JP4028417B2 - 車両用電子制御装置の配置構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用電子制御装置の配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用電子制御装置の配置構造に関する技術として、エンジンのシリンダヘッドの上部に吸気通路を配置し、この吸気通路のシリンダヘッドから側方に延出する部分の上側にエンジンから離して電子制御装置を配置したものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−294216号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実際に電子制御装置の車体へのレイアウトを検討すると、スペース的な余裕はなく、上記のようにエンジンから離して電子制御装置を搭載することができない場合が多く、エンジンからの熱の影響を受け易いという問題があった。
【0005】
したがって、本発明は、エンジンからの熱の影響を回避することができる車両用電子制御装置の配置構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、エンジンのシリンダブロックまたはシリンダヘッドの上方に前記エンジンに連結される吸気通路を、前記シリンダブロックまたは前記シリンダヘッドと重なり合って配置し、前記シリンダブロックまたは前記シリンダヘッドの上方であって前記吸気通路の上方に電子制御装置を、前記吸気通路と重なり合って配置してなることを特徴としている。
【0007】
これにより、レイアウトの制約上、エンジンのシリンダブロックまたはシリンダヘッドの上方に電子制御装置を配置しなければならない場合であっても、シリンダブロックまたはシリンダヘッドの上方に配置された吸気通路の上方に電子制御装置を配置することで、シリンダブロックまたはシリンダヘッドから上昇する熱が電子制御装置に至るのを吸気通路で防止することができる。また、電子制御装置自体の発熱も吸気通路に放熱することができる。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記シリンダブロックまたは前記シリンダヘッドの上方に、スロットルバルブを有するスロットルボディが配置されており、前記吸気通路は前記スロットルボディに形成されたものであることを特徴としている。
【0009】
これにより、電子制御装置をスロットルボディに一体的に組み込んでモジュール化してエンジンに取り付ける構造とした場合に、シリンダブロックまたはシリンダヘッドから上昇する熱が電子制御装置に至るのをスロットルボディの吸気通路によって防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面を参照して以下に説明する。
【0011】
まず、本実施形態で用いられるエンジン制御装置(電子制御装置)11をスロットルボディ12に一体的に組み込んでモジュール化したスロットルボディ小組体13について図1〜図5を参照して説明する。
【0012】
図1および図2に示すスロットルボディ小組体13は、スロットルボディ本体15を有している。このスロットルボディ本体15は、図4に示すように内側に軸直交断面が円形状をなして一方向に延在する吸気通路16が形成された略段付き筒状の吸気通路形成部17と、図1〜図5に示すように吸気通路形成部17の吸気通路16の延在方向における一端側に形成された円筒状の入口側ダクト部18と、吸気通路形成部17の他端側に形成された円筒状の出口側ダクト部19と、吸気通路形成部17の上部に形成され吸気通路形成部17に対し反対側が開口する箱状の収納部20と、吸気通路形成部17の下側に設けられたフューエルポンプ取付部21とを有するアルミニウム等の金属製の一体成形品である。
【0013】
そして、スロットルボディ小組体13には、スロットルボディ本体15の吸気通路16内に、回動軸23を中心に回動することでこの吸気通路16を開閉可能なスロットルバルブ24が配設されており、スロットルボディ本体15の側部に、図1に示すように回動軸23に同軸をなして連結されるとともに図示略のスロットルワイヤで回動させられる回動部材25と、スロットルワイヤを支持するとともにこの回動部材25の回動限界位置を調整ネジ26で調整するストッパ部材27とが設けられている。
【0014】
さらに、スロットルボディ小組体13には、スロットルボディ本体15の回動部材25に対し反対側に、図2に示すように回動軸23の回転角度を検出することでスロットルバルブ24の開度を検出するスロットル開度センサ28が設けられ、このスロットル開度センサ28と並んで二次エア供給装置29が設けられている。
【0015】
ここで、上記したスロットルボディ本体15とスロットルバルブ24と回動部材25とストッパ部材27とスロットル開度センサ28と二次エア供給装置29とで主にスロットルボディ12が構成されている。
【0016】
