JP2013092040A - 自走式ソイルコンパクター - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、例えばアスファルト、砂利、土などを圧縮するために使用され得るような、自走式ソイルコンパクターに関する。
【解決手段】自走式ソイルコンパクターは、少なくとも1つの圧縮ローラ(20)と、少なくとも1つの圧縮ローラ(20)に配設された少なくとも1つの剥離装置(28)であって、支持構造体(30)に転向可能に支持され、かつ配設されたローラ(20)と運転時転向位置で接触する剥離器(38)と、当該剥離器(38)の転向を操作するための操作レバー(52)と、配設された圧縮ローラ(20)との接触から外れた少なくとも1つの停止時転向位置で剥離器(38)をロックするための固定構造体(64)とを有する剥離装置(28)とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えばアスファルト、砂利、土などを圧縮するために使用され得るような、自走式ソイルコンパクターに関する。そのようなソイルコンパクターは一般的に、少なくとも1つの圧縮ローラを備えており、当該圧縮ローラによってソイルコンパクターは、圧縮すべき地盤に移動し、一方で荷重をかけ、他方で振動を与えて、圧縮を行う。
このような圧縮ローラに配設されて、有利には少なくとも1つの剥離装置が備わっており、当該剥離装置は、運転時に圧縮ローラの表面と接触している。このような剥離装置によって、一方では、圧縮ローラの表面に塗布される液体すなわち例えば水が幅方向にローラ表面全体に塗られ、そうして生じる、ローラ表面の液体膜によって、圧縮すべき材料が付着するのを防ぐか、又は少なくとも困難にする。さらに、ローラと接触している剥離装置によって、ローラに付着する材料を剥がすことができる。
本発明の課題は、剥離装置を、それが配設されている圧縮ローラとの接触から容易に外すことのできる自走式ソイルコンパクターを提供することである。
本発明に従えば、この課題は、少なくとも1つの圧縮ローラと、少なくとも1つの圧縮ローラに配設された少なくとも1つの剥離装置であって、支持構造体に転向可能に支持され、かつ配設されたローラと運転時転向位置で接触する剥離器と、当該剥離器の転向を操作するための操作レバーと、配設された圧縮ローラとの接触から外れた少なくとも1つの停止時転向位置で剥離器をロックするための固定構造体とを有する剥離装置とを備える自走式ソイルコンパクターによって解決される。
剥離器を転向可能に取り付け、剥離器に操作レバーを配設することによってまず第一に、剥離器を操作員の干渉により、配設された圧縮ローラから転向して離すことが容易に可能となる。このように転向して離された位置、一般的にはすなわち停止時転向位置において、固定構造体を備えることにより、剥離器が運転時転向位置に逆移動するのを阻止でき、ひいては、例えば圧縮ローラを洗浄するために又は修理作業又はメンテナンス作業の際に、剥離器と圧縮ローラとの間に規定の間隔を保証できる。
剥離器に確実に力を導入できるようにするために提案されるのは、操作レバーが、共に転向するために、固定領域において剥離器と接合されており、転向操作の力を導入するための入力領域を備えることである。
どの高さ領域において剥離装置が圧縮ローラに配設されてソイルコンパクターに備わっているかによって、操作レバーをフットペダル及び/又はハンドグリップとして形成することが、操作員にとって人間工学的に有利な干渉に有利であり得る。地盤により近い領域に位置する場合には、一般的に、フットペダルの形態が優先されるであろうが、一方より高い領域に位置する場合には、一般的にハンドグリップの形態が有利となり得、もちろん操作レバーの形態は、足での操作も手での操作も可能である。
剥離器をその停止時転向位置でロックするために、固定構造体が、固定機構と、剥離器を停止時転向位置でロックするために固定機構と固定された状態で係合可能なカウンタ固定機構とを備えるよう、意図されていてよい。その際機能性を高めるために、固定機構が、作動位置と休止位置との間で調節可能であるよう、さらに意図されていてよく、作動位置において固定機構は、カウンタ固定機構と固定された状態で係合しているか又は固定された状態で係合可能であり、休止位置においてはカウンタ固定機構と固定された状態で係合していないか又は固定された状態で係合不可能である。その際固定機構がその作動位置にあれば、剥離器はその停止時転向位置で維持されるか又は運転時転向位置から停止時転向位置への移動時には強制的にこの相互保持作用が生み出されることが保証され得る。固定機構がその休止位置にあれば、停止時転向位置の方向への移動時であっても、固定作用は生み出され得ず、それゆえ固定構造体は剥離器を、その停止時転向位置でロックできない。固定機構のこの休止位置は特に、例えば配設された圧縮ローラから剥離器を短時間だけ離すべき場合、すなわち転向して離すべきであるが、停止時転向位置でロックする必要がないか又は望まない場合に選択され得る。
