JP2013039836A - インクジェットプリンティングのための電荷漏洩防止 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクジェットプリンタ用液滴射出デバイスの電荷漏洩、及び電圧ドリフトを防止する。
【解決手段】スイッチ1022及び圧電アクチュエータ1014を有する液滴射出デバイスの電荷漏洩を防止するための一方法において、液滴発射期間中に圧電アクチュエータを波形入力信号で駆動するためのスイッチの制御及び非発射期間中に圧電アクチュエータを定電圧レベルで駆動するためのスイッチを制御する。
【選択図】図11A

Description

関連出願の説明
本出願は、ディーン・エイ・ガードナー(Deane A. Gardner)により2004年11月3日に出願された、名称を「波形による個別電圧調整(INDIVIDUAL VOLTAGE TRIMMING WITH WAVEFORMS)」とする、米国特許出願第10/981888号に関する。
本発明は、インクジェットプリンタのような、液滴射出デバイスに関する。
インクジェットプリンタは液滴射出デバイスを用いる装置の一タイプである。インクジェットプリンタの一タイプにおいては、プリントされている基板の進行方向に垂直に配向された複数の線型インクジェットプリントヘッドデバイスからインク液滴が送出される。それぞれのプリントヘッドデバイスは上面に(単位液滴射出デバイスのそれぞれについて1つの)複数のポンピングチャンバを定めるモノリシック体に形成された複数の液滴射出デバイスを有する。平型圧電アクチュエータがそれぞれのポンピングチャンバを覆う。単位液滴射出デバイスのそれぞれは、圧電アクチュエータの形状を歪ませてプリントヘッドデバイスを通り過ぎる基板の運動に同期して所望の時点に液滴を放出する、電圧パルスを圧電アクチュエータに印加することによって作動する。
単位液滴射出デバイスのそれぞれは独立にアクセス可能であり、他の液滴射出デバイスとの適切なタイミングにおいてオンデマンドで作動させて画像を形成することができる。プリンティングはプリントサイクルにおいて行われる。プリントサイクルにおいては、全ての液滴射出デバイスに同時に発射パルスが印加され、そのプリントサイクルにおいてインクを噴射するべき液滴射出デバイスだけにイネーブル信号が送られる。
本発明の課題は、インクジェットプリンタにおける圧電変換器(PZT)素子にかかる電圧を安定化させ、よってPZT素子の損傷及びプリント画像の品質劣化を防止するための手段を提供することである。
本開示は、インクジェットプリンタにおける圧電変換器(PZT)素子にかかる電圧のドリフトを防止するための手法を実施する方法、装置及びシステムを説明する。
一つの全般的態様において、本手法の特徴は、波形入力信号を圧電アクチュエータに選択的に結合するスイッチを有する液滴射出デバイスを制御する方法である。本方法は、液滴発射期間中に波形入力信号により圧電アクチュエータを駆動するためのスイッチの制御及び非発射期間中に定電圧レベルで圧電アクチュエータを駆動するためのスイッチの制御を含む。
有利な実施形態は以下の特徴の1つまたはそれより多くを有することができる。スイッチの制御は相異なる2つの制御信号を用いて行うことができる。本方法は、波形入力信号による圧電アクチュエータの駆動のためにスイッチを制御するためのチャネル制御信号の使用及び定電圧レベルによる圧電アクチュエータの駆動のためにスイッチを制御するためのクランプ制御信号の使用を含むことができる。クランプ制御信号は液滴射出デバイスがオフのときの圧電アクチュエータへの電荷の蓄積を防止することができる。クランプ制御信号は液滴射出デバイスがオフのときの圧電アクチュエータからの電荷の漏洩を防止することができる。本方法は圧電電圧ドリフトを防止するためのチャネル制御信号またはクランプ制御信号の選択を含むことができる。チャネル制御信号及びクランプ制御信号は、2進加重型スイッチを含む、複数のスイッチを制御することもできる。
本方法はスイッチを制御するための単一駆動信号を発生するためのチャネル制御信号とクランプ制御信号の論理結合も含み、これはチャネル制御信号及びクランプ制御信号のORゲートの入力端子への接続を含むことができる。ORゲートの出力端子はスイッチを制御するための単一駆動信号を有することができる。
