JP2522422Y2 - 帯鋸盤の切屑除去装置 - Google Patents

帯鋸盤の切屑除去装置

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JP2522422Y2
JP2522422Y2 JP1990062608U JP6260890U JP2522422Y2 JP 2522422 Y2 JP2522422 Y2 JP 2522422Y2 JP 1990062608 U JP1990062608 U JP 1990062608U JP 6260890 U JP6260890 U JP 6260890U JP 2522422 Y2 JP2522422 Y2 JP 2522422Y2
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scraper
shaft
band saw
band
saw
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JP1990062608U
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Inventor
哲夫 江幡
Original Assignee
株式会社日立工機原町
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、帯鋸盤における鋸車の切屑除去装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来技術を第4図及び第5図を用いて説明する。
従来の切屑除去装置は、鋸車11を軸支するフレームに
立設したスクレーパホルダ12と、スクレーパホルダ12に
軸支されかつ巻きスプリング13により常に鋸車11側に押
しつけるように回転自在に設けたスクレーパホルダ14
と、一端がスクレーパホルダ14に固定され他端は鋸車11
の外輪面に接触しているスクレーパ15により構成されて
いた。
このスクレーパ15の先端で、帯鋸刃で図示しない切断
物を切断したときに鋸車11の付着した切屑を削り取る。
〔考案が解決しようとする課題〕
この切屑除去装置はスクレーパ15を鋸車11側に押しつ
けるためにスクレーパホルダ14を回転自在としたため、
鋸車11から削り取った切屑等がスクレーパホルダ12とス
クレーパホルダ14の間に入りやすく、すぐにスクレーパ
ホルダ14の動作が悪くなってしまう。
また、巻きスプリング13を使用してスクレーパ15を鋸
車11へ押し付けているため、スクレーパ15が摩耗して押
付け力の調整を行う場合、巻きスプリング13の引掛け位
置を鋸車11に対して位置調整しなければならず、実際に
調整行うのは面倒である。
このため、従来の切屑除去装置は実際には調整が行な
われず、また、動作もすぐに悪くなるため、有効に活用
されていないことが多かった。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、
この種の切屑除去装置から動作不良をなくすとともに、
切屑除去装置の鋸車に対する調整を簡便にすることであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の目的は、帯鋸刃を支持する鋸車の外輪面で、
かつ帯鋸刃の回転に支障をきたさない位置に切屑を削り
取るスクレーパを設けた帯鋸盤の切屑除去装置におい
て、前記スクレーパを弾性材で支持し、該弾性材はシャ
フトに支持され、該シャフトは帯鋸盤に設けたシャフト
ホルダに嵌合することにより達成するものである。
〔作用〕
上記したような構成により、スクレーパは弾性材によ
り鋸車側に押しつけられ、スクレーパが摩耗して鋸車の
押付け力を調整する場合は、まず、ナットを緩めてシャ
フトとシャフトホルダとの挾持状態を解除し、シャフト
を移動させてスクレーパの位置を調整することで行う。
また、上記切屑除去装置は回転部をもたいないため、切
屑の堆積等で動作が悪くなるということはない。
〔実施例〕
本考案を第1図〜第3図を用いて説明する。第1図は
本考案の一実施例を示す帯鋸盤の全体正面図、第2図は
第1図の下側の鋸車の切屑除去装置の正面図、第3図は
第2図の平面図である。
第1図において、フレーム8の上下にそれぞれ鋸車2
を軸支させ、上下の鋸車2で無端状の帯鋸刃1を張り渡
し、上下の鋸車2の外輪面でかつ帯鋸刃1の回転に支障
をきたさない位置に切屑を削り取るスクレーパ3の一端
をそれぞれ接触させている。スクレーパ3の他端はバネ
用鋼板当の弾性材4で支持され、弾性材4は棒材で形成
したシャフト5に支持されている。シャフト5のスクレ
ーパ3を支持する反対側の外周にねじ部aを形成し、フ
レーム8に設けたシャフトホルダ7にこのねじ部aに穴
嵌合させ、2個のナット6でシャフト5とシャフトホル
ダ7を挾持する。
上記構成において、図示しないモータで鋸車2を回転
駆動させると、帯鋸刃1が鋸車2間を循環回送し、帯鋸
刃1で図示しない切断物を切断する。このとき、スクレ
ーパ3は弾性材4により鋸車2側に押しつけられている
ため、鋸車2の付着した切断物の切屑はスクレーパ3の
先端で削り取られる。
スクレーパ3が摩耗して鋸車2の押付け力を調整する
場合は、まず、ナット6を緩めてシャフト5とシャフト
ホルダ7との挾持状態を解除し、シャフト5を第2図の
矢印A方向へ移動させる。なお、上記切屑除去装置は回
転部をもたないため、切屑の堆積等で動作が悪くなると
いうことはない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、鋸車の切屑を削り取るスクレーパを
支持する部材を弾性材で構成したので、簡単な構成でか
つスクレーパの押付け力の調整を容易に行うことができ
る。
また、本考案の切屑除去装置は回転部をもたないた
め、切屑の堆積等で動作が悪くなるという問題をなくす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す帯鋸盤の全体正面図、
第2図は第1図の下側の鋸車の切屑除去装置の正面図、
第3図は第2図の平面図、第4図は従来の切屑除去装置
の一部断面平面図、第5図は第4図の正面図である。 図において、1は帯鋸刃、2は鋸車、3はスクレーパ、
4は弾性材、5はシャフト、6はナット、7はシャフト
ホルダ、8はフレーム、aはシャフトのねじ部である。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯鋸刃を支持する鋸車の外輪面で、かつ帯
    鋸刃の回転に支障をきたさない位置に切屑を削り取るス
    クレーパを設けた帯鋸盤の切屑除去装置において、鋸車
    の外輪面側に押し付ける付勢力をもった弾性材でスクレ
    ーパを支持し、該弾性材はシャフトに支持され、該シャ
    フトは帯鋸盤に設けたシャフトホルダに鋸車に近づく又
    は遠ざかる方向に移動自在に嵌合させたことを特徴とす
    る帯鋸盤の切屑除去装置。
  2. 【請求項2】前記弾性材はバネ用鋼板で形成したことを
    特徴とする請求項1記載の帯鋸盤の切屑除去装置。
JP1990062608U 1990-06-13 1990-06-13 帯鋸盤の切屑除去装置 Expired - Lifetime JP2522422Y2 (ja)

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JPH0420405U JPH0420405U (ja) 1992-02-20
JP2522422Y2 true JP2522422Y2 (ja) 1997-01-16

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