JP5743878B2 - 車両部品及びドアロック装置 - Google Patents
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Description
請求項1の発明に係る車両部品によれば、側面部品が締結部材にて第1部品に固定される一方、その締結部位から離れた第2部品の一側部と側面部品の一側部との接合部分には、締結部材の軸方向に延びた突当軸体と当接凹部とが設けられて、突当軸体の先端当接部が当接凹部の内側面に当接することで接合部分が側方から位置決めされるから、締結部材による締結部位から離れた第2部品の一側部と側面部品の一側部との擦れ合いを防止することができ、軋み音の発生を抑制することができる。これにより、車両の静粛性の向上を図ることができる。
請求項2の発明に係るドアロック装置によれば、端部壁対向部品が締結部材にて共通固定部品に固定される一方、その締結部位から離れた内側壁対向部品の一側部と端部壁対向部品の一側部との接合部分には、締結部材の軸方向に延びた突当軸体と当接凹部とが設けられて、突当軸体の先端当接部が当接凹部の内側面に当接することで接合部分が側方から位置決めされるから、締結部材による締結部位から離れた内側壁対向部品の一側部と端部壁対向部品の一側部との擦れ合いを防止することができ、軋み音の発生を抑制することができる。これにより、車両の静粛性の向上を図ることができる。
請求項3の発明に係る車両部品によれば、端部壁対向部品が締結部材にて内側壁対向部品に固定される一方、その締結部位から離れた共通固定部品の一側部と端部壁対向部品の一側部との接合部分には、締結部材の軸方向に延びた突当軸体と当接凹部とが設けられて、突当軸体の先端当接部が当接凹部の内側面に当接することで接合部分が側方から位置決めされるから、締結部材による締結部位から離れた共通固定部品の一側部と端部壁固定部品の一側部との擦れ合いを防止することができ、軋み音の発生を抑制することができる。これにより、車両の静粛性の向上を図ることができる。
請求項4の発明によれば、突当軸体の最先端に平面部を設けたから、突当軸体の軸長を正確に計測することができる。
請求項5の発明によれば、締結部材による固定が困難である第1支持ベースとカバーとの対向方向の幅内にて突当軸体と当接凹部とを当接させて、カバーの一側部と端部壁対向部品の一側部との接合部分のズレを規制し、軋み音の発生を抑制することができる。
請求項6のドアロック装置は、ドアに設けた操作部の操作によってラッチ機構によるドアの閉止保持を解除することができ、操作力の伝達経路を断接させることで、操作力がラッチ機構に伝わらない(ドアを閉止状態に維持する)ロック状態と、操作力が伝わる(ドアの閉止状態を解除可能な)アンロック状態とに切り替えることができる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
50 支持ボディ
51 第1支持ベース
55 第2支持ベース
56B ボルト(締結部材)
60 ラッチモジュール(側面部品、端部壁対向部品)
64 ストライカ受容溝
66 当接凹部
70 側面カバー(第2部品、内側壁対向部品)
77 突当軸体
77T 先端当接部
90 ドア
91A ドア内側壁
91B ドア端部壁
93 ストライカ
100 ドアロック装置(車両部品)
S 部品収容空間
Claims (6)
- 第1部品の第1側面に第2部品が固定された状態で、前記第1部品のうち前記第1側面の隣の第2側面に側面部品が締結部材にて固定されて、前記側面部品の一側部が前記第2部品の一側部に接合される車両部品において、
前記第2部品と前記側面部品との接合部分の一方から他方に向かって突出し、前記側面部品を固定する前記締結部材の軸方向に延びた突当軸体と、前記突当軸体の先端に設けられ、先細り形状又は球体状をなした先端当接部と、前記接合部分の他方に形成されて前記先端当接部に当接して側方から位置決めする内側面を有した当接凹部とを備えたことを特徴とする車両部品。 - 車両のドアのうちストライカ挿通孔が形成されたドア端部壁と車内側に配置されたドア内側壁との角部内側に取り付けられ、ストライカと係合して前記ドアを閉止状態に保持可能に構成され、
前記ドア内側壁に対向配置される内側壁対向部品が、共通固定部品の第1側面に固定された状態で、前記ドア端部壁に対向配置される端部壁対向部品が、前記共通固定部品のうち前記第1側面の隣の第2側面に締結部材にて固定されて、前記端部壁対向部品の一側部が前記内側壁対向部品の一側部に接合されるドアロック装置において、
前記内側壁対向部品と前記端部壁対向部品との接合部分の一方から他方に向かって突出し、前記端部壁対向部品を固定する前記締結部材の軸方向に延びた突当軸体と、前記突当軸体の先端に設けられ、先細り形状又は球体状をなした先端当接部と、前記接合部分の他方に形成されて前記先端当接部に当接して側方から位置決めする内側面を有した当接凹部とを備えたことを特徴とするドアロック装置。 - 車両のドアのうちストライカ挿通孔が形成されたドア端部壁と車内側に配置されたドア内側壁との角部内側に取り付けられ、ストライカと係合して前記ドアを閉止状態に保持可能に構成され、
前記ドア内側壁に対向配置される内側壁対向部品の第1側面に、共通固定部品が固定された状態で、前記ドア端部壁に対向配置される端部壁対向部品が、前記内側壁対向部品のうち前記第1側面の隣の第2側面に締結部材にて固定されて、前記端部壁対向部品の一側部が前記共通固定部品の一側部に接合されるドアロック装置において、
前記共通固定部品と前記端部壁対向部品との接合部分の一方から他方に向かって突出し、前記端部壁対向部品を固定する前記締結部材の軸方向に延びた突当軸体と、前記突当軸体の先端に設けられ、先細り形状又は球体状をなした先端当接部と、前記接合部分の他方に形成されて前記先端当接部に当接して側方から位置決めする内側面を有した当接凹部とを備えたことを特徴とするドアロック装置。 - 前記突当軸体の最先端に、前記突当軸体の軸方向と直交した平面部を設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載のドアロック装置。
- 前記共通固定部品は、前記ドア内側壁に沿う第1支持ベースと前記ドア端部壁に沿う第2支持ベースとを有する支持ボディを備え、
前記内側壁対向部品は、前記第1支持ベースに対向配置されてその第1支持ベースと共に部品収容空間を形成するカバーであり、
前記突当軸体及び前記当接凹部は、前記第1支持ベースと前記カバーとの対向方向の幅内に位置していることを特徴とする請求項2に記載のドアロック装置。 - 前記端部壁対向部品は、ストライカ受容溝と、そのストライカ受容溝に進入した前記ストライカと係合して前記ドアを閉止状態に保持可能なラッチ機構とを備え、
前記共通固定部品は、前記ドアに設けた操作部の操作力を前記ラッチ機構に伝達するための動力伝達機構と、前記動力伝達機構における動力の伝達経路を途中で切り離して前記操作力の伝達を不可能にしたロック状態と、前記操作力の伝達を可能にしたアンロック状態とに切り替えるためのロック切替機構とを有し、
前記突当軸体及び前記当接凹部は、前記ストライカ受容溝の側方位置に設けられていることを特徴とする請求項5に記載のドアロック装置。
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