JP2005080173A - 電子機器及びスピーカ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示部に取り付けられるスピーカ装置を1つのユニットとして構成し、また、音質の向上も図ることのできる電子機器及びスピーカ装置を提供すること。
【解決手段】 電子機器1は、設置面上に載置可能な支持部3と、この支持部3に対して揺動可能に支持された表示部2と、この表示部2の正面方向に放音面を向けて表示部2に取り付けられたスピーカ装置20とを備え、スピーカ装置20は、複数のスピーカ本体21a、21bが1つの共通のキャビネット30内に収容されて、表示部2の表示領域4よりも下方に配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スピーカ装置が一体的に取り付けられた表示部を備えた電子機器及び表示部に取り付けられるスピーカ装置に関し、更に詳しくは、スピーカ装置を1つのユニットとして構成すると共に表示部に対する取付位置を工夫した電子機器及びスピーカ装置に関する。
従来より、例えばデスクトップ型コンピュータの表示部が支持部に対して揺動自在に支持され、その傾き角度が自在に変えられるようしたものが知られている(特許文献1参照)。この特許文献1では、表示部は、本体部やキーボードとはケーブル接続される。
特開2000−242363号公報
また、本出願人は、特願2002−369766号の特許出願において、表示部と、本体部と、キーボードとを一体化した電子機器を提案している。この場合にも、表示部は支持部を兼ねる本体部に揺動自在に支持され、その傾き角度が変えられるようになっている。
上述した2つの従来例では、何れも表示部の表示領域の左右の両脇にそれぞれ別体のスピーカ装置を具備させてステレオ再生を実現している。しかし、このような構成では、スピーカ本体を収容するキャビネットを左右のスピーカ装置でそれぞれ別に用意する必要があり、それらキャビネットを表示部に組み付けるためのねじなども含めて部品点数の増大を来す。
また、表示部への組み付け作業に際しても、左右のスピーカ装置からそれぞれ引き出されるケーブルを回路基板などに接続させるための引き回し作業も含めて、左右のスピーカ装置で同じ作業を繰り返すことになるので作業者に負担となったり、生産効率も悪い。
また、特に表示部の背面側に本体部を一体的に備えた電子機器においては、表示部の左右にはスピーカ装置配置のためのスペースが十分に確保できないという問題がある。これは、本体部の側面にディスク装置や各種メモリカードのスロット、あるいは各種コネクタが設けられることが多く、表示部の左右に取り付けたスピーカ装置の奥行き寸法を大きくしてしまうと、ディスク装置のトレーの引き出しや、メモリカードのスロットに対する抜き差し、更にはコネクタに対するケーブルなどの抜き差しの障害になってしまうからである。
このため、表示部の左右にスピーカ装置を取り付ける構成では、キャビネット内部空間の容積の増大化が難しく、内部空間で響かせて出力させる音に関して低音域の拡大が図れない。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、その目的とするところは、表示部に取り付けられるスピーカ装置を1つのユニットとして構成し、また、音質の向上も図ることができる電子機器及びスピーカ装置を提供することにある。
本発明の電子機器は、支持部と、この支持部に対して揺動可能に支持された表示部と、この表示部に取り付けられたスピーカ装置とを備え、スピーカ装置は、複数のスピーカ本体が1つの共通のキャビネット内に収容されて、表示部の表示領域よりも下方に配置されていることを特徴としている。
また、本発明の電子機器は、支持部と、この支持部に対して揺動可能に支持された表示部と、この表示部に取り付けられたスピーカ装置とを備え、スピーカ装置は、複数のスピーカ本体が1つの共通のキャビネット内に収容されて、表示部の表示領域よりも上方に配置されていることを特徴としている。
また、本発明のスピーカ装置は、複数のスピーカ本体と、設置面上に載置される支持部に対して揺動可能に支持された表示部の表示領域よりも下方に配置され、複数のスピーカ本体が収容される1つの共通のキャビネットとを有することを特徴としている。
また、本発明のスピーカ装置は、複数のスピーカ本体と、設置面上に載置される支持部に対して揺動可能に支持された表示部の表示領域よりも上方に配置され、複数のスピーカ本体が収容される1つの共通のキャビネットとを有することを特徴としている。
上記支持部は設置面上に安定して載置されて表示部が倒れないように支える。この支持部に対して表示部は揺動自在に取り付けられ、使用者にとって最適な視認角度に表示部の傾き角度を調整できる。
