JP2013088544A - 投射用ズームレンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】投射用ズームレンズ内部に温度差を生じた場合にも、それらの影響を受けにくい投射用ズームレンズを提供すること。
【解決手段】開口絞りSよりも拡大側のレンズ群に、少なくとも2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズであるレンズL2,L3が比較的離れないで配置される場合、レンズL2,L3の温度差を少なくでき、投射用ズームレンズ40全体でのピントの変動量を少なくすることができる。開口絞りSよりも拡大側のレンズ群G1〜G3は、外気に近いこともあり、使用時の温度上昇は比較的少ない。したがって、温度上昇の影響を受けやすい樹脂レンズであるレンズL2,L3を開口絞りSより拡大側に配置することで、温度変動に伴う焦点移動を確実に低減することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像表示素子の画像を拡大投影するプロジェクターへの組み込みに適した投射用ズームレンズに関する。
画像表示素子の画像を拡大投影するためのプロジェクター用の光学系には、(1)赤・緑・青の3枚の液晶パネルからの各光束を合成するためのプリズムを配置するための長いバックフォーカス、(2)色むらの発生を防ぐための良好なテレセントリック特性、(3)照明系からの光を効率よく取り込むための小さなFナンバー、すなわち明るい光学系であることが、必要とされる。このような光学系、すなわち投射用ズームレンズにおいては、性能向上に加えて、コストダウンの目的でレンズ枚数を少なくしつつ、収差補正を効率良く補正するために、非球面レンズが用いられることが多くなってきた。非球面レンズの種類としては、ガラス材料を成型したガラスモールド非球面レンズ、ガラス球面レンズの表面に薄い非球面樹脂層を形成した複合型非球面レンズ、樹脂材料を射出成型した樹脂モールドレンズなどが知られている。
投射用ズームレンズでは、投影された画像の歪みを小さく抑えるために、拡大側に大口径の非球面レンズを配置することが多い。ガラスモールドの非球面レンズは、口径が大きいものは加工が難しく非常に高価であるという欠点がある。複合型の非球面レンズは、ガラスモールド非球面レンズと比較すると安価ではあるが、ガラス球面レンズを基材として使用するため、後述の樹脂モールドレンズと比較すると、まだ高価であり、薄い樹脂層で非球面形状を形成するため非球面形状に制限があるなどの欠点がある。樹脂モールドの非球面レンズは、前述の2つの非球面レンズと比較すると比較的成型加工が容易であり、大口径のものでも比較的安価に加工可能であるということから、コストを重視する投射用ズームレンズにおいては、樹脂モールドレンズが使用されることが多い。
しかしながら、樹脂材料では、温度による特性、すなわち線膨張係数や屈折率の温度特性がガラス材料と比較すると一桁程度大きい。つまり、使用環境の温度の変化や使用時のレンズ内部の温度上昇などによって、樹脂製のレンズの場合、ピント移動が生じやすいという欠点がある。
温度変化によるレンズのピント移動の要因としては、環境温度によるレンズ全体の温度の変化によるものと、画像表示パネルを出た後、投射用ズームレンズに入射した光がレンズ自体に吸収されることによる温度上昇や、レンズ鏡筒内部に当たった余分な光による温度上昇などが考えられる。
近年のプロジェクターでは明るい場所でも使用できるように、さらに明るさが求められるようになってきつつあり、画像表示パネルのマスク部分のよる光のロスを減少させるために、画素の直前にマイクロレンズなどを配置することにより、画像表示パネルの実質的な透過効率を上げるという方法が用いられる。この場合、画像表示パネルを出射した光が照明系のFナンバーよりも拡散ししてしまうということもあり、拡散した一部の光は、投射レンズ鏡筒内壁などに当たることで、投射レンズ内部の温度上昇の原因となり、投射レンズ内の温度差が生じる原因となっている。
この種の樹脂モールド非球面レンズを用いた投射用ズームレンズの従来例としては、特許文献1(特開2005−266103号公報)や、特許文献2(特開2010−190939号公報)に開示が存在する。
特許文献1では、複数の樹脂レンズを用いた投射レンズの例が示されており、樹脂モールドで成型された負レンズと、正レンズとを組み合わせることにより、お互いの温度変化によるピント移動をキャンセルするような方法がとられている。このように負レンズと正レンズとでピント移動をキャンセルさせる構造をとる場合、樹脂レンズ単体については、パワーをある程度もたせることが可能となるという利点がある。
しかしながら、特許文献1の例では、投射レンズの開口絞りに対して拡大側と縮小側とにそれぞれ負の樹脂レンズと正の樹脂レンズとを配置しているので、環境変化のように投射レンズ全体の温度変化がある場合には、前後のレンズでピント移動をキャンセルするようにレンズパワーを適切に配分したとしても、前述のような理由で、投射レンズの前後の部分に温度差が生じた場合、大きなピント移動が生じてしまうという欠点があった。
また、単独で樹脂レンズを用いる場合は、温度変化による影響を少なくするために、樹脂レンズ単体でのパワーを十分に小さく又は弱くすることにより、温度変化によるピント移動などの影響を小さくするという方法がとられることが多い。
特許文献2では、前述の方法により樹脂レンズのパワーを比較的弱くすることで温度変化による影響を少なくした投射レンズの例が示されている。しかしながら、樹脂レンズのパワーを完全になくすことは困難なので、樹脂レンズの温度上昇が大きくなってくると、ピント移動などを起こす原因となってしまう。樹脂レンズのパワーをほとんどなくすことにより、温度の影響を少なくすることは可能となるが、さらに樹脂レンズのパワーを小さくするためには、前後に配置される球面レンズのパワーを大きくすることになる。この場合、収差補正が困難となるため、さらに球面レンズを追加する必要があり、コスト上昇の原因となり好ましくない。
特開2005−266103号公報 特開2010−190939号公報
本発明は、上記背景に鑑みてなされたものであり、低コストで明るいプロジェクターを達成するために樹脂レンズを用いる投射用ズームレンズであって、投射用ズームレンズ内部に温度差を生じた場合にも、それらの影響を受けにくい投射用ズームレンズを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る投射用ズームレンズは、最も拡大側に配置され変倍時に固定され負のパワーを有する第1レンズ群と、最も縮小側に配置され変倍時に固定され正のパワーを有する最終レンズ群と、第1レンズ群と最終レンズ群との間に配置され移動させることで変倍を行う移動レンズ群との少なくとも3つのレンズ群を備え、縮小側が略テレセントリックになっている投射用ズームレンズであって、変倍を行う移動レンズ群中に、開口絞りを有し、第1レンズ群から最終レンズ群にかけて、複数の樹脂レンズを有し、開口絞りよりも拡大側のレンズ群に、上記複数の樹脂レンズのうち、少なくとも2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズが配置されている。
本発明に係る投射用ズームレンズでは、開口絞りよりも拡大側のレンズ群に、少なくとも2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズが配置されているので、2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズが比較的離れないで配置されることになり、ピントの変動量を少なくすることができる。特に、開口絞りよりも拡大側のレンズ群は、外気に近いこともあって開口絞りの近傍で発生する発熱の影響を受けにくいので、温度上昇の影響を受けやすい2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズを開口絞りより拡大側に配置することで、温度変動に伴う焦点移動を確実に低減することができる。
本発明の具体的な側面によれば、上記投射用ズームレンズであって、少なくとも2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズが、同一レンズ群内に配置されている。このように、2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズをお互いに近くに配置することで、各レンズの温度差を少なくすることができ、使用時に投射用ズームレンズ内部に温度差を生じたりしても、ピントの変動量を少なくできる。
