JP7110939B2 - 車両用ドアロック装置 - Google Patents

車両用ドアロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7110939B2
JP7110939B2 JP2018219092A JP2018219092A JP7110939B2 JP 7110939 B2 JP7110939 B2 JP 7110939B2 JP 2018219092 A JP2018219092 A JP 2018219092A JP 2018219092 A JP2018219092 A JP 2018219092A JP 7110939 B2 JP7110939 B2 JP 7110939B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support member
latch
pole
vehicle door
lock device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018219092A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020084528A (ja
Inventor
翔悟 泉
一記 小島
善樹 尾高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2018219092A priority Critical patent/JP7110939B2/ja
Priority to CN201922027954.2U priority patent/CN211524445U/zh
Priority to US16/690,381 priority patent/US11466482B2/en
Publication of JP2020084528A publication Critical patent/JP2020084528A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7110939B2 publication Critical patent/JP7110939B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B79/00Mounting or connecting vehicle locks or parts thereof
    • E05B79/10Connections between movable lock parts
    • E05B79/20Connections between movable lock parts using flexible connections, e.g. Bowden cables
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/02Vehicle locks characterised by special functions or purposes for accident situations
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/02Vehicle locks characterised by special functions or purposes for accident situations
    • E05B77/10Allowing opening in case of deformed bodywork, e.g. by preventing deformation of lock parts
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/02Lock casings
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C3/00Fastening devices with bolts moving pivotally or rotatively
    • E05C3/12Fastening devices with bolts moving pivotally or rotatively with latching action
    • E05C3/16Fastening devices with bolts moving pivotally or rotatively with latching action with operating handle or equivalent member moving otherwise than rigidly with the latch
    • E05C3/167Fastening devices with bolts moving pivotally or rotatively with latching action with operating handle or equivalent member moving otherwise than rigidly with the latch the latch pivoting about an axis perpendicular to the wing

Description

本発明は、車両用ドアロック装置に関する。