表示部にはスピーカ装置が一体的に取り付けられており、本発明の電子機器では、複数のスピーカ本体を1つの共通なキャビネット内に収容したうえで、そのキャビネットを表示部の表示領域の下方または上方に配置させている。
スピーカ装置を表示領域の下方または上方に配置させたのは、スピーカ装置によって表示領域の視認が妨げられてしまうのを防ぐことはもちろんであるが、そのことによって、キャビネット内に収容される複数(例えば左右のステレオ再生用の2つの)のスピーカ本体を、表示部の横方向に沿って互いに両端側に離して配置すれば、スピーカ装置を1つのキャビネットを用いて1ユニット化しても、表示部の左右どちら一方からしか音が偏って聞こえないということを回避でき、良好なステレオの音を聴者に届かせることができる。
また、そのステレオ出力を良好に行うためには、キャビネットの内部空間を、個々のスピーカ本体ごとに仕切る隔壁をキャビネットの内部空間に形成することが好ましい。このようにすれば、個々のスピーカ本体から出力された音がキャビネットの内部空間で互いに干渉し合うことが防げる。
各スピーカ本体は、例えばコーン紙などの振動体を有し、その振動体が振動することで音を発生する。キャビネットは、スピーカ本体をほこりや水分などから保護する機能はもちろん、振動体の前後での音の打ち消しを抑制して音の発生効率の低下を防いだり、放音面以外の方向への音もれを防いだりする。また、一般にスピーカ本体から音が出ているときには、スピーカ本体の振動体が振動しているだけでなくキャビネットも振動する。これは、キャビネットもある程度響かせることで音形成に貢献しているとも言える。
スピーカ装置は密閉型でも、バスレフ(bass reflex)型でもよい。バスレフ型は、キャビネットの内部空間と連通しているバスレフ孔がキャビネットに開口され、そのバスレフ孔を介してキャビネットの内部空間で響いた音が外部に出力され、同容積の密閉型に比べて低音再生周波数の限界を広げることができる。
表示部を傾ける作業は、表示部を上下方向に挟むように表示部の上部と下部に手をかけてつかんで行われることが多い。このとき、バスレフ孔がキャビネットの下面部や背面部に開口していると表示部をつかんだ手の指先がバスレフ孔にかかり易くなり、そのバスレフ孔に過剰な力が作用してキャビネットを破損させるおそれがある。以上のことを考慮すると、バスレフ型のスピーカ装置において、バスレフ孔をキャビネットの正面部に開口することが好ましい。この場合には、バスレフ孔からの音の放音方向が表示部に向き合う使用者に向けられるので音のこもりも防げる。
また、バスレフ孔を、このバスレフ孔より孔径の小さな多数の小孔が貫通して形成された多孔シートによって覆えば、バスレフ孔を目立たなくすることができ、バスレフ孔をキャビネットの正面に開口した場合であっても見映えを気にすることなくバスレフ孔の孔径の設計を行える。バスレフ孔からの音は、多孔シートの多数の小孔を介して外部に出力される。
一般に、キャビネットに開口されるバスレフ孔は、スピーカ本体からの音をキャビネット外部に放音させる孔より小さく、バスレフ孔からほこりが入ってしまうとその除去が困難になる。そこで、上記多孔シートを用いた場合に、多孔シートとバスレフ孔との間に、通気性を有する布を介在させれば、バスレフ孔を通ってキャビネット内にほこりが入ってしまうことを防げる。
また、特に表示部の背面側にコンピュータの本体部として機能するマザーボードを備えたものにおいては、スピーカ装置を表示部の左右の両脇ではなく、上方または下方に配置させることで、そのマザーボードに実装されたディスク装置のトレーの開閉、あるいはマザーボードに実装されたコネクタに対するケーブルやメモリカードなどの接続を妨げない取付位置とすることができる。
これにより、スピーカ装置の取付スペースに関して制約を受けにくく、スピーカ装置の奥行き寸法を比較的大きくとれる。これは、キャビネットの内部空間の容積の増大につながり、内部空間で響かせて出力させる音に関して低音域の拡大が図れる。
また、スピーカ装置を、表示パネルの縁部を受ける枠部材に沿設すれば、その枠部材の撓みやねじれに対する強度を向上させる補強部材として機能させることもできる。すなわち、表示部の傾き角度を変える際には、表示部を上下に挟むように表示部の上部と下部を両手でつかんで傾けることが多く、このときに枠部材に撓みやねじれが生じやすくなるが、上記スピーカ装置が梁のように枠部材の上部または下部で横方向に沿ってわたされていれば、撓みやねじれを生じにくくすることができる。
また、スピーカ装置を表示領域よりも下方に配置した場合には、表示部の傾き角度との関係で以下のような利点がある。例えば机の上に電子機器が置かれ、椅子に腰掛けた標準的な座高を有する使用者が操作する場合、エルゴノミクス(疲れずに快適に仕事を行うための科学的な法則)を考慮すると、一般に表示部の画面(例えば、15インチ、17インチなどの通常良く用いられるサイズを有する)の傾き角度(設置面の鉛直線と画面とのなす角)を約25゜〜30゜程度にすると、使用者の目や首にかかる負担を軽くできるとされている。
