JP5561498B2 - 鍵盤楽器 - Google Patents

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Description

この発明は、電子ピアノや電子オルガンなどの鍵盤楽器に関する。
例えば、鍵盤楽器においては、特許文献1に記載されているように、楽器ケース内に鍵盤部を設け、この鍵盤部を鍵盤蓋で開閉自在に覆うように構成されたものが知られている。この場合、楽器ケースは、底板、前板、後板、側板、および天板を備え、この天板の前側が上方に開放されたほぼ箱形状に形成されている。また、鍵盤蓋は、前蓋と後蓋とを折り曲げ可能に連結した構成になっている。
特開平08−314435号公報
このような鍵盤楽器では、楽器ケース内にスピーカなどの付属部品を配置する際に、鍵盤蓋の開閉動作に伴って付属部品の設置位置が制約を受ける。このため、この鍵盤楽器では、例えば付属部品であるスピーカを底板上に設置する場合と、スピーカを天板の下面に設置する場合とで、楽器ケースの大きさおよび形状が異なり、スピーカの設置位置に応じて楽器ケースをそれぞれ個別に製作する必要がある。また、楽器ケース内のスピーカの近傍に形成される音響空間は、鍵盤蓋の移動によりその空間の分断などの音響的影響を極力避ける必要がある。これらの制約により、製作が煩雑で面倒であり、コストが高くなるという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、鍵盤楽器を構成する基本的な部品の共通化を図り、生産性の向上を図ることができる鍵盤楽器を提供することである。
この発明は、第1の底板を有するユニットケースと、鍵盤シャーシと、複数の鍵が並列に配列された鍵盤部と、複数の蓋部が折り曲がり可能に連結される鍵盤蓋と、前記鍵盤蓋が前記鍵盤部の上側に覆った際に、前記複数の蓋部の折り曲げを解除するよう前記鍵盤蓋をガイドし、且つ前記鍵盤蓋が前記鍵盤部の上側を開放した際に、前記複数の蓋部の少なくとも一部を、前記鍵盤部後部でかつ前記底板方向に向けることによって、前記鍵盤部後方の前記ユニットケース内に収納するように、前記鍵盤蓋を折り曲げてガイドする蓋ガイド部と、を備えた鍵盤ユニットと、スピーカが下向きに取り付けられた第2の底板と、当該第2底板の後端部に起立させて取り付けられた後板と、前記第2の底板及び後板に取り付けられた一対の第1の側板と、を備えた本体ケースと、を備え、前記本体ケースの底板の前端部に前記ユニットケースの底板の後端部が取り付けられるとともに、前記ユニットケースと前記本体ケースの両側部との両方に跨って一対の側板が取り付けられ、かつ当該一対の側板と前記後板の上部とに天板が取り付けられることにより、当該本体ケース内を前記スピーカの音響空間とすることを特徴とする鍵盤楽器である。
また、この発明は、第1の底板を有するユニットケースと、鍵盤シャーシと、複数の鍵が並列に配列された鍵盤部と、複数の蓋部が折り曲がり可能に連結される鍵盤蓋と、前記鍵盤蓋が前記鍵盤部の上側に覆った際に、前記複数の蓋部の折り曲げを解除するよう前記鍵盤蓋をガイドし、且つ前記鍵盤蓋が前記鍵盤部の上側を開放した際に、前記複数の蓋部の少なくとも一部を、前記鍵盤部後部でかつ前記底板方向に向けることによって、前記鍵盤部後方の前記ユニットケース内に収納するように、前記鍵盤蓋を折り曲げてガイドする蓋ガイド部と、を備えた鍵盤ユニットと、第2の底板と、当該第2の底板の前端部に起立させて取り付けられるとともにスピーカが前向きに取り付けられた取付板と、前記第2底板の後端部に起立させて取り付けられた後板と、前記第2の底板及び後板に取り付けられた一対の第1の側板と、を備えた本体ケースと、を備え、前記本体ケースの底板の前端部に前記ユニットケースの底板の後端部が取り付けられるとともに、前記ユニットケースと前記本体ケースの両側部との両方に跨って一対の側板が取り付けられ、かつ当該一対の側板と前記後板の上部とに天板が取り付けられることにより、当該本体ケース内を前記スピーカの音響空間とすることを特徴とする鍵盤楽器である。
この発明によれば、ユニットケース、鍵盤部、鍵盤蓋、および蓋ガイド部をユニット化し、鍵盤楽器を構成する基本的な部品の共通化を図ることができると共に、蓋ガイド部によって鍵盤蓋を開いた際に、鍵盤蓋によって鍵盤部の後部を覆って仕切ることができるので、スピーカなどの付属部品の設置位置に応じて楽器ケースの大きさや形状が異なっても、その機種ごとに異なる部分のみを増設するだけで、簡単に楽器を製作することができ、これにより生産性の向上を図り、低コスト化を図ることができる。
この発明を鍵盤楽器に適用した一実施形態における鍵盤ユニットを示した拡大断面図である。 図1に示された鍵盤ユニットにおいて鍵盤蓋を開いて鍵盤部を上側に露呈させた状態を示した拡大断面図である。 図2に示された鍵盤ユニットの要部を分解して示した分解斜視図である。 図3に示された鍵盤ユニットに第1本体ケースを取り付けた鍵盤楽器を示した斜視図である。 図4に示された鍵盤楽器の拡大断面図である。 図3に示された鍵盤ユニットに第2本体ケースを取り付けた鍵盤楽器を示した斜視図である。 図6に示された鍵盤楽器の拡大断面図である。 図3に示された鍵盤ユニットに第3本体ケースを取り付けた鍵盤楽器を示した斜視図である。 図8に示された鍵盤楽器の拡大断面図である。
以下、図1〜図9を参照して、この発明を鍵盤楽器に適用した一実施形態について説明する。
この鍵盤楽器は、図1〜図3に示すように、鍵盤ユニット1を備えている。この鍵盤ユニット1は、ユニットケース3、鍵盤部4、鍵盤蓋5、蓋ガイド部6、およびコンソールパネル7と共に一体化されて製作されている。ユニットケース3は、底板8と、この底板8の前部に起立して設けられた前板9とを有している。
鍵盤部4は、図1〜図3に示すように、ユニットケース3の底板8上に配置された鍵盤シャーシ10と、この鍵盤シャーシ10上に上下方向に回転可能な状態で並列に配列された複数の鍵11とを有し、この複数の鍵11の各前端部が前板9に接近してその上方に少し突出した状態で、ユニットケース3上に配置されるように構成されている。
コンソールパネル7は、図1〜図3に示すように、鍵盤部4の後部から斜め後側上方に向けて傾斜した状態で配置されている。鍵盤蓋5は、鍵盤部4およびコンソールパネル7を開閉可能に覆うように構成されている。すなわち、この鍵盤蓋5は、前蓋12と後蓋13とを有し、この前蓋12と後蓋13とを蝶番14によって折り曲がり可能に連結した構成になっている。
蓋ガイド部6は、図1〜図3に示すように、ユニットケース3の側方に取り付けられており、鍵盤蓋5を開閉自在にガイドして鍵盤蓋5が鍵盤部4の上側を覆って閉じた際に、前蓋12と後蓋13とをほぼ平板状に配置し、且つ鍵盤蓋5が開いて鍵盤部4を上側に開放した際に、前蓋12と後蓋13とを蝶番14で折り曲げて後蓋13を鍵盤部4の後部に接近させて覆う状態で配置するように構成されている。すなわち、蓋ガイド部6は、一対のガイド板15にガイドレール16とガイド部材17とをそれぞれ設けた構成になっている。
この場合、ガイドレール16は、図1および図2に示すように、一対のガイド板15の内面にそれぞれ斜めに傾斜して設けられ、前蓋12の前端部に設けられたガイド軸12aと後蓋13の前端部に設けられたガイド軸13aとをガイドするように構成されている。すなわち、このガイドレール16は、鍵盤部4の前端部から鍵盤部4の後部上方に位置するコンソールパネル7の上方を経てその後方に位置する箇所に亘って傾斜した状態で、ガイド板15の内面に設けられている。
また、ガイド部材17は、図1〜図3に示すように、鍵盤部4の後端部の上部付近に位置する箇所のガイド板15の内面に設けられた支持軸18と、この支持軸18に回転自在に取り付けられたアーム部19と、このアーム部19の先端と後蓋13の後端とを連結する連結軸20と、ガイド板15に支持軸18を中心とする円弧状に設けられて連結軸20をガイドするガイド溝部21とを備えている。
これにより、蓋ガイド部6は、図1に示すように、鍵盤蓋5の前蓋12と後蓋13とが鍵盤部4の上側を覆って閉じた際に、前蓋12のガイド軸12aがガイドレール16の前端部に位置し、後蓋13のガイド軸13aがガイドレール16の中間部に位置し、後蓋13の後端部に位置する連結軸20がガイド溝部21の上端部に位置することにより、前蓋12と後蓋13とを前下がりに傾斜させた状態で平板状に配置するように構成されている。
また、この蓋ガイド部6は、図2に示すように、鍵盤蓋5の前蓋12と後蓋13とが開いて鍵盤部4を上側に開放した際に、前蓋12と後蓋13とが蝶番14で折れ曲がり、前蓋12のガイド軸12aが鍵盤部4の後部上方に位置するガイドレール16の箇所に位置し、後蓋13のガイド軸13aがガイドレール16の後端部に位置し、この後蓋13の後端部に位置する連結軸20がガイド溝部21の下端部に位置することにより、鍵盤部4の後部を覆うように、後蓋13を前蓋12に対し折り曲げて鍵盤部4の後部に接近させた状態で、垂下させて配置するように構成されている。このため、開蓋時には鍵盤蓋5がスピーカ26の音響空間に位置することを避ける構造にすることが可能になり、音響空間の性能を十分発揮することができる。
ところで、この鍵盤ユニット1は、図4〜図9に示すように、機種によって大きさや形状の異なる複数の本体ケース23〜25のいずれかが取り付けられるように構成されている。この複数の本体ケース23〜25は、それぞれ底板23a、24a、後板23b〜25b、天板23c〜25c、および一対の側板23d〜25dを備えている。これら底板23a、24a、後板23b〜25b、天板23c〜25c、および一対の側板23d〜25dは、それぞれ機種によって大きさおよび形状が異なっている。
