JPH019992Y2 - - Google Patents

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JPH019992Y2
JPH019992Y2 JP914884U JP914884U JPH019992Y2 JP H019992 Y2 JPH019992 Y2 JP H019992Y2 JP 914884 U JP914884 U JP 914884U JP 914884 U JP914884 U JP 914884U JP H019992 Y2 JPH019992 Y2 JP H019992Y2
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lid
musical instrument
recess
keyboard
closed
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Priority to US06/684,931 priority patent/US4635521A/en
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Priority to KR1019840008415A priority patent/KR910001060B1/ko
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は操作パネルに配設した電気部品の一
部を楽器本体に設けた凹部内に収納することによ
り薄形化およびパネル面全体の有効利用を可能に
した電子楽器に関する。
〔従来技術〕
一般に小型電子オルガン、キーボード、ミユー
ジツクシンセサイザ等の各種電子鍵盤楽器は、各
種操作スイツチを配設してなる操作パネルを備え
ている。この操作パネルは通常鍵盤の後方に配設
されるかもしくは蓋体の内側面に設けられてい
る。その場合、特に蓋体に操作パネルを設けたも
のにおいては、閉蓋時に各種スイツチが楽器本体
に当たらないように楽器本体との間に十分な間隔
を設ける必要があり、そのため設計的制約を受
け、また薄形化が困難であつた。さらにスイツチ
を蓋体の回動支点部付近に配設することができず
(蓋閉時に楽器本体に当る)、パネル面全体を有効
利用することができなかつた。
〔考案の概要〕
この考案は上述したような点に鑑みてなされた
もので、楽器本体に開閉自在な蓋体の回動支点部
を収納する凹部を設け、前記蓋体の内側面を操作
パネルとし、該パネルの前記回動支点部付近に配
設した電気部品を前記蓋体の閉蓋時に前記凹部に
収納するという極めて簡単な構成により、薄形化
を可能にすると共に電気部品の破損を防止し、か
つ操作パネル面全体を有効に利用し得るようにし
た電子楽器を提供するものである。
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図〜第4図はこの考案をキーボードに適用
した場合の一実施例を示し、第1図は開蓋時の外
観斜視図、第2図は第1図−線拡大断面図、
第3図は閉蓋状態の要部側断面図、第4図は譜面
立てを蓋体に収納した状態を示す図である。第1
図〜第3図において、全体を符号1で示すキーボ
ードは、上ケース2Aと下ケース2Bとを一体的
に結合してなる左右方向に長い浅底箱形の楽器本
体2、楽器本体2にそれぞれ開閉自在に配設され
た口棒20および蓋体30とを備え、これらによ
つて楽器筐体を形成している。
前記楽器本体2の両端部はそれぞれスピーカ収
納部3A,3Bを形成し、これら収納部3A,3
Bの上面には複数個のフイン4と、スピーカ用ス
リツト5が形成されている。また、前記楽器本体
2の上面前半部および前端面は前記両スピーカ収
納部3A,3B間に亘つて開放され、この開放部
に左右一対の拍子木6a,6bと、多数の白鍵7
aおよび黒鍵7bとからなる鍵盤7が配設される
ことにより鍵盤部8を形成している。
前記各白鍵7a(黒鍵7bも同様)は第2図に
示すようにその後端面に一体に突設された突起9
を鍵盤フレーム10の孔11に挿入係合させるこ
とにより、該フレーム10上に上下方向に回動自
在に配設され、かつばね12により常時時計方向
の復帰習性を付与されている。また、各白鍵7a
はその下面に垂設されたアクチユエータ13と略
鉤形のストツパ14を一体に備え、このストツパ
14の先端部を前記鍵盤フレーム10に形成され
た他の孔15に係入させることにより上下方向に
小角度の回動を許容されて通常ほぼ水平に保持さ
れており、押鍵操作されると前記ばね12に抗し
て第2図反時計方向に回動下降し、前記アクチユ
エータ13が前記鍵盤フレーム10の裏面に取付
けられた鍵スイツチ16を動作させ、もつて当該
鍵7aに対応する楽音を電気的に発生させるよう
に構成されている。
前記口棒20は前記鍵盤部8の前端面に開閉自
在に配設されるもので、略逆L字状に形成される
ことにより、垂直部20aと水平部20bとを一
体に有し、その下端が前記スピーカ収納部3A,
3Bの前端部内側面に軸22を回して回動(開
閉)自在に枢支され、キーボード1の収納、運搬
時には第2図実線で示す如く閉じて前記拍子木6
a,6bおよび各白鍵7aの前面および前端部上
面を保護すると同時に閉蓋時の前記蓋体30を保
持し、演奏時には前記軸22を回動中心として反
時計方向に略270゜開かれ、第2図一点鎖線23で
示すように前記下ケース2Bの前端部下面25に
沿つて収納されるように構成されている。この場
合、同図二点鎖線26で示すように楽器本体2の
前方に仰向け状態にしておけば、鉛筆、消しゴム
等の小物入れとして利用することができ、作曲な
どの際便利である。
前記蓋体30は中空板状に形成されて前記楽器
本体2の上面後端部に上下方向に開閉自在に配設
されるもので、その後端部(開蓋時の下端)が前
記上ケース2Aの上面後端部に形成された略半円
形の凹部38内に挿入され、かつ軸35の両端が
前記凹部38の互いに対向する左右両側壁に形成
された軸受孔(図示せず)によつて回動自在に枢
支されることにより、演奏時には第2図に示すよ
うに蓋体30の表面下端部が前記凹部38の後方
側上縁38aに当接するまで開かれて操作面31
を最も見やすい角度に設定保持し、閉蓋時には第
3図に示す如く前記口棒20に前端が当接して前
記鍵盤部8を覆うように構成されている。
前記操作パネル31は前記蓋体30の内側面に
ほぼ全体に亘つて設けられ、オルガン、ハープシ
コード、ピアノ等のトーンを選別するトーンセレ
クト用スイツチ32a、音量調節用スライドボリ
ユーム32b等の各種電気部品32が多数配設さ
れている。この場合、前記蓋体30の後端部、す