表示部が、このエルゴノミクスを考慮した傾き角度とされた状態では、表示部の下方にスピーカ装置があれば、設置面で反射される音も含めて、ちょうど椅子に腰掛けた使用者の耳の位置に音を向かわせることができる。
また、大人と、座高(身長)の低い子供とが一緒に使用する場合において、その下部にスピーカ装置が取り付けられた表示部を設置面に対して垂直あるいは垂直に近い状態とすれば、設置面で反射される音を大人の耳の位置に、スピーカ装置から直接放音される音を子供の耳の位置に向かわせることができる。
スピーカ装置が表示部の下部に取り付けられた場合において、表示部が前方に倒れるように表示部の下方が支持部に近づく方向に揺動された際に、キャビネットが支持部に接触しないように表示部の揺動を規制するストッパ部材を設けることが好ましい。このようにすれば、キャビネットと支持部との接触を防いで、キャビネットからの振動が支持部に伝わって余計な響き(いわゆるビリツキ音)が形成されてしまうのを防げる。
本発明の電子機器によれば、表示部に取り付けられたスピーカ装置は、複数のスピーカ本体が1つの共通のキャビネット内に収容されて、表示領域よりも上方または下方に配置されているので、部品点数の低減や組み立て作業の負担を軽減でき、生産効率の向上やコストダウンが図れる。また、表示部の左右に取り付ける場合に比べてスピーカ装置の取付スペースの制約を受けず、その分キャビネットの内容積を大きくでき、出力音の低音域の拡大が図れ音質を向上できる。
本発明のスピーカ装置は、複数のスピーカ本体と、表示部の表示領域よりも下方または上方に配置され、複数のスピーカ本体が収容される1つの共通のキャビネットとを有するので、スピーカ装置を1つのユニットとして取り扱うことができ、部品管理、輸送の際の取り扱い、表示部への組み付け作業が容易になる。
(電子機器の構成)
図1は本実施形態に係る電子機器1の正面図を、図2は側面図を示す。電子機器1は、例えば、表示部一体型のデスクトップ型コンピュータであり、表示部2と支持部3とスピーカ装置20を備えている。
表示部2はその筐体の中に、例えば液晶を用いた表示パネル5を収容している。また、表示部2の筐体内には図示しない内部シャーシが配設され、その内部シャーシの前面は表示パネル5の背面を受けている。内部シャーシの背面には、この電子機器1の実質的な本体部として機能するマザーボードが取り付けられている。
そのマザーボードには、中央処理装置や、ディスク装置、半導体メモリ、各種コネクタ、その他各種部品が実装されている。
支持部3は、ベース部3aとこのベース部3aに立設されたスタンド部3bとからなる。ベース部3aは設置面上に安定して載置され、スタンド部3bに取り付けられた表示部2が倒れないように支える。
ベース部3aは、図8に示すように、その前端部側に突設された爪部9がスタンド部3bの前面部17に形成された凹部10に係合して位置決めされる。
スタンド部3bの内部には、ハードディスク装置や電源ユニットなどが収容されている。
表示部2は、図3、図8〜図10に示すように、ヒンジ8を介して支持部3のスタンド部3bに対して揺動可能に支持されている。
ヒンジ8は、スタンド部3bにおける左右の側面部と前面部17との境界部に例えばねじ止めにて固定されるブラケット11と、表示部2の下端部における左右の両端に固定された軸部材12と、スタンド部3bの前面部17に例えばねじ止めにて取り付けられ上記軸部材12の一部分が回動自在に嵌合している軸受け部材13とを備えている。
スピーカ装置20は、図1に示すように、表示部2において表示領域4から外れた下方に配置される。後述するように、スピーカ装置20は、そのキャビネット30が、表示パネル5の表示領域4の周囲に形成された縁部(非表示領域)を受ける枠部材31に例えばねじ止めにて固定される。
(スピーカ装置の構成)
図4は、本実施形態に係るスピーカ装置20の分解斜視図を示す。スピーカ装置20は、前キャビネット30aと後キャビネット30bとを組み合わせてなるキャビネット30内に2個のスピーカ本体21a、21bを収容している。
前キャビネット30aは、スピーカ装置20の正面部である長尺板状の前壁部32と、この前壁部32の上下左右の縁部に接続された上壁部、下壁部、左右の側壁部を有する。
前壁部32において左右の両端部近傍には、スピーカ本体21a、21bから出力された音をキャビネット外部に放音するための円形の放音孔24a、24bがあけられている。両放音孔24a、24bは、前壁部32を長尺方向に関して二等分する中心線cに関して対称な配置関係で形成されている。各放音孔24a、24bの孔径は、前壁部32の短尺方向の寸法よりわずかに小さくされている。
各放音孔24a、24bの、中心線c寄りの傍らにはバスレフ孔22a、22bが形成されている。各バスレフ孔22a、22bの孔径は放音孔24a、24bの孔径より小さく、例えば放音孔24a、24bの孔径の1/3程である。なお、各バスレフ孔22a、22bは、中心線cから遠い側の放音孔24a、24bの傍に形成してもよい。
前キャビネット30aの上壁部には、3つの凹部33a〜33cが形成されている。凹部33aはバスレフ孔22aの上に位置し、凹部33cはバスレフ孔22bの上に位置し、凹部33bは両凹部33a、33c間の中間位置(中心線c)に位置している。
前キャビネット30aの前壁部32と上壁部との境界部において、各凹部33a、33cの、中心線c寄りの傍らには爪部34が形成されている。各爪部34は上壁部の上方に向けて突出している。
前キャビネット30aの下壁部において、凹部33bに対応する位置(中心線c位置)には、正面から見て半円状のくぼみ35aが形成されている。
各爪部34形成位置の下方に相当する位置であり、前壁部32と下壁部との境界部には、正面から見て半円状のくぼみ36aが形成され、そのくぼみ36aの底部にねじが通される貫通孔があけられている。
前キャビネット30aの下壁部において両端部側の部分は、段差が形成されて上壁部に向かってへこんでいる。また、左右の各側壁部と下壁部とが接続される下側2箇所の角部には、前壁部32の表面よりもくぼんだくぼみ37が形成され、そのくぼみ37の底部にねじが通される貫通孔があけられている。
以上のように構成される前キャビネット30aは、例えばABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂材料を射出成形して得られる。ABS樹脂は、堅く、堅牢で優れた機械的性質を有し、また加工性にも優れている。
次に、図4、およびキャビネット30の背面図である図5も参照して、後キャビネット30bについて説明する。
後キャビネット30bは、長尺板状の後壁部42と、この後壁部42の上下左右の縁部に接続された上壁部、下壁部、左右の側壁部を有する。
後キャビネット30bの上壁部には、上記前キャビネット30aの上壁部に形成された3つの凹部33a〜33cに対応させて、3つの凹部38a〜38cが形成されている。前キャビネット30aと後ろキャビネット30bとが組み合わされると、凹部33aと凹部38aとが整列されてキャビネット30の上壁部に凹部39(図1、5参照)を形成し、凹部33bと凹部38bとが整列されてキャビネット30の上壁部に凹部40(図1、5参照)を形成し、凹部33cと凹部38cとが整列されてキャビネット30の上壁部に凹部41(図1、5参照)を形成する。
後キャビネット30bの下壁部において、長尺方向に関しての中央には、上記前キャビネット30aの下壁部に形成されたくぼみ35aに対応させて、半円状のくぼみ35bが形成されている。前キャビネット30aと後ろキャビネット30bとが組み合わされると、両前後キャビネット30a、30bのくぼみ35a、35bが互いに整列されてキャビネット30の下壁部にくぼみ35(図1、5参照)を形成する。
図5に示すように、後壁部42の背面には、一端部がくぼみ35に接続され、上壁部との境界部に向けて斜めに延在する凹所43が形成されている。この凹所43は、キャビネット30内に収容されたスピーカ本体21a、21bから延びるケーブル44a、44bの引き出しに用いられる。
図4に示すように、後壁部42の内面には、くぼみ35bを挟むようにして2つの隔壁45が立設されている。これら隔壁45によって、前後のキャビネット30a、30bが組み合わされると、スピーカ本体21aを収容した空間と、スピーカ本体21bを収容した空間とが隔壁45によって仕切られる。
また、各隔壁45には切欠き45aが形成されている。各スピーカ本体21a、21bに接続されたケーブル44a、44bは、切欠き45aを通され、更にくぼみ35に形成された貫通孔(図示せず)を介してキャビネット30の外部に導出され、上述したマザーボードに接続される。
図5に示すように、後壁部42の背面において両端部側の部分は、段差が形成されて紙面の裏側に向けてへこんでいる。更に、その各両端部46の上下には切欠きが形成され、両端部46の上方部分は両端部46よりも更に紙面の裏側に向けてへこんでおり、両端部46の下方部分には傾斜面48が形成されている。
後キャビネット30bにおいて、左右の各側壁部と傾斜面48とが接続される下側2箇所の角部には、傾斜面48の表面よりくぼんだくぼみ49が形成され、そのくぼみ49の底部にねじが通される貫通孔があけられている。
図5に示すように、後壁部42には両端部46に形成されたものも含めて全部で7個のねじ止め用の凹部50a〜50gが形成され、各凹部50a〜50gは図4に示すように、後壁部42の内面側にボス部として突出している。各凹部50a〜50gにはねじが通される貫通孔が形成されている。
以上のように構成される後ろキャビネット30bは、前キャビネット30aと同様、例えばABS樹脂材料を射出成形して得られる。
スピーカ装置20は、上述した前後のキャビネット30a、30bが合わされて形成される内部空間に、2個のスピーカ本体21a、21bと、2個のダクト23a、23bを収容して構成される。前後のキャビネット30a、30bは、後キャビネット30bの後壁部42の背面側から各凹部50a〜50gの貫通孔にねじが通され、そのねじが前キャビネット30aの前壁部32内面に突設された図示しないボス部に形成されたねじ孔にねじ込まれることで、前後のキャビネット30a、30bは互いに組み付けられる。
スピーカ本体21aはその放音面を、前キャビネット30aに形成された放音孔24aに臨ませてキャビネット30内に内蔵される。スピーカ本体21bはその放音面を、前キャビネット30aに形成された放音孔24bに臨ませてキャビネット30内に内蔵される。
ダクト23aの一端部はバスレフ孔22aに接続され、他端部は、隔壁45によってスピーカ本体21bの収容空間と仕切られたスピーカ本体21aの収容空間に連通している。ダクト23bの一端部はバスレフ孔22bに接続され、他端部は、隔壁45によってスピーカ本体21aの収容空間と仕切られたスピーカ本体21bの収容空間に連通している。
このようなスピーカ装置20は、図1に示すように、表示パネル5の縁部を受ける枠部材31に固定される。具体的には、枠部材31の下部には放音孔24a、24b、およびバスレフ孔22a、22bに対応した円形の貫通孔51、52が形成されたスピーカ取付部53が形成されており、このスピーカ取付部53の内面にスピーカ装置20は、放音孔24a、24bを貫通孔51に一致させ、且つバスレフ孔22a、22bを貫通孔52に一致させてねじ止めされる。
更に具体的には、前キャビネット30aの凹部37、36a、36a、37に形成された貫通孔と、後キャビネット30bの凹部49、50g、50f、49に形成された貫通孔とがそれぞれ一致されて得られる貫通孔54a〜54d(図1参照)に、キャビネット30の後壁部42側からねじが通されて、枠部材31のスピーカ取付部53内面に突設されたボス部(図示せず)にそのねじが締結される。なお、貫通孔54a、54dに通されるねじは、枠部材31と表示部2との固定にも用いられる共締め用のねじとなっている。
以上のようにスピーカ装置20が取り付けられた枠部材31は表示部2の筐体に例えばねじ止めにて取り付けられる。枠部材31において、スピーカ装置20に形成された3つの凹部39〜41に対応する箇所には、内方に向けて突出する爪部(図示せず)が形成されており、この爪部を図8に示される表示部2の筐体に形成された孔55の下縁部に引っかけることで枠部材31は表示部の筐体に位置決めされる。
したがって、スピーカ装置20のキャビネット30の凹部39〜41は、枠部材31に形成された上記爪部の内方への突出を妨げないために設けられている。
枠部材31が表示部2の筐体に取り付けられると、枠部材31の下部に固定されたスピーカ装置20は、図8に示すスタンド部3bの前面部17の前方に位置される。
キャビネット30の後壁部42の背面はスタンド部3bの前面部17には接触せず、また後壁部42の背面に形成された切欠き18(図5参照)が、ベース部3aの爪部9とスタンド部3bの凹部10との係合箇所(図8参照)に位置されることで、スタンド部3bの前面部17より突出している爪部9とキャビネット30との干渉が回避されている。
また、キャビネット30に形成された爪部34は図8に示される表示部2の筐体に形成された孔56の下縁部に当接され、これにより、キャビネット30が正面側から押されてもキャビネット30の背面がスタンド部3bの前面部17にぶつからないように規制することができる。
また、キャビネット30の後壁部42の背面において、その両端部46の上下の部分が切り欠かれて他の部分より薄くされていることで、図8に示される、ヒンジ8の軸受け部材13とキャビネット30とがぶつかること、及びブラケット11の下端部がねじ止めされるベース部3aの膨出部57とキャビネット30とがぶつかることを防ぐことができる。
また、枠部材31のスピーカ取付部53の表面には、図6及びその[A]−[A]線方向の断面図である図7に示される多孔シート6が貼り付けられる。
多孔シート6は例えばポリフェニレンエーテルからなり、バスレフ孔22a、22bよりも十分に小さな多数の小孔が密に形成されている。例えば、孔径が0.5mmの多数の小孔が、0.9mmピッチで形成されている。