本発明の別の側面によれば、少なくとも2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズが、隣り合ったレンズ群に配置される。
本発明のさらに別の側面によれば、少なくとも2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズが、互いに隣り合って配置される。
本発明のさらに別の側面によれば、少なくとも2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズが、拡大側から順に、負のパワーを有する負樹脂レンズと、正のパワーを有する正樹脂レンズとである。この場合、レトロフォーカス型の投射用ズームレンズを構成しやすく、負樹脂レンズによって、歪曲収差の補正を適正に行なうことができる。
本発明のさらに別の側面によれば、拡大側に配置された負のパワーを有する負樹脂レンズが、縮小側に凹面を有する負レンズであり、縮小側に配置された正のパワーを有する正樹脂レンズが、拡大側に凸面を有する正レンズである。この場合、負レンズの凹面で発散した光線について、負レンズと正レンズとの対向面の凹凸が互いにそろうことで、次に入射する凸面での収差発生を抑えることができ、諸収差の補正が容易になる。
本発明のさらに別の側面によれば、拡大側に配置された負のパワーを有する負樹脂レンズの縮小側の凹面の曲率半径をRn、縮小側に配置された正のパワーを有する正樹脂レンズの拡大側の凸面の曲率半径をRpとするとき、次の条件式(1)
0.0<Rn/Rp<1.0 … (1)
を満足する。
条件式(1)は、開口絞りより拡大側に配置される樹脂レンズの形状に関する条件を規定している。拡大側に配置される負樹脂レンズは、非球面を施すことで効率よく歪曲収差を抑えることを可能にするが、条件式(1)の範囲内で、近傍に配置される正樹脂レンズの拡大側の凸面との関係を保つことで、歪曲収差、像面湾曲、及び非点収差を効率よく補正することが可能になる。
条件式(1)の上限を超えて、負樹脂レンズの曲率半径が正樹脂レンズの曲率半径よりも大きくなりすぎると、歪曲収差を抑えることが困難になるとともに、コマフレアーの発生の原因となり好ましくない。
逆に、条件式(1)の下限を超えて、負樹脂レンズの曲率半径が正樹脂レンズの曲率半径よりも小さくなりすぎると、正樹脂レンズの拡大側の面が凹面となって、像面湾曲や非点収差を補正することが困難になり、良好な平坦な像面を得ることが困難になる。
実施形態の投射用ズームレンズを組み込んだプロジェクターの概略構成を示す図である。 (A)及び(B)は、プロジェクターに組み込まれた投射用ズームレンズの構造を説明する断面図である。なお、(A)は、広角端の状態を示し、(B)は、望遠端の状態を示す。 (A)は、投射用ズームレンズの広角端における光束の状態を説明する断面図であり、(B)は、投射用ズームレンズの望遠端における光束の状態を説明する断面図である。 (A)及び(B)は、実施例1の投射用ズームレンズの断面図である (A)〜(C)は、実施例1のズームレンズの収差図である。 (A)及び(B)は、実施例2の投射用ズームレンズの断面図である。 (A)〜(C)は、実施例2のズームレンズの収差図である。 (A)及び(B)は、実施例3の投射用ズームレンズの断面図である。 (A)〜(C)は、実施例3のズームレンズの収差図である。 (A)及び(B)は、実施例4の投射用ズームレンズの断面図である (A)〜(C)は、実施例4のズームレンズの収差図である。 (A)及び(B)は、実施例5の投射用ズームレンズの断面図である。 (A)〜(C)は、実施例5のズームレンズの収差図である。 (A)及び(B)は、実施例6の投射用ズームレンズの断面図である。 (A)〜(C)は、実施例6のズームレンズの収差図である。 (A)及び(B)は、比較例の投射用ズームレンズの断面図である。
以下に図面を参照して、本発明の実施形態に係る投射用ズームレンズについて詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る投射用ズームレンズを組み込んだプロジェクター2は、画像光を投射する光学系部分50と、光学系部分50の動作を制御する回路装置80とを備える。
光学系部分50において、光源10は、例えば超高圧水銀ランプであって、R光、G光、及びB光を含む光を射出する。ここで、光源10は、超高圧水銀ランプ以外の放電光源であってもよいし、LEDやレーザーのような固体光源であってもよい。第1インテグレーターレンズ11及び第2インテグレーターレンズ12は、アレイ状に配列された複数のレンズ素子を有する。第1インテグレーターレンズ11は、光源10からの光束を複数に分割する。第1インテグレーターレンズ11の各レンズ素子は、光源10からの光束を第2インテグレーターレンズ12のレンズ素子近傍にて集光させる。第2インテグレーターレンズ12のレンズ素子は、重畳レンズ14と協働して、第1インテグレーターレンズ11のレンズ素子の像を液晶パネル18R、18G、18Bに形成する。このような構成により、光源10からの光が液晶パネル18R、18G、18Bの表示領域の全体を略均一な明るさで照明する。
偏光変換素子13は、第2インテグレーターレンズ12からの光を所定の直線偏光に変換させる。重畳レンズ14は、第1インテグレーターレンズ11の各レンズ素子の像を、第2インテグレーターレンズ12を介して液晶パネル18R、18G、18Bの表示領域上で重畳させる。
第1ダイクロイックミラー15は、重畳レンズ14から入射したR光を反射させ、G光及びB光を透過させる。第1ダイクロイックミラー15で反射されたR光は、反射ミラー16及びフィールドレンズ17Rを経て、光変調素子である液晶パネル18Rへ入射する。液晶パネル18Rは、R光を画像信号に応じて変調することにより、R色の画像を形成する。
第2ダイクロイックミラー21は、第1ダイクロイックミラー15からのG光を反射させ、B光を透過させる。第2ダイクロイックミラー21で反射されたG光は、フィールドレンズ17Gを経て、光変調素子である液晶パネル18Gへ入射する。液晶パネル18Gは、G光を画像信号に応じて変調することにより、G色の画像を形成する。第2ダイクロイックミラー21を透過したB光は、リレーレンズ22、24、反射ミラー23、25、及びフィールドレンズ17Bを経て、光変調素子である液晶パネル18Bへ入射する。液晶パネル18Bは、B光を画像信号に応じて変調することにより、B色の画像を形成する。
クロスダイクロイックプリズム19は、光合成用のプリズムであり、各液晶パネル18R、18G、18Bで変調された光を合成して画像光とし、投射用ズームレンズ40へ進行させる。
投射用ズームレンズ40は、各液晶パネル18G,18R,18Bによって変調されクロスダイクロイックプリズム19で合成された画像光を不図示のスクリーン上に拡大投射する。
回路装置80は、ビデオ信号等の外部画像信号が入力される画像処理部81と、画像処理部81の出力に基づいて光学系部分50に設けた液晶パネル18G,18R,18Bを駆動する表示駆動部82と、投射用ズームレンズ40に設けた駆動機構(不図示)を動作させて投射用ズームレンズ40の状態を調整するレンズ駆動部83と、これらの回路部分81,82,83等の動作を統括的に制御する主制御部88とを備える。
画像処理部81は、入力された外部画像信号を各色の諧調等を含む画像信号に変換する。なお、画像処理部81は、外部画像信号に対して歪補正や色補正等の各種画像処理を行うこともできる。
表示駆動部82は、画像処理部81から出力された画像信号に基づいて液晶パネル18G,18R,18Bを動作させることができ、当該画像信号に対応した画像又はこれに画像処理を施したものに対応する画像を液晶パネル18G,18R,18Bに形成させることができる。
レンズ駆動部83は、主制御部88の制御下で動作し、投射用ズームレンズ40を構成する一部の光学要素を光軸OAに沿って適宜移動させることにより、投射用ズームレンズ40によるスクリーン上への画像の投射倍率を変化させることができる。なお、レンズ駆動部83は、投射用ズームレンズ40全体を光軸OAに垂直な上下方向に移動させるアオリの調整により、スクリーン上に投射される画像の縦位置を変化させることもできる。
以下、図2(A)及び2(B)等を参照して、実施形態の投射用ズームレンズ40について具体的に説明する。なお、図2(A)等で例示した投射用ズームレンズ40は、後述する実施例1の投射用ズームレンズ40と同一の構成となっている。
実施形態の投射用ズームレンズ40は、拡大側から順に、変倍時に固定され負のパワーを有する第1レンズ群G1と、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3と、第4レンズ群G4と、変倍時に固定され正のパワーを有する第5レンズ群G5とからなる。ここで、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3と第4レンズ群G4とは、移動させることで変倍を行う移動レンズ群である。また、第1レンズ群G1は、最も拡大側に配置される先頭レンズ群であり、第5レンズ群Gは、最も縮小側に配置され最終レンズ群である。
