JP2005282222A - ドアロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラッチ機構とロック機構とを相互に組み合わせる場合に、組み立て作業を効率よく行う。
【解決手段】ロック機構収容部10とラッチ機構収容部20とを相互に組み合わせる際、軸部14Aの係止部14Abを凹部22Aに嵌挿してラッチ機構とロック機構との相互の位置を合わせ、ラッチ機構収容部20の外形をラッチ機構取付部18の周壁18B,18B′内に嵌め込んで、軸部14Aの延設方向以外の方向へのロック機構収容部10とラッチ機構収容部20との相対移動を規制する。これにより、ラッチ機構とロック機構とを相互に組み合わせる場合に、組み立て作業を効率よく行うことが可能になる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両に用いられるドアロック装置に関するもので、特にラッチ機構とロック機構とを相互に組み合わせてなるドアロック装置に関するものである。
自動車などの車両においては、ドアに設けたアウトサイドハンドルおよびインサイドハンドルと、ラッチ機構との間にドアロック装置を設けてあるのが一般的である。ラッチ機構は、ラッチとラチェットとを備えてある。そして、車両本体に対してドアを閉めた場合に、ラッチによって車両本体側のストライカに噛合し、ラチェットによってラッチとストライカとの噛合状態を保持することにより、車両本体に対してドアを閉状態に維持する。ドアロック装置は、ドアの室外側に設けたキーシリンダのキー操作、あるいはドアの室内側に設けたインサイドロックボタンの操作によってアンロック状態とロック状態とに切り換わるロック機構を備えてある。そして、ロック機構とキーシリンダとの間、並びにロック機構とインサイドロックボタンとの間が、それぞれリンクやワイヤ等の連係手段によって互いに連係してある。
このドアロック装置は、ロック機構がアンロック状態にあるとき、アウトサイドハンドルあるいはインサイドハンドルによる開ドア操作を有効化してラチェットに伝達し、当該ラチェットがラッチに係合している場合にはラッチに対するラチェットの係合状態を解除する。この結果、ラッチとストライカとの噛合状態も解除されることになり、車両本体に対してドアを開動作させることができるようになる。一方、ドアロック装置は、ロック機構がロック状態にあるとき、少なくともアウトサイドハンドルによる開ドア操作を無効化してラチェットに伝達しない。この結果、アウトサイドハンドルを操作した場合にもラッチとストライカとが噛合状態に保持されることになり、車両を施錠することが可能になる。
従来、上記のようなドアロック装置に係り、ラッチ機構を第1収容体に収容し、ロック機構を第2収容体に収容して、第1収容体と第2収容体とを組み合わせて一体化した状態でドアに組み付けるようにしたドアロック装置が知られている。この従来のドアロック装置は、両収容体のいずれか一方にガイド突起を設け、いずれか他方にガイド突起に対して嵌合可能なガイド溝を設け、かつガイド突起とガイド溝とが嵌合することにより係合して抜け止めする係止手段を両収容体に設けてある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−129811号公報
上述した従来のドアロック装置において、ガイド溝は、ガイド突起がスライド可能に嵌合するものである。また、従来のドアロック装置において、係止手段は、係止軸部を第2収容体に設け、当該係止軸部に嵌合する係止溝を第1収容体に設けてなる。係止溝は、係止軸部に嵌合可能な係合孔と、係止軸部の直径よりも僅かに小さい幅の絞り部とを有する。すなわち、従来のドアロック装置は、ガイド溝に対してガイド突起をスライドして嵌合させ、係止軸部の径方向に係止溝を嵌合させることによって、第1収容体と第2収容体とが相互に抜け止めされて一体化する。しかし、従来のドアロック装置では、係止溝を係止軸部に嵌合させる場合に、係止軸部の直径に対して係止溝の絞り部が乗り越えるように強く押し込んで、係止軸部に係合孔を嵌合させなければならない。