JP6555644B2 - 鍵盤楽器 - Google Patents

鍵盤楽器 Download PDF

Info

Publication number
JP6555644B2
JP6555644B2 JP2016249659A JP2016249659A JP6555644B2 JP 6555644 B2 JP6555644 B2 JP 6555644B2 JP 2016249659 A JP2016249659 A JP 2016249659A JP 2016249659 A JP2016249659 A JP 2016249659A JP 6555644 B2 JP6555644 B2 JP 6555644B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keyboard
sound
lid
speaker
musical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016249659A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018105928A (ja
Inventor
暁久 星野
暁久 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2016249659A priority Critical patent/JP6555644B2/ja
Priority to US15/819,476 priority patent/US10249277B2/en
Priority to CN201711274680.6A priority patent/CN108231047B/zh
Publication of JP2018105928A publication Critical patent/JP2018105928A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6555644B2 publication Critical patent/JP6555644B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/32Constructional details
    • G10H1/34Switch arrangements, e.g. keyboards or mechanical switches specially adapted for electrophonic musical instruments
    • G10H1/344Structural association with individual keys
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/32Constructional details
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/32Constructional details
    • G10H1/34Switch arrangements, e.g. keyboards or mechanical switches specially adapted for electrophonic musical instruments
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/20Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
    • H04R1/32Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only
    • H04R1/34Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only by using a single transducer with sound reflecting, diffracting, directing or guiding means
    • H04R1/345Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only by using a single transducer with sound reflecting, diffracting, directing or guiding means for loudspeakers
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2220/00Input/output interfacing specifically adapted for electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2220/155User input interfaces for electrophonic musical instruments
    • G10H2220/221Keyboards, i.e. configuration of several keys or key-like input devices relative to one another
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/02Casings; Cabinets ; Supports therefor; Mountings therein

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

この発明は、電子ピアノや電子オルガンなどの鍵盤楽器に関する。
例えば、鍵盤楽器においては、特許文献1に記載されているように、楽器ケース内に鍵盤部が上方に露出して設けられ、この鍵盤部が開閉可能に覆う鍵盤蓋を前蓋と後蓋とを有し、この前蓋と後蓋とを楽器ケース内に収納した状態で、楽器ケースの下面に上向きに設けられたスピーカの音を楽器ケースの斜め前側上方に向けて放音させるものが知られている。
特開2014−160219号公報
この場合、鍵盤蓋は、前蓋と後蓋とが連結部よって折れ曲がり可能に連結され、鍵盤部を開放させて前蓋と後蓋とが連結部で折れ曲がって楽器ケース内に収納された際に、前蓋が楽器ケース内の上部下側に配置され、後蓋が楽器ケースの背面に沿って垂れ下がって配置された状態で、連結部によって前蓋に連結された後蓋の端部が楽器ケースの背面に接触して、後蓋と楽器ケースの背面との間を塞ぐようになっている。
このため、この鍵盤蓋は、前蓋と後蓋とが連結部よって連結される前蓋の後端部に放音切欠き部を設け、前蓋と後蓋とが連結部で折れ曲がって楽器ケース内に収納されて、後蓋が楽器ケースの背面との間を塞いだ際に、前蓋の後端部に設けられた放音切欠き部が開放され、この開放された放音切欠き部を通してスピーカの音が楽器ケースの上方から放音されるようになっている。
このような鍵盤楽器では、鍵盤蓋を楽器ケース内に収納した際に、連結部によって前蓋に連結された後蓋の端部が楽器ケースの背面に接触して、後蓋と楽器ケースの背面との間を塞いでしまうため、後蓋の後側に送り込まれたスピーカの音が詰まり、スピーカの音を良好に放音させることができないという問題がある。