スロットルボディ小組体13は、スロットルボディ本体15の吸気通路形成部17の図4に示す出口側ダクト部19に連結される図1および図2に示す連結チューブ32と、この連結チューブ32によって吸気通路形成部17の出口側ダクト部19に連結されるとともに吸気通路形成部17の吸気通路16に連通する図示略の吸気通路が内側に形成されたインテークマニホールド33と、このインテークマニホールド33に取り付けられて吸気通路内に燃料を噴射するインジェクタ34と、スロットルボディ本体15のフューエルポンプ取付部21に取り付けられてインジェクタ34に燃料を供給するフューエルポンプ35と、インジェクタ34とフューエルポンプ35とを連通させる配管36と、インジェクタ34に連結される配管37と、配管37に連結されるリリーフ弁38とを有している。なお、インテークマニホールド33はスロットルボディ12に対し反対側のエンジン取付部39が下方に向くように途中が湾曲している。
【0017】
さらに、スロットルボディ小組体13は、図3および図4に示すように、ともに収納部20の底部42に取り付けられる吸気圧力センサ(電気部品)43およびパワートランジスタ(電気部品,発熱部品)44を有している。
【0018】
吸気圧力センサ43は収納部20内に収納される回路基板(電気部品)45に接続されるとともに、吸気通路16内におけるスロットルバルブ24よりもインテークマニホールド33側に開口する図4に示す開口部46を介して吸気通路16内の情報である圧力を検出する。
【0019】
パワートランジスタ44は、収納部20内に収納される回路基板45に接続されてこの回路基板45とともにエンジンを電子制御するエンジン制御装置11(いわゆるECU)を構成する。
【0020】
なお、回路基板45が収納された状態の収納部20は、隙間に図4に一部のみ示すように樹脂47が充填される樹脂ポッティングが施されることになり、回路基板45、吸気圧力センサ43およびパワートランジスタ44もこのポッティング樹脂47に埋設されることになる。
【0021】
上記したスロットルボディ小組体13は、図1および図2に示すように、リリーフ弁38が配管48を介して燃料タンク49に、フューエルポンプ取付部21が配管50を介して燃料タンク49にそれぞれ連結されることになる。これにより、フューエルポンプ35が燃料を燃料タンク49から配管50を介して吸引し配管36を介してインジェクタ34に送る。
【0022】
スロットルボディ12の上部に形成された収納部20は、長方形状をなす底部42と底部42の四方の端縁部から長方形枠状をなして上方に立設された壁部70と有し、上部に開口部71を有する形状をなしている。そして、長方形状をなす底部42の一の角部、具体的には出口側ダクト部19側かつスロットル開度センサ28側の角部には、図3〜図5に示すように、底面73から開口部71側に突出して回路基板45を載置させるための載置台部74が一体成形されており、この載置台部74に、開口部71側に突出する挿入ピン75が設けられて回路基板45用の基板取付部76が構成されている。そして、底面73のこの基板取付部76の近傍位置に、吸気圧力センサ43が取り付けられるセンサ取付部77が形成されている。
【0023】
また、底部42の上記角部に対し対角位置となる角部、具体的には入口側ダクト部側18かつ回動部材25側の角部にも、図3〜図5に示すように、底面73から開口部71側に突出して回路基板45を載置させるための載置台部79が一体成形されており、この載置台部79に、開口部71側に突出する挿入ピン80が設けられて回路基板45用の基板取付部81が構成されている。そして、底面73のこの基板取付部81の近傍位置には、パワートランジスタ44が取り付けられる部品取付部82が形成されている。これにより、底部42の対角位置にセンサ取付部77および部品取付部82が形成されている。
【0024】
センサ取付部77は、周囲を壁部83で囲むことで底面73に形成された配置部84と、この配置部84に穿設された挿入通路穴85(挿入穴)とを有しており、挿入通路穴85は吸気通路16のスロットルバルブ24に対しインテークマニホールド33側に開口する開口部46に連通している。
【0025】
吸気圧力センサ43は、図4に示すように、挿入通路穴85に挿入されるとともに先端面が検出部86とされた挿入部87と、この挿入部87を挿入通路穴85に挿入した状態で配置部84内に載置されることで収納部20に対して位置決めされるセンサ本体部88とを有しており、センサ本体部88には挿入部87に対し反対方向に延出する複数具体的には三カ所の接続ピン89が設けられている。なお、挿入部87の外周部と挿入通路穴85の内周部との隙間に筒状のシール部材91が介装されることになるが、このシール部材91は挿入部87に予め嵌合された状態で挿入部87とともに挿入通路穴85に挿入される。
【0026】
部品取付部82は、周囲を壁部92で囲むことで底面73に形成された配置部93と、この配置部93に穿設されたネジ穴94とを有している。
【0027】
パワートランジスタ44は配置部93内に載置されることで収納部20に対して位置決めされることになり、この状態で取付ビス95がパワートランジスタ44を通ってネジ穴94に螺合されることでパワートランジスタ44は収納部20の底部42に直接接触するように取り付けられる(つまり直付けされる)。パワートランジスタ44には図3に示すようにこの取付状態で開口部71側に延出する複数具体的には三カ所の接続ピン97が形成されている。
【0028】