この多孔シート6は接着シート58を介して枠部材31のスピーカ取付部53表面に貼り付けられる。接着シート58にはキャビネット30に形成された放音孔24a、24bに対応した円形の貫通孔58a、およびバスレフ孔22a、22bに対応した円形の貫通孔58bが形成されており、放音孔24a、24b及びバスレフ孔22a、22bを塞いではおらず、それら孔から外部への音の放出を妨げないようになっている。
このように、キャビネット30の正面側が、多孔シート6によって覆われれば、外部への音の放出を妨げることなく、放音孔24a、24bやバスレフ孔22a、22bを目立たなくすることができ、見映えを気にすることなくそれら孔径の設計自由度が高まる。
また、多孔シート6と接着シート58との間には、通気性を有する例えばナイロン製の布59が介在されており、これによって多孔シート6に形成された多数の小孔の孔径より小さなほこりなどが接着シート58に形成された貫通孔58a、58bを通じてキャビネット30内に入ってくるのを防ぐことができる。
本実施形態では上述したように、スピーカ装置20を表示部2の表示領域4よりも下方に配置させたので、2つのスピーカ本体21a、21bを、表示部2の横方向に沿って互いに両端側に離して配置すれば、スピーカ装置20を1つのキャビネット30を用いて1ユニット化しても、表示部2の左右どちら一方からしか音が偏って聞こえないということを回避でき、良好なステレオの音を聴者に届かせることができる。
また、キャビネット30の内部空間が2つの隔壁45によって、個々のスピーカ本体21a、21bごとに仕切られているので、個々のスピーカ本体21a、21bから出力された音がキャビネット30の内部空間で互いに干渉し合うことが防げ、良好なステレオ再生を行える。
また、各隔壁45に形成された切欠き45aは、各スピーカ本体21a、21bからのケーブル44a、44bを、くぼみ35に形成された貫通孔(図示せず)を介してキャビネット30の外部に導出するために通すものであるが、この切欠き45aによって両スピーカ本体21a、21bの収容された空間の隔離が不十分になるのを防ぐため隔壁45を2重にしている。もちろん、1重、あるいは3重以上であってもよい。
また、キャビネット30が1つになることで、このキャビネット30から導出される上記ケーブル44a、44bのキャビネット30からの出口を1つにでき、ケーブル44a、44bのマザーボードへの接続の引き回しが容易になる。
また、スピーカ装置20を表示部2の左右の両脇ではなく、下方に配置させることで、図2に示すように、表示部2の側面に設けられたディスク装置のトレー26やメモリカードなどのスロット27a、27bよりもスピーカ装置20は下方に位置され、スピーカ装置20の奥行き寸法を表示部2の左右の両脇に取り付けた場合に比べて大きくとれる。これは、キャビネット30の内部空間の容積の増大につながり、内部空間で響かせて出力させる音に関して低音域の拡大が図れ音質を向上できる。
また、一般に、表示部2の傾き角度を変える際には、表示部2を上下に挟むように表示部2の上部と下部を両手でつかんで傾けることが多く、このときに枠部材31に撓みやねじれが生じやすくなるが、上記スピーカ装置20が梁のように枠部材31の下部に横方向にわたされているので、上記撓みやねじれを生じにくくすることができる。
図9に示される表示部2(枠部材31及びスピーカ装置20が取り外された状態で図示されている)が、図示の状態から後方に倒れるように傾くと、図10に示すように、表示部2の下端部背面に形成されたブラケット16が、ヒンジ8のブラケット11に形成されたストッパ片11aに当接して、それ以上の表示部2の後方への倒れが規制される。
逆に、図10の状態から、図9に示される表示部2が設置面に対してほぼ垂直になった状態へ揺動されると、上記ブラケット16の下部に一体的に形成された当接部15が、スタンド部3bに固定されたストッパ部材14に当接して、それ以上の表示部2の前方への倒れが規制される。ストッパ部材14は、具体的にはスタンド部3bに螺着されたねじの頭部である。
これら当接部15とストッパ部材14との当接により表示部2の前方への倒れが規制された図9の状態では、表示部2の下方に取り付けられたスピーカ装置20のキャビネット30の背面と、スタンド部3bの前面部17との間は約1mmほどの間隙があくようにされている。
これにより、キャビネット30とスタンド部3bとの接触を防いで、キャビネット30からの振動がスタンド部3bに伝わって余計な響き(いわゆるビリツキ音)が形成されてしまうのを防げる。
