JP5513248B2 - 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置 - Google Patents

投写用ズームレンズおよび投写型表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、プロジェクタ装置等の投写レンズとして用いられる投写用ズームレンズに関し、特に、液晶表示素子等のライトバルブ上に表示される原画像を、スクリーン上に拡大投写する、いわゆるフロントタイプに適した投写用ズームレンズおよびこれを搭載した投写型表示装置に関する。
装置前方のスクリーン上に画像を投写する、いわゆるフロント投写型のプロジェクタ装置は、学校教育用や企業研修用、プレゼンテーション用等としてますます一般的に用いられるようになっている。さらに、このプロジェクタ市場の成熟に伴い、プロジェクタの多様性が増し、大画面の劇場用の大型プロジェクタから携帯電話用の超小型プロジェクタに到るまで各種タイプのものが用いられている。
しかし、最も古いプロジェクション市場であるデータプロジェクション市場においては、明るく、小型で、解像力が高く、コストの低いものが強く要求されている。このような要求に応じ、解像力が高く、より小型の液晶表示パネル等のライトバルブ(DMD等を含むものであるが、以下では単に液晶表示パネル等と称する)が開発されており、さらに、これに対応したズームレンズの開発も強く望まれている。
ところで、データプロジェクションにおいては、明るい部屋環境での投影が要求されることも多いため、明るい光学系であることが必須の条件となる。一方、小型の液晶表示パネル等は、当然ながら表示領域の面積が小さくなるため、その領域に従来並の光束を通過させようとした場合、光学系のF値を従来より明るくするとともに、液晶表示パネル等への光線入射角度を大きくするか、光源を、従来に比べて発光部が小さく高輝度のものとするか、が必要となる。
しかしながら、高輝度光源の発光部のサイズの縮小化は頭打ちの傾向にあるため、この点からの打開策は難しい。また、液晶表示パネル等のサイズを小型化しようとすると、画素サイズも小さくなるため、従来より高い空間周波数に対応していく必要があることから、コストの上昇を招来する。
このような鑑点から、明るく、小型で低コストとの要求をある程度満たし得るズームレンズとして、2群を移動させてズーミングを行う、いわゆる2群移動ズームであって、全体を6〜13枚のレンズで構成した投写用ズームレンズが知られている(下記特許文献1〜4を参照)。
下記特許文献1、3、4には、明るさがF1.7を越える投写用ズームレンズが開示されおり、また、下記特許文献2〜4には、非球面レンズを1〜3枚使用した投写用ズームレンズが開示されている。
特許第4338812号 特開2006−39033号公報 特開2006−65026号公報 特開2007−206331号公報
上述した液晶表示パネル等の小型化は、液晶表示パネル等そのもののコストを低減するのと同時に照明系や投写用レンズのサイズを小さくすることでコストを低減する効果がある。
しかし、その反面、液晶表示パネル等を小型化しながら、明るさは維持しようとすると、前述したように、液晶表示パネル等への光線入射角度を大きくするために投写用レンズのF値を小さく(明るく)するか、発光部が小型で高輝度の光源を搭載するか、が必要となり、コストが大幅に上昇する。
さらに、ズームレンズを明るくするために、変倍用の移動レンズ群を3群以上とした場合、このことによって製造コストが大幅に上昇するという問題もある。
これに対して、ズームレンズのレンズコストを低減するためには、レンズ枚数を少なくすること、レンズ外径を小さくすること、このレンズ外径を小さくするために周辺光量比を切りつめること、などが挙げられる。
しかし、周辺光量比を低下させる、ということは、その分の光エネルギがレンズの外側のレンズ鏡筒を暖めるために消費されることを意味しており、特に、絞りよりも縮小側にプラスチック製(ガラス製に比べて安価)の非球面レンズを用いた場合には、温度変化に伴う、像面の変動や像面湾曲等の変動が大きくなる。また、この縮小側に配されたプラスチック製非球面レンズの周囲温度と、拡大側に配されたプラスチック製非球面レンズの周囲温度との差が大きくなり過ぎ、また、これら互いに離れた位置に配された2つの非球面レンズの定常温度に至るまでの時間も互いに異なるため、これら2つのプラスチック製非球面レンズの間で、温度変化に伴う影響を相殺するという手法を採ることも、精度的に難しい。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、広角で明るく、コンパクトで、温度変化の影響を受け難く、最小限の非球面レンズによって良好な光学性能を達成しうる低コストな投写用ズームレンズおよび投写型表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明に係る投写用ズームレンズは、
拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群からなり、
ズーミングの際には、前記第1レンズ群と前記第4レンズ群は固定とされるとともに、広角端から望遠端への操作に応じて前記第2レンズ群と前記第3レンズ群が、いずれも拡大側に、かつ互いの間隔を変えながら光軸上を移動するように構成され、
さらに下記条件式(1)を満足することを特徴とするものである。
17 < FG3/fw (1)
ただし、
G3:前記第3レンズ群の焦点距離
fw:広角端における全系の焦点距離
より詳細には、前記第1レンズ群は、拡大側から順に、プラスチック製の非球面レンズよりなる負の第1レンズと、負の第2レンズとを配列してなり、
前記第2レンズ群は、拡大側から順に、共に正レンズである第3レンズと第4レンズを配列してなり、
前記第3レンズ群は、拡大側から順に、凸面を拡大側に向けた負のメニスカスレンズからなる第5レンズと、凹面を拡大側に向けた負レンズからなる第6レンズと、凸面を縮小側に向けた正レンズからなる第7レンズと、正レンズからなる第8レンズを配列してなるとともに、該第6レンズと該第7レンズが互いに接合されて接合レンズを構成してなり、
前記第4レンズ群は、正レンズである第9レンズからなるものである
また、下記条件式(2)を満足することが好ましい。
1.7 < |FG1/fw| < 2.5 (2)
ただし、
G1:前記第1レンズ群の焦点距離
また、下記条件式(3)を満足することが好ましい。
1.4 < FG2/fw < 2.3 (3)
ただし、
G2:前記第2レンズ群の焦点距離
また、下記条件式(4)を満足することが好ましい。
2.9 < FG4/fw < 4.0 (4)
ただし、
G4:前記第4レンズ群の焦点距離
また、下記条件式(5)を満足することが好ましい。
1.4 ≦ bf/fw < 2.2 (5)
ただし、
bf:バックフォーカス
また、下記条件式(6)を満足することが好ましい。
−1.0 < β2w < −0.4 (6)
ただし、
β2w:前記第2レンズ群の広角端における倍率
また、下記条件式(7)を満足することが好ましい。
1.35 < β3w < 1.80 (7)
ただし、
β3w:前記第3レンズ群の広角端における倍率
また、本発明の投写型表示装置は、光源と、ライトバルブと、該光源からの光束を該ライトバルブへ導く照明光学部と、上記いずれかの投写用ズームレンズとを備え、前記光源からの光束を前記ライトバルブで光変調し、前記投写用ズームレンズによりスクリーンに投写することを特徴とするものである。
なお、上記「拡大側」とは、被投写側(スクリーン側)を意味し、縮小投影する場合も、便宜的にスクリーン側を拡大側と称するものとする。一方、上記「縮小側」とは、原画像表示領域側(ライトバルブ側)を意味し、縮小投影する場合も、便宜的にライトバルブ側を縮小側と称するものとする。
本発明の投写用ズームレンズは、拡大側から、負、正、正、正の4群構成とされており、ズーミング時には、中間の第2レンズ群と第3レンズ群のみを移動させる、2群移動ズーム方式を採用している。
これにより、拡大側に負の屈折力を、縮小側に正の屈折力を配分することができ、必要なバックフォーカスを確保しつつ、縮小側のテレセントリック性を高めることができる。
また、本発明の投写用ズームレンズでは、第3レンズ群には非球面レンズを使用することなく、色収差、非点隔差等の光学性能を良好とするために、上記条件式(1)を満足するようにし、第3レンズ群の屈折力を大幅に小さくすることで、この第3レンズ群での変倍機能を最小限としている。
投写用ズームレンズの2群移動ズーム方式としては、これら2つの移動群の各々に大きなパワーを配分し、トータルとしての収差の発生をできるだけ小さくしつつ、大きな変倍比を得ようとする考え方がある。しかし、このようにした場合、実際には縮小側の移動群である第3レンズ群の屈折力に伴う変倍によって収差の変動がトータルとして大きくなってしまい、光学性能面からみて不利となる。
