JP2013132167A - グロメット及び車両用ドアの止水構造 - Google Patents

グロメット及び車両用ドアの止水構造 Download PDF

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Abstract

【課題】止水の為のリップ構造の長さを短縮し、グロメットの挿入荷重を低減するとともに、ボディーパネルの寸法にばらつきが生じても所望の止水性能を発揮すること技術を提供する。
【解決手段】グロメット10の裏面部24には、第1のクランプ挿通孔35の周囲に設けられたクランプ周囲止水リップ31と、ウェザーストリップ配置部26の下側の位置に設けられたウェザーストリップ下部止水リップ32とを有する。第1のクランプ挿通孔35から第1のプロテクタクランプ71がグロメット用凹部の第1のボディー係止孔と係止可能に突出する。
【選択図】図5

Description

本発明は、グロメット及びグロメットを用いた車両用ドアの止水構造に関する。
従来より、自動車のドアに配索されるドアハーネスの止水(防水)構造については、車体とヒンジ結合されるドアフレームの端面(側板)に貫通孔やグロメット用の凹部が設けられ、ドアハーネスに取り付けたグロメットを貫通孔に装着してドアから車体へとドアハーネスが配索されている。そして、防水構造の向上及び作業性向上のため各種の技術が提案されている。
例えば、プロテクタを装着可能としたグロメットにおいて、プロテクタにおけるワイヤーハーネスを挿通させる貫通孔の径を変更可能とすることで、1種類の部品の組み合わせで多数のワイヤーハーネス径に対応させた技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、樹脂クランプによって車体に取り付けされる非貫通タイプのグロメットでは、止水リップと称される構造が、グロメットの外周部に沿って形成されている。そのような構造を図11に例示する。図11(a)は平面図、図11(b)は図11(a)のB−B断面図、図11(c)は図11(a)の止水リップ132及びウェザーストリップ90の配置を模式的に表した平面図である。
図示のように、グロメット110は、裏面部(内面部)124にプロテクタ170を固定し、ドアパネル150(側板部分A2)のグロメット用凹部152に取り付けられる。グロメットベース部120の裏面部124には外周に沿って止水リップ132が形成されている。止水リップ132は、グロメット110がグロメット用凹部152に取り付けられる際に、グロメット用凹部152の斜面壁部153に押しつけられ変形することで、グロメット110の外部から内部への浸水を防止している。
特開2005−349984号公報
ところで、図11に示した構造のグロメット110では、グロメットベース部120の外周に沿って止水リップ132が形成されているので、グロメット110の周囲長と止水リップ132の長さがほぼ同程度となっていた。つまり、比較的長い止水リップ132が必要とされた。その結果、グロメット110をグロメット用凹部152に取り付ける際の挿入荷重が大きくなっており作業性の観点から対策の技術が求められていた。また、止水リップ132が斜面壁部153に当たる構成であるため、クランプ部171を係止するためにグロメット用凹部152に設けられたの穴の公差、つまりボディーパネルの公差などに起因して、グロメット110が取り付け面に対して水平方向にズレて取り付けられてしまうことがある。この場合に、止水リップ132のラップ量にばらつきが発生し、止水性を保持できなくなってしまう懸念があり、別の技術が求められていた。特許文献1に開示の技術でも同様の構造が採用されていることから、同様の課題があった。
本発明の目的は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決する技術を提供することにある。
本発明のある態様は、グロメットに関する。このグロメットは、ワイヤーハーネスを収容するプロテクタと、前記プロテクタを収容するプロテクタ収容部を有するグロメットベース部とを有し、車両のドアパネルに形成されたグロメット収容凹部に装着される非貫通タイプのグロメットであって、前記グロメットベース部は、裏面側に設けられたクランプ挿通用開口と、前記クランプ挿通用開口の周囲に突状に形成された第1の止水リップと、前記グロメット収容凹部に装着された際に前記第1の止水リップより車両室内側となる位置に設けられ、車両の略上下方向に延びて形成された第2の止水リップとを有し、前記プロテクタは、底面に前記ドアパネルと係止するクランプを有し、前記プロテクタが前記プロテクタ収容部に収容されたときに、前記クランプは前記クランプ挿通用開口から前記ドアパネルに係止可能に突出する。
また、前記第2の止水リップは、外面側にウェザーストリップが跨いで配置される領域に対応する位置に形成されてもよい。
本発明の別の態様は、車両用ドアの止水構造に関する。この止水構造は、上記のグロメットがドアパネルに形成されたグロメット収容凹部に装着され、前記グロメットを跨いで配置されるウェザーストリップとを有する車両用ドアの止水構造であって、前記クランプ周囲止水リップが、前記グロメット収容凹部に形成された装着方向と垂直な平面部分に押し当てられている。
本発明によれば、止水の為のリップ構造の長さを削減することができ、グロメットの取り付け時の挿入荷重を低減できる。また、別の観点では、止水の為のリップ構造として、平面当てリップ構造とすることができ、ボディーパネルの寸法にばらつきが生じても所望の止水性能を発揮することができる。