この結果、第1収容体と第2収容体とを一体化する組み立て作業に力を要することになり、組み立て作業の効率が悪いという問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みて、ラッチ機構とロック機構とを相互に組み合わせる場合に、組み立て作業を効率よく行うことができるドアロック装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係るドアロック装置は、車両本体に対してドアを閉状態に維持する一方、ハンドルの開ドア操作を受けて車両本体に対して前記ドアを開動作可能にするラッチ機構を収容するラッチ機構収容部と、アンロック状態のときに前記ハンドルの開ドア操作を有効化する一方、ロック状態のときに前記ハンドルによる開ドア操作を無効化するロック機構を収容するロック機構収容部とを相互に組み合わせてなるドアロック装置において、前記各収容部の一方に軸部を延設し、前記軸部の延設方向に沿って当該軸部を嵌挿する凹部を前記各収容部の他方に設けてなり、前記軸部を前記凹部に嵌挿して前記ラッチ機構と前記ロック機構との相互の位置を合わせる位置決め手段と、前記軸部を前記凹部に嵌挿したとき、前記軸部の延設方向以外の方向への前記ラッチ機構収容部と前記ロック機構収容部との相対移動を規制する規制手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係るドアロック装置は、ロック機構収容部とラッチ機構収容部とを相互に組み合わせる際、軸部を凹部に嵌挿することでラッチ機構とロック機構との相互の位置が合う。そして、軸部を凹部に嵌挿したとき、軸部の延設方向以外の方向へのラッチ機構収容部とロック機構収容部との相対移動が規制される。これにより、軸部を凹部に嵌挿する作業でラッチ機構とロック機構との位置合わせが行われ、かつ、ラッチ機構収容部とロック機構収容部との相対移動も規制されるので、組み立て作業を効率よく行うことができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るドアロック装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は本発明に係るドアロック装置をドア室内側から見た斜視図、図2は本発明に係るドアロック装置をドア室外側から見た斜視図、図3は図1に示したドアロック装置を分解したロック機構収容部とラッチ機構収容部とに分解した斜視図、図4はラッチ機構収容部をドア前側から見た図である。
本実施例で例示するドアロック装置は、自動車(右ハンドル車)の運転席側に配置した前方ヒンジのサイドドア(以下ドアという)に設けてある。このドアロック装置は、ロック機構およびアクチュエータ機構を収容するロック機構収容部10と、ラッチ機構を収容するラッチ機構収容部20と一体化してドア内に取り付けられる。
まず、ロック機構収容部10は、図1および図2に示すように第1外装部材10Aと第2外装部材10Bとからなる。これら第1外装部材10Aおよび第2外装部材10Bは、例えばそれぞれを合成樹脂材によって成形したもので、互いに接合した後、ネジなどの締結手段(図示せず)によって相互に締結してある。第1外装部材10Aは、ドアロック装置におけるドア室内側を構成している。第2外装部材10Bは、ドアロック装置におけるドア室外側を構成している。ロック機構収容部10は、ドア前後方向に沿って延在する第1外装部材10Aと第2外装部材10Bとの間に形成した空間の内部にロック機構およびアクチュエータ機構を収容してある。なお、第1外装部材10Aと第2外装部材10Bとの接合部分には、パッキング材(図示せず)を介在させてあり、所望の水密性および防塵性が確保してある。
ロック機構は、図には明示しないが、ドアの室外側に設けたキーシリンダのキー操作、あるいはドアの室内側に設けたインサイドロックボタンの操作によってアンロック状態とロック状態とに切り換わる。このロック機構は、アンロック状態においてアウトサイドハンドルの開ドア操作を有効化してラッチ機構に伝達し、一方、ロック状態においてアウトサイドハンドルの開ドア操作を無効化してラッチ機構に伝達しない。
