JP2000081885A - 電子楽器用スタンド - Google Patents
電子楽器用スタンドInfo
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- JP2000081885A JP2000081885A JP10249682A JP24968298A JP2000081885A JP 2000081885 A JP2000081885 A JP 2000081885A JP 10249682 A JP10249682 A JP 10249682A JP 24968298 A JP24968298 A JP 24968298A JP 2000081885 A JP2000081885 A JP 2000081885A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】優れた音質が得られ、かつコストの低減化が図
られた電子楽器用スタンドを提供する。 【解決手段】演奏操作子11が載置される水平に配置さ
れた棚板12を底板とする本体部10の下に、スピーカ
21が垂直方向に対して斜め前方(演奏者側)20〓に
配設されたスピーカボックス20を配置し、本体部10
を左右のスタンド側板30で支え、左右のスタンド側板
30を背板40でつないだ。
られた電子楽器用スタンドを提供する。 【解決手段】演奏操作子11が載置される水平に配置さ
れた棚板12を底板とする本体部10の下に、スピーカ
21が垂直方向に対して斜め前方(演奏者側)20〓に
配設されたスピーカボックス20を配置し、本体部10
を左右のスタンド側板30で支え、左右のスタンド側板
30を背板40でつないだ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演奏用操作子の演
奏操作に基づいて生成された楽音を放音するスピーカを
有する電子楽器用スタンドに関する。
奏操作に基づいて生成された楽音を放音するスピーカを
有する電子楽器用スタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鍵盤と、その鍵盤の演奏操作
に基づいて生成された楽音を空間に放音するスピーカと
を備えた電子楽器が知られており、このような電子楽器
の中には、従来のピアノやオルガン等と同様な形状を得
るために、電子楽器用スタンドを有するものがある。こ
のような電子楽器用スタンドのうち、従来、鍵盤が載置
される本体部を備え、その本体部の底板に、鍵盤の操作
に基づいて生成された楽音を放音するスピーカを下向き
に配設した電子楽器用スタンドが知られている。
に基づいて生成された楽音を空間に放音するスピーカと
を備えた電子楽器が知られており、このような電子楽器
の中には、従来のピアノやオルガン等と同様な形状を得
るために、電子楽器用スタンドを有するものがある。こ
のような電子楽器用スタンドのうち、従来、鍵盤が載置
される本体部を備え、その本体部の底板に、鍵盤の操作
に基づいて生成された楽音を放音するスピーカを下向き
に配設した電子楽器用スタンドが知られている。
【0003】また、鍵盤が載置される本体部を所定の高
さに支える左右のスタンド側板をボックスでつなぎ、そ
のボックス内にスピーカを垂直に配設した電子楽器用ス
タンドも知られている。
さに支える左右のスタンド側板をボックスでつなぎ、そ
のボックス内にスピーカを垂直に配設した電子楽器用ス
タンドも知られている。
【0004】さらに、ペダルボックス内にスピーカを配
設した電子楽器用スタンドも知られている。
設した電子楽器用スタンドも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の、本体部の底板
に下向きにスピーカを配設する技術では、底板の、スピ
ーカ正面側に楽音を放音するための開口は、演奏者から
目立たないため、例えば指が入らない程度の金網等を貼
ればよく、コストは低減される。しかし、このようなス
ピーカ配置の場合、スピーカ正面側に放音される楽音
と、ペダルボードにより反射される楽音との干渉が起こ
り、このため再生音に悪影響を与える場合がある。ま
た、演奏者の聴き位置により音質の変化が著しいという
問題もある。また、左右のスタンド側板をつなぐボック
ス内に垂直にスピーカを配設する技術や、ペダルボック