非発射期間中に圧電アクチュエータにかかる電圧は接地電位と電源電位の中間の範囲にあるとすることができる。
別の全般的態様において、本手法の特徴は、圧電アクチュエータ、波形入力信号を圧電アクチュエータと選択的に接続するためのスイッチ及び、液滴発射期間中は圧電アクチュエータを波形入力信号で駆動し、非液滴発射期間中は圧電アクチュエータを定電圧レベルで駆動するようにスイッチを制御するためのコントローラを有する、液滴射出デバイスのための装置である。
有利な実施形態は以下の特徴の1つまたはそれより多くを有することができる。スイッチは、波形入力信号を接続するための入力端子、圧電アクチュエータと接続するための出力端子及び第1の制御信号または第2の制御信号を用いてスイッチの電気的接続を制御するための制御信号端子を有することができる。波形入力信号は、第2の制御信号がスイッチを制御するときには、定電圧レベルにあるとすることができる。コントローラはスイッチの制御信号端子と接続することができ、スイッチを制御するために第1の制御信号及び第2の制御信号を用いることができる。コントローラは、スイッチの制御信号端子に第1の制御信号または第2の制御信号を論理接続するためのORゲートを含むことができる。ORゲートの第1の入力は第1の制御信号に接続することができ、ORゲートの第2の入力は第2の制御信号に接続することができ、ORゲートの出力はスイッチの制御端子に接続することができる。第2の制御信号は液滴射出デバイスの非液滴発射期間中のスイッチの電気的接続を制御することができ、第1の制御信号は液滴射出デバイスの発射期間中のスイッチの電気的接続を制御することができる。
別の全般的態様において、本手法の特徴はインクジェットプリンタの圧電アクチュエータにかかる電圧のドリフトを防止するためのシステムである。本システムは、電圧波形を駆動するための波形駆動回路、波形駆動回路を圧電アクチュエータと電気的に接続するためのスイッチ及びインク射出段階中及び非インク射出段階中にスイッチを制御するためのコントローラを備える。波形駆動回路は非インク射出段階中に定電圧波形を駆動する。
有利な実施形態は以下の特徴の1つまたはそれより多くを有することができる。コントローラは、インク射出段階中及び非インク射出段階中に、スイッチの入力にある波形駆動回路をスイッチの出力にある圧電アクチュエータと電気的に接続することができる。コントローラは、スイッチがいつ圧電アクチュエータを波形駆動回路からの電圧波形と電気的に接続しているかを制御するための第1の制御信号を有することができる。コントローラは、非インク射出段階中に、スイッチの入力にある波形駆動回路をスイッチの出力にある圧電アクチュエータと電気的に接続するためにスイッチを制御するための第2の制御信号を有することができる。
特定の実施形態は以下の利点の1つまたはそれより多くを提供することができる。例えば、非発射期間中にPZT素子を駆動するための「全オン−クランプ」信号の使用により、スイッチの寄生電荷漏洩の効果を抑えることができ、生じ得るPZT素子への損傷を防止することもできる。別の利点では、スイッチがオンであるかオフであるかを制御するために全オン−クランプ信号を用いることができる。全オン−クランプ信号により、非発射期間中はPZT素子を定電圧レベルに保つことによってPZT素子への損傷を防止することができる。別の利点では、PZT素子の急激な放電(または充電)を防止することによって、またインクジェットチャネル内部の対応する圧力波を防止することによって、画像品質の劣化を防止することができる。
本開示の1つまたはそれより多くの実施形態の詳細は添付図面に示され、以下の説明で述べられる。その他の特徴及び利点は説明及び図面から、また特許請求の範囲から、明らかであろう。
インクジェットプリンタのコンポーネントの概念図を示す プリントヘッドの単位液滴射出デバイスのポンピングチャンバを定める半導体ブロック及び付帯圧電アクチュエータを示す、図1のインクジェットプリンタのプリントヘッドの一部の、図1の2-2でとられた、縦断面を示す 単位液滴射出デバイスに付帯する電気コンポーネントを簡略に示す 図3の電気コンポーネントの動作に対するタイミング図を示す 図1のプリンタのプリントヘッドの回路の例示的ブロック図を示す 単位液滴射出デバイスに付帯する電気コンポーネントの別の実施形態を簡略に示す 図6の電気コンポーネントの動作に対するタイミング図を示す 単位液滴射出デバイスに付帯する電気コンポーネントの別の実施形態を簡略に示す 単位液滴射出デバイスに付帯する電気コンポーネントの別の実施形態を簡略に示す 液滴射出デバイスに付帯する電気コンポーネントの実施形態を簡略に示す スイッチに付帯する電気コンポーネントを簡略に示す 図10Aに対するタイミング図を示す スイッチに付帯する電気コンポーネントを簡略に示す 図11Aに対するタイミング図を示す
