JP2004285898A - スロットルボディの電気部品取付構造および取付方法 - Google Patents
スロットルボディの電気部品取付構造および取付方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】信頼性を損なうことなく容易に吸気通路内情報検出センサを収納部に取り付けることができるスロットルボディの電気部品取付構造および取付方法の提供を目的。
【解決手段】スロットルバルブ24が配設される吸気通路16を有するとともに電気部品収納用の収納部20が外側に形成されたスロットルボディ12の収納部20の底部42に、吸気通路16内の情報を検出する吸気通路内情報検出センサ43が取り付けられ、回路基板45が吸気通路内情報検出センサ43の底部42に対し反対側に配置され該吸気通路内情報検出センサ43から延出する接続ピン89を接続穴100に挿通させた状態で収納部20に取り付けられる。
【選択図】 図4
【解決手段】スロットルバルブ24が配設される吸気通路16を有するとともに電気部品収納用の収納部20が外側に形成されたスロットルボディ12の収納部20の底部42に、吸気通路16内の情報を検出する吸気通路内情報検出センサ43が取り付けられ、回路基板45が吸気通路内情報検出センサ43の底部42に対し反対側に配置され該吸気通路内情報検出センサ43から延出する接続ピン89を接続穴100に挿通させた状態で収納部20に取り付けられる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットルボディの電気部品取付構造および取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
スロットルボディに対する電気部品の取り付けに関する技術として、スロットルバルブが配設される吸気通路を有するとともに電気部品収納用の収納部が外側に形成されたスロットルボディの収納部に、吸気圧力センサが予め実装された回路基板を取り付けるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−285865号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の技術では、回路基板に取り付けられた吸気圧力センサを収納部の底部の貫通穴に嵌合させながら回路基板を収納部に配置する必要があるため、回路基板が作業者の視界を妨げることになって吸気圧力センサをうまく貫通穴に嵌合させることができず、取り付けの作業性が良くないという問題があった。このため、取付時に吸気圧力センサが収納部の底部に当たることでこの吸気圧力センサに衝撃が加わると、吸気圧力センサ自体に何らかの影響を生じたり、吸気圧力センサの回路基板への取付状態に何らかの影響を生じる可能性もあった。このような問題は、吸気圧力センサおよび流量センサ等、吸気通路内の情報を検出する吸気通路内情報検出センサを設ける場合において生じる共通の問題である。
【0005】
したがって、本発明は、信頼性を損なうことなく容易に吸気通路内情報検出センサを収納部に取り付けることができるスロットルボディの電気部品取付構造および取付方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、スロットルバルブが配設される吸気通路を有するとともに電気部品収納用の収納部が外側に形成されたスロットルボディの前記収納部の底部に、前記吸気通路内の情報を検出する吸気通路内情報検出センサが取り付けられ、回路基板が前記吸気通路内情報検出センサの前記底部に対し反対側に配置され該吸気通路内情報検出センサから延出する接続ピンを接続穴に挿通させた状態で前記収納部に取り付けられていることを特徴としている。
【0007】
これにより、スロットルボディの収納部の底部に、回路基板より先に吸気通路内情報検出センサを取り付け、その後、吸気通路内情報検出センサから延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を吸気通路内情報検出センサの底部に対し反対側に配置してこの回路基板を収納部に取り付けることができる。よって、吸気通路内情報検出センサの収納部への取付時には回路基板が視界を妨げることがないため、吸気通路内情報検出センサに衝撃を与えることなくこれを収納部に取り付けることができる。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記収納部の前記底部に発熱部品が取り付けられ、前記回路基板が前記発熱部品の前記底部に対し反対側に配置され該発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させた状態で前記収納部に取り付けられていることを特徴としている。
【0009】
これにより、スロットルボディの収納部の底部に、回路基板より先に吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品を取り付け、その後、吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品の底部に対し反対側に配置してこの回路基板を収納部に取り付けることができる。よって、発熱部品を回路基板から離すことができるので、発熱部品の回路基板への発熱の影響を低減できる。
【0010】
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、前記収納部の前記底部の対角位置に前記吸気通路内情報検出センサと前記発熱部品とが配設されていることを特徴としている。
【0011】
このように収納部の底部の対角位置に吸気通路内情報検出センサと発熱部品とが配置されるため、吸気通路内情報検出センサを発熱部品から離すことができ、発熱部品の吸気通路内情報検出センサへの発熱の影響を低減できる。
【0012】
また、収納部の底部の対角位置に吸気通路内情報検出センサと発熱部品とを配置することにより、吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を取り付ける際に回路基板が安定し組み付けやすくなる。
【0013】
請求項4に係る発明は、請求項2または3に係る発明において、前記底部における前記回路基板の取付部が前記吸気通路内情報検出センサと前記発熱部品とに隣接して配設されていることを特徴としている。
【0014】
このように底部における回路基板の取付部が吸気通路内情報検出センサと発熱部品とに隣接して配設されているため、回路基板を取り付ける際に回路基板がさらに安定し組み付けやすくなる。
【0015】
請求項5に係る発明は、スロットルバルブが配設される吸気通路を有するとともに電気部品収納用の収納部が外側に形成されたスロットルボディの前記収納部の底部に、前記吸気通路内の情報を検出する吸気通路内情報検出センサを取り付け、該吸気通路内情報検出センサの前記底部に対し反対側に、該吸気通路内情報検出センサから延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を配置して該回路基板を前記収納部に取り付けることを特徴としている。
【0016】