そこで、本発明の投写用ズームレンズにおいては、第3レンズ群の屈折力を上記条件式(1)を満足するように大幅に小さくしつつ収差の補正を主機能とするとともに、変倍の多くは第2レンズ群に任せることにより、最小限の非球面レンズを用いたコンパクトタイプのもので構成することによっても、2群移動ズーム方式としての良好な光学性能を得ることができるようにしている。
また、前述したように、絞りよりも縮小側にプラスチック製の非球面レンズを用いた場合には、温度変化に伴う、像面の変動や像面湾曲等の変動が大きくなるが、本発明の投写用ズームレンズにおいては、この縮小側に非球面レンズを配さなくても構成しうるので、温度変化に伴う収差への悪影響を減少させることができる。
実施例1に係る投写用ズームレンズの詳細な構成図である。 実施例1に係る投写用ズームレンズに入射した光線の軌跡を示す図である。 実施例2に係る投写用ズームレンズの詳細な構成図である。 実施例2に係る投写用ズームレンズに入射した光線の軌跡を示す図である。 実施例3に係る投写用ズームレンズの詳細な構成図である。 実施例3に係る投写用ズームレンズに入射した光線の軌跡を示す図である。 実施例1に係る投写用ズームレンズの諸収差図(球面収差(i)、非点収差(ii)、ディストーション(iii)および倍率色収差(iv))である。 実施例2に係る投写用ズームレンズの諸収差図(球面収差(i)、非点収差(ii)、ディストーション(iii)および倍率色収差(iv))である。 実施例3に係る投写用ズームレンズの諸収差図(球面収差(i)、非点収差(ii)、ディストーション(iii)および倍率色収差(iv))である。 本発明の一実施形態に係る投写型表示装置の概略構成図である。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1に示す実施形態(実施例1のものを代表させて示している)の投写用ズームレンズは、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群Gと、正の屈折力を有する第2レンズ群Gと、正の屈折力を有する第3レンズ群Gと、正の屈折力を有する第4レンズ群Gとを備え、その後段には、色合成プリズムを主とするガラスブロック(フィルタ部を含む)2および液晶表示パネル等のライトバルブの画像表示面1が配設される。なお、図中Zは光軸を表している。また、この色合成プリズムの色特性を良好とするため、またライトバルブのコントラストが全画面均一になるように、縮小側がテレセントリック系又は弱テレセントリック系に構成されている。
また、ズーミング時には、第1レンズ群Gと第4レンズ群Gは固定とされるとともに、広角端から望遠端への操作に応じて、第2レンズ群G(一体的に開口絞り(マスクとすることも可)3を有している)および第3レンズ群Gが、いずれも拡大側に、かつ互いの間隔を変えながら光軸Zに沿って移動するように構成されている。
また、フォーカシング時には、前記第1レンズ群G全体を一体的に、光軸Zに沿って移動させるように構成されていることが好ましい。ただし、他のレンズ群の全体または一部を移動せしめて、フォーカシングを行うようにしてもよい。
また、第1レンズ群Gは、拡大側から順に、プラスチック製の非球面レンズよりなる負の第1レンズと、負の第2レンズによって構成することが好ましい。
また、第2レンズ群Gは、2枚の正レンズによって構成することが好ましく、これによりレンズ系のコンパクト化および低コスト化を達成することができる。より好ましくは、両凸レンズよりなる第3レンズL、絞り(マスクとすることも可:以下同じ)3および両凸レンズよりなる第4レンズLによって構成する。絞り(マスク)3を、上記2枚の正レンズの間の位置に配設することにより、縮小側のテレセントリック性を、より良好なものとすることができる。
また、第3レンズ群Gは、拡大側から順に、凸面を拡大側に向けた負のメニスカスレンズからなる第5レンズLと、凹面を拡大側に向けた負レンズからなる第6レンズLと、凸面を縮小側に向けた正レンズからなる第7レンズLと、正レンズからなる第8レンズLを配列するとともに、該第6レンズLと該第7レンズLとが互いに接合されて接合レンズを構成してなることが好ましい。
また、上記第4レンズ群Gは、正レンズである第9レンズからなることが好ましい。
また、本実施形態の投写用ズームレンズにおいては、上述したように、ネガティヴリード型のズームレンズとされているため、広角化を図り易く、また適正な長さのバックフォーカスを確保することが可能である。
さらに下記条件式(1)を満足するように構成されている。
17 < FG3/fw (1)
ただし、
G3:第3レンズ群Gの焦点距離