また、この鍵盤楽器では、鍵盤蓋を楽器ケース内に収納した際に、前蓋の後端部に設けられた放音切欠き部が開放され、後蓋の前側に送り込まれたスピーカの音が前蓋の放音切欠き部を通して楽器ケースの上方から放音されるだけであるか、スピーカの音を楽器ケースの上方に十分に放音させることができないため、音響性能を十分に確保することができないという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、スピーカの音を良好に放音させることができる鍵盤楽器を提供することである。
この発明の一実施例は、上下に貫通して設けられている放音孔を含む天板と、音取込み孔を含む底板と、を備える楽器ケースと、鍵盤部の指示によって前記音取込み孔を介して前記楽器ケース内に向けて音を発するスピーカと、前記鍵盤部の上側を開閉自在の鍵盤蓋と、を備え、前記鍵盤蓋は、前蓋と後蓋を備え、前記鍵盤部を開放させた状態において、前記前蓋は前記天板の下面に接近し、前記後蓋は前記音取込み孔の真上で起立させることにより、起立させた前記後蓋の後側に第1音響空間を形成するとともに、起立させた前記後蓋の前側に第2音響空間を形成し、前記スピーカから前記音取込み孔を介して前記楽器ケース内に向けて発せられた音、前記第1音響空間及び前記天板に設けられる前記放音孔を介して前記楽器ケース外に出力するとともに、前記第2音響空間を介して前記楽器ケース外に出力するように配置されていることを特徴とする鍵盤楽器である。
この発明によれば、スピーカの音を良好に放音させることができる。
この発明を電子鍵盤楽器に適用した一実施形態を示した平面図である。 図1に示された電子鍵盤楽器の正面図である。 図1に示された電子鍵盤楽器のA−A矢視における拡大断面図である。 図3に示された電子鍵盤楽器において、鍵盤蓋を開いて楽器ケース内に収納した状態を示した拡大断面図である。 図1に示された電子鍵盤楽器のB−B矢視において、鍵盤蓋を開いて楽器ケース内に収納した状態を示した拡大断面図である。 図3に示された第1スピーカの第1スピーカボックスを示した拡大底面図である。 図5に示された第2スピーカおよび第2スピーカボックスを分解して示した拡大斜視図である。 図3に示された楽器ケースの天板に設けられた第1放音孔のディフューザを示し、(a)はその第1変形例を示した要部の拡大断面図、(b)はその第2変形例を示した要部の拡大断面図である。 図5に示された電子鍵盤楽器において、第2スピーカの上側にディフューザを設けた第3変形例を示し、(a)はその電子鍵盤楽器の拡大断面図、(b)はその電子鍵盤楽器に組み込まれる第2スピーカとディフューザとを分解して示した拡大斜視図である。 図5に示された電子鍵盤楽器において、第2スピーカの取付向きを変えた第4変形例を示した拡大断面図である。
以下、図1〜図7を参照して、この発明を電子鍵盤楽器に適用した一実施形態について説明する。
この電子鍵盤楽器は、図1〜図3に示すように、楽器ケース1を備えている。この楽器ケース1は、前側上部(図3では左側上部)が開放された横長のほぼ箱形状に設けられている。
すなわち、この楽器ケース1は、図1〜図3に示すように、底板2と、この底板2の前端部(図3では左端部)に起立して設けられた前板3と、底板2の後端部(図3では右端部)に起立して設けられた背面板4と、底板2の左右両側部(図3では紙面の表裏面の両側部)に起立して設けられた一対の側板5と、この一対の側板および背面板4の上部に配置された天板6と、を備えている。
この場合、前板3は、図1〜図3に示すように、背面板4の高さのほぼ半分程度の高さで設けられている。また、一対の側板5は、楽器全体を支持する脚部を兼ねるものであり、底板2の下側に延設されている。これら脚部を兼ねる、一対の側板5の下部には、図2に示すように、複数のフットペダルPが設けられている。
また、これら一対の側板5は、図1〜図3に示すように、その前端部(図3では左端部)が前板3よりも少し高く設けられ、前後方向(図3では左右方向)におけるほぼ中間部から後部側(図3では左側)が背面板4と同じ高さで設けられ、前端部から中間部に向けて後部上がり(図3では右上がり)に傾斜する傾斜部に設けられている。
天板6は、図1〜図3に示すように、一対の側板5の後部側の上部と背面板4の上部とに配置されている。この天板6には、図1に示すように、後述する第1放音孔7と第2放音孔8とが上下に貫通して設けられている。これにより、楽器ケース1は、一対の側板5の各傾斜部に対応する前部側が上方に開放された横長のほぼ箱形状に設けられている。
この楽器ケース1内には、図1〜図3に示すように、鍵盤部10が設けられており、この鍵盤部10の一側部(図1では左側部)には、図1に示すように、スイッチ部SWが設けられている。このスイッチ部SWは、電源スイッチ、音量スイッチ、音色選択スイッチなどの電子鍵盤楽器に必要な各種のスイッチを備えている。
鍵盤部10は、図1〜図3に示すように、楽器ケース1の底板2上に配置された鍵盤シャーシ11と、この鍵盤シャーシ11上に上下方向に回転可能な状態で並列に配列された複数の鍵12と、これら複数の鍵12の押鍵操作に応じて回転して複数の鍵12それぞれにアクション荷重を付与する複数のハンマー部材13と、を備えている。
この場合、ハンマー部材13は、図3に示すように、鍵12が押鍵操作されていない初期状態のときに、鍵盤シャーシ11の後部下側に位置する楽器ケース1の底板2上に設けられた下限ストッパ14に当接するようになっている。また、このハンマー部材13は、鍵12の押鍵操作によって回転した際に、楽器ケース1の底部2の上方に位置する鍵盤シャーシ11の後部下面に設けられた上限ストッパ15に当接するようになっている。
この鍵盤部10は、図3に示すように、複数の鍵12が楽器ケース1の前部側から上方に露呈した状態で、押鍵操作されるようになっている。また、この鍵盤部10は、複数の鍵12がそれぞれ押鍵操作された際に、鍵盤シャーシ11上に設けられたスイッチ部(図示せず)がそれぞれスイッチ動作してスイッチ信号を出力するようになっている。この場合、楽器ケース1内には、コンソールパネル9が鍵盤部10の後部に位置する上側から後方に向けて設けられている。
一方、楽器ケース1内には、図3〜図5に示すように、鍵盤部10の上側を覆う鍵盤蓋16が蓋ガイド部17によって開閉可能に設けられている。この鍵盤蓋16は、前蓋18と後蓋19とを有し、これら前蓋18と後蓋19とが蝶番20によって折り曲げ可能に連結されるようになっている。
この場合、前蓋18の前端部には、図3〜図5に示すように、一対の側板5の各内面に向けて突出するガイド軸18aが支持脚18bを介して設けられている。また、後蓋19の前端部には、一対の側板5の各内面に向けて突出するガイド軸19aが支持脚19bを介して設けられている。この後蓋19の後端部には、軸取付部19cが取り付けられている。
蓋ガイド部17は、図3〜図5に示すように、鍵盤蓋16が鍵盤部10の上側を覆った際に前蓋18と後蓋19とをほぼ平板状に配置させ、かつ鍵盤蓋16が鍵盤部10を上側に開放させて楽器ケース1内の後部側に収納された際に前蓋18と後蓋19とを蝶番20で折り曲げて、前蓋18を天板6の下面に接近させ、かつ後蓋19を背面板4から離れた状態で垂下させるようになっている。