すなわち、この複数の本体ケース23〜25のうち、第1本体ケース23は、図4および図5に示すように、その左右両側に脚部を有し、内部にスピーカ26が下向きに配置されるように構成されている。この場合、底板23aは、その前後方向の長さがスピーカ26の外径とほぼ同じ長さで形成され、鍵盤ユニット1の底板8の後端面にダボなどの連結部材(図示せず)によって取り付けられるように構成されている。
この第1本体ケース23の後板23bは、図5に示すように、鍵盤ユニット1の底板8から鍵盤蓋5の上面までの高さよりも少し高く形成され、底板23aの後端部上に起立して設けられている。天板23cは、その前後方向の長さが後板23bの上部から鍵盤ユニット1のコンソールパネル7の上方に位置する箇所に亘る長さで形成されている。
一対の側板23dは、図4に示すように、脚部を兼ねる縦長の平板であり、側板部27aと脚部27bとを備えている。この場合、側板部27aは、図5に示すように、ユニットケース3と本体ケース23との両方に跨って配置され、その内面に鍵盤ユニット1の蓋ガイド部6が取り付けられるように構成されている。
すなわち、この側板部27aは、図4および図5に示すように、その前後方向の長さがユニットケース3の前板9から本体ケース23の後板23bまでの長さで、高さが底板8および後側の底板23aから天板23cまでの高で形成されている。また、この側板23dの脚部27bは、その前後方向の長さが天板23cの前後方向の長さとほぼ同じ長さで、上下方向に長く形成されている。この場合、一対の脚部27bの後部間には、図4に示すように、補強板27cが設けられている。
また、複数の本体ケース23〜25のうち、第2本体ケース24は、高級な木材からなり、図6および図7に示すように、その左右両側および後部に脚部を有し、内部にスピーカ26が前向きに配置されるように構成されている。この場合、底板24aは、その前後方向の長さがスピーカ6の厚みとほぼ同じ長さで形成され、鍵盤ユニット1の底板8の後端面にダボなどの連結部材(図示せず)によって取り付けられるように構成されている。この底板24aと鍵盤ユニット1の底板8との境界部付近には、スピーカ26を取りけるための取付板28が起立して設けられている。
また、この第2本体ケース24の後板24bは、図6および図7に示すように、後部側の脚部を兼ねるものであり、底板24aの後端部に上下方向に沿って設けられている。すなわち、この後板24bは、底板24aの上側の高さがスピーカ26の外径よりも少し高く、且つ鍵盤ユニット1の底板8から鍵盤蓋5の上面までの高さよりも高く形成され、また底板24aの下側の高さが十分に長く形成されて脚部を形成するように構成されている。
天板24cは、図7に示すように、その前後方向の長さが後板24bの上部から鍵盤ユニット1のコンソールパネル7の上方に位置する箇所に亘る長さで形成されている。この天板24cの前端部には、前カバー部24eが設けられている。また、一対の側板24dは、図6に示すように、脚部を兼ねる縦長の平板であり、側板部29aと脚部29bとを備えている。この場合、側板部29aは、ユニットケース3と第2本体ケース24との両方に跨って配置され、その内面に鍵盤ユニット1の蓋ガイド部6が取り付けられるように構成されている。
すなわち、この側板部29aは、図7に示すように、その前後方向の長さがユニットケース3の前板9から第2本体ケース24の後板24bまでの長さで、高さが底板8および後側の底板24aから天板24cまでの高で形成されている。また、この側板24dの脚部29bは、図6に示すように、その前後方向の長さが天板24cの前後方向の長さとほぼ同じ長さで、上下方向に長く形成されている。この脚部29bは、その下端部がユニットケース3の前板9に対応する位置に延出されている。
さらに、複数の本体ケース23〜25のうち、第3本体ケース25は、図8および図9に示すように、ユニットケース3の下面にスピーカ26が上向きに配置されるように構成されている。この場合、スピーカ26は、ユニットケース3の下面に設けられたスピーカボックス26aによって覆われている。この第3本体ケース25は、後板25bがユニットケース3の底板8の後端部にダボなどの連結部材(図示せず)によって起立して設けられるように構成されている。
この後板25bは、図9に示すように、鍵盤ユニット1の底板8から鍵盤蓋5の上面までの高さとほぼ同じ高さで形成されている。また、天板25cは、その前後方向の長さが後板25bの上部から鍵盤ユニット1のコンソールパネル7の上方に位置する箇所に亘る長さで形成されている。
