JP2008241760A - 電子鍵盤楽器 - Google Patents

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【課題】 より明瞭で広がりのある良質な楽音が得られるとともに、アコースティックなグランドピアノにより近い良好な演奏感覚を得ることができる電子鍵盤楽器を提供する。
【解決手段】 アップライト型の本体ケース2と、主面23a、33aが外部に露出するように本体ケース2に設けられた響板23、33と、響板23、33に設けられ、押鍵に伴って響板23、33を振動させることにより、楽音を発生させる振動子25、35と、を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、楽音を再生するスピーカを備えた電子ピアノなどの電子鍵盤楽器に関する。
従来の電子鍵盤楽器として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。この電子鍵盤楽器は、弦の振動により発生するピアノ音によるアコースティック演奏と、電子音による電子演奏とに切替え可能に構成されたアップライトピアノである。このアップライトピアノは、上前板、下前板および左右の親板などによって構成された箱形の本体ケースを有しており、本体ケース内には、アクション、フレームおよび響板や、電子演奏の際に電子音を再生するためのスピーカなどが収容されている。
スピーカは、上前板および下前板のそれぞれに2つずつ設けられており、コーンスピーカで構成され、放音面が前方に向いた状態で、上前板および下前板に形成された丸孔に取り付けられている。電子演奏の際には、これらのスピーカで再生された電子音が、その放音面から前方の演奏者に向かって放音される。
また、アコースティック演奏の際には、押鍵に伴い、ハンマーが上下方向に張られた弦を前方から打弦し、その振動が、弦の後方に配置された響板で空気振動に変換されることにより、ピアノ音が発生する。発生したピアノ音は、本体ケースの上前板や下前板を通過した後、演奏者に到達する。
以上のように、このアップライトピアノでは、アコースティック演奏の際には、演奏者から比較的遠い響板で発生したピアノ音が、上前板や下前板を介して間接的に演奏者に到達するため、演奏者に実際に聞き取られる楽音(以下「演奏音」という)が不明瞭になりやすい。これに対し、グランドピアノでは、大屋根を開放した状態において、響板で発生したピアノ音が、演奏者に直接、到達するため、より明瞭な演奏音が得られる。また、アップライトピアノとグランドピアノの間では、このような演奏音の明瞭さの相違により、鍵のタッチ感と演奏音との関係が異なるため、演奏感覚が異なってしまう。
また、アップライトピアノは一般に、その背面を部屋の壁に向けた状態で、壁の付近に設置される。このため、背面の付近に配置された響板で発生したピアノ音が、壁を伝わって外部に漏れてしまい、騒音の原因になりやすい。
一方、このアップライトピアノにおいて、電子演奏を行う場合、前述したように、上前板および下前板に設けられたスピーカから楽音が放音される。このため、響板全体が振動するアコースティック演奏の場合と比較して、振動面積が非常に小さいため、音の広がりに欠け、ピアノらしい演奏音を得られない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、より明瞭で広がりのある良質な楽音と、アコースティックなグランドピアノにより近い良好な演奏感覚を得ることができる電子鍵盤楽器を提供することを目的としている。
実開平7−23394号公報
上記の目的を達成するために、請求項1による電子鍵盤楽器は、アップライト型の本体ケースと、主面が外部に露出するように本体ケースに設けられた響板と、響板に設けられ、押鍵に伴って響板を振動させることにより、楽音を発生させる振動子と、を備えていることを特徴とする。
この電子鍵盤楽器によれば、アップライト型の本体ケースには響板が設けられており、この響板の主面は本体ケースの外部に露出している。押鍵に伴い、響板は、これに設けられた振動子によって振動し、それにより発生した楽音は、響板の主面から放音され、演奏者に直接、到達する。