ス内にスピーカを配設する技術では、楽音の、所定の聴
き位置における音質は優れているものの、その所定の聴
き位置以外の聴き位置における音質が劣り、このため聴
き位置により音質に差ができてしまうという問題があ
る。また、スピーカ正面側の開口が演奏者から目立ち、
このためその開口に見栄えのよいジャージネット等を貼
る等のデザイン処理が必要であり、コストがアップする
という問題もある。
に下向きにスピーカを配設する技術では、底板の、スピ
ーカ正面側に楽音を放音するための開口は、演奏者から
目立たないため、例えば指が入らない程度の金網等を貼
ればよく、コストは低減される。しかし、このようなス
ピーカ配置の場合、スピーカ正面側に放音される楽音
と、ペダルボードにより反射される楽音との干渉が起こ
り、このため再生音に悪影響を与える場合がある。ま
た、演奏者の聴き位置により音質の変化が著しいという
問題もある。また、左右のスタンド側板をつなぐボック
ス内に垂直にスピーカを配設する技術や、ペダルボック
ス内にスピーカを配設する技術では、楽音の、所定の聴
き位置における音質は優れているものの、その所定の聴
き位置以外の聴き位置における音質が劣り、このため聴
き位置により音質に差ができてしまうという問題があ
る。また、スピーカ正面側の開口が演奏者から目立ち、
このためその開口に見栄えのよいジャージネット等を貼
る等のデザイン処理が必要であり、コストがアップする
という問題もある。
【0006】本発明は、優れた音質が得られ、かつコス
トの低減化が図られた電子楽器用スタンドを提供するこ
とを目的とする。
トの低減化が図られた電子楽器用スタンドを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の電子楽器用スタンドは、演奏用操作子が載置され、
棚板を底板とする箱状の電子楽器本体部を所定の高さに
支える電子楽器用スタンドであって、左右に立設する左
右のスタンド側板と、後方に立設し、上記左右のスタン
ド側板をつなぐ背板と、上記左右のスタンド側板に介在
し、スピーカ背面側に開口もしくは通孔を有するスピー
カボックスとを備え、スピーカボックスに設けられるス
ピーカは、スピーカ前面が前方下向きに傾斜するように
設けられ、スピーカ前方からの楽音は電子楽器本体前下
方向に、スピーカ後方からの楽音は上記開口もしくは通
孔を通して電子楽器本体後方に放音されるようになって
いることを特徴とする。
明の電子楽器用スタンドは、演奏用操作子が載置され、
棚板を底板とする箱状の電子楽器本体部を所定の高さに
支える電子楽器用スタンドであって、左右に立設する左
右のスタンド側板と、後方に立設し、上記左右のスタン
ド側板をつなぐ背板と、上記左右のスタンド側板に介在
し、スピーカ背面側に開口もしくは通孔を有するスピー
カボックスとを備え、スピーカボックスに設けられるス
ピーカは、スピーカ前面が前方下向きに傾斜するように
設けられ、スピーカ前方からの楽音は電子楽器本体前下
方向に、スピーカ後方からの楽音は上記開口もしくは通
孔を通して電子楽器本体後方に放音されるようになって
いることを特徴とする。
【0008】本発明の電子楽器用スタンドは、本体部の
下に配置されたスピーカボックスに、スピーカが垂直に
対し斜め下向きに鋭角に配設されているため、スピーカ
正面側に放音される楽音と、ペダルボードにより反射さ
れる楽音との干渉は少なく、音質面で有害な定在波の発
生を防止することができる。また、スピーカ正面側に放
音するための開口は、演奏者からみて目立たず、見栄え
を気にする必要はなく、従ってその開口を覆うためのデ
ザイン処理が簡素化され、コストの低減化が図られる。
下に配置されたスピーカボックスに、スピーカが垂直に
対し斜め下向きに鋭角に配設されているため、スピーカ
正面側に放音される楽音と、ペダルボードにより反射さ
れる楽音との干渉は少なく、音質面で有害な定在波の発
生を防止することができる。また、スピーカ正面側に放
音するための開口は、演奏者からみて目立たず、見栄え
を気にする必要はなく、従ってその開口を覆うためのデ
ザイン処理が簡素化され、コストの低減化が図られる。
【0009】ここで、上記スピーカボックスが、そのス
ピーカボックスに備えられたスピーカの背面側に開口も
しくは通孔を有するものであることが好ましい。