一対の側板25dは、図9に示すように、ユニットケース3と第3本体ケース25との両方に跨って配置され、その内面に鍵盤ユニット1の蓋ガイド部6が取り付けられるように構成されている。すなわち、この一対の側板25dは、その前後方向の長さがユニットケース3の前板9から本体ケース25の後板25bまでの長さで、高さが底板8および後側の底板23aから天板25cまでの高で形成されている。
次に、このような鍵盤楽器の作用について説明する。
まず、鍵盤楽器を構成する基本的な部品、すなわちユニットケース3、鍵盤部4、鍵盤蓋5、蓋ガイド部6、およびコンソールパネル7をユニット化して、鍵盤ユニット1を構成する。この場合には、底板8の前端部に前板9を起立させて取り付けることにより、ユニットケース3を構成する。
また、鍵盤シャーシ10上に複数の鍵11を上下方向に回転可能な状態で並列に配列することにより、鍵盤部4を構成する。この鍵盤部4の鍵盤シャーシ10をユニットケース3の底板8上に配置する。また、前蓋12と後蓋13とを蝶番14によって折り曲げ可能に連結することにより、鍵盤蓋5を構成する。さらに、鍵盤部4の両側に位置するユニットケース3の底板8上に一対の蓋ガイド部6を配置する。
そして、この一対の蓋ガイド部6間にコンソールパネル7を鍵盤部4の後部の上側に対応させて配置し、この状態で鍵盤蓋5を一対の蓋ガイド部6間に移動可能に取り付ける。このときには、前蓋12のガイド軸12aと後蓋13のガイド軸13aとを蓋ガイド部6のガイドレール16に移動可能に配置すると共に、後蓋13の後端部をガイド部材17に連結する。
この場合には、予め、鍵盤部4の後端部上に位置する箇所の蓋ガイド部6のガイド板15にガイド部材16の支持軸18を取り付けると共に、この支持軸18にアーム部19を回転自在に取り付ける。また、鍵盤部4の後方に位置する箇所の蓋ガイド部6のガイド板15にガイド部材17のガイド溝部21を設ける。この状態で、ガイド部材17のガイド溝部21によってガイドされる連結軸20で、鍵盤蓋5の後蓋13の後端部とアーム部材19の先端部とを連結する。これにより、鍵盤ユニット1が構成される。
このような鍵盤ユニット1では、鍵盤蓋5の前蓋12と後蓋13とが鍵盤部4の上側を覆って閉じる際に、蓋ガイド部6のガイドレール16が前蓋12のガイド軸12aおよび後蓋13のガイド軸13aをガイドし、前蓋12のガイド軸12aがガイドレール16の前端部に配置され、後蓋13のガイド軸13aがガイドレール16の中間部に配置され、後蓋13の後端部に位置する連結軸20がガイド部材17のアーム部19の回転に伴ってガイド溝部21の上端部に配置される。これにより、前蓋12と後蓋13が前下がりに傾斜した状態で平板状に配置される。
また、この鍵盤ユニット1では、鍵盤蓋5の前蓋12と後蓋13とが開いて鍵盤部4を上側に開放する際に、蓋ガイド部6のガイドレール16によって前蓋12と後蓋13とがガイドされながら蝶番14で折れ曲がり、前蓋12のガイド軸12aが鍵盤部4の後部上方に位置するガイドレール16の箇所に位置し、後蓋13のガイド軸13aがガイドレール16の後端部に位置し、この後蓋13の後端部に位置する連結軸20がガイド部材17のアーム部19の回転に伴ってガイド溝部21の下端部に配置される。これにより、後蓋13が鍵盤部4の後部を覆うように、折れ曲がって鍵盤部4の後部に接近した状態で垂下されて配置される。
そして、このような鍵盤ユニット1に複数の本体ケース23〜25のいずれかを取り付けて鍵盤楽器を構成する。この場合、複数の本体ケース23〜25のうち、例えば図4および図5に示すように、第1本体ケース23を鍵盤ユニット1に取り付ける際には、予め、底板23aの後端部に後板23bを起立させて取り付け、この底板23a上にスピーカ26を下向きに取り付ける。
この状態で、第1本体ケース23の両側部に一対の側板23dを取り付ける。このときには、一対の側板23dの各側板部27aを第1本体ケース23の底板23aと後板23bとに取り付ける。これにより、第1本体ケース23の底板23aと後板23bとが一対の側板23dの下部側に位置する各脚部27bによって支持される。
そして、この第1本体ケース23に鍵盤ユニット1のユニットケース3を取り付ける。このときには、まず、一対の側板23dの各側板部27aの内面に鍵盤ユニット1の蓋ガイド部6のガイド板15を取り付ける。この状態で、第1本体ケース23の底板23aの前端部をユニットケース3の底板8の後端部にダボなどの連結部材(図示せず)によって取り付けると共に、ユニットケース3の両側部に一対の側板23dを取り付ける。
すると、一対の側板23dは、その上部に位置する側板部27aがユニットケース3と第1本体ケース23との両方に跨った状態で取り付けられ、下部側に位置する脚部27bによってユニットケース3と第1本体ケース23とを支持する。この後、天板23cを一対の側板23dの上部と後板23bの上部に取り付ける。