すなわち、この蓋ガイド部17は、図3〜図5に示すように、ガイドレール部21とガイド部材22とを有している。ガイドレール部21は、一対の側板5の内面に前板3の上側からコンソールパネル9の上側を経て背面板4に向けて設けられている。このガイドレール部21は、鍵盤蓋16の前蓋18のガイド軸18aと後蓋19のガイド軸19aとをそれぞれガイドするようになっている。
これにより、ガイドレール部21は、図3に示すように、前蓋18と後蓋19とが鍵盤部10の上側を覆った際に、前蓋18のガイド軸18aをガイドレール部21の前端部で支持し、かつ後蓋19のガイド軸19aをガイドレール部21における鍵盤部10のほぼ中間部に対応する箇所で支持し、この状態で前蓋18と後蓋19とを前下りに傾斜させた状態で平板状に配置させるようになっている。
また、このガイドレール部21は、図4および図5に示すように、鍵盤蓋16が鍵盤部10を上側に開放させて楽器ケース1内の後部側に収納された際に、前蓋18のガイド軸18aをガイドレール部21における天板6の前端部の下側に対応する箇所で支持し、かつ後蓋19のガイド軸19aをガイドレール部21の後端部で支持し、この状態で前蓋18を天板6の下側に接近させて配置させ、かつ後蓋19を前蓋18に対して蝶番20で折り曲げて、背面板4から離れた状態で背面板4と鍵盤部10の後部との間に垂下させるようになっている。
一方、ガイド部材22は、図3〜図5に示すように、鍵盤部10の後部の下側付近に位置する箇所の側板5の内面に設けられた支持軸23と、この支持軸23に回転自在に取り付けられたアーム部24と、このアーム部24の先端と後蓋19の軸取付部19cとを回転可能に連結する連結軸25と、を備えている。このガイド部材22は、支持軸23を中心にアーム部24が上下方向に回転して、連結軸25を上下方向に回転移動させることにより、後蓋19の後端部をガイドレール部21に対応する上部と鍵盤部10の後側下部との間で上下方向に回転移動させるようになっている。
これにより、蓋ガイド部17は、図3に示すように、鍵盤蓋16の前蓋18と後蓋19とが鍵盤部10の上側を覆って閉じた際に、ガイド部材22のアーム部24が支持軸23を中心に反時計回りに回転して起立することにより、後蓋19の後端部に位置する連結軸25をガイドレール部21に対応する位置に支持して、前蓋18と後蓋19とを前下がりに傾斜させた状態で平板状に配置させるようになっている。
また、この蓋ガイド部17は、図4および図5に示すように、鍵盤蓋16が開いて鍵盤部10を上側に開放させて楽器ケース1内の後部側に収納された際に、ガイド部材22のアーム部24が支持軸23を中心に時計回りに回転して後部下りに傾斜することにより、後蓋19の後端部に位置する連結軸25を鍵盤部10の下部後方に支持するようになっている。
この場合、ガイド部材22は、図3〜図5に示すように、アーム部24の中間部に設けられたピニオン26と、側板5の内面に設けられてピニオン26のピニオン軸26aをガイドする円弧状のガイド溝27と、側板5の内面に設けられてピニオン26が噛み合って回転移動する円弧状のラック28と、を備えている。
これにより、ガイド部材22は、図3〜図5に示すように、鍵盤蓋16が楽器ケース1内に収納される際に、ピニオン26がラック28に噛み合って上部側から下部側に向けて回転移動すると共に、ピニオン26のピニオン軸26aがガイド溝27によってガイドされて上部側から下部側に向けて移動するようになっている。
ところで、楽器ケース1には、図1〜図5に示すように、フルレンジの第1スピーカ30と高音用の第2スピーカ31とが鍵盤部10の後部側に位置した状態で設けられている。すなわち、第1スピーカ30は、楽器ケース1の底板2の下面における両側部にそれぞれ上向きに設けられている。この場合、第1スピーカ30は、楽器ケース1の底板2の下面に設けられた防塵ネット(図示せず)を介して、底板2の下面にその中間部から後端部に亘って配置されている。
この第1スピーカ30は、図2〜図4に示すように、その外周部が第1スピーカボックス32によって覆われている。この第1スピーカボックス32は、図6に示すように、その底部および外周面に多数の放音用のスリット孔32aが設けられている。これにより、第1スピーカボックス32は、第1スピーカ30で発生した楽音を多数の放音用のスリット孔32aからその下側および前後左右方向に向けて放音させることにより、楽音に広がりをもたせるようになっている。
この場合、第1スピーカ30に対応する箇所における楽器ケース1の底板2には、図3および図4に示すように、第1スピーカ30で発生した楽音を楽器ケース1内に取り込むための音取込み孔33が上下に貫通して設けられている。この音取込み孔33は、第1スピーカ30の前部側に位置する前側孔33aと、第1スピーカ30の後部側に位置する後側孔33bと、を備えている。
この場合、前側孔33aと後側孔33bとの間に位置する底板2は、図3および図4に示すように、鍵盤シャーシ11の後端部とハンマー部材13の下限ストッパ14とが配置される補強用の載置部2aに設けられている。この載置部2aは、ハンマー部材13が当接する下限ストッパ14と鍵盤シャーシ11の後端部とを強固に支持するためのものである。
音取込み孔33の前側孔33aは、図4に示すように、鍵盤部10の後端部よりも前側に設けられ、第1スピーカ30で発生した楽音を楽器ケース1内の鍵盤部10内に向けて放音させるようになっている。これにより、第1スピーカ30は、発生した楽音が音取込み孔33の前側孔33aから鍵盤部10内に取り込まれ、この取り込まれた楽音が鍵盤部10の複数の鍵12の間および複数のハンマー部材13の間を通して楽器ケース1の斜め前側上方に向けて放音されるようになっている。
後側孔33bは、図4に示すように、鍵盤部10の後端部と楽器ケース1の背面板4との間のほぼ中間部に位置して設けられ、鍵盤蓋16が鍵盤部10を開放させた状態における後蓋19の下側に対応するようになっている。これにより、後側孔33bは、第1スピーカ30で発生した楽音が楽器ケース1の背面板4と鍵盤部10の後端部との間に取り込まれ、この取り込まれた楽音が楽器ケース1内の後部に垂れ下がった後蓋19によってその前側と後側とに分かれるようになっている。
この場合、楽器ケース1内の後部に垂れ下がった後蓋19は、図4および図5に示すように、楽器ケース1の背面板4から離れた状態で配置されることにより、後蓋19と背面板4との間に第1音響空間S1が設けられるようになっている。また、楽器ケース1内の後部に垂れ下がった後蓋19は、鍵盤部10の後端部から離れた状態で配置されることにより、鍵盤部10の後端部と後蓋19との間に第2音響空間S2が設けられるようになっている。
すなわち、この第2音響空間S2は、図4および図5に示すように、鍵盤部10の後端部と後蓋19と側板5とで囲われた空間と、鍵盤部10の後部上側と前蓋18と側板5とで囲われた空間とを有している。一方、第1音響空間S1は、後蓋19と背面板4と左右両側の側板5とで囲われた空間である。この第1音響空間S1は、その前後方向の間隔が第1音響空間S1の下部側から上部側に向けて次第に狭くなるように設けられている。