第1レンズ群G1は例えば1枚のレンズL1のみを有し、第2レンズ群G2は例えば2枚のレンズL2,L3を有し、第3レンズ群G3は例えば1枚のレンズL4を有し、第4レンズ群G4は例えばレンズL5,L6からなる接合レンズ及び2枚のレンズL7,L8を有し、第5レンズ群G5は例えば1枚のレンズL9を有する。なお、投射用ズームレンズ40は、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間に開口絞りSを有する。
以上の投射用ズームレンズ40では、開口絞りSよりも拡大側のレンズ群に、少なくとも2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズが配置されている。具体的には、上記少なくとも2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズとして、例えば第2レンズ群G2において拡大側から順に、負のパワーを有する負樹脂レンズであるレンズL2と、正のパワーを有する正樹脂レンズであるレンズL3とが配置されている。これにより、温度変化が生じても、一対のレンズL2,L3がピント移動を相互にキャンセルする役割を果たすことになる。これらのレンズL2,レンズL3は、同一の第2レンズ群G2内で隣接して配置されている。さらに、拡大側の負樹脂レンズであるレンズL2は、縮小側に強い凹面を向け、縮小側の正樹脂レンズであるレンズL3は、拡大側に強い凸面を向けている。なお、2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズは、同一のレンズ群内に別のレンズを挟んで離間して配置することができ、或いは隣接する一対のレンズ群内に振り分けて配置することができる。
このように、開口絞りSよりも拡大側のレンズ群に、少なくとも2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズであるレンズL2,L3が比較的離れないで配置される場合、レンズL2,L3の温度差を少なくでき、投射用ズームレンズ40全体でのピントの変動量を少なくすることができる。投射用ズームレンズ40では、特に開口絞りS近傍において液晶パネル18G,18R,18Bから出た光束が集光するため、開口絞りS近傍のレンズ枠などに当たった光による発熱で、開口絞りSより縮小側のレンズ群(具体的にはレンズ群G4,G5)は温度上昇を生じることが多い。逆に、開口絞りSよりも拡大側のレンズ群(具体的にはレンズ群G1〜G3)は、外気に近いこともあり、使用時の温度上昇は比較的少ない。したがって、温度上昇の影響を受けやすい樹脂レンズは、絞りより拡大側に配置することが好ましく、そうすることで開口絞りS近傍で発生する熱の影響を少なくできる。よって、温度上昇の影響を受けやすい樹脂レンズ(具体的には2枚の符号の異なるパワーを有するレンズL2,L3)を開口絞りSより拡大側に配置することで、温度変動に伴う焦点移動を確実に低減することができる。
投射用ズームレンズ40は、液晶パネル18G(18R,18B)の被投射面Iに形成された画像を不図示のスクリーン上に投射する。ここで、投射用ズームレンズ40と液晶パネル18G(18R,18B)との間には、図1のクロスダイクロイックプリズム19に相当するプリズムPRが配置されている。
変倍について説明すると、図2(A)の広角端の状態から、図2(B)の望遠端の状態に変化する際には、例えば第3レンズ群G3、第4レンズ群G4等が光軸OAに沿って拡大側に移動する。また、フォーカス時には、第1レンズ群G1のみを単独で光軸OAに沿って移動させる。
投射用ズームレンズ40は、既に説明した条件式(1)を満足する。すなわち、拡大側に配置された負樹脂レンズであるレンズL2の縮小側の凹面の曲率半径をRn、縮小側に配置された正樹脂レンズであるレンズL3の拡大側の凸面の曲率半径をRpとするとき、次の条件式
0.0<Rn/Rp<1.0 … (1)
を満足する。
条件式(1)の上限を超えて、負樹脂レンズであるレンズL2の曲率半径が正樹脂レンズであるレンズL3の曲率半径よりも大きくなりすぎると、歪曲収差を抑えることが困難になるとともに、コマフレアーの発生の原因となり好ましくない。逆に、条件式(1)の下限を超えて、負樹脂レンズであるレンズL2の曲率半径が正樹脂レンズであるレンズL3の曲率半径よりも小さくなりすぎると、正樹脂レンズの拡大側の面が凹面となって、像面湾曲や非点収差を補正することが困難になり、良好な平坦な像面を得ることが困難になる。
なお、投射用ズームレンズ40を構成するレンズ群は、5つに限らず、6つ又は7つとすることもできる。
〔実施例〕
以下、投射用ズームレンズ40の具体的な実施例について説明する。 以下に説明する実施例1〜6に共通する諸元の意義を以下にまとめた。
R 曲率半径
D 軸上面間隔(レンズ厚又はレンズ間隔)
nd d線の屈折率
vd d線のアッベ数
dn/dt 屈折率の温度係数
α 線膨張係数
Fno F値
F 全系の焦点距離
ω 半画角
非球面は、以下の多項式(非球面式)によって特定される。
Figure 2013088544
ただし、
c: 曲率(1/R)
h: 光軸からの高さ
k: 非球面の円錐係数
Ai:非球面の高次非球面係数
(実施例1)
実施例1の投射用ズームレンズの全体的な特徴を以下の表1にまとめた。なお、表1中で、「Wide」、「Middle」、及び「Tele」は、広角端、中間位置、及び望遠端をそれぞれ示す。
〔表1〕
Wide Middle Tele
FNo 1.58 1.63 1.69
F 14.37 15.80 17.24
ω 30.5゜ 27.9゜ 25.9゜
実施例1のレンズ面のデータを以下の表2に示す。なお、STは開口絞りSを意味する。また、面番号の後に「*」が記載されている面は、非球面形状を有する面である。
〔表2〕
面番号 R D nd vd dn/dt(x10-6) α(x10-7)
0 D0
1 66.661 1.50 1.51633 64.1 1.5 73.0
2 15.710 D2
3* 63.354 2.00 1.53116 56.0 -108.0 700.0
4* 16.412 D4
5* 26.397 3.60 1.60737 27.0 -108.0 700.0
6 75.599 D6
7 33.612 5.50 1.51633 64.1 1.5 73.0
8 -69.522 D8
ST 1.00E+18 5.58
10* -25.036 4.15 1.58913 61.1 2.5 57.7
11 -16.786 1.20 1.84666 23.8 0.2 89.1
12 306.451 3.63
13 -185.652 5.60 1.65844 50.9 3.1 69.0
14 -20.366 2.10
15 -68.197 3.40 1.51633 64.1 1.5 73.0
16 -29.072 D16
17 32.196 5.00 1.51633 64.1 1.5 73.0
18 -236.950 6.00
19 1.00E+18 25.75 1.51680 64.2 2.3 73.0
20 1.00E+18 3.35
以上の表2及び以下の表において、10のべき乗数(例えば1.00×10+18)をE(例えば1.00E+18)を用いて表すものとする。
以下の表3は、実施例1のレンズ面の非球面係数である。
〔表3〕
第3面
K=-1.0000, A04=-9.9490E-07, A06=0.0000E+00, A08=0.0000E+00,
A10=0.0000E+00, A12=0.0000E+00
第4面
K=0.0000, A04=-5.7861E-05, A06=-1.4664E-07, A08=4.4497E-10,
A10=-2.9370E-12, A12=0.0000E+00
第5面
K=0.0000, A04=-1.2189E-05, A06=-6.5361E-09, A08=0.0000E+00,
A10=0.0000E+00, A12=0.0000E+00
第10面
K=0.0000, A04=-4.7803E-05, A06=-1.2278E-07, A08=2.3968E-10,
A10=0.0000E+00, A12=0.0000E+00
以下の表4は、広角端(Wide)、中間位置(Middle)、及び望遠端(Tele)において、表2中の可変間隔D0,D2,D6,D9,D16の値を示している。
〔表4〕