固定機構とカウンタ固定機構との間の相互固定作用を容易に提供できるようにするために提案されるのは、カウンタ固定機構は、固定機構が背後で係合可能な少なくとも1つの固定機構ストッパを備えることであり、有利には、少なくとも1つの固定機構ストッパは、カウンタ固定機構の固定開口部によって提供されていることが意図されていてよい。
構造上容易に実現され得、かつ容易な操作に関して有利な形態で提案されるのは、カウンタ固定機構が支持構造体に備わっており、固定機構が剥離器と共に転向可能であることである。その際例えば、固定機構は操作レバーに備わっていてよく、その結果剥離器を転向させるために操作レバーに力を加えると、操作レバーに備えられた固定機構も操作され得、例えばその休止位置から作動位置に移され得る。
ソイルコンパクターの運転時に、剥離装置に意図された機能性を確実に達成できるようにするために、剥離器がその運転時転向位置へと予応力をかけられていることが提案される。
圧縮ローラのローラ表面全体に液体膜を塗る機能も、汚染物質を剥離する機能も、次のことによってさらに改善して達成され得る。すなわち、少なくとも1つの圧縮ローラに2つの剥離装置が配設されており、好適には1つの剥離装置が地面近くの領域で圧縮ローラと協働し、1つの剥離装置が地面から離れた領域で圧縮ローラと協働することによってである。特にその際、2つの剥離装置を、圧縮ローラの回転軸に対して略直径上で向かい合って設けることが可能であり、その結果剥離装置はその機能性を、約180度の角度の開きで、すなわち圧縮ローラの円周にわたって、できる限り均一に分割させて果たすことができる。
本発明は、添付の図に関連して、以下に詳細に記述される。図に示されるのは以下である。
自走式ソイルコンパクターの側面図である。 図1のソイルコンパクターの前部車両領域の拡大図である。 図2に表わされた前部車両領域の斜視図である。 剥離装置の操作レバーを有する前部車両領域の拡大詳細図である。 剥離装置とその操作レバーとを有する前部車両領域のさらなる拡大詳細図である。 別の視点での、剥離装置の操作レバーである。
図1は、一般的に圧縮ローラとも呼称されるソイルコンパクター10を表わす。ソイルコンパクター10は後部車両領域12を備えている。また、後部車両領域12には、図示しない駆動アセンブリと、運転室14と、前進するために駆動アセンブリによって駆動される車輪16とが備わっている。前部車両領域18が後部車両領域12に転向可能に接合されており、前部車両領域18が略垂直な転向軸を中心として後部車両領域12に対して転向することにより、走行方向とひいては作業方向とに影響を及ぼすことができる。
前部車両領域18には、圧縮ローラ20が備わっている。この圧縮ローラ20には、ソイルコンパクター10が前進移動する際に圧縮ローラ20を振動させることによって、圧縮作用に影響を与えるために、図示しない揺動駆動装置又は振動駆動装置が配設されている場合がある。圧縮ローラ20は、一般的にスムーズドラムとも呼称される外殻22を備えており、外側に向かって自由になっている外殻22の表面24は、圧縮すべき地盤26と接触している。
ここで留意すべきことは、図1に表わす自走式ソイルコンパクター10の構造が単なる例示にすぎないことである。この自走式ソイルコンパクターは、様々な態様に変更されても良い。車輪16の代わりに、前進するために駆動可能なさらなる圧縮ローラ16が、後部車両領域12に備えられていても良い。さらに、互いに並列する2つの圧縮ローラが、前部車両領域及び/又は後部車両領域に設置されていても良い。
図1を参照すると、剥離装置28が圧縮ローラ20に配設されている。剥離装置28は、例えば圧縮すべき地盤に対する材料の付着を困難にするために又は防止するために、表面24に吹きかけられた液体を全面に塗布することに使用される場合がある。さらに、剥離装置28は、ソイルコンパクター10が前進移動する際に、表面24に付着した地盤材料を表面24から剥離するために利用され得る。
剥離装置28の構造については、図2から図6に関連して以下に詳述する。
図2から図6は、圧縮ローラ20が配設されている前部車両領域18の車台30を表わす。車台30の下部領域32には、例えば剥離装置28の剥離器38が、2つの転向接合領域34、36に、略水平軸を中心として転向可能に取り付けられている。これら転向接合領域34、36それぞれは、剥離器38に連結金具40と、車台30に連結金具42とを備えている。転向接合ボルト44は、2つの連結金具40、42を貫通しており、これにより剥離器38を車台30に転向可能に連結している。捩じりバネ46が、転向接合ボルト44を囲んで設けられており、その腕で、連結金具40、42に対して又は剥離器38及び車台30に対して自身を支えており、これにより予応力が、剥離器38が圧縮ローラ20の表面24と接触する運転時転向位置に向かって剥離器38に作用する場合がある。