実施形態に係る、グロメット及びウェザーストリップが取り付けられた状態のドアパネルを示した図である。 実施形態に係る、グロメットが装着されたグロメット用凹部の構造を示した図である。 実施形態に係る、グロメット装着構造を示した平面図及び側面図である。 実施形態に係る、図3のA−A断面図である。 実施形態に係る、グロメットの背面側(内面部)の構造を示した図である。 実施形態に係る、グロメット及びプロテクタの斜視図である。 実施形態に係る、グロメット装着構造の断面図(図3のB−B断面図及びC−C断面図)である。 実施形態に係る、プロテクタの斜視図である。 実施形態に係る、図4のX1領域の拡大図である。 実施形態に係る、図4のX2領域の拡大図である。 従来技術に係る、ウェザーストリップ・押し当て用クランプ部の斜視図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照しつつ説明する。
図1は本実施形態に係るドアパネル50へのグロメット装着構造1を示した平面図である。図示のように、本実施形態のグロメット装着構造1では、ドアパネル50の側板部分A2に形成されたグロメット用凹部52にグロメット10が装着されている。さらに、グロメット10を跨ぐように、ウェザーストリップ90がドアパネル50(側板部分A2)に固定される。このとき、グロメット用凹部52において、ウェザーストリップ90より車両外側部分は全面的にグロメット10によって覆われている。
図2(a)のグロメット用凹部52の平面図及び図2(b)の断面図(図2(a)のD−D断面図)に示すように、ドアパネル50の側板部分A2にグロメット用凹部52が形成されており、そのグロメット用凹部52に非貫通タイプのグロメット10が挿入され固定されている。
グロメット用凹部52は、図2(b)に示すように、断面が逆台形形状となっており、傾斜壁部53と平面底部54とから構成されている。さらに、図2(a)に示すように、平面底部54には第1のボディー係止孔55と第2のボディー係止孔56とが形成されており、後述するグロメット10(プロテクタ70)の第1のプロテクタクランプ71及び第2のプロテクタクランプ72が係止する。
図3(a)にグロメット10がグロメット用凹部52に取り付けられた領域の平面図を示し、図3(b)は側面図を示す。さらに、図4に図3(a)のA−A断面図(主にグロメットベース部20よりドアパネル50側の構造)を示す。また、図5(a)はグロメット10を裏面側から見た図を示し、ウェザーストリップ90を配置した状態で記載している。図5(b)は図5(a)を模式的に示し、従来技術で示した図11(b)と対比できるようにしている。図6は、プロテクタ70が取り外された状態のグロメット10の斜視図を示しており、図6(a)は正面からの斜視図であり、図6(b)は裏面からの斜視図である。図7は、図3の上下方向の断面図であり、図7(a)がB−B断面図であり、図7(b)がC−C断面図である。図8はグロメット10に内装されるプロテクタ70の斜視図であり、図8(a)は蓋部75が閉じた状態を上から見た斜視図であり、図8(b)は蓋部75が開いた状態を上から見た斜視図であり、図8(c)は下から見た斜視図である。さらに、図9は図4の領域X1を拡大し第1のプロテクタクランプ71の係止状態を詳細に示した図である。図10は図4の領域X2を拡大し第2のプロテクタクランプ72の係止状態を詳細に示した図である。
グロメット10は、EPDM(エチレン・プロピレンゴム)等の弾性材料で形成されており、ワイヤーハーネスをドアパネル表面から車体側へ導出する機能を有し、グロメットベース部20と、ジャバラ部40と、を備えて構成されている。さらに、グロメット10には、例えば図6に示すように、プロテクタ70が内装される。このグロメット10は、内板部分A1と側板部分A2に亘って形成されるグロメット用凹部52に装着される非貫通タイプである。
ジャバラ部40はグロメットベース部20の外面部22に取り付けられた蛇腹状の筒状体であって、グロメットベース部20の内部、つまり、ハーネス収容部74に連通する。したがって、ハーネス収容部74に収容されたワイヤーハーネスがジャバラ部40を介してドアパネル表面から車体側へと導出する。
グロメットベース部20には、プロテクタ70を内装するためのプロテクタ収容部60が形成されている。プロテクタ収容部60の形状は、プロテクタ70の形状に対応したものであって、プロテクタ70が内装されたときに適正に固定するための係止構造が備わる。
また、グロメットベース部20の外観形状は、略矩形形状(台形を倒した形状)となっており、図示左側の上下のコーナーはラウンドしている。図示の右側側面部分は、ちょうど車両パネルの内板部分A1に勘合して略同一平面になるように形成されている。
また、グロメットベース部20の外面部22には、ジャバラ部40の車内側に隣接して、ウェザーストリップ配置部26が上下方向に平面に形成されている。ウェザーストリップ配置部26の上下の端部には、リップ部28が形成されており、グロメット用凹部52の外縁外側部分、つまり、側板部分A2の平面部分に配置される。リップ部28は、断面が略三角形であり、端部に行くにつれ細くなり、ウェザーストリップ配置部26とドアパネル50(側板部分A2)との境界部分の段差を解消している。また、ウェザーストリップ配置部26の左右には、ウェザーストリップ規制壁29が形成されている。このウェザーストリップ規制壁29は、ウェザーストリップ90の配置を所望の位置に規制する。