これにより、スロットルボディの収納部の底部に、回路基板より先に吸気通路内情報検出センサを取り付け、その後、吸気通路内情報検出センサから延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を吸気通路内情報検出センサの底部に対し反対側に配置してこの回路基板を収納部に取り付けることができる。よって、吸気通路内情報検出センサの収納部への取付時には回路基板が視界を妨げることがないため、吸気通路内情報検出センサに衝撃を与えることなくこれを収納部に取り付けることができる。
【0017】
請求項6に係る発明は、請求項5に係る発明において、前記収納部の前記底部に、発熱部品を取り付け、該発熱部品の前記底部に対し反対側に、該発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら前記回路基板を配置して該回路基板を前記収納部に取り付けることを特徴としている。
【0018】
これにより、スロットルボディの収納部の底部に、回路基板より先に吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品を取り付け、その後、吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品の底部に対し反対側に配置してこの回路基板を収納部に取り付けることができる。よって、発熱部品を回路基板から離すことができるので、発熱部品の回路基板への発熱の影響を低減できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面を参照して以下に説明する。
【0020】
本実施形態が適用されるエンジン制御装置(電子制御装置)11をスロットルボディ12に一体的に組み込んでモジュール化したスロットルボディ小組体13について説明する。
【0021】
図1および図2に示すスロットルボディ小組体13は、例えば自動二輪車に取り付けられるもので、スロットルボディ本体15を有している。このスロットルボディ本体15は、図4に示すように内側に軸直交断面が円形状をなして一方向に延在する吸気通路16が形成された略段付き筒状の吸気通路形成部17と、吸気通路形成部17の吸気通路16の延在方向における一端側に形成された円筒状の入口側ダクト部18と、吸気通路形成部17の他端側に形成された円筒状の出口側ダクト部19と、スロットルボディ12の外側であって吸気通路形成部17の上側に形成されて吸気通路形成部17に対し反対側が開口する電気部品収納用の収納部20と、吸気通路形成部17の下側に設けられたフューエルポンプ取付部21とを有するアルミニウム等の金属製の一体成形品である。
【0022】
そして、スロットルボディ小組体13には、スロットルボディ本体15の吸気通路16内に、回動軸23を中心に回動することでこの吸気通路16を開閉可能なスロットルバルブ24が配設されており、スロットルボディ本体15の側部に、図1に示すように回動軸23に同軸をなして連結されるとともに図示略のスロットルワイヤで回動させられる回動部材25と、スロットルワイヤを支持するとともにこの回動部材25の回動限界位置を調整ネジ26で調整するストッパ部材27とが設けられている。
【0023】
さらに、スロットルボディ小組体13には、スロットルボディ本体15の回動部材25に対し反対側に、図2に示すように回動軸23の回転角度を検出することでスロットルバルブ24の開度を検出するスロットル開度センサ28が設けられ、このスロットル開度センサ28と並んで二次エア供給装置29が設けられている。
【0024】
ここで、上記したスロットルボディ本体15とスロットルバルブ24と回動部材25とストッパ部材27とスロットル開度センサ28と二次エア供給装置29とで主にスロットルボディ12が構成されている。
【0025】
スロットルボディ小組体13は、スロットルボディ本体15の吸気通路形成部17の図4に示す出口側ダクト部19に連結される図1および図2に示す連結チューブ32と、この連結チューブ32によって吸気通路形成部17の出口側ダクト部19に連結されるとともに吸気通路形成部17の吸気通路16に連通する図示略の吸気通路が内側に形成されたインテークマニホールド33と、このインテークマニホールド33に取り付けられて吸気通路内に燃料を噴射するインジェクタ34と、スロットルボディ本体15のフューエルポンプ取付部21に取り付けられてインジェクタ34に燃料を供給するフューエルポンプ35と、インジェクタ34とフューエルポンプ35とを連通させる配管36と、インジェクタ34に連結される配管37と、配管37に連結されるリリーフ弁38とを有している。なお、インテークマニホールド33はスロットルボディ12に対し反対側のエンジン取付部39が下方に向くように途中が湾曲している。
【0026】
さらに、スロットルボディ小組体13は、図3および図4に示すように、ともに収納部20の底部42に取り付けられる吸気圧力センサ(電気部品,吸気通路内情報検出センサ)43およびパワートランジスタ(電気部品,発熱部品)44を有している。
【0027】
吸気圧力センサ43は収納部20内に収納される回路基板(電気部品)45に接続されるとともに、吸気通路16内におけるスロットルバルブ24よりもインテークマニホールド33側に開口する図4に示す開口部46を介して吸気通路16内の情報である圧力を検出する。
【0028】
パワートランジスタ44は、収納部20内に収納される回路基板45に接続されてこの回路基板45とともにエンジンを電子制御するエンジン制御装置11(いわゆるECU)を構成する。
【0029】
なお、回路基板45が収納された状態の収納部20は、隙間に図4に一部のみ示すように樹脂47が充填される樹脂ポッティングが施されることになり、回路基板45、吸気圧力センサ43およびパワートランジスタ44もこのポッティング樹脂47に埋設されることになる。
【0030】
上記したスロットルボディ小組体13は、図1および図2に示すように、リリーフ弁38が配管48を介して燃料タンク49に、フューエルポンプ取付部21が配管50を介して燃料タンク49にそれぞれ連結されることになる。これにより、フューエルポンプ35が燃料を燃料タンク49から配管50を介して吸引し配管36を介してインジェクタ34に送る。
【0031】
そして、本実施形態において、スロットルボディ12の上部に形成された収納部20は、長方形状をなす底部42と底部42の四方の端縁部から長方形枠状をなして上方に立設された壁部70と有し、上部に開口部71を有する形状をなしている。そして、長方形状をなす底部42の一の角部、具体的には出口側ダクト部19かつスロットル開度センサ28側の角部には、図3〜図5に示すように、底面73から開口部71側に突出して回路基板45を載置させるための載置台部74が一体成形されており、この載置台部74に、開口部71側に突出する挿入ピン75が設けられて回路基板45用の基板取付部(取付部)76が構成されている。そして、底面73のこの基板取付部76の近傍位置に、吸気圧力センサ43が取り付けられるセンサ取付部77が形成されている。
【0032】
