JP7172424B2 - 電子鍵盤楽器 - Google Patents

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本発明は、電子鍵盤楽器に関する。
従来、電子鍵盤楽器の打鍵時の感触をアコースティックの鍵盤楽器のものに近づける目的で、鍵への打鍵操作に応じて揺動するハンマー部材を設けたものが知られている。
この種の電子鍵盤楽器においては、ハンマー部材の動作機構をケース内部に設ける必要があるため、例えば電池やスピーカー等の電子部品の収容スペースを確保することが特に難しくなる。
そこで、例えば特許文献1に記載の電子鍵盤楽器では、鍵盤と下ケースの底板との間に電子部品の収容スペースを設けることにより、このスペースを鍵盤の後方や下ケースの下方に設ける場合に比べ、外形の小型化を図っている。
特開2008-102494号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の電子鍵盤楽器では、電子部品の収容スペースの上方にハンマー部材の動作機構が配置されるため、上下方向の小型化を図ることが難しい。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、ハンマーアクション付きの電子鍵盤楽器において、電子部品の収容スペースを確保しつつ好適に小型化を図ることを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子鍵盤楽器は、
複数の鍵と、
前記複数の鍵に対応して設けられ、対応する鍵の下部に設けられた回動軸を中心に回動可能に軸支され、前記回動軸よりも前側にある連結部が前記鍵の押下により押し下げられることに応じて前記回動軸よりも後側にある錘部が上昇するように各々が構成された複数のハンマー部材と、
前記複数の鍵及び前記複数のハンマー部材を収容する楽器ケースと、
を備え、
前記連結部の動作範囲の下限位置は、前記錘部の動作範囲の下限位置よりも上側に位置しており、
前記楽器ケースの内部のうち、前記鍵の動作範囲の下限位置よりも下側であって前記回動軸よりも前側の部分に、第1の電子部品を収容する第1電子部品収容部が設けられている。
本発明によれば、ハンマーアクション付きの電子鍵盤楽器において、電子部品の収容スペースを確保しつつ好適に小型化を図ることができる。
実施形態における電子鍵盤楽器の斜視図である。 図1に示す電子鍵盤楽器の分解斜視図である。 図2のIII-III線での電子鍵盤楽器の断面図であって、(a)が常態(離鍵時)のものであり、(b)が打鍵時のものである。 図1に示す電子鍵盤楽器の背面図である。 (a)背面を接地させた状態での電子鍵盤楽器の左側面図であり、(b)下面図である。 電池ボックスがない左右方向位置における下部ケースの側断面図である。 (a)鍵盤シャーシの下面図であり、(b)鍵盤シャーシのうち電池ボックスに対応する部分を拡大した斜視図である。 電池ボックスがある部分における鍵盤シャーシと下部ケースとの固定構造を説明するための部分断面図である。
以下、図1から図8を参照しつつ、本発明に係る電子鍵盤楽器の一実施形態について説明する。本実施形態では、電子鍵盤楽器が電子ピアノやキーボード等である場合を例として説明する。
なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本実施形態における電子鍵盤楽器1の斜視図であり、図2は、図1に示す電子鍵盤楽器1の分解斜視図であり、図3は、図2のIII-III線での電子鍵盤楽器1の断面図であって、(a)が常態(離鍵時)のものであり、(b)が打鍵時のものである。また、図4は、電子鍵盤楽器1の背面図であり、図5(a),(b)は、背面を接地させた状態での電子鍵盤楽器1の左側面図及び下面図である。なお、本実施形態においては、上下、左右及び前後は図1~図4に示した向きをいうものとする。
図1~図3(a),(b)に示すように、本実施形態の電子鍵盤楽器1は、複数の鍵21を備える鍵盤ユニット2と、鍵盤ユニット2が配置される下部ケース3と、鍵盤ユニット2を収容する空間を有し、下部ケース3の上に配置される上部ケース5とを備えている。
鍵盤ユニット2は、白鍵21a及び黒鍵21bからなる複数の鍵21と、複数のハンマー部材22とを備えている。
複数の鍵21は、電子鍵盤楽器1の長手方向(図1及び図2に示す左右方向)に並行に配列され、当該複数の鍵21を支持する鍵盤シャーシ23に上側から組み付けられている。各鍵21は、前後方向に延在するように配置されて、後端部が鍵盤シャーシ23上部後端の軸支部231に軸支されており、打鍵時にはこの軸支部231回りに上下方向に回動(又は揺動)可能となっている。