例えば、下記特許文献1及び特許文献2には、車両用ドアロック装置が記載されている。これらの車両用ドアロック装置は、ラッチ、ポールなどの各種レバーを備えている。これらのレバーが略箱状の支持部材(ハウジング)に収容されている。
ラッチは、ハウジングに支持された軸部材のまわりに回動可能に支持されている。車両用ドアが閉じられたとき、ラッチが、車両の本体に設けられたストライカに係合しながら、前記軸部材のまわりに、所定の第1方向へ回動する。また、ポールは、ハウジングに支持された軸部材のまわりに回動可能に支持されている。車両用ドアロック装置は、ポールスプリング(ねじりコイルバネ)を備えている。ポールスプリングの一端部がポールに係止されており、ポールスプリングの他端部がハウジングに係止されている。ポールは、ポールスプリングによって、ラッチ側へ付勢されている。ポールは、ストライカに係合したラッチに係合して、前記第1方向とは反対の第2方向へのラッチの回動を規制する。これにより、車両用ドアが閉じられた状態が保持される。
ポールに連結されたドアハンドルが引かれると、ポールスプリングによるポールの付勢方向とは反対側へポールが回動する。これにより、ポールがラッチから離脱し、ラッチが第2方向へ回動可能になる。すなわち、車両用ドアを開放可能な状態になる。
特開2015-101863号公報 特開2006-266028号公報
ハウジングは、合成樹脂製の第1支持部材(ボディ)と、金属製の第2支持部材(サブベースプレート)とを有する。特許文献1では、ポールスプリングの他端部が第1支持部材に係止されている。車両用ドア(又は車両用ドアロック装置)に衝撃が印加され、第1支部材が破損した場合、ポールが意図通りにラッチ側へ付勢されなくなる。一方、特許文献2では、ポールスプリングの他端部が第2支持部材に係止されている。車両用ドア(又は車両用ドアロック装置)に衝撃印加されたとしても、金属製の第2支持部材は、合成樹脂製の第1支持部材に比べて、破損し難い。したがって、ポールを意図通りにラッチ側へ付勢させ続けることができる。ただし、一般に、第2支持部材は、金属板をプレス加工して形成される。ポールスプリングの他端部が係止される係止部が金属板をプレス加工することにより形成された場合には、係止部が合成樹脂製である場合に比べて、その製造精度(寸法及び位置の精度)が低い。したがって、特許文献1の車両用ドアロック装置に比べて、ポールの付勢力のばらつきが大きい。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ポールスプリングの付勢力のばらつきを抑制できる係止部を備えた車両用ドアロック装置であって、その係止部が破損した場合であっても車両用ドアを意図通りに開閉操作可能な車両用ドアロック装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の車両用ドアロック装置(1)は、支持部材(11、12,13)と、前記支持部材に支持された第1軸部材(14)のまわりに回動可能に支持され、車両用ドア(FD)が閉じられたとき、所定の第1方向へ回動するとともに車両の本体に設けられたストライカに係合するラッチ(15)と、前記支持部材に支持された第2軸部材(17)のまわりに回動可能に支持され、前記ストライカに係合したラッチに係合して、前記第1方向とは反対の第2方向への前記ラッチの回動を規制するポール(18)と、一端部及び他端部を有し、前記一端部及び他端部に所定の方向への外力が加えられて弾性変形する弾性部材(19)であって、弾性変形した状態にて、前記一端部が前記ポールに係合し、且つ前記他端部が前記支持部材に支持され、その弾性力を前記ポールに付与して前記ポールを前記ラッチ側へ付勢する弾性部材と、を備え、前記支持部材は、合成樹脂製の第1支持部材(11)及び金属製の第2支持部材(13)を有し、前記第1支持部材は、前記弾性部材の他端部が係止される第1係止部(111)を有し、前記第2支持部材は、記第1係止部から見て、前記第1係止部が前記弾性部材から受ける弾性力の方向へ離間した位置に設けられた第2係止部(N3)を有する。
また、本発明の一態様において、前記第2支持部材がプレス加工品である。
また、本発明の他の態様において、前記第2軸部材が金属製であり、前記支持部材は、金属製の第3支持部材をさらに有し、前記第2軸部材の一端部が第2支持部材に支持され、前記第2軸部材の他端部が前記第3支持部材に支持されている。
上記のように、通常時には、第1支持部材の第1係止部に、弾性部材の他端部が係止されている。この第1支持部材は、合成樹脂材製であり、比較的(例えば金属板のプレス成型品に比べて)、その製造精度が高い。したがって、ポールスプリングの付勢力のばらつきを抑制できる。ここで、第2支持部材の第2係止部は、第1係止部から見て、通常時に第1係止部が弾性部材から受ける弾性力の方向(支持反力とは反対方向)へ離間した位置に配置されている。衝撃が車両用ドアに印加され、合成樹脂製の第1支持部材の第1係止部が破損したとしても、金属製の第2係止部は破損することなく残存していれば、弾性部材の他端部が第2係止部に係止される。したがって、ポールが弾性部材によって付勢され、ラッチに対して係合・離脱可能な状態が維持される。よって、本発明によれば、通常時には、弾性部材の付勢力のばらつきを抑制でき、第1係止部が破損した場合であっても車両用ドアを意図通りに開閉操作可能である。
