JP4202294B2 - ドアロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に用いられるドアロック装置に関するもので、特にラッチ機構を収容したラッチ機構収容部とロック機構を収容したロック機構収容部とを相互に組み合わせたドアロック装置に関するものである。
自動車などの車両においては、ドアに設けたアウトサイドハンドルおよびインサイドハンドルと、ラッチ機構との間にドアロック装置を設けてあるのが一般的である。ラッチ機構は、ラッチとラチェットとを備え、車両本体に対してドアを閉めた場合に、ラッチと車両本体側に取り付けたストライカとが噛合し、ラチェットによってラッチとストライカとの噛合状態を保持することにより、車両本体に対してドアを閉塞状態に維持する。一方、ドアロック装置は、ドアの室外側に設けたキーシリンダのキー操作、あるいはドアの室内側に設けたインサイドロックボタンの操作によってアンロック状態とロック状態とに切り換わるロック機構を備えている。そして、ロック機構とキーシリンダとの間、並びにロック機構とインサイドロックボタンとの間は、それぞれリンクやワイヤ等の連係手段によって互いに連係されている。
このドアロック装置は、ロック機構がアンロック状態にあるとき、アウトサイドハンドルあるいはインサイドハンドルによる開ドア操作を有効化してラチェットに伝達し、当該ラチェットがラッチに係合している場合にはラッチに対するラチェットの係合状態を解除する。この結果、ラッチとストライカとの噛合状態も解除されることになり、車両本体に対してドアを開放動作させることができるようになる。一方、ドアロック装置は、ロック機構がロック状態にあるとき、少なくともアウトサイドハンドルによる開ドア操作を無効化してラチェットに伝達しない。この結果、アウトサイドハンドルを操作した場合にもラッチとストライカとが噛合状態に保持されることになり、車両を施錠することが可能になる。
このようなドアロック装置として、ラッチ機構を収容したラッチ機構収容部とロック機構を収容したロック機構収容部とを組み合わせて一体化した状態でドアに取り付けるドアロック装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、ラッチの外周面に形成したカム面と摺接し、ラッチが開放状態又は半ラッチ状態からフルラッチ状態に移行した場合に信号を出力するカーテシスイッチを備えたドアロック装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。このドアロック装置によれば、ラッチが開放状態又は半ラッチ状態からフルラッチ状態に移行した場合にドアが閉塞状態にあるものとして車両に設けた室内灯を消灯し、ラッチが開放状態あるいは半ラッチ状態にある場合にドアが半ドア状態あるいは開放状態にあるものとして車両に設けた室内灯を点灯する。
特開2002−129811号公報 特公昭61−49471号公報
ところで、ラッチ機構を収容したラッチ機構収容部と、ロック機構を収容したロック機構収容部とを組み合わせて一体化した状態でドアに取り付けるドアロック装置は、カーテシスイッチに接続した信号ケーブルをラッチ機構収容部の内部からドアロック装置の外部に配線しなければならないので、信号ケーブルの配線作業が困難であった。
本発明は、上記実情に鑑みて、ラッチ機構を収容したラッチ機構収容部と、ロック機構を収容したロック機構収容部とを組み合わせて一体化した状態でドアに取り付けるドアロック装置において、カーテシスイッチに接続した信号ケーブルの配線作業を容易なものにすることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係るドアロック装置は、車両本体に対してドアを閉状態に維持する一方、ハンドルの開ドア操作を受けて車両本体に対して前記ドアを開動作可能にするラッチ機構を収容したラッチ機構収容部と、アンロック状態のときに前記ハンドルの開ドア操作を有効化する一方、ロック状態のときに前記ハンドルによる開ドア操作を無効化するロック機構を収容したロック機構収容部とを相互に組み合わせて一体化した状態でドアに取り付けるドアロック装置において、ラッチに形成したカム面に周接し、ラッチ位置を検出するカーテシスイッチに接続した信号ケーブルをラッチ機構収容部の内部から延在させるとともに、ラッチ機構収容部の外周面に沿わせた状態でラッチ機構収容部とロック機構収容部との間に挟持したことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係るドアロック装置は、上記請求項1において、前記ロック機構収容部に形成され、前記ラッチ機構収容部を収容する周壁の内壁面に、前記信号ケーブルの膨出を防止する爪を立設したことを特徴とする。
本発明に係るドアロック装置は、ラッチ面に形成したカム面に摺接し、ラッチ位置を検出するカーテシスイッチに接続した信号ケーブルをラッチ機構収容部の内部から延在させるとともに、ラッチ機構収容部の外周面に沿わせた状態でラッチ機構収容部とロック機構収容部との間に挟持したので、信号ケーブルを整然と配線でき、配線作業を容易なものにすることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るドアロック装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は本発明の実施例に係るドアロック装置をドア室内側から見た斜視図、図2は本発明の実施例に係るドアロック装置をドア室外側から見た斜視図、図3は図1に示したドアロック装置をロック機構収容部とラッチ機構収容部とに分解した分解斜視図、図4はラッチ機構収容部をドア前側から見た図、図5はラッチ機構を示す概念図である。
本実施例に例示するドアロック装置は、自動車(右ハンドル車)の運転席側に配置した前方ヒンジのサイドドア(以下「ドア」という)に設けてある。このドアロック装置は、ロック機構およびアクチュエータ機構を収容するロック機構収容部10と、ラッチ機構30を収容するラッチ機構収容部20とを一体化してドア内に取り付けてある。
ロック機構収容部10は、図1および図2に示すように主ケース10Aと副ケース10Bとからなる。これら主ケース10Aおよび副ケース10Bは、それぞれを合成樹脂材によって成形したもので、互いに接合した後、ネジなどの締結手段(図示せず)によって相互に締結してある。主ケース10Aはドアロック装置においてドア室内側に位置し、副ケース10Bはドア室外側に位置している。そして、ドア前後方向に沿って延在する主ケース10Aと副ケース10Bとの間に形成された空間の内部にロック機構およびアクチュエータ機構を収容してある。なお、主ケース10Aと副ケース10Bとの接合部分には、パッキング材(図示せず)を介在させてあり、所望の水密性および防塵性が確保してある。
ロック機構は、図には明示しないが、ドアの室外側に設けたキーシリンダのキー操作、あるいはドアの室内側に設けたインサイドロックボタンの操作によってアンロック状態とロック状態とに切り換え可能である。このロック機構は、アンロック状態においてアウトサイドハンドルの開ドア操作を有効化してラッチ機構30に伝達し、一方、ロック状態においてアウトサイドハンドルの開ドア操作を無効化してラッチ機構30に伝達しない。
ロック機構収容部10の外部のドア室外側には、キーシリンダのキー操作をロック機構に伝達する出力軸(図示せず)を嵌挿する係止筒12が延設してある。また、ロック機構収容部10の外部のドア室内側には、インサイドロックボタンの操作によって揺動するインサイドロックレバー13が設けてある。さらに、ロック機構収容部10の外部のドア室外側には、アウトサイドハンドルの開ドア操作によって揺動するアウトサイドハンドルレバー14が延在して設けてある。さらにまた、ロック機構収容部10の外部のドア室内側には、インサイドハンドル(図示せず)の開ドア操作によって揺動するインサイドハンドルレバー15が延在して設けてある。
