JPH0742365U - 転圧機械の泥よけ装置 - Google Patents

転圧機械の泥よけ装置

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JPH0742365U
JPH0742365U JP7464093U JP7464093U JPH0742365U JP H0742365 U JPH0742365 U JP H0742365U JP 7464093 U JP7464093 U JP 7464093U JP 7464093 U JP7464093 U JP 7464093U JP H0742365 U JPH0742365 U JP H0742365U
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JP
Japan
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arm member
blade
compaction
end side
support shaft
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JP7464093U
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English (en)
Inventor
剛 高橋
定芳 鈴木
幸雄 岸
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Sakai Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sakai Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】転圧機械の不使用時や自走による搬送時にブレ
ードが摩耗することのないように、転圧輪の表面から離
れる方向に反転可能とした泥よけ装置を提供する。 【構成】転圧機械のフレーム1に支軸Gを固定的に取付
け、この支軸Gに、第1のアーム部材3の一端側を回動
可能に支持し、この第1のアーム部材3の他端側に、第
2のアーム部材4の一端側を軸Pにより回動可能に連結
し、支軸Gと第2のアーム部材4の他端側との間に引張
りバネ6を介設し、第2のアーム部材4の他端側に、ブ
レード7の基部を、該ブレード7の先端部が前記引張り
バネ6により転圧輪5の表面に圧接されるように締付け
部材8a,8bにより取付け、ブレード7を前記軸Pを
中心として転圧輪5の外周面から離れる方向に回転させ
反転可能に構成したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、転圧機械の転圧輪の表面に圧接したブレードにより転圧輪に付着し た泥を除去する転圧機械の泥よけ装置に係り、特に、転圧機械の不使用時や自走 による搬送時にブレードが摩耗することのないように、転圧輪の外周面から離れ る方向に反転可能とした転圧機械の泥よけ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
転圧機械の転圧輪の表面に付着した泥を除去するために、従来、図5に示すよ うな泥よけ装置が使われている。即ち、転圧機械の転圧輪51の前後の位置にお いて、フレーム55に支軸56を固定し、この支軸56に、支持部材54の一端 側を複数箇所において回動可能に支持する。支持部材54の他端側には、ブレー ド53が、図示しない長穴の範囲内で取付け位置を調節できるように取付けられ ている。支軸56には、アーム部材57が回動可能に支持され、このアーム部材 57とブレード53との間に、引張りバネ59を張架し、任意の回転角度で固定 するために、アーム部材57に設けた回り止め部材であるボルト58をねじり込 み、支軸56とアーム部材57との間で摩擦力と発生させる。そして、引張りバ ネ59の張力により、ブレード53を、転圧輪51の表面に圧接し、転圧輪51 の表面に付着した泥を掻き落とし、除去している。
【0003】 この従来の泥よけ装置によれば、一方の側のブレード53により除去し得なか った泥52は、転圧輪51に付着したまま他方の側のブレード53の内側に堆積 して、ブレード53の転圧輪51への圧接力を弱め、泥よけ効率を低下させる。 したがって、従来は、ブレード53に泥52が、ある程度堆積すると、人手によ り、へら等を用いて掻き落とす作業を行っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記したように、支持部材54に取付けられたブレード53は、支軸56を回 転軸として引張りバネ59の張力によって、転圧輪51の表面に押しつけられて いる。引張りバネ59の張力も、やはり支軸56を回転軸とするアーム部材57 に取付けられ、転圧輪51から離れる側にアーム部材57を回転させることで得 られている。この構造では、引張りバネ59に張力を与えるアーム部材57と、 ブレード53を回転させるための支持部材54とが、同一回転軸上にあり、ブレ ード53を転圧輪51から離れる側へ回転させる方向に引張りバネ59の張力を かけることができない。従って、転圧機械の不使用時や自走による搬送時にブレ ード53が摩耗することのないように、ブレード53を転圧輪の外周面から離し たい場合に、アーム部材57に設けた回り止め部材であるボルト58を一旦ゆる め、ブレード53が離れた状態でボルト58を締め直す。そして、次の作業時に 、再び、ボルト58を一旦ゆるめ、引張りバネ59のバネ力が所定の張力となる ように調節してボルト58を締めるという作業効率の悪いものであった。
【0005】 また、転圧作業を続けている間にブレード53が摩耗し、引張りバネ59の張 力によって、ブレード53を取付けてある支持部材54が、次第に転圧輪の表面 に近付いてくる。そして、終局的には、図6に示すように、ブレード53を支持 部材54に取付けている締付け部材であるボルト61aおよびナットbのボルト の頭が、転圧輪51の表面に接触することとなり、転圧輪51の表面に傷を付け るという問題があった。
【0006】 本考案は、上記した従来構造の転圧機械の泥よけ装置の問題点を解決し、転圧 機械の不使用時や自走による搬送時にブレードが摩耗することのないように、転 圧輪の外周面から離れる方向に反転可能とするとともに、ブレードが摩耗しても 締付け部材が転圧輪の表面に接触しないようにした泥よけ装置を提供することを 目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する手段として、本考案は、転圧機械のフレーム1に支軸G を固定的に取付け、この支軸Gに、第1のアーム部材3の一端側を回動可能に支 持し、この第1のアーム部材3の他端側に、第2のアーム部材4の一端側を軸P により回動可能に連結し、支軸Gと第2のアーム部材4の他端側との間に引張り バネ6を介設し、第2のアーム部材4の他端側に、ブレード7の基部を、該ブレ ード7の先端部が前記引張りバネ6により転圧輪5の表面に圧接されるように締 付け部材8a,8bにより取付け、ブレード7を前記軸Pを中心として転圧輪5 の外周面から離れる方向に回転させ反転可能に構成したことを特徴とする転圧機 械の泥よけ装置を提案するものである。