これにより、鍵盤部4が上方に露出可能な状態で、鍵盤楽器が構成される。このように構成された鍵盤楽器では、鍵盤蓋5を開いて鍵盤部4を露呈させ、この状態で鍵盤部4の複数の鍵11を押鍵操作して演奏を行うと、その演奏に応じた楽音がスピーカ26から放音される。このときには、スピーカ26が第1本体ケース23内に下向きに配置されているので、高音側の音が下側に放音され、低音側の音が第1本体ケース23および鍵盤部4側から放音される。
この場合、第1本体ケース23内は、鍵盤蓋5によってユニットケース3に対して仕切られた状態になるため、スピーカ26の音響空間となる。すなわち、鍵盤蓋5を開いて鍵盤部4を露呈させると、鍵盤蓋5の前蓋12と後蓋13とが折れ曲がって鍵盤部4の後部を覆って状態になるので、この折れ曲がった前蓋12と後蓋13とによって第1本体ケース23とユニットケース3とがほぼ仕切られた状態になる。このため、スピーカ26から放音された高音側の音が第1本体ケース23の下側から放音され、低音側の音が第1本体ケース23の上側および鍵盤部4側から前側に向けて放音される。
また、複数の本体ケース23〜25のうち、例えば図6および図7に示すように、第2本体ケース24を鍵盤ユニット1に取り付ける際には、予め、底板24aの前端部に取付板28を起立させて取り付け、この取付板28にスピーカ26を前向きに取り付ける。この状態で、第2本体ケース24の両側部に一対の側板24dを取り付けると共に、第2本体ケース24の後部に後板24bを取り付ける。
このときには、一対の側板24dの各側板部29aを第2本体ケース24の底板24aに取り付ける。すると、第2本体ケース24の底板24aが一対の側板24dの下部側に位置する各脚部29bによって支持される。また、第2本体ケース24の底板24aの後端部に後板24bの上部側を取り付ける。すると、後板24bの下部側が脚部となり、この脚部の両側部を一対の側板24dの脚部29bに取り付ける。これにより、第2本体ケース24の底板24aが一対の側板24dの各脚部29bおよび後板24bの脚部によって支持される。
この状態で、第2本体ケース24に鍵盤ユニット1のユニットケース3を取り付ける。このときには、まず、一対の側板24dの各側板部29aの内面に鍵盤ユニット1の蓋ガイド部6のガイド板15を取り付ける。そして、底板24aの前端部をユニットケース3の底板8の後端部にダボなどの連結部材(図示せず)によって取り付けると共に、一対の側板24dの各側板部29aをユニットケース3の底板8に取り付ける。
これにより、一対の側板24dの側板部29aがユニットケース3と第2本体ケース24との両方に跨った状態で取り付けられ、この一対の側板24dの各脚部29bと後板24bの脚部とによってユニットケース3と第2本体ケース24とが支持される。この後、天板24cを一対の側板24dの上部と後板24bの上部に取り付ける。
これにより、鍵盤部4が上方に露出可能な状態で、鍵盤楽器が構成される。このように構成された鍵盤楽器では、鍵盤蓋5を開いて鍵盤部4を上側に露呈させ、この状態で鍵盤部4の複数の鍵11を押鍵操作して演奏を行うと、その演奏に応じた楽音がスピーカ26から放音される。このときには、スピーカ26が第2本体ケース24内に前向きに配置されているので、高音側の音が鍵盤部4側から前側に向けて放音され、低音側の音が第2本体ケース24から放音される。
この場合には、第2本体ケース24内が取付板28によってユニットケース3に対して仕切られているため、スピーカ26の音響空間となる。また、鍵盤蓋5を開いて鍵盤部4が露呈しているので、この鍵盤部4の複数の鍵11の隙間から楽音が前側に向けて放音される。このため、スピーカ26から放音された高音側の音が鍵盤部4の複数の鍵11の隙間から前側に向けて放音され、低音側の音が第2本体ケース24の上側、下側、後部側から放音される。
さらに、複数の本体ケース23〜25のうち、例えば図8および図9に示すように、第3本体ケース25を鍵盤ユニット1に取り付ける際には、まず、第2本体ケース25の後板25bをユニットケース3の底板8の後端部にダボなどの連結部材(図示せず)によって取り付ける。この状態で、ユニットケース3と第3本体ケース25との両側部に一対の側板25dを取り付ける。このときには、まず、一対の側板25dの内面に鍵盤ユニット1の蓋ガイド部6のガイド板15を取り付ける。
そして、一対の側板25dをユニットケース3の底板8と第3本体ケース25の後板25bとの両方に取り付ける。これにより、一対の側板25dは、ユニットケース3と第3本体ケース25との両方に跨った状態で取り付けられる。この後、天板25cを一対の側板25dの上部と後板25bの上部に取り付ける。この状態で、ユニットケース3の底板8の下面にスピーカ26を上向きに取り付ける。