ピーカボックスに備えられたスピーカの背面側に開口も
しくは通孔を有するものであることが好ましい。
【0010】スピーカボックスが、このような開口もし
くは通孔を有すると、スピーカ正面側に放音された楽音
に加え、スピーカ背面側に放音された楽音がその開口も
しくは通孔を介して演奏者に伝達される。従って、スピ
ーカの再生効率が高まることとなる。
くは通孔を有すると、スピーカ正面側に放音された楽音
に加え、スピーカ背面側に放音された楽音がその開口も
しくは通孔を介して演奏者に伝達される。従って、スピ
ーカの再生効率が高まることとなる。
【0011】また、上記棚板が、上記スピーカボックス
に配設されたスピーカに対応する位置に開口を有するも
のであることも好ましい態様である。
に配設されたスピーカに対応する位置に開口を有するも
のであることも好ましい態様である。
【0012】棚板が、このような開口を有すると、その
開口を介してスピーカ背面側に放音された楽音が演奏者
に向けて伝達されるため、楽音の、各聴き位置における
音質の差を小さく抑えることができる。
開口を介してスピーカ背面側に放音された楽音が演奏者
に向けて伝達されるため、楽音の、各聴き位置における
音質の差を小さく抑えることができる。
【0013】さらに、上記本体部が、背面に立設する本
体部背板を備えたものであり、その本体部背板が通孔を
有するものであってもよい。
体部背板を備えたものであり、その本体部背板が通孔を
有するものであってもよい。
【0014】本体部が、このような通孔を有する本体部
背板を備えると、スピーカ背面側に放音された楽音が、
その本体部背板の通孔から演奏者に伝達されるため、楽
音の、場所による音質の差を小さく抑えることができ
る。
背板を備えると、スピーカ背面側に放音された楽音が、
その本体部背板の通孔から演奏者に伝達されるため、楽
音の、場所による音質の差を小さく抑えることができ
る。
【0015】また、上記棚板と上記スピーカボックスと
上記背板とによりスピーカ正面側に放音された楽音とそ
のスピーカ背面側に放音された楽音とを隔てる壁を構成
してなることも好ましい態様である。
上記背板とによりスピーカ正面側に放音された楽音とそ
のスピーカ背面側に放音された楽音とを隔てる壁を構成
してなることも好ましい態様である。
【0016】このような壁は、スピーカ正面側に放音さ
れた楽音とそのスピーカ背面側に放音された楽音とを隔
てる、大きな面積を有するバッフル面として作用するた
め、スピーカ背面側に放音された楽音とスピーカ正面側
に放音された楽音との、バッフル面の縁を挟んだ回り込
みによる干渉が低減される。従って、波長の長い低音域
における楽音が聞こえにくいというようなことが低減さ
れ、優れた低音特性を得ることができる。
れた楽音とそのスピーカ背面側に放音された楽音とを隔
てる、大きな面積を有するバッフル面として作用するた
め、スピーカ背面側に放音された楽音とスピーカ正面側
に放音された楽音との、バッフル面の縁を挟んだ回り込
みによる干渉が低減される。従って、波長の長い低音域
における楽音が聞こえにくいというようなことが低減さ
れ、優れた低音特性を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
説明する。
【0018】図1は、本発明の第1実施形態の電子楽器
用スタンドの断面図、図2は、図1に示す電子楽器用ス
タンドの正面図、図3は、図1に示す電子楽器用スタン
ドの背面図、図4は、図1に示す電子楽器用スタンドの
棚板と鍵盤を示す上面図である。
用スタンドの断面図、図2は、図1に示す電子楽器用ス
タンドの正面図、図3は、図1に示す電子楽器用スタン
ドの背面図、図4は、図1に示す電子楽器用スタンドの
棚板と鍵盤を示す上面図である。
【0019】図1に示す電子楽器用スタンド100に
は、本体部10と、本体部10の下に配置されたスピー
カボックス20と、本体部10を所定の高さに支える左
右のスタンド側板30(図2参照)と、これら左右のス
タンド側板30をつなぐ背板40と、ペダルボックス5
0とが備えられている。
は、本体部10と、本体部10の下に配置されたスピー
カボックス20と、本体部10を所定の高さに支える左
右のスタンド側板30(図2参照)と、これら左右のス
タンド側板30をつなぐ背板40と、ペダルボックス5
