JP2013046839A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】玉箱によって、再生される音声の質が低下してしまうようなことがない遊技機を提供すること。
【解決手段】遊技機1は、遊技機1の前面に設けられた操作ハンドル8と、前記前面のうち、前記操作ハンドル8よりも下方に設けられた音出口7aからスピーカ15の音声を放出するスピーカユニット7とを備えた、前記音出口7aは、前記操作ハンドル8よりも右側に位置し、前記スピーカユニット7は、前記スピーカ15から前記音出口7aまで連通する音導部17を有することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、前面に設けられた操作ハンドルと、操作ハンドルよりも下方に設けられた音出口からスピーカの音声を放出するスピーカユニットとを備えた遊技機に関する。
パチンコ機等の遊技機は、スピーカユニットを搭載し、遊技機前面の音出口から効果音または遊技中の報知音等を再生する。スピーカユニットの取り付け位置として、幕板(外枠の前面側のうち、内枠よりも下方の部分)の裏側を利用することが提案されている(特許文献1参照)。この部分は比較的スペースが広いため、大きいスピーカユニットを取り付けることができ、低音域の音声を発生させ易くなり、音質を向上させることができる。この場合、音出口は幕板に設けられる。
特開2003−135690号公報
通常、幕板の前方は玉箱が置かれる場所である。多くの遊技者は、玉箱を、その右端が操作ハンドルの下となる位置に置き、玉箱を手置き台の代わりに利用している。よって、幕板の前方は、広い範囲にわたって玉箱により覆われ、幕板に設けられた音出口も、玉箱により塞がれてしまう。この場合、スピーカユニットにより再生される音声の質が低下してしまうという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、玉箱によって、再生される音声の質が低下してしまうようなことがない遊技機を提供することを目的とする。
(1)請求項1の発明は、
遊技機の前面に設けられた操作ハンドルと、
前記前面のうち、前記操作ハンドルよりも下方に設けられた音出口からスピーカの音声を放出するスピーカユニットと、
を備えた遊技機であって、
前記音出口は、前記操作ハンドルよりも右側に位置し、
前記スピーカユニットは、前記スピーカから前記音出口まで連通する音導部を有し、
前記スピーカは、前方から見たとき、右向きとなるように配置され、
前記遊技機の筐体は、その右側面の内側に切り欠き部を有し、
前記音出口は、前方から見たとき、少なくともその一部が、前記切り欠き部に入り込んでいることを特徴とする遊技機を要旨とする。
本発明の遊技機では、音出口が、操作ハンドルよりもさらに右寄りにあるため、玉箱を手置き台の代わりとするときの位置(玉箱の右端が操作ハンドルの下となる位置)においても、音出口は、玉箱により塞がれてしまうようなことがない。その結果、スピーカユニットは、音質を低下させることなく、音声を再生することができる。
また、本発明の遊技機は、スピーカで再生した音声を、音導部により音出口に伝える構造を有しているので、仮に、スピーカを、遊技機内における右端に設置できなくても、音
出口の位置を、遊技機の右端付近に設けることができる。
本発明の遊技機では、スピーカが右向きに取り付けられているので、遊技機の前方から見たとき、スピーカの左右方向の大きさは、スピーカを正面向きに取り付けた場合よりも小さくなる。その結果、スピーカが大きいものである場合でも、スピーカを正面向きに取り付けた場合に比べて、スピーカを遊技機の右寄りに設置し、短い音導部でスピーカと音出口とを接続することができる。また、スピーカが右向きに取り付けられていることにより、スピーカで再生された音声は、音導部で屈折してから音出口に至る。音導部における屈折は、空気の圧縮を増加させ、音声の低音域を拡大する作用を奏する。よって、音声は、音導部において屈折することにより、その音質が一層良くなる。
