JP2000105143A - 空気流量測定装置 - Google Patents
空気流量測定装置Info
- Publication number
- JP2000105143A JP2000105143A JP10274614A JP27461498A JP2000105143A JP 2000105143 A JP2000105143 A JP 2000105143A JP 10274614 A JP10274614 A JP 10274614A JP 27461498 A JP27461498 A JP 27461498A JP 2000105143 A JP2000105143 A JP 2000105143A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air passage
- component
- intake pipe
- air flow
- measuring device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】発熱抵抗体式空気流量測定装置の構成部品であ
る、副空気通路部材或いはカバー等の構成部品が吸気管
内に落下することを防止する。 【解決手段】ホルダー部材と副空気通路構成部材に凸凹
な形状を設け、吸気管に設けた挿入穴に挿入する際にＯ
リングに生じる弾性力を使い、前記凸凹が完全にロック
し、Ｏリングが装着されている限り凸凹のロックが外れ
ない構造としたので、構成部品の吸気管への落下を防止
し、スロットルバルブや吸気バルブに引っかかった場合
の車両暴走等の危険を回避する。
る、副空気通路部材或いはカバー等の構成部品が吸気管
内に落下することを防止する。 【解決手段】ホルダー部材と副空気通路構成部材に凸凹
な形状を設け、吸気管に設けた挿入穴に挿入する際にＯ
リングに生じる弾性力を使い、前記凸凹が完全にロック
し、Ｏリングが装着されている限り凸凹のロックが外れ
ない構造としたので、構成部品の吸気管への落下を防止
し、スロットルバルブや吸気バルブに引っかかった場合
の車両暴走等の危険を回避する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用の内燃機関
に吸入される空気流量を測定する空気流量測定装置に関
する。
に吸入される空気流量を測定する空気流量測定装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】内燃機関におけるシステムコスト低減の
ため空気流量測定装置は、特開平8−5427号公報或いは
特表平9−503310 号公報に示すように電子回路，コネク
タを有するハウジング，電子回路装着後にハウジングに
装着されるカバー部材，センシングエレメント及び副空
気通路等接着或いは溶接等で一体にしてモジュール化
し、吸気管構成部材の一部に設けられた穴より挿入する
いわゆるプラグインタイプが主流となっている。
ため空気流量測定装置は、特開平8−5427号公報或いは
特表平9−503310 号公報に示すように電子回路，コネク
タを有するハウジング，電子回路装着後にハウジングに
装着されるカバー部材，センシングエレメント及び副空
気通路等接着或いは溶接等で一体にしてモジュール化
し、吸気管構成部材の一部に設けられた穴より挿入する
いわゆるプラグインタイプが主流となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】プラグインタイプを採
用する際に課題となるのは、例えば副空気通路等の接着
が剥がれ吸気管内に落下することである。落下すると空
気流量計の特性値が変化するだけでなく、スロットルバ
ルブや吸気バルブに引っかかった場合には、車両の暴走
等の危険につながる。
用する際に課題となるのは、例えば副空気通路等の接着
が剥がれ吸気管内に落下することである。落下すると空
気流量計の特性値が変化するだけでなく、スロットルバ
ルブや吸気バルブに引っかかった場合には、車両の暴走
等の危険につながる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題に対応するた
め、本発明においては吸気管との気密性を保持するため
に用いるＯリングの弾性力を用いて凸凹のかみ合う力を
強くし、Ｏリングが装着されている限りホルダー部から
副空気通路部材が決して外れないような構造とした。
め、本発明においては吸気管との気密性を保持するため
に用いるＯリングの弾性力を用いて凸凹のかみ合う力を
強くし、Ｏリングが装着されている限りホルダー部から
副空気通路部材が決して外れないような構造とした。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を発熱抵抗体式空
気流量測定装置を例にとり、以下の図面に従い詳細に説
明する。
気流量測定装置を例にとり、以下の図面に従い詳細に説
明する。
【０００６】まず最初に、発熱抵抗体式空気流量測定装