本発明の一実施形態の車両用ドアロック装置が組み付けられた車両の右側のフロントドアを車室内側から見た側面図である。 ラッチ機構を斜め上方且つ後方から見た斜視図である。 ラッチ機構を斜め上方且つ前方から見た斜視図である。 ラッチ機構を後方から見た正面図である。 ラッチ機構の分解斜視図である。 図4のA-A断面図である。 ポールスプリングの他端部の係止態様を示す概略図である。
以下、本発明の一実施形態に係る車両用ドアロック装置1について説明する。車両用ドアロック装置1は、例えば、図1に示すように、車両の右側のフロントドアFDに適用される。フロントドアFDは、その前側の端面が、図示しないヒンジを介して、車両の本体部の側面部に設けられた乗降口に組み付けられる。フロントドアFDは、前記ヒンジの軸まわりに回動して、車両の乗降口を開閉する。以下の説明における各種方向は、フロントドアFDが閉じられた状態の方向を表す。なお、フロントドアFDは、本発明の車両用ドアに対応する。
車両用ドアロック装置1は、フロントドアFDのインナーパネルP1(車室内側パネル)とアウターパネルP2(車室外側パネル)との間に配置される。車両用ドアロック装置1は、図2乃至図4に示すラッチ機構10を備える。ラッチ機構10は、フロントドアFDが閉じられた状態を保持する。車両用ドアロック装置1は、ラッチ機構10の他に、ドアハンドルDHの操作力をラッチ機構10に伝達して、閉じた状態のフロントドアFDを開放する装置としてのオープンリンク機構を備えている。このオープンリンク機構は、本発明とは直接的には関係が無いので、以下、ラッチ機構10について説明し、オープンリンク機構の説明を省略する。
ラッチ機構10は、図5に示すように、ボディ11、ベースプレート12、サブベースプレート13、ラッチ軸14、ラッチ15、ラッチスプリング16、ポール軸17、ポール18、ポールスプリング19、リフトレバー1a及びクッション1bを備える。なお、ボディ11、サブベースプレート13及びベースプレート12は、本発明の第1支持部材、第2支持部材及び第3支持部材にそれぞれ対応する。また、ラッチ軸14、ポール軸17は、本発明の第1軸部材及び第2軸部材にそれぞれ対応する。また、図2において、ベースプレート12が省略されている。
ボディ11は、合成樹脂製である。ボディ11は、後方へ開放された略箱状部材である。つまり、ボディ11は、前後方向に対して垂直な底壁部と、底壁部の後側の空間Sを取り囲む周壁部と、を有する。周壁部は、底壁部に対して略垂直な壁部である。また、底壁部には、貫通孔、底壁面に対して垂直な壁部(リブ)、凹部及び凸部などが形成されている。これらの部位に、後述する各部品が支持されている。
ベースプレート12は、金属製である。ベースプレート12は、前後方向に対して垂直な後壁部121と、後壁部121の左端部から前方へ延びる側壁部122と、を有する。後壁部121の上下方向における略中央部には、左右方向に延びる貫通孔TH121が形成されている。貫通孔TH121の右端は、後壁部121の右端より少し左方に位置している。貫通孔TH121の左端は、後壁部121の左端に一致している。また、側壁部122の上下方向における略中央部には、前後方向に延びる貫通孔TH122が形成されている。貫通孔TH122の前端は、側壁部122の前端より少し後方に位置している。貫通孔TH122の後端は、側壁部122の後端に一致している。貫通孔TH121の左端と、貫通孔TH122の後端の位置が一致している。すなわち、貫通孔TH121と貫通孔TH122が連通している。車両本体の乗降口の周縁部に設けられたストライカは、貫通孔TH121及び貫通孔TH122を通って、空間S内へ進入可能である。
サブベースプレート13は、金属製である。サブベースプレート13は、前後方向に対して垂直な基部131と、基部131の外周部から後方へ延びる爪部N1,N2,N3を有する。基部131及び爪部N1,N2,N3は、金属板をプレス加工して形成される。
ボディ11の後側面にベースプレート12が取り付けられており、ボディ11とベースプレート12との間の空間S内に、以下説明する各部品が収容されている。また、ボディ11の前側面にサブベースプレート13が取り付けられている。空間S内に収容された各部品が、ベースプレート12、ボディ11に設けられた凹部、凸部、及びサブベースプレート13などに支持されている。
ラッチ軸14は、前後方向に延びる略円柱状部材である。ラッチ軸14の長手方向における中央部には、フランジ部F14が設けられている。ラッチ軸14の後端部がベースプレート12に支持され、ラッチ軸14の前端部がボディ11に支持されている。ラッチ軸14は、ベースプレート12の貫通孔TH121から見て少し上方に位置している。
ラッチ15は、前後方向に対して垂直な板状部材である、ラッチ15は、その外周面から内側へ延びる切り欠き部151を有する、ラッチ15には、貫通孔TH15が設けられている。この貫通孔TH15に、ラッチ軸14の後半部(ラッチ軸14のうち、フランジ部F14より後方の部分)が挿入されている。すなわち、ラッチ15は、ラッチ軸14のまわりに回動可能に支持されている。
ラッチスプリング16は、ねじりコイルばねである。ラッチスプリング16は、その中心軸線が前後方向に延びるように配置されている。ラッチスプリング16は、ラッチ軸14の前半部(ラッチ軸14のうち、フランジ部F14より前方の部分)に挿入されている。ラッチスプリング16の一端部がボディ11に係止され、ラッチスプリング16の他端部がラッチ15に係止されている。ラッチスプリング16により、ラッチ15が、フロントドアFDの後方から見て時計まわり(以下、第1方向と呼ぶ)に付勢されている。
