JP2013133733A - スロットル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気通路を有するボディにスロットル弁が配設されて成るスロットルボディと、ボディに取付けられる燃料噴射弁と、ボディに取付けられる燃料ポンプとを備えるスロットル装置において、スロットルボディおよび燃料ポンプの組み合わせを変化させることを容易として汎用性を高める。
【解決手段】燃料ポンプ49がポンプケース64に収納され、ボディ52の側面に設けられる取付け座67,68,69に、ポンプケース64に設けられる被取付け部70,71,72が締結される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、吸気通路を有するボディにスロットル弁が配設されて成るスロットルボディと、前記吸気通路に燃料を噴射するようにして前記ボディに取付けられる燃料噴射弁と、該燃料噴射弁に燃料を供給するようにして前記ボディに取付けられる燃料ポンプとを備えるスロットル装置に関する。
このようなスロットル装置は、たとえば特許文献1で知られており、このものでは、スロットルボディのボディに、燃料ポンプを収納する筒状のポンプケースが一体に形成されている。
特開20005−105987号公報
上記特許文献1で開示されたスロットル装置では、スロットルボディのボディにポンプケースが一体的に形成されているので、スロットルボディおよび燃料ポンプの組み合わせが一義的に定まることになり、燃料ポンプの仕様を変更したり、小型化を図るにあたってスロットルボディおよび燃料ポンプの組み合わせを変化させることはできず、汎用性の点で課題が残る。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、スロットルボディおよび燃料ポンプの組み合わせを変化させることを容易として汎用性を高めたスロットル装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、吸気通路を有するボディにスロットル弁が配設されて成るスロットルボディと、前記吸気通路に燃料を噴射するようにして前記ボディに取付けられる燃料噴射弁と、該燃料噴射弁に燃料を供給するようにして前記ボディに取付けられる燃料ポンプとを備えるスロットル装置において、前記燃料ポンプがポンプケースに収納され、前記ボディの側面に設けられる取付け座に、前記ポンプケースに設けられる被取付け部が締結されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記ボディがアルミニウム合金から成り、前記ポンプケースが樹脂から成ることを第2の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、前記ボディの下部側面に前記取付け座が形成され、車両搭載状態でエンジンのクランクケースの上方に前記ポンプケースが配置されることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記吸気通路の中心軸線と平行にポンプ軸線を配置した前記燃料ポンプが前記ポンプケースに収納され、前記吸気通路の中心軸線に沿う方向で相互に間隔をあけた2箇所で前記ボディに前記取付け座が形成されることを第4の特徴とする。
本発明は、第1〜第4の特徴の構成のいずれかに加えて、前記燃料ポンプのポンプ軸線に沿う方向ならびに該ポンプ軸線に直交する方向に分散した複数箇所で前記ポンプケースに、該ポンプケースから側方に突出するようにして前記被取付け部が設けられることを第5の特徴とする。
本発明は、第1〜第5の特徴の構成のいずれかに加えて、前記燃料噴射弁が、前記吸気通路に関して前記ポンプケースの反対側で前記ボディに取付けられ、前記燃料ポンプからの燃料を前記燃料噴射弁側に導く外部管路が、前記ボディの側方を通るように配置されることを第6の特徴とする。
本発明は、第3の特徴の構成に加えて、前記燃料噴射弁が前記ボディの上部に取付けられ、前記吸気通路の中心軸線を含む鉛直面の左右いずれか一側で前記ボディの下部に前記ポンプケースが取付けられ、前記外部管路が、前記吸気通路の左右方向一側で上下に延びるように配置されることを第7の特徴とする。