このため、この第1音響空間S1は、図4および図5に示すように、フルレンジの第1スピーカ30と高音用の第2スピーカ31とで発生した楽音を下部側から上部側に向けて導くことにより、楽音の音圧を高めながら導き、この音圧が高められた楽音を天板6の第1放音孔7と第2放音孔8とから楽器ケース1の上方の音響領域Eに向けて放音させるようになっている。この音響領域Eは、楽器ケース1の上部後方に位置し、放音された楽音に奥行きをもたせるための仮想空間である。
この場合、第1放音孔7は、図1および図4に示すように、第1スピーカ30が対応する第1音響空間S1の上方に設けられている。第2放音孔8は、図1および図5に示すように、第2スピーカ31が対応する第1音響空間S1の上方に設けられている。これら第1放音孔7と第2放音孔8とは、その前後方向の間隔が第1音響空間S1の上部における前後方向の間隔、つまり最も狭い間隔よりも狭く設けられ、かつ各左右方向の長さが第1スピーカ30の外径とほぼ同じ長さで設けられている。
このため、第1スピーカ30は、図4に示すように、発生した楽音が音取込み孔33の後側孔33bから楽器ケース1内の後部側に取り込まれた際に、その取り込まれた楽音のうち、後蓋19によってその前側に分かれた楽音が、鍵盤部10の後端部と後蓋19との間、および楽器ケース1の天板6の下側に位置する前蓋18と鍵盤部10の後部上側との間に設けられた第2音響空間S2から楽器ケース1の斜め前側上方に向けて放音されるようになっている。
この場合、鍵盤部10の後部上側に配置されたコンソール9には、多数の放音孔(図示せず)が設けられている。これにより、コンソール9は、図4に示すように、天板6の下側に位置する前蓋18と鍵盤部10の後部上側との間に送り込まれた楽音がコンソール9で遮られることがなく、コンソール9に設けられた多数の放音孔を通して楽器ケース1の斜め前側上方に向けて放音されるようになっている。
また、第1スピーカ30は、図4に示すように、発生した楽音が音取込み孔33の後側孔33bから楽器ケース1内の後部側に取り込まれた際に、その取り込まれた楽音のうち、後蓋19によってその後側に分かれた楽音が鍵盤部10の後端部と後蓋19との間の第1音響空間S1を通り、楽器ケース1の天板6に設けられた第1放音孔7から楽器ケース1の上方の音響領域Eに向けて放音されるようになっている。
一方、第2スピーカ31は、図1および図5に示すように、第1スピーカ30の近傍に位置する楽器ケース1の底板2における両側部にそれぞれ上向きに設けられている。この第2スピーカ31は、鍵盤部10の後端部と楽器ケース1の背面板4との間に位置して設けられ、鍵盤蓋16が鍵盤部10を開放させた状態における後蓋19の下側に対応するようになっている。
すなわち、この第2スピーカ31は、図7に示すように、第2スピーカボックス34内に配置され、この第2スピーカボックス34が鍵盤部10の後端部と楽器ケース1の背面板4との間に位置する底板2の取付孔35内に取り付けられ、この状態で楽器ケース1内に上向きに配置されている。このため、この第2スピーカ31は、発生した楽音が楽器ケース1内の後部に垂れ下がった後蓋19によってその前側と後側とに分かれるようになっている。
これにより、第2スピーカ31は、図5に示すように、発生した楽音のうち、後蓋19によってその前側に分かれた楽音が、鍵盤部10の後端部と後蓋19との間、および楽器ケース1の天板6の下側に位置する前蓋18と鍵盤部10の後部上側との間に設けられた第2音響空間S2、およびその間に配置されたコンソール9の多数の放音孔(図示せず)から楽器ケース1の斜め前側上方に向けて放音されるようになっている。
また、この第2スピーカ30は、図5に示すように、発生した楽音のうち、後蓋19によってその後側に分かれた楽音が鍵盤部10の後端部と後蓋19との間の第1音響空間S1を通り、楽器ケース1の天板6に設けられた第2放音孔8から楽器ケース1の上方の音響領域Eに向けて放音されるようになっている。
次に、このような電子鍵盤楽器の作用について説明する。
この電子鍵盤楽器で演奏をする場合には、まず、鍵盤蓋16を開いて鍵盤部10を上側に開放させる。このときには、前蓋18の前端部を持ち上げて後方に向けて移動させると、前蓋18のガイド軸18aと後蓋19のガイド軸18aとがガイドレール部21に沿って後方に移動すると共に、ガイド部材22のアーム部24が支持軸23を中心に時計回りに回転して、前蓋18と後蓋19とが蝶番20で徐々に折れ曲がりながら、後蓋19の後部が鍵盤部10の下部後方に向けて移動する。
そして、前蓋18のガイド軸18aが天板6の前端部の下側に位置するガイドレール部21の箇所に位置し、後蓋19のガイド軸18aがガイドレール部21の後端部に位置し、この後蓋19の後端部に位置する軸取付部19cの連結軸25が鍵盤部10の下部後方に位置すると、前蓋18が天板6の下側に接近してほぼ平行な状態で配置され、かつ後蓋19が前蓋18に対して蝶番20で折り曲げられて、背面板4と鍵盤部10の後端部との間のほぼ中間部に垂下された状態で配置される。
この状態では、鍵盤部10が上方に開放されて複数の鍵12が上側に露呈するので、演奏が可能な状態になる。そして、鍵盤部10の複数の鍵12を押鍵操作して演奏すると、その押鍵操作に応じた楽音がフルレンジの第1スピーカ30と高音用の第2スピーカ31とから発生される。
この場合、フルレンジの第1スピーカ30で発生した楽音は、第1スピーカボックス32の放音用のスリット孔32aからその下側および前後左右方向に広がりをもって放音されると共に、楽器ケース1の底板2に設けられた音取込み孔33から楽器ケース1内に取り込まれ、この取り込まれた楽音が楽器ケース1の斜め前側上方と楽器ケース1の上方とに放音される。
すなわち、第1スピーカ30で発生した楽音が音取込み孔33の前側孔33aから鍵盤部10内に取り込まれた際には、図4に示すように、その取り込まれた楽音が鍵盤部10の複数の鍵12の間および複数のハンマー部材13の間を通り、楽器ケース1の斜め前側上方に向けて放音される。
また、第1スピーカ30で発生して音取込み孔33の後側孔33bから楽器ケース1内の後部側に取り込まれた楽音のうち、後蓋19によってその前側に分かれた楽音は、図4に示すように、鍵盤部10の後端部と後蓋19との間、および楽器ケース1の天板6の下側に位置する前蓋18と鍵盤部10の後部上側との間に設けられた第2音響空間S2、およびその間に配置されたコンソール9の多数の放音孔(図示せず)から楽器ケース1の斜め前側上方に向けて放音される。
また、第1スピーカ30で発生して後蓋19によってその後側に分かれた楽音は、図4に示すように、鍵盤部10の後端部と後蓋19との間に設けられた第1音響空間S1を通り、楽器ケース1の天板6に設けられた第1放音孔7から楽器ケース1の上方の音響領域Eに向けて放音される。
このときには、第1音響空間S1の前後方向の間隔が第1音響空間S1の下部側から上部側に向けて次第に狭く設けられていることにより、この第1音響空間S1によって楽音の音圧が高められる。また、第1放音孔7の前後方向の間隔が第1音響空間S1の上部における前後方向の間隔よりも狭く設けられていることにより、これによっても楽音の音圧が高められ、この音圧が高められた楽音が楽器ケース1の上部後方の音響領域Eに向けて放音される。
このように、第1スピーカ30で発生した楽音が楽器ケース1の上部後方の音響領域Eに向けて放音されると、この放音された楽音が音響領域Eによって楽器ケース1の奥行きよりも後方に離れた遠くで鳴っているような状態がつくられることにより、奥行きのある音響効果が実現される。