さらに、グロメットベース部20の裏面部24(グロメット用凹部52側)には、プロテクタ収容部60と連通する第1のクランプ挿通孔35及び第2のクランプ挿通孔36が形成されている。第1のクランプ挿通孔35及び第2のクランプ挿通孔36には、プロテクタ70のプロテクタ底面73に形成された第1のプロテクタクランプ71及び第2のプロテクタクランプ72がそれぞれ挿通する。具体的には、図4や図6(b)に示すように、ジャバラ部40のほぼ真下の平面部分24aに第1のクランプ挿通孔35が形成されている。さらに、第1のクランプ挿通孔35より室内側にオフセットした位置、より具体的には、ウェザーストリップ配置部26の下側の位置に、第2のプロテクタクランプ72が形成されている。第1のプロテクタクランプ71及び第2のプロテクタクランプ72は、グロメット10がグロメット用凹部52に配置されたときに、ちょうど、第1のボディー係止孔55と第2のボディー係止孔56にそれぞれ重なるようになっている。
第1のクランプ挿通孔35の周囲には、クランプ周囲止水リップ31が突状に第1のクランプ挿通孔35を一周して形成されている。なお、クランプ周囲止水リップ31の突状形状頂部の幅方向中央には薄いフィン形状が所定高さで形成されている。グロメット10がグロメット用凹部52に装着されたときに、クランプ周囲止水リップ31は、グロメット用凹部52の平面底部54に押しつけられ、所望の止水性能を発揮する。つまり、第1のクランプ挿通孔35からの浸水を防止する。
さらに、グロメットベース部20の裏面部24には、ウェザーストリップ配置部26の反対側の対応位置に、ウェザーストリップ下部止水リップ32が突状に車両上下方向に形成されている。ウェザーストリップ下部止水リップ32の突状形状頂部の幅方向中央には薄いフィン形状が所定高さで形成されている。具体的には、ウェザーストリップ下部止水リップ32は、裏面部24の平面部分24aでは上下方向にほぼ真っ直ぐに、斜面壁部分24bでは、端部に進むにつれ室内側に近づくように斜めに形成されている。また、第2のクランプ挿通孔36は、ウェザーストリップ下部止水リップ32より室内側に位置している。ウェザーストリップ下部止水リップ32により、室内側への浸水が防止される。
グロメットベース部20のプロテクタ収容部60に収容されるプロテクタ70は、例えば図6や図8に示すように、ハーネス収容部74と蓋部75とハーネス結束部76とを有して構成されている。ハーネス収容部74は、例えば、図7に示すように、断面が逆台形で内部が中空になっている。そして、ハーネス収容部74にはワイヤーハーネスが収容され、収容された後、蓋部75が閉じられる。なお、ジャバラ部40に連通する部分には、蓋部75は設けられていない。ハーネス収容部74と蓋部75は、グロメットベース部20のプロテクタ収容部60に収容される。また、ハーネス結束部76は、ワイヤーハーネスが結束される。
さらに、ハーネス収容部74の裏面側のプロテクタ底面73には第1のプロテクタクランプ71と第2のプロテクタクランプ72が形成されている。上述したように、第1のプロテクタクランプ71は、プロテクタ70がプロテクタ収容部60に収容されたときに、グロメットベース部20の第1のクランプ挿通孔35から外側に突出する。同様に、第2のプロテクタクランプ72は、グロメットベース部20の第2のクランプ挿通孔36から突出する。
そして、図4や図7、図9に示すように、プロテクタ70が装着されたグロメット10がグロメット用凹部52に装着されるときに、第1のプロテクタクランプ71は平面底部54に設けられた第1のボディー係止孔55に係止し、第2のプロテクタクランプ72は第2のボディー係止孔56に係止する。
このとき、クランプ周囲止水リップ31は、グロメット10の装着方向と垂直な平面底部54に、垂直に(装着方向に)押しつけられて弾性変形をする。その結果、クランプ周囲止水リップ31の周囲から第1のクランプ挿通孔35内部への浸水が防止される。また、ウェザーストリップ下部止水リップ32は、ウェザーストリップ90(ウェザーストリップ配置部26)の下側の位置で、グロメット用凹部52の傾斜壁部53及び平面底部54に押しつけられて弾性変形をする。その結果、ウェザーストリップ下部止水リップ32から車両室内側への浸水が防止される。
また、クランプ周囲止水リップ31は、平面部分24aに同一高さで形成されて、ドアパネル50の平面底部54で垂直に押しつけられる。その結果、ドアパネル50のグロメット用凹部52に公差等による寸法誤差があっても、所望の止水性能を維持できる。また、ウェザーストリップ下部止水リップ32も、平面部分24aでは垂直に押し当てられる。また、斜面壁部分24bでは、実質的に傾斜壁部53の斜面方向に伸びており、傾斜壁部53で外周を覆うようには形成されていない。その結果、グロメット用凹部52に公差等による寸法誤差を吸収し、所望の止水性能を維持できる。
また、図5(b)と図11(b)とを比較して分かるように、クランプ周囲止水リップ31とクランプ周囲止水リップ31の合計の長さが、従来の止水リップ132の長さより短くできる。その結果、グロメット10をグロメット用凹部52に装着する際の装着荷重を低減でき、作業効率を向上させることができる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素及びその組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
1 グロメット装着構造
10 グロメット
20 グロメットベース部
22 外面部
24 裏面部
24a 平面部分
24b 斜面壁部分
26 ウェザーストリップ配置部
28 リップ部
29 ウェザーストリップ規制壁
31 クランプ周囲止水リップ
32 ウェザーストリップ下部止水リップ
35 第1のクランプ挿通孔
36 第2のクランプ挿通孔
40 ジャバラ部
50 ドアパネル
52 グロメット用凹部
53 傾斜壁部
54 平面底部
55 第1のボディー係止孔
56 第2のボディー係止孔
60 プロテクタ収容部
70 プロテクタ
74 ハーネス収容部
75 蓋部
76 ハーネス結束部
90 ウェザーストリップ
A1 内板部分
A2 側板部分