0とが備えられている。
【0020】本体部10は、図4に示すように配列され
た演奏用操作子11が載置される水平に配置された棚板
12を底板とする箱状の形状を有する。棚板12は、後
述するスピーカ21に対応する位置に開口12aを有す
る。また、本体部10には、背面に立設する本体部背板
13が備えられている。この本体部背板13は、図3に
示すような通孔13aを有する。
た演奏用操作子11が載置される水平に配置された棚板
12を底板とする箱状の形状を有する。棚板12は、後
述するスピーカ21に対応する位置に開口12aを有す
る。また、本体部10には、背面に立設する本体部背板
13が備えられている。この本体部背板13は、図3に
示すような通孔13aを有する。
【0021】スピーカボックス20には、演奏用操作子
11の演奏操作に基づいて生成された楽音を放音するス
ピーカ21が、垂直方向に対して斜め前方(演奏者側)
20°に配設されている。またスピーカボックス20
は、スピーカ21の正面側に開口20aを有し、背面側
に通孔20bを有する。
11の演奏操作に基づいて生成された楽音を放音するス
ピーカ21が、垂直方向に対して斜め前方(演奏者側)
20°に配設されている。またスピーカボックス20
は、スピーカ21の正面側に開口20aを有し、背面側
に通孔20bを有する。
【0022】背板40は、スピーカボックス20に密着
して取り付けられている。この背板40と棚板12とス
ピーカボックス20とにより、スピーカ21正面側に放
音された楽音とそのスピーカ21背面側に放音された楽
音とを隔てる壁が構成される。
して取り付けられている。この背板40と棚板12とス
ピーカボックス20とにより、スピーカ21正面側に放
音された楽音とそのスピーカ21背面側に放音された楽
音とを隔てる壁が構成される。
【0023】ペダルボックス50には、ペダル51とペ
ダルボード52が備えられている。
ダルボード52が備えられている。
【0024】本実施形態の電子楽器用スタンド100で
は、スピーカ21が、垂直方向に対して斜め前方(演奏
者側)20°に配設されているため、スピーカ21正面
側に放音される楽音と、ペダルボード51により反射さ
れる楽音との干渉は少なく、音質面で有害な定在波を防
止することができる。また、スピーカ21正面側に放音
するための開口20aは、図2に示すように演奏者側か
ら見て目立たないため、見栄えを気にする必要はなく、
その開口20aを覆うためのデザイン処理が簡素化され
る。従って、コストの低減化が図られる。また、スピー
カ21正面側に放音された楽音に加え、スピーカ21背
面側に放音された楽音がスピーカボックス20の通孔2
0bを介して演奏者に伝達されるため、スピーカ21の
再生効率が高められる。さらに、スピーカ21背面側に
放音された楽音が、棚板12の開口12aを介して演奏
者に向けて伝達されるため、楽音の、各聴き位置におけ
る音質の差が小さく抑えられる。
は、スピーカ21が、垂直方向に対して斜め前方(演奏
者側)20°に配設されているため、スピーカ21正面
側に放音される楽音と、ペダルボード51により反射さ
れる楽音との干渉は少なく、音質面で有害な定在波を防
止することができる。また、スピーカ21正面側に放音
するための開口20aは、図2に示すように演奏者側か
ら見て目立たないため、見栄えを気にする必要はなく、
その開口20aを覆うためのデザイン処理が簡素化され
る。従って、コストの低減化が図られる。また、スピー
カ21正面側に放音された楽音に加え、スピーカ21背
面側に放音された楽音がスピーカボックス20の通孔2
0bを介して演奏者に伝達されるため、スピーカ21の
再生効率が高められる。さらに、スピーカ21背面側に
放音された楽音が、棚板12の開口12aを介して演奏
者に向けて伝達されるため、楽音の、各聴き位置におけ
る音質の差が小さく抑えられる。
【0025】さらに、スピーカ21背面側に放音された
楽音が、本体部背板13の通孔13aから聴衆に伝達さ
れるため、楽音の、場所による音質の差が小さく抑えら
れる。
楽音が、本体部背板13の通孔13aから聴衆に伝達さ
れるため、楽音の、場所による音質の差が小さく抑えら
れる。
【0026】また、背板40と棚板12とスピーカボッ
クス20とにより構成された壁は、スピーカ21正面側