本発明の遊技機では、前方から見たとき、音出口が、筐体の右側面における内側に形成された切り欠き部に入り込んでいるので、音出口の位置は、切り欠き部がない場合に比べて、一層、右寄りとなっている。そのため、音出口が玉箱により塞がれてしまうようなことが一層起こりにくい。
(2)請求項2の発明は、
前記筐体の内側のうち、前記切り欠き部の少なくとも一部を含む領域は、防磁機能を有する材料から成る補強部材により被覆されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機を要旨とする。
本発明の遊技機では、切り欠き部の少なくとも一部を含む領域は、補強部材により被覆され、補強されているので、この部分で破損してしまうようなことがない。また、切り欠き部の部分では、筐体の厚みが薄くなっているが、防磁機能を有する補強部材で覆われているので、スピーカに使用されている磁石の磁力線が、切り欠き部から漏れだし、外部に悪影響を与えてしまうようなことがない。
前記防磁機能を有する材料としては、例えば、金属を含む材料が挙げられる。金属としては、例えば、銅、銀、金、ニッケル、アルミ、鉄等が挙げられる。
(3)請求項3の発明は、
遊技機の前面に設けられた操作ハンドルと、
前記前面のうち、前記操作ハンドルよりも下方に設けられた音出口からスピーカの音声を放出するスピーカユニットと、
を備えた遊技機であって、
前記音出口は、前記操作ハンドルよりも右側に位置し、
前記スピーカユニットは、前記スピーカから前記音出口まで連通する音導部を有し、
前記スピーカユニットの位置を、遊技を提供するときの位置である位置Xと、前記位置Xよりも前方にある位置Yとの間で移動させる移動手段を備えることを特徴とする遊技機を要旨とする。
本発明の遊技機は、移動手段によってスピーカユニットの位置を位置Yとするだけで、スピーカユニットに邪魔されず、遊技機を島側に釘打ちすることができる。また、釘打ちが終了したときは、移動手段によって、スピーカユニットの位置を位置Xにするだけでよいので、作業が容易である。
内枠5を閉じた状態における遊技機1の斜視図である。 内枠5を開放した状態における遊技機1の斜視図である。 遊技機1の正面透視図である。 遊技機1の側面透視図である。 遊技機1の平面透視図である。 遊技機1の正面透視図である。 遊技機1の側面透視図である。 遊技機1の平面透視図である。 遊技機1の正面透視図である。 遊技機1の側面透視図である。 遊技機1の平面透視図である。 遊技機1の平面透視図である。 スピーカユニット7及びその周辺を表す正面図である。 スピーカユニット7及びその周辺を表す側面図である。
本発明を実施例に基づいて説明する。
a)遊技機1の全体構成
まず、本発明に係る遊技機1の全体構成を図1及び図2に基づいて説明する。遊技機1は、外枠3と、内枠5と、スピーカユニット7とを備えている。
上記外枠3は、矩形に形成された木製の部材であり、上側の横枠板3a、下側の横枠板3b、右側の縦枠板3c、及び左側の縦枠板3dから構成される。
上記内枠5は、ヒンジ9を介して、外枠3に対して開閉自在に取り付けられている。内枠5は、外枠3に対して閉じられた状態のとき、外枠3の前面側のうち、外枠3の下端から、一定の高さまでの領域(以下、「スピーカ領域11」とする)を除く部分を覆う。内枠5には、遊技盤6、操作ハンドル8など、通常の遊技機が備える各種部材が取り付けられている。操作ハンドル8の位置は、内枠5における右下寄りであり、スピーカ領域11の上側である。
上記スピーカユニット7は、スピーカ領域11に配置され、そのスピーカ領域11において、外枠3の前面側を覆っている。
b)スピーカユニット7及びその周辺部の構成
次に、スピーカユニット7及びその周辺部の詳細な構成を図3〜図5に基づいて説明する。スピーカユニット7は、幕板13と、スピーカ15と、ダクト17と、エンクロージャー19とから構成される。