fw:広角端における全系の焦点距離
このように、本実施形態の投写用ズームレンズにおいては、第3レンズ群Gの屈折力を上記条件式(1)を満足するように大幅に小さくしつつ収差の補正を主機能とするとともに、変倍の多くは第2レンズ群Gに任せることにより、2群移動ズーム方式として、良好な光学性能を得ることができるようにしている。
すなわち、下記条件式(1)の下限を下回ると第3レンズ群Gの屈折力が強くなり過ぎ、良好な光学性能を得ることが困難となる。
なお、このような鑑点から、上記条件式(1)に替えて、下記条件式(1´)を満足することが好ましく、下記条件式(1´´)を満足することがさらに好ましい。
20 < FG3/fw (1´)
25 < FG3/fw (1´´)
また、本実施形態の投写用ズームレンズにおいては、上記のような各レンズ群のパワー配置とされ、拡大側よりも縮小側の光束径が拡がっており、また縮小側がテレセントリックとされているため、縮小側の第3レンズ群Gおよび第4レンズ群Gのレンズ外径が大きくなる。このような状況下、第3レンズ群Gのズーム移動に対応しうる光学性能を確保し、F1.7程度の明るいズームレンズを実現するために、この第3レンズ群Gの構成レンズ枚数を4枚としている。
また、上述したように、第1レンズ群Gはフォーカス部として機能することが望まれるが、レンズ2枚で構成することによりフォーカス駆動を容易とすることができる。
また、好ましくは、この2枚の負レンズのうち1枚のレンズを非球面レンズとし、さらに、その収差補正機能を強めるために、拡大側の第1レンズLを非球面レンズとしている。この場合において、この非球面レンズはプラスチックレンズとすることがコスト的に有利であり、また、その場合には、温度変化の影響を低減するためにその屈折力をできるだけ小さくすることが肝要である。このため、第1レンズ群Gにおけるほとんどの屈折力は第2レンズLが担うことになるので、第1レンズ群G全体としての屈折力としても、諸収差を大幅に悪化させないようにするため、下記条件式(2)を満足することが好ましい。
1.7 < |FG1/fw| < 2.5 (2)
ただし、
G1:第1レンズ群Gの焦点距離
fw:広角端における全系の焦点距離
条件式(2)の上限を上回ると、フォーカシング時における第1レンズ群Gの移動距離が長くなり過ぎるとともに前玉径が増大し、一方、その下限を下回ると、諸収差、特に像面に関する収差の補正が困難となる。
なお、このような鑑点から、上記条件式(2)に替えて、下記条件式(2´)を満足することが好ましく、下記条件式(2´´)を満足することがさらに好ましい。
1.8 < |FG1/fw| < 2.3 (2´)
1.9 < |FG1/fw| < 2.2 (2´´)
また、上記第2レンズ群Gは、拡大側から順に、共に正のレンズである第3レンズLと第4レンズLとを配列してなることが好ましい。前述したように、2群移動ズーム方式の2つの移動群のうち、上記第3レンズ群Gの屈折力が大幅に小さくなっており、それに応じて、移動群の変倍機能は略第2レンズ群Gに担わせているが、そのため第2レンズ群Gは、ある程度の大きいパワーを必要とするものの、余り強すぎると移動群全体としての収差が大きくなり過ぎて補正が困難となるので、下記条件式(3)を満足する適正な範囲に設定することが好ましい。
1.4 < FG2/fw < 2.3 (3)
ただし、
G2:第2レンズ群Gの焦点距離
fw:広角端における全系の焦点距離
すなわち、条件式(3)の上限を上回ると、第2レンズ群Gのパワーが弱くなり過ぎて第2レンズ群Gの移動距離が長くなり過ぎ、一方その下限を下回ると第2レンズ群Gのパワーが強くなり過ぎて収差補正を良好に行うことが困難となる。
なお、このような鑑点から、上記条件式(3)に替えて、下記条件式(3´)を満足することが好ましく、下記条件式(3´´)を満足することがさらに好ましい。
1.5 < FG2/fw < 2.2 (3´)
1.6 < FG2/fw < 2.1 (3´´)
また、上記第4レンズ群Gは、正の屈折力を有しており、レンズ全長のコンパクト化を図りつつ、収差補正を良好な範囲に抑制し得る値とすることが好ましく、そのために下記条件式(4)を満足することが好ましい。
2.9 < FG4/fw < 4.0 (4)
G4:第4レンズ群Gの焦点距離
fw:広角端における全系の焦点距離
すなわち、この条件式(4)の上限を上回ると、第4レンズ群Gのパワーが弱くなって全長が長くなり過ぎ、一方その下限を下回ると第4レンズ群Gのパワーが強くなり過ぎてバックフォーカスを十分に確保することが困難となるとともに収差補正を良好に行うことが困難となる。