Wide Middle Tele
D0 1800.00 1800.00 1800.00
D2 7.62 6.69 6.85
D6 10.29 6.09 1.50
D8 14.78 16.32 17.05
D16 1.00 4.33 8.27
図4(A)は、実施例1の投射用ズームレンズの広角端の断面図であり、図4(B)は、望遠端の断面図である。投射用ズームレンズは、被投射面I上の像を可変倍率で拡大投射するものであり、拡大側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群G1と、負のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、開口絞りSと、正のパワーを有する第4レンズ群G4と、正のパワーを有する第5レンズ群G5とからなる。変倍に際しては、第1レンズ群G1と第5レンズ群(最終レンズ群)G5とが固定され、移動レンズ群である第3レンズ群G3、第4レンズ群G4等を移動させることでズーミングを行い、合焦に際して第1レンズ群G1を移動させてフォーカシングを行う。
ここで、第1レンズ群G1は、1枚のレンズ、すなわち拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1を有する。第2レンズ群G2は、両面に非球面が施され拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2と、拡大側に非球面が施された凸面を向けた正メニスカスレンズL3との2枚のレンズで構成される。第3レンズ群G3は、1枚のレンズ、すなわち両凸正レンズL4を有する。第4レンズ群G4は、拡大側に非球面が施された凹面を向けた正メニスカスレンズL5及び両凹負レンズL6との接合レンズと、縮小側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と、縮小側に凸面を向けた正メニスカスレンズL8との4枚のレンズで構成される。第5レンズ群G5は、1枚のレンズ、すなわち両凸正レンズL9を有する。
第2レンズ群G2中の負メニスカスレンズL2と、第2レンズ群G2中の正メニスカスレンズL3とは、樹脂レンズであり、2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズが同一レンズ群G2内に隣接して配置されていることになる。
図5(A)は、実施例1の投射用ズームレンズ41の広角端での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)であり、図5(B)は、実施例1の投射用ズームレンズ41の中間位置での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)であり、図5(C)は、実施例1の投射用ズームレンズ41の望遠端での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。
(実施例2)
実施例2の投射用ズームレンズの全体的な特徴を以下の表5にまとめた。
〔表5〕
Wide Middle Tele
FNo 1.58 1.62 1.67
F 14.37 15.80 17.24
ω 30.3゜ 27.9゜ 25.9
実施例2のレンズ面のデータを以下の表6に示す。
〔表6〕
面番号 R D nd vd dn/dt(x10-6) α(x10-7)
0 D0
1 91.708 1.80 1.62299 58.2 0.8 65.9
2 17.276 3.78
3* 25.000 2.20 1.53116 56.0 -108.0 700.0
4* 16.000 D4
5 32.234 4.50 1.60737 27.0 -108.0 700.0
6 196.599 D6
7 37.080 8.00 1.72342 38.0 4.1 66.5
8 -25.059 1.20 1.69895 30.1 2.5 76.0
9 -6699.982 D9
ST 1.00E+18 8.67
11 -13.812 1.60 1.80518 25.4 0.1 90.3
12 227.276 0.83
13 -56.724 4.00 1.58913 61.1 2.5 57.7
14* -21.988 0.20
15 1058.401 7.00 1.51633 64.1 1.5 73.0
16 -16.182 D16
17 41.796 5.40 1.58913 61.1 2.5 57.7
18 -76.492 6.00
19 1.00E+18 25.75 1.51633 64.1 1.5 73.0
20 1.00E+18 3.35
以下の表7は、実施例2のレンズ面の非球面係数である。
〔表7〕
第3面
K=0.0000, A04=-1.5916E-05, A06=0.0000E+00, A08=0.0000E+00,
A10=0.0000E+00, A12=0.0000E+00
第4面
K=-0.8433, A04=-2.8157E-05, A06=-9.7003E-08, A08=4.5963E-10,
A10=-1.5454E-12, A12=0.0000E+00
第14面
K=0.0000, A04=2.4951E-05, A06=1.1212E-07, A08=1.9370E-10,
A10=0.0000E+00, A12=0.0000E+00
以下の表8は、広角端(Wide)、中間位置(Middle)、及び望遠端(Tele)において、表6中の可変間隔D0,D4,D6,D9,D16の値を示している。
〔表8〕
Wide Middle Tele
D0 1800.00 1800.00 1800.00
D4 11.98 11.15 10.65
D6 15.26 11.00 6.75
D9 3.89 5.69 6.92
D16 1.00 4.26 7.77
図6(A)は、実施例2の投射用ズームレンズ42の広角端の断面図であり、図6(B)は、望遠端の断面図である。投射用ズームレンズ42は、被投射面I上の像を可変倍率で拡大投射するものであり、拡大側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群G1と、正のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、開口絞りSと、正のパワーを有する第4レンズ群G4と、正のパワーを有する第5レンズ群G5とからなる。変倍に際しては、第1レンズ群G1と第5レンズ群(最終レンズ群)G5とが固定され、移動レンズ群である第3レンズ群G3、第4レンズ群G4等を移動させることでズーミングを行い、合焦に際して第1レンズ群G1を移動させてフォーカシングを行う。
ここで、第1レンズ群G1は、拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、両面に非球面が施され拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2との2枚のレンズで構成される。第2レンズ群G2は、1枚のレンズ、すなわち拡大側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3を有する。第3レンズ群G3は、両凸正レンズL4及び縮小側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5の接合レンズの2枚のレンズで構成される。第4レンズ群G4は、両凹負レンズL6と、縮小側に非球面が施された凸面を向けた正メニスカスレンズL7、両凸正レンズのL8との3枚のレンズで構成される。第5レンズ群は、1枚のレンズ、すなわち両凸正レンズL9を含む。
第1レンズ群G1中の負メニスカスレンズL2と、第2レンズ群G2中の正メニスカスレンズL3とは、樹脂レンズであり、2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズが隣接するレンズ群G1,G2内に隣接して配置されていることになる。
図7(A)は、実施例2の投射用ズームレンズ42の広角端での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)であり、図7(B)は、実施例2の投射用ズームレンズ42の中間位置での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)であり、図7(C)は、実施例2の投射用ズームレンズ42の望遠端での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。
(実施例3)
実施例3の投射用ズームレンズの全体的な特徴を以下の表9にまとめた。
〔表9〕
Wide Middle Tele