このように、響板から放音された楽音が、本体ケースなどを介さずに、演奏者に直接、到達するので、より明瞭な演奏音が得られるとともに、それにより、鍵のタッチ感と演奏音との関係を、アコースティックなグランドピアノに近づけることができ、グランドピアノにより近い良好な演奏感覚を得ることができる。
また、振動子により、響板を振動させ、その全体から楽音を発生させるので、従来のようなコーンスピーカを用いる場合と比較して、アコースティックピアノにより近似した広がりのある良質な楽音を発生させることができ、それにより、グランドピアノにさらに近い演奏感覚を得ることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の電子鍵盤楽器において、響板は、主面が本体ケースの前方に露出するように配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、響板の主面が本体ケースの前方に露出し、演奏者側に向けられているので、より明瞭な演奏音を得ることができる。その結果、鍵のタッチ感と演奏音との関係を、グランドピアノにさらに近づけることができ、より良好な演奏感覚を得ることができる。また、同じ理由により、電子鍵盤楽器を壁面付近に設置しても、楽音が外部に漏れ難くなり、騒音を抑制することができる。
請求項3に係る発明は、棚板を底部に有するグランド型の本体ケースと、本体ケースの棚板以外の部位に、主面が外部に露出するように設けられた響板と、響板に設けられ、押鍵に伴って響板を振動させることにより、楽音を発生させる振動子と、を備えていることを特徴とする。
この電子鍵盤楽器によれば、グランド型の本体ケースには、その底部に設けられた棚板以外の部位に、響板が設けられており、この響板の主面は本体ケースの外部に露出している。押鍵に伴い、響板は、これに設けられた振動子によって振動し、それにより発生した楽音は、響板の主面から放音され、演奏者に直接、到達する。
このように、響板から放音された楽音が、本体ケースなどを介さずに演奏者に直接、到達するので、鍵のタッチ感と演奏音との関係を、アコースティックなグランドピアノに近づけることができ、良好な演奏感覚を得ることができる。また、振動子により、響板を振動させ、その全体から楽音を発生させるので、アコースティックなグランドピアノにより近似した楽音を発生させることができ、より良好な演奏感覚を得ることができる。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の電子鍵盤楽器において、本体ケースには、本体ケースを閉じる大屋根が設けられ、響板は、大屋根の少なくとも一部を構成するように設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、本体ケースには、これを閉じる大屋根が設けられており、この大屋根の少なくとも一部が響板で構成されている。このように、演奏者と響板との位置関係がアコースティックなグランドピアノとほぼ同じになるように、響板が配置されているので、鍵のタッチ感と演奏音との関係を、グランドピアノにさらに近づけることができ、さらに良好な演奏感覚を得ることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1および図2は、本発明の第1実施形態によるアップライト型の電子ピアノを示している。この電子ピアノ1は、本体ケース2、本体ケース2に設けられたピアノ本体11、および2つの響板スピーカ21、31などを備えている。なお、以下の説明では、演奏者側から見たときのピアノの手前側を「前」、奥側を「後」として説明する。
本体ケース2は、上下方向に延びる左右の親板4、4と、これらの上端間および後端部間にそれぞれ取り付けられた屋根板7、および上下の背板6、6などによって、箱型に形成されている。親板4、4の下端部には、これらを連結するペダル土台5が設けられており、このペダル土台5には、3つのペダル5aが設けられている。
ピアノ本体11は、本体ケース2の上下方向の中央に設けられている。ピアノ本体11は、各親板4から前方に突出する腕木12と、左右の腕木12、12の上端部間および下端部間にそれぞれ設けられた天板13および棚板14と、棚板14上に載置された鍵盤装置15などを有している。また、ピアノ本体11は、アンプなどの音響回路や回路基板など(いずれも図示せず)を有している。