回路基板45には、電子部品102や外部接続配線103等が予め実装されることになるが、長方形状をなす回路基板45には、対角位置に上記した挿入ピン75を挿入させるためのガイド穴98および挿入ピン80を挿入させるためのガイド穴99が形成されている。図4に示すように、回路基板45において、一方のガイド穴98に近接する位置には、収納部20に取り付けられた状態の吸気圧力センサ43の接続ピン89を挿入させるための接続穴100が接続ピン89と同数形成されており、他方のガイド穴99に近接する位置には、収納部20に取り付けられた状態のパワートランジスタ44の接続ピン97を挿入させるための接続穴101が接続ピン97と同数形成されている。
【0029】
そして、これらの部品を取り付ける際には、収納部20の底部42のセンサ取付部77に、挿入部87にシール部材91を嵌合させた状態の吸気圧力センサ43を取り付けるとともに、パワートランジスタ44を部品取付部82に取り付けた後、収納部20に回路基板45を取り付ける。つまり、回路基板45の対角位置にある両ガイド穴98,99に収納部20の両基板取付部76,81の挿入ピン75,80を挿入させながら、回路基板45の接続穴100,101に吸気圧力センサ43およびパワートランジスタ44の接続ピン89,97を挿入させて、回路基板45を両載置台部74,79に載置させる。
【0030】
次に、回路基板45から開口部71側に突出する接続ピン89,97を回路基板45にハンダ付け等により接合させる。
【0031】
そして、回路基板45が収納された状態の収納部20に開口部71まで樹脂ポッティングを施すことで、回路基板45、吸気圧力センサ43およびパワートランジスタ44がポッティング樹脂47に埋設されることになり、その結果、回路基板45が両載置台部74,79に載置された状態で両基板取付部76,81に取り付けられ、収納部20に取り付けられることになる。
【0032】
そして、上記したエンジン制御装置11をスロットルボディ12に一体的に組み込んでモジュール化したスロットルボディ小組体13が、図6および図7に示すように、自動二輪車(車両)52に配置されることになる。ここでは、シリンダヘッド53およびシリンダブロック54がクランクケース55よりも前側に延出する前倒姿勢のエンジン56を有するスクータタイプの自動二輪車52において、エンジン56の上側にスロットルボディ小組体13が配置されることになる。
【0033】
具体的に、スロットルボディ小組体13は、インテークマニホールド33を車体前側にスロットルボディ12を車体後側にした状態でインテークマニホールド33のエンジン取付部39を下方に向けた状態でこのエンジン取付部39において図示せぬ樹脂スペーサ等を介してエンジン56のシリンダヘッド53に取り付けられる。
【0034】
すると、スロットルバルブ24を有するスロットルボディ12がシリンダブロック54の上方にこのシリンダブロック54と水平方向において重なり合って配置されることになり、シリンダブロック54の上方にこのシリンダブロック54に水平方向において重なり合い、しかもスロットルボディ12の上方にこのスロットルボディ12と水平方向において重なり合ってエンジン制御装置11が配置されることになる。このとき、エンジン制御装置11は車体フレーム57の近傍に配置されている。
【0035】
その結果、スロットルボディ12に形成された吸気通路16が、シリンダブロック54の上方に配置されたエンジン制御装置11とシリンダブロック54との間にこれらに水平方向において重なり合って介在することになる。なお、このとき入口側ダクト部18は図示略のエアクリーナ側に連結される。
【0036】
以上に述べた本実施形態によれば、レイアウトの制約等の理由から、上記のようにエンジン56のシリンダブロック54の上方にエンジン制御装置11を配置しなければならない場合であっても、シリンダブロック54の上方に配置されたスロットルボディ12内の吸気通路16の上方にエンジン制御装置11を配置することで、シリンダブロック54から上昇する熱がエンジン制御装置11に至るのを吸気通路16で防止することができる。つまり、上記のように、エンジン制御装置11をスロットルボディ12に一体的に組み込んでモジュール化してエンジン56に取り付ける構造とした場合に、シリンダブロック54から上昇する熱がエンジン制御装置11に至るのをスロットルボディ12の吸気通路16によって防止することができる。したがって、エンジン56からの熱の影響を回避することができる。しかも、エンジン制御装置11自体の発熱も吸気通路16に放熱することができる。
【0037】
さらに、エンジン制御装置11を吸気通路16上に配置することにより制御系を集約化することができる。
【0038】
加えて、エンジン制御装置11を車体フレーム57の近傍に設けたことにより、車体フレーム57側からのハーネスの取り回しが容易となるとともに、ハーネスの短縮化が図れる。
【0039】
さらに、エンジン制御装置11を吸気通路16上に配置することにより、吸気通路16の横に配置した場合のように転倒時にエンジン制御装置11が直接衝撃を受けにくい。
【0040】
また、エンジン制御装置11を吸気通路16上に配置することにより、吸気通路16の下に配置した場合に比してエンジン制御装置11を用いた故障診断等の作業性が向上する。
【0041】