一方、高音用の第2スピーカ31で発生した楽音のうち、後蓋19によってその前側に分かれた楽音は、図5に示すように、鍵盤部10の後端部と後蓋19との間、および楽器ケース1の天板6の下側に位置する前蓋18と鍵盤部10の後部上側との間に設けられた第2音響空間S2、およびその間に配置されたコンソール9の多数の放音孔(図示せず)から楽器ケース1の斜め前側上方に向けて放音される。
また、後蓋19によってその後側に分かれた楽音は、図5に示すように、鍵盤部10の後端部と後蓋19との間の第1音響空間S1を通り、楽器ケース1の天板6に設けられた第2放音孔8から楽器ケース1の上部後方の音響領域Eに向けて放音される。
このときにも、第1音響空間S1の前後方向の間隔が第1音響空間S1の下部側から上部側に向けて次第に狭く設けられていることにより、この第1音響空間S1によって楽音の音圧が高められ、かつ第2放音孔8の前後方向の間隔が第1音響空間S1の上部における前後方向の間隔よりも狭く設けられていることにより、これによっても楽音の音圧が高められ、この音圧が高められた楽音が楽器ケース1の上部後方の音響領域Eに向けて放音される。
このように、第2スピーカ31で発生した楽音が楽器ケース1の上部後方の音響領域Eに向けて放音されると、第1スピーカ30で発生した楽音と同様、第2スピーカ31の楽音が音響領域Eによって楽器ケース1の奥行きよりも後方に離れた遠くで鳴っているような状態がつくられることにより、奥行きのある音響効果が実現される。
ところで、演奏を行わないときには、鍵盤蓋16を閉じて鍵盤部10を覆う。このときには、鍵盤蓋16の前蓋18の前端部を楽器ケース1の前側に向けて引き出すと、前蓋18のガイド軸18aと後蓋19のガイド軸18aがガイドレール部21に沿って前方に移動すると共に、ガイド部材22のアーム部24が支持軸23を中心に反時計回りに回転し、前蓋18と後蓋19とが蝶番20で徐々に折れ曲がりながら、後蓋19の後端部がガイドレール部21に対応する箇所に移動する。
そして、前蓋18のガイド軸18aが楽器ケース1の前板3上に位置するガイドレール部21の前端部に位置し、後蓋19のガイド軸18aがガイドレール部21の中間部に位置し、後蓋19の後端部に位置する軸取付部19cの連結軸25がガイドレール部21に対応する箇所に位置すると、前蓋18と後蓋19とが前下がりに傾斜した状態で平板状に配置される。これにより、鍵盤部10が前蓋18と後蓋19とによって覆われる。
このように、この電子鍵盤楽器によれば、楽器ケース1と、鍵盤部10の指示によって音を発する第1スピーカ30および第2スピーカ31と、鍵盤部10の上側を開閉自在の鍵盤蓋16と、を備え、鍵盤蓋16は、鍵盤部10を開放させた状態において、第1スピーカ30および第2スピーカ31から発せられた音が、鍵盤蓋16の後側に設けられる楽器ケース1内の第1音響空間S1と、鍵盤蓋16の前側に設けられる楽器ケース1内の第2音響空間S2とを介して楽器ケース1外に放音されるように配置されていることにより、第1スピーカ30と第2スピーカ31との各楽音を良好に放音させることができる。
すなわち、この電子鍵盤楽器では、楽器ケース1内に収納された鍵盤蓋16によって、第1スピーカ30と第2スピーカ31との各楽音を良好に後蓋19の前側の第2音響空間S2と後側の第1音響空間S1とに分けることができるので、第1スピーカ30と第2スピーカ31との各楽音を楽器ケース1の前側と上方とに向けて良好に放音させることができ、これにより第1スピーカ30と第2スピーカ31との各楽音を効率良く良好に放音させることができるので、音響性能を向上させることができる。
この場合、この電子鍵盤楽器では、鍵盤蓋16が、前蓋18と後蓋19とを備え、鍵盤部10を開放させた状態において、後蓋19が略垂直状態に配置されると共に、前蓋18が略水平状態に配置されることにより、楽器ケース1の背面板4と後蓋19との間に第1音響空間S1を設けることができると共に、鍵盤部10と鍵盤蓋16との間に第2音響空間S2を設けることができ、この第1音響空間S1と第2音響空間S2によって第1スピーカ30と第2スピーカ31との各楽音を楽器ケース1の外部に良好に導くことができるので、音響性能を向上させることができる。
また、この電子鍵盤楽器では、楽器ケース1の上部に第1放音孔7と第2放音孔8が第1音響空間S1の上方に対応して設けられていることにより、第1スピーカ30と第2スピーカ31との各楽音が第1音響空間S1によって導かれた際に、第1スピーカ30と第2スピーカ31との各楽音を楽器ケース1の上部に設けられた第1放音孔7と第2放音孔8とから楽器ケース1の上方に効率良く良好に放音させることができる。
この場合、第1音響空間S1は、その前後方向の間隔が第1音響空間S1の下部側から上部側に向かうに従って次第に狭く設けられていることにより、第1スピーカ30と第2スピーカ31とで発生した各楽音を第1音響空間S1によって導く際に、楽音の音圧を効率良く良好に高めることができる。
また、第1放音孔7と第2放音孔8とは、前後方向の間隔が第1音響空間S1の上部側における前後方向の間隔よりも狭く設けられていることにより、第1音響空間S1によって音圧が高められた楽音の音圧を更に高めて第1放音孔7と第2放音孔8とから楽器ケース1の上部後方の音響領域Eに良好に放音させることができる。
すなわち、第1スピーカ30と第2スピーカ31とで発生した楽音が楽器ケース1の上部後方の音響領域Eに向けて放音されると、この放音された楽音が音響領域Eによって楽器ケース1の奥行きよりも後方に離れた遠くで鳴っているような状態をつくりだすことができるので、奥行きのある音響効果を実現させることができる。
この場合、第1スピーカ30は、フルレンジのスピーカであり、楽器ケース1の底板2の下面に上向きに設けられており、楽器ケース1の底板2には、第1スピーカ30の楽音を楽器ケース1の内部に取り込む音取込み孔33が、第1スピーカ20に対応して設けられていることにより、第1スピーカ30で発生した楽音を底板2の音取込み孔33から楽器ケース1内に確実にかつ良好に取り込むことができ、この取り込んだ楽音を楽器ケース1の斜め前側上方および楽器ケース1の上方に放音させることができる。
すなわち、音取込み孔33は、前側孔33aと後側孔33bとを備えていることにより、前側孔33aから第1スピーカ30で発生した楽音を取り込んだ際に、その取り込んだ楽音を鍵盤部10の複数の鍵12の間および複数のハンマー部材13の間を通して楽器ケース1の斜め前側上方に向けて放音させることができる。また、この音取込み孔33は、後側孔33bから第1スピーカ30の楽音を取り込んだ際に、その取り込んだ楽音を鍵盤部10が開放された状態における後蓋19でその前側と後側とに確実にかつ良好に分けることができる。
このため、この電子鍵盤楽器では、後蓋19によってその前側に分かれた楽音を、鍵盤部10の後端部と後蓋19との間、および楽器ケース1の天板6の下側に位置する前蓋18と鍵盤部10の後部上側との間に設けられた第2音響空間S2から楽器ケース1の斜め前側上方に向けて良好に放音させることができる。
また、この電子鍵盤楽器では、後蓋19によってその後側に分かれた楽音を、鍵盤部10の後端部と後蓋19との間に設けられた第1音響空間S1で音圧を高め、この音圧が高められた楽音を楽器ケース1の天板6に設けられた第1放音孔7から更に音圧を高めて楽器ケース1の上部後方の音響領域Eに向けて良好に放音させることができる。