Claims (3)

  1. ワイヤーハーネスを収容するプロテクタと、前記プロテクタを収容するプロテクタ収容部を有するグロメットベース部とを有し、車両のドアパネルに形成されたグロメット収容凹部に装着される非貫通タイプのグロメットであって、
    前記グロメットベース部は、
    裏面側に設けられたクランプ挿通用開口と、
    前記クランプ挿通用開口の周囲に突状に形成された第1の止水リップと、
    前記グロメット収容凹部に装着された際に前記第1の止水リップより車両室内側となる位置に設けられ、車両の略上下方向に延びて形成された第2の止水リップと
    を有し、
    前記プロテクタは、底面に前記ドアパネルと係止するクランプを有し、前記プロテクタが前記プロテクタ収容部に収容されたときに、前記クランプは前記クランプ挿通用開口から前記ドアパネルに係止可能に突出する
    ことを特徴とするグロメット。
  2. 外面側にウェザーストリップが跨いで配置されるウェザーストリップ配置部を有し、
    前記第2の止水リップは、外面側にウェザーストリップが跨いで配置される領域に対応する位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のグロメット。
  3. 請求項1または2に記載のグロメットがドアパネルに形成されたグロメット収容凹部に装着され、前記グロメットを跨いで配置されるウェザーストリップとを有する車両用ドアの止水構造であって、
    前記クランプ周囲止水リップが、前記グロメット収容凹部に形成された装着方向と垂直な平面部分に押し当てられていることを特徴とする車両用ドアの止水構造。
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