アクチュエータ機構は、図には明示しないが、リモートコントローラあるいはスイッチなどの操作による電気信号に応じて上記ロック機構をアンロック状態とロック状態とに切り換えるものである。このアクチュエータ機構は、駆動モータ、駆動モータの駆動をロック機構に伝達するギヤなどのモータ連係手段、およびアンロック状態とロック状態とを検出する検出手段などを有している。また、アクチュエータ機構は、ロック機構収容部10の外部からの駆動モータへの電力供給、電気信号の入力、あるいは検出手段からロック機構収容部10の外部への電気信号の出力を行うためのコネクタ16を有している。このコネクタ16は、ロック機構収容部10のドア室内側に延設した開口延部10Cを介して当該ロック機構収容部10の外部に表出している。そして、コネクタ16には、電力供給、電気信号の入出力を行うための外部コネクタ(図示せず)が接続される。
また、開口延部10Cの近傍の位置となる副ケース10Bのドア前側の部位には、固定部材17が設けてある。固定部材17は、ドア前側に延設した板金からなり、雌ネジ穴17Aが設けてある。
上記ロック機構収容部10のドア後側には、ドア室外側に延在するラッチ機構取付部18が設けてあり、上方から見た場合に略L字形状を呈している。
ラッチ機構取付部18は、ドアロック装置のドア後側にて主ケース10Aと副ケース10Bとを跨ぐ態様で設けてあり、図2および図3に示すようにラッチ機構取付部18は、副ケース10Bのドア後側の端部からドア室外側に延設したケーシング18Aを有している。このケーシング18Aの上下並びにドア室外側の周りには、主ケース10Aと副ケース10Bとのドア後側での接合端縁に連なる態様でドア後側に延設した周壁18Bが形成してある。したがって、周壁18Bはケーシング18Aをドア後側に向けて開口している。
周壁18Bには、ケーシング18Aの内部方向に立設した爪18Ba,18Bb,18Bcが三箇所に設けてある。これらの爪18Ba,18Bb,18Bcは、ラッチ機構取付部18にラッチ機構収容部20を取り付けたときに、後述する信号ケーブル37aの膨出を防止する。
また、ラッチ機構取付部18は、主ケース10A側において、主ケース10Aと副ケース10Bとのドア後側での接合端縁から連なりドア室内側を一部囲む周壁18B′を有し、かつ、ドア室内側に向けて開設した開口部18Cを有している。さらに、ラッチ機構取付部18は、ケーシング18A、および開口部18Cの開口縁からドア後側に延設した係止片18Dに対し、取付用穴18Aa,18Daを設けてある。
ラッチ機構取付部18の奥方(ドア前側)には、図3に示すように上述したアウトサイドハンドルレバー14が設けてある。アウトサイドハンドルレバー14は、軸14Aを中心にして揺動可能に支承してあり、かつ、軸14Aの周りに巻装したスプリング14Bによってロック機構収容部10の外部に延在した端部が非操作方向(図3中上方)に付勢してある。また、軸14Aは、基端がラッチ機構取付部18の奥方に固定してあり、先端14Aaが自由端としてドア後側に延設してある。軸14Aの先端14Aaには、当該軸14Aの外径よりも細径に形成した係止部14Abがドア後側に向けて延設してある。
ラッチ機構収容部20は、上記ラッチ機構取付部18に対して取り付けてあり、ラッチ機構取付部18のケーシング18Aとラッチ機構収容部20との間に後述する信号ケーブル37aを配線するために、ケーシング18Aの周壁18Bから離隔するように右側面部は周壁18Bよりもやや小さく形成してある。
ラッチ機構収容部20は、図3および図4に示すように、ベースプレート21、ラッチケース22およびカバープレート23によって構成してある。ベースプレート21は、板金によって形成してあり、図4に示すようにラッチ機構収容部20のドア前側をなしている。ベースプレート21には、ラッチ機構収容部20をラッチ機構取付部18に取り付けるための取付ネジ25を螺着する取付ネジ穴21Ca,21Cbがドア前側およびドア室内側に向けて開設してある。さらにまた、ベースプレート21には、本ドアロック装置をドアに取り付けるための固定ネジ(図示せず)を螺着する固定ネジ穴21Dが3箇所に設けてある。