一方、第2スピーカ31は、高音用のスピーカであり、楽器ケース1の内部に上向きに配置されていることにより、第2スピーカ31で発生した楽音を楽器ケース1の斜め前側上方および楽器ケース1の上方に放音させることができる。すなわち、第2スピーカ31は、鍵盤部10が開放された状態における後蓋19の下側に配置されることにより、第2スピーカ31で発生した楽音を後蓋19でその前側と後側とに確実にかつ良好に分けることができる。
このため、この第2スピーカ31は、後蓋19によってその前側に分かれた楽音を、鍵盤部10の後端部と後蓋19との間、および楽器ケース1の天板6の下側に位置する前蓋18と鍵盤部10の後部上側との間に設けられた第2音響空間S2から楽器ケース1の斜め前側上方に向けて良好に放音させることができる。
また、この第2スピーカ31は、後蓋19によってその後側に分かれた楽音を、鍵盤部10の後端部と後蓋19との間に設けられた第1音響空間S1で音圧を高め、この音圧が高められた楽音を楽器ケース1の天板6に設けられた第2放音孔8から更に音圧を高めて楽器ケース1の上部後方の音響領域Eに向けて良好に放音させることができる。
(変形例)
次に、図8(a)および図8(b)を参照して、この発明を電子鍵盤楽器に適用した変形例について説明する。なお、図1〜図7に示された実施形態と同一部分には同一符号を付して説明する。
まず、図8(a)に示された第1変形例は、楽器ケース1の天板6に設けられた第1放音孔7に第1のディフューザ40を設けたものであり、これ以外は上述した実施形態と同じになっている。
すなわち、この第1のディフューザ40は、図8(a)に示すように、楽器ケース1の外部に向けて放音される楽音に指向性をもたせるためのものであり、第1放音孔7の上部外周に配置される枠状部40aと、この枠状部40a内に前後方向に傾けて設けられた複数のフィン40bと、を備えている。この場合、複数のフィン40bは、前後方向の中間部を境にして、前側のフィン40bが前側に向けて傾き、後側のフィン40bが後側に向けて傾いて設けられている。
これにより、第1のディフューザ40は、図8(a)に示すように、前後方向の中間部を境にして、前側が楽音を斜め前側上方に向けて放音させ、後側が楽音を斜め後側上方に向けて放音させることにより、楽器ケース1の外部に向けて放音される楽音に指向性をもたせることができるので、第1スピーカ30の楽音に奥行きをもたせることができると共に、楽音の広がりを実現させることができる。
また、図8(b)に示された第2変形例は、楽器ケース1の天板6に設けられた第1放音孔7に第2のディフューザ41を設けたものである。すなわち、この第2のディフューザ41は、楽器ケース1の外部に向けて放音される楽音に指向性をもたせるためのものである。
この第2のディフューザ41は、図8(b)に示すように、第1放音孔7の上部外周に配置される枠状部41aと、この枠状部41a内に設けられた逆三角形のフィン41bとを備えている。この場合、逆三角形のフィン41bは、枠状部41aの前後方向の中間部に設けられ、楽音を斜め前側上方と斜め後側上方とに向けて放音させるようになっている。
これにより、第2のディフューザ41は、図8(b)に示すように、前後方向の中間部を境にして、楽音を斜め前側上方と斜め後側上方とに分けて放音させることにより、楽器ケース1の外部に向けて放音される楽音に指向性をもたせることができるので、第1スピーカ30の楽音に奥行きをもたせることができると共に、楽音の広がりを実現させることができる。
なお、上述した第1変形例と第2変形例とでは、第1放音孔7に第1のディフューザ40と第2のディフューザ41とを設けた場合について述べたが、この発明はこれに限らず、例えば第2放音孔8に第1のディフューザ40と第2のディフューザ41とを設けても良い。この場合にも、楽器ケース1の外部に向けて放音される楽音に指向性をもたせることができるので、第2スピーカ31の楽音に奥行きをもたせることができると共に、高音の楽音を演奏者に届き易くすることができる。
次に、図9(a)および図9(b)を参照して、この発明を電子鍵盤楽器に適用した第3変形例について説明する。この場合にも、図1〜図7に示された実施形態と同一部分に同一符号を付して説明する。
この第3変形例の電子鍵盤楽器は、図9(a)および図9(b)に示すように、高音用の第2スピーカ31の上面における前側ほぼ半分に第3のディフューザ42を設けたものである。
この第3のディフューザ42は、図9(a)および図9(b)に示すように、楽器ケース1の内部に向けて放音される楽音に指向性をもたせるためのものである。すなわち、この第3のディフューザ42は、鍵盤蓋16が鍵盤部10を開放させた状態における後蓋19の下端部を境にして、第2スピーカ31の上面における前側のほぼ半分に配置される枠状部42aと、この枠状部42a内に前側に傾けて設けられた複数のフィン42bと、を備えている。
これにより、第2スピーカ31は、図9(a)に示すように、発生した楽音のうち、第3のディフューザ42を通り抜けない楽音を鍵盤部10の後端部と後蓋19との間に設けられた第1音響空間S1によって楽器ケース1の天板6に設けられた第2放音孔8から上方に放音させることができる。
また、この第2スピーカ31は、発生した楽音のうち、第3のディフューザ42を通過した楽音を斜め前側上方に向けて放音させることにより、楽音に指向性をもたせることができるので、高音の楽音を演奏者に届き易くすることができる。
次に、図10を参照して、この発明を電子鍵盤楽器に適用した第4変形例について説明する。この場合にも、図1〜図7に示された実施形態と同一部分に同一符号を付して説明する。
この第4変形例の電子鍵盤楽器では、高音用の第2スピーカ43を楽器ケース1内に斜め前側上方に向けて傾けて配置したものである。
すなわち、この第2スピーカ43は、図10に示すように、楽器ケース1の底板2に設けられた取付孔35内に配置された第2スピーカボックス34内に斜め前側上方に向けて傾けて配置されている。この場合にも、第2スピーカ43は、鍵盤蓋16が鍵盤部10を開放させて、後蓋19が鍵盤部10の後端部と楽器ケース1の背面板4との間のほぼ中間部に垂れ下がって配置された際に、その後蓋19の下側に配置されるようになっている。
これにより、第2スピーカ43は、図10に示すように、発生した楽音が後蓋19によってその前側と後側とに分かれるようになっていることにより、上述した実施形態と同様、第2スピーカ43で発生した楽音を後蓋19によってその前側と後側とに確実にかつ良好に分けることができる。
この場合、第2スピーカ43は、後蓋19によってその前側に分かれた楽音を、鍵盤部10の後端部と後蓋19との間、および楽器ケース1の天板6の下側に位置する前蓋18と鍵盤部10の後部上側との間に設けられた第2音響空間S2、および鍵盤部10の内部から楽器ケース1の斜め前側上方に向けて放音させることができるので、高音の楽音を演奏者に届き易くすることができる。
また、この第2スピーカ43は、後蓋19によってその後側に分かれた楽音の音圧を、鍵盤部10の後端部と後蓋19との間に設けられた第1音響空間S1で高め、この音圧が高められた楽音を楽器ケース1の天板6に設けられた第2放音孔8から楽器ケース1の上方に向けて確実にかつ良好に放音させることができる。