なお、このような鑑点から、上記条件式(4)に替えて、下記条件式(4´)を満足することが好ましく、下記条件式(4´´)を満足することがさらに好ましい。
3.1 < FG4/fw < 3.8 (4´)
3.3 < FG4/fw < 3.6 (4´´)
さらに、下記条件式(5)〜(8)の少なくとも1つを満足することが好ましい。
1.4 ≦ bf/fw < 2.2 (5)
−1.0 < β2w < −0.4 (6)
1.35 < β3w < 1.80 (7)
0.99 < ZR3 < 1.00 (8)
ただし、
bf:バックフォーカス
fw:広角端における全系の焦点距離
β2w:第2レンズ群Gの広角端における倍率
β3w:第3レンズ群Gの広角端における倍率
R3:第3レンズ群Gの望遠端における倍率を第3レンズ群Gの広角端における倍率β3wで割った値
ここで、上記β2wおよび上記β3wに関し、一般化した第nレンズ群Gの広角端における倍率(βnw)としての定義を付記する。すなわち、光線が拡大側から入射した場合、広角端において、第nレンズ群Gよりも拡大側のレンズ群(nが3であれば第1レンズ群Gおよび第2レンズ群G)が形成する像の高さを像高1とし、この像を物体として第nレンズ群Gが形成する像の高さを像高2としたとすると、像高1に対する像高2の比(像高比)を第nレンズ群Gの広角端における倍率(βnw)とする。
上記条件式(5)は、投写用ズームレンズのバックフォーカスを規定するものであり、この下限を下回ると、レンズとライトバルブの間に色合成プリズム等の光学系を挿入することが困難となり、一方、この上限を上回ると、全長が長くなり過ぎ、広角端における収差補正が良好ではなくなる。
なお、このような鑑点から、上記条件式(5)に替えて、下記条件式(5´)を満足することが好ましく、下記条件式(5´´)を満足することがさらに好ましい。
1.5 < bf/fw < 1.9 (5´)
1.6 < bf/fw < 1.7 (5´´)
また、上記条件式(6)は、第2レンズ群Gの広角端における倍率を規定するものである。この条件式(6)の下限を下回ると、第2レンズ群Gのパワーが強くなり過ぎて収差補正を良好に行うことが困難となり、一方その上限を上回ると、第2レンズ群Gのパワーが弱くなり過ぎて第2レンズ群Gの移動距離が長くなり過ぎてしまう。
なお、このような鑑点から、上記条件式(6)に替えて、下記条件式(6´)を満足することが好ましく、下記条件式(6´´)を満足することがさらに好ましい。
−0.9 < β2w < −0.5 (6´)
−0.75 < β2w < −0.60 (6´´)
他方、上記条件式(7)は、第3レンズ群Gの広角端における倍率を規定するものである。この条件式(7)の上限を上回ると、第2レンズ群Gのパワーが強くなり過ぎて収差補正を良好に行うことが困難となり、一方その下限を下回ると第2レンズ群Gのパワーが弱くなり過ぎて第2レンズ群Gの移動距離が長くなり過ぎてしまう。
なお、このような鑑点から、上記条件式(7)に替えて、下記条件式(7´)を満足することが好ましく、下記条件式(7´´)を満足することがさらに好ましい。
1.40 < β3w < 1.75 (7´)
1.45 < β3w < 1.70 (7´´)
また、上記条件式(8)は、第3レンズ群Gの望遠端における倍率を第3レンズ群Gの広角端における倍率β3wで割った値ZR3の範囲を規定するものである。すなわち、第3レンズ群Gの構成要素として非球面レンズを含まないようにすることが好ましいことから、また色収差および非点隔差を小さくするために構成要素である正レンズと負レンズの各屈折力を強くする必要があることから、第3レンズ群G全体としての屈折力を小さくし、この変倍比を表すZR3を1.0の近辺の範囲(最小限の範囲)に設定し、各収差の影響を極力小さくしたものである。
この条件式(8)の上限を上回った場合、および下限を下回った場合のいずれにおいても、収差の変化が大きくなり、収差補正が困難となる。
ここで、下記各実施例の投写用ズームレンズは、いずれも、第1レンズ群G中に、少なくとも1面の非球面を含むものであり、これによって、ディストーション等の諸収差の補正を有利なものとすることができる。なお、その非球面形状は下記非球面式により表わされる。
Figure 0005513248