なわち回動支点部は第2図に示すように断面形状
が略握拳の形をして、開蓋時にほぼ水平になる面
31aを有し、この面31aに比較的大きな操作
子を有する前記スライドボリユーム32bが配設
されている。
また、前記蓋体30の内部には楽音形成回路、
制御回路等を印刷配線してなるプリント基板33
が配設されており、このプリント基板33と前記
電気部品33および前記鍵スイツチ16とが電気
的に接続されている。前記蓋体30を開閉自在に
枢支する前記軸35は中空状に形成されてその内
部に前記プリント基板33と前記鍵スイツチ16
とを接続するコード、前記プリント基板33と楽
器本体2の外部端子(図示せず)とを接続するコ
ード等の各種コード37(第3図参照)が配線さ
れ、その一端開口部より前記楽器本体2内に導出
されている。したがつて、蓋体30自体にはコー
ド導出孔を設ける必要がなく、また開閉時にコー
ド37が上下に動いたりすることもなく、接続不
良、断線等を防止し得る。
加えて前記蓋体30の前端面中央には譜面立て
50を収納する収納凹部51と、譜面受け52が
設けられている。前記譜面立て50は第1図に示
すように複数個の連結バーをピンで互いに相対回
動自在に連結して日の字形に形成され、前記収納
凹部51の内底面に横倒し状態で配設されること
により、閉蓋時には同図矢印A方向に折畳まれて
前記収納凹部51内に収納(第4図参照)される
ように構成されている。
前記譜面受け52は前記蓋体30の前端面の内
側縁に蝶番54を介して開閉自在に配設されてお
り、この譜面受け52と前記譜面立て50に譜面
55が立て掛けられ、前記譜面立て50の収納時
には前記収納凹部51を覆蓋するように構成され
ている。
かくしてこのような構成からなるキーボード1
によれば、蓋体30の回動支点部を楽器本体2の
上面後端部に設けた凹部38内に挿入位置させて
いるので、この回動支点部に配設したスライドボ
リユーム32bを前記蓋体30の閉蓋時に第3図
に示すように前記凹部38内に収納することがで
き、その操作子の破損を防止し得る。換言すれば
操作パネル31を前記回動支点部の面31aまで
延長形成することができ、蓋体30の内側面をほ
ぼ全面に亘つてパネル面として有効かつ効果的に
利用し得る。また、前記スライドボリユーム32
bを前記凹部38内に収納すれば、その分だけキ
ーボード1自体の薄形化を可能にする。
なお、上記実施例はキーボードに適用した場合
について説明したが、これに限らずミユージツク
シンセサイザ等の電子楽器にも適用実施し得るこ
とは勿論である。
〔考案の効果〕 以上説明したようにこの考案に係る電子楽器
は、楽器本体に設けた凹部内に、開閉自在で操作
パネルを兼用する蓋体の回動支点部を挿入位置さ
せ、前記回動支点部付近に配設した操作スイツチ
等の電気部品を前記蓋体の閉蓋時に前記凹部内に
収納するように構成したので、閉蓋時に前記電気
部品が楽器本体に当つて破損することがなく、ま
た凹部内に収納すればそれだけ楽器自体の薄形化
を可能にし、また回動支点部付近までも利用でき
るため、蓋体の内側面全体を有効に活用できるな
ど、その実用的効果は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案をキーボードに適用
した場合の一実施例を示し、第1図は開蓋時の外
観図、第2図は第1図−線拡大断面図、第3
図は閉蓋状態の要部側断面図、第4図は譜面立て
を蓋体に収納した状態を示す図である。 1……キーボード、2……楽器本体、7……鍵
盤、8……鍵盤部、30……蓋体、31……操作
パネル、32……電気部品、35……回動軸、3
7……コード、38……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 楽器本体に設けた凹部と、この凹部内に回動支
    点部が回動自在に挿入位置されて収納時に前記楽
    器本体の鍵盤部を覆う開閉自在な蓋体とを備え、
    前記蓋体の内側面に複数個の電気部品を配設して
    操作パネルとし、前記電気部品のうち前記回動支
    点部付近に配設された電気部品を前記蓋体の閉蓋
    時に前記凹部内に収納するようにしたことを特徴
    とする電子楽器。
JP914884U 1984-01-07 1984-01-27 電子楽器 Granted JPS60122995U (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP914884U JPS60122995U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 電子楽器
US06/684,931 US4635521A (en) 1984-01-07 1984-12-20 Electronic musical instrument having cover with operation panel
EP84309056A EP0150620B1 (en) 1984-01-26 1984-12-21 Electronic musical instrument having cover with operation panel
DE8484309056T DE3485977T2 (de) 1984-01-26 1984-12-21 Elektronisches musikinstrument mit als steuerungstafel gebildetem schutzdeckel ausgeruestet.
KR1019840008415A KR910001060B1 (ko) 1984-01-26 1984-12-27 조작패널이 덮개에 설치된 전자악기

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JP914884U JPS60122995U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 電子楽器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4655688B2 (ja) * 2005-03-07 2011-03-23 ヤマハ株式会社 譜面台装置
JP4640700B2 (ja) * 2005-07-21 2011-03-02 ヤマハ株式会社 鍵盤装置

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JPS60122995U (ja) 1985-08-19

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