以上、この発明の一実施形態およびその各変形例について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、楽器ケースと、鍵盤部の指示によって音を発するスピーカと、前記鍵盤部の上側を開閉自在の鍵盤蓋と、を備え、前記鍵盤蓋は、前記鍵盤部を開放させた状態において、前記スピーカから発せられた音が、前記鍵盤蓋の後側に設けられる前記楽器ケース内の第1音響空間を介して前記楽器ケース外に出力するとともに、前記鍵盤蓋の前側に設けられる前記楽器ケース内の第2音響空間を介して前記楽器ケース外に出力するように配置されていることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項2に記載の発明は、楽器ケースと、鍵盤部の指示によって音を発するスピーカと、前記鍵盤部の上側を開閉自在の鍵盤蓋と、を備え、前記鍵盤蓋は、前記鍵盤部を開放させた状態において、前記スピーカから発せられた音が、前記鍵盤蓋の後側に設けられる前記楽器ケース内の第1音響空間を介して前記楽器ケース外に出力するように配置されていることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の鍵盤楽器において、前記楽器ケースの上部には、その上方に向けて前記スピーカから発せられた音を出力させる放音孔が、前記第1音響空間の上方に対応して設けられていることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の鍵盤楽器において、前記放音孔は、前記楽器ケース外に出力する音に指向性をもたせるディフューザを備えていることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の鍵盤楽器において、前記第1音響空間は、その下部側から上部側に向かうに従って前後方向の間隔が次第に狭く設けられ、前記放音孔は、その前後方向の間隔が前記第1音響空間の上部側における前後方向の間隔よりも狭く設けられていることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の鍵盤楽器において、前記鍵盤蓋は、前蓋と後蓋とを備え、前記鍵盤部を開放させた状態において、前記鍵盤蓋の前記後蓋が略垂直状態に配置されると共に、前記鍵盤蓋の前記前蓋が略水平状態に配置されることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の鍵盤楽器において、前記スピーカは、フルレンジの第1のスピーカと、高音用の第2のスピーカと、を備えていることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の鍵盤楽器において、前記第1のスピーカは、前記楽器ケースの底部の下面に上向きに設けられ、前記楽器ケースの前記底部には、前記第1のスピーカの音を前記楽器ケースの内部に取り込む音取込み孔が、前記第1のスピーカに対応して設けられていることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の鍵盤楽器において、前記音取込み孔は、前記鍵盤部の下側に位置する前側孔と、前記鍵盤部の後方で前記鍵盤蓋が前記鍵盤部を開放させた状態における前記後蓋の下側に位置する後側孔と、を備えていることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項10に記載の発明は、請求項7に記載の鍵盤楽器において、前記第2のスピーカは、前記楽器ケースの内部に上向き又は斜め前側上方に向けて傾いて配置されていることを特徴とする鍵盤楽器である。
1 楽器ケース
2 底板
3 前板
4 背面板
5 側板
6 天板
7 第1放音孔
8 第2放音孔
10 鍵盤部
16 鍵盤蓋
18 前蓋
19 後蓋
20 蝶番
30 第1スピーカ
31、43 第2スピーカ
32 第1スピーカボックス
33 音取込み孔
33a 前側孔
33b 後側孔
34 第2スピーカボックス
40、41、42 ディフューザ
S1 第1音響空間
S2 第2音響空間

Claims (8)

  1. 上下に貫通して設けられている放音孔を含む天板と、音取込み孔を含む底板と、を備える楽器ケースと、
    鍵盤部の指示によって前記音取込み孔を介して前記楽器ケース内に向けて音を発するスピーカと、
    前記鍵盤部の上側を開閉自在の鍵盤蓋と、
    を備え、
    前記鍵盤蓋は、前蓋と後蓋を備え、前記鍵盤部を開放させた状態において、前記前蓋は前記天板の下面に接近し、前記後蓋は前記音取込み孔の真上で起立させることにより、起立させた前記後蓋の後側に第1音響空間を形成するとともに、起立させた前記後蓋の前側に第2音響空間を形成し、前記スピーカから前記音取込み孔を介して前記楽器ケース内に向けて発せられた音、前記第1音響空間及び前記天板に設けられる前記放音孔を介して前記楽器ケース外に出力するとともに、前記第2音響空間を介して前記楽器ケース外に出力するように配置されていることを特徴とする鍵盤楽器。
  2. 請求項1に記載の鍵盤楽器において、前記放音孔が、前記第1音響空間の上方に対応して設けられていることを特徴とする鍵盤楽器。
  3. 請求項1または2に記載の鍵盤楽器において、前記放音孔は、前記楽器ケース外に出力する音に指向性をもたせるディフューザを備えていることを特徴とする鍵盤楽器。
  4. 請求項1〜請求項のいずれかに記載の鍵盤楽器において、前記第1音響空間は、その下部側から上部側に向かうに従って前後方向の間隔が次第に狭く設けられ、前記放音孔は、その前後方向の間隔が前記第1音響空間の上部側における前後方向の間隔よりも狭く設けられていることを特徴とする鍵盤楽器。
  5. 請求項1〜請求項のいずれかに記載の鍵盤楽器において、前記鍵盤部を開放させた状態において、前記鍵盤蓋の前記後蓋が略垂直状態に配置されると共に、前記鍵盤蓋の前記前蓋が略水平状態に配置されることを特徴とする鍵盤楽器。
  6. 請求項1〜請求項のいずれかに記載の鍵盤楽器において、前記スピーカは、フルレンジの第1のスピーカと、高音用の第2のスピーカと、を備えていることを特徴とする鍵盤楽器。
  7. 請求項1〜請求項6に記載の鍵盤楽器において、前記音取込み孔は、前記鍵盤部の下側に位置する前側孔と、前記鍵盤部の後方で前記鍵盤蓋が前記鍵盤部を開放させた状態における前記後蓋の下側に位置する後側孔と、を備えていることを特徴とする鍵盤楽器。
  8. 請求項に記載の鍵盤楽器において、前記第2のスピーカは、前記楽器ケースの内部に上向き又は斜め前側上方に向けて傾いて配置されていることを特徴とする鍵盤楽器。
JP2016249659A 2016-12-22 2016-12-22 鍵盤楽器 Active JP6555644B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016249659A JP6555644B2 (ja) 2016-12-22 2016-12-22 鍵盤楽器
US15/819,476 US10249277B2 (en) 2016-12-22 2017-11-21 Keyboard instrument equipped with speakers