より詳しくは、鍵盤シャーシ23の前部には白鍵21aの回動範囲を規定する上側ストッパ232及び下側ストッパ233が配置されており、白鍵21aの前部下端が上側ストッパ232に当接する上限位置K1と、当該前部下端が下側ストッパ233に当接する下限位置K2との間の範囲内で、白鍵21aが回動するようになっている。また、黒鍵21bの回動範囲も、図示しない上側ストッパ及び下側ストッパにより、白鍵21aの回動範囲と同程度に規定されるようになっている。
複数のハンマー部材22は、複数の鍵21に対応して設けられ、対応する鍵21の動きに応じて動作して当該鍵21にアクション荷重を付与する。
具体的に、各ハンマー部材22は、前後方向に長尺な形状に形成されている。
各ハンマー部材22は、前端よりもやや後側の部分において、鍵盤シャーシ23に固定されるハンマー支持部材24に軸支されており、対応する鍵21の下部に設けられたハンマー支持部材24の回動軸241回りに上下方向に回動する。
各ハンマー部材22の後端部は、予め定められた重量を有する錘部221となっている。この錘部221の後端位置(ハンマー部材22の回動範囲における後端)H5は、鍵21の後端位置K3よりも前側に位置している。ただし、この錘部221の後端位置H5は、後述する電子部品収容スペース55を圧迫しないように、鍵21の後端位置K3と前後方向の位置がほぼ一致していればよく、多少であれば鍵21の後端位置K3よりも後方に位置していてもよい。
各ハンマー部材22の前端部は、対応する鍵21に連結された連結部222となっている。この連結部222は、白鍵21aの前後方向中央よりやや前側であって、黒鍵21bの前端にあたる前後方向位置に配置されている。
このような構成により、ハンマー部材22は、対応する鍵21への打鍵操作が行われてこの鍵21が押し下げられると、当該鍵21に連結された連結部222が押し下げられ、回動軸241を中心に錘部221が上昇する方向に回動する。また、打鍵操作が止んで離鍵されると、ハンマー部材22は、錘部221の自重によって当該錘部221が下降する方向に回動する。
このとき、ハンマー部材22の回動は、錘部221が上側ストッパ225及び下側ストッパ226と当接する範囲内に規制される。より詳しくは、錘部221の回動範囲は、当該錘部221が上側ストッパ225に当接する上限位置H1と、下側ストッパ226に当接する下限位置H2との間に規制される。同様に、連結部222の回動範囲は、錘部221が上側ストッパ225に当接する下限位置H3と、錘部221が下側ストッパ226に当接する上限位置H4との間に規制される。連結部222の回動範囲の下限位置H3は、錘部221の回動範囲の下限位置H2よりも上側に位置している。なお、連結部222の回動範囲の下限位置H3とは、連結部222と連結された鍵21側の部分を含むその最下部の位置をいうものとする。
また、ハンマー部材22の錘部221は、回動範囲の上限位置H1にあるときに当該錘部221の上面が鍵盤シャーシ23の上面に略平行(略水平)になり、かつ、回動範囲の下限位置H2にあるときには当該錘部221の下面が楽器ケース30(下部ケース3)の下面に対して略平行(略水平)になるように、その側面視形状が三角形状に形成されている。
下部ケース3及び上部ケース5は、ねじ止め固定等により互いに一体化されて、電子鍵盤楽器1の外装部分であり内部に鍵盤ユニット2を収容する楽器ケース30を構成する。
本実施形態において、下部ケース3及び上部ケース5は、例えばポリスチレン (polystyrene)(PS)やABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合合成樹脂)等の各種樹脂によってそれぞれ一体的に形成されている。下部ケース3及び上部ケース5を形成する手法は特に限定されないが、例えば金型を用いた一体成型等により形成される。
このように、下部ケース3及び上部ケース5をそれぞれ一体的に形成することにより、楽器ケース30を簡易に製造できるとともに、部材間の継ぎ目が下部ケース3と上部ケース5との接合部分以外には表に現れず、美しい外観に仕上げることができる。
上部ケース5は、ほぼ枠状に一体的に形成されており、下部ケース3の上に配置される。
上部ケース5は、背面板51と、前面板52とを有している。
背面板51は電子鍵盤楽器1の後ろ側(奥側)の面を構成し、前面板52は電子鍵盤楽器1の前側(手前側)の面を構成しており、背面板51と前面板52とは、互いに対向している。