本発明は、第7の特徴の構成に加えて、前記スロットル弁が固着される弁軸が前記ボディに回動可能に支承され、該弁軸の一端部を覆うセンサーボックスが、前記ポンプケースの上方で前記ボディから側方に突出するようにして前記ボディに取付けられ、前記外部管路が、前記燃料通路の中心軸線に沿う方向から見て前記センサーボックスと重なるように配置されることを第8の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第8の特徴の構成のいずれかに加えて、前記吸気通路の中心軸線および前記燃料ポンプのポンプ軸線が相互に平行かつ車両搭載状態で前下がりに傾斜して配置され、前記ポンプケースの後端上部に、前記燃料ポンプからの燃料を前記燃料噴射弁側に向けて吐出するための吐出管および燃料レギュレータの少なくとも一方が配設されることを第9の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、スロットルボディのボディの側面に設けられる取付け座に、燃料ポンプを収納するポンプケースの被取付け部が締結されるので、スロットルボディおよび燃料ポンプの組み合わせを変化させることが容易であり、汎用性を高めることができるとともに、スロットルボディおよび燃料ポンプのメンテナンス性を高めることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、ボディがアルミニウム合金製であり、ポンプケースが樹脂製であるので、スロットル弁を支持するボディの強度を維持しつつスロットル装置全体の軽量化を図ることができるとともにポンプケースの生産性向上を図ることができる。
本発明の第3の特徴によれば、ボディの下部に形成される取付け座に締結されるポンプケースが、車両搭載状態でエンジンのクランクケースの上方に配置されるので、ポンプケースおよび燃料ポンプをその下方のクランクケースで保護しつつ、ポンプケース内に収納される燃料ポンプにエンジンからの熱影響が及ぶことをポンプケースを樹脂製とすることで抑制し、燃料温度の上昇を抑えてエンジン性能の向上を図ることができる。
本発明の第4の特徴によれば、燃料ポンプのポンプ軸線が吸気通路の中心軸線と平行とされ、吸気通路の中心軸線に沿う方向で相互に間隔をあけた2箇所でボディに取付け座が形成されるので、ポンプケースのボディへの締結スパンを大きく確保しつつ締結部がスロットルボディから大きくはみ出すことがないようにしてスロットル装置の小型化を図ることができる。
本発明の第5の特徴によれば、被取付け部が、ポンプ軸線に沿う方向ならびにポンプ軸線に直交する方向に分散した複数箇所で、ポンプケースから側方に突出するようにしてポンプケースに設けられるので、ポンプケースのボディへの組付け性向上と、ボディへのポンプケースの支持の安定化を図ることができる。
本発明の第6の特徴によれば、燃料噴射弁が吸気通路に関してポンプケースとは反対側に位置するようにしてボディに取付けられ、燃料ポンプからの燃料を燃料噴射弁側に導く外部管路が、ボディの側方を通るように配置されるので、スロットルボディの構造を簡素化しつつスロットルボディ、燃料噴射弁および燃料ポンプを一体化してスロットル装置を構成することができ、生産性の向上に寄与することができる。
本発明の第7の特徴によれば、吸気通路の中心軸線を含む鉛直面の左右いずれか一側でボディの下部にポンプケースが取付けられ、外部管路が、吸気通路の左右方向一側で上下に延びるので、外部管路を上下に直線状に延ばすことを可能として燃料ポンプおよび燃料噴射弁間の燃料通路の短縮化が可能となる。
本発明の第8の特徴によれば、ポンプケースの上方でボディから側方に突出するようにセンサーボックスがボディに取付けられ、燃料通路の中心軸線に沿う方向から見てセンサーボックスと重なるように外部管路が配置されるので、外部管路をセンサーボックスで保護することが可能となり、外部管路を保護するための専用部材を減らすことができ、部品点数の低減が可能となる。
さらに本発明の第9の特徴によれば、吸気通路の中心軸線および燃料ポンプのポンプ軸線が車両搭載状態で前下がりに傾斜しており、ポンプケースの後端上部に、吐出管および燃料レギュレータの少なくとも一方が配設されるので、ポンプケース内で発生するベーパガスをポンプケース外に速やかに導出することができ、エンジン性能の向上に寄与することができる。
自動二輪車の右側面図である。 スロットル装置の側面図である。 図2の3矢視図である。 図2の4矢視図である。 図2の5矢視図である。
本発明の実施の形態を、添付の図1〜図5を参照しながら説明する。
先ず図1において、自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを下端部で軸支するフロントフォーク15を 操向可能に支承するヘッドパイプ16と、該ヘッドパイプ16からわずかに後下がりに延びる前半傾斜部17aならびに前半傾斜部17aよりも急傾斜で前半傾斜部17aの後端から後下がりに延びる後半傾斜部17bを有する左右一対のメインパイプ17…と、該メインパイプ17…の前半傾斜部17aよりも急角度に傾斜して前記ヘッドパイプ16から後下がりに延びる左右一対のダウンパイプ18…と、前記メインパイプ17…における後半傾斜部17b…の下部から後上がりに延びる左右一対のリヤパイプ19…と、前記メインパイプ17…における前半傾斜部17a…の後端および前記リヤパイプ19…の中間部間を連結する連結パイプ20…とを備える。