【0008】 そして、前記第1のアーム部材3には、引張りバネ6のバネ力を調節して当該 第1のアーム部材3を支軸G上の所定位置に固定する回り止め部材11を設けた ことを特徴とし、また、前記第1のアーム部材3には、第2のアーム部材4が反 転したときに、所定の位置で係止させるとともに、ブレード7が所定の摩耗量に 達した段階で、第2のアーム部材4の動きを係止する作用を兼ねるストッパ・ピ ン9を固設したことを特徴とする。
【0009】
【作用】
ブレードを手で転圧輪の外周面から離れる方向に引っ張ると、引張りバネの一 端は、ブレードとともに転圧輪の外周面から離れる方向に移動してくる。そして 、引張りバネの固定端と移動端を結んだ線が、第1のアーム部材と第2のアーム 部材を連結する軸の位置を越えると、ブレードには、転圧輪の外周面から離れる 方向の回転力が発生し、ブレードを反転させる。
【0010】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本考案に係 る泥よけ装置の実施例を示す正面図である。図2および図3は、本考案の泥よけ 装置を転圧輪に装着した状態を説明する正面図および側面図である。なお、転圧 輪の前側と後側に装着される泥よけ装置は、同一構成であるので、前側の装置に ついてのみ説明し、後側については省略する。
【0011】 図1ないし図3を参照して、泥よけ装置10は、転圧機械のフレーム1にブラ ケット1aを介して取付けられている。ブラケット1aには支軸Gが固定的に取 付けてあり、この支軸Gに、第1のアーム部材3の一端側が回動可能に支持され る。第1のアーム部材3の他端側には、第2のアーム部材4の一端側を軸Pによ り回動可能に支持する。そして、第2のアーム部材4の他端側に、ブレード7の 基部を、締付け部材としてのボルト8aおよびナット8bにより取付ける。支軸 Gから延出したブラケット2と第2のアーム部材4の他端側との間には引張りバ ネ6を介設し、ブレード7の先端部を転圧輪5の表面に圧接する。
【0012】 このように、本実施例では、引張りバネ6に張力を与えるためのブラケット2 の回転軸である支軸Gから、ブレード7を転圧輪5へ押しつけるための第2のア ーム部材4の回転軸を離し、独立させるため、支軸Gより第1のアーム部材3を 出し、新たな軸Pを設け、これに第2のアーム部材4を取付けている。図3のP 軸は、左右とも接続されておらず、各々のアーム部材4,4で独立している。
【0013】 第1のアーム部材3には、引張りバネ6のバネ力を調節して当該第1のアーム 部材3を支軸上の所定位置に固定する回り止め部材であるボルト11を設けてい る。このボルト11は、引張りバネ6のバネ力が所定の張力となるように調節し た位置で締付けられる。
【0014】 いま、ブレード7を手で転圧輪5の外周面から離れる方向に引っ張ると、引張 りバネ6の一端は、ブレード7とともに転圧輪5の外周面から離れる方向に移動 してくる。そして、引張りバネ6の固定端と移動端を結んだ線が、第1のアーム 部材3と第2のアーム部材4を連結する軸Pの位置を越えるまでは、ブレード7 は、転圧輪5に押しつける方向の回転力を発生させているので、P点を越える手 前で手を離せば、ブレード7は、転圧輪5側へ引っ張られる。また、引張りバネ 6の固定端と移動端を結んだ線が、第1のアーム部材3と第2のアーム部材4を 連結する軸Pの位置を越えたときは、引張りバネ6は、転圧輪5の外周面から離 れる方向に回転力を発生させ、ブレード7を図1の実線の位置から想像線の位置 へ軸Pまわりに反転させる。そして、第1のアーム部材3に突設したストッパ・ ピン9に、第2のアーム部材4の背面がぶつかり、所定の位置で係止される。
【0015】 一方、転圧作業を続けている間にブレード7は、図4の想像線の位置から実線 の位置で示すように摩耗し、引張りバネ6の張力によって、ブレード7を取付け てある第2のアーム部材4が、次第に転圧輪の表面に近付いてくる。そこで、本 実施例では、ブレード7を第2のアーム部材4に取付けているボルト8aが転圧 輪5の表面に接触する前の段階で、第2のアーム部材4の後部を、ストッパ・ピ ン9に当接させ、締付け部材であるボルト8aの頭が転圧輪5の表面に接触する ことを防止している。したがって、第1のアーム部材3に固設したストッパ・ピ ン9は、第2のアーム部材4が反転したときに、所定の位置で係止させるととも に、ブレードが所定の摩耗量に達し、且つボルト8aが転圧輪5の表面に接触す る前の段階で、第2のアーム部材4の動きを止める作用を兼ねていることとなる 。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る転圧機械の泥よけ装置によれば、支軸に回 動可能に取付けた第1のアーム部材とブレードとの間に、第2のアーム部材を軸 により回動可能に連結し、支軸と第2のアーム部材との間に引張りバネを介設し たので、転圧機械の不使用時や自走による搬送時にブレードが摩耗することのな いように、転圧輪の外周面から離れる方向に反転が可能であり、また、使用時に は、手でブレードを転圧輪側に戻すだけで、作業ができ、従来の装置のように、 回り止め部材としてのボルトをその都度、引張りバネのバネ力が所定の張力とな るように調節する必要がなく、効率的である。
【0017】 また、第1のアーム部材に突設したストッパ・ピンは、第2のアーム部材が反 転したときに、所定の位置で係止するとともに、ブレードが摩耗してくると、第 2のアームの動きを止めるので、従来の装置のように、ボルトの頭が転圧輪の表 面に接触して傷をつけるようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る泥よけ装置の実施例を示す図3の
I−I視の正面図である。
【図2】本考案の泥よけ装置を転圧輪に装着した状態を
説明する正面図である。
【図3】本考案の泥よけ装置を転圧輪に装着した状態の
図2を説明する後面図である。
【図4】本考案に係る泥よけ装置の他の実施態様を示す
正面図である。
【図5】従来の泥よけ装置を転圧輪に装着した状態を説
明する正面図である。
【図6】従来の泥よけ装置のブレードの摩耗状況を説明
する正面図である。
【符号の説明】
1 …フレーム 2 …ブラケット 3 …第1のアーム部材 4 …第2のアーム部材 5 …転圧輪 6 …引張りバネ 7 …ブレード 8a,8b…締付け部材 9 …ストッパ・ピン 10 …泥よけ装置 11 …回り止め部材 G …支軸 P …軸

