することができるため、前述の延出アーム132と同様の作用効果を奏する。
図11に示す延出アーム432は、前述の延出アーム132がアーム傾斜部135を備える構成であるのに対して、アーム基端部433からアーム先端部434までの領域のうちアーム傾斜部135に相当する部位を備えておらず、その代わりに段差部435が設けられている。例えば、直線状に延在するアームをクランク状に折り曲げることによって段差部435を設けることができる。この延出アーム432によっても、被当接面121の破断面121aに当接するのを回避することができるため、前述の延出アーム132と同様の作用効果を奏する。
本発明は、上記の典型的な実施形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
上記構成の延出アーム132では、ポール120が第1位置P1にある場合と第2位置P2にある場合の双方の場合においてアーム傾斜部135が被当接面121に対して最小傾斜角度θ(min)を上回る角度で傾斜するという傾斜条件を満たす構成について記載したが、本発明では、ポール120が第1位置P1及び第2位置P2のいずれか一方にある場合にのみ前記の傾斜条件を満たすように構成することもできる。
上記の車両用ドアラッチ装置100では、プレス成形によって形成された被当接面121にポールリターンスプリング130の延出アーム132が当接する構造について記載したが、本発明では、延出アームの当接対象を、プレス成形以外の方法によって形成された被当接面としてもよいことは勿論である。この場合、被当接面のうち相対的に面粗度の低い領域に延出アームが当接するように構成することができる。
本発明では、上記の車両用ドアラッチ装置100の本質的な構造を車両の各車両ドアに適用することができる。例えば、車両前席用の左右のドアや、車両後席用の左右のドア、更には車両後部のドア(バックドア)等に、車両用ドアラッチ装置100の本質的な構造を適用することができる。
10…車両ドア、20…ストライカ、100…(車両用)ドアラッチ装置、101…ボデー、101a…第1収容部、101b…第2収容部、102…スプリング取付部、102a…軸部、102b…係止部、103…ストライカ挿通溝、104,105…支持軸、106…ベースプレート、107…リフトレバー、108…突部、110…ラッチ、110a…取付孔、110b…ストライカ保持溝、110c…ハーフラッチ爪、110d…フルラッチ爪、110e…スプリング係止孔、110f…係合突部、111…ラッチリターンスプリング、120…ポール、120a…係合部、120b…取付孔、120c…スプリング係止部、120d…係合突部、121…被当接面、121a…破断面、121b…剪断面、122…貫通孔、130…ポールリターンスプリング、131…コイルばね部、131a…端部、132…延出アーム、133…アーム基端部、134…アーム先端部、135…アーム傾斜部、136…曲げ部、140…ストッパ

Claims (7)

  1. ストライカとの係合によってドア閉鎖方向に回転するラッチと、
    支持軸を中心に第1位置と第2位置との間で回転可能であり、前記第1位置において前記ラッチと係合することによって前記ラッチのドア開放方向への回転を阻止し、前記第2位置において前記ラッチとの係合を解除することによって前記ラッチのドア開放方向への回転の阻止を解除するポールと、
    前記ポールを前記第1位置に向けて弾性付勢するために、前記ポールに設けられた被当接面に当接するポールリターンスプリングと、
    を含む、車両用ドアラッチ装置であって、
    前記ポールリターンスプリングは、コイル状に形成され前記ポールの回転中心から離間した位置にコイル中心を有するコイルばね部と、前記コイルばね部の一方の端部から前記ポールの前記被当接面に沿って延出する延出アームと、を備え、前記延出アームは、前記ポールの前記被当接面のうち相対的に面粗度の高い第1領域から外れた第2領域に当接するように構成されている、車両用ドアラッチ装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ドアラッチ装置であって、
    前記延出アームは、前記コイルばね部の前記一方の端部に連接して設けられ前記被当接面の前記第1領域に対向するアーム基端部と、前記アーム基端部とは反対側に設けられ前記被当接面の前記第2領域に当接するアーム先端部と、前記アーム基端部と前記アーム先端部との間において前記アーム先端部に向かうにつれて前記被当接面に近接するように前記被当接面に対して傾斜したアーム傾斜部と、を含む、車両用ドアラッチ装置。
  3. 請求項2に記載の車両用ドアラッチ装置であって、
    前記延出アームの前記アーム傾斜部は、前記ポールが前記第1位置にある場合と前記第2位置にある場合の双方の場合において前記被当接面に対して予め設定された最小傾斜角度を上回る角度で傾斜するように構成される、車両用ドアラッチ装置。
  4. 請求項2又は3に記載の車両用ドアラッチ装置であって、
    前記アーム傾斜部は、前記アーム先端部が前記ポールの前記被当接面に対して平行状に延在する基準状態から前記アーム基端部を中心に前記被当接面に向かう方向に回転するように予め曲げられる予備曲げによって形成される、車両用ドアラッチ装置。
  5. 請求項2又は3に記載の車両用ドアラッチ装置であって、
    前記アーム傾斜部は、前記アーム先端部が前記ポールの前記被当接面に対して平行状に延在する基準状態から前記アーム基端部を中心に前記被当接面に向かう第1曲げ方向に回転し且つ前記被当接面に沿った第2曲げ方向に回転するように予め複合的に曲げられる予備曲げによって形成される、車両用ドアラッチ装置。
  6. 請求項2から5のうちのいずれか一項に記載の車両用ドアラッチ装置であって、
    前記延出アームの前記アーム先端部は、前記ポールの前記被当接面の前記第2領域に向けて突出するように予め曲げられた曲げ部を備え、前記曲げ部の突曲面において前記第2領域に当接する、車両用ドアラッチ装置。
  7. 請求項1から6のうちのいずれか一項に記載の車両用ドアラッチ装置であって、
    前記ポールの前記被当接面は、金属製の板状部材に対する板厚方向のプレス成形によって形成されたプレス断面であり、前記プレス断面に含まれる破断面によって前記第1領域が構成される、車両用ドアラッチ装置。
JP2013242124A 2013-11-22 2013-11-22 車両用ドアラッチ装置 Expired - Fee Related JP6237153B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013242124A JP6237153B2 (ja) 2013-11-22 2013-11-22 車両用ドアラッチ装置
US15/038,326 US20160290021A1 (en) 2013-11-22 2014-08-28 Door latch device for vehicle
CN201480063387.3A CN105745388B (zh) 2013-11-22 2014-08-28 车辆用门锁装置
PCT/JP2014/072597 WO2015075989A1 (ja) 2013-11-22 2014-08-28 車両用ドアラッチ装置
EP14864407.3A EP3073036B1 (en) 2013-11-22 2014-08-28 Door latch device for vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013242124A JP6237153B2 (ja) 2013-11-22 2013-11-22 車両用ドアラッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015101863A true JP2015101863A (ja) 2015-06-04
JP6237153B2 JP6237153B2 (ja) 2017-11-29