FNo 1.49 1.73 2.01
F 13.83 17.94 22.19
ω 31.6゜ 25.2゜ 20.8゜
実施例3のレンズ面のデータを以下の表10に示す。
〔表10〕
面番号 R D nd vd dn/dt(x10-6) (αx10-7)
0 D0
1 1000.000 2.00 1.51633 64.1 1.5 73.0
2 26.388 D2
3* 38.298 3.00 1.53116 56.0 -108.0 700.0
4* 18.037 D4
5* 46.694 3.50 1.60737 27.0 -108.0 700.0
6 107.516 D6
7 36.813 4.92 1.7432 49.3 5.1 54.9
8 -340.218 D8
ST 1.00E+18 5.57
10 -31.971 1.90 1.84666 23.8 0.2 89.1
11 37.694 6.22 1.58913 61.1 2.5 57.7
12* -107.950 3.46
13 -74.233 4.28 1.58913 61.1 2.5 57.7
14 -22.807 D14
15 33.873 5.20 1.58913 61.1 2.5 57.7
16 -181.255 5.75
17 1.00E+18 25.75 1.51633 64.2 1.5 73.0
18 1.00E+18 3.00
以下の表11は、実施例3のレンズ面の非球面係数である。
〔表11〕
第3面
K=0.0000, A04=2.0258E-05, A06=-6.0588E-08, A08=9.3752E-11,
A10=0.0000E+00, A12=0.0000E+00
第4面
K=0.0000, A04=-2.1790E-06, A06=-8.6276E-08, A08=-2.3525E-10,
A10=1.3339E-12, A12=-3.3340E-15
第5面
K=0.0000, A04=-1.8678E-06, A06=-7.7625E-10, A08=0.0000E+00,
A10=0.0000E+00, A12=0.0000E+00
第12面
K=7.3638, A04=1.8664E-05, A06=1.1791E-08, A08=-5.7228E-11,
A10=0.0000E+00, A12=0.0000E+00
以下の表12は、広角端(Wide)、中間位置(Middle)、及び望遠端(Tele)において、表10中の可変間隔D0,D2,D4,D6,D8,D14の値を示している。
〔表12〕
Wide Middle Tele
D0 1700.00 2200.00 2700.00
D2 7.79 7.35 4.28
D4 38.65 32.11 30.53
D6 15.77 8.30 1.00
D8 11.86 13.90 15.42
D14 1.10 13.12 23.34
図8(A)は、実施例3の投射用ズームレンズ43の広角端の断面図であり、図8(B)は、望遠端の断面図である。投射用ズームレンズ43は、被投射面I上の像を可変倍率で拡大投射するものであり、拡大側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群G1と、負のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、正のパワーを有する第4レンズ群G4と、開口絞りSと、負のパワーを有する第5レンズ群G5と、正のパワーを有する第6レンズ群G6とからなる。変倍に際しては、第1レンズ群G1と第6レンズ群(最終レンズ群)G6とが固定され、移動レンズ群である第4レンズ群G4、第5レンズ群G5等を移動させることでズーミングを行い、合焦に際して第1レンズ群G1を移動させてフォーカシングを行う。
ここで、第1レンズ群G1は、1枚のレンズ、すなわち拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1を有する。第2レンズ群G2は、1枚のレンズ、すなわち拡大側に凸面を向け両面に非球面が施された負メニスカスレンズL2を有する。第3レンズ群G3は、1枚のレンズ、すなわち拡大側に非球面が施され凸面を向けた正メニスカスレンズL3を有する。第4レンズ群G4は、1枚のレンズ、すなわち両凸正レンズL4を有する。第5レンズ群G5は、両凹負レンズL5及び縮小側の面に非球面が施された両凸正レンズL6の接合レンズと、縮小側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7との3枚のレンズで構成される。第6レンズ群G6は、1枚のレンズ、すなわち両凸正レンズL8を有する。
第2レンズ群G2中の負メニスカスレンズL2と、第3レンズ群G3中の正メニスカスレンズL3とは、樹脂レンズであり、2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズが隣接するレンズ群G2,G3内に隣接して配置されていることになる。
図9(A)は、実施例3の投射用ズームレンズ43の広角端での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)であり、図9(B)は、実施例3の投射用ズームレンズ43の中間位置での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)であり、図9(C)は、実施例2の投射用ズームレンズ43の望遠端での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。
(実施例4)
実施例4の投射用ズームレンズの全体的な特徴を以下の表13にまとめた。
〔表13〕
Wide Middle Tele
FNo 1.56 1.77 1.99
F 15.83 20.53 25.40
W 31.1゜ 25.1゜ 20.9゜
実施例4のレンズ面のデータを以下の表14に示す。
〔表14〕
面番号 R D nd vd dn/dt(x10-6) α(x10-7)
0 D0
1 80.275 2.00 1.65844 50.9 4.3 69.0
2 23.140 D2
3* 36.690 3.00 1.53116 56.0 -108.0 700.0
4* 22.058 17.17
5 -25.566 2.00 1.69680 55.5 4.1 58.0
6 -42.483 0.10
7 185.266 3.50 1.60737 27.0 -108.0 700.0
8* -98.247 D8
9 28.585 5.00 1.65844 50.9 4.3 69.0
10 -376.982 D10
ST 1.000E+18 0.00
12 27.920 3.80 1.72342 38.0 5.2 66.5
13 111.207 D13
14 -72.062 1.50 1.80518 25.4 0.1 90.3
15 36.401 3.58
16 -17.819 2.00 1.64769 33.8 1.2 84.1
17 24.528 4.80 1.58642 60.8 4.6 66.0
18* -78.564 0.10
19 83.865 6.40 1.58913 61.1 2.5 57.7
20 -20.946 D20
21 37.168 5.20 1.51633 64.1 1.5 73.0
22 -135.890 5.75
23 1.00E+18 25.75 1.51633 64.1 1.5 73.0
24 1.00E+18 3.00
以下の表15は、実施例4のレンズ面の非球面係数である。
〔表15〕
第3面
K=2.3379, A04=-1.1365E-06, A06=0.0000E+00, A08=0.0000E+00,
A10=0.0000E+00, A12=0.0000E+00
第4面
K=0.0000, A04=-1.6397E-05, A06=-1.4618E-08, A08=2.6093E-12,
A10=-3.6300E-14, A12=-2.9100E-17
第8面
K=-5.6842, A04=2.4757E-06, A06=1.2638E-09, A08=1.4347E-11,
A10=0.0000E+00, A12=0.0000E+00
第18面
K=0.0000, A04=2.9735E-05, A06=1.4967E-08, A08=4.2471E-11,
A10=-6.3983E-13, A12=0.0000E+00
以下の表16は、広角端(Wide)、中間位置(Middle)、及び望遠端(Tele)において、表14中の可変間隔D0,D2,D8,D10,D13,D20の値を示している。
〔表16〕
Wide Middle Tele
D0 1700.00 2200.00 2700.00
D2 5.45 7.38 4.80