車体フレームFには、空冷の単気筒4サイクルであるエンジンEのエンジン本体22が、前記メインパイプ17…における後半傾斜部17b…の下部、ならびに前記ダウンパイプ18…の下部で支持されるようにして搭載される。またエンジン本体22の上方で前記車体フレームFにおけるメインパイプ17…の前半傾斜部17a…には燃料タンク23が搭載され、その燃料タンク23の後方には、前記車体フレームFにおけるリヤパイプ19…で支持されるようにしてタンデム型の乗車用シート24が配置される。
前記エンジン本体22は、車幅方向に沿う軸線を有するクランクシャフト25を回転自在に支承するクランクケース26と、該クランクケース26の前側上部に結合されて上方に立ち上がるシリンダブロック27と、該シリンダブロック27の上端に結合されるシリンダヘッド28と、該シリンダヘッド28の上端に結合されるヘッドカバー29とを備える。
また前記エンジン本体22の下部すなわちクランクケース26には、後方に延びるミッションケース30が連設されており、このミッションケース30には、前記クランクシャフト25からの回転動力を変速するための変速機(図示せず)が収容され、ミッションケース30には出力軸31が回転自在に支承される。
前記車体フレームFのメインパイプ17…における後半傾斜部17b…の下部には、後端で後輪WRを軸支するスイングアーム32の前端が支軸33を介して揺動可能に支承されており、車体フレームFのリヤパイプ19および前記スイングアーム32の後部間にはリヤクッションユニット34が設けられる。
前記後輪WRには前記出力軸31から回転動力が伝達されるものであり、出力軸31のミッションケース30からの突出端部に固着された駆動スプロケット35と、前記後輪WRの車軸に設けられた被動スプロケット36とに、無端状のチェーン37が巻き掛けられる。
シリンダヘッド28の前部側面には排気装置39が接続されており、この排気装置39は、前記シリンダヘッド28の前部側面から下方に延びる排気管40と、エンジン本体22の下方に配置されて前記排気管40の下流端に接続される触媒コンバータ41と、該触媒コンバータ41の下流端に接続されて後輪WRの右側に配置される排気マフラー42とを備える。
前記シリンダヘッド28の後部側面には吸気装置44が接続されており、この吸気装置44は、乗車用シート24の前部下方に配置されるエアクリーナ45と、該エアクリーナ45に上流端が接続されるスロットルボディ46と、該スロットルボディ46および前記シリンダヘッド28間を結ぶインレットパイプ47とを備える。
図2〜図5を併せて参照して、前記スロットルボディ46は、吸気通路51を有するアルミニウム合金製のボディ52にスロットル弁53が配設されて成るものであり、このスロットルボディ46と、前記吸気通路51に燃料を噴射するようにして前記ボディ52に取付けられる燃料噴射弁48と、該燃料噴射弁48に燃料を供給するようにして前記ボディ52に取付けられる燃料ポンプ49とでスロットル装置50が構成される。
車両搭載状態で前記スロットルボディ46は、前記吸気通路51の中心軸線C1を前下がりに傾斜させた姿勢となるものであり、水平な軸線を有して前記吸気通路51を横切る弁軸54が前記ボディ52に回動可能に支承され、バタフライ形である前記スロットル弁53が該弁軸54に固定される。
前記弁軸54の一端部は前記ボディ52から一側方に突出するものであり、この弁軸54の一端部は前記ボディ52の一側側面に複数個たとえば3個のボルト56,56,56で取付けられて前記ボディ52から側方に突出するセンサーボックス55で覆われており、このセンサーボックス55内で前記弁軸54の一端部には、該弁軸54の回動量すなわちスロットル弁53の開度を検出するセンサー(図示せず)が連結される。
また前記弁軸54の他端部は前記ボディ52から他側方に突出するものであり、この弁軸54の他端部にはドラム57が固定され、該ドラム57に巻き掛けられるスロットルワイヤのアウターワイヤを保持するためのワイヤホルダ58が前記ボディ52の他側側面にボルト59,59で取付けられる。
前記燃料噴射弁48は、前記ボディ52の上部に取付けられるものであり、前記ボディ52の上部に一端部を嵌合せしめた燃料噴射弁48の他端部に弁ホルダ60が嵌合され、その弁ホルダ60がボルト61,61で前記ボディ52の上部に締結される。すなわち燃料噴射弁48は、ボディ52および弁ホルダ60間で挟持されるようにして前記ボディ52の上部に取付けられる。
