JPH0739584Y2 - 食品用帯鋸盤における鋸刃緊張装置 - Google Patents

食品用帯鋸盤における鋸刃緊張装置

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JPH0739584Y2
JPH0739584Y2 JP11140290U JP11140290U JPH0739584Y2 JP H0739584 Y2 JPH0739584 Y2 JP H0739584Y2 JP 11140290 U JP11140290 U JP 11140290U JP 11140290 U JP11140290 U JP 11140290U JP H0739584 Y2 JPH0739584 Y2 JP H0739584Y2
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JP
Japan
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saw
tensioning device
saw blade
blade tensioning
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JP11140290U
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JPH0470498U (ja
Inventor
哲夫 江幡
Original Assignee
株式会社日立工機原町
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、鋸刃緊張装置が従動側鋸車の切屑飛散防止カ
バーにより外側に配置されている食品用帯鋸盤における
鋸刃緊張装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来技術を第7図を用いて説明する。
従動側鋸車20は帯鋸刃21に緊張力を与える鋸刃緊張装置
22に支持されている。従来、帯鋸盤の鋸刃緊張装置22は
なるべく切断屑が鋸刃緊張装置22内に入らないように鋸
車カバー23の外側に配置されるが、従動側鋸車20を支持
するフックスライダ24のアーム部25が長穴部26から鋸車
カバー23を突き抜け、鋸車カバー23の内側へ突出してい
るために、アーム部25の可動範囲にはカバーを付けるこ
とができない。即ち、アーム部25移動用の長穴部26を鋸
車カバー23に設けていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
食品用帯鋸盤は、切断作業後にジェット水で本体に付着
した切断屑を洗い流すため、長穴部26から鋸刃緊張装置
22へ水が侵入し、鋸刃緊張装置22内の摺動部潤滑剤まで
洗い流してしまう恐れがあり、鋸刃緊張装置22内の錆、
食品汁のかたまり等による動作不良を発生させる要因と
なっていた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、こ
の種の鋸刃緊張装置における動作不良の発生をなくし、
併せて衛生的にすることである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、相対する一対の鋸車間に帯鋸刃を張り渡し、
従動側鋸車を移動させて帯鋸刃に緊張力を与える鋸刃緊
張装置を前記鋸車を覆う鋸車カバーの外側に設け、前記
鋸車カバーに前記従動側鋸車を支持する鋸刃緊張装置の
アーム部を移動するための窓部を設けた食品用帯鋸盤に
おいて、前記窓部より大きなテンシヨナカバーを鋸刃緊
張装置と鋸車カバーの間に摺動自在に設け、該テンシヨ
ナカバーを前記アーム部に係合させたものである。
〔作用〕
上記したような構成により、鋸刃緊張装置と鋸車カバー
の間に設けたテンシヨナカバーをアーム部に差し込むこ
とにより窓部による鋸刃緊張装置と鋸車カバーとのすき
間がテンシヨナカバーにより覆われるので、使用後に作
業者がジェット水で水洗いをしても鋸刃緊張装置に侵入
することなく、鋸刃緊張装置の摺動部潤滑剤等を洗い流
してしまうことはない。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図〜第6図を用いて説明する。第
1図は本考案の食品用帯鋸盤の一実施例を示す正面図、
第2図は第1図の鋸刃緊張装置の一部断面を含む拡大
図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は第2図
の従動側鋸車、鋸車カバーを含まない右側面図、第5図
は鋸車カバーの長穴部とフックスライダのアーム部を示
した第2図の右側面図、第6図はテンシヨナカバーを示
した第2図の右側面図である。
図において、上下に相対する鋸車間に帯鋸刃1を張り渡
し、従動側鋸車2は帯鋸刃1に緊張力を与える鋸刃緊張
装置3に支持されている。鋸刃緊張装置3は、本体4上
部に固定した鋸車カバー5の外側に配設し、本体4に固
定したテンシヨナハウジング6と、テンシヨナハウジン
グ6内で従動側鋸車2の移動方向と平行となるように2
本のスライドパイプ7を設けている。スライドパイプ7
には摺動自在にフックスライダ8を遊嵌し、フックスラ