図1に示されるように、プリントヘッド12の128の単位液滴射出デバイス10(図1には1つだけが示される)は、単位液滴射出デバイス10の発射を制御するために、電源線路14及び15を通して供給され、オンボード制御回路19によって分配される、定電圧によって駆動される。外部コントローラ20が線路14及び15を通して電圧を供給し、別の線路16を通して制御データ及びロジック電力及びタイミングをオンボード制御回路19に供給する。単位射出デバイス10によって噴射されるインクはプリントヘッド12の下を移動する基板18上にプリント線17を形成するために送出することができる。単パスモードで静止プリントヘッド12を通過している基板18が示されているが、代りに、プリントヘッド12が走査モードで基板18の前面を移動することもできよう。
図2を参照すれば、それぞれの液滴射出デバイス10はプリントヘッド12の半導体ブロック21の上面に細長ポンピングチャンバ30を有する。ポンピングチャンバ30は(側面に沿うインク源34からの)インレット32から、ブロック21の上面22から下層29のノズル開口28まで降下する降下路36のノズル流路に向かって延びる。それぞれのポンピングチャンバ30を覆う平型圧電アクチュエータ38は、線路14から供給される電圧によって作動し、プリントヘッドデバイス12を通過する基板18の相対運動と同期して所望の時点において、圧電アクチュエータの形状を歪ませ、よってチャンバ30の容積を変えて液滴を放出するためのオンボード回路19からの制御信号によってオンとオフが切り換えられる。それぞれのポンピングチャンバ30にはフローレストリクター40がインレット32に設けられる。
図3はそれぞれの単位液滴射出デバイス10に付帯する電気コンポーネントを示す。それぞれのデバイス10のための回路は、充電制御スイッチ50及び線路14からのDC充電電圧Xvdcと圧電アクチュエータ38の電極の間に接続された充電抵抗器52を有し、圧電アクチュエータ38の(一方のコンデンサ板としてはたらく)電極は接地電位または異なる電位に接続された(他方のコンデンサ板としてはたらく)電極の近接部分とも相互作用する。コンデンサを形成する2つの電極は圧電材料の対向面上に配することができ、あるいは圧電材料の同一面上に平行して配することができるであろう。それぞれのデバイス10のための回路は放電制御スイッチ54及び、線路15からの(接地電位とすることができるであろう)DC放電電圧Yvdcと圧電アクチュエータ38の同じ側との間に接続された放電抵抗器56も有する。スイッチ50は制御線60上のスイッチ制御充電信号に応答してオンとオフが切り換えられ、スイッチ54は制御線62上のスイッチ制御放電信号に応答してオンとオフが切り換えられる。
図3及び4を参照すれば、圧電アクチュエータ38はコンデンサとして機能する。すなわち、線路60上のスイッチ充電パルス64に応答してスイッチ50が閉じられた後、圧電アクチュエータにかかる電圧はVpzt_始点から定率で上昇する。パルス64の終点でスイッチ50が開き、電圧の定率上昇は(Xvdcより低い電圧)Vpzt_終点で止まる。次いで(コンデンサとしてはたらく)圧電アクチュエータ38は、線路62上のスイッチ放電パルス66に応答して閉じられる放電制御スイッチ54による、より低い電圧Yvdcへの接続によって放電されるまで、(図4に示されるように若干減衰し得る)電圧Vpzt_終点を概ね維持する。定率電圧上昇及び降下の速度は、線路14及び15上の電圧並びに圧電アクチュエータ38の静電容量と抵抗器52及び56の抵抗値から得られる時定数によって決定される。プリントサイクル68の始点及び終点が図4に示される。パルス64及び66は、圧電アクチュエータ38にかかる電圧を所望の時間維持するように互いにタイミングが合され、基板18の移動及び別の射出デバイス10からの液滴射出に対して所望の時点で液滴を射出するようにプリントサイクル68に対してタイミングが合される。パルス64の幅は、パルス64,66間のPZT電圧の幅とともに、降下の大きさ及び速度を制御する、Vpztの絶対値を制御するように設定される。Yvdcまで放電させ続けるならば、パルス66の幅は出力電圧をYvdcに望むだけ近くまで到達させるに十分に広くするべきである。中間の電圧まで放電させ続けさせるならば、パルス66の幅は中間電圧を達成するように設定された時間に終るように設定すべきである。