なお、前面板52は、上部ケース5が下部ケース3の上部に組み付けられた際に鍵盤ユニット2の鍵21の前側に配置され、ピアノにおける口棒として機能する。
また、上部ケース5の両側部は、側面部53となっている。
さらに、上部ケース5の上側には、背面板51の上端部から楽器前方に向かって延出する上面板54が設けられている。上面板54は前後方向の中程よりやや後側まで延出しており、そこよりも前側の開口部からは鍵盤ユニット2の複数の鍵21が露出している。また、上面板54の左右方向中央には、各種操作子や表示部が配列されたコンソール部60が設けられている。
図4に示すように、背面板51の楽器背面(後面)には、音声が出力されるスピーカー部511と、各種の接続端子61が配置された端子部512とが設けられている。スピーカー部511は背面板51の左右両端に配置され、周囲の背面板51部分とほぼ面一(少なくとも後方に突出していない)となっている。端子部512は背面板51の左右方向中央部に配置され、接続端子61が周囲の背面板51部分よりも後方に突出しないように、やや凹んでいる。
また、背面板51の楽器背面は、スピーカー部511と端子部512を除くほぼ全面が平坦部となっている。そして、スピーカー部511と端子部512はこの平坦部から突出してはいない。そのため、図5(a),(b)に示すように、背面板51の平坦部を接地させた状態で電子鍵盤楽器1を起立させることができる。なお、楽器ケース30の楽器背面が、接地させて電子鍵盤楽器1を起立可能な平坦部を有していればよく、楽器ケース30の構造によっては上部ケース5でなく下部ケース3に平坦部が設けられていてもよいし、この背面における平坦部の位置や面積等も特に限定されない。
一方、背面板51のケース内面(前面)には、図2及び図3に示すように、スピーカーユニット62と回路基板63とが取り付けられている。より詳しくは、楽器ケース30の内部のうち鍵21の後端位置K3よりも後側の部分が電子部品収容スペース55となっており、この電子部品収容スペース55内にスピーカーユニット62と回路基板63とが収容されている。本実施形態では、上述のとおり、ハンマー部材22の回動範囲の後端位置H5が鍵21の後端位置K3よりも前側に位置している(ハンマー部材22の回動範囲の後端位置H5と鍵21の後端位置K3との前後方向の位置がほぼ一致している)。そのため、楽器ケース30内の後部に電子部品収容スペース55を確保しやすくすることができ、ひいては楽器ケース30の外形をコンパクトに構成することができる。
下部ケース3は、左右方向に長尺なほぼ平板状に構成されており、上面に鍵盤ユニット2が配置される。
図2に示すように、下部ケース3には、上方向に突出し内部に下部ケース3の表裏に貫通する孔が形成されたボス部31が、下部ケース3の外周縁に沿って複数設けられている。また、下部ケース3の前側の端縁には、下部ケース3の表裏に貫通するねじ孔32が複数形成されている。なお、ボス部31やねじ孔32の設けられる位置や数は特に限定されず、図示例に限られない。
本実施形態において、上部ケース5の裏面側にはこのボス部31及びねじ孔32に対応する位置に図示しないねじ孔が形成されている。そして、ボス部31にはねじ71が、ねじ孔32にはねじ72が、それぞれ下部ケース3の下面側(電子鍵盤楽器1の底面側)から挿通され、上部ケース5側のねじ孔に螺着されることにより、これらねじ71及びねじ72によって、下部ケース3と上部ケース5とがねじ止め固定されるようになっている。
また、下部ケース3において鍵盤ユニット2が配置される部分には、下部ケース3の表裏に貫通するねじ孔33が形成されている。鍵盤ユニット2の鍵盤シャーシ23にはこのねじ孔33に対応する位置に図示しないねじ孔が形成されており、このねじ孔33に上方向及び下方向の少なくとも一方からねじ73が挿通されることにより、鍵盤ユニット2が下部ケース3上にねじ止めされ、固定されるようになっている。また、後述するねじ372(図8参照)によっても、鍵盤ユニット2の鍵盤シャーシ23と下部ケース3とが固定されるようになっている。なお、ねじ孔33の設けられる位置や数は特に限定されず、図示例に限られない。
図6は、後述する電池ボックス37がない左右方向位置における下部ケース3の側断面図である。
下部ケース3には、図2及び図6に示すように、長手方向(左右方向)に沿った複数列のチャンネル部が形成されている。チャンネル部は、主に下部ケース3の剛性(特に長手方向での曲げや捩りに対する剛性)を高める目的で、底面(下面)から突出しないように上方(ケース内側)への凸状かつ下方への凹状に底板を凹凸させたものである。
