JPH0737832Y2 - 食品用帯鋸盤の帯鋸緊張装置 - Google Patents

食品用帯鋸盤の帯鋸緊張装置

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JPH0737832Y2
JPH0737832Y2 JP12615889U JP12615889U JPH0737832Y2 JP H0737832 Y2 JPH0737832 Y2 JP H0737832Y2 JP 12615889 U JP12615889 U JP 12615889U JP 12615889 U JP12615889 U JP 12615889U JP H0737832 Y2 JPH0737832 Y2 JP H0737832Y2
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band saw
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tension
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nanobu
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JP12615889U
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JPH0365693U (ja
Inventor
哲夫 江幡
Original Assignee
株式会社日立工機原町
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフレームの外側に帯鋸の張力調整用のテンショ
ナノブが設けられた食品用帯鋸盤の帯鋸緊張装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来技術を第3図において説明する。
フレーム23の上下に鋸車22を配設し、鋸車22間に帯鋸刃
21を張り渡している。上方の鋸車22はフレーム23に上下
摺動可能に支承されたホルダ25に軸支されている。ホル
ダ25の上面にはほぼ垂直にボルト26を固定し、ボルト26
の上端はフレーム23の上部を貫通してテンショナノブ27
にネジ嵌合し、テンショナノブ27の下面とフレーム23の
上面の間にスプリング28を配置している。
〔考案が解決しようとする課題〕 従来、上記タイプの食品用帯鋸盤には、帯鋸刃21の適正
緊張力を知る手段がなかった。このため、作業者が帯鋸
刃21を指で押して適正緊張力を知るということを行って
おり、熟練が必要であった。
また、緊張力が緩い状態のまま、切断中に過負荷がかか
ったときなど、帯鋸刃21が鋸車22から外れたり、帯鋸刃
21を損傷するといった危険な作業になりやすい。
さらに、ボルト26のネジ部、スプリング28は外側にむき
出しの構造であるため、錆が発生し破損しやすく、鋸刃
緊張装置の役目を果さなくなるという欠点があった。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、帯
鋸緊張装置の寿命を向上させるとともに、帯鋸緊張装置
の調整を容易にすることである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、スプリングの外周部を覆うカバーをフレーム
とテンショナノブにそれぞれ設け、前記2つのカバーは
お互いに隙間のないよう配設され、内側のカバーの外側
にはスケールを設け、外側のカバーはインジケータの役
割を果たすことで達成される。
〔作用〕
本体を水洗いするとき、上記2つのカバーによりボルト
のネジ部、スプリングに水がかかりにくく、また、帯鋸
刃が適正緊張力にあるときに、外側のカバーの下面が内
側のカバーのスケールを指すことで、帯鋸刃の適正緊張
力を知る役割も果たしている。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図および第2図を用いて説明す
る。第1図は食品用帯鋸盤の正面図、第2図は第1図の
A部拡大図である。
図において、フレーム2の上下に鋸車3,4を配設し、鋸
車3,4間に帯鋸刃1を張り渡している。上方の鋸車3は
フレーム2に上下に摺動可能に支承されたホルダ5によ
り回転自在に軸支され、下方の鋸車4はフレーム2に軸
支され、フレーム2に装着されたモートルにより回転駆
動する。ホルダ5の上面にほぼ垂直に固定されたボルト
6の先端はフレーム2の上部を貫通し、テンショナノブ
7にネジ嵌合している。テンショナノブ7の下面とフレ
ーム2の上面の間で、ボルト6と同軸位置にスプリング
8を配設している。
フレーム2の上面に上部が開口している円筒状のカバー
9を設け、カバー9はスプリング8の外周を覆ってい
る。テンショナノブ7の下面に下部が開口している円筒
状のカバー10をカバー9の外周部に設けている。また、
カバー9の外側面にスケール11を設けている。
上記構成において、帯鋸盤本体を水洗いする際、カバー
9,10でボルト6のネジ部とスプリング8の外周を覆って
いるので、ボルト6のネジ部とスプリング8には直接水
がかからず、錆の発生を防止することができる。
また、カバー10の下端面がカバー9のスケール11のイン
ジケータの役目を果たし、帯鋸刃1が適正緊張力にあっ
た時、カバー10の下端面がスケール11を指すようにして
いる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、テンショナノブのネジ部とスプリング
に防水用のカバーを設けるとともに、このカバーで帯鋸
刃の適正緊張力を示すスケールも兼用することができる
ので、帯鋸緊張装置の寿命を向上させるとともに、帯鋸
緊張装置の調整を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す食品用帯鋸盤の正面
図、第2図は第1図のA部拡大図、第3図は従来技術の
食品用帯鋸盤の正面図である。 1は帯鋸刃、2はフレーム、3,4は鋸車、5はホルダ、
6はボルト、7はテンショナノブ、8はスプリング、9,
10はカバー、11はスケールである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームの上下に鋸車を配し、前記鋸車に
    は帯鋸刃を張り渡し、下方の鋸車はフレームに軸支さ
    れ、フレームに装着されたモートルにより回転駆動さ
    れ、上方の鋸車はフレームに上下摺動可能に支承された
    ホルダに軸支し、ホルダの上面にはほぼ垂直にボルトを
    固定させ、かつボルトの先端はフレームの上部を貫通
    し、テンショナノブにネジ嵌合させると共に前記テンシ
    ョナノブとフレームの上面との間にスプリングを設けた
    食品用帯鋸盤において、前記スプリングの外周部を覆う
    カバーをフレームとテンショナノブにそれぞれ設け、前
    記2つのカバーはお互いに隙間のないよう配設され、内
    側のカバーの外側には目盛を設け、外側のカバーはイン
    ジケータの役割を果たすことを特徴とする食品用帯鋸盤
    の帯鋸緊張装置。
JP12615889U 1989-10-27 1989-10-27 食品用帯鋸盤の帯鋸緊張装置 Expired - Lifetime JPH0737832Y2 (ja)

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JPH0365693U JPH0365693U (ja) 1991-06-26
JPH0737832Y2 true JPH0737832Y2 (ja) 1995-08-30

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KR101005168B1 (ko) * 2008-07-24 2011-01-04 박태완 태양광발전 또는 풍력발전을 이용한 보일러

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JPH0365693U (ja) 1991-06-26

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