剥離器38は、運転時転向位置において表面24に接触する剥離刃48と、一般的に剥離器38を補剛すると共に、例えばボルト固定によって剥離刃48に堅固に接合可能な剥離バー50とから形成されている場合がある。
例えば側面部において車台30から突出した剥離器38の領域には、図示の実施例ではフットペダルとして形成されている操作レバー52が備わっている。操作レバー52は、固定領域54において剥離器38と接合されている。このような接合を実現するために、補剛プレート56が、例えば剥離バー50に設けられている場合があり、この場合には、補剛プレート56が、転向接合領域34と剥離器38の側面の縁部領域との間に延在しており、これにより操作レバー52が、捩じりに対しても強固に剥離器38に取付可能とされる。操作レバー52は、入力領域58にペダル面60を備えており、ペダル面60は、入力領域を押す靴が滑動することを防止するために、例えばリブ構造体のような滑り止め構造体62として形成されている場合がある。
操作レバー52を剥離器38に堅固に取り付けると共に、入力領域58において操作レバー52に入力されることによって、操作レバー52が、剥離器38と共に、転向接合ボルト44によって形成される剥離器38の転向軸を中心として転向する。この場合には、剥離器38は、捩じりバネ46による予応力の作用に抗して、圧縮ローラ20の表面24から離隔する。この位置すなわち停止時転向位置において剥離器38をロック可能とするために、剥離装置28は固定構造体64を備えている。この場合には、固定ボルトとして形成されている固定機構66は、例えば溶接やボルト固定などによって操作レバー52に固定されているガイドスリーブ68内において、ボルトの長手軸方向に移動可能であり、且つ、ボルトの長手軸を中心として回転可能に受容されている。この場合には、図示しない予応力を付与されたバネなどによって、固定機構66には、予応力が作動位置に向かって作用されており、作動位置においては、固定機構66の固定端部70が、車台30に固定されたカウンタ固定機構74の固定開口部72に係合可能とされる。カウンタ固定機構74には、カムのように作用する偏向傾斜部76が備わっており、剥離器38が運転時転向位置から停止時転向位置に転向する際に、固定機構66の固定端部70が、偏向傾斜部76に接するようになる。カムの作用によって、固定機構66は、上述の予応力の作用に抗して長手方向に移動される。このことは、図5において固定機構66が右方向に移動することを意味する。この移動は、転向が進行する場合には、固定端部70が例えば楕円状の穴に形成された固定開口部72と嵌合するまで継続する。固定機構66の予応力によって、固定機構66は、固定端部70において固定開口部72に噛み合い、転向が進行する場合又は逆進する場合には、固定開口部72を囲んでいるカウンタ固定機構74の内壁領域に当接する。この内壁領域は、運転時転向位置に向かって転向すること、及び、固定開口部72によって定義される停止時転向位置を越えて転向することを防止する。運転時転向位置において逆転向することを防止するためには、基本的に、平型状に又はエッジ状に形成されたストッパが設けられていれば充分である。言い換えれば、必ずしも固定開口部を設ける必要はない。しかしながら、固定開口部は、両方向における転向をロックするという利点を常に有している。
転向のロックを解除するために、固定機構66に備えられた操作部又は操作グリップ78に、固定機構66の固定端部70を固定開口部72から予応力に抗して引き抜く引張力を作用させることができる。固定端部70と固定開口部72との係合状態が解除されると、直ちに、捩じりバネ46の予応力によって、剥離器38は自動的に運転時転向位置に逆転向する。引張力が固定機構66に作用しなくなると、固定機構66は再び作動位置に移動し、これにより新たに操作レバー52に入力されるので、当該作動位置において、再度、固定機構66は、カウンタ固定機構74と相互に固定される。
上述のように、固定機構66は、操作レバー52に固定されているガイドスリーブ68内において、固定機構66の長手軸線を中心として回転可能である。操作レバー52から遠位に位置する端部領域において、ガイドスリーブ68は、例えば当該実施例では管状部品を斜めに切断することによって楕円状に形成された、カム面80を備えている。作動位置に向かう予応力が固定機構66に作用している場合には、例えば操作部78に回転力を作用させることによって生じる固定機構66の回転によって、操作部78がカム面80に沿って移動し、この場合には、固定機構66が作動位置から休止位置に向かう方向において移動される。このような固定機構66の回転運動は、固定開口部72に対する固定係合を解除し、固定開口部72から固定機構66を再び解除するために利用され、その結果として、その予応力の作用に従って固定機構66が再び作動位置に復帰する。