また、底部42の上記角部に対し対角位置となる角部、具体的には入口側ダクト部18かつ回動部材25側の角部にも、図3〜図5に示すように、底面73から開口部71側に突出して回路基板45を載置させるための載置台部79が一体成形されており、この載置台部79に、開口部71側に突出する挿入ピン80が設けられて回路基板45用の基板取付部(取付部)81が構成されている。そして、底面73のこの基板取付部81の近傍位置には、パワートランジスタ44が取り付けられる部品取付部82が形成されている。これにより、底部42の対角位置にセンサ取付部77および部品取付部82が形成されている。
【0033】
センサ取付部77は、周囲を壁部83で囲むことで底面73に形成された配置部84と、この配置部84に穿設された挿入通路穴85とを有しており、挿入通路穴85は吸気通路16のスロットルバルブ24に対しインテークマニホールド33側に開口する開口部46に連通している。
【0034】
吸気圧力センサ43は、図4に示すように、挿入通路穴85に挿入されるとともに先端面が検出部86とされた軸状の挿入部87と、この挿入部87を挿入通路穴85に挿入した状態で配置部84内に載置されることで収納部20に対して位置決めされるセンサ本体部88とを有しており、センサ本体部88には挿入部87に対し反対方向に延出する複数具体的には三カ所の接続ピン89が設けられている。なお、挿入部87の外周部と挿入通路穴85の内周部との隙間には筒状のシール部材91が介装されることになるが、このシール部材91は挿入部87に予め嵌合された状態で挿入部87とともに挿入通路穴85に挿入される。
【0035】
部品取付部82は、周囲を壁部92で囲むことで底面73に形成された配置部93と、この配置部93に穿設されたネジ穴94とを有している。
【0036】
パワートランジスタ44は配置部93内に載置されることで収納部20に対して位置決めされることになり、この状態で取付ビス95がパワートランジスタ44を通ってネジ穴94に螺合されることで、パワートランジスタ44は収納部20に直接接触するように取り付けられる(つまり直付けされる)。パワートランジスタ44には図3に示すようにこの取付状態で開口部71側に延出する複数具体的には三カ所の接続ピン97が形成されている。
【0037】
回路基板45には、電子部品102や外部接続配線103等が予め実装されることになるが、長方形状をなす回路基板45には、対角位置に上記した挿入ピン75を挿入させるためのガイド穴98および挿入ピン80を挿入させるためのガイド穴99が形成されている。図4に示すように、回路基板45において、一方のガイド穴98に近接する位置には、収納部20に取り付けられた状態の吸気圧力センサ43の接続ピン89を挿入させるための接続穴100が接続ピン89と同数形成されており、他方のガイド穴99に近接する位置には、収納部20に取り付けられた状態のパワートランジスタ44の接続ピン97を挿入させるための接続穴101が接続ピン97と同数形成されている。
【0038】
次に、以上に述べた吸気圧力センサ43、パワートランジスタ44および回路基板45のスロットルボディ12への取付方法について説明する。
【0039】
収納部20の底部42のセンサ取付部77に、挿入部87にシール部材91を嵌合させた状態の吸気圧力センサ43を取り付ける。つまり、シール部材91が取り付けられた挿入部87を挿入通路穴85に嵌合させながらセンサ本体部88を配置部84に嵌め入れる。これにより、センサ取付部77に吸気圧力センサ43が取り付けられ、吸気圧力センサ43は収納部20に対し位置決めされる。なお、吸気圧力センサ43は、シール部材91の挿入通路穴85への嵌合力で収納部20への仮止め状態が維持される。
【0040】
また、これに合わせて、パワートランジスタ44を部品取付部82に取り付ける。つまり、パワートランジスタ44を配置部93に嵌合させて取付ビス95により取り付ける。これにより、パワートランジスタ44は収納部20に対し位置決めされる。
【0041】
なお、吸気圧力センサ43とパワートランジスタ44とについてはいずれを先に取り付けても良い。
【0042】
このように収納部20に取り付けられた状態の吸気圧力センサ43およびパワートランジスタ44は収納部20の底部42の対角位置に配設されることになり、しかも底部42に設けられた回路基板45の基板取付部76が吸気圧力センサ43に隣接して配設されるとともに基板取付部81がパワートランジスタ44に隣接して配設されている。
【0043】
そして、上記のようにして吸気圧力センサ43とパワートランジスタ44とが取り付けられた状態の収納部20に、回路基板45を取り付ける。つまり、回路基板45の対角位置にある両ガイド穴98,99に収納部20の両基板取付部76,81の挿入ピン75,80を挿入させる。そして、さらに回路基板45を載置台部74,79側つまり底面73に移動させると、回路基板45に形成された接続穴100に吸気圧力センサ43の接続ピン89が挿入され、回路基板45に形成された接続穴101にパワートランジスタ44の接続ピン97が挿入される。このとき、回路基板45は挿入ピン75,80で案内されることですべての接続穴100,101に接続ピン89,97が位置決めされながら円滑に挿入される。その後、回路基板45は両載置台部74,79に載置される。
【0044】
次に、回路基板45から開口部71側に突出する接続ピン89,97を回路基板45にハンダ付け等により接合させる。
【0045】
そして、回路基板45が収納された状態の収納部20に開口部71まで樹脂ポッティングを施すことで、回路基板45、吸気圧力センサ43およびパワートランジスタ44がポッティング樹脂47に埋設されることになり、その結果、回路基板45が両載置台部74,79に載置された状態で両基板取付部76,81に取り付けられ、収納部20に取り付けられることになる。
【0046】
以上のようにして、スロットルボディ12の収納部20の底部42に吸気圧力センサ43が取り付けられるとともに、回路基板45が、吸気圧力センサ43の底部42に対し反対側に配置され吸気圧力センサ43から延出する接続ピン89を接続穴100に挿入させた状態で収納部20に取り付けられることになる。また、収納部20の底部42に発熱部品であるパワートランジスタ44が取り付けられるとともに、回路基板45が、パワートランジスタ44の底部42に対し反対側に配置されパワートランジスタ44から延出する接続ピン97を接続穴101に挿入させた状態で収納部20に取り付けられることになる。
【0047】
以上に述べた本実施形態によれば、スロットルボディ12の収納部20の底部42に、回路基板45より先に吸気圧力センサ43およびパワートランジスタ44を取り付け、その後、吸気圧力センサ43から延出する接続ピン89を接続穴100に挿通させ、かつパワートランジスタ44から延出する接続ピン97を接続穴101に挿通させながら回路基板45を吸気圧力センサ43およびパワートランジスタ44の底部42に対し反対側に配置してこの回路基板45を収納部20に取り付けることができる。よって、吸気圧力センサ43の収納部20への取付時には回路基板45が視界を妨げることがないため、吸気圧力センサ43に衝撃を与えることなくこれを収納部20に取り付けることができる。したがって、信頼性を損なうことなく容易に吸気圧力センサ43を収納部20に取り付けることができる。