ボディ11には、ラッチスプリング16による、前記第1方向へのラッチ15の回動を規制するストッパーが設けられている。フロントドアFDが開放されているとき、ストッパーにより前記第1方向へのラッチ15の回動が規制された状態にある。この状態では、ラッチ15の切り欠き部151の先端部(ラッチ15の外周側に位置する部分)が、ベースプレート12の貫通孔TH121の前方に位置している。すなわち、この状態では、空間Sに進入したストライカが切り欠き部151内へ進入可能である。このときのラッチ15の回動位置をアンラッチ位置と呼ぶ。
ポール軸17は、前後方向に延びる略円柱状部材である。ポール軸17の長手方向における中央部には、フランジ部F17が設けられている。ポール軸17の後端部がベースプレート12に支持され、ポール軸17の前端部がサブベースプレート13に支持されている(図6参照)。ポール軸17は、ベースプレート12の貫通孔TH121から見て少し下方に位置している。
ポール18は、前後方向に対して垂直な、略長方形の板状部材である。ポール18の長手方向における中央部には、貫通孔TH18が形成されている。この貫通孔TH18に、ポール軸17の後半部(ポール軸17のうち、フランジ部F17より後方の部分)が挿入されている。すなわち、ポール18は、ポール軸17のまわりに回動可能に支持されている。
ポールスプリング19は、ねじりコイルばねである。つまり、ポールスプリング19は、略コイル状部材である。ポールスプリング19は、その中心軸線の延設方向が前後方向に一致するように配置されている。ポールスプリング19の一端部は、下方へ延設されている。一方、ポールスプリング19の他端部は、コイル部分の接線方向に直線状に延設されている。ポールスプリング19は、ポール軸17の前半部(ポール軸17のうち、フランジ部F17より前方の部分)に挿入されている。ポールスプリング19の一端部は、ポール18の一端部の外周面に係止されている。ポールスプリング19の他端部がボディ11の前側面に形成された立壁部111に係止されている。ポールスプリング19により、ポール18が、フロントドアFDの後方から見て時計まわりに付勢されている。
リフトレバー1aは、ポール軸17のまわりに回動可能に支持されている。リフトレバー1aは、ポール18に係合している。また、リフトレバー1aは、前記オープンリンク機構を介してドアハンドルDH(図1参照)に連結されている。
ラッチ15の回動位置がアンラッチ位置にあるとき、フロントドアFDを開閉動作可能な状態である。この状態からフロントドアFDが閉じられると、ラッチ15は、ストライカを切り欠き部151内に受容する。切り欠き部151のうち、ストライカとの当接部がストライカに押圧される。これにより、ラッチ15がラッチスプリング16の付勢力に抗して、第2方向へ回動する。乗降口がフロントドアFDによって完全に閉じられた状態に達すると、ポール18がラッチ15の外周部に係合する。つまり、ラッチ15の切り欠き部151の近傍に設けられた凸部に、ポール18の他端部が嵌合する。これにより、フロントドアFDが閉じられた状態に保持される。つまり、ポール18は、ラッチ15の第1方向への回動を規制する。このラッチ15の回動位置をラッチ位置と呼ぶ。このようにして、フロントドアFDが開動作不能な状態に保持される。
なお、フロントドアFDが閉じられたとき、ラッチ15に印加された衝撃が、クッション1bによって吸収される。
フロントドアFDが閉じられた状態にてドアハンドルDHが引かれると、ドアハンドルDHへの操作力がオープンリンク機構を介してリフトレバー1aに伝達される。これにより、リフトレバー1aがポール軸17及びポール18が一体となって、ポール軸17のまわりに回動する。これにより、ラッチ15とポール18との係合が解除される。すると、ラッチ15は、ラッチスプリング16によって付勢されて第1方向に回動する。これにより、フロントドアFDを開放動作可能になる。
上記のように、通常時には、ボディ11の立壁部111に、ポールスプリング19の他端部が係止されている。ボディ11は、合成樹脂製(射出成形品)であり、比較的、その製造精度が高い。したがって、ポールスプリング19の付勢力のばらつきを抑制できる。ここで、サブベースプレート13の爪部N3は、立壁部111から見て、通常時に立壁部111がポールスプリング19から受ける弾性力の方向(支持反力とは反対方向)へ離間した位置に配置されている。衝撃がフロントドアFDに印加され、合成樹脂製のボディ11の立壁部111が破損したとしても、金属製のサブベースプレート13の爪部N3は破損することなく残存していれば、ポールスプリング19の一端部が、反時計回りに移動して、爪部N3に係止される(図7参照)。したがって、立壁部111が破損したとしても、ポール18がポールスプリング19によって付勢され、ラッチ15に対して係合・離脱可能な状態が維持される。よって、本実施形態によれば、通常時には、ポールスプリング19の付勢力のばらつきを抑制でき、立壁部111が破損した場合であってもフロントドアFDを意図通りに開閉操作可能である。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