当該実施例では、その設計は以下の通りである。すなわち、カウンタ固定機構74に最大限に移動可能な位置から固定機構66を90度回転させ、固定機構66が固定開口部72に係合しなくなるように固定機構66を移動させることによって、カウンタ固定機構74との相互固定作用が解除される一方、これに続いて固定機構66が解除されると、固定機構66は、カウンタ固定機構74に最大限に移動可能な位置に確実に再び復帰することができる。回転がさらに進行し、且つ、固定機構66の軸線方向における移動が当該回転に伴って進行すれば、カム面80に沿って移動する操作部78は、カム面80の死点を越えて移動され、例えばガイドスリーブ68内に形成されたスリット又はカム面80の凹所に噛合可能とされる。このように配置されている場合には、固定機構66は休止位置にあり、この休止位置で固定機構66は、カウンタ固定機構74と相互に固定されることはない程度に引き戻されており、且つ、引き戻された状態を維持している。このような固定機構66の位置は、剥離器38の運転時転向位置からの転向時に強制的に係止させる必要がないか、又は望まない場合に選択され得る。
固定機構66とカウンタ固定機構74との係止が再び可能となった場合には、例えば操作部78を引張り及び/又は回転させることによって、操作部78とガイドスリーブ68の凹所又は刻み目との係合を解除し、しかも、カム面80に形成された死点を越える程度に当該係合を解除し、これにより予応力に従って、固定機構66が自動的に作動位置に再び復帰される。この場合には、カム面80が対称的に形成されていること、すなわち、休止位置から任意の回転方向に固定機構66を引っ張るか又は回転させることによって、固定機構66を作動位置に復帰させること有利である。
操作レバー52を固定構造体64と構造上連結させることによって、転向時に、係止時に、又は固定解除時に剥離装置28を非常に容易に操作可能となり、その結果として、例えば操作レバー52には足で入力され、且つ、固定機構66は手で又は足で操作されるので、操作員が身をかがめることなく、例えば固定係合を解除すること、固定機構66を作動位置に戻すこと、又は固定機構66を休止位置に移動させることが可能となり、これにより人間工学的に有利な操作性を実現することができる。
図2は、2つの剥離装置28又は28’が1つ又は同一の圧縮ローラに配設されている場合を表わす。詳細に上述すると共に図3から図6において拡大詳細図として表わす、剥離装置28は、この場合には、車台30の下部領域32において、例えば地面からの高さが最大40cmまでの領域のような地面近くの領域に備えられており、その結果として、当該実施例では、足によって容易に且つ人間工学的に操作可能である。第2の剥離装置28’は、車台30の上部領域82において、剥離装置28に略直径上で圧縮ローラ20の回転軸に関して向かい合う位置に設けられており、その結果として、2つの剥離装置28、28’は、それらの機能性を、圧縮ローラ20の円周を可能な限り最良に分割させて果たすことができる。剥離装置28’は地面からさらに離れた領域に位置しているので、剥離装置28’に配設された操作レバーは、例えば引っ張ることによって剥離装置28’の剥離器を運転時転向位置から移動させることができる、ハンドグリップとして形成されている場合がある。剥離装置28’の、特に固定構造体に関する構造上の形態は、上述の剥離装置28の構造上の形態と同様である場合がある。
2つのこのような剥離装置が圧縮ローラに配設されている場合には、好適には、これら操作レバーは、ソイルコンパクターの同じ側において剥離装置に配設されている。さらに好適には、ソイルコンパクターが複数の圧縮ローラを有している場合、すなわちソイルコンパクターが例えば前部車両領域の1つの圧縮ローラと後部車両領域の1つの圧縮ローラとを有して形成されている場合、且つ、対応する操作レバーを有している1つ又は複数の剥離装置がこれら圧縮ローラそれぞれに配設されている場合、これら操作レバーのすべてがソイルコンパクターの同じ側に備えられており、その結果として、操作員は、例えば洗浄作業をするためにすべての操作レバーを非常に迅速に利用可能となるので、すべての剥離器を停止時転向位置に配置させ、その位置でロックすることができる。
先に記述された、剥離装置の形態には、もちろん非常に多様な変更が行われてよい。例えばそのような剥離装置に配設されて、カウンタ固定機構が、複数の固定開口部が作られることにより、複数の停止時転向位置が係止によって維持され得るように、形成されていてよい。さらに、配設されている圧縮ローラから転向して剥離器が最も遠くに離れている停止時転向位置が、最大限到達可能な停止時転向位置に相当しないように、カウンタ固定機構を構成することが可能である。例えば、係止によって到達可能な停止時転向位置において、剥離器は、配設されている圧縮ローラの表面まで約50mmの距離を有してよく、一方で最大限の転向は、例えば60mmの距離まで可能である。剥離器自身は、構造的に別のやり方で実施されていてよく、2つより多くの転向接合領域で、ソイルコンパクターの構造部品に転向可能に支持されていてよい。