次に、上述した投写用ズームレンズを搭載した投写型表示装置の一例を図10により説明する。図10に示す投写型表示装置30は、ライトバルブとして透過型液晶パネル11a〜cを備え、投写用ズームレンズ10として上述した実施形態に係る投写用ズームレンズを用いている。また、光源15とダイクロイックミラー12の間には、フライアイ等のインテグレータ(図示を省略)が配されており、光源からの白色光は照明光学部を介して、3つの色光光束(G光、B光、R光)にそれぞれ対応する液晶パネル11a〜cに入射されて光変調され、クロスダイクロイックプリズム14により、色合成され投写用ズームレンズ10により図示されないスクリーン上に投写される。この装置は、色分解のためのダイクロイックミラー12、13、色合成のためのクロスダイクロイックプリズム14、コンデンサレンズ16a〜c、全反射ミラー18a〜cを備えている。本実施形態の投写型表示装置は、本実施形態に係る投写用ズームレンズを用いているので、高変倍可能な構成でありながら、小型化、軽量化および低廉化を図ることができ、また、高い光学性能を維持することができる。
なお、本発明の投写用ズームレンズは透過型の液晶表示パネル等を用いた投写型表示装置の投写用ズームレンズとしての使用態様に限られるものではなく、反射型の液晶表示パネル等あるいはDMD等の他の光変調手段を用いた装置の投写用ズームレンズ等として用いることも可能である。
以下、具体的な実施例を用いて、本発明の投写用ズームレンズをさらに説明する。
なお、以下の実施例においては、データとしての数値が、広角端における全系の焦点距離fwを1として規格化されている。
<実施例1>
この実施例1にかかる投写用ズームレンズは、前述したように図1に示す如き構成とされている。また、ズーミング時における各移動レンズ群の軌跡は図2に示されている。
すなわちこの投写用ズームレンズは、拡大側から順に、第1レンズ群Gが、光軸Z近傍において拡大側に凹面を向けた負のメニスカス形状の両面非球面レンズよりなる第1レンズLと、縮小側に凹面を向けた、負のメニスカスレンズよりなる第2レンズLとからなる。また、第2レンズ群Gは、拡大側に凸面を向けた正のメニスカスレンズよりなる第3レンズL、マスク3および両凸レンズよりなる第4レンズLからなる。また、第3レンズ群Gは、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第5レンズL、両凹レンズよりなる第6レンズL、および両凸レンズよりなる第7レンズL、および両凸レンズよりなる第8レンズLからなるとともに、第6レンズLと第7レンズLが互いに接合されて接合レンズを構成してなる。また、第4レンズ群Gは、両凸レンズよりなる第9レンズLのみからなる。
また、変倍時には、広角端から望遠端への移行に伴い、第2レンズ群Gおよび第3レンズ群Gが互いの間隔を変えながら光軸Zに沿って拡大側に移動する。
また、フォーカシングは、第1レンズ群Gを光軸Zに沿って移動させることにより行われる。
この実施例1における各レンズ面の曲率半径R(レンズ全系の広角端での焦点距離を1.0として規格化されている;以下の各表において同じ)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D(上記曲率半径Rと同様に規格化されている;以下の各表において同じ)、レンズ有効径、各レンズのd線における屈折率Nおよびアッベ数νを表1の上段に示す。なお、この表1および後述する表2、3において、各記号R、D、レンズ有効径、N、νに対応させた数字は拡大側から順次増加するようになっている。また、表1の最上段には、焦点距離f、画角2ωおよび明るさFno.が示されている(以下の各表において同じ)。
また、表1の中段には各非球面に対応する各定数K、A〜A10の値が示されており、表1の下段には、広角端(ワイド)、中間および望遠端(テレ)の各々における、投写距離162.47の場合について、可変間隔1(第1レンズ群Gと第2レンズ群Gとの間隔)、可変間隔2(第2レンズ群Gと第3レンズ群Gとの間隔)および可変間隔3(第3レンズ群Gと第4レンズ群Gとの間隔)が示されている。
Figure 0005513248
また、表4に実施例1における上記各条件式(1)〜(8)に対応する数値を示す。
図7は実施例1の投写用ズームレンズの広角端(ワイド)、中間および望遠端(テレ)における諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。なお、図7および以下の図8、図9において、各球面収差図にはG(緑)、B(青)、R(赤)の各波長光に対する収差が示されており、各非点収差図にはサジタル像面およびタンジェンシャル像面についての収差が示されており、各倍率色収差図にはG光に対するB光およびR光についての収差が示されている。