本実施形態の下部ケース3には、前端に位置する第1チャンネル部35と、前後方向の中央よりやや前側に位置する第2チャンネル部36とが設けられている。
このうち、第1チャンネル部35は、下部ケース3のうち、左右方向における後述の電池ボックス37が設けられた部分を除くほぼ全域に亘る範囲であって、電池ボックス37が設けられた前後方向位置に設けられている。つまり、第1チャンネル部35と後述の電池ボックス37とは、左右方向に互いに連なるようにして、下部ケース3の左右方向のほぼ全長に亘って設けられている。
一方、第2チャンネル部36は、比較的に前後に幅広に形成されつつ、下部ケース3の左右方向ほぼ全長に亘って延在するように設けられている。この第2チャンネル部36は、図3(a)、(b)に示すように、下部ケース3のうち、ハンマー支持部材24の回動軸241に対応する位置であって、後述の電池ボックス37と錘部221との間の前後方向位置に設けられており、ハンマー支持部材24を下から支持している(本実施形態では、ハンマー支持部材24とねじ固定されている)。
図3(a)、(b)及び図5に示すように、下部ケース3のうち、前側の端部であって左右方向のほぼ中央には、複数の電池7を収容する電池ボックス37が設けられている。
具体的に、電池ボックス37は、複数の鍵21及び複数のハンマー部材22のいずれの動作にも干渉しないように、左右方向と直交する平面内において、複数の鍵21及び複数のハンマー部材22のいずれの動作範囲(回動範囲)からも外れた位置に配置されている。より詳しくは、電池ボックス37は、鍵21(白鍵21a)の動作範囲の下限位置K2よりも下側に配置されることで鍵21との干渉が回避され、同時にハンマー部材22の連結部222の動作範囲の前端位置H6よりも前側に配置されることでハンマー部材22との干渉が回避されている。
なお、電池ボックス37は、楽器ケース30の内部空間のうち、鍵21(白鍵21a)の動作範囲の下限位置K2よりも下側であって、ハンマー部材22の回動軸241よりも前側の部分に配置されていればよい。この場合、電池ボックス37の後端位置B1は、回動軸241よりも前側であれば、連結部222の前端位置H6よりも後ろに位置していてもよい。これにより、電池ボックス37と鍵21との干渉を回避できるのは勿論のこと、錘部221よりも動作範囲の下限位置が高い連結部222のある回動軸241の前側に電池ボックス37を配置したので、電池ボックス37とハンマー部材22との干渉を回避しつつ、より上下に広い収容スペースを確保することができる。
ただし、電池ボックス37とハンマー部材22との干渉回避においては、電池ボックス37が連結部222の動作範囲の下限位置H3よりも下側に配置されることが好ましく、本実施形態のように連結部222の動作範囲の前端位置H6よりも前側に配置されることがより好ましい。電池ボックス37を連結部222の動作範囲の前端位置H6よりも前側に配置することで、連結部222の動作範囲の下限位置H3より下側に配置する場合に比べ、電池ボックス37の高さをより高く確保することができる。
また、電池ボックス37の位置は、ピアノにおける口棒のある楽器ケース30の前側の位置であって、背面板51を下にして楽器ケース30を起立させた状態で電池交換可能な位置となっている(図4参照)。
この電池ボックス37は、下部ケース3の底板を下方への凹状に凹凸させた形状とすることにより、下部ケース3の底面に露出しつつ底面に対して凹状に形成されている。そして、この凹部の開口部を蓋部材38で閉塞させることにより、内部に複数の電池7を収容する空間が画成されている。本実施形態の電池ボックス37は、円形の電池7を包むような湾曲した形状に形成されるとともに、電池7の長手方向が左右方向を向くようにして、前後に2列、左右に3列の合計6個の電池7を収容できるようになっている。電池ボックス37内の上面には、前後2列の電池7の間を分離する隆起部39が左右方向に延在するように設けられており、この隆起部39により、前後2列の電池7を好適に分離して収容しつつ下部ケース3の剛性を高めることができる。
また、電池ボックス37は、下部ケース3上に敷設された図示しない電源ケーブルを通じて回路基板63と電気的に接続されており、電池7の電力が回路基板63に供給される。回路基板63は、電源ケーブルの長さが短くなるように、電池ボックス37に対応する左右方向の位置(ほぼ中央)に設けられている。
また、電池ボックス37は、上述したように、第1チャンネル部35と同様に下部ケース3を凹凸させた形状であるため、一定程度の剛性向上効果は期待できる。しかし、電池ボックス37は、内部に収容する電池7のサイズ等によって形状が制限されてしまい、左右方向に連なる第1チャンネル部35と同様の形状に形成することは難しい。そのため、左右方向のうち電池ボックス37の部分において、下部ケース3の剛性が低下してしまうおそれがある。