鍵盤装置15は、左右方向に並んだ多数の鍵16と、棚板14に載置され、鍵16を支持するシャーシ17と、このシャーシ17の後端部に回動自在に支持された多数のハンマー18(1つのみ図示)などを備えている。鍵16は、木質材から成り、アコースティックなアップライトピアノの鍵とほぼ同様に構成されており、その前後方向の中央において、シャーシ17に回動自在に支持されている。また、ハンマー18は、その後端部においてシャーシ17に回動自在に支持されるとともに、対応する鍵16の後端部に載置されている。
鍵16は押鍵に伴って回動し、ハンマー18が回動した鍵16で突き上げられ、上方に回動することによって、鍵スイッチ(図示せず)を押圧する。そして、鍵スイッチで検出された押鍵情報に応じ、上述した音響回路などによって生成された信号が、後述する響板スピーカ21、31によって楽音として再生され、放音される。
また、鍵16の上方には、左右の腕木12、12間の全体にわたって操作パネル19が設けられている。この操作パネル19には、音色、ボリュームおよび各種の音響効果などを設定するための複数の操作ボタンや操作レバーと、設定された音響効果などを表示する表示器などが設けられている。
響板スピーカ21、31は、ピアノ本体11の上方および下方にそれぞれ配置されている。上側の響板スピーカ21は、屋根板7、天板13および左右の親板4,4によって囲まれた空間の前端部に配置されている。この響板スピーカ21は、打ち廻し22に取り付けられた響板23と、響板23に取り付けられた1つのアクチュエータ25(振動子)などを有している。打ち廻し22は、硬い木質材で構成され、上記の空間の外周の全体に沿って延びるとともに、親板4、4などに固定されている。
響板23は、例えばスプルスなどから成る複数のむくの板材を継ぎ合わせたもので構成され、その周縁部が打ち廻し22の背面に貼り付けられており、前面23a(主面)の全体が本体ケース2の前方に向かって露出している。また、響板23の前面23aには複数の響棒24が貼り付けられている。これらの響棒24は、アクチュエータ25の振動が、響板23の全体に伝達される速度を向上させるためのものであり、互いに平行に斜めに延びている。
また、アクチュエータ25は、響板23の背面23bの所定位置に取り付けられている。このアクチュエータ25は、例えば電磁式のものであり、押鍵に伴い、前述した音響回路などで生成された信号が入力されることによって駆動され、その信号に応じて響板23を振動させる。
下側の響板スピーカ31は、棚板14、ペダル土台5および左右の親板4、4で囲まれた空間の前端部に配置されている。この響板スピーカ31は、上述した上側の響板スピーカ21と同様に構成されており、打ち廻し32の背面に貼り付けられ、前面33a(主面)が前方に露出した響板33と、響板33の前面33aに貼り付けられた複数の響棒34と、響板33の背面33bの所定位置に取り付けられたアクチュエータ35(振動子)を有している。
以上の構成によれば、押鍵に伴い、検出された押鍵情報に応じて生成された信号が、響板スピーカ21、31のアクチュエータ25、35に入力される。それにより、響板23、33はともに振動し、響板23、33の前面23a、33aから楽音が放音される。前述したように、これらの前面23a、33aは前方に露出しているので、そこから放音された楽音は、他の構成部品に妨げられることなく、前方の演奏者に直接、到達し、演奏音として聞き取られる。
以上のように、本実施形態の電子ピアノ1によれば、響板23、33から放音された楽音が、本体ケース2などを介さずに、演奏者に直接、到達するので、より明瞭な演奏音が得られるとともに、鍵のタッチ感と演奏音との関係を、アコースティックなグランドピアノに近づけることができ、グランドピアノにより近い良好な演奏感覚を得ることができる。
また、アクチュエータ25、35により響板23、33を振動させ、その全体から楽音を発生させるので、従来のようなコーンスピーカを用いる場合と比較して、アコースティックピアノにより近似した広がりのある良質な楽音を発生させることができ、グランドピアノにさらに近い演奏感覚を得ることができる。