一実施形態において、液滴射出デバイス10に印加される充電電圧には、DC充電電圧Xvdcが線路14に印加され、接地電位が線路15に印加される単極性電圧が含まれる。別の実施形態において、射出デバイス10に印加される充電電圧には、DC充電電圧Xvdcが線路14に印加され、逆極性の(例えば、−Xvdcであるかまたは位相が180°異なる)DC充電電圧が線路15に印加される双極性電圧が含まれる。別の実施形態において、線路14に印加される充電電圧は波形とすることができよう。波形は、方形パルス、鋸歯状(例えば三角)波及び正弦波とすることができる。波形は、周期が変わる波形、1つまたはそれより多くのDCオフセット電圧をもつ波形、及び複数の波形の重畳である波形とすることができる。
様々な応答を生じさせ、また様々なスポット径を与えるために、様々な発射波形(例えば、階段パルス、鋸歯状等)をインクジェットに印加することができる。プリントヘッド上のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)が、利用できる発射波形の波形テーブルを格納することができる。コンピュータからプリントヘッドに送られる画像走査線パケットのそれぞれは、どの発射波形がその走査線に用いられるべきであるかを指定するための波形テーブルへのポインタを有することができる。あるいは、画像走査線パケットは、所望のスポット径を生じさせるためにどの発射波形が用いられるべきであるかをデバイス特定ベースで指定するための、走査線においてそれぞれのデバイスについて1つであるような、複数のポインタを有することができよう。この結果、所望のスポット径にかけてプリント制御を強めることができる。
波形テーブルは、プリント制御を強めるため及びそれぞれのプリントジョブに対して様々な応答及びスポット径を生じさせるためのいくつかのパラメータを含むことができる。これらのパラメータは様々なタイプの基板(例えば、普通紙、光沢紙、透明フィルム、新聞用紙、雑誌用紙)及びこれらの基板のインク吸収率に基づくことができる。その他のパラメータは、電気機械変換器または圧電変換器(PZT)をもつプリントヘッド、あるいは発熱素子をもつ熱インクジェットプリントヘッドのような、プリントヘッドの対応に依存することができる。波形テーブルは様々なタイプのインク(例えば、写真プリントインク、普通紙インク、特定の色のインク、特定のインク密度のインク)またはインクチャンバの共振周波数に依存するパラメータを有することができる。波形テーブルはインクノズル間のインクジェット方向の変動を補償するためのパラメータを有することができ、湿度変化の補整のような、プリントプロセスの較正のためのその他のパラメータも有することができる。
図5を参照すれば、オンボード制御回路19は、線路14,15のそれぞれを通じる定電圧Xvdc及びYvdcに対する入力、D0〜D7データ入力70,(基板18とプリントヘッド12の相対運動に液滴射出を同期させるための)論理レベル発射パルストリガ72,ロジック電力74及び、必要に応じて、プログラミングポート76を有する。回路19は、受信器78,フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)80,トランジスタスイッチアレイ82,抵抗器アレイ84,水晶発振子86及びメモリ88も有する。トランジスタスイッチアレイ82はそれぞれ64−液滴射出デバイス10のための充電スイッチ50及ぶ放電スイッチ54を有する。