そこで、本実施形態の電子鍵盤楽器1では、下部ケース3の上方に配置される鍵盤ユニット2の鍵盤シャーシ23を利用して下部ケース3の剛性を補う構造を採っている。以下にこの構造について説明する。
図7(a)は、鍵盤シャーシ23の下面図であり、図7(b)は、鍵盤シャーシ23のうち電池ボックス37に対応する部分を拡大した斜視図である。また、図8は、電池ボックス37がある部分における鍵盤シャーシ23と下部ケース3との固定構造を説明するための部分断面図である。
図7(a),(b)に示すように、鍵盤シャーシ23の前側部分には、下方に凹状に設けられるとともに左右方向に沿って延在する溝部234が、鍵盤シャーシ23のほぼ全長に亘って設けられている。この溝部234は、下部ケース3の第1チャンネル部35が嵌るように、第1チャンネル部35に対応する前後方向位置に設けられている。
溝部234のうち、電池ボックス37に対応する左右方向位置には、当該溝部234を仕切るように前後方向に立設された補強リブ235が設けられている。本実施形態では、6つの補強リブ235がほぼ等間隔で設けられている。また、溝部234内のうち、隣り合う補強リブ235の間には、下方向きのねじ孔236が形成されている。そして、図8に示すように、電池ボックス37の挿通孔371に下方から挿通させたねじ372を鍵盤シャーシ23のねじ孔236に螺合させることにより、下部ケース3と鍵盤シャーシ23が電池ボックス37の近傍において締結されるようになっている。
このように、鍵盤シャーシ23のうち電池ボックス37に対応する部分に剛性を高める補強リブ235を立設したうえで、鍵盤シャーシ23と下部ケース3とを電池ボックス37の近傍で締結固定することにより、電池ボックス37の配置によって懸念される下部ケース3の剛性低下を抑制することができる。
なお、補強リブ235は、鍵盤シャーシ23の剛性を向上させるものであればその数量や形状は特に限定されない。また、鍵盤シャーシ23と下部ケース3を固定するねじ372及びねじ孔236の位置は、電池ボックス37の近傍(電池ボックス37自体の位置を含むその近傍)であれば特に限定はされない。さらに言えば、鍵盤シャーシ23と下部ケース3とは固定されていればよく(補強リブ235による下部ケース3の剛性向上効果が得られ)、その固定位置は電池ボックス37の近傍でなくともよい。ただし、鍵盤シャーシ23と下部ケース3とが電池ボックス37からより近い位置でより強固に固定されるのが好ましいのはもちろんである。
以上のように、本実施形態の電子鍵盤楽器1によれば、複数の鍵21及び複数のハンマー部材22を収容する楽器ケース30の内部のうち、鍵21の動作範囲の下限位置K2よりも下側であってハンマー部材22の回動軸241よりも前側の部分に、電池7を収容する電池ボックス37が設けられている。また、ハンマー部材22の連結部222の動作範囲の下限位置H3は、錘部221の動作範囲の下限位置H2よりも上側に位置している。
これにより、鍵21とハンマー部材22のいずれの動作範囲にも干渉しないように電池ボックス37を配置することができる。また、錘部221よりも動作範囲の下限位置が高い連結部222のある回動軸241の前側に電池ボックス37が配置されるため、電子部品の収容スペースがハンマー部材の下方に配置されていた従来に比べ、より上下に広い収容スペースを確保することができ、ひいては楽器ケース30の外形を上下方向にコンパクトに構成することができる。
したがって、ハンマーアクション付きの電子鍵盤楽器1において、電池7の収容スペースを確保しつつ好適に小型化を図ることができる。
また、電池ボックス37が連結部222の動作範囲の下限位置H3よりも下側に設けられているので、電池ボックス37とハンマー部材22との干渉を確実に防ぐことができる。
さらに、電池ボックス37が連結部222の動作範囲の前端位置H6よりも前側に設けられているので、電池ボックス37を連結部222の動作範囲の下限位置H3よりも下側に配置する場合に比べ、電池ボックス37の高さをより高く確保することができる。
また、ハンマー部材22の動作範囲の後端位置H5が鍵21の後端位置K3よりも前側に位置しており、楽器ケース30の内部のうち鍵21の後端位置K3よりも後側に、スピーカーユニット62や回路基板63を収容する電子部品収容スペース55が設けられている。
そのため、楽器ケース30内の後部に電子部品収容スペース55を確保しやすくすることができ、ひいては楽器ケース30の外形をコンパクトに構成することができる。