これにより、鍵盤部4が上方に露出可能な状態で、鍵盤楽器が構成される。このように構成された鍵盤楽器では、鍵盤蓋5を開いて鍵盤部4を露呈させ、この状態で鍵盤部4の複数の鍵11を押鍵操作して演奏を行うと、その演奏に応じた楽音がスピーカ26から放音される。このときには、スピーカ26がユニットケース3に上向きに配置されているので、高音側の音が鍵盤部4側から前側に向けて放音され、低音側の音がユニットケース3から下側に向けて放音される。
このように、この鍵盤楽器の鍵盤ユニット1によれば、底板8および前板9を有するユニットケース3と、このユニットケース3の底板8上に配置された鍵盤部4と、前蓋12と後蓋13が蝶番14によって折り曲がり可能に連結されて鍵盤部4を開閉可能に覆う鍵盤蓋5と、この鍵盤蓋5を開閉自在にガイドして鍵盤蓋5が鍵盤部4の上側を覆った際に前蓋12と後蓋13とをほぼ平板状に配置し、且つ鍵盤蓋5が鍵盤部4を上側に開放した際に前蓋12と後蓋13とを折り曲げて鍵盤部4の後部を覆う状態で配置する蓋ガイド部6と、を備えているので、鍵盤楽器を構成する基本的な部品の共通化を図り、生産性の向上を図ることができる。
すなわち、この鍵盤ユニット1では、ユニットケース3、鍵盤部4、鍵盤蓋5、および蓋ガイド部6をユニット化し、鍵盤楽器を構成する基本的な部品の共通化を図ることができると共に、蓋ガイド部6によって鍵盤蓋5を開いた際に、鍵盤蓋5によって鍵盤部4の後部を覆って仕切ることができるので、スピーカ26などの付属部品の設置位置に応じて楽器ケースの大きさや形状が異なっても、その機種ごとに異なる部分のみを増設するだけで、簡単に楽器を製作することができ、これにより生産性の向上を図ることができると共に、低コスト化を図ることができる。
この場合、鍵盤ユニット1は、ユニットケース3、鍵盤部4、鍵盤蓋5、および蓋ガイド部6のほかに、更にコンソールパネル7をもユニット化することにより、より多くの部品の共通化を図ることができ、これにより楽器の製作の簡素化を図ることができるので、より一層、生産性の向上を図ることができると共に、低コスト化を図ることができる。
また、鍵盤蓋5は、蓋ガイド部6によってガイドされて鍵盤部4を上側に開放した際に、前蓋12と後蓋13とが蝶番14によって折れ曲がり、この折れ曲がった後蓋13が鍵盤部4の後部に接近した状態で垂下されて配置されていることにより、鍵盤部4の後部を確実に且つ良好に覆うことができると共に、鍵盤ユニット1全体をコンパクトに構成することができる。このため、機種ごとに大きさおよび形状の異なる複数の本体ケース23〜25のいずれかが増設されても、その増設された本体ケース23〜25とユニットケース3とを良好に仕切りことができる。
このように、この鍵盤楽器によれば、上述した鍵盤ユニット1を備え、この鍵盤ユニット1のユニットケース3に、機種によって大きさおよび形状が異なる複数の本体ケース23〜25のいずれかが取り付けられている構成であるから、機種ごとに異なる複数の本体ケース23〜25のいずれかを取り付けるだけで、簡単に且つ容易に所望する楽器を製作することができ、これにより生産性の向上を図り、低コスト化を図ることができる。
すなわち、この鍵盤楽器では、複数の本体ケース23〜25がそれぞれ底板23a、24a、後板23b〜25b、天板23c〜25c、および一対の側板23d〜25dを備え、これら底板23a、24a、後板23b〜25b、天板23c〜25c、および一対の側板23d〜25dはそれぞれ機種によって大きさおよび形状が異なっているので、スピーカ26などの付属部品を設置する際に、その状況に応じた最適な位置に設置することができる。
この場合、複数の本体ケース23〜25のうち、例えば第1本体ケース23は、その内部にスピーカ26を下向きに配置することができ、また第2本体ケース24は、その内部にスピーカ26を前向きに配置することができ、さらに第3本体ケース25は、スピーカ26をユニットケース3の下面に上向きに配置することができる。
また、複数の本体ケース23〜25のいずれかとユニットケース3との両側部には、その両方に跨る一対の側板23d〜25dがそれぞれ設けられていることにより、機種によって楽器ケースの大きさおよび形状が異なっていても、一対の側板23d〜25dによって複数の本体ケース23〜25いずれかとユニットケース3とを強固に連結して取り付けることができると共に、用途に応じた楽器ケースを提供することができる。