【0048】
また、上記配置によりパワートランジスタ44を回路基板45から離すことができるので、パワートランジスタ44の回路基板45への発熱の影響を低減できる。したがって、回路基板45に実装された部品の熱影響に対する信頼性を向上させることができる。
【0049】
加えて、収納部20の底部42の対角位置に吸気圧力センサ43とパワートランジスタ44とが配置されるため、吸気圧力センサ43をパワートランジスタ44から離すことができ、パワートランジスタ44の吸気圧力センサ43への発熱の影響を低減できる。したがって、吸気圧力センサ43の熱影響に対する信頼性を向上させることができる。
【0050】
さらに、収納部20の底部42の対角位置に吸気圧力センサ43とパワートランジスタ44とを配置することにより、吸気圧力センサ43およびパワートランジスタ44から延出する接続ピン89,97を接続穴100,101に挿通させながら回路基板45を取り付ける際に回路基板45が安定し組み付けやすくなる。したがって、さらに容易に回路基板45を収納部20に取り付けることができる。
【0051】
加えて、底部42における回路基板45の基板取付部76,81が吸気圧力センサ43およびパワートランジスタ44に隣接して配設されているため、回路基板45を取り付ける際に回路基板45がさらに安定し組み付けやすくなる。したがって、より一層容易に回路基板45を収納部20に取り付けることができる。
【0052】
なお、吸気圧力センサ以外に、吸気通路16内の流量を検出する流量センサ等、吸気通路16内の情報を検出する種々の吸気通路内情報検出センサを設ける場合においても上記を適用可能である。
【0053】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に係る発明によれば、スロットルボディの収納部の底部に、回路基板より先に吸気通路内情報検出センサを取り付け、その後、吸気通路内情報検出センサから延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を吸気通路内情報検出センサの底部に対し反対側に配置してこの回路基板を収納部に取り付けることができる。よって、吸気通路内情報検出センサの収納部への取付時には回路基板が視界を妨げることがないため、吸気通路内情報検出センサに衝撃を与えることなくこれを収納部に取り付けることができる。したがって、信頼性を損なうことなく容易に吸気通路内情報検出センサを収納部に取り付けることができる。
【0054】
請求項2に係る発明によれば、スロットルボディの収納部の底部に、回路基板より先に吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品を取り付け、その後、吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品の底部に対し反対側に配置してこの回路基板を収納部に取り付けることができる。よって、発熱部品を回路基板から離すことができるので、発熱部品の回路基板への発熱の影響を低減できる。したがって、回路基板に実装された部品の熱影響に対する信頼性を向上させることができる。
【0055】
請求項3に係る発明によれば、収納部の底部の対角位置に吸気通路内情報検出センサと発熱部品とが配置されるため、吸気通路内情報検出センサを発熱部品から離すことができ、発熱部品の吸気通路内情報検出センサへの発熱の影響を低減できる。したがって、吸気通路内情報検出センサの熱影響に対する信頼性を向上させることができる。
【0056】
また、収納部の底部の対角位置に吸気通路内情報検出センサと発熱部品とを配置することにより、吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を取り付ける際に回路基板が安定し組み付けやすくなる。したがって、回路基板を容易に収納部に取り付けることができる。
【0057】
請求項4に係る発明によれば、底部における回路基板の取付部が吸気通路内情報検出センサと発熱部品とに隣接して配設されているため、回路基板を取り付ける際に回路基板がさらに安定し組み付けやすくなる。したがって、より一層容易に回路基板を収納部に取り付けることができる。
【0058】
請求項5に係る発明によれば、スロットルボディの収納部の底部に、回路基板より先に吸気通路内情報検出センサを取り付け、その後、吸気通路内情報検出センサから延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を吸気通路内情報検出センサの底部に対し反対側に配置してこの回路基板を収納部に取り付けることができる。よって、吸気通路内情報検出センサの収納部への取付時には回路基板が視界を妨げることがないため、吸気通路内情報検出センサに衝撃を与えることなくこれを収納部に取り付けることができる。したがって、信頼性を損なうことなく容易に吸気通路内情報検出センサを収納部に取り付けることができる。
【0059】
請求項6に係る発明によれば、スロットルボディの収納部の底部に、回路基板より先に吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品を取り付け、その後、吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品の底部に対し反対側に配置してこの回路基板を収納部に取り付けることができる。よって、発熱部品を回路基板から離すことができるので、発熱部品の回路基板への発熱の影響を低減できる。したがって、回路基板に実装された部品の熱影響に対する信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用されたスロットルボディ小組体等を示す一方向から見た斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態が適用されたスロットルボディ小組体等を示す別の方向から見た斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態が適用されたスロットルボディおよび電子制御装置を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態の断面図である。
【図5】本発明の一実施形態の平面図である。
【符号の説明】
12 スロットルボディ
16 吸気通路
20 収納部
24 スロットルバルブ
42 底部
43 吸気圧力センサ(電気部品,吸気通路内情報検出センサ)
44 パワートランジスタ(電気部品,発熱部品)
45 回路基板(電気部品)
76,81 基板取付部(取付部)
89,97 接続ピン
100,101 接続穴
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットルボディの電気部品取付構造および取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