また、ハンマー部材22の錘部221が動作範囲の下限位置H2にあるときには、錘部221の下面が楽器ケース30(下部ケース3)の下面に対して平行になっている。
そのため、錘部221を大きくした場合であっても、楽器ケース30の下部に錘部221を効果的に収めることができ、楽器ケース30を上下方向にコンパクトに構成することができる。
また、楽器ケース30(上部ケース5)が、背面を接地させて起立可能なように背面板51の楽器背面に平坦部を有しているので、電子鍵盤楽器1を起立させて下部ケース3の底面に露出した電池ボックス37を正面に向けることでき、ひいては電池7の交換を容易に行うことができる。
さらに、電池ボックス37が楽器ケース30の前側の位置であって、背面板51を下にして楽器ケース30を起立させた状態で電池交換可能な位置に設けられているので、電池7の交換をより一層容易に行うことができる。
また、電池ボックス37が下部ケース3の底板を下方への凹状に凹凸させた部分であるので、この電池ボックス37を設けることで下部ケース3の剛性を向上させることができる。
また、下部ケース3には、左右方向のうち電池ボックス37が設けられた部分を除くほぼ全域に亘る範囲であって電池ボックス37が設けられた前後方向位置に、左右方向に沿って延在しつつ上方への凸状に形成された第1チャンネル部35が設けられており、この第1チャンネル部35と電池ボックス37とが左右方向に連なっている。
これにより、剛性を向上させる第1チャンネル部35の一部として電池ボックス37を機能させることができる。
また、下部ケース3のうち、ハンマー部材22の回動軸241に対応する位置であって、電池ボックス37と錘部221との間の前後方向位置には、ハンマー支持部材24を下から支持する第2チャンネル部36が、左右方向に沿って延在するように設けられている。
そのため、打鍵によって回動軸241に力が加わった場合でも、ハンマー部材22を安定した位置で回動させることができる。
また、鍵盤シャーシ23の溝部234のうち、電池ボックス37に対応する左右方向位置には、補強リブ235が立設されているので、電池ボックス37の剛性寄与がこれと連なる第1チャンネル部35に対して相対的に低い場合であっても、この電池ボックス37部分における剛性低下を抑制することができる。
さらに、下部ケース3と鍵盤シャーシ23とが電池ボックス37の近傍においてねじ372で締結されているので、下部ケース3と鍵盤シャーシ23とをより一体化させて、下部ケース3の剛性を向上させることができる。
また、電池ボックス37は、円形の電池7の長手方向が左右方向を向くようにして前後2列で当該電池7を収容しており、この前後2列の間を分離する隆起部39を有している。
そのため、この隆起部39によって、前後2列の電池7を好適に分離して収容しつつ、下部ケース3の剛性を高めることができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、電池ボックス37が下部ケース3の左右方向(長手方向)のほぼ中央に設けられていることとしたが、電池ボックス37の左右方向位置は特に限定されない。ただし、電池ボックス37が左右端に寄ると下部ケース3の剛性や重量等が左右いずれかに偏るおそれがあるため、電池ボックス37の左右方向位置はより中央に近い方が好ましい。
また、上記実施形態では、本発明に係る電子部品収容部が電池ボックス37である場合を例に挙げて説明したが、当該電子部品収容部は、電池以外の電子部品(例えば回路基板やスピーカー等)を収容するものであってもよいし、収容する電子部品の数量や向き等も特に限定されない。
この場合、収容した電子部品が交換を要しないものであれば、電子部品収容部は楽器ケース(下部ケース)の底面に露出(又は開口)していなくともよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
複数の鍵と、
前記複数の鍵に対応して設けられ、対応する鍵の下部に設けられた回動軸を中心に回動可能に軸支され、前記回動軸よりも前側にある連結部が前記鍵の押下により押し下げられることに応じて前記回動軸よりも後側にある錘部が上昇するように各々が構成された複数のハンマー部材と、
前記複数の鍵及び前記複数のハンマー部材を収容する楽器ケースと、
を備え、
前記連結部の動作範囲の下限位置は、前記錘部の動作範囲の下限位置よりも上側に位置しており、
前記楽器ケースの内部のうち、前記鍵の動作範囲の下限位置よりも下側であって前記回動軸よりも前側の部分に、第1の電子部品を収容する第1電子部品収容部が設けられている電子鍵盤楽器。