前記燃料ポンプ49は、そのポンプ軸線C2を前記吸気通路51の中心軸線C1と平行にして、前記吸気通路51に関して前記燃料噴射弁48とは反対側すなわち前記スロットルボディ46の下方に配置されるものであり、樹脂製のポンプケース64内に収納される。而して車両搭載状態で前記吸気通路51の中心軸線C1は前下がりとなるものであり、前記燃料ポンプ49のポンプ軸線C2も前下がりとなり、その燃料ポンプ49を収納する前記ポンプケース64の軸線も前下がりとなる。
前記ポンプケース64は、前端を開放した有底円筒状のケース主体65と、該ケース主体65の前端開放部を覆ってケース主体65に結合されるキャップ66とから成るものであり、このポンプケース64の前記ケース主体65が、前記吸気通路51に関して前記燃料噴射弁48とは反対側、すなわち前記ボディ52の下部に取付けられる。
前記ボディ52の下部側面には、第1、第2および第3取付け座67,68,69が一体に形成される。一方、前記ポンプケース64は、図1で示すように、車両搭載状態でエンジンEのクランクケース26の上方に配置されるものであり、このポンプケース64のケース主体65に設けられる第1、第2および第3被取付け部70,71,72が、第1〜第3取付け座67〜69に締結される。
しかも前記ポンプケース64は、前記吸気通路51の中心軸線C1を含む鉛直面PL(図3参照)の左右いずれか一側(この実施の形態では左側)に配置されるものであり、前記ポンプケース64における前記ケース主体65の前部の上部に前記鉛直面PL側の側方に突出するようにして第1被取付け部70が一体に設けられ、その第1被取付け部70に対応した前記ボディ52の下部側面に形成される第1取付け座67に第1被取付け部70がボルト81で締結される。また第2被取付け部71は、前記ポンプケース64における前記ケース主体65の後部の上部から第1被取付け部70と同一側の側方に突出するようにして前記ケース主体65に一体に設けられ、第3被取付け部72は、前記ケース主体65の後部の上部から第2被取付け部71と反対側の側方に突出するようにして前記ケース主体65に一体に設けられており、第2および第3被取付け部71,72に対応して前記ボディ52の下部側面に形成された第2および第3取付け座68,69に第2および第3被取付け部71,72がボルト82,83で締結される。
すなわち前記燃料ポンプ49のポンプ軸線C2に沿う方向ならびに該ポンプ軸線C2に直交する方向に分散した3箇所で前記ポンプケース64のケース主体65に、該ケース主体65から側方に突出するようにして第1〜第3被取付け部70,71,72が設けられる。一方、第1〜第3取付け座67〜69は第1〜第3被取付け部70〜72にそれぞれ対応してボディ52に形成されるものであり、第1取付け座67が前記吸気通路51の中心軸線C1に沿う方向の前部でボディ52に形成され、第2および第3取付け座68,69が第1取付け座67とは前記中心軸線C1に沿う方向の後部でボディ52に形成されており、前記中心軸線C2に沿う方向で相互に間隔をあけた2箇所でボディ52に形成されることになる。
前記ポンプケース64におけるキャップ66の上部には、吸入管73が突設されており、図2で示すように、スロットル装置64の上方に配置される前記燃料タンク23の下部から燃料を導く給油管路74が前記吸入管73に接続される。
ところで前記燃料ポンプ49のポンプ軸線C2および前記ポンプケース64の軸線が前下がりに傾斜しているので、前記ポンプケース64の後端の上部は、ポンプケース64で最も高い位置にある。このポンプケース64の後端上部には、前記燃料ポンプ49からの燃料を前記燃料噴射弁48側に向けて吐出するための吐出管75および燃料レギュレータ76の少なくとも一方が配設されるものであり、この実施の形態では、前記吐出管75が上方に突出するようにして前記ポンプケース64におけるケース主体65の後端上部に一体に設けられ、前記燃料レギュレータ76が前記ポンプケース64におけるケース主体65の後端上部内に配設される。
前記燃料レギュレータ76が配設される部分で前記ポンプケース64のケース主体65には戻り側接続管77が設けられており、その戻り側接続管77に一端部が接続される戻り管路78の他端部が前記燃料タンク23の上部に接続される。またケース主体65の後端下部には、ポンプケース64内の前記燃料ポンプ49に電気的な接続を行うためのカプラ80が下方に突出するようにして一体に突設される。
ところで前記燃料ポンプ49から吐出される燃料を前記燃料噴射弁48側に導く外部管路79が、前記ボディ52の側方を通るように配置されており、この外部管路79の一端部は前記ポンプケース64の吐出管75に接続される。