この図1から明らかなように、実施例1の投写用ズームレンズによれば、広角端での画角2ωが57.9度と広角で、F値が1.70と明るく、各収差が良好に補正されている。
また、表1に示すように実施例1の投写用ズームレンズによれば、条件式(1)〜(8)、条件式(1´)〜(7´)、さらには条件式(1´´)〜(4´´)、(6´´)、(7´´)が全て満足されている。
<実施例2>
実施例2に係る投写用ズームレンズの概略構成を図3に示す。また、ズーミング時における各移動レンズ群の軌跡を図4に示す。
この実施例2にかかる投写用ズームレンズは、実施例1のものと略同様の構成とされているが、主として、第1レンズLが、光軸Z上において両凹形状とされた両面非球面レンズからなり、第3レンズLが両凸レンズからなり、第9レンズLが拡大側に凸面を向けた正のメニスカスレンズからなる点において相違している。
この実施例2における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、レンズ有効径、各レンズのd線における屈折率Nおよびアッベ数νを表2の上段に示す。
また、表2の中段には各非球面に対応する各定数K、A〜A10の値が示されており、表2の下段には、広角端(ワイド)、中間および望遠端(テレ)の各々における、投写距離
160.43の場合について、可変間隔1(第1レンズ群Gと第2レンズ群Gとの間隔)、可変間隔2(第2レンズ群Gと第3レンズ群Gとの間隔)および可変間隔3(第3レンズ群Gと第4レンズ群Gとの間隔)が示されている。
Figure 0005513248
また、表4に実施例2における上記各条件式に対応する数値を示す。
図8は実施例2の投写用ズームレンズの広角端(ワイド)、中間および望遠端(テレ)における諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。
この図8から明らかなように、実施例2の投写用ズームレンズによれば、広角端での画角2ωが56.9度と広角で、F値が1.70と明るく、各収差が良好に補正されている。
また、表4に示すように実施例2の投写用ズームレンズによれば、条件式(1)〜(8)、条件式(1´)〜(7´)、さらには条件式(1´´)〜(7´´)が全て満足されている。
<実施例3>
実施例3に係る投写用ズームレンズの概略構成を図5に示す。また、ズーミング時における各移動レンズ群の軌跡を図6に示す。
この実施例3に係る投写用ズームレンズは、実施例1のものと略同様の構成とされているが、主として、第1レンズLが、光軸Z上において両凹形状とされた両面非球面レンズからなり、またレンズ系内に絞り3が設けられていない点において相違している。
この実施例3における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、レンズ有効径、各レンズのd線における屈折率Nおよびアッベ数νを表3の上段に示す。
また、表3の中段には各非球面に対応する各定数K、A〜A10の値が示されており、表3の下段には、広角端(ワイド)、中間および望遠端(テレ)の各々における、投写距離
162.80の場合について、可変間隔1(第1レンズ群Gと第2レンズ群Gとの間隔)、可変間隔2(第2レンズ群Gと第3レンズ群Gとの間隔)および可変間隔3(第3レンズ群Gと第4レンズ群Gとの間隔)が示されている。
Figure 0005513248
また、表4に実施例3における上記各条件式に対応する数値を示す。
図9は実施例3の投写用ズームレンズの広角端(ワイド)、中間および望遠端(テレ)における諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。
この図9から明らかなように、実施例3の投写用ズームレンズによれば、広角端での画角2ωが57.8度と広角で、F値が1.70と明るく、各収差が良好に補正されている。
また、表4に示すように実施例3の投写用ズームレンズによれば、条件式(1)〜(8)、条件式(1´)〜(7´)、さらには条件式(1´´)〜(4´´)、(6´´)、(7´´)が全て満足されている。
Figure 0005513248
なお、本発明の投写用ズームレンズとしては、上記実施例のものに限られるものではなく種々の態様の変更が可能であり、例えば各レンズの曲率半径Rおよび軸上面間隔Dを適宜変更することが可能である。
以上に説明したように本実施形態によれば、拡大側に配した1枚の非球面レンズを含む9枚のレンズ構成の2群移動ズーム方式でありながら、F1.7程度の明るさ、周辺光量50%以上の高解像の投写用ズームレンズを得ることができる。