ラッチケース22は、合成樹脂材によって形成してあり、ベースプレート21のドア後側に設けてある。ラッチケース22のドア前側には、アウトサイドハンドルレバー14における軸14Aの先端14Aaに延設した係止部14Abが嵌挿する凹部22Aを設けてある。さらに、ラッチケース22には、本ドアロック装置をドアに取り付けるための固定ネジを挿通する貫通穴22Dが3箇所に設けてある。
カバープレート23は、板金によって形成してあり、図3に示すようにラッチ機構収容部20のドア後側をなしている。カバープレート23は、ドア室外側に延在してベースプレート21のドア後側に嵌め込まれた後側板23Aと、ドア前側に延在してベースプレート21のドア室内側に嵌め込まれた室内側板23Bとで、上方から見て略L字形に形成してある。カバープレート23は、その上下方向のほぼ中央となる位置に、ドア室内側からドア室外側に向けて室内側板23Bおよび後側板23Aを跨ぐように略水平に延在する切欠溝23Cを設けてある。
また、カバープレート23の後側板23Aには、本ドアロック装置をドアに取り付けるための固定ネジを挿通する固定挿通穴23Dが3箇所に設けてある。この固定挿通穴23Dは、ラッチケース22の各貫通穴22Dおよびベースプレート21の各固定ネジ穴21Dに連通してある。さらに、カバープレート23の室内側板23Bには、ラッチ機構収容部20をラッチ機構取付部18に取り付けるための取付ネジ25を挿通する取付挿通穴23Eが設けてある。この取付挿通穴23Eは、図4に示すようにベースプレート21の取付ネジ穴21Cbに所定間隔をおいて連通している。
上記のごとく構成したラッチ機構収容部20は、上下並びにドア後側に関してラッチケース22の上下並びにドア後側の外形が当該ラッチ機構収容部20の外形をなし、ドア室内側に関してラッチケース22の一部およびカバープレート23の室内側板23Bが当該ラッチ機構収容部20の外形をなしている。さらにドア前側に関してベースプレート21のドア前側の外形が当該ラッチ機構収容部20の外形をなしている。
ラッチケース22には、ラッチ機構30が収容してある。ラッチ機構30は、従前のものと同様に、四輪自動車の車両本体側に設けたストライカSを噛合保持するためのもので、図5に示すように、ラッチ31とラチェット32とを備えて構成してある。
ラッチ31は、カバープレート23の切欠溝23Cよりも上方となる位置に、ベースプレート21から車両本体の前後方向に沿って略水平に延在するラッチ軸33を介して回転可能に配設したもので、噛合溝31a、フック部31bおよび係止部31cを有している。
噛合溝31aは、ラッチ31の外周面からラッチ軸33に向けて形成したもので、ストライカSを収容することのできる幅に形成してある。
フック部31bは、噛合溝31aを下方に向けて開口させた場合に該噛合溝31aよりも室内側に位置する部分である。このフック部31bは、図5−1に示すように、ラッチ31を時計回りに回転させた場合にカバープレート23の切欠溝23Cを開放する位置で停止する(開放位置)一方、図5−3に示すように、ラッチ31を反時計回りに回転させた場合にカバープレート23の切欠溝23Cを横切る位置で停止する(フルラッチ位置)ように構成してある。
係止部31cは、噛合溝31aを下方に向けて開口させた場合に該噛合溝31aよりも室外側に位置する部分である。この係止部31cは、図5−1に示すように、ラッチ31を時計回りに回転させた場合にカバープレート23の切欠溝23Cを横切り、かつこの切欠溝23Cの奥方(室外側)に向けて漸次上方に傾斜する状態で停止するように構成してある。なお、図には明示していないが、ラッチ31とラッチケース22との間には、図5においてラッチ31を常時時計回りに向けて付勢するラッチバネ(図示せず)が設けてある。