この場合、第1〜第3の各本体ケース23〜25における各一対の側板23d〜25dのうち、例えば第1、第2の各本体ケース23、24における一対の側板23d、24dはそれぞれ脚部27b、29bを有しているので、この一対の側板23d、24dの各脚部27b、29bによってユニットケース3および第1、第2の各本体ケース23、24を所定の高さに確実に且つ良好に支持することができる。
また、第1〜第3の各本体ケース23〜25における各一対の側板23d〜25bの各内面には、蓋ガイド部6がそれぞれ設けられていることにより、蓋ガイド部6を確実に且つ強固に固定することができ、これにより鍵盤蓋5を安定した状態でユニットケース3内に確実に保持することができると共に、鍵盤蓋5を円滑に且つ良好に開閉操作することができるほか、外観的にデザイン的にも好ましいものを得ることができる。
また、第1、第2の各本体ケース23、24内には、スピーカ26が機種ごとに異なる位置にそれぞれ配置されていることにより、機種が異なっても、スピーカ26を最適な位置に設置することができる。例えば、第1、第2の各本体ケース23、24のうち、第1本体ケース23は、その内部にスピーカ26を下向きに配置することができ、また第2本体ケース24は、その内部にスピーカ26を前向きに配置することができる。
さらに、ユニットケース3および第3本体ケース25における一方、例えばユニットケース3の下面には、スピーカ26が配置されていることにより、第3本体ケース25をコンパクトに構成することができると共に、第3本体ケース25の構造を簡素化することができるので、楽器を簡単に且つ容易に製作することができ、これにより生産性の向上を図り、低コスト化を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、スピーカ26を第1、第2の各本体ケース23、24の内部およびユニットケース3の下面に設けた場合について述べたが、これに限らず、例えば第1、第2の各本体ケース23、24の下面にスピーカ26を上向きに設けても良く、また第1、第2の各本体ケース23、24とユニットケース3との両方に跨ってスピーカ26を設けた構成であっても良い。
また、上述した実施形態では、鍵盤楽器に付属部品としてスピーカ26を設けた場合について述べたが、必ずしもスピーカ26を設ける必要はなく、鍵盤楽器をシンセサイザーなどの外部機器と電気的に接続し、その外部機器のスピーカに接続するように構成しても良い。また、付属部品は必ずしもスピーカ26である必要はなく、回路基板を内蔵した基板ボックスであっても良い。
さらに、上述した実施形態では、鍵盤蓋5が前蓋12と後蓋13とを蝶番14で連結した場合について述べたが、これに限らず、例えば多数の蓋部に分割し、この分割された蓋部をそれぞれ蝶番14などの屈曲可能な連結部材で順次連結した構成であっても良い。
なおまた、上述した実施形態では、蓋ガイド部6がユニットケース3の側方に取り付けられているが、鍵盤シャーシ10に取り付けられる構成であっても良い。
さらに、上述した実施形態では、コンソールパネル7が鍵盤ユニット1に一体となっているが、機種によって変更することも考えられるため、必ずしも一体である必要はない。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、底板を有するユニットケース、鍵盤シャーシ、複数の鍵が並列に配列された鍵盤部、および複数の蓋部が折り曲がり可能に連結される鍵盤蓋をガイドする蓋ガイド部が一体に形成され、
前記蓋ガイド部は前記鍵盤蓋が前記鍵盤部の上側を覆った際に前記複数の蓋部をほぼ平板状に配置し、且つ前記鍵盤蓋が前記鍵盤部の上側を開放した際に前記複数の蓋部を折り曲げて前記鍵盤部の後部を覆う状態で配置する、
ことを特徴とする鍵盤ユニットである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載された鍵盤ユニットにおいて、前記鍵盤蓋は、前記蓋ガイド部によってガイドされて前記鍵盤部を上側に開放した際に、前記複数の蓋部が折れ曲がって前記鍵盤部の後部に接近した状態で配置されていることを特徴とする鍵盤ユニットである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載された鍵盤ユニットを備え、この鍵盤ユニットの前記ユニットケースに、機種によって大きさおよび形状が異なる複数の本体ケースのいずれかが、取り付けられていることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の鍵盤楽器において、前記複数の本体ケースはそれぞれ後板、側板、および天板を備え、これら後板、側板、および天板はそれぞれ機種によって大きさおよび形状が異なっていることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項5に記載の発明は、請求項3または請求項4に記載の鍵盤楽器において