FPGA80はそれぞれ所望の時点にそれぞれの圧電アクチュエータ38に対してパルス64,66を与えるためのロジックを有する。D0〜D7データ入力70は、パルスがプリントサイクル68の所望の時点に開始及び終了するように、FPGA80において個々のスイッチ50,54に対するタイミングを設定するために用いられる。あるラン全体にわたって同じ径の液滴が射出デバイスから射出されるであろう場合は、ランの開始に先立ち、入力D0〜D7を通じてタイミング情報が1回入力されさえすればよい。例えばグレイスケール制御を与えるために、液滴毎ベースで液滴径が変えられるならば、それぞれのプリントサイクルの開始時にタイミング情報がD0〜D7を通して渡され、FPGAにおいて更新される必要があろう。プリントサイクル中にどの液滴射出デバイス10を作動させるかを識別するため、プリントサイクル中には、シリアルビットストリームで、発射情報を与えるために入力D0だけが用いられる。FPGAの代りに別のロジックデバイス、例えばディスクリートロジックまたはマイクロプロセッサを用いることができる。
抵抗器アレイ84は、それぞれの液滴射出デバイス10のための抵抗器52,56を有する。アレイ84で制御される64−射出デバイスのそれぞれに対して2つの入力及び1つの出力がある。
プログラミングポート76は、D0〜D7データ入力70に代えて、FPGA80を設定するためのデータを入力するために用いることができる。メモリ88はFPGA80に対するタイミング情報をバッファするかまたは前もって格納するために用いることができる。
通常のプリントモード下での動作において、単位液滴射出デバイス10はそれぞれのデバイス10が所望の体積及び所望の速度をもつ液滴を射出するであろうようにそれぞれのデバイスについてのパルス64,66に対する適切なタイミングを決定するために較正することができ、この情報はFPGA80をプログラムするために用いられる。この動作は、適切なタイミングが既に決定されている限り、無較正で用いることもできる。次いでプリントジョブを指定するデータがシリアルでデータ入力72のD0端子を通じて送られ、そのプリントジョブにおいてプリントするために特定のデバイスが指定されるそれぞれのプリントサイクルにおいてパルス64,66をトリガするようにFPGA内のロジックを制御するために用いられる。
グレイスケールプリントモードにおいて、あるいは液滴毎変化を用いる動作において、それぞれのデバイス10に対するタイミングを設定する情報は、それぞれのプリントサイクルの開始時点において、それぞれのデバイスがそのプリントサイクル中に所望の液滴体積を有するであろうように、データ入力70の8つの端子D0〜D7の全てを通じて渡される。
FPGA80はタイミング情報を受け取り、液滴を射出するには不十分であるが、メニスカスを動かし、頻繁には発射させられていない単位射出デバイスの乾燥を防止するには十分である、いわゆるチクラー電圧パルスを与えるように制御されることもできる。
FPGA80はタイミング情報を受け取り、液滴射出情報にノイズを注入して生じ得るプリントパターン及びバンディングを解消するように制御されることもできる。
FPGA80はタイミング情報を受け取り、例えば射出デバイス10のからの最初の液滴について、またジョブ中のその後の液滴についても、速度及び体積を達成するために、振幅(すなわちVpzt_終点)及び幅(充電パルス64と放電パルス66の間の時間)のいずれをも変えるために制御されることもできる。
1つは充電のため、また1つは放電のための、2つの抵抗器52,56の使用により、圧電アクチュエータ38にかかる電圧の定率上昇及び定率降下の勾配を独立に制御することが可能になる。あるいは、スイッチ50,54の出力を結合して圧電アクチュエータ38に接続されている共通抵抗器に接続することができ、あるいは結合された出力をアクチュエータ38自体に直接に接続し、アクチュエータ38にはどこか他に抵直列抗値を与えることができよう。
圧電アクチュエータ38にかかる電圧を所望の電圧(Vpzt_終点)まで充電し、電源電圧Xvdcを切り離してアクチュエータの静電容量に依存することで維持することにより、プリントヘッドで使用される電力は、発射パルス持続中(Xvdcであろう)電圧にアクチュエータが維持されるならば使用されることになるであろう電力より少ない。
例えば、スイッチ及び抵抗器をオンとオフが切り換えられる電流源で置き換えることができよう。また、複数の液滴射出デバイスを駆動するために共通の回路(例えばスイッチ及び抵抗器)を用いることもできよう。また、液滴射出の頻度の関数としての液滴体積の変動を小さくするために駆動パルスパラメータを頻度の関数として変えることもできよう。また、それぞれのポンピングチャンバに第3のスイッチを設けて、例えば発射させていないときは、圧電アクチュエータ38の電極を接地に接続する一方で、第2のスイッチを用いて放電速度を速めるためにアクチュエータ38の電極を接地より低い電圧に接続することもできよう。