スロットルボディに対する電気部品の取り付けに関する技術として、スロットルバルブが配設される吸気通路を有するとともに電気部品収納用の収納部が外側に形成されたスロットルボディの収納部に、吸気圧力センサが予め実装された回路基板を取り付けるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−285865号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の技術では、回路基板に取り付けられた吸気圧力センサを収納部の底部の貫通穴に嵌合させながら回路基板を収納部に配置する必要があるため、回路基板が作業者の視界を妨げることになって吸気圧力センサをうまく貫通穴に嵌合させることができず、取り付けの作業性が良くないという問題があった。このため、取付時に吸気圧力センサが収納部の底部に当たることでこの吸気圧力センサに衝撃が加わると、吸気圧力センサ自体に何らかの影響を生じたり、吸気圧力センサの回路基板への取付状態に何らかの影響を生じる可能性もあった。このような問題は、吸気圧力センサおよび流量センサ等、吸気通路内の情報を検出する吸気通路内情報検出センサを設ける場合において生じる共通の問題である。
【0005】
したがって、本発明は、信頼性を損なうことなく容易に吸気通路内情報検出センサを収納部に取り付けることができるスロットルボディの電気部品取付構造および取付方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、スロットルバルブが配設される吸気通路を有するとともに電気部品収納用の収納部が外側に形成されたスロットルボディの前記収納部の底部に、前記吸気通路内の情報を検出する吸気通路内情報検出センサが取り付けられ、回路基板が前記吸気通路内情報検出センサの前記底部に対し反対側に配置され該吸気通路内情報検出センサから延出する接続ピンを接続穴に挿通させた状態で前記収納部に取り付けられていることを特徴としている。
【0007】
これにより、スロットルボディの収納部の底部に、回路基板より先に吸気通路内情報検出センサを取り付け、その後、吸気通路内情報検出センサから延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を吸気通路内情報検出センサの底部に対し反対側に配置してこの回路基板を収納部に取り付けることができる。よって、吸気通路内情報検出センサの収納部への取付時には回路基板が視界を妨げることがないため、吸気通路内情報検出センサに衝撃を与えることなくこれを収納部に取り付けることができる。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記収納部の前記底部に発熱部品が取り付けられ、前記回路基板が前記発熱部品の前記底部に対し反対側に配置され該発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させた状態で前記収納部に取り付けられていることを特徴としている。
【0009】
これにより、スロットルボディの収納部の底部に、回路基板より先に吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品を取り付け、その後、吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品の底部に対し反対側に配置してこの回路基板を収納部に取り付けることができる。よって、発熱部品を回路基板から離すことができるので、発熱部品の回路基板への発熱の影響を低減できる。
【0010】
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、前記収納部の前記底部の対角位置に前記吸気通路内情報検出センサと前記発熱部品とが配設されていることを特徴としている。
【0011】
このように収納部の底部の対角位置に吸気通路内情報検出センサと発熱部品とが配置されるため、吸気通路内情報検出センサを発熱部品から離すことができ、発熱部品の吸気通路内情報検出センサへの発熱の影響を低減できる。
【0012】
また、収納部の底部の対角位置に吸気通路内情報検出センサと発熱部品とを配置することにより、吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を取り付ける際に回路基板が安定し組み付けやすくなる。
【0013】
請求項4に係る発明は、請求項2または3に係る発明において、前記底部における前記回路基板の取付部が前記吸気通路内情報検出センサと前記発熱部品とに隣接して配設されていることを特徴としている。
【0014】
このように底部における回路基板の取付部が吸気通路内情報検出センサと発熱部品とに隣接して配設されているため、回路基板を取り付ける際に回路基板がさらに安定し組み付けやすくなる。
【0015】
請求項5に係る発明は、スロットルバルブが配設される吸気通路を有するとともに電気部品収納用の収納部が外側に形成されたスロットルボディの前記収納部の底部に、前記吸気通路内の情報を検出する吸気通路内情報検出センサを取り付け、該吸気通路内情報検出センサの前記底部に対し反対側に、該吸気通路内情報検出センサから延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を配置して該回路基板を前記収納部に取り付けることを特徴としている。
【0016】
これにより、スロットルボディの収納部の底部に、回路基板より先に吸気通路内情報検出センサを取り付け、その後、吸気通路内情報検出センサから延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を吸気通路内情報検出センサの底部に対し反対側に配置してこの回路基板を収納部に取り付けることができる。よって、吸気通路内情報検出センサの収納部への取付時には回路基板が視界を妨げることがないため、吸気通路内情報検出センサに衝撃を与えることなくこれを収納部に取り付けることができる。
【0017】
請求項6に係る発明は、請求項5に係る発明において、前記収納部の前記底部に、発熱部品を取り付け、該発熱部品の前記底部に対し反対側に、該発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら前記回路基板を配置して該回路基板を前記収納部に取り付けることを特徴としている。
【0018】
これにより、スロットルボディの収納部の底部に、回路基板より先に吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品を取り付け、その後、吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品の底部に対し反対側に配置してこの回路基板を収納部に取り付けることができる。よって、発熱部品を回路基板から離すことができるので、発熱部品の回路基板への発熱の影響を低減できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面を参照して以下に説明する。
【0020】
本実施形態が適用されるエンジン制御装置(電子制御装置)11をスロットルボディ12に一体的に組み込んでモジュール化したスロットルボディ小組体13について説明する。
【0021】