前記吸気通路51の中心軸線C1を含む鉛直面PLの左側でボディ52の下部に前記ポンプケース64が取付けられており、前記外部管路79は、前記吸気通路51の左右方向左側で上下に延びるように配置される。しかも外部管路79は、上方に向かうにつれて前方に位置するように傾斜して直線状に延びるように配置されるものであり、この外部管路79の他端部すなわち上端部には、前記弁ホルダ60側に向けて突出する接続管部79aが一体に設けられ、前記燃料噴射弁48に通じて前記弁ホルダ60に一体に設けられる接続管部60aが前記接続管部79aに接続される。
しかもボディ52には、前記ポンプケース64の上方で該ボディ52から側方に突出するセンサーボックス55が取付けられており、前記外部管路79は、前記燃料通路51の中心軸線C1に沿う方向から見て、図3で明示するように、前記センサーボックス55と重なるように配置される。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、燃料ポンプ49がポンプケース64に収納され、スロットルボディ46のボディ52の側面に設けられる第1および第2取付け座67,68に、前記ポンプケース64に設けられる第1および第2被取付け部69,70が締結されるので、スロットルボディ46および燃料ポンプ49の組み合わせを変化させることが容易であり、汎用性を高めることができるとともに、スロットルボディ46および燃料ポンプ49のメンテナンス性を高めることができる。
またボディ52がアルミニウム合金から成り、ポンプケース64が樹脂から成るので、スロットル弁53を支持するボディ52の強度を維持しつつスロットル装置50全体の軽量化を図ることができるとともにポンプケース64の生産性向上を図ることができる。
またボディ52の下部側面に第1および第2取付け座67,68が形成され、車両搭載状態でエンジンEのクランクケース26の上方にポンプケース64が配置されるので、ポンプケース64および燃料ポンプ49をその下方のクランクケース26で保護しつつ、ポンプケース64内に収納される燃料ポンプ49にエンジンEからの熱影響が及ぶことをポンプケース64を樹脂製とすることで抑制し、燃料温度の上昇を抑えてエンジン性能の向上を図ることができる。
また吸気通路51の中心軸線C1と平行にポンプ軸線C2を配置した燃料ポンプ49がポンプケース64に収納され、吸気通路51の中心軸線C1に沿う方向で相互に間隔をあけた2箇所でボディ52に第1〜第3取付け座67〜69が形成されるので、ポンプケース64のボディ52への締結スパンを大きく確保しつつ締結部がスロットルボディ46から大きくはみ出すことがないようにしてスロットル装置50の小型化を図ることができる。
また燃料ポンプ49のポンプ軸線C2に沿う方向ならびに該ポンプ軸線C2に直交する方向に分散した複数箇所(この実施の形態では3箇所)でポンプケース64のケース主体65に、ポンプケース64から側方に突出するようにして第1〜第3被取付け部70〜72が設けられるので、ポンプケース64のボディ52への組付け性向上と、ボディ52へのポンプケース64の支持の安定化を図ることができる。
また燃料噴射弁48が、吸気通路51に関してポンプケース64の反対側でボディ52に取付けられ、燃料ポンプ49からの燃料を燃料噴射弁48側に導く外部管路79が、ボディ52の側方を通るように配置されるので、スロットルボディ46の構造を簡素化しつつスロットルボディ46、燃料噴射弁48および燃料ポンプ49を一体化してスロットル装置50を構成することができ、生産性の向上に寄与することができる。
また燃料噴射弁48がボディ52の上部に取付けられ、吸気通路51の中心軸線C1を含む鉛直面PLの左右いずれか一側(この実施の形態では左側)でボディ52の下部にポンプケース64が取付けられ、外部管路79が、吸気通路51の左右方向一側(この実施の形態では左側)で上下に延びるように配置されるので、外部管路79を上下に直線状に延ばすことを可能として燃料ポンプ49および燃料噴射弁48間の燃料通路の短縮化が可能となる。
またスロットル弁43が固着される弁軸54がボディ52に回動可能に支承され、該弁軸54の一端部を覆うセンサーボックス55が、ポンプケース64の上方でボディ52から側方に突出するようにしてボディ52に取付けられ、外部管路79が、燃料通路51の中心軸線C1に沿う方向から見てセンサーボックス55と重なるように配置されるので、外部管路79をセンサーボックス55で保護することが可能となり、外部管路79を保護するための専用部材を減らすことができ、部品点数の低減が可能となる。
さらに吸気通路51の中心軸線C1および燃料ポンプ49のポンプ軸線C2が相互に平行かつ車両搭載状態で前下がりに傾斜して配置され、ポンプケース64の後端上部に、燃料ポンプ49からの燃料を燃料噴射弁48側に向けて吐出するための吐出管75および燃料レギュレータ76の少なくとも一方(この実施の形態では両方)が配設されるので、ポンプケース64内で発生するベーパガスをポンプケース64外に速やかに導出することができ、エンジン性能の向上に寄与することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