ロック機構収容部10の外部のドア室外側には、キーシリンダのキー操作をロック機構に伝達する出力軸(図示せず)を嵌挿する係止筒12が延設してある。また、ロック機構収容部10の外部のドア室内側には、インサイドロックボタンの操作によって揺動するインサイドロックレバー13が設けてある。さらに、ロック機構収容部10の外部のドア室外側には、アウトサイドハンドルの開ドア操作によって揺動するアウトサイドハンドルレバー14が延在して設けてある。さらにまた、ロック機構収容部10の外部のドア室内側には、インサイドハンドル(図示せず)の開ドア操作によって揺動するインサイドハンドルレバー15が延在して設けてある。
アクチュエータ機構は、図には明示しないが、リモートコントローラあるいはスイッチなどの操作による電気信号に応じて上記ロック機構をアンロック状態とロック状態とに切り換えるものである。このアクチュエータ機構は、駆動モータ、駆動モータの駆動をロック機構に伝達するギヤなどのモータ連係手段、およびアンロック状態とロック状態とを検出する検出手段などを有している。また、アクチュエータ機構は、ロック機構収容部10の外部からの駆動モータへの電気信号の入力、あるいは検出手段からロック機構収容部10の外部への電気信号の出力を行うためのコネクタ16を有している。このコネクタ16は、ロック機構収容部10のドア室内側に延設した開口延部10Cを介して当該ロック機構収容部10の外部に表出してある。そして、コネクタ16には、電気信号の入出力を行うための外部コネクタ(不図示)が接続される。
また、開口延部10Cの近傍の位置となる第2外装部材10Bのドア前側の部位には、固定部材17が設けてある。固定部材17は、ドア前側に延設した板金からなり、雌ネジ穴17Aが設けてある。
上記ロック機構収容部10のドア後側には、ドア室外側に延在するラッチ機構取付部18が設けてあり、上方から見た場合に略L字形状を呈している。
ラッチ機構取付部18は、ドアロック装置のドア後側にて第1外装部材10Aと第2外装部材10Bとを跨ぐ態様で設けてある。図2および図3に示すようにラッチ機構取付部18は、第2外装部材10Bのドア後側の端部からドア室外側に延設したケーシング18Aを有している。このケーシング18Aの上下並びにドア室外側の周りには、第1外装部材10Aと第2外装部材10Bとのドア後側での接合端縁に連なる態様でドア後側に延設した周壁18Bが形成してある。すなわち、周壁18Bはケーシング18Aをドア後側に向けて開口してある。また、ラッチ機構取付部18は、第1外装部材10A側において、第1外装部材10Aと第2外装部材10Bとのドア後側での接合端縁から連なりドア室内側を一部囲む周壁18B′を有し、かつ、ドア室内側に向けて開設した開口部18Cを有している。さらに、ラッチ機構取付部18は、ケーシング18A、および開口部18Cの開口縁からドア後側に延設した係止片18Dに対し、取付用穴18Aa,18Daを設けてある。
ラッチ機構取付部18の奥方(ドア前側)には、図3に示すように上述したアウトサイドハンドルレバー14が設けてある。アウトサイドハンドルレバー14は、軸部14Aを中心にして揺動可能に支承してあり、かつ、軸部14Aの周りに巻装したスプリング14Bによってロック機構収容部10の外部に延在した端部が非操作方向(図3中上方)に常に揺動する態様で付勢してある。また、軸部14Aは、基端がラッチ機構取付部18の奥方に固定してあり、先端14Aaが自由端としてドア後側に延設してある。軸部14Aの先端14Aaには、当該軸部14Aの外径よりも細径に形成した係止部14Abがドア後側に向けて延設してある。
次に、ラッチ機構収容部20は、上記ラッチ機構取付部18に対して取り付けてある。ラッチ機構収容部20は、ラッチ機構が収容してある。
ラッチ機構は、図には明示しないが、従前のものと同様に、ラッチとラチェットとを備えている。このラッチ機構は、車両本体に対してドアを閉めた場合に、ラッチによって車両本体側のストライカと係合し、ラチェットによってラッチとストライカとの係合状態を保持することにより、車両本体に対してドアを閉状態に維持する。また、ラッチ機構は、ドアに設けたインサイドハンドルあるいはアウトサイドハンドルの操作によって、ラチェットによるラッチとストライカとの係合状態の保持を解除することにより、車両本体に対してドアを開動作できるようにする。