なお、シリンダヘッド53の上方にエンジン制御装置11を配置しなければならない場合においては、シリンダヘッド53の上方に吸気通路16を配置しこれらシリンダヘッド53および吸気通路16の上方にエンジン制御装置11を配置すれば良い。また、シリンダヘッド53およびシリンダブロック54に跨ってこれらの上方にエンジン制御装置11が配置される場合においては、シリンダヘッド53およびシリンダブロック54の上方に吸気通路16を配置しこれらシリンダヘッド53およびシリンダブロック54と吸気通路16との上方にエンジン制御装置11を配置すれば良い。
【0042】
また、例えば、図8に示すように、シリンダヘッド53およびシリンダブロック54がクランクケース55よりも前側に延出する前倒姿勢のエンジン56を有するロードモデルタイプの自動二輪車(車両)60に適用する場合も、吸気通路16を有するスロットルボディ12をシリンダブロック54の上方にこのシリンダブロック54と重なり合う状態で配置し、シリンダブロック54の上方にこのシリンダブロック54と重なり合いしかもスロットルボディ12の上方にこのスロットルボディ12と重なり合う状態でエンジン制御装置11を配置するようにして、スロットルボディ12に形成された吸気通路16を、シリンダブロック54とエンジン制御装置11との間に介在させるようにすれば良い。この例では、エンジン制御装置11が車体フレーム61の近傍に左右が車体フレーム61で覆われるように設けられることで車体フレーム61によって保護されている。
【0043】
加えて、例えば、図9および図10に示すように、シリンダヘッド53およびシリンダブロック54がクランクケース55よりも前側に延出する前倒姿勢のエンジン56を有するビジネスタイプの自動二輪車63に適用する場合も、スロットルボディ12をシリンダヘッド53の上方にこのシリンダヘッド53と重なり合う状態で配置し、シリンダヘッド53の上方にこのシリンダヘッド53に重なり合いしかもスロットルボディ12の上方にこのスロットルボディ12と重なり合う状態でエンジン制御装置11を配置するようにして、スロットルボディ12に形成された吸気通路16を、エンジン制御装置11とシリンダヘッド53との間に介在させるようにすれば良い。この例では、図10に示すようにエンジン制御装置11の上側に車体フレーム64がエンジン制御装置11と水平方向において重なり合うように配設されている。
【0044】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に係る発明によれば、レイアウトの制約上、エンジンのシリンダブロックまたはシリンダヘッドの上方に電子制御装置を配置しなければならない場合であっても、シリンダブロックまたはシリンダヘッドの上方に配置された吸気通路の上方に電子制御装置を配置することで、シリンダブロックまたはシリンダヘッドから上昇する熱が電子制御装置に至るのを吸気通路で防止することができる。したがって、エンジンからの熱の影響を回避することができる。また、電子制御装置自体の発熱も吸気通路に放熱することができる。
【0045】
請求項2に係る発明によれば、電子制御装置をスロットルボディに一体的に組み込んでモジュール化してエンジンに取り付ける構造とした場合に、シリンダブロックまたはシリンダヘッドから上昇する熱が電子制御装置に至るのをスロットルボディの吸気通路によって防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態で用いられるスロットルボディ小組体等を示す一方向から見た斜視図である。
【図2】 本発明の一実施形態で用いられるスロットルボディ小組体等を示す別の方向から見た斜視図である。
【図3】 本発明の一実施形態で用いられるスロットルボディおよび電子制御装置を示す分解斜視図である。
【図4】 本発明の一実施形態で用いられるスロットルボディの断面図である。
【図5】 本発明の一実施形態で用いられるスロットルボディの平面図である。
【図6】 本発明の一実施形態を示す側面図である。
【図7】 本発明の一実施形態を示す平面図である。
【図8】 本発明の一実施形態の変形例を示す側面図である。
【図9】 本発明の一実施形態の別の変形例を示す側面図である。
【図10】 図9の部分拡大平面図である。
【符号の説明】
11 エンジン制御装置(電子制御装置)
12 スロットルボディ
16 吸気通路
24 スロットルバルブ
53 シリンダヘッド
54 シリンダブロック
56 エンジン
Claims (2)
- エンジンのシリンダブロックまたはシリンダヘッドの上方に前記エンジンに連結される吸気通路を、前記シリンダブロックまたは前記シリンダヘッドと重なり合って配置し、前記シリンダブロックまたは前記シリンダヘッドの上方であって前記吸気通路の上方に電子制御装置を、前記吸気通路と重なり合って配置してなることを特徴とする車両用電子制御装置の配置構造。
- 前記シリンダブロックまたは前記シリンダヘッドの上方に、スロットルバルブを有するスロットルボディが配置されており、前記吸気通路は前記スロットルボディに形成されたものであることを特徴とする請求項1記載の車両用電子制御装置の配置構造。
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JP2000345939A (ja) | 自動車の電気回路装置 |
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