また、響板23、33の前面23a、33aが本体ケース2の前方に露出し、演奏者側に向けられているので、より明瞭な演奏音を得ることができる。その結果、鍵のタッチ感と演奏音との関係を、グランドピアノにさらに近づけることができ、より良好な演奏感覚を得ることができる。
また、電子ピアノ1を壁面付近に設置したとしても、響板23、33が壁面から比較的遠くに配置されているので、楽音が外部に漏れ難くなり、騒音を抑制することができる。さらに、響棒24、34付きの響板23、33が露出しており、外部から見ることができるので、これらによって装飾的な効果を持たせることができる。
図3は、第2実施形態による電子ピアノを示している。この電子ピアノ41は、前述した第1実施形態の電子ピアノ1よりも小型に構成されており、基本的には、ピアノ本体11よりも上側の構成部品を省略したものである。電子ピアノ41は、ピアノ本体42および響板スピーカ51などを有している。
ピアノ本体42は、前述した第1実施形態のピアノ本体11と同様に構成されており、左右の腕木44、44と、これらの間に配置された鍵盤装置15および天板45などを有している。また、各腕木44から、脚43が下方に延びており、両脚43、43の下端部間には、3つのペダル5aを有するペダル土台5が設けられている。
響板スピーカ51は、ピアノ本体42、ペダル土台5および左右の脚部43、43で囲まれた空間の前端部に配置されている。この響板スピーカ51は、第1実施形態の下側の響板スピーカ31と基本的に同様に構成されており、打ち廻し52と、前面53a(主面)が前方に露出した響板53と、前面53aに貼り付けられた複数の響棒54と、響板53の背面の所定位置に取り付けられた1つのアクチュエータ(図示せず)を備えている。
以上のように、本実施形態の電子ピアノ41によれば、響板スピーカ51を用いるとともに、響板53の前面53aが前方に露出しているので、押鍵に伴って振動する響板53の前面53aから、演奏者に楽音が直接、到達する。したがって、第1実施形態による電子ピアノ1と同様の効果を得ることができる。
図4および図5は、第3実施形態による電子ピアノを示している。この電子ピアノ61は、グランド型の本体ケース62と、鍵盤装置68と、本体ケース62に設けられた2つの響板スピーカ71、81などを有している。
本体ケース62は、電子ピアノ61の外郭を構成する所定の形状の側板63を有しており、その底部には、本体ケース62を下方から覆うように棚板64が設けられている。また、棚板64の下面には、本体ケース62を支持する3本の脚65が設けられている。また、本体ケース62の下方には、3つのペダル67aを有するペダル組立て品67が設けられている。
本体ケース62には、水平な大屋根前66が設けられている。また、大屋根前66の後方には、響板スピーカ81が設けられている。この響板スピーカ81の水平な響板83と大屋根前66によって、大屋根が構成されており、両者66、83は、本体ケース62を上方から覆うように設けられ、本体ケース62を閉じている。
響板スピーカ81は、第1実施形態の響板スピーカ21などと同様、打ち廻し82、響板83、複数の響棒84およびアクチュエータ85(振動子)などを有している。打ち廻し82は、大屋根前66の後端面および側板63の上面に沿って延びている。響板83は、側板63の平面形状に合致する所定の形状を有し、その上面83a(主面)の外縁部が打ち廻し82の下面に貼り付けられており、上面83aが本体ケース62の上方に露出している。また、複数の響棒84は響板83の上面83aに貼り付けられ、アクチュエータ85は、響板83の下面83bの所定位置に取り付けられている。
鍵盤装置68は、棚板64の前端部に載置されており、第1および第2実施形態の鍵盤装置15と同様に構成されている。響板スピーカ71は、鍵盤装置68、大屋根前66、および側板63の前部によって囲まれた空間に配置されており、その全体にわたって左右方向に延びている。この響板スピーカ71もまた、前述した響板スピーカ21などと同様に構成されており、打ち廻し72と、前面73a(主面)が前方に露出した響板73と、前面73aに貼り付けられた複数の響棒74と、響板73の背面73bの所定位置に取り付けられたアクチュエータ75(振動子)を有している。