ラチェット32は、ベースプレート21の切欠溝23Cよりも下方、かつラッチ軸33よりも室内側となる位置に、ベースプレート21から車両本体の前後方向に沿って略水平に延在するラチェット軸34を介して回転可能に配設したもので、係合部32aおよび作用部32bを有している。
係合部32aは、ラチェット軸34から室外側に向けて径外方向に延在する部分であり、ラチェット32が図5において反時計回りに回転した場合にその突出端面を介して上述したラッチ31のフック部31bおよび係止部31cに係合することが可能である。
作用部32bは、ラチェット軸34から室内側に向けて径外方向に延在する部分である。このラチェット32には、車両前側となる位置に当該ラチェット32とともに一体的となってラチェット軸34の軸心回りに回転するラチェットレバー35が設けてある。ラチェットレバー35は、連結ピン36によってラチェット32と連結してある。また、ラチェット32とラッチケース22との間には、図5においてラチェット32を常時反時計回りに向けて付勢するラチェットバネ(図示せず)が設けてある。
また、ラッチ31の上方部にはラッチ31の位置を検出するカーテシスイッチ37が配設してある。カーテシスイッチ37のアーマチュアはラッチ31の外周面に形成したカム面31dに摺接し、ラッチ31のカム面31dから離反することによりラッチ31のラッチ位置を検出する。したがって、開ドア操作した場合にはフルラッチ状態からハーフラッチ状態に至る過程(ハーフラッチ状態に至る直前)において、カーテシスイッチ37がオンとなり、閉ドア操作した場合にはハーフラッチ状態からフルラッチ状態に至る過程(フルラッチ状態になる直前)においてカーテシスイッチ37がオフとなる。そして、ラッチ31がフルラッチ位置以外の位置(開放位置、半ラッチ位置)にあるときには車両の室内灯(図示せず)等を点灯させる。
カーテシスイッチ37に接続した信号ケーブル37aは、ラッチ機構収容部20の内部から延在し、ラッチ機構収容部20とロック機構収容部との間に挟持されている。より具体的には、信号ケーブル37aはラッチケース22の内部から延在し、ラッチケース22と周壁18Bとの間に挟持するように配線してあり、ラッチケース22と周壁18Bとの間から膨出しないように爪18Ba,18Bb,18Bcによって押さえられている。
上記のように構成したラッチ機構30では、ドアが車両本体に対して開成状態にある場合、図5−1に示すように、ラッチ31が開放位置に配置されることになり、車両の室内灯は点灯している。この状態からドアを閉操作させると、車体本体側に設けたストライカSがカバープレート23の切欠溝23Cに進入し、やがてストライカSがラッチ31の係止部31cに当接することになる。この結果、ラッチ31がラッチバネ(図示せず)の弾性力に抗して図5において反時計回りに回転する。この間、ラチェット32は、ラチェットバネ(図示せず)の弾性力によって係合部32aの突出端面がラッチ31の外周面に摺接することになり、該ラッチ31の外周面形状に応じて適宜ラチェット軸34の軸心回りに回転する。
上述した状態からさらにドアを閉操作すると、カバープレート23の切欠溝23Cに対するストライカSの進入量が漸次増大するため、ラッチ31が反時計回りにさらに回転するようになり、図5−2に示すように、やがてラチェット32の係合部32aがラッチ31の噛合溝31aに至る。この状態においては、ラッチ31の係止部31cがラチェット32の係合部32aに当接することになるため、ラッチバネ(図示せず)の弾性復元力に抗して当該ラッチ31の時計回りの回転が阻止されることになる。しかも、ラッチ31のフック部31bがカバープレート23の切欠溝23Cを横切るように配置されるため、該フック部31bによってストライカSがカバープレート23の切欠溝23Cから離脱する方向に移動する事態、つまりドアの車両本体に対する開動作が阻止されるようになる(半ラッチ状態)。