Family

ID=53179263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013242124A Expired - Fee Related JP6237153B2 (ja) 2013-11-22 2013-11-22 車両用ドアラッチ装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20160290021A1 (ja)
EP (1) EP3073036B1 (ja)
JP (1) JP6237153B2 (ja)
CN (1) CN105745388B (ja)
WO (1) WO2015075989A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018076951A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 トヨタ自動車株式会社 レンジ切替装置のディテント機構
JP2020084528A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 アイシン精機株式会社 車両用ドアロック装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10961752B2 (en) * 2017-09-20 2021-03-30 Kiekert Ag Motor vehicle latch
DE102018101675A1 (de) * 2018-01-25 2019-07-25 Kiekert Ag Kraftfahrzeugschließsystem mit verliersicher montierter Feder
EP3613928B1 (en) * 2018-08-17 2021-06-09 Inteva Products, LLC Inside release spring for vehicle door
US11512510B2 (en) * 2018-10-03 2022-11-29 Magna Closures Inc. Closure latch assembly for vehicle door panels having a latch mechanism with enhanced pawl configuration
CN111703375B (zh) * 2020-06-29 2021-11-30 东风汽车有限公司 汽车行李架和汽车

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040113435A1 (en) * 2002-12-11 2004-06-17 Tri/Mark Corporation Latch assembly for a movable closure element
WO2011102057A1 (ja) * 2010-02-19 2011-08-25 アイシン精機株式会社 自動車用ドアラッチ装置
JP2014134087A (ja) * 2012-12-10 2014-07-24 Aisin Seiki Co Ltd 車両ドアロック装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5293723B2 (ja) * 2010-10-29 2013-09-18 アイシン精機株式会社 車両用ドアロック装置のラッチ機構
JP5743912B2 (ja) * 2012-01-11 2015-07-01 アイシン機工株式会社 ドアロック装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040113435A1 (en) * 2002-12-11 2004-06-17 Tri/Mark Corporation Latch assembly for a movable closure element
WO2011102057A1 (ja) * 2010-02-19 2011-08-25 アイシン精機株式会社 自動車用ドアラッチ装置
JP2014134087A (ja) * 2012-12-10 2014-07-24 Aisin Seiki Co Ltd 車両ドアロック装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018076951A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 トヨタ自動車株式会社 レンジ切替装置のディテント機構
JP2020084528A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 アイシン精機株式会社 車両用ドアロック装置
JP7110939B2 (ja) 2018-11-22 2022-08-02 株式会社アイシン 車両用ドアロック装置
US11466482B2 (en) 2018-11-22 2022-10-11 Aisin Corporation Door lock device for vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
CN105745388B (zh) 2017-10-31
EP3073036B1 (en) 2018-05-02
JP6237153B2 (ja) 2017-11-29
WO2015075989A1 (ja) 2015-05-28
US20160290021A1 (en) 2016-10-06
EP3073036A1 (en) 2016-09-28
CN105745388A (zh) 2016-07-06
EP3073036A4 (en) 2017-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6237153B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置
JP4930882B2 (ja) ドアアウタハンドルの側面衝突時のドアロック装置
US8833812B2 (en) Door lock release mechanism for automobile door
US20070080554A1 (en) Latch mechanism for automotive seat assembly
US9435145B2 (en) Apparatus and method for preventing movement of release mechanism of a vehicle latch
JP2012087473A (ja) 車両のドアハンドル装置
JP2009057039A (ja) 車両用シートのロック装置
WO2017056625A1 (ja) 車両用アウトサイドハンドル装置
JP5050733B2 (ja) ロック装置
JP6074294B2 (ja) 車両用ハンドル装置
JP6292762B2 (ja) ロック装置
JP6035846B2 (ja) 車両用ドアのラッチ構造
JP4714168B2 (ja) ドアハンドル装置
JP4810684B2 (ja) 可動レバーの付勢装置
JP6078881B2 (ja) 自動車用ドアラッチ装置
JP4700489B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JP7192403B2 (ja) 操作装置の操作レバー部
JP2010236245A (ja) 車両のドアハンドル装置
JP2017179780A (ja) 開閉体のロック装置
US20190119961A1 (en) Vehicle door lock device
JP2007197972A (ja) ドアロック装置
JP3985934B2 (ja) ロック装置におけるレバーの操作力伝達構造
JP2018071092A (ja) 車両用ハンドル装置
JP2019190052A (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP2021075954A (ja) 車両用ドアハンドル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171016

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6237153

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees