JP4641484B2 - ギターアンプキャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、ギターアンプキャビネットの構造の改良に関する。
従来から、スピーカーをその前面に取り付けてなる箱体の構造を工夫したものが様々提案されていた。例えば、この箱体に取り付けられているスピーカー前面側の反対側に、後方から視認可能に各種文字等を表示する表示体を設け、この表示体の視認角度を調整可能としたもの等が提案されていた(例えば、特許文献1参照)。ところで、ギターアンプキャビネット(以下単に「キャビネット」とも称する)も箱体前面にスピーカーが取り付けられて構成され、この従来例について図4を参照して簡単に説明する。図4は、図1に示す外観直方体のギターアンプキャビネット100におけるAA方向の断面図である。キャビネット100の背面側には不図示の蝶番を用いて開閉動作を可能にする扉101を設けており、通常は扉101を閉めてキャビネット100の背面と平坦になるようにされている。一方、必要時には扉100を開けて、キャビネット内部に設けられている不図示のパーツや電池交換等を行えるようになっている。
実開平1−159488号公報(第1−2頁、第1図)
しかしながら、このようなギターアンプキャビネット100はスピーカー部6を内蔵しているため、総てのパーツ(電子部品、各種部材等)がスピーカー部6の振動に伴って上下振動されてしまい、パーツが共振するとそれがギターの楽音信号と混ざって不快な楽音信号を放音してしまうといった問題があった。そして、特に、蝶番等の可動部材は共振をおこし易いため、不快な音楽信号を放音しやすいといった課題があった。更に、スピーカーからの放音方向を演奏者の足元方向等に変更することを簡単な機構で実現することが望まれていた。
本発明は、かかる従来の課題を解決するためになされたもので、パーツや蝶番等の振動による不快な音の放音を低減するギターアンプキャビネットを提供することを目的とする。更に、本発明の他の目的は、簡単な構造で放音方向を変化可能なギターアンプキャビネットを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、外観視直方体で前面側ではスピーカーからの音を放音可能に構成すると共に、その背面側にキャビネット開閉機構を設けたギターアンプキャビネットにおいて、
前記開閉機構は、
前記キャビネットの背面側に設けた横長の開口部をキャビネット内側から臨む状態で縦方向に延在するように設けた平面部材と、この開口部に嵌るようにされた横長の閉塞用部材との双方に、面型の着脱用素材を設けて構成され、前記平面部材は、前記横長の開口部の左右両側において、その一部が開口部側にはみ出すようにして、前記開口部の短手方向に延在させて設け、
更に、
前記平面部材に横長の溝を複数設け、更に、前記閉塞用部材がいずれの溝にも嵌るように構成されていることを特徴とするようにした。
この発明によれば、キャビネットの背面側に設けた開閉機構を、キャビネットの背面側に設けた横長の開口部をキャビネット内側から臨む状態で縦方向に延在するように設けた平面部材と、この開口部に嵌るようにされた横長の閉塞用部材との双方に、面型の着脱用素材を設けて構成したので、キャビネット背面部における開閉を簡単な構造で実現可能とすると共に、面型の着脱用素材の緩衝作用によって各種パーツの共振作用も抑制することが可能となる。
そして、前記平面部材に横長の溝を複数設け、更に、前記閉塞用部材がいずれの溝にも嵌るように構成されたことを特徴としているので、簡単な構造でキャビネットの傾きを変えて放音方向が、演奏者の足元近傍とすることができる。
本発明によれば、内蔵されるパーツ等の振動による不快な音の放音を低減するギターアンプキャビネットを実現することができるという効果が得られる。更に、簡単な構造で放音方向を変化可能なギターアンプキャビネットを提供することができるという効果も得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1はギターアンプキャビネット1の外観斜視図であり、図2はギターアンプキャビネット1の背面図である。また、図3は図1におけるAAの断面図である。なお、図3における斜線は断面を示したものではなく、着脱用素材5a、5bが設けられていることを示している。
(構成)
ギターアンプキャビネット1(以下適宜「キャビネット1」と称する)は外観視略直方体の箱体に構成され、その前面側には金属ネット2を介して内蔵スピーカー部6からの音が放音されるように構成されている。なお、本実施形態においては特徴部を把握容易とするため、ギターアンプキャビネット1の内部に設けられている各種のパーツ(電子部品、各種部材等)や、キャビネット1の上部に設けられた操作子、プラグ端子等は図示省略している。
図2、図3に示すようにキャビネット1の背面側においては、横長の長方形状に開口部3が設けられている。開口部3のキャビネット1の内側には外観視角材状の平面部材10と、同じく外観視角材状の平面部材11とが縦方向で重なるように固定されていて、平面部材11はキャビネット1の内側から開口部3を臨むように縦長に固定されている。そして、平面部材11の開口部3側には横方向の2つの溝4a、4bが形成されている。なお、平面部材10、11は開口部3を横断するようにはされておらず、図2に示すようにその一部が、開口部3の左右両端から若干はみ出し、そのはみ出し量は、溝4の横方向長さが適切になり且つ、着脱用部材5a、5bの張り付けが適切に行えるように設定されている。
そして、キャビネット背面側から見える溝4が設けられた平面部材11のこの溝4を除く部分には横方向に面型の着脱用素材5a、5bが設けられている。この着脱用素材は薄肉で互いに他と結合すると共に、その結合を解くには引っ張れば良い素材であり、例えば(面チャックであるマジックテープ(登録商標))である。そして、閉塞用部材20の片面においても、平面部材11における着脱用素材チャック5a、5bに対応する位置に横長の面型の着脱用素材部材5c、5dが設けられている。なお、閉塞用部材20の面の大きさは、開口部の大きさよりも若干小さくして指先を入れて閉塞用部材20を着脱作業可能に構成している。
(作用)
次に作用を説明する。通常は、閉塞用部材20は開口部3に嵌め込まれている。このとき平面部材11に設けられている着脱用素材5a、5bと、閉塞用部材20の片面に設けられている着脱用素材5c、5dとが結合された状態になっている。この状態でスピーカー部6が振動すると、面型チャックの結合部が緩衝作用をおこし、各種パーツの振動が吸収されるとともに、従来の蝶番等の振動が皆無となる。
次に開閉用部材20を外す場合には、閉塞用部材20と板状部材11との結合を解けば良い。すると開口部3から手をキャビネット1内に入れて、内部のパーツを交換したり、電池の交換をしたりすることが可能となる。また、蓋を外して用いることにより、背面開放型スピーカキャビネットとなり、蓋をすることにより密閉型スピーカキャビネットとなるため、演奏に合わせて音色を選択することが可能になる。
したっがって、キャビネット1の背面側に設けた横長の開口部3をキャビネット内側から臨む状態で横方向に延在するように設けた平面部材11と、この開口部3に嵌るようにされた横長の閉塞用部材20との双方に着脱用素材を設けて着脱可能としたので、キャビネット背面部における開閉を簡単な構造で実現可能とすると共に、面型の着脱用素材の緩衝作用によって各種パーツの共振作用も抑制することが可能となる。
(他の形態)
図5に示すようにこの実施形態では、平面部材11の開口部3側に設けた2つ溝4a、4bに、薄肉の直方体状の閉塞用部材20が嵌め込み可能に構成されている。即ち、溝4a、4bの溝幅に対して、閉塞用部材20の厚みが若干薄く形成されて、開閉用部材20が溝4a、溝4bのいずれにも嵌る構成とされている。
図5(a)は溝4aに閉塞用部材20を嵌め込んだことを示す断面図であり、図5(b)は4bに閉塞用部材20を嵌め込んだことを示す断面図である。この例では、水平面に対する背面の傾斜角度α1は、α2よりも小さくなるように設定されている。これら水平面に対する背面の傾斜角度は溝4の位置や閉塞用部材20の厚みや長さによっていかようにも変更しうる。
したがって簡単な構造でキャビネット1の傾きを変えることができ、例えば放音方向が演奏者の足元傍となるようにして演奏者が音を聞き易くすることができる。なお、この例は溝が2つの場合であるが、3個以上溝を設けることや1個のみ溝を設ける構成としても良い。
以上説明してきたように、不快な楽音を低減したギターアンプキャビネットを提供することができる。
ギターアンプキャビネット1の外観斜視図である。 ギターアンプキャビネット1の背面図である。 図1におけるAAの断面図である。 従来のギターアンプキャビネット100におけるAAの断面図である。 ギターアンプキャビネット1の他の作用の説明図である。
符号の説明
1 ギターアンプキャビネット
2 金属ネット
3 開口部
4(4a、4b) 溝
5(5a、5b、5c、5d) 着脱用素材
6 スピーカー部
10 平板部材
11 平板部材
20 閉塞用部材
100 キャビネット筐体
101 扉

Claims (1)

  1. 外観視直方体で前面側ではスピーカーからの音を放音可能に構成すると共に、その背面側にキャビネット開閉機構を設けたギターアンプキャビネットにおいて、
    前記開閉機構は、
    前記キャビネットの背面側に設けた横長の開口部をキャビネット内側から臨む状態で縦方向に延在するように設けた平面部材と、この開口部に嵌るようにされた横長の閉塞用部材との双方に、面型の着脱用素材を設けて構成され、前記平面部材は、前記横長の開口部の左右両端部において、その一部が開口部側にはみ出すようにして、前記開口部の短手方向に延在させて設け、
    更に、
    前記平面部材に横長の溝を複数設け、更に、前記閉塞用部材がいずれの溝にも嵌るように構成されたことを特徴とするギターアンプキャビネット。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0379589U (ja) * 1989-12-07 1991-08-14
JPH0525893U (ja) * 1991-09-10 1993-04-02 三菱電機株式会社 スピーカシステム
JPH0563193U (ja) * 1992-01-31 1993-08-20 ヤマハ株式会社 スピーカ

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