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転圧機械のフレームに支軸を固定的に取
    付け、この支軸に、第1のアーム部材の一端側を回動可
    能に支持し、この第1のアーム部材の他端側に、第2の
    アーム部材の一端側を軸により回動可能に連結し、支軸
    と第2のアーム部材の他端側との間に引張りバネを介設
    し、第2のアーム部材の他端側に、ブレードの基部を、
    該ブレードの先端部が前記引張りバネにより転圧輪の表
    面に圧接されるように締付け部材により取付け、ブレー
    ドを前記軸を中心として転圧輪の外周面から離れる方向
    に回転させ反転可能に構成したことを特徴とする転圧機
    械の泥よけ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のアーム部材には、引張りバネ
    のバネ力を調節して当該第1のアーム部材を支軸上の所
    定位置に固定する回り止め部材を設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の転圧機械の泥よけ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のアーム部材には、第2のアー
    ム部材が反転したときに、所定の位置で係止させるとと
    もに、ブレードが所定の摩耗量に達した段階で、第2の
    アームの動きを係止する作用を兼ねるストッパ・ピンを
    固設したことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の転圧機械の泥よけ装置。
JP7464093U 1993-12-29 1993-12-29 転圧機械の泥よけ装置 Pending JPH0742365U (ja)

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JPH0742365U true JPH0742365U (ja) 1995-08-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013092040A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Hamm Ag 自走式ソイルコンパクター

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