上述した半ラッチ状態からドアをさらに閉操作させると、カバープレート23の切欠溝23Cを進入するストライカSにより、係止部31cを介してラッチ31が反時計回りにさらに回転し、ストライカSがカバープレート23の切欠溝23Cの奥方(室外側)に至る。この間、ラチェット32は、係合部32aの上面にラッチ31のフック部31bが当接することによりラチェットバネ(図示せず)の弾性力に抗して図5において時計回りに回転し、ラッチ31のフック部31bが通過した時点でラチェットバネ(図示せず)の弾性復元力により直ちに反時計回りに回転するようになる。この結果、図5−3に示すように、ラッチ31のフック部31bがラチェット32の係合部32aに当接することになるため、ラッチバネ(図示せず)の弾性復元力に抗して当該ラッチ31の時計回りの回転が阻止されることになる。この状態においても、ラッチ31のフック部31bがカバープレート23の切欠溝23Cを横切るように配置されるため、該フック部31bによってストライカSがカバープレート23の切欠溝23Cの奥方(室外側)から離脱する方向に移動する事態が阻止されるようになり、結局、ドアが車両本体に対して閉じた状態に維持され(フルラッチ状態)、車両の室内灯が消灯する。
さらに、上述したフルラッチ状態からラチェットバネ(図示せず)の弾性力に抗してラチェット32の作用部32b、もしくはラチェットレバー35を図5において時計回りに回転させると、ラッチ31のフック部31bとラチェット32の係合部32aとの当接係合状態が解除され、ラッチ31がラッチバネ(図示せず)の弾性復元力により図5において時計回りに回転する。この結果、図5−1に示すように、カバープレート23の切欠溝23Cが開放され、ストライカSがカバープレート23の切欠溝23Cから離脱する方向に移動可能となり、ドアを車両本体に対して開操作させることができるようになり、車両の室内灯が点灯する。
このように構成したドアロック装置は、ロック機構収容部10とラッチ機構収容部20とを相互に組み合わせて一体化される。具体的には、ロック機構収容部10に設けたラッチ機構取付部18に対し、ラッチ機構収容部20をドア後側からドア前側に向けて移動して取り付ける。この際、図3に示すアウトサイドハンドルレバー14における軸14Aの先端14Aaの係止部14Abが、図3および図4に示すラッチ機構収容部20におけるラッチケース22の凹部22Aに対して嵌挿する。そして、ラッチ機構収容部20のベースプレート21(取付穴21Caを有する面)がラッチ機構取付部18のケーシング18Aに当接してラッチ機構収容部20のドア前側への移動が止まる。これにより、ロック機構収容部10内に設けてあるオープンレバー(図示せず)と、ラッチ機構収容部20側に設けてあるラチェットレバー35との相互の位置が位置合わせされる。オープンレバー(図示せず)は、アウトサイドハンドルレバー14あるいはインサイドハンドルレバー15のいずれか一方が操作されたときに連動するものであり、このオープンレバー(図示せず)によってラチェットレバー35が作動する。すなわち、凹部22Aに軸14Aの係止部14Abを嵌挿することにより、ラッチ機構30とロック機構との相互の位置が合わさることになる。このように、凹部22Aと軸14Aの係止部14Abとは、ラッチ機構30とロック機構との相互の位置を合わせる位置決め手段をなす。