以上のように、本実施形態の電子ピアノ61によれば、響板73、83から放音された楽音が、本体ケース62などを介さずに演奏者に直接、到達するので、鍵のタッチ感と演奏音との関係を、アコースティックなグランドピアノに近づけることができ、良好な演奏感覚を得ることができる。また、アクチュエータ75、85により、響板73、83を振動させ、それらの全体から楽音を発生させるので、アコースティックなグランドピアノにより近似した楽音を発生させることができ、より良好な演奏感覚を得ることができる。
また、本体ケース62を閉じる大屋根の一部が響板83で構成されており、このように、演奏者と響板83との位置関係がアコースティックなグランドピアノとほぼ同じになるように、響板83が配置されているので、鍵のタッチ感と演奏音との関係を、グランドピアノにさらに近づけることができ、さらに良好な演奏感覚を得ることができる。
なお、本発明は、説明した第1〜第3実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、第1および第2実施形態は、響板スピーカ21などを、本体ケースの前端部に配置し、響板23などの前面を前方に露出させた例であるが、これに限定されることなく、例えば、屋根板7、左右の親板4、4や天板45など、本体ケースの他の部分に配置してもよい。
また、第3実施形態では、大屋根の一部として響板83を設けているが、これに限定されることなく、例えば、大屋根前を含む大屋根の全体を響板で構成してもよい。また、アコースティックなグランドピアノと同様に、本体ケース62内に響板スピーカを設けるとともに、本体ケース62を開閉する大屋根後を別個に設けてもよい。
また、各実施形態では、響板を本体ケースの外部に露出させているが、例えば、スピーカネットなどを設け、響板を覆ってもよい。また、各実施形態は、響棒を響板の前面または上面に設けた例であるが、背面や下面に設けることにより、本体ケースの外部に露出しないようにしてもよい。さらに、各実施形態は、本発明を電子ピアノに適用した例であるが、例えば電子オルガンなどの他の電子鍵盤楽器に適用してもよい。その他、細部の構成を、本発明の趣旨の範囲内で適宜、変更することが可能である。
本発明の第1実施形態によるアップライト型の電子ピアノを示す斜視図である。 図1の線A−Aに沿う断面図である。 図2実施形態による電子ピアノを示す斜視図である。 第3実施形態によるグランド型の電子ピアノを示す斜視図である。 図4の線B−Bに沿う断面図である。
符号の説明
1 電子ピアノ(電子鍵盤楽器)
2 本体ケース
23 響板
23a 前面(主面)
25 アクチュエータ(振動子)
33 響板
33a 前面(主面)
35 アクチュエータ(振動子)
41 電子ピアノ(電子鍵盤楽器)
53 響板
53a 前面(主面)
61 電子ピアノ(電子鍵盤楽器)
62 本体ケース
64 棚板
73 響板
73a 前面(主面)
75 アクチュエータ(振動子)
83 響板
83a 上面(主面)
85 アクチュエータ(振動子)

Claims (4)

  1. アップライト型の本体ケースと、
    主面が外部に露出するように前記本体ケースに設けられた響板と、
    当該響板に設けられ、押鍵に伴って前記響板を振動させることにより、楽音を発生させる振動子と、
    を備えていることを特徴とする電子鍵盤楽器。
  2. 前記響板は、前記主面が前記本体ケースの前方に露出するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子鍵盤楽器。
  3. 棚板を底部に有するグランド型の本体ケースと、
    当該本体ケースの前記棚板以外の部位に、主面が外部に露出するように設けられた響板と、
    当該響板に設けられ、押鍵に伴って前記響板を振動させることにより、楽音を発生させる振動子と、
    を備えていることを特徴とする電子鍵盤楽器。
  4. 前記本体ケースには、当該本体ケースを閉じる大屋根が設けられ、
    前記響板は、前記大屋根の少なくとも一部を構成するように設けられていることを特徴とする請求項3に記載の電子鍵盤楽器。
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