1 画像表示面
2a 色合成光学系
2b 各種フィルタ
3 絞り(マスク)
10 照明光学系
11a〜11c 液晶パネル
12、13 ダイクロイックミラー
14 クロスダイクロイックプリズム
15 光源
16a〜16c コンデンサレンズ
18a〜18c 全反射ミラー
〜G レンズ群
〜L レンズ
〜R21 レンズ面等の曲率半径
〜D21 軸上面間隔
Z 光軸

Claims (8)

  1. 拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群からなり、
    前記第1レンズ群は、拡大側から順に、プラスチックの非球面レンズよりなる負の第1レンズと、負の第2レンズとを配列してなり、
    前記第2レンズ群は、拡大側から順に、共に正レンズである第3レンズと第4レンズを配列してなり、
    前記第3レンズ群は、拡大側から順に、凸面を拡大側に向けた負のメニスカスレンズからなる第5レンズと、凹面を拡大側に向けた負レンズからなる第6レンズと、凸面を縮小側に向けた正レンズからなる第7レンズと、正レンズからなる第8レンズを配列してなるとともに、該第6レンズと該第7レンズが互いに接合されて接合レンズを構成してなり、
    前記第4レンズ群は、正レンズである第9レンズからなり、
    ズーミングの際には、前記第1レンズ群と前記第4レンズ群は固定とされるとともに、広角端から望遠端への操作に応じて前記第2レンズ群と前記第3レンズ群が、いずれも拡大側に、かつ互いの間隔を変えながら光軸上を移動するように構成され、
    さらに下記条件式(1)を満足することを特徴とする投写用ズームレンズ。
    17 < FG3/fw (1)
    ただし、
    G3:前記第3レンズ群の焦点距離
    fw:広角端における全系の焦点距離
  2. 下記条件式(2)を満足することを特徴とする請求項記載の投写用ズームレンズ。
    1.7 < |FG1/fw| < 2.5 (2)
    ただし、
    G1:前記第1レンズ群の焦点距離
  3. 下記条件式(3)を満足することを特徴とする請求項1〜のうちいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
    1.4 < FG2/fw < 2.3 (3)
    ただし、
    G2:前記第2レンズ群の焦点距離
    fw:広角端における全系の焦点距離
  4. 下記条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1〜のうちいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
    2.9 < FG4/fw < 4.0 (4)
    ただし、
    G4:前記第4レンズ群の焦点距離
  5. 下記条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1〜のうちいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
    1.4 ≦ bf/fw < 2.2 (5)
    ただし、
    bf:バックフォーカス
  6. 下記条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1〜のうちいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
    −1.0 < β2w < −0.4 (6)
    ただし、
    β2w:前記第2レンズ群の広角端における倍率
  7. 下記条件式(7)を満足することを特徴とする請求項1〜のうちいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
    1.35 < β3w < 1.80 (7)
    ただし、
    β3w:前記第3レンズ群の広角端における倍率
  8. 光源と、ライトバルブと、該光源からの光束を該ライトバルブへ導く照明光学部と、請求項1〜のうちいずれか1項記載の投写用ズームレンズとを備え、該光源からの光束を該ライトバルブで光変調し、該投写用ズームレンズによりスクリーンに投写することを特徴とする投写型表示装置。
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