図1および図2に示すスロットルボディ小組体13は、例えば自動二輪車に取り付けられるもので、スロットルボディ本体15を有している。このスロットルボディ本体15は、図4に示すように内側に軸直交断面が円形状をなして一方向に延在する吸気通路16が形成された略段付き筒状の吸気通路形成部17と、吸気通路形成部17の吸気通路16の延在方向における一端側に形成された円筒状の入口側ダクト部18と、吸気通路形成部17の他端側に形成された円筒状の出口側ダクト部19と、スロットルボディ12の外側であって吸気通路形成部17の上側に形成されて吸気通路形成部17に対し反対側が開口する電気部品収納用の収納部20と、吸気通路形成部17の下側に設けられたフューエルポンプ取付部21とを有するアルミニウム等の金属製の一体成形品である。
【0022】
そして、スロットルボディ小組体13には、スロットルボディ本体15の吸気通路16内に、回動軸23を中心に回動することでこの吸気通路16を開閉可能なスロットルバルブ24が配設されており、スロットルボディ本体15の側部に、図1に示すように回動軸23に同軸をなして連結されるとともに図示略のスロットルワイヤで回動させられる回動部材25と、スロットルワイヤを支持するとともにこの回動部材25の回動限界位置を調整ネジ26で調整するストッパ部材27とが設けられている。
【0023】
さらに、スロットルボディ小組体13には、スロットルボディ本体15の回動部材25に対し反対側に、図2に示すように回動軸23の回転角度を検出することでスロットルバルブ24の開度を検出するスロットル開度センサ28が設けられ、このスロットル開度センサ28と並んで二次エア供給装置29が設けられている。
【0024】
ここで、上記したスロットルボディ本体15とスロットルバルブ24と回動部材25とストッパ部材27とスロットル開度センサ28と二次エア供給装置29とで主にスロットルボディ12が構成されている。
【0025】
スロットルボディ小組体13は、スロットルボディ本体15の吸気通路形成部17の図4に示す出口側ダクト部19に連結される図1および図2に示す連結チューブ32と、この連結チューブ32によって吸気通路形成部17の出口側ダクト部19に連結されるとともに吸気通路形成部17の吸気通路16に連通する図示略の吸気通路が内側に形成されたインテークマニホールド33と、このインテークマニホールド33に取り付けられて吸気通路内に燃料を噴射するインジェクタ34と、スロットルボディ本体15のフューエルポンプ取付部21に取り付けられてインジェクタ34に燃料を供給するフューエルポンプ35と、インジェクタ34とフューエルポンプ35とを連通させる配管36と、インジェクタ34に連結される配管37と、配管37に連結されるリリーフ弁38とを有している。なお、インテークマニホールド33はスロットルボディ12に対し反対側のエンジン取付部39が下方に向くように途中が湾曲している。
【0026】
さらに、スロットルボディ小組体13は、図3および図4に示すように、ともに収納部20の底部42に取り付けられる吸気圧力センサ(電気部品,吸気通路内情報検出センサ)43およびパワートランジスタ(電気部品,発熱部品)44を有している。
【0027】
吸気圧力センサ43は収納部20内に収納される回路基板(電気部品)45に接続されるとともに、吸気通路16内におけるスロットルバルブ24よりもインテークマニホールド33側に開口する図4に示す開口部46を介して吸気通路16内の情報である圧力を検出する。
【0028】
パワートランジスタ44は、収納部20内に収納される回路基板45に接続されてこの回路基板45とともにエンジンを電子制御するエンジン制御装置11(いわゆるECU)を構成する。
【0029】
なお、回路基板45が収納された状態の収納部20は、隙間に図4に一部のみ示すように樹脂47が充填される樹脂ポッティングが施されることになり、回路基板45、吸気圧力センサ43およびパワートランジスタ44もこのポッティング樹脂47に埋設されることになる。
【0030】
上記したスロットルボディ小組体13は、図1および図2に示すように、リリーフ弁38が配管48を介して燃料タンク49に、フューエルポンプ取付部21が配管50を介して燃料タンク49にそれぞれ連結されることになる。これにより、フューエルポンプ35が燃料を燃料タンク49から配管50を介して吸引し配管36を介してインジェクタ34に送る。
【0031】
そして、本実施形態において、スロットルボディ12の上部に形成された収納部20は、長方形状をなす底部42と底部42の四方の端縁部から長方形枠状をなして上方に立設された壁部70と有し、上部に開口部71を有する形状をなしている。そして、長方形状をなす底部42の一の角部、具体的には出口側ダクト部19かつスロットル開度センサ28側の角部には、図3〜図5に示すように、底面73から開口部71側に突出して回路基板45を載置させるための載置台部74が一体成形されており、この載置台部74に、開口部71側に突出する挿入ピン75が設けられて回路基板45用の基板取付部(取付部)76が構成されている。そして、底面73のこの基板取付部76の近傍位置に、吸気圧力センサ43が取り付けられるセンサ取付部77が形成されている。
【0032】
また、底部42の上記角部に対し対角位置となる角部、具体的には入口側ダクト部18かつ回動部材25側の角部にも、図3〜図5に示すように、底面73から開口部71側に突出して回路基板45を載置させるための載置台部79が一体成形されており、この載置台部79に、開口部71側に突出する挿入ピン80が設けられて回路基板45用の基板取付部(取付部)81が構成されている。そして、底面73のこの基板取付部81の近傍位置には、パワートランジスタ44が取り付けられる部品取付部82が形成されている。これにより、底部42の対角位置にセンサ取付部77および部品取付部82が形成されている。
【0033】
センサ取付部77は、周囲を壁部83で囲むことで底面73に形成された配置部84と、この配置部84に穿設された挿入通路穴85とを有しており、挿入通路穴85は吸気通路16のスロットルバルブ24に対しインテークマニホールド33側に開口する開口部46に連通している。
【0034】
吸気圧力センサ43は、図4に示すように、挿入通路穴85に挿入されるとともに先端面が検出部86とされた軸状の挿入部87と、この挿入部87を挿入通路穴85に挿入した状態で配置部84内に載置されることで収納部20に対して位置決めされるセンサ本体部88とを有しており、センサ本体部88には挿入部87に対し反対方向に延出する複数具体的には三カ所の接続ピン89が設けられている。なお、挿入部87の外周部と挿入通路穴85の内周部との隙間には筒状のシール部材91が介装されることになるが、このシール部材91は挿入部87に予め嵌合された状態で挿入部87とともに挿入通路穴85に挿入される。
【0035】
部品取付部82は、周囲を壁部92で囲むことで底面73に形成された配置部93と、この配置部93に穿設されたネジ穴94とを有している。
【0036】