上記実施形態では、ポールスプリング19の他端部が立壁部111に係止されているが、ポールスプリング19の他端部の係止態様は、上記実施形態に限られない。例えば、ボディ11に柱状部、爪部などを設け、これらの部位にポールスプリング19の他端部を係止させてもよい。
1・・・車両用ドアロック装置、1a・・・リフトレバー、1b・・・クッション、10・・・ラッチ機構、11・・・ボディ(第1支持部材の一例)、12・・・ベースプレート(第3支持部材の一例)、13・・・サブベースプレート(第2支持部材の一例)、14・・・ラッチ軸(第1軸部材の一例)、15・・・ラッチ、16・・・ラッチスプリング、17・・・ポール軸(第2軸部材の一例)、18・・・ポール、19・・・ポールスプリング(弾性部材の一例)、111・・・立壁部(第1係止部の一例)、121・・・後壁部、122・・・側壁部、131・・・基部、DH・・・ドアハンドル、F14・・・フランジ部、F17・・・フランジ部、FD・・・フロントドア(車両用ドアの一例)、N3・・・爪部(第2係止部の一例)、S・・・空間


Claims (3)

  1. 車両のドアに設けられる車両用ドアロック装置であって、
    支持部材と、
    前記支持部材に支持された第1軸部材のまわりに回動可能に支持され、車両用ドアが閉じられたとき、所定の第1方向へ回動するとともに車両の本体に設けられたストライカに係合するラッチと、
    前記支持部材に支持された第2軸部材のまわりに回動可能に支持され、前記ストライカに係合したラッチに係合して、前記第1方向とは反対の第2方向への前記ラッチの回動を規制するポールと、
    一端部及び他端部を有し、前記一端部及び他端部に所定の方向への外力が加えられて弾性変形する弾性部材であって、弾性変形した状態にて、前記一端部が前記ポールに係合し、且つ前記他端部が前記支持部材に支持され、その弾性力を前記ポールに付与して前記ポールを前記ラッチ側へ付勢する弾性部材と、
    を備え、
    前記支持部材は、合成樹脂製の第1支持部材及び金属製の第2支持部材を有し、
    前記第1支持部材は、前記弾性部材の他端部が係止される第1係止部を有し、
    前記第2支持部材は、記第1係止部から見て、前記第1係止部が前記弾性部材から受ける弾性力の方向へ離間した位置に設けられた第2係止部を有する、車両用ドアロック装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ドアロック装置において、
    前記第2支持部材がプレス加工品である、車両用ドアロック装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用ドアロック装置において、
    前記第2軸部材が金属製であり、
    前記支持部材は、金属製の第3支持部材をさらに有し、
    前記第2軸部材の一端部が第2支持部材に支持され、前記第2軸部材の他端部が前記第3支持部材に支持されている、車両用ドアロック装置。
JP2018219092A 2018-11-22 2018-11-22 車両用ドアロック装置 Active JP7110939B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018219092A JP7110939B2 (ja) 2018-11-22 2018-11-22 車両用ドアロック装置
CN201922027954.2U CN211524445U (zh) 2018-11-22 2019-11-20 车用门锁装置
US16/690,381 US11466482B2 (en) 2018-11-22 2019-11-21 Door lock device for vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018219092A JP7110939B2 (ja) 2018-11-22 2018-11-22 車両用ドアロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020084528A JP2020084528A (ja) 2020-06-04
JP7110939B2 true JP7110939B2 (ja) 2022-08-02

Family

ID=70770116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018219092A Active JP7110939B2 (ja) 2018-11-22 2018-11-22 車両用ドアロック装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11466482B2 (ja)
JP (1) JP7110939B2 (ja)
CN (1) CN211524445U (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003239602A (ja) 2002-02-20 2003-08-27 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 車両ドアラッチ装置
JP2006266028A (ja) 2005-03-25 2006-10-05 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ドアロック装置