また、スピーカ装置20を表示部2の下方に配置した場合には、表示部2の傾き角度との関係で以下のような利点がある。例えば机の上に電子機器1が置かれ、椅子に腰掛けた標準的な座高を有する使用者が操作する場合、エルゴノミクス(疲れずに快適に仕事を行うための科学的な法則)を考慮すると、一般に、例えば、15インチ、17インチなどの通常良く用いられるサイズの表示領域4を有する表示部2の傾き角度(設置面の鉛直線と画面とのなす角)を約25゜〜30゜程度にすると、使用者の目や首にかかる負担を軽くできるとされている。
表示部2が、そのエルゴノミクスを考慮した傾き角度とされた状態で、表示部2の下方にスピーカ装置20があれば、ちょうど椅子に腰掛けた使用者の耳の位置にスピーカ装置20の音の出力方向を向けることができる。
あるいは、表示部2が垂直に近い状態であっても、スピーカ装置20から音を設置面で反射させて使用者の耳の位置に向けさせることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
スピーカ装置20は、図11に示すように、表示部2の表示領域4よりも上方に配置してもよい。この場合には、ヒンジ8や支持部3との干渉を考慮しなくて済む設計ができる。更に、街頭や店頭などに設置してある電子機器などで、立ってその表示部を見るような場合には、表示部の上方にスピーカ装置を配置させた方が、放音方向を耳の高さに向けさせ易い。
また、左右の各スピーカ本体21a、21bを、例えば高音用と中音用に別に分けて全部で4個としてもよい。あるいは、スピーカ本体21a、21bに効果音や環境音を担当させ、両スピーカ本体21a、21bの中間位置に配設されたスピーカ本体でもって人のせりふなどを担当させるような3個のスピーカ本体からなる構成でもよい。もちろん、4個以上のスピーカ本体をキャビネット内に収容してもよい。
また、本発明に係るスピーカ装置は、コンピュータの本体部と一体的な表示部に限らず、その本体部と別体の表示部、更にはコンピュータ用の表示部に限らず、テレビジョン受信機の表示部に取り付けられるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る電子機器の正面図である。 同電子機器の側面図である。 図2における要部の拡大図である。 本実施形態に係るスピーカ装置の分解斜視図である。 同スピーカ装置の背面図である。 同スピーカ装置の正面側に張られる多孔シートの平面図である。 図6における[A]−[A]線方向の断面図である。 本実施形態に係る電子機器のヒンジ取付箇所を正面側から見た斜視図である。 同ヒンジ取付箇所を側面側から見た斜視図である。 図9の状態から表示部が後方に倒れるように傾いた状態を示す図である。 本発明の変形例による電子機器の正面図である。
符号の説明
1…電子機器、2…表示部、3…支持部、3a…ベース部、3b…スタンド部、4…表示領域、5…表示パネル、6…多孔シート、8…ヒンジ、9…爪部、10…凹部、11…ブラケット、11a…ストッパ片、12…軸部材、13…軸受け部材、14…ストッパ部材、15…当接部、16…ブラケット、17…前面部、20…スピーカ装置、21a,21b…スピーカ本体、22a,22b…バスレフ孔、23a,23b…ダクト、24a,24b…放音孔、26…ディスクトレー、27a,27b…スロット、30…キャビネット、30a…前キャビネット、30b…後キャビネット、31…枠部材、32…前壁部、33a〜33c…凹部、34…爪部、35,35a,35b…くぼみ、36a…くぼみ、37…くぼみ、42…後壁部、38a〜38c…凹部、39〜41…凹部、43…凹所、44a,44b…ケーブル、45…隔壁、45a…切欠き、46…両端部、48…傾斜面、49…くぼみ、50a〜50g…凹部、51,52…貫通孔、53…スピーカ取付部、54a〜54d…貫通孔、55,56…孔、58…接着シート、58a,58b…貫通孔、59…布。

Claims (23)

  1. 設置面上に載置可能な支持部と、
    前記支持部に対して揺動可能に支持された表示部と、
    前記表示部に取り付けられたスピーカ装置とを備えた電子機器であって、
    前記スピーカ装置は、複数のスピーカ本体が1つの共通のキャビネット内に収容されて、前記表示部の表示領域よりも下方に配置されている
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記表示部は、表示パネルと、その縁部を受ける枠部材とを有し、前記スピーカ装置を前記枠部材に沿設した
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記キャビネットの内部空間を、個々の前記スピーカ本体ごとに仕切る隔壁が前記内部空間に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記キャビネットの正面部に、前記キャビネットの内部空間と連通しているバスレフ孔が開口されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記バスレフ孔は、前記バスレフ孔より孔径の小さな多数の小孔が貫通して形成された多孔シートによって覆われている
    ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記多孔シートと前記バスレフ孔との間に、通気性を有する布が介在されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記キャビネットと前記支持部とが接触しないように、前記表示部の下方が前記支持部に近づく方向への揺動を規制するストッパ部材が前記支持部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  8. 設置面上に載置可能な支持部と、
    前記支持部に対して揺動可能に支持された表示部と、
    前記表示部に取り付けられたスピーカ装置とを備えた電子機器であって、
    前記スピーカ装置は、複数のスピーカ本体が1つの共通のキャビネット内に収容されて、前記表示部の表示領域よりも上方に配置されている
    ことを特徴とする電子機器。
  9. 前記表示部は、表示パネルと、その縁部を受ける枠部材とを有し、前記スピーカ装置を前記枠部材に沿設した
    ことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記キャビネットの内部空間を、個々の前記スピーカ本体ごとに仕切る隔壁が前記内部空間に形成されている
    ことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  11. 前記キャビネットの正面部に、前記キャビネットの内部空間と連通しているバスレフ孔が開口されている
    ことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  12. 前記バスレフ孔は、前記バスレフ孔より孔径の小さな多数の小孔が貫通して形成された多孔シートによって覆われている
    ことを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
  13. 前記多孔シートと前記バスレフ孔との間に、通気性を有する布が介在されている
    ことを特徴とする請求項12に記載の電子機器。
  14. 設置面上に載置される支持部に対して揺動可能に支持された表示部に取り付けられるスピーカ装置であって、
    複数のスピーカ本体と、
    前記表示部の表示領域よりも下方に配置され、前記複数のスピーカ本体が収容される1つの共通のキャビネットとを有する
    ことを特徴とするスピーカ装置。
  15. 前記キャビネットの内部空間を、個々の前記スピーカ本体ごとに仕切る隔壁が前記内部空間に形成されている
    ことを特徴とする請求項14に記載のスピーカ装置。
  16. 前記キャビネットの正面部に、前記キャビネットの内部空間と連通しているバスレフ孔が開口されている
    ことを特徴とする請求項14に記載のスピーカ装置。
  17. 前記バスレフ孔は、前記バスレフ孔より孔径の小さな多数の小孔が貫通して形成された多孔シートによって覆われている
    ことを特徴とする請求項16に記載のスピーカ装置。
  18. 前記多孔シートと前記バスレフ孔との間に、通気性を有する布が介在されている
    ことを特徴とする請求項17に記載のスピーカ装置。
  19. 設置面上に載置される支持部に対して揺動可能に支持された表示部に取り付けられるスピーカ装置であって、
    複数のスピーカ本体と、
    前記表示部の表示領域よりも上方に配置され、前記複数のスピーカ本体が収容される1つの共通のキャビネットとを有する
    ことを特徴とするスピーカ装置。
  20. 前記キャビネットの内部空間を、個々の前記スピーカ本体ごとに仕切る隔壁が前記内部空間に形成されている
    ことを特徴とする請求項19に記載のスピーカ装置。
  21. 前記キャビネットの正面部に、前記キャビネットの内部空間と連通しているバスレフ孔が開口されている
    ことを特徴とする請求項19に記載のスピーカ装置。
  22. 前記バスレフ孔は、前記バスレフ孔より孔径の小さな多数の小孔が貫通して形成された多孔シートによって覆われている
    ことを特徴とする請求項21に記載のスピーカ装置。
  23. 前記多孔シートと前記バスレフ孔との間に、通気性を有する布が介在されている
    ことを特徴とする請求項22に記載のスピーカ装置。
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