パワートランジスタ44は配置部93内に載置されることで収納部20に対して位置決めされることになり、この状態で取付ビス95がパワートランジスタ44を通ってネジ穴94に螺合されることで、パワートランジスタ44は収納部20に直接接触するように取り付けられる(つまり直付けされる)。パワートランジスタ44には図3に示すようにこの取付状態で開口部71側に延出する複数具体的には三カ所の接続ピン97が形成されている。
【0037】
回路基板45には、電子部品102や外部接続配線103等が予め実装されることになるが、長方形状をなす回路基板45には、対角位置に上記した挿入ピン75を挿入させるためのガイド穴98および挿入ピン80を挿入させるためのガイド穴99が形成されている。図4に示すように、回路基板45において、一方のガイド穴98に近接する位置には、収納部20に取り付けられた状態の吸気圧力センサ43の接続ピン89を挿入させるための接続穴100が接続ピン89と同数形成されており、他方のガイド穴99に近接する位置には、収納部20に取り付けられた状態のパワートランジスタ44の接続ピン97を挿入させるための接続穴101が接続ピン97と同数形成されている。
【0038】
次に、以上に述べた吸気圧力センサ43、パワートランジスタ44および回路基板45のスロットルボディ12への取付方法について説明する。
【0039】
収納部20の底部42のセンサ取付部77に、挿入部87にシール部材91を嵌合させた状態の吸気圧力センサ43を取り付ける。つまり、シール部材91が取り付けられた挿入部87を挿入通路穴85に嵌合させながらセンサ本体部88を配置部84に嵌め入れる。これにより、センサ取付部77に吸気圧力センサ43が取り付けられ、吸気圧力センサ43は収納部20に対し位置決めされる。なお、吸気圧力センサ43は、シール部材91の挿入通路穴85への嵌合力で収納部20への仮止め状態が維持される。
【0040】
また、これに合わせて、パワートランジスタ44を部品取付部82に取り付ける。つまり、パワートランジスタ44を配置部93に嵌合させて取付ビス95により取り付ける。これにより、パワートランジスタ44は収納部20に対し位置決めされる。
【0041】
なお、吸気圧力センサ43とパワートランジスタ44とについてはいずれを先に取り付けても良い。
【0042】
このように収納部20に取り付けられた状態の吸気圧力センサ43およびパワートランジスタ44は収納部20の底部42の対角位置に配設されることになり、しかも底部42に設けられた回路基板45の基板取付部76が吸気圧力センサ43に隣接して配設されるとともに基板取付部81がパワートランジスタ44に隣接して配設されている。
【0043】
そして、上記のようにして吸気圧力センサ43とパワートランジスタ44とが取り付けられた状態の収納部20に、回路基板45を取り付ける。つまり、回路基板45の対角位置にある両ガイド穴98,99に収納部20の両基板取付部76,81の挿入ピン75,80を挿入させる。そして、さらに回路基板45を載置台部74,79側つまり底面73に移動させると、回路基板45に形成された接続穴100に吸気圧力センサ43の接続ピン89が挿入され、回路基板45に形成された接続穴101にパワートランジスタ44の接続ピン97が挿入される。このとき、回路基板45は挿入ピン75,80で案内されることですべての接続穴100,101に接続ピン89,97が位置決めされながら円滑に挿入される。その後、回路基板45は両載置台部74,79に載置される。
【0044】
次に、回路基板45から開口部71側に突出する接続ピン89,97を回路基板45にハンダ付け等により接合させる。
【0045】
そして、回路基板45が収納された状態の収納部20に開口部71まで樹脂ポッティングを施すことで、回路基板45、吸気圧力センサ43およびパワートランジスタ44がポッティング樹脂47に埋設されることになり、その結果、回路基板45が両載置台部74,79に載置された状態で両基板取付部76,81に取り付けられ、収納部20に取り付けられることになる。
【0046】
以上のようにして、スロットルボディ12の収納部20の底部42に吸気圧力センサ43が取り付けられるとともに、回路基板45が、吸気圧力センサ43の底部42に対し反対側に配置され吸気圧力センサ43から延出する接続ピン89を接続穴100に挿入させた状態で収納部20に取り付けられることになる。また、収納部20の底部42に発熱部品であるパワートランジスタ44が取り付けられるとともに、回路基板45が、パワートランジスタ44の底部42に対し反対側に配置されパワートランジスタ44から延出する接続ピン97を接続穴101に挿入させた状態で収納部20に取り付けられることになる。
【0047】
以上に述べた本実施形態によれば、スロットルボディ12の収納部20の底部42に、回路基板45より先に吸気圧力センサ43およびパワートランジスタ44を取り付け、その後、吸気圧力センサ43から延出する接続ピン89を接続穴100に挿通させ、かつパワートランジスタ44から延出する接続ピン97を接続穴101に挿通させながら回路基板45を吸気圧力センサ43およびパワートランジスタ44の底部42に対し反対側に配置してこの回路基板45を収納部20に取り付けることができる。よって、吸気圧力センサ43の収納部20への取付時には回路基板45が視界を妨げることがないため、吸気圧力センサ43に衝撃を与えることなくこれを収納部20に取り付けることができる。したがって、信頼性を損なうことなく容易に吸気圧力センサ43を収納部20に取り付けることができる。
【0048】
また、上記配置によりパワートランジスタ44を回路基板45から離すことができるので、パワートランジスタ44の回路基板45への発熱の影響を低減できる。したがって、回路基板45に実装された部品の熱影響に対する信頼性を向上させることができる。
【0049】
加えて、収納部20の底部42の対角位置に吸気圧力センサ43とパワートランジスタ44とが配置されるため、吸気圧力センサ43をパワートランジスタ44から離すことができ、パワートランジスタ44の吸気圧力センサ43への発熱の影響を低減できる。したがって、吸気圧力センサ43の熱影響に対する信頼性を向上させることができる。
【0050】
さらに、収納部20の底部42の対角位置に吸気圧力センサ43とパワートランジスタ44とを配置することにより、吸気圧力センサ43およびパワートランジスタ44から延出する接続ピン89,97を接続穴100,101に挿通させながら回路基板45を取り付ける際に回路基板45が安定し組み付けやすくなる。したがって、さらに容易に回路基板45を収納部20に取り付けることができる。
【0051】
加えて、底部42における回路基板45の基板取付部76,81が吸気圧力センサ43およびパワートランジスタ44に隣接して配設されているため、回路基板45を取り付ける際に回路基板45がさらに安定し組み付けやすくなる。したがって、より一層容易に回路基板45を収納部20に取り付けることができる。
【0052】
なお、吸気圧力センサ以外に、吸気通路16内の流量を検出する流量センサ等、吸気通路16内の情報を検出する種々の吸気通路内情報検出センサを設ける場合においても上記を適用可能である。