上記幕板13は、板状の部材であり、上記スピーカ領域11において、外枠3の前面側を覆っている。また、この幕板13の右端付近には、縦長の矩形形状を有する開口部13aが設けられている。開口部13aの左右方向における位置は、操作ハンドル8の右端よりも、さらに右寄りである。
上記スピーカ15は、幕板13の右端付近における背面側に取り付けられており、その正面15a(主として音声を放出する面)は、遊技機1における右方向(図3における右方向)を向いている。
上記ダクト17は、略L字型の形状を有し、スピーカ15の正面15aに接続し、遊技機1の右方向へ延びる部分である17aと、そこから90度屈曲し、前方へ延び、幕板13の開口部13aを通り、幕板13の前方に至る部分である17bとから構成される。17bのうち、前方側の端部には、縦長のスリットである音出口17cが形成されている。よって、スピーカ15により再生された音声は、ダクト17内を通り、音出口17cから、前方に放出される。なお、上述したとおり、開口部13aの位置は、操作ハンドル8の右端よりも、さらに右寄りであるから、そこを通るダクト17、及び音出口17cも、操
作ハンドル8の右端よりも、さらに右寄りである。
ダクト17の内壁のうち、スピーカ15の正面15aと対向する面には、周囲よりも略半球状に隆起した隆起部20が形成されている。
上記エンクロージャー19は、前面のみ開口した箱状の部材であり、その内部に、スピーカ15及びダクト17を収容している。そして開口している面において、幕板13の背面に取り付けられている。
なお、右側の縦枠板3cの内面のうち、スピーカ領域11にある部分には、一定の深さで切りかかれた切り欠き部21が形成されており、エンクロージャー19の右側面を含む部分は、前方から見たとき、その切り欠き部21に入り込んでいる。すなわち、エンクロージャー19(及びその中に収容されたスピーカ15及びダクト17)は、切り欠き部21がない場合に比べて、一層、右寄りに配置されている。
右側の縦枠板3cの内面のうち、切り欠き部21及びその周辺部は、シート状の補強部材23により被覆されている。補強部材23の材質はアルミや鉄等の金属であり、防磁機能を有する。
図3に示すように、遊技機1の前方に玉箱101を置いたとき、玉箱101は、幕板13の前方に位置する。そして、玉箱101を、手置き台の代わりとするとき、玉箱101の位置は、その右端が操作ハンドル8の下となる位置となる。
c)遊技機1が奏する効果
(i) 遊技機1は、スピーカ15で再生した音声を、ダクト17により音出口17cに伝える構造を有している。そのため、音出口17cを、遊技機1の右端付近(操作ハンドル8の右端よりも、さらに右寄り)に設けることができる。すなわち、スピーカ15は、所定の横方向の大きさを有し、その右端が右側の縦枠板3cに当たってしまうので、一定以上、遊技機1の右端に接近させることは困難であるが、本実施例1では、スピーカの再生音を、ダクト17を用いて、スピーカ15から離れた位置にある音出口17cに伝えることができるので、たとえ、スピーカ15の位置が、遊技機1の右端から離れた位置であっても、音出口17cの位置を、遊技機1の右端付近に設けることができる。
上記のとおり、遊技機1の音出口17cが、操作ハンドル8の右端よりも、さらに右寄りにあるため、玉箱101を、手置き台の代わりとするときの位置(玉箱101の右端が操作ハンドル8の下となる位置)に置いても、音出口17cは、玉箱101により塞がれてしまうようなことがない。その結果、スピーカユニット7は、音質を低下させることなく、音声を再生することができる。
(ii)遊技機1では、スピーカ15が右向きに取り付けられている。そのため、遊技機1の前方から見たとき、スピーカ15の左右方向の大きさは、スピーカ15を正面向きに取り付けた場合よりも小さくなる。その結果、スピーカ15が大きいものである場合でも、スピーカ15を正面向きに取り付けた場合に比べて、スピーカ15を遊技機1の右寄りに設置し、短いダクト17でスピーカ15と音出口17cとを接続することができる。また、スピーカ15が右向きに取り付けられていることにより、スピーカ15で再生された音声は、ダクト17で屈折してから音出口17cに至る。ダクト17における屈折は、空気の圧縮を増加させ、音声の低音域を拡大する作用を奏する。よって、音声は、ダクト17において屈折することにより、その音質が一層良くなる。