WO2012063722A1 (ja) 2010-11-09 2012-05-18 シロキ工業株式会社 車両用ロック装置
JP2015101863A (ja) 2013-11-22 2015-06-04 アイシン精機株式会社 車両用ドアラッチ装置
JP2016102325A (ja) 2014-11-28 2016-06-02 アイシン精機株式会社 車両用ドアのドアラッチ装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6695361B1 (en) * 2001-03-30 2004-02-24 Tri/Mark Corporation Latch structure
EP1703047B1 (en) 2005-02-23 2009-07-22 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Door lock apparatus
US8851533B2 (en) * 2009-03-27 2014-10-07 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle door locking device
US20180274272A1 (en) * 2017-03-22 2018-09-27 Magna Closures Inc. Vehicular closure latch assembly with anti-chucking latch mechanism

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003239602A (ja) 2002-02-20 2003-08-27 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 車両ドアラッチ装置
JP2006266028A (ja) 2005-03-25 2006-10-05 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ドアロック装置
WO2012063722A1 (ja) 2010-11-09 2012-05-18 シロキ工業株式会社 車両用ロック装置
JP2015101863A (ja) 2013-11-22 2015-06-04 アイシン精機株式会社 車両用ドアラッチ装置
JP2016102325A (ja) 2014-11-28 2016-06-02 アイシン精機株式会社 車両用ドアのドアラッチ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20200165845A1 (en) 2020-05-28
US11466482B2 (en) 2022-10-11
CN211524445U (zh) 2020-09-18
JP2020084528A (ja) 2020-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5950382B2 (ja) ドアハンドル装置
JP4659602B2 (ja) 車両用ドアラッチの操作装置
WO2013129100A1 (ja) 開閉体のロック装置
US20120074719A1 (en) Vehicle door latch apparatus
JP6627729B2 (ja) 車両用ドアロック装置
CN108291412B (zh) 锁止装置
JP2015096683A (ja) ドアラッチ装置
US20140217751A1 (en) Latch mechanism
WO2017056625A1 (ja) 車両用アウトサイドハンドル装置
JP7110939B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JP6182768B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置
JP5271547B2 (ja) グローブボックスのロックユニット取付部構造
KR20060062052A (ko) 도어 아웃사이드 핸들의 래치 해제 방지 구조
JP5730712B2 (ja) コンソールボックス装置
JP6078881B2 (ja) 自動車用ドアラッチ装置
JP6135281B2 (ja) 自動車用ドアラッチ装置
JP5495166B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置
JP5015748B2 (ja) 車両用開閉体のロック装置
JP6458625B2 (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP2015096682A (ja) ドアラッチ装置
JP6194538B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置
WO2024024557A1 (ja) ドアラッチ装置
JP6197199B2 (ja) 自動車用ドアラッチ装置
JP2023085963A (ja) 荷物受取ボックス
JP2023117104A (ja) 車両用のドアロック装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7110939

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150