イダ8にはテンシヨナシャフト9の下端を固定し、テン
シヨナハウジング6の外側でテンシヨナシャフト9の上
端部に設けたねじ部10にハンドル11をねじ嵌合し、ハン
ドル11とテンシヨナハウジング6の間にスプリング12を
設けている。ハンドル11の回転によりテンシヨナシャフ
ト9とフックスライダ8を移動させ、フックスライダ8
にはアーム部13がスライドパイプ7とほぼ直角方向に鋸
車カバー5の内側へ突設し、アーム部13の先端に従動側
鋸車2を支持している。
鋸車カバー5内にはアーム部13が貫通し、アーム部13が
上下動できるよう長穴部14を形成し、鋸車カバー5とテ
ンシヨナハウジング6の当接部にはガイド用すき間15を
設け、ガイド用すき間15内に第6図に示すような鋸車カ
バー5の長穴部14より大きな形状のテンシヨナカバー16
をガイド用すき間15内で摺動自在に設けている。テンシ
ヨナカバー16には、アーム部13が貫通する窓部16aを設
け、テンシヨナカバー16の窓部16aをアーム部13に差し
込むことによりフックスライダ8を連動する。
アーム部13の外周はOリング17が嵌着する溝部13aを設
け、溝部13aに装着したOリング17の弾性力で鋸車カバ
ー5とテンシヨナカバー16が密着するように設けてあ
る。
上記構成において、長穴部14による鋸刃緊張装置3と鋸
車カバー5とのすき間がテンシヨナカバー16により覆わ
れ、さらにOリング17で鋸車カバー5とテンシヨナカバ
ー16が密着するようにしたので、鋸刃緊張装置3の内部
に直接切屑や水が侵入しない構造にしたので、製品の使
用後に作業者がジェット水で水洗いをしても鋸刃緊張装
置3内の摺動部潤滑剤等を洗い流してしまうことはな
く、本装置の動作不良等を減少する。また、テンシヨナ
カバー16はアーム部13の移動に連動するので常に長穴部
14によるすき間を覆っている。
なお、上記実施例は、テンシヨナカバー16をテンシヨナ
ハウジング6と鋸車カバー5の間に設けたガイド用すき
間15に配設しているが、上記位置と鋸車カバー5を挾ん
で反対側に設けたり、両側に設けても同様の効果を奏す
る。また、テンシヨナカバー16は、フックスライダ8の
アーム部13に直接固着させても同様の効果を奏する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、鋸車カバーの外側に設けた鋸刃緊張装
置の内部に直接切屑や水洗い用の水が侵入しない構造に
したので、使用後に作業者が水洗いをしても鋸刃緊張装
置の摺動部潤滑剤等を洗い流してしまうことがなく、本
装置の動作不良等を減少することができる。
また、鋸刃緊張装置内部に食品の切屑等が侵入するのを
防ぎ、不衛生になることを防止できるという優れた効果
を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の食品用帯鋸盤の一実施例を示す正面
図、第2図は第1図の鋸刃緊張装置の一部断面を含む拡
大図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は第2
図の従動側鋸車、鋸車カバーを含まない右側面図、第5
図は第2図の鋸車カバーの長穴部とフックスライダのア
ーム部を示した右側面図、第6図はテンシヨナカバーを
示した第2図の右側面図、第7図は従来技術の一部断面
を含む正面図である。 図において、2は従動側鋸車、3は鋸刃緊張装置、5は
鋸車カバー、13はアーム部、13aは溝部、14は長穴部、1
5はガイド用すき間、16はテンシヨナカバー、16aは窓
部、17はOリングである。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対する一対の鋸車間に帯鋸刃を張り渡
    し、従動側鋸車を移動させて帯鋸刃に緊張力を与える鋸
    刃緊張装置を前記鋸車を覆う鋸車カバーの外側に設け、
    前記鋸車カバーに前記従動側鋸車を支持する鋸刃緊張装
    置のアーム部を移動するための窓部を設けた食品用帯鋸
    盤において、前記窓部より大きなテンシヨナカバーを鋸
    刃緊張装置と鋸車カバーの間に摺動自在に設け、該テン
    シヨナカバーを前記アーム部に係合させたことを特徴と
    する食品用帯鋸盤における鋸刃緊張装置。
  2. 【請求項2】従動側鋸車を支持する前記アーム部に弾性
    材を固定し、該弾性材と鋸車カバーの間にテンシヨナカ
    バーを配設したことを特徴とする請求項1記載の食品用
    帯鋸盤における鋸刃緊張装置。
  3. 【請求項3】該溝部に設ける弾性材をOリングで構成し
    たことを特徴とする請求項2記載の食品用帯鋸盤におけ
    る鋸刃緊張装置。
JP11140290U 1990-10-24 1990-10-24 食品用帯鋸盤における鋸刃緊張装置 Expired - Lifetime JPH0739584Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0470498U JPH0470498U (ja) 1992-06-22
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