D8 21.58 7.66 1.00
D10 11.70 11.42 10.65
D13 1.97 2.87 4.00
D20 1.10 12.03 20.70
図10(A)は、実施例4の投射用ズームレンズ44の広角端の断面図であり、図10(B)は、望遠端の断面図である。投射用ズームレンズ44は、被投射面I上の像を可変倍率で拡大投射するものであり、拡大側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群G1と、負のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、開口絞りSと、正のパワーを有する第4レンズ群G4と、負のパワーを有する第5レンズ群G5と、正のパワーを有する第6レンズ群G6とからなる。変倍に際しては、第1レンズ群G1と第6レンズ群(最終レンズ群)G6とが固定され、移動レンズ群である第5レンズ群G5、第4レンズ群G4等を移動させることでズーミングを行い、合焦に際して第1レンズ群G1を移動させてフォーカシングを行う。
ここで、第1レンズ群G1は、1枚のレンズ、すなわち拡大側に凸面を向けた1枚の負メニスカスレンズを有する。第2レンズ群G2は、両面に非球面が施され拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2と、縮小側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3、縮小側に非球面が施された両凸正レンズL4との3枚のレンズで構成される。第3レンズ群G3は、1枚のレンズ、すなわち両凸正レンズL5を有する。第4レンズ群G4は、1枚のレンズ、すなわち拡大側に凸面を向けた正メニスカスレンズL6を有する。第5レンズ群G5は、両凹負レンズL7と、両凹負レンズL8及び縮小側に非球面が施された両凸正レンズL9の接合レンズと、両凸正レンズL10との4枚のレンズで構成される。第6レンズ群G6は、1枚のレンズ、すなわち両凸正レンズL11を有する。
第2レンズ群G2中の負メニスカスレンズL2と、第2レンズ群G2中の両凸正レンズL4とは、樹脂レンズであり、2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズが同一レンズ群G2内に間に別のレンズL3を挟んで配置されていることになる。
図11(A)は、実施例4の投射用ズームレンズ44の広角端での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)であり、図44(B)は、実施例4の投射用ズームレンズ44の中間位置での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)であり、図11(C)は、実施例4の投射用ズームレンズ44の望遠端での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。
(実施例5)
実施例5の投射用ズームレンズの全体的な特徴を以下の表17にまとめた。
〔表17〕
Wide Middle Tele
FNo 1.48 1.65 1.83
F 15.83 20.53 25.40
ω 31.4゜ 25.2゜ 20.8゜
実施例5のレンズ面のデータを以下の表18に示す。
〔表18〕
面番号 R D nd vd dn/dt(x10-6) α(x10-7)
0 D0
1 50.000 2.00 1.51633 64.1 1.5 73.0
2 24.712 7.14
3 266.336 2.00 1.51633 64.1 1.5 73.0
4 23.303 1.00
5* 26.428 3.50 1.53116 56.0 -108.0 700.0
6* 22.464 D6
7 66.862 4.00 1.60737 27.0 -108.0 700.0
8 824.637 D8
9 42.468 5.00 1.65844 50.9 3.1 69.0
10 -560.887 D10
11 27.310 4.60 1.72342 38.0 4.1 66.5
12 1.00E+18 D12
ST 1.00E+18 0.50
14 -222.811 1.50 1.80518 25.4 0.1 90.3
15 23.880 D15
16 -22.915 1.30 1.64769 33.8 1.2 84.1
17 31.647 5.00 1.58642 60.8 4.6 66.0
18* -44.657 2.99
19 465.947 6.20 1.51633 64.1 1.5 73.0
20 -23.122 D20
21 34.381 6.50 1.51633 64.1 1.5 73.0
22 -204.359 5.75
23 1.00E+18 25.75 1.51633 64.2 1.5 73.0
24 1.00E+18 3.00
以下の表19は、実施例5のレンズ面の非球面係数である。
〔表19〕
第5面
K=-0.9768, A04=1.3129E-05, A06=0.0000E+00, A08=0.0000E+00,
A10=0.0000E+00, A12=0.0000E+00
第6面
K=0.0000, A04=-9.1589E-06, A06=-2.3518E-08, A08=-3.1564E-11,
A10=-3.6300E-14, A12=-2.9100E-17
第18面
K=0.0000, A04=1.6158E-05, A06=2.9840E-08, A08=-3.0951E-11,
A10=0.0000E+00, A12=0.0000E+00
以下の表20は、広角端(Wide)、中間位置(Middle)、及び望遠端(Tele)において、表18中の可変間隔D0,D6,D8,D10,D12,D15,D20の値を示している。
〔表20〕
Wide Middle Tele
D0 1700.00 2200.00 2700.00
D6 25.43 14.22 10.24
D8 17.29 16.95 11.47
D10 6.66 8.20 7.61
D12 1.50 2.80 3.99
D15 8.94 6.10 5.50
D20 1.10 12.52 21.90
図12(A)は、実施例5の投射用ズームレンズ45の広角端の断面図であり、図12(B)は、望遠端の断面図である。投射用ズームレンズ45は、被投射面I上の像を可変倍率で拡大投射するものであり、拡大側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群G1と、正のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、正のパワーを有する第4レンズ群G4と、開口絞りSと、負のパワーを有する第5レンズ群G5と、正のパワーを有する第6レンズ群G6と、正のパワーを有する第7レンズ群G7とからなる。変倍に際しては、第1レンズ群G1と第7レンズ群(最終レンズ群)G7とが固定され、移動レンズ群である第3レンズ群G3、第4レンズ群G4等を移動させることでズーミングを行い、合焦に際して第1レンズ群G1を移動させてフォーカシングを行う。
ここで、第1レンズ群G1は、拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2と、両面に非球面が施され拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3との3枚のレンズを備える。第2レンズ群G2は、1枚のレンズ、すなわち拡大側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4を有する。第3レンズ群G3は、1枚のレンズ、すなわち両凸正レンズL5を有する。第4レンズ群G4は、1枚のレンズ、すなわち物体側に凸面を向けた平凸レンズL6を有する。第5レンズ群G5は、1枚のレンズ、すなわち両凹負レンズL7を有する。第6レンズ群G6は、両凹負レンズL8及び縮小側に非球面が施された両凸正レンズL9の接合レンズと、両凸正レンズL10との3枚のレンズを備える。第7レンズ群G7は、1枚のレンズ、すなわち両凸正レンズL11を有する。
第1レンズ群G1中の負メニスカスレンズL3と、第2レンズ群G2中の正メニスカスレンズL4とは、樹脂レンズであり、2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズが隣接するレンズ群G2,G3内に隣接して配置されていることになる。