(iii)ダクト17の内壁に、周囲よりも隆起した隆起部20が形成されているため、ス
ピーカ15から音出口17cに至るまでの経路におけるダクト17の断面積(音声の進行
方向に直交する断面での断面積)は、隆起部20の直前の部分(音響負荷部)から、隆起部20の頂点を通る部分まで、連続的に小さくなる。そのため、スピーカ15の再生音が隆起部20を通るとき、音響負荷部の空気が負荷質量となり振動系の質量がさらに増加し、空気の圧縮がさらに増加するので、音声は再生帯域、特に低音域が一層拡大される。また、音響負荷部を音声が通過することにより、音響負荷部内のコンプライアンスは小さくなり、高域共振周波数におけるピークディップを低減することができる。
すなわち、遊技機1は、ダクト17内に、隆起部20により形成された音響負荷部を備えるので、再生音の音質を向上させることができる。
(iv)本実施例1では、上述したとおり、右側の縦枠板3cの内面に切り欠き部21が形成され、エンクロージャー19及びダクト17の右端付近はその中に入り込んでいるので、ダクト17及び音出口17cの位置は、切り欠き部21がない場合に比べて、一層、右寄りとなっている。そのため、音出口17cが玉箱101により塞がれてしまうようなことが一層起こりにくい。
(v)切り欠き部21は、シート状の補強部材23により被覆され、補強されているので
、この部分で破損してしまうようなことがない。また、また、切り欠き部21の部分では、右側の縦枠板3cの厚みが薄くなっているが、防磁機能を有する補強部材23で覆われているので、スピーカに使用されている磁石の磁力線が、切り欠き部21から漏れだし、外部に悪影響を与えてしまうようなことがない。
本実施例2の遊技機1の構成は、基本的には前記実施例1と同様であるが、スピーカユニット7の構成において相違する。以下では、図6〜図8に基づき、この相違点を中心に説明する。
本実施例2では、スピーカ15は、その正面15aが、遊技機1における下向きとなるように配置されており、ダクト17は、スピーカ15の下方から、正面15aに接続している。ダクト17は、図8に示すように、前方に近づくほど右寄りとなり、幕板13の開口部13aを通り、幕板13の前方に至る。ダクト17の断面形状は、スピーカ15の付近では、横長の形状であり、音出口17cに近づくにつれて、徐々に、縦長の形状となる。また、スピーカ15は、前記実施例1の場合よりも後方に位置しており、その一部は外枠3の後端よりも後方に突出している。それにともない、スピーカ15を収容するエンクロージャー19も、外枠3の後端よりも後方に突出している。また、ダクト17の内部には、前記実施例1における隆起部20は形成されていない。
本実施例2の遊技機1も、前記実施例1と同様に、遊技機1の音出口17cが、操作ハンドル8の右端よりも、さらに右寄りにあるため、玉箱を、手置き台の代わりとするときの位置(玉箱の右端が操作ハンドル8の下となる位置)においても、音出口17cは、玉箱により塞がれてしまうようなことがない。その結果、スピーカユニット7は、音質を低下させることなく、音声を再生することができる。
また、本実施例2の遊技機1では、スピーカ15が下向きに取り付けられているため、スピーカ15の上下方向での大きさは、スピーカ15を正面向きに取り付けた場合よりも小さくなる。その結果、スピーカ15が大きい場合でも、スピーカ15を遊技機1の下寄りに設置し、短いダクト17でスピーカ15と音出口17cとを接続することができる。また、スピーカ15が下向きに取り付けられていることにより、スピーカ15で再生された音声は、ダクト17で屈折してから音出口17cに至る。ダクト17における屈折は、空気の圧縮を増加させ、音声の低音域を拡大する作用を奏する。よって、音声は、ダクト17において屈折することにより、その音質が一層良くなる。