に放音された楽音とそのスピーカ21背面側に放音され
た楽音とを隔てる、大きな面積を有するバッフル面とし
て作用するため、スピーカ21背面側に放音された楽音
とスピーカ21正面側に放音された楽音との、バッフル
面の縁を挟んだ回り込みによる干渉が低減される。従っ
て、波長の長い低音域における楽音が聞こえにくいとい
うようなことが低減され、優れた低音特性を得ることが
できる。
クス20とにより構成された壁は、スピーカ21正面側
に放音された楽音とそのスピーカ21背面側に放音され
た楽音とを隔てる、大きな面積を有するバッフル面とし
て作用するため、スピーカ21背面側に放音された楽音
とスピーカ21正面側に放音された楽音との、バッフル
面の縁を挟んだ回り込みによる干渉が低減される。従っ
て、波長の長い低音域における楽音が聞こえにくいとい
うようなことが低減され、優れた低音特性を得ることが
できる。
【0027】図5は、図1に示す電子楽器用スタンドの
下部を組み立てる様子を示す図、図6は、図1に示す電
子楽器用スタンドの、組み立てられた下部を示す図であ
る。
下部を組み立てる様子を示す図、図6は、図1に示す電
子楽器用スタンドの、組み立てられた下部を示す図であ
る。
【0028】図1に示す電子楽器用スタンド100の組
立てにあたり、先ず、図5に示す、ペダルボックス50
を挟んで左右に立設したスタンド側板30を用意し、ス
ピーカボックス20を矢印方向に移動して、スタンド側
板30の上部にスピーカボックス20を配設する。この
ようにして、図6に示すような電子楽器用スタンド10
0の下部を得る。
立てにあたり、先ず、図5に示す、ペダルボックス50
を挟んで左右に立設したスタンド側板30を用意し、ス
ピーカボックス20を矢印方向に移動して、スタンド側
板30の上部にスピーカボックス20を配設する。この
ようにして、図6に示すような電子楽器用スタンド10
0の下部を得る。
【0029】次に、スタンド側板30上に、図示しない
本体部10を載置して、電子楽器用スタンド100を得
る。ここで、スタンド側板30上に本体部10を載置す
るにあたり、スピーカボックス20の、図6の奥行き方
向は傾斜して狭くなっているため、作業者が本体部10
とスピーカボックス20との間で手を挟むことが防止さ
れる。
本体部10を載置して、電子楽器用スタンド100を得
る。ここで、スタンド側板30上に本体部10を載置す
るにあたり、スピーカボックス20の、図6の奥行き方
向は傾斜して狭くなっているため、作業者が本体部10
とスピーカボックス20との間で手を挟むことが防止さ
れる。
【0030】尚、本実施形態では、スピーカ21が、垂
直方向に対して斜め前方(演奏者側)20°に配設され
た例で説明したが、この角度20°に限定されるもので
はなく、スピーカ21が、垂直方向に対して斜め前方
(演奏者側)45〓以内の角度に配設されていればよ
い。
直方向に対して斜め前方(演奏者側)20°に配設され
た例で説明したが、この角度20°に限定されるもので
はなく、スピーカ21が、垂直方向に対して斜め前方
(演奏者側)45〓以内の角度に配設されていればよ
い。
【0031】図7は、本発明の第2実施形態の電子楽器
用スタンドの断面図である。
用スタンドの断面図である。
【0032】尚、図1に示す電子楽器用スタンド100
と同一の構成要素には同一の符号を付し、重複説明は省
く。
と同一の構成要素には同一の符号を付し、重複説明は省
く。
【0033】図7に示す電子楽器用スタンド200は、
図1に示す電子楽器用スタンド100と比較すると、ス
ピーカボックス30の上板が棚板12で兼用されている
点が異なっている。このため、本実施形態の電子楽器用
スタンド200では、コストの低減化が一層図られる。
図1に示す電子楽器用スタンド100と比較すると、ス
ピーカボックス30の上板が棚板12で兼用されている
点が異なっている。このため、本実施形態の電子楽器用
スタンド200では、コストの低減化が一層図られる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
優れた音質が得られ、かつコストの低減化が図られる。
優れた音質が得られ、かつコストの低減化が図られる。
【図1】本発明の第1実施形態の電子楽器用スタンドの
断面図である。
断面図である。