図13(A)は、実施例5の投射用ズームレンズ45の広角端での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)であり、図13(B)は、実施例5の投射用ズームレンズ45の中間位置での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)であり、図13(C)は、実施例5の投射用ズームレンズ45の望遠端での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。
(実施例6)
実施例6の投射用ズームレンズの全体的な特徴を以下の表21にまとめた。
〔表21〕
Wide Middle Tele
FNo 1.49 1.66 1.85
F 15.79 20.53 25.36
ω 31.4゜ 25.2゜ 20.8゜
実施例6のレンズ面のデータを以下の表22に示す。
〔表22〕
面番号 R D nd vd dn/dt(x10-6) α(x10-7)
0 D0
1 43.549 2.00 1.51633 64.1 1.5 73.0
2 25.492 4.78
3* 52.100 3.00 1.53116 56.0 -108.0 700.0
4* 21.244 6.21
5 -294.542 2.00 1.51633 64.1 1.5 73.0
6 39.959 D6
7 102.420 4.00 1.60737 27.0 -108.0 700.0
8 -195.583 D8
9 44.690 5.00 1.65844 50.9 3.1 69.0
10 -514.733 D10
11 25.023 4.60 1.72342 38.0 4.1 66.5
12 1.00E+18 D12
ST 1.00E+18 0.50
14 -334.935 1.50 1.80518 25.4 0.1 90.3
15 22.350 D15
16 -24.715 1.30 1.64769 33.8 1.2 84.1
17 20.973 6.00 1.58642 60.8 4.6 66.0
18 -46.955 5.68
19* 133.944 6.20 1.51633 64.1 1.5 73.0
20 -24.812 D20
21 33.779 5.20 1.51633 64.1 1.5 73.0
22 -433.495 5.75
23 1.00E+18 25.75 1.51633 64.1 1.5 73.0
24 1.00E+18 3.00
以下の表23は、実施例6のレンズ面の非球面係数である。
〔表23〕
第3面
K=-0.8150, A04=-2.2642E-06, A06=0.0000E+00, A08=0.0000E+00,
A10=0.00E+00, A12=0.00E+00
第4面
K=0.0000, A04=-1.5751E-05, A06=-1.8148E-08, A08=-3.1356E-11,
A10=-3.6300E-14, A12=-2.9100E-17
第19面
K=0.0000, A04=1.6626E-05, A06=3.2367E-08, A08=8.1904E-12,
A10=0.0000E+00, A12=0.0000E+00
以下の表24は、広角端(Wide)、中間位置(Middle)、及び望遠端(Tele)において、表22中の可変間隔D0,D6,D8,D10,D12,D15,D20の値を示している。
〔表24〕
Wide Middle Tele
D0 1700.00 2200.00 2700.00
D6 21.82 12.84 10.20
D8 11.07 7.82 0.90
D10 7.97 12.46 12.62
D12 1.50 2.75 3.98
D15 12.63 6.89 5.50
D20 1.10 13.24 22.74
図14(A)は、実施例6の投射用ズームレンズ46の広角端の断面図であり、図14(B)は、望遠端の断面図である。投射用ズームレンズ46は、被投射面I上の像を可変倍率で拡大投射するものであり、拡大側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群G1と、正のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、正のパワーを有する第4レンズ群G4と、開口絞りSと、負のパワーを有する第5レンズ群G5と、正のパワーを有する第6レンズ群G6と、正のパワーを有する第7レンズ群G7とからなる。変倍に際しては、第1レンズ群G1と第7レンズ群(最終レンズ群)G7とが固定され、移動レンズ群である第5レンズ群G5、第6レンズ群G6等を移動させることでズーミングを行い、合焦に際して第1レンズ群G1を移動させてフォーカシングを行う。
ここで、第1レンズ群G1は、拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、両面に非球面が施され拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2と、両凹負レンズL3との3枚のレンズを備える。第2レンズ群G2は、1枚のレンズ、すなわち両凸正レンズL4を有する。第3レンズ群G3は、1枚のレンズ、すなわち両凸正レンズL5を有する。第4レンズ群G4は、1枚のレンズ、すなわち物体側に凸面を向けた平凸レンズL6を有する。第5レンズ群G5は、1枚のレンズ、すなわち両凹負レンズL7を有する。第6レンズ群G6は、両凹負レンズL8及び両凸正レンズL9の接合レンズと、拡大側に非球面が施された両凸正レンズL10との3枚のレンズを備える。第7レンズ群G7は、1枚のレンズ、すなわち両凸正レンズL11を有する。
第1レンズ群G1中の負メニスカスレンズL2と、第2レンズ群G2中の両凸正レンズL4とは、樹脂レンズであり、2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズが隣接するレンズ群G2,G3内に別のレンズL3を間に挟んで配置されていることになる。
図15(A)は、実施例6の投射用ズームレンズ46の広角端での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)であり、図15(B)は、実施例6の投射用ズームレンズ46の中間位置での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)であり、図15(C)は、実施例6の投射用ズームレンズ46の望遠端での収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。
(参考例)
参考例の投射用ズームレンズの全体的な特徴を以下の表25にまとめた。
〔表25〕
Wide Middle Tele
FNo 1.58 1.64 1.70
F 14.37 15.80 17.24
W 30.5゜ 28.1゜ 26.2゜
参考例のレンズ面のデータを以下の表26に示す。
〔表26〕
面番号 R D nd vd dn/dt(x10-6) α(x10-7)
0 D0
1 63.286 1.50 1.51633 64.1 1.5 73.0
2 17.588 D2
3* 64.947 2.00 1.53116 56.0 -108.0 700.0
4* 16.122 14.37
5 47.467 3.20 1.80518 25.4 0.1 90.3
6 185.065 D6
7 42.687 3.60 1.72000 50.2 5.4 61.0
8 -121.438 D8
ST 1.00E+18 5.58
10 -22.300 3.50 1.51633 64.1 1.5 73.0
11 -17.476 1.20 1.84666 23.8 0.2 89.1
12 282.531 3.57
13 52.195 5.20 1.58913 61.1 2.5 57.7
14 -29.560 5.29
15* -837.657 3.40 1.53116 56.0 -108.0 700.0
16* -47.831 D16
17 33.336 4.60 1.51633 64.1 1.5 73.0
18 -116.582 6.00
19 1.00E+18 25.75 1.51680 64.2 2.3 73.0
20 1.00E+18 3.35
以下の表27は、参考例のレンズ面の非球面係数である。
〔表27〕
第3面
K=-1.0000, A04=-3.4529E-06, A06=-2.1519E-09, A08=0.0000E+00,
A10=0.0000E+00, A12=0.0000E+00
第4面
K=0.0000, A04=-4.2637E-05, A06=-1.3813E-07, A08=3.0798E-10,
A10=-2.3358E-12, A12=0.0000E+00
第15面
K=-1.0000, A04=9.1030E-06, A06=9.7872E-08, A08=8.6880E-11,