置の構成について説明する。図３は発熱抵抗式空気流量
計の一例を示す横断面であり、図４はその上流（左側）
から見た外観図である。
置の構成について説明する。図３は発熱抵抗式空気流量
計の一例を示す横断面であり、図４はその上流（左側）
から見た外観図である。
【０００７】発熱抵抗体式空気流量測定装置の構成部品
としては駆動回路を構成する回路基板２を内蔵するハウ
ジング部材１及び非導電性部材により形成される副空気
通路構成部材１０等があり、副空気通路構成部材１０の
中には空気流量検出のための発熱抵抗体３，吸入空気温
度を補償するための感温抵抗体４が導電性部材により構
成されたホルダー部材５を介して、回路基板２と電気的
に接続されるように配置され、ハウジング，回路基板，
副空気通路，発熱抵抗体，感温抵抗体等、これらを発熱
抵抗体式空気流量測定装置の一体のモジュールとして構
成されている。また、吸気管路を構成する主空気通路構
成部材２０の壁面には穴２５があけられており、この穴
２５より前記発熱抵抗体式空気流量測定装置の副空気通
路部分を外部より挿入して、副空気通路構成部材の外壁
面とハウジング部材１とをネジ７等で機械的強度を保つ
ように固定されている。また、副空気通路構成部材１０
と主空気通路構成部材の間にシール材としてＯリング６
等を取り付けて、気密性を保っている。
としては駆動回路を構成する回路基板２を内蔵するハウ
ジング部材１及び非導電性部材により形成される副空気
通路構成部材１０等があり、副空気通路構成部材１０の
中には空気流量検出のための発熱抵抗体３，吸入空気温
度を補償するための感温抵抗体４が導電性部材により構
成されたホルダー部材５を介して、回路基板２と電気的
に接続されるように配置され、ハウジング，回路基板，
副空気通路，発熱抵抗体，感温抵抗体等、これらを発熱
抵抗体式空気流量測定装置の一体のモジュールとして構
成されている。また、吸気管路を構成する主空気通路構
成部材２０の壁面には穴２５があけられており、この穴
２５より前記発熱抵抗体式空気流量測定装置の副空気通
路部分を外部より挿入して、副空気通路構成部材の外壁
面とハウジング部材１とをネジ７等で機械的強度を保つ
ように固定されている。また、副空気通路構成部材１０
と主空気通路構成部材の間にシール材としてＯリング６
等を取り付けて、気密性を保っている。
【０００８】図１は本発明における発熱抵抗体式空気流
量測定装置の一実施例を示す図である。また、図２は図
１Ｐ部の詳細図である。ホルダー部材と副空気通路構成
部材１０には各々凸凹を設け、凸凹がかみ合うことによ
りホルダー部材から副空気通路構成部材を外れないよう
にしている。
量測定装置の一実施例を示す図である。また、図２は図
１Ｐ部の詳細図である。ホルダー部材と副空気通路構成
部材１０には各々凸凹を設け、凸凹がかみ合うことによ
りホルダー部材から副空気通路構成部材を外れないよう
にしている。
【０００９】本発明においては、更に前記Ｏリング装着
時に前記凸凹のかみ合う力が増すようにＯリングの弾性
力が働き、凸凹が完全にロックする構造となる。このた
め副空気通路部材は前記ホルダー部に完全に固定される
ため、副空気通路構成部材が脱落することを防止するこ
とができる。
時に前記凸凹のかみ合う力が増すようにＯリングの弾性
力が働き、凸凹が完全にロックする構造となる。このた
め副空気通路部材は前記ホルダー部に完全に固定される
ため、副空気通路構成部材が脱落することを防止するこ
とができる。
【００１０】図５及び図６はハウジング１の副空気通路
を形成するためのカバー部材３０の脱落防止を可能とし
た例を示したものである。図６は図５のＡ−Ａ断面を示
す。吸気管外壁の発熱抵抗体式空気流量測定装置の設置
面積を少なくしたい場合には、このように駆動回路も挿
入するプラグインタイプの発熱抵抗体式空気流量測定装
置が望まれる。ここではハウジング１には凹状の溝が、
カバー部材３０では凸状の突起が設けられおり、凹部溝
には接着剤を流してハウジング部材１とカバー部材３０
とを接着剤により固定する。本構造とすれば、万一接着
剤が剥がれた場合であっても、Ｏリング６の弾性力によ
り凸凹がかみ合うため、カバー部材３０がハウジング部
材１から外れることはないため、脱落を防止することが
可能となる。
を形成するためのカバー部材３０の脱落防止を可能とし
た例を示したものである。図６は図５のＡ−Ａ断面を示
す。吸気管外壁の発熱抵抗体式空気流量測定装置の設置
面積を少なくしたい場合には、このように駆動回路も挿
入するプラグインタイプの発熱抵抗体式空気流量測定装
置が望まれる。ここではハウジング１には凹状の溝が、
カバー部材３０では凸状の突起が設けられおり、凹部溝
には接着剤を流してハウジング部材１とカバー部材３０
とを接着剤により固定する。本構造とすれば、万一接着
剤が剥がれた場合であっても、Ｏリング６の弾性力によ
り凸凹がかみ合うため、カバー部材３０がハウジング部
材１から外れることはないため、脱落を防止することが