、前記側板は前記ユニットケースと前記本体ケースとの両側部にその両方に跨った状態で設けられていることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の鍵盤楽器において、前記側板の内面には、前記蓋ガイド部がそれぞれ設けられていることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項7に記載の発明は、請求項3〜請求項6のいずれかに記載の鍵盤楽器において、前記複数の本体ケース内にはスピーカが配置され、前記鍵盤蓋は、前記鍵盤部の上側を開放した際に、前記スピーカによって形成される音響空間を避けて位置することを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項8に記載の発明は、請求項3〜請求項7のいずれかに記載の鍵盤楽器において、前記ユニットケースおよび前記本体ケースの少なくとも一方の下面にはスピーカが配置され、前記鍵盤蓋は、前記鍵盤部の上側を開放した際に、前記スピーカによって形成される音響空間を避けて位置することを特徴とする鍵盤楽器である。
1 鍵盤ユニット
3 ユニットケース
4 鍵盤部
5 鍵盤蓋
6 蓋ガイド部
7 コンソールパネル
8 底板
9 前板
10 鍵盤シャーシ
11 複数の鍵
12 前蓋
13 後蓋
14 蝶番
15 ガイド板
16 ガイドレール
17 ガイド部材
23〜25 第1〜第3の各本体ケース
23a〜25a 底板
23b〜25b 後板
23c〜25c 天板
23d〜25d 側板
26 スピーカ
28 取付板

Claims (4)

  1. 第1の底板を有するユニットケースと、鍵盤シャーシと、複数の鍵が並列に配列された鍵盤部と、複数の蓋部が折り曲がり可能に連結される鍵盤蓋と、前記鍵盤蓋が前記鍵盤部の上側に覆った際に、前記複数の蓋部の折り曲げを解除するよう前記鍵盤蓋をガイドし、且つ前記鍵盤蓋が前記鍵盤部の上側を開放した際に、前記複数の蓋部の少なくとも一部を、前記鍵盤部後部でかつ前記底板方向に向けることによって、前記鍵盤部後方の前記ユニットケース内に収納するように、前記鍵盤蓋を折り曲げてガイドする蓋ガイド部と、を備えた鍵盤ユニットと、
    スピーカが下向きに取り付けられた第2の底板と、当該第2底板の後端部に起立させて取り付けられた後板と、前記第2の底板及び後板に取り付けられた一対の第1の側板と、を備えた本体ケースと、
    を備え、
    前記本体ケースの底板の前端部に前記ユニットケースの底板の後端部が取り付けられるとともに、前記ユニットケースと前記本体ケースの両側部との両方に跨って一対の側板が取り付けられ、かつ当該一対の側板と前記後板の上部とに天板が取り付けられることにより、当該本体ケース内を前記スピーカの音響空間とすることを特徴とする鍵盤楽器。
  2. 請求項1に記載された鍵盤楽器において、前記鍵盤蓋は、前記蓋ガイド部によってガイドされて前記鍵盤部の上側を開放した際に、前記複数の蓋部が折れ曲がって前記鍵盤部の後部に接近した状態で配置されていることを特徴とする鍵盤楽器
  3. 第1の底板を有するユニットケースと、鍵盤シャーシと、複数の鍵が並列に配列された鍵盤部と、複数の蓋部が折り曲がり可能に連結される鍵盤蓋と、前記鍵盤蓋が前記鍵盤部の上側に覆った際に、前記複数の蓋部の折り曲げを解除するよう前記鍵盤蓋をガイドし、且つ前記鍵盤蓋が前記鍵盤部の上側を開放した際に、前記複数の蓋部の少なくとも一部を、前記鍵盤部後部でかつ前記底板方向に向けることによって、前記鍵盤部後方の前記ユニットケース内に収納するように、前記鍵盤蓋を折り曲げてガイドする蓋ガイド部と、を備えた鍵盤ユニットと、
    第2の底板と、当該第2の底板の前端部に起立させて取り付けられるとともにスピーカが前向きに取り付けられた取付板と、前記第2底板の後端部に起立させて取り付けられた後板と、前記第2の底板及び後板に取り付けられた一対の第1の側板と、を備えた本体ケースと、
    を備え、
    前記本体ケースの底板の前端部に前記ユニットケースの底板の後端部が取り付けられるとともに、前記ユニットケースと前記本体ケースの両側部との両方に跨って一対の側板が取り付けられ、かつ当該一対の側板と前記後板の上部とに天板が取り付けられることにより、当該本体ケース内を前記スピーカの音響空間とすることを特徴とする鍵盤楽器。
  4. 請求項3に記載の鍵盤楽器において、前記鍵盤蓋は、前記蓋ガイド部によってガイドされて前記鍵盤部の上側を開放した際に、前記複数の蓋部が折れ曲がって前記鍵盤部の後部に接近した状態で配置されていることを特徴とする鍵盤楽器。
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