ラッチ機構収容部20は、図3および図4に示すように、ベースプレート21、ラッチケース22およびカバープレート23によって構成してある。ベースプレート21は、板金によって形成してあり、図4に示すようにラッチ機構収容部20のドア前側をなしている。ベースプレート21には、上述したラッチ機構のラッチおよびラチェットが支承してある。また、ベースプレート21には、ラチェットを支承するラチェット軸21Aがドア前後方向に延設してある。このラチェット軸21Aには、ラチェットを作動するためのラチェットレバー21Bを支承してある。さらに、ベースプレート21には、ラッチ機構収容部20をラッチ機構取付部18に取り付けるための取付ネジ25を螺着する取付ネジ穴21Ca,21Cbがドア前側およびドア室内側に向けて開設してある。さらにまた、ベースプレート21には、本ドアロック装置をドアに取り付けるための固定ネジ(図示せず)を螺着する固定ネジ穴21Dが3箇所に設けてある。
ラッチケース22は、合成樹脂材によって形成してあり、ベースプレート21のドア後側に設けてある。このラッチケース22には、ベースプレート21に支承したラッチおよびラチェットが内装してある。また、ラッチケース22のドア前側には、上記アウトサイドハンドルレバー14における軸部14Aの先端14Aaに延設した係止部14Abが嵌挿する凹部22Aを設けてある。さらに、ラッチケース22には、本ドアロック装置をドアに取り付けるための固定ネジを挿通する貫通穴22Dが3箇所に設けてある。
カバープレート23は、板金によって形成してあり、図3に示すようにラッチ機構収容部20のドア後側をなしている。カバープレート23は、ドア室外側に延在してベースプレート21のドア後側に嵌め込まれた後側板23Aと、ドア前側に延在してベースプレート21のドア室内側に嵌め込まれた室内側板23Bとで、上方から見て略L字形に形成してある。カバープレート23は、その上下方向のほぼ中央となる位置に、ドア室内側からドア室外側に向けて室内側板23Bおよび後側板23Aを跨ぐように略水平に延在する切欠溝23Cを設けてある。この切欠溝23Cの奥方には、ラッチ機構のラッチが配してあり、車両本体側のストライカ(図示せず)が当該切欠溝23Cに挿入してラッチに噛合する。また、カバープレート23の後側板23Aには、本ドアロック装置をドアに取り付けるための固定ネジを挿通する固定挿通穴23Dが3箇所に設けてある。この固定挿通穴23Dは、ラッチケース22の各貫通穴22Dおよびベースプレート21の各固定ネジ穴21Dに連通してある。さらに、カバープレート23の室内側板23Bには、ラッチ機構収容部20をラッチ機構取付部18に取り付けるための取付ネジ25を挿通する取付挿通穴23Eが設けてある。この取付挿通穴23Eは、図4に示すようにベースプレート21の取付ネジ穴21Cbに所定間隔をおいて連通してある。
上記のごとく構成したラッチ機構収容部20では、上下並びにドア後側に関してラッチケース22の上下並びにドア後側の外形が当該ラッチ機構収容部20の外形をなし、ドア室内側に関してラッチケース22の一部およびカバープレート23の室内側板23Bが当該ラッチ機構収容部20の外形をなし、さらにドア前側に関してベースプレート21のドア前側の外形が当該ラッチ機構収容部20の外形をなしている。
このように構成したドアロック装置は、ロック機構収容部10とラッチ機構収容部20とを相互に組み合わせて一体化される。具体的には、ロック機構収容部10に設けたラッチ機構取付部18に対し、ラッチ機構収容部20をドア後側からドア前側に向けて移動して取り付ける。この際、図3に示すアウトサイドハンドルレバー14における軸部14Aの先端14Aaの係止部14Abが、図3および図4に示すラッチ機構収容部20におけるラッチケース22の凹部22Aに対して嵌挿する。そして、ラッチ機構収容部20のカバープレート23がラッチ機構取付部18のケーシング18Aに当接してラッチ機構収容部20のドア前側への移動が止まる。これにより、ロック機構収容部10内に設けてあるオープンレバー(図示せず)と、ラッチ機構収容部20側に設けてあるラチェットレバー21Bとの相互の位置が位置合わせされる。オープンレバー(図示せず)は、アウトサイドハンドルレバー14あるいはインサイドハンドルレバー15のいずれか一方が操作されたときに連動するものであり、このオープンレバー(図示せず)によってラチェットレバー21Bが作動する。すなわち、凹部22Aに軸部14Aの係止部14Abを嵌挿することにより、ラッチ機構とロック機構との相互の位置が合わさることになる。このように、凹部22Aと軸部14Aの係止部14Abとは、ラッチ機構とロック機構との相互の位置を合わせる位置決め手段をなす。
そして、軸部14Aの係止部14Abが凹部22Aに嵌挿して、ラッチ機構収容部20のベースプレート21(取付ネジ穴21Caを有する面)がラッチ機構取付部18のケーシング18Aに当接してラッチ機構収容部20のドア前側への移動が止まったとき、図1に示すように、ラッチ機構収容部20におけるラッチケース22が、ラッチ機構取付部18における周壁18B,18B′に囲まれる態様で当該ラッチ機構取付部18のケーシング18Aに嵌め込まれることになる。さらに、ラッチ機構収容部20におけるラッチケース22の一部、およびカバープレート23の室内側板23Bが、ラッチ機構取付部18における開口部18Cを閉塞する態様で当該ラッチ機構取付部18に嵌め込まれることになる。さらにまた、ベースプレート21(取付ネジ穴21Cbを有する部分)とカバープレート23(取付挿通穴23Eを有する部分)との間で開口部18Cの開口縁にある係止片18D(取付用穴18Daを有する部分)を挟むことになる。これにより、ラッチ機構収容部20は、周壁18B,18B′および係止片18Dによって上下方向、ドア室外側並びにドア室内側への移動を規制されることになる。すなわち、ラッチ機構収容部20は、ロック機構収容部10(ラッチ機構取付部18)に対して、凹部22Aから軸部14Aの係止部14Abが抜ける方向であって、軸部14Aの延設方向以外へのラッチ機構収容部20の移動を規制されることになる。このように、ラッチ機構収容部20の外形とラッチ機構取付部18の周壁18B,18B′および係止片18Dとは、軸部14Aの係止部14Abを凹部22Aに嵌挿したとき、軸部14Aの延設方向以外の方向へのロック機構収容部10とラッチ機構収容部20との相対移動を規制する規制手段をなす。
さらに、軸部14Aの係止部14Abが凹部22Aに嵌挿して、ラッチ機構収容部20のベースプレート21(取付ネジ穴21Caを有する面)がラッチ機構取付部18のケーシング18Aに当接してラッチ機構収容部20のドア前側への移動が止まったとき、ケーシング18Aに設けた取付用穴18Aaにラッチ機構収容部20のベースプレート21に設けた取付ネジ穴21Caが連通する。また、ベースプレート21(取付ネジ穴21Cbを有する部分)とカバープレート23(取付挿通穴23Eを有する部分)との間で開口部18Cの開口縁にある係止片18D(取付用穴18Daを有する部分)を挟んで、係止片18Dに設けた取付用穴18Daに取付ネジ穴21Cbが連通する。そして、図1および図2に示すように、取付用穴18Aa,18Da側からそれぞれ取付ネジ25を挿通して取付ネジ穴21Ca,21Cbに螺着することで、ロック機構収容部10とラッチ機構収容部20とを相互に組み合わせて一体にしたドアロック装置が得られる。
その後、ドアロック装置をドアに固定する。図には明示しないが、ドアロック装置を固定する位置であるドアのドア後側の面には、ラッチ機構収容部20のカバープレート23に設けた切欠溝23Cの周囲に沿って開口した切欠穴と、各固定挿通穴23Dに対応して開口した各ボルト受け穴とが設けてある。さらに、図には明示しないが、ドアのドア室内側の面には、第1外装部材10Aに設けた開口延部10Cを挿通する態様で開口した開口穴と、固定部材17設けた雌ネジ穴17Aに対応して開口したボルト受け穴とが設けてある。そして、ドアロック装置をドア内に配置し、各ボルト受け穴の外から固定ネジ(図示せず)を挿通して各固定挿通穴23Dに通し、固定ネジ穴21Dに螺着する。これにより、切欠穴に切欠溝23Cを一致した形態で、ドアロック装置がラッチ機構収容部20を介してドアにおけるドア後側であるドアの開放端部に固定される。さらに、ボルト受け穴の外からボルト(図示せず)を挿通して固定部材17の雌ネジ穴17Aに螺着する。これにより、開口穴から開口延部10Cを突出した形態で、ドアロック装置のロック機構収容部10側がドアに固定される。