可能となる。
【００１１】
【発明の効果】プラグインタイプの空気流量測定装置の
副空気通路部材、或いはカバー部材の落下防止が可能と
なり、空気流量測定装置の信頼性の向上が図れる。
副空気通路部材、或いはカバー部材の落下防止が可能と
なり、空気流量測定装置の信頼性の向上が図れる。
【図１】本発明の発熱抵抗体式空気流量測定装置の一実
施例を示す側断面図。
施例を示す側断面図。
【図２】図１のＰ部を示す詳細断面図。
【図３】発熱抵抗体式空気流量測定装置の一例を示す側
面図。
面図。
【図４】図３の上流（左側）から見た平面図。
【図５】本発明のＯリング溝をハウジングとカバーで形
成した一例を示す断面図。
成した一例を示す断面図。
【図６】図５のＡ−Ａ断面図。
１…ハウジング部材、２…回路基板、３…発熱抵抗体、
４…感温抵抗体、５…ホルダー部材、６…Ｏリング、７
…ネジ、１０…副空気通路構成部材、１２…順方向空気
流れ、１９…Ｏリング溝、２０…主空気通路構成部材、
２５…穴、３０…カバー部材、３１…接着部。
４…感温抵抗体、５…ホルダー部材、６…Ｏリング、７
…ネジ、１０…副空気通路構成部材、１２…順方向空気
流れ、１９…Ｏリング溝、２０…主空気通路構成部材、
２５…穴、３０…カバー部材、３１…接着部。
Claims (1)
- 【請求項１】内燃機関の吸入空気量を計測するために用
いられ、少なくとも電子回路基板部材，外部とのインタ
ーフェースのためのコネクタを有するハウジング部材，
電子回路装着後にハウジングに接着固定されるカバー部
材，センシングエレメントが取り付けられるホルダー部
材及び副空気通路等を一体にしてモジュール化し、吸気
管構成部材の一部に設けられた穴より挿入し、前記ハウ
ジングの一部を吸気管構成部材の外壁にネジ等により固
定し、かつ、シール材としてＯリングの内外径を使って
前記挿入穴との気密性確保を行う空気流量測定装置にお
いて、ホルダー部材とカバー部材あるいは副空気通路構
成部材の何れかに各々凸凹を設け、凸凹がかみ合うこと
によりホルダー部材からカバー部材あるいは副空気通路
構成部材を外れにくくし、更に前記Ｏリング装着時の弾
性力を使い前記凸凹のかみ合う力をさらに強くしたこと
により、吸気管の主空気通路内にカバー部材あるいは副
空気通路構成部材が落下しにくくなる構造としたことを
特徴とする空気流量測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10274614A JP2000105143A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 空気流量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10274614A JP2000105143A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 空気流量測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000105143A true JP2000105143A (ja) | 2000-04-11 |
Family
ID=17544192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10274614A Pending JP2000105143A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 空気流量測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000105143A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014038116A (ja) * | 2013-11-29 | 2014-02-27 | Denso Corp | 空気流量測定装置の製造方法 |
| CN109612733A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-04-12 | 汉腾汽车有限公司 | 一种发动机罩人机验证台架 |
-
1998
- 1998-09-29 JP JP10274614A patent/JP2000105143A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014038116A (ja) * | 2013-11-29 | 2014-02-27 | Denso Corp | 空気流量測定装置の製造方法 |
| CN109612733A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-04-12 | 汉腾汽车有限公司 | 一种发动机罩人机验证台架 |
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