<請求項2>
前記第1電子部品収容部は、前記連結部の動作範囲の下限位置よりも下側に設けられている、
請求項1に記載の電子鍵盤楽器。
<請求項3>
前記第1電子部品収容部は、前記連結部の動作範囲の前端位置よりも前側に設けられている、
請求項1又は請求項2に記載の電子鍵盤楽器。
<請求項4>
前記ハンマー部材の動作範囲の後端位置は、前記鍵の後端位置よりも前側に位置し、
前記楽器ケースの内部のうち、前記鍵の後端位置よりも後側に、第2の電子部品を収容する第2電子部品収容部が設けられている、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子鍵盤楽器。
<請求項5>
前記ハンマー部材の前記錘部が前記動作範囲の下限位置にあるときには、前記錘部の下面が前記楽器ケースの下面に対して平行になる、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子鍵盤楽器。
<請求項6>
前記第1電子部品収容部が前記楽器ケースの底面に露出している、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電子鍵盤楽器。
<請求項7>
前記楽器ケースは、背面を接地させて起立可能なように、前記背面に平坦部を有している、
請求項6に記載の電子鍵盤楽器。
<請求項8>
前記楽器ケースは上部ケース及び下部ケースを有し、
前記第1電子部品収容部は、前記下部ケースの底板を下方への凹状に凹凸させた部分である、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の電子鍵盤楽器。
<請求項9>
前記下部ケースは、前記複数の鍵の配列方向のうち前記第1電子部品収容部が設けられた部分を除くほぼ全域に亘る範囲であって、前記第1電子部品収容部が設けられた前後方向位置に、前記配列方向に沿って延在しつつ上方への凸状に形成された第1凹凸部を有し、
前記第1電子部品収容部と前記第1凹凸部とが前記配列方向に連なっている、
請求項8に記載の電子鍵盤楽器。
<請求項10>
前記回動軸が設けられたハンマー支持部材を備え、
前記下部ケースのうち、前記回動軸に対応する位置であって、前記第1電子部品収容部と前記錘部との間の前後方向位置には、前記ハンマー支持部材を下から支持する第2凹凸部が、前記複数の鍵の配列方向に沿って延在するように設けられている、
請求項8又は請求項9に記載の電子鍵盤楽器。
<請求項11>
前記複数の鍵を下側で支持する鍵支持部材を備え、
前記鍵支持部材は、
前記下部ケースの前記第1凹凸部が嵌るように下方に凹状に設けられるとともに前記配列方向に沿って延在する溝部を有し、
前記溝部のうち、前記第1電子部品収容部に対応する前記配列方向の位置には、補強リブが立設されている、
請求項9に記載の電子鍵盤楽器。
<請求項12>
前記下部ケースと前記鍵支持部材は前記第1電子部品収容部の近傍においてねじで締結されている、
請求項11に記載の電子鍵盤楽器。
<請求項13>
前記第1電子部品収容部が電池を収容する部分である、
請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の電子鍵盤楽器。
<請求項14>
前記第1電子部品収容部は、円形の電池の長手方向が前記複数の鍵の配列方向に対応する向きになるようにして複数列で電池を収容し、前記複数列の間を分離する隆起部を有する、
請求項13に記載の電子鍵盤楽器。
<請求項15>
前記第1電子部品収容部は、ピアノにおける口棒のある前記楽器ケースの前側の位置であって、前記楽器ケースの背面板を下にして前記楽器ケースを起立させた状態で電池交換可能な位置に設けられている、
請求項13又は請求項14に記載の電子鍵盤楽器。
1 電子鍵盤楽器
2 鍵盤ユニット
3 下部ケース
5 上部ケース
7 電池
21 鍵
21a 白鍵
21b 黒鍵
22 ハンマー部材
23 鍵盤シャーシ
24 ハンマー支持部材
30 楽器ケース
35 第1チャンネル部
36 第2チャンネル部
37 電池ボックス
38 蓋部材
39 隆起部
51 背面板
55 電子部品収容スペース
234 溝部
235 補強リブ
372 ねじ
B1 電池ボックスの後端位置
H2 錘部の動作範囲の下限位置
H3 連結部の動作範囲の下限位置
H5 錘部の動作範囲の後端位置
H6 連結部の動作範囲の前端位置
K2 鍵の動作範囲の下限位置
K3 鍵の後端位置

Claims (15)

  1. 複数の鍵と、