CN201711274680.6A CN108231047B (zh) 2016-12-22 2017-12-06 键盘乐器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016249659A JP6555644B2 (ja) 2016-12-22 2016-12-22 鍵盤楽器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018105928A JP2018105928A (ja) 2018-07-05
JP6555644B2 true JP6555644B2 (ja) 2019-08-07

Family

ID=62625106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016249659A Active JP6555644B2 (ja) 2016-12-22 2016-12-22 鍵盤楽器

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10249277B2 (ja)
JP (1) JP6555644B2 (ja)
CN (1) CN108231047B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6311905B1 (ja) * 2017-06-01 2018-04-18 カシオ計算機株式会社 鍵盤楽器
JP6323700B1 (ja) 2017-06-01 2018-05-16 カシオ計算機株式会社 鍵盤楽器
JP6795022B2 (ja) * 2018-10-18 2020-12-02 カシオ計算機株式会社 鍵盤楽器
JP7183768B2 (ja) * 2018-12-20 2022-12-06 カシオ計算機株式会社 楽器
US12003918B2 (en) * 2020-03-17 2024-06-04 Casio Computer Co., Ltd. Electronic musical instrument and electronic keyboard instrument
JP7400799B2 (ja) * 2021-12-22 2023-12-19 カシオ計算機株式会社 外装部材及び電子楽器
JP7329182B2 (ja) * 2021-12-22 2023-08-18 カシオ計算機株式会社 外装部材、外装部材の成形方法及び電子楽器

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5415618Y2 (ja) * 1973-08-18 1979-06-22
JPH03269595A (ja) * 1990-03-20 1991-12-02 Yamaha Corp 電子楽器
JP4052252B2 (ja) * 2004-01-14 2008-02-27 ヤマハ株式会社 鍵盤楽器
JP4930802B2 (ja) * 2009-05-18 2012-05-16 カシオ計算機株式会社 鍵盤楽器
US8502062B2 (en) * 2010-07-12 2013-08-06 Yamaha Corporation Electronic keyboard musical instrument
JP5621397B2 (ja) * 2010-08-11 2014-11-12 ヤマハ株式会社 電子鍵盤楽器
US8901404B2 (en) * 2011-03-04 2014-12-02 Yamaha Corporation Sound adjusting system and electronic musical instrument
EP2615606A3 (en) * 2012-01-13 2016-08-10 Yamaha Corporation Speaker unit for musical instrument
JP5516646B2 (ja) * 2012-05-17 2014-06-11 カシオ計算機株式会社 鍵盤装置
JP6103336B2 (ja) * 2012-05-18 2017-03-29 カシオ計算機株式会社 鍵盤楽器
JP5561498B2 (ja) * 2012-05-18 2014-07-30 カシオ計算機株式会社 鍵盤楽器
JP6198102B2 (ja) 2013-02-21 2017-09-20 カシオ計算機株式会社 鍵盤楽器
JP6150052B2 (ja) * 2013-06-28 2017-06-21 カシオ計算機株式会社 鍵盤楽器
JP6252109B2 (ja) * 2013-11-05 2017-12-27 カシオ計算機株式会社 鍵盤楽器
US9430993B2 (en) * 2013-12-24 2016-08-30 Casio Computer Co., Ltd. Keyboard lid opening and closing apparatus and keyboard instrument

Also Published As

Publication number Publication date
US10249277B2 (en) 2019-04-02
US20180182363A1 (en) 2018-06-28
CN108231047B (zh) 2021-12-03
JP2018105928A (ja) 2018-07-05
CN108231047A (zh) 2018-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6555644B2 (ja) 鍵盤楽器
JP4930802B2 (ja) 鍵盤楽器
US7078611B2 (en) Keyboard instrument
JP2008102494A (ja) 電子鍵盤楽器
JP5161463B2 (ja) 電子鍵盤楽器
JP6414796B2 (ja) 電子鍵盤楽器
JP6409860B2 (ja) 鍵盤楽器
JP2007240609A (ja) 楽器
JP2008241760A (ja) 電子鍵盤楽器
JP2009003273A (ja) 電子鍵盤楽器
JP5381458B2 (ja) 電子鍵盤楽器
JP2008299169A (ja) 電子楽器用のスピーカユニット
JP6198102B2 (ja) 鍵盤楽器
JP5320786B2 (ja) 電子楽器
JP2000132169A (ja) アップライトピアノおよびグランドピアノ
JP2011053434A (ja) 鍵盤楽器
JP2000081885A (ja) 電子楽器用スタンド
JP6044759B2 (ja) 鍵盤楽器
JP2008299082A (ja) 響板付き電子鍵盤楽器
JP7509163B2 (ja) 電子鍵盤楽器
JP4052252B2 (ja) 鍵盤楽器
JP2010286633A (ja) 鍵盤楽器
JP5516764B2 (ja) 電子楽器
JP4966746B2 (ja) 電子鍵盤楽器
JP6066364B2 (ja) 鍵盤楽器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6555644

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190630