したがって、上述したドアロック装置では、ロック機構収容部10とラッチ機構収容部20とを相互に組み合わせる際、軸部14Aの係止部14Abを凹部22Aに嵌挿してラッチ機構とロック機構との相互の位置を合わせ、ラッチ機構収容部20の外形をラッチ機構取付部18の周壁18B,18B′内に嵌め込む。さらに、ベースプレート21(取付ネジ穴21Cbを有する部分)とカバープレート23(取付挿通穴23Eを有する部分)との間で開口部18Cの開口縁にある係止片18D(取付用穴18Daを有する部分)を挟む。これにより、軸部14Aの延設方向以外の方向へのロック機構収容部10とラッチ機構収容部20との相対移動を規制する。この結果、ラッチ機構とロック機構とを相互に組み合わせる場合に、組み立て作業を効率よく行うことが可能になる。
なお、上述した実施例において、位置決め手段は、アウトサイドハンドルレバー14における軸部14Aの係止部14Abと、ラッチ機構収容部20の凹部22Aとからなるが、軸部は、他のレバーを支承する軸部であってもよく、あるいはレバーを支承する軸部でなくてもよい。
以上のように、本発明に係るドアロック装置は、車両に用いられるドアロック装置に関するもので、特にラッチ機構とロック機構とを相互に組み合わせてなる構成に有用であり、特に、ラッチ機構とロック機構とを相互に組み合わせる場合に、組み立て作業を効率よく行うことに適している。
本発明に係るドアロック装置をドア室内側から見た斜視図である。 本発明に係るドアロック装置をドア室外側から見た斜視図である。 図1に示したドアロック装置を分解したロック機構収容部とラッチ機構収容部とに分解した斜視図である。 ラッチ機構収容部をドア前側から見た図である。
符号の説明
10 ロック機構収容部
10A 第1外装部材
10B 第2外装部材
10C 開口延部
12 係止筒
13 インサイドロックレバー
14 アウトサイドハンドルレバー
14B スプリング
14A 軸部
14Aa 先端
14Ab 係止部
15 インサイドハンドルレバー
16 コネクタ
17 固定部材
17A 雌ネジ穴
18 ラッチ機構取付部
18A ケーシング
18Aa 取付用穴
18B,18B′ 周壁
18C 開口部
18D 係止片
18Da 取付用穴
20 ラッチ機構収容部
21 ベースプレート
21A ラチェット軸
21B ラチェットレバー
21Ca,21Cb 取付ネジ穴
21D 固定ネジ穴
22 ラッチケース
22A 凹部
22D 各貫通穴
23 カバープレート
23A 後側板
23B 室内側板
23C 切欠溝
23D 固定挿通穴
23E 取付挿通穴
25 取付ネジ

Claims (1)

  1. 車両本体に対してドアを閉状態に維持する一方、ハンドルの開ドア操作を受けて車両本体に対して前記ドアを開動作可能にするラッチ機構を収容するラッチ機構収容部と、アンロック状態のときに前記ハンドルの開ドア操作を有効化する一方、ロック状態のときに前記ハンドルによる開ドア操作を無効化するロック機構を収容するロック機構収容部とを相互に組み合わせてなるドアロック装置において、
    前記各収容部の一方に軸部を延設し、前記軸部の延設方向に沿って当該軸部を嵌挿する凹部を前記各収容部の他方に設けてなり、前記軸部を前記凹部に嵌挿して前記ラッチ機構と前記ロック機構との相互の位置を合わせる位置決め手段と、
    前記軸部を前記凹部に嵌挿したとき、前記軸部の延設方向以外の方向への前記ラッチ機構収容部と前記ロック機構収容部との相対移動を規制する規制手段と
    を備えたことを特徴とするドアロック装置。
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