10 ソイルコンパクター
12 後部車両領域
14 運転室
16 車輪
18 前部車両領域
20 圧縮ローラ
22 外殻
24 表面
26 地盤
28、28’ 剥離装置
30 車台
32 下部領域
34 転向接合領域
36 転向接合領域
38 剥離器
40 連結金具
42 連結金具
44 転向接合ボルト
46 捩じりバネ
48 剥離刃
50 剥離バー
52、52’ 操作レバー
54 固定領域
56 補剛プレート
58 入力領域
60 ペダル面
62 滑り止め構造体
64 固定構造体
66 固定機構
68 ガイドスリーブ
70 固定端部
72 固定開口部
74 カウンタ固定機構
76 偏向傾斜部
78 操作部
80 カム面
82 上部領域

Claims (11)

  1. 少なくとも1つの圧縮ローラ(20)と、
    少なくとも1つの圧縮ローラ(20)に配設された少なくとも1つの剥離装置(28、28’)と、
    を備えている自走式ソイルコンパクターにおいて、
    前記剥離装置(28、28’)が、
    支持構造体(30)に転向可能に支持され、且つ、配設された前記ローラ(20)と運転時転向位置で接触する剥離器(38)と、
    前記剥離器(38)の転向を操作するための操作レバー(52)と、
    配設された前記圧縮ローラ(20)との接触から外れた少なくとも1つの停止時転向位置で前記剥離器(38)をロックするための固定構造体(64)と、
    を有していることを特徴とする自走式ソイルコンパクター。
  2. 前記操作レバー(52)が、共に転向するために、固定領域(54)において前記剥離器(38)と接合されており、転向操作の力を導入するための入力領域(58)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の自走式ソイルコンパクター。
  3. 前記操作レバー(52)が、フットペダル及び/又はハンドグリップとして形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自走式ソイルコンパクター。
  4. 前記固定構造体(64)が、固定機構(66)と、前記剥離器(38)を停止時転向位置でロックするために前記固定機構(66)と固定された状態で係合可能なカウンタ固定機構(74)とを備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の自走式ソイルコンパクター。
  5. 前記固定機構(66)が、作動位置と休止位置との間で調節可能であり、
    前記固定機構(66)が、作動位置において、前記カウンタ固定機構(74)と固定された状態で係合しているか又は固定された状態で係合可能であり、休止位置において、前記カウンタ固定機構(74)と固定された状態で係合していないか又は固定された状態で係合不可能であることを特徴とする請求項4に記載の自走式ソイルコンパクター。
  6. 前記カウンタ固定機構(74)が、前記固定機構(66)が背後で係合可能な少なくとも1つの固定機構ストッパ(72)を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の自走式ソイルコンパクター。
  7. 少なくとも1つの固定機構ストッパ(72)が、前記カウンタ固定機構(74)の固定開口部(72)によって提供されていることを特徴とする請求項6に記載の自走式ソイルコンパクター。
  8. 前記カウンタ固定機構(74)が、前記支持構造体(30)に備わっており、
    前記固定機構(66)が、前記剥離器(38)と共に転向可能であることを特徴とする請求項4から7のいずれか一項に記載の自走式ソイルコンパクター。
  9. 前記固定機構(66)が、前記操作レバー(52)に備わっていることを特徴とする請求項8に記載の自走式ソイルコンパクター。
  10. 前記剥離器(38)には、その運転時転向位置に向かって予応力が作用されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の自走式ソイルコンパクター。
  11. 少なくとも1つの前記圧縮ローラ(20)に2つの前記剥離装置(28、28’)が配設されており、好適には一方の剥離装置(28)が地面近くの領域で前記圧縮ローラ(20)と協働し、他方の剥離装置(28’)が地面から離れた領域で前記圧縮ローラ(20)と協働することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の自走式ソイルコンパクター。
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