    前記複数の鍵に対応して設けられ、対応する鍵の下部に設けられた回動軸を中心に回動可能に軸支され、前記回動軸よりも前側にある連結部が前記鍵の押下により押し下げられることに応じて前記回動軸よりも後側にある錘部が上昇するように各々が構成された複数のハンマー部材と、
    前記複数の鍵及び前記複数のハンマー部材を収容する楽器ケースと、
    を備え、
    前記連結部の動作範囲の下限位置は、前記錘部の動作範囲の下限位置よりも上側に位置しており、
    前記楽器ケースの内部のうち、前記鍵の動作範囲の下限位置よりも下側であって前記回動軸よりも前側の部分に、第1の電子部品を収容する第1電子部品収容部が設けられている電子鍵盤楽器。
  2. 前記第1電子部品収容部は、前記連結部の動作範囲の下限位置よりも下側に設けられている、
    請求項1に記載の電子鍵盤楽器。
  3. 前記第1電子部品収容部は、前記連結部の動作範囲の前端位置よりも前側に設けられている、
    請求項1又は請求項2に記載の電子鍵盤楽器。
  4. 前記ハンマー部材の動作範囲の後端位置は、前記鍵の後端位置よりも前側に位置し、
    前記楽器ケースの内部のうち、前記鍵の後端位置よりも後側に、第2の電子部品を収容する第2電子部品収容部が設けられている、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子鍵盤楽器。
  5. 前記ハンマー部材の前記錘部が前記動作範囲の下限位置にあるときには、前記錘部の下面が前記楽器ケースの下面に対して平行になる、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子鍵盤楽器。
  6. 前記第1電子部品収容部が前記楽器ケースの底面に露出している、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電子鍵盤楽器。
  7. 前記楽器ケースは、背面を接地させて起立可能なように、前記背面に平坦部を有している、
    請求項6に記載の電子鍵盤楽器。
  8. 前記楽器ケースは上部ケース及び下部ケースを有し、
    前記第1電子部品収容部は、前記下部ケースの底板を下方への凹状に凹凸させた部分である、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の電子鍵盤楽器。
  9. 前記下部ケースは、前記複数の鍵の配列方向のうち前記第1電子部品収容部が設けられた部分を除くほぼ全域に亘る範囲であって、前記第1電子部品収容部が設けられた前後方向位置に、前記配列方向に沿って延在しつつ上方への凸状に形成された第1凹凸部を有し、
    前記第1電子部品収容部と前記第1凹凸部とが前記配列方向に連なっている、
    請求項8に記載の電子鍵盤楽器。
  10. 前記回動軸が設けられたハンマー支持部材を備え、
    前記下部ケースのうち、前記回動軸に対応する位置であって、前記第1電子部品収容部と前記錘部との間の前後方向位置には、前記ハンマー支持部材を下から支持する第2凹凸部が、前記複数の鍵の配列方向に沿って延在するように設けられている、
    請求項8又は請求項9に記載の電子鍵盤楽器。
  11. 前記複数の鍵を下側で支持する鍵支持部材を備え、
    前記鍵支持部材は、
    前記下部ケースの前記第1凹凸部が嵌るように下方に凹状に設けられるとともに前記配列方向に沿って延在する溝部を有し、
    前記溝部のうち、前記第1電子部品収容部に対応する前記配列方向の位置には、補強リブが立設されている、
    請求項9に記載の電子鍵盤楽器。
  12. 前記下部ケースと前記鍵支持部材は前記第1電子部品収容部の近傍においてねじで締結されている、
    請求項11に記載の電子鍵盤楽器。
  13. 前記第1電子部品収容部が電池を収容する部分である、
    請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の電子鍵盤楽器。
  14. 前記第1電子部品収容部は、円形の電池の長手方向が前記複数の鍵の配列方向に対応する向きになるようにして複数列で電池を収容し、前記複数列の間を分離する隆起部を有する、
    請求項13に記載の電子鍵盤楽器。
  15. 前記第1電子部品収容部は、ピアノにおける口棒のある前記楽器ケースの前側の位置であって、前記楽器ケースの背面板を下にして前記楽器ケースを起立させた状態で電池交換可能な位置に設けられている、
    請求項13又は請求項14に記載の電子鍵盤楽器。
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