さらに複雑な波形をつくることも可能である。例えば、スイッチ50を閉じて電圧をV1まで上げ、次いで開いてある時間この電圧を維持し、次いで再び閉じて電圧をV2まで上げることができよう。スイッチ50及びスイッチ54を適切に閉じることで複雑な波形をつくることができる。
図6及び7に示されるように、一液滴射出デバイス当りに複数の抵抗器、電圧及びスイッチを用いて様々なスルーレートを得ることができよう。それぞれの液滴射出デバイスは電源と電気作動型排出デバイスの間で並列接続された1つまたはそれより多くの抵抗器を有することができる。電源と1つまたはそれより多くの抵抗器のそれぞれを含む経路にスイッチを配置して、デバイスを充電するときの並列抵抗器の実効抵抗値を制御することができる。あるいは抵抗値をスイッチの要素とすることができる。例えば、抵抗値をMOS(金属−酸化物−半導体)型スイッチのソース−ドレイン抵抗値とすることができ、MOSスイッチのゲートにかかる電圧を切り換えることによってMOSスイッチを作動させることができる。それぞれの液滴射出デバイスは放電端子と電気作動型排出デバイスの間に並列接続された1つまたは複数の抵抗器を有することができる。放電端子と1つまたはそれより多くの抵抗器のそれぞれを含む経路にスイッチを配置して、デバイスを放電させるときの並列抵抗器の実効抵抗値を制御することができる。
図6は、複数(ここでは2つ)の充電制御スイッチ102,104が充電抵抗器106,108とともに圧電アクチュエータのコンデンサ110を充電するために用いられ、複数(ここでは2つ)の放電制御スイッチ112,114が放電抵抗器116,118とともにコンデンサ110を放電させるために用いられる、インクジェットデバイスのための別の制御回路100を示す。
制御回路100は入り波形に対して低域フィルタとしてはたらくことができる。低域フィルタは高周波成分をフィルタリングして、与えられた入力に対してより予測可能で一貫した発射シーケンスを生じさせることができる。一実施形態において、低域フィルタの時定数は「R実効×C」と表すことができ、ここで、R実効は並列接続された抵抗器の実効抵抗値であり、Cはコンデンサ110の静電容量である。R実効は実際にどのスイッチを並列に接続するかに依存して調節することができるから、低域フィルタの時定数を変えることができ、したがって、得られる、コンデンサ110にかかる波形を調節(例えば整形)することができる。
充電/放電段階中の定率電圧上昇/下降の勾配は、コンデンサ110を充電または放電するために送ることができる電流の大きさで決定することができる。コンデンサ110の充電(または放電)は、制御回路100を駆動する内部回路(図示せず)がコンデンサ110を充電する(または放電させる)ために制御回路100に送ることができる電流の大きさで制限される。「スルーレート」はコンデンサ110が充電される(または放電する)レートを指すことができ、充電(または放電)の勾配を決定することができる。一態様において、スルーレートは静電容量に対する電流の比(スルーレート=I/C)として表すことができる。あるいは、スルーレートはコンデンサ110にかかる電圧の変化を実効抵抗値の静電容量倍で割った値(スルーレート=ΔV/(R実効×C))として表すことができる。したがって、放電及び充電のスルーレート及び勾配はR実効を変えることで調整することができる。例えば、スイッチ102及び104が閉じられれば、R実効は抵抗器106及び108の並列結合の実効抵抗値を表すことができる。しかし、スイッチ102が開かれてスイッチ104が閉じられれば、R実効は抵抗器108の抵抗値を表すことができる。