【図2】図1に示す電子楽器用スタンドの正面図であ
る。
る。
【図3】図1に示す電子楽器用スタンドの背面図であ
る。
る。
【図4】図1に示す電子楽器用スタンドの棚板と鍵盤を
示す上面図である。
示す上面図である。
【図5】図1に示す電子楽器用スタンドの下部を組み立
てる様子を示す図である。
てる様子を示す図である。
【図6】図1に示す電子楽器用スタンドの、組み立てら
れた下部を示す図である。
れた下部を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態の電子楽器用スタンドの
断面図である。
断面図である。
10 本体部 11 演奏用操作子 12 棚板 12a,20a 開口 13 本体部背板 13a,20b 通孔 20,30 スピーカボックス 21 スピーカ 30 スタンド側板 40 背板 50 ペダルボックス 51 ペダル 52 ペダルボード 100,200 電子楽器用スタンド
Claims (4)
- 【請求項1】 演奏用操作子が載置され、棚板を底板と
する箱状の電子楽器本体部を所定の高さに支える電子楽
器用スタンドであって、 左右に立設する左右のスタンド側板と、 後方に立設し、前記左右のスタンド側板をつなぐ背板
と、 前記左右のスタンド側板に介在し、スピーカ背面側に開
口もしくは通孔を有するスピーカボックスとを備え、 スピーカボックスに設けられるスピーカは、スピーカ前
面が前方下向きに傾斜するように設けられ、スピーカ前
方からの楽音は電子楽器本体前下方向に、スピーカ後方
からの楽音は前記開口もしくは通孔を通して電子楽器本
体後方に放音されるようになっていることを特徴とする
電子楽器用スタンド。 - 【請求項2】 前記棚板が、前記スピーカボックスに配
設されたスピーカに対応する位置に開口を有するもので
あることを特徴とする請求項1記載の電子楽器用スタン
ド。 - 【請求項3】 前記本体部が、背面に立設する本体部背
板を備えたものであり、該本体部背板が通孔を有するも
のであることを特徴とする請求項1記載の電子楽器用ス
タンド。 - 【請求項4】 前記棚板と前記スピーカボックスと前記
背板とによりスピーカ正面側に放音された楽音と該スピ
ーカ背面側に放音された楽音とを隔てる壁を構成してな
ることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1
項記載の電子楽器用スタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10249682A JP2000081885A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 電子楽器用スタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10249682A JP2000081885A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 電子楽器用スタンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000081885A true JP2000081885A (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=17196644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10249682A Withdrawn JP2000081885A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 電子楽器用スタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000081885A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008102494A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-05-01 | Yamaha Corp | 電子鍵盤楽器 |
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