【0053】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に係る発明によれば、スロットルボディの収納部の底部に、回路基板より先に吸気通路内情報検出センサを取り付け、その後、吸気通路内情報検出センサから延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を吸気通路内情報検出センサの底部に対し反対側に配置してこの回路基板を収納部に取り付けることができる。よって、吸気通路内情報検出センサの収納部への取付時には回路基板が視界を妨げることがないため、吸気通路内情報検出センサに衝撃を与えることなくこれを収納部に取り付けることができる。したがって、信頼性を損なうことなく容易に吸気通路内情報検出センサを収納部に取り付けることができる。
【0054】
請求項2に係る発明によれば、スロットルボディの収納部の底部に、回路基板より先に吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品を取り付け、その後、吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品の底部に対し反対側に配置してこの回路基板を収納部に取り付けることができる。よって、発熱部品を回路基板から離すことができるので、発熱部品の回路基板への発熱の影響を低減できる。したがって、回路基板に実装された部品の熱影響に対する信頼性を向上させることができる。
【0055】
請求項3に係る発明によれば、収納部の底部の対角位置に吸気通路内情報検出センサと発熱部品とが配置されるため、吸気通路内情報検出センサを発熱部品から離すことができ、発熱部品の吸気通路内情報検出センサへの発熱の影響を低減できる。したがって、吸気通路内情報検出センサの熱影響に対する信頼性を向上させることができる。
【0056】
また、収納部の底部の対角位置に吸気通路内情報検出センサと発熱部品とを配置することにより、吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を取り付ける際に回路基板が安定し組み付けやすくなる。したがって、回路基板を容易に収納部に取り付けることができる。
【0057】
請求項4に係る発明によれば、底部における回路基板の取付部が吸気通路内情報検出センサと発熱部品とに隣接して配設されているため、回路基板を取り付ける際に回路基板がさらに安定し組み付けやすくなる。したがって、より一層容易に回路基板を収納部に取り付けることができる。
【0058】
請求項5に係る発明によれば、スロットルボディの収納部の底部に、回路基板より先に吸気通路内情報検出センサを取り付け、その後、吸気通路内情報検出センサから延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を吸気通路内情報検出センサの底部に対し反対側に配置してこの回路基板を収納部に取り付けることができる。よって、吸気通路内情報検出センサの収納部への取付時には回路基板が視界を妨げることがないため、吸気通路内情報検出センサに衝撃を与えることなくこれを収納部に取り付けることができる。したがって、信頼性を損なうことなく容易に吸気通路内情報検出センサを収納部に取り付けることができる。
【0059】
請求項6に係る発明によれば、スロットルボディの収納部の底部に、回路基板より先に吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品を取り付け、その後、吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を吸気通路内情報検出センサおよび発熱部品の底部に対し反対側に配置してこの回路基板を収納部に取り付けることができる。よって、発熱部品を回路基板から離すことができるので、発熱部品の回路基板への発熱の影響を低減できる。したがって、回路基板に実装された部品の熱影響に対する信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用されたスロットルボディ小組体等を示す一方向から見た斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態が適用されたスロットルボディ小組体等を示す別の方向から見た斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態が適用されたスロットルボディおよび電子制御装置を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態の断面図である。
【図5】本発明の一実施形態の平面図である。
【符号の説明】
12 スロットルボディ
16 吸気通路
20 収納部
24 スロットルバルブ
42 底部
43 吸気圧力センサ(電気部品,吸気通路内情報検出センサ)
44 パワートランジスタ(電気部品,発熱部品)
45 回路基板(電気部品)
76,81 基板取付部(取付部)
89,97 接続ピン
100,101 接続穴
Claims (6)
- スロットルバルブが配設される吸気通路を有するとともに電気部品収納用の収納部が外側に形成されたスロットルボディの前記収納部の底部に、前記吸気通路内の情報を検出する吸気通路内情報検出センサが取り付けられ、回路基板が前記吸気通路内情報検出センサの前記底部に対し反対側に配置され該吸気通路内情報検出センサから延出する接続ピンを接続穴に挿通させた状態で前記収納部に取り付けられていることを特徴とするスロットルボディの電気部品取付構造。
- 前記収納部の前記底部に発熱部品が取り付けられ、前記回路基板が前記発熱部品の前記底部に対し反対側に配置され該発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させた状態で前記収納部に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のスロットルボディの電気部品取付構造。
- 前記収納部の前記底部の対角位置に前記吸気通路内情報検出センサと前記発熱部品とが配設されていることを特徴とする請求項2記載のスロットルボディの電気部品取付構造。
- 前記底部における前記回路基板の取付部が前記吸気通路内情報検出センサと前記発熱部品とに隣接して配設されていることを特徴とする請求項2または3記載のスロットルボディの電気部品取付構造。
- スロットルバルブが配設される吸気通路を有するとともに電気部品収納用の収納部が外側に形成されたスロットルボディの前記収納部の底部に、前記吸気通路内の情報を検出する吸気通路内情報検出センサを取り付け、該吸気通路内情報検出センサの前記底部に対し反対側に、該吸気通路内情報検出センサから延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら回路基板を配置して該回路基板を前記収納部に取り付けることを特徴とするスロットルボディの電気部品取付方法。
- 前記収納部の前記底部に、発熱部品を取り付け、該発熱部品の前記底部に対し反対側に、該発熱部品から延出する接続ピンを接続穴に挿通させながら前記回路基板を配置して該回路基板を前記収納部に取り付けることを特徴とする請求項1記載のスロットルボディの電気部品取付方法。
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