A10=-3.0883E-13, A12=0.0000E+00
第16面
K=-20.2023, A04=1.1758E-06, A06=1.7790E-07, A08=0.0000E+00,
A10=0.0000E+00, A12=0.0000E+00
以下の表28は、広角端(Wide)、中間位置(Middle)、及び望遠端(Tele)において、表26中の可変間隔D0,D2,D6,D8,D16の値を示している。
〔表28〕
Wide Middle Tele
D0 1800.00 1800.00 1800.00
D2 7.41 7.64 7.33
D6 10.91 5.36 1.50
D8 12.04 13.08 13.80
D16 1.00 4.95 8.69
図16(A)は、参考例の投射用ズームレンズ47の広角端の断面図であり、図16(B)は、望遠端の断面図である。投射用ズームレンズ47は、被投射面I上の像を可変倍率で拡大投射するものであり、第1実施例の投射用ズームレンズ41と類似するものとなっている。投射用ズームレンズ47は、拡大側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群G1と、負のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、開口絞りSと、正のパワーを有する第4レンズ群G4と、正のパワーを有する第5レンズ群G5とからなる。変倍に際しては、第1レンズ群G1と第5レンズ群G5とが固定され、移動レンズ群である第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4等を移動させることでズーミングを行い、合焦に際して第1レンズ群G1を移動させてフォーカシングを行う。
ここで、第1レンズ群G1は、1枚のレンズ、すなわち拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1を有する。第2レンズ群G2は、両面に非球面が施され拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2と、拡大側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3との2枚のレンズで構成される。第3レンズ群G3は、1枚のレンズ、すなわち両凸正レンズL4を有する。第4レンズ群G4は、拡大側に凹面を向けた正メニスカスレンズL5及び両凹負レンズL6との接合レンズと、両凸正レンズL7と、両面に非球面が施され縮小側に凸面を向けた正メニスカスレンズL8との4枚のレンズで構成される。第5レンズ群G5は、1枚のレンズ、すなわち両凸正レンズL9を有する。
第2レンズ群G2中の負メニスカスレンズL2と、第4レンズ群G4中の正メニスカスレンズL8とは、樹脂レンズであり、2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズが開口絞りSを間に挟んで配置されていることになる。
〔実施例のまとめ〕
以下の表29に、投射用ズームレンズ全体が一律に+20℃温度上昇したときの、広角端、望遠端等における焦点移動量を示す。
なお、数値実施例中には、ガラスレンズ及び樹脂レンズの材料に関する線膨張係数を示しているが、レンズ間隔の計算には、枠の線膨張係数として一律350×10−7を用いて焦点移動量を計算している。
一般的に、許容される焦点深度は、Fナンバーと最小錯乱円から求められるが、実施例の投射用ズームレンズの最小錯乱円を12μ程度と仮定すると、実施例の場合、焦点深度は、広角端で20μ程度、望遠端で25μ程度となる。
〔表29〕
Figure 2013088544
表29からも明らかなように、温度が一律に+20℃上昇する場合、焦点ズレは、実施例1〜6において十分焦点深度内に収まっており、一律の温度上昇ではほとんど影響が生じていない。
以下の表30に、投射用ズームレンズ内で温度分布を生じさせたときの焦点移動量を示す。
〔表30〕
Figure 2013088544
一般的に投射用ズームレンズ40内の温度は、開口絞りS付近が光線が集光するため最も温度が高くなり、次いで縮小側の液晶パネル側の温度が高く、拡大側は光束が発散していくのと、外気の影響による冷却効果もあるため、最も温度が低くなるという傾向がある。したがって、以上の表30では、温度分布の例として、広角端における最も拡大側のレンズ位置での温度上昇を+10℃、開口絞り位置での温度上昇を+40℃、プリズム中央付近での温度上昇を+20℃と仮定し、実施例1と参考例とで焦点移動量を比較している。
表30の左側欄に示すように、一律+20℃の温度上昇の場合では、実施例1でも参考例でも温度上昇による焦点移動量は、最大で10μ程度であり十分許容深度内に入っている。しかしながら、表30の右側欄に示すように、レンズ内で温度分布が生じてしまった場合、実施例1では、焦点状態が悪化することは無く逆に良好に変化しているが、参考例では、+30μ以上の焦点移動を生じているため、焦点深度外となりスクリーン上では局所的又は全体のボケとして観察されるため好ましくない。
以下の表31に、各実施例1〜6について、条件式(1)に関する数値データをまとめた。
〔表31〕
Figure 2013088544
この発明は、上記の実施形態又は実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
例えば、各実施例1〜6において、各レンズ群G1〜G5(G6,G7)を構成するレンズの前後又は間に1つ以上の実質的にパワーを持たないレンズを追加することができる。
また、投射用ズームレンズ40による拡大投射の対象は、液晶パネル18G,18R,18Bに限らず、マイクロミラーを画素とするデジタル・マイクロミラー・デバイス等の各種光変調素子によって形成された画像を投射用ズームレンズ40によって拡大投射することができる。
40…投射用ズームレンズ、 41-47…投射用ズームレンズ、 G1-G5(G6)…レンズ群、 L1-L11…レンズ、 OA…光軸、 ST…開口絞り、 I…被投射面

Claims (7)

  1. 最も拡大側に配置され変倍時に固定され負のパワーを有する第1レンズ群と、最も縮小側に配置され変倍時に固定され正のパワーを有する最終レンズ群と、前記第1レンズ群と前記最終レンズ群との間に配置され移動させることで変倍を行う移動レンズ群との少なくとも3つのレンズ群を備え、縮小側が略テレセントリックになっている投射用ズームレンズであって、
    前記変倍を行う前記移動レンズ群中に、開口絞りを有し、
    前記第1レンズ群から前記最終レンズ群にかけて、複数の樹脂レンズを有し、
    前記開口絞りよりも拡大側のレンズ群に、前記複数の樹脂レンズのうち、少なくとも2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズが配置されている、投射用ズームレンズ。
  2. 請求項1に記載の投射用ズームレンズであって、前記少なくとも2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズは、同一レンズ群内に配置される、投射用ズームレンズ。
  3. 請求項1に記載の投射用ズームレンズであって、前記少なくとも2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズは、隣り合ったレンズ群に配置される、投射用ズームレンズ。
  4. 請求項1に記載の投射用ズームレンズであって、前記少なくとも2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズは、互いに隣り合って配置される、投射用ズームレンズ。
  5. 請求項1から4までのいずれか一項に記載の投射用ズームレンズであって、前記少なくとも2枚の符号の異なるパワーを有する樹脂レンズは、拡大側から順に、負のパワーを有する負樹脂レンズと、正のパワーを有する正樹脂レンズとである、投射用ズームレンズ。
  6. 請求項5に記載の投射用ズームレンズであって、拡大側に配置された前記負のパワーを有する負樹脂レンズは、縮小側に凹面を有する負レンズであり、縮小側に配置された前記正のパワーを有する正樹脂レンズは、拡大側に凸面を有する正レンズである、投射用ズームレンズ。
  7. 請求項6に記載の投射用ズームレンズであって、拡大側に配置された前記負のパワーを有する前記負樹脂レンズの縮小側の凹面の曲率半径をRn、縮小側に配置された前記正のパワーを有する前記正樹脂レンズの拡大側の凸面の曲率半径をRpとするとき、次の条件式を満足する、投射用ズームレンズ。
    0.0<Rn/Rp<1.0
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