図7は入力Xvdcに印加された定入力電圧に基づくアクチュエータコンデンサに結果としてかかる電圧のタイミング図を示す。参照数字120で示される定率電圧上昇はスイッチ102を閉じ、他のスイッチは開くことによって生じる。参照数字121で示される平坦部分は、定率電圧上昇120の期間中にスイッチ102によってコンデンサをある程度充電した後に全てのスイッチを開いたときの、ある程度充電されたコンデンサにかかる電圧を表す。参照数字122で示される定率電圧上昇はスイッチ104を閉じ、他のスイッチは開くことによって生じる。参照数字125で示される平坦部分は、入力電圧Xvdcの値がコンデンサ110にかかっている、完全に充電されたコンデンサを表す。コンデンサ110にかかる電圧が最終電圧Xvdcに達すると、電力を節約するために回路内の全てのスイッチを開くことができる。この時点で、コンデンサ上の電荷は変化しないから、コンデンサ110は実効的に電圧Xvdcを「保持」する。参照数字124で示される定率電圧降下はスイッチ112を閉じ、他のスイッチは開くことによって生じる。参照数字126で示される定率電圧降下はスイッチ114を閉じ、他のスイッチは開くことによって生じる。定率電圧上昇120,122の勾配及び定率電圧降下124,126の勾配は作動させているスイッチの抵抗値に依存して変わることができる。図7は一時に1つのスイッチを作動させている状態を示すが、実効抵抗を変え、定率電圧上昇/下降の勾配を変えるために1つより多くのスイッチを同時に作動させることができる。
一実施形態において、回路内で作動させられるスイッチは回路の入力に波形が印加される前に選択される。この実施形態においては、発射持続期間全体にわたって実効抵抗値が固定される。あるいは、発射持続期間中にスイッチを作動させることができる。この別の実施形態では、回路の入力に印加される波形を回路の応答を変えることによって整形することができる。どのスイッチが回路内で接続されるかを選択することによって発射期間中の様々な時点において選択することができる、実効抵抗値R実効にしたがって回路の応答を変えることができる。
別の実施形態において、それぞれの抵抗器を含む経路のそれぞれのスイッチが作動されているそれぞれの経路の抵抗器の全てにかけて単一の波形を印加することができる。あるいは、それぞれの抵抗器を含む経路のそれぞれのスイッチが作動されているそれぞれの経路に相異なる波形を用いることができる。この場合、デバイスに結果としてかかる波形は複数の波形の重畳とすることができる。この態様において、波形テーブルに格納されていない波形を与えることができる。したがって、波形テーブルに格納されている波形データから波形を供給することができ、一組の並列抵抗器経路にかけて重畳された波形の結果として発生された波形も供給することができる。この態様において、プリントヘッド上の波形テーブルを格納するためのメモリの大きさは限られた数の基本波形パターンを発生するように最小限に抑えることができ、別の波形パターン及び/または複雑な波形パターンを発生するために制御スイッチを用いることができる。この結果、液滴射出デバイスは格納された波形データ及び/または制御スイッチのための機械的データに基づいて調整または調節された応答を有することができる。
図8Aは、単位液滴射出デバイスに付帯する電気コンポーネントの別の実施形態を簡略に示す。図8Aは、複数(ここではN個)の充電制御スイッチSc_1802,Sc_2812及びSc_N824並びに付帯する充電抵抗器Rc_1810,Rc_2816及びRc_N814が圧電アクチュエータのコンデンサC860を充電するために用いられ、複数(ここではN個)の放電制御スイッチSd_1832,Sd_2834及びSd_N836並びに付帯する放電抵抗器Rd_1840,Rd_2842及びRd_N844がコンデンサを放電させるために用いられる、射出デバイスのための別の制御回路850を示す。
図7は波形が定率電圧上昇120の開始前に印加され、定率電圧降下126の終了後に取り除かれる場合の、結果としての、方形パルス波形Xv_波形の1サイクルに対するコンデンサにかかる電圧変化を示すこともできる。例えば、定率電圧上昇120はスイッチ802を閉じ、他のスイッチは開くことで生じさせることができる。定率電圧上昇122はスイッチ812を閉じ、他のスイッチは開くことで生じさせることができる。定率電圧降下124はスイッチ832を閉じ、他のスイッチは開くことで形成することができる。定率電圧降下126はスイッチ834を閉じ、他のスイッチは開くことで形成することができる。あるいは、定率電圧上昇または低率電圧降下中に、いかなる数のスイッチも開くかまたは閉じることができる。また、定率電圧上昇または低率電圧降下中に、複数のスイッチを開くかまたは閉じることもできる。
一実施形態