本実施例3の遊技機1の構成は、基本的には前記実施例2と同様であるが、ダクト17の形状において相違する。以下では、図9〜図11に基づき、この相違点を中心に説明する。
ダクト17のうち、スピーカ15の前端15dから音出口17cへ向かう部分である中間部17eは、全体として、斜め上向きとなっている。すなわち、中間部17eにおける上面17e1及び下面17e2は、いずれも、前方にゆくほど高くなるように傾斜している。そのため、中間部17eを通り、音出口17cから放出される音声の進行方向は、斜め上に向かう方向となる。そして、その進行方向の延長線上には、操作ハンドル8がある。
本実施例3では、上記のように、音出口17cから放出された音声が操作ハンドル8に向かうので、操作ハンドル8が音声に応じて振動し、遊技者は、音声に応じた振動を手で感じる。よって、本実施例3の遊技機1は、聴覚だけでなく、触覚を用いて遊技の演出を行うことができる。
本実施例4の遊技機1の構成は、基本的には前記実施例1と同様であるが、スピーカユニット7の構成において相違する。以下では、図12に基づき、この相違点を中心に説明する。
本実施例4では、幕板13の左端は、左側の縦枠板3dに対し、ヒンジ25を介して回動可能に取り付けられており、幕板13は、このヒンジ25を回転軸として、横開き可能である。幕板13を手前側に回動させたとき(図12における位置Y)、幕板13に対し一体に取り付けられたスピーカ15、ダクト17、及びエンクロージャー19は、遊技を提供するときの位置(図12における位置X)よりも前方に移動し、下側の横枠板3bの上方は、スピーカ15等で覆われることなく、開放される。
遊技機1は、下側の横枠板3bを島側に、3寸(約5cm)程度の釘を用いて釘打ちすることで島側に固定され、下側の横枠板3bのうち、右端(遊技を提供するときにスピーカ15等がある位置)にも釘が打たれる。
本実施例4の遊技機1は、上述したように、幕板13を横開きにして、下側の横枠板3bの上方(特に右端付近)からスピーカ15、ダクト17、及びエンクロージャー19を一時的に除くことができるので、釘打ちを容易に行うことができる。さらに、釘打ちが終了したときは、幕板13を閉じるだけで、スピーカ15、ダクト17、及びエンクロージャー19の位置を、遊技を提供するときの位置(図12における位置X)に戻すことができる。
本実施例5の遊技機1の構成は、基本的には前記実施例1と同様であるが、スピーカユニット7の構成において相違する。以下では、図13、図14に基づき、この相違点を中心に説明する。
本実施例5では、下側の横枠板3bの上面であって、エンクロージャー19の下側となる位置に、スライドガイド部材27を備えている。このスライドガイド部材27は、長手方向が遊技機1の前後方向に沿うように配置されたレール状の部材である。スライドガイド部材27の断面形状は、図13に示すように、水平に配置された板状部材である底面部
27aと、底面部27aの左右両端から、それぞれ上方に立設された一対の側面部27bと、一対の側面部27bの上端付近から、それぞれ、内側に突出する一対の突出部27cとから構成される。
一方、エンクロージャー19の下面には、スライドガイド部材27における側面部27bの上半分、及び突出部27cをはめ込むことができるように、それらの形状に応じた溝29が、前後方向に沿って形成されている。よって、この溝29にスライドガイド部材27をはめ込み、エンクロージャー19をスライドガイド部材27に対し、前後方向に摺動させることで、エンクロージャー19(及びその中に収容されているスピーカ15及びダクト17)を前後方向に移動させることができる。また、幕板13は、エンクロージャー19の前面側に取り付けられおり、幕板13も、エンクロージャー19とともに、前後方向に移動する。
図14において点線で示すエンクロージャー19の位置は、遊技を提供するときの位置(位置X)である。一方、図14において実線で表す位置(位置Y)にエンクロージャー19を引き出すと、下側の横枠板3bの上面の大部分は、エンクロージャー19等で覆われることなく、開放される。