そして、軸14Aの係止部14Abが凹部22Aに嵌挿して、ラッチ機構収容部20のベースプレート21(取付穴21Caを有する面)がラッチ機構取付部18のケーシング18Aに当接してラッチ機構収容部20のドア前側への移動が止まったとき、図1に示すように、ラッチ機構収容部20におけるラッチケース22が、ラッチ機構取付部18における周壁18B,18B′に囲まれる態様で当該ラッチ機構取付部18のケーシング18Aに嵌め込まれることになる。さらに、ラッチ機構収容部20におけるラッチケース22の一部、およびカバープレート23の室内側板23Bが、ラッチ機構取付部18における開口部18Cを閉塞する態様で当該ラッチ機構取付部18に嵌め込まれることになる。さらにまた、ベースプレート21(取付ネジ穴21Cbを有する部分)とカバープレート23(取付挿通穴23Eを有する部分)との間で開口部18Cの開口縁にある係止片18D(取付用穴18Dを有する部分)を挟むことになる。これにより、ラッチ機構収容部20は、周壁18B,18B′および係止片18Dによって上下方向、ドア室外側並びにドア室内側への移動を規制されることになる。すなわち、ラッチ機構収容部20は、ロック機構収容部10(ラッチ機構取付部18)に対して、凹部22Aから軸14Aの係止部14Abが抜ける方向であって、軸14Aの延設方向以外へのラッチ機構収容部20の移動を規制されることになる。このように、ラッチ機構収容部20の外形とラッチ機構取付部18の周壁18B,18B′および係止片18Dとは、軸14Aの係止部14Abを凹部22Aに嵌挿したとき、軸14Aの延設方向以外の方向へのロック機構収容部10とラッチ機構収容部20との相対移動を規制する規制手段をなす。
さらに、軸14Aの係止部14Abが凹部22Aに嵌挿して、ラッチ機構収容部20のベースプレート23(取付ネジ穴21Caを有する面)がラッチ機構取付部18のケーシング18Aに当接してラッチ機構収容部20のドア前側への移動が止まったとき、ケーシング18Aに設けた取付用穴18Aaにラッチ機構収容部20のベースプレート21に設けた取付ネジ穴21Caが連通する。また、ベースプレート21(取付ネジ穴21Cbを有する部分)とカバープレート23(取付挿通穴23Eを有する部分)との間で開口部18Cの開口縁にある係止片18D(取付用穴18Daを有する部分)を挟んで、係止片18Dに設けた取付用穴18Daに取付ネジ穴21Cbが連通する。
また、カーテシスイッチ37に接続した信号ケーブル37aは、ラッチ機構収容部20(ラッチケース22)とラッチ機構取付部18の周壁18Bとの間に挟持する態様で配線する。すなわち、信号ケーブル37aをラッチケース22の右側面に沿わせて、ラッチ機構収容部20をラッチ機構取付部18に取り付けることにより、ラッチ機構取付部18とラッチ機構収容部20との間に信号ケーブル37aが挟持される。
そして、図1および図2に示すように、取付用穴18Aa,18Da側からそれぞれ取付ネジ25を挿通して取付ネジ穴21Ca,21Cbに螺着することで、ロック機構収容部10とラッチ機構収容部20とを相互に組み合わせて一体にしたドアロック装置が得られる。
その後、ドアロック装置をドアに固定する。図には明示しないが、ドアロック装置を固定する位置であるドアのドア後側の面には、ラッチ機構収容部20のカバープレート23に設けた切欠溝23Cの周囲に沿って開口した切欠穴と、各固定挿通穴23Dに対応して開口した各ボルト受け穴とが設けてある。さらに、図には明示しないが、ドアのドア室内側の面には、主ケース10Aに設けた開口延部10Cを挿通する態様で開口した開口穴と、固定部材17設けた雌ネジ穴17Aに対応して開口したボルト受け穴とが設けてある。そして、ドアロック装置をドア内に配置し、各ボルト受け穴の外から固定ネジ(図示せず)を挿通して各固定挿通穴23Dに通し、固定ネジ穴21Dに螺着する。これにより、切欠穴に切欠溝23Cを一致した形態で、ドアロック装置がラッチ機構収容部20を介してドアにおけるドア後側であるドアの開放端部に固定される。さらに、ボルト受け穴の外からボルト(図示せず)を挿通して固定部材17の雌ネジ穴17Aに螺着する。これにより、開口穴から開口延部10Cを突出した形態で、ドアロック装置のロック機構収容部10側がドアに固定される。