26・・・クランクケース
46・・・スロットルボディ
48・・・燃料噴射弁
49・・・燃料ポンプ
50・・・スロットル装置
51・・・吸気通路
52・・・ボディ
53・・・スロットル弁
54・・・弁軸
55・・・センサーボックス
64・・・ポンプケース
67,68,69・・・取付け座
70,71,72・・・被取付け部
75・・・吐出管
76・・・燃料レギュレータ
79・・・外部管路
C1・・・吸気通路の中心軸線
C2・・・ポンプ軸線
E・・・エンジン
PL・・・鉛直面

Claims (9)

  1. 吸気通路(51)を有するボディ(52)にスロットル弁(53)が配設されて成るスロットルボディ(46)と、前記吸気通路(51)に燃料を噴射するようにして前記ボディ(52)に取付けられる燃料噴射弁(48)と、該燃料噴射弁(48)に燃料を供給するようにして前記ボディ(52)に取付けられる燃料ポンプ(49)とを備えるスロットル装置において、前記燃料ポンプ(49)がポンプケース(64)に収納され、前記ボディ(52)の側面に設けられる取付け座(67,68,69)に、前記ポンプケース(64)に設けられる被取付け部(70,71,72)が締結されることを特徴とするスロットル装置。
  2. 前記ボディ(52)がアルミニウム合金から成り、前記ポンプケース(64)が樹脂から成ることを特徴とする請求項1記載のスロットル装置。
  3. 前記ボディ(52)の下部側面に前記取付け座(67,68,69)が形成され、車両搭載状態でエンジン(E)のクランクケース(26)の上方に前記ポンプケース(64)が配置されることを特徴とする請求項2記載のスロットル装置。
  4. 前記吸気通路(51)の中心軸線(C1)と平行にポンプ軸線(C2)を配置した前記燃料ポンプ(49)が前記ポンプケース(64)に収納され、前記吸気通路(51)の中心軸線(C1)に沿う方向で相互に間隔をあけた2箇所で前記ボディ(52)に前記取付け座(67;68,69)が形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスロットル装置。
  5. 前記燃料ポンプ(49)のポンプ軸線(C2)に沿う方向ならびに該ポンプ軸線(C2)に直交する方向に分散した複数箇所で前記ポンプケース(64)に、該ポンプケース(64)から側方に突出するようにして前記被取付け部(70,71,72)が設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスロットル装置。
  6. 前記燃料噴射弁(48)が、前記吸気通路(51)に関して前記ポンプケース(64)の反対側で前記ボディ(52)に取付けられ、前記燃料ポンプ(49)からの燃料を前記燃料噴射弁(48)側に導く外部管路(79)が、前記ボディ(52)の側方を通るように配置されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスロットル装置。
  7. 前記燃料噴射弁(48)が前記ボディ(52)の上部に取付けられ、前記吸気通路(51)の中心軸線(C1)を含む鉛直面(PL)の左右いずれか一側で前記ボディ(52)の下部に前記ポンプケース(64)が取付けられ、前記外部管路(79)が、前記吸気通路(51)の左右方向一側で上下に延びるように配置されることを特徴とする請求項6記載のスロットル装置。
  8. 前記スロットル弁(43)が固着される弁軸(54)が前記ボディ(52)に回動可能に支承され、該弁軸(54)の一端部を覆うセンサーボックス(55)が、前記ポンプケース(64)の上方で前記ボディ(52)から側方に突出するようにして前記ボディ(52)に取付けられ、前記外部管路(79)が、前記燃料通路(51)の中心軸線(C1)に沿う方向から見て前記センサーボックス(55)と重なるように配置されることを特徴とする請求項7記載のスロットル装置。
  9. 前記吸気通路(51)の中心軸線(C1)および前記燃料ポンプ(49)のポンプ軸線(C2)が相互に平行かつ車両搭載状態で前下がりに傾斜して配置され、前記ポンプケース(64)の後端上部に、前記燃料ポンプ(49)からの燃料を前記燃料噴射弁(48)側に向けて吐出するための吐出管(75)および燃料レギュレータ(76)の少なくとも一方が配設されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のスロットル装置。
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