よって、本実施例5の遊技機1は、エンクロージャー19の位置を位置Yにしておき、釘打ちを容易に行うことができる。さらに、釘打ちが終了したときは、エンクロージャー19をスライドさせ、位置Yに戻すだけでよいので作業が容易である。
尚、本発明は前記実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
1・・・遊技機 3・・・外枠 3b・・・下側の横枠板
3c・・・右側の縦枠板 5・・・内枠 6・・・遊技盤
7・・・スピーカユニット 9、25・・・ヒンジ 11・・・スピーカ領域
13・・・幕板 13a・・・開口部 15・・・スピーカ
17・・・ダクト 17c・・・音出口 19・・・エンクロージャー
20・・・隆起部 21・・・切り欠き部 23・・・補強部材
27・・・スライドガイド部材 29・・・溝
本発明は、前面に設けられた操作ハンドルと、操作ハンドルよりも下方に設けられスピーカの音声を放出する音出口とを備えた遊技機に関する。
(1)請求項1の発明は、
遊技機の前面に設けられた操作ハンドルと、
前記前面のうち、前記操作ハンドルよりも下方、且つ前記操作ハンドルよりも実質的に右側に設けられ、スピーカの音声を放出する音出口と、
を備えた遊技機であって、
記遊技機の筐体は、その右側面の内側に切り欠き部を有し、
前記音出口は、前方から見たとき、少なくともその一部が、前記切り欠き部に入り込んでいることを特徴とする遊技機を要旨とする。
本発明の遊技機では、音出口が、操作ハンドルよりもさらに右寄りにあるため、玉箱を手置き台の代わりとするときの位置(玉箱の右端が操作ハンドルの下となる位置)においても、音出口は、玉箱により塞がれてしまうようなことがない。その結果、質を低下させることなく、音声を再生することができる。
本発明の遊技機では、前方から見たとき、音出口が、筐体の右側面における内側に形成された切り欠き部に入り込んでいるので、音出口の位置は、切り欠き部がない場合に比べて、一層、右寄りとなっている。そのため、音出口が玉箱により塞がれてしまうようなことが一層起こりにくい
(2)請求項の発明は、
前記スピーカから前記音出口まで連通する音導部を有し、
前記スピーカは、前方から見たとき、少なくともその一部が、前記切り欠き部に入り込んでいることを特徴とする請求項1に記載の遊技機を要旨とする。

Claims (3)

  1. 遊技機の前面に設けられた操作ハンドルと、
    前記前面のうち、前記操作ハンドルよりも下方に設けられた音出口からスピーカの音声を放出するスピーカユニットと、
    を備えた遊技機であって、
    前記音出口は、前記操作ハンドルよりも右側に位置し、
    前記スピーカユニットは、前記スピーカから前記音出口まで連通する音導部を有し、
    前記スピーカは、前方から見たとき、右向きとなるように配置され、
    前記遊技機の筐体は、その右側面の内側に切り欠き部を有し、
    前記音出口は、前方から見たとき、少なくともその一部が、前記切り欠き部に入り込んでいることを特徴とする遊技機。
  2. 前記筐体の内側のうち、前記切り欠き部の少なくとも一部を含む領域は、防磁機能を有する材料から成る補強部材により被覆されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 遊技機の前面に設けられた操作ハンドルと、
    前記前面のうち、前記操作ハンドルよりも下方に設けられた音出口からスピーカの音声を放出するスピーカユニットと、
    を備えた遊技機であって、
    前記音出口は、前記操作ハンドルよりも右側に位置し、
    前記スピーカユニットは、前記スピーカから前記音出口まで連通する音導部を有し、
    前記スピーカユニットの位置を、遊技を提供するときの位置である位置Xと、前記位置Xよりも前方にある位置Yとの間で移動させる移動手段を備えることを特徴とする遊技機。
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