したがって、上述したドアロック装置では、ロック機構収容部10とラッチ機構収容部20とを相互に組み合わせる際、軸14Aの係止部14Abを凹部22Aに嵌挿してラッチ機構とロック機構との相互の位置を合わせ、ラッチ機構収容部20の外形をラッチ機構取付部18の周壁18B,18B′内に嵌め込む。さらに、ベースプレート21(取付ネジ穴21Cbを有する部分)とカバープレート23(取付挿通穴23Eを有する部分)を挟む。これにより、軸14Aの延設方向以外の方向へのロック機構収容部10とラッチ機構収容部20との相対移動を規制する。この結果、ラッチ機構とロック機構とを相互に組み合わせる場合に、組み立て作業を効率よく行うことが可能になる。
また、上述したドアロック装置は、ラッチに形成したカム面31dに摺接し、ラッチ位置を検出するカーテシスイッチ37に接続した信号ケーブル37aをラッチ機構収容部20の内部から延在させて、ラッチ機構収容部20とロック機構収容部10との間に挟持したので、信号ケーブル37aを整然と配線でき、配線作業を容易なものにすることができる。
以上のように、本発明に係るドアロック装置は、車両に用いられるドアロック装置に関するもので、特にラッチ機構を収容したラッチ機構収容部とロック機構を収容したロック機構収容部とを相互に組み合わせて一体化した状態でドアに組み付けるドアロック装置に有用である。
本発明の実施例に係るドアロック装置をドア室内側から見た斜視図である。 本発明の実施例に係るドアロック装置をドア室外側から見た斜視図である。 図1に示したドアロック装置をロック機構収容部とラッチ機構収容部とに分解した分解斜視図である。 ラッチ機構収容部をドア前側から見た図である。 開成状態のラッチ機構を示す概念図である。 半ラッチ状態のラッチ機構を示す概念図である。 フルラッチ状態のラッチ機構を示す概念図である。
符号の説明
10 ロック機構収容部
10A 主ケース
10B 副ケース
10C 開口延部
12 係止筒
13 インサイドロックレバー
14 アウトサイドハンドルレバー
14A 軸
14Aa 先端
14Ab 係止部
14B スプリング
15 インサイドハンドルレバー
16 コネクタ
17 固定部材
17A 雌ネジ穴
18 ラッチ機構取付部
18A ケーシング
18Aa 取付用穴
18B,18B′ 周壁
18C 開口部
18D 係止片
18Da 取付用穴
20 ラッチ機構収容部
21 ベースプレート
21Ca,21Cb 取付ネジ穴
21D 固定ネジ穴
22 ラッチケース
22A 凹部
22D 貫通穴
23 カバープレート
23A 後側板
23B 室内側板
23C 切欠溝
23D 固定挿通穴
23E 取付挿通穴
25 取付ネジ
30 ラッチ機構
31 ラッチ
31a 噛合溝
31b フック部
31c 係止部
31d カム面
32 ラチェット
32a 係合部
32b 作用部
33 ラッチ軸
34 ラチェット軸
35 ラチェットレバー
36 連結ピン
37 カーテシスイッチ
37a 信号ケーブル
S ストライカ

Claims (2)

  1. 車両本体に対してドアを閉状態に維持する一方、ハンドルの開ドア操作を受けて車両本体に対して前記ドアを開動作可能にするラッチ機構を収容したラッチ機構収容部と、アンロック状態のときに前記ハンドルの開ドア操作を有効化する一方、ロック状態のときに前記ハンドルによる開ドア操作を無効化するロック機構を収容したロック機構収容部とを相互に組み合わせて一体化した状態でドアに取り付けるドアロック装置において、
    ラッチに形成したカム面に周接し、ラッチ位置を検出するカーテシスイッチに接続した信号ケーブルをラッチ機構収容部の内部から延在させるとともに、ラッチ機構収容部の外周面に沿わせた状態でラッチ機構収容部とロック機構収容部との間に挟持したことを特徴とするドアロック装置。
  2. 前記ロック機構収容部に形成され、前記ラッチ機構収容部を収容する周壁の内壁面に、前記信号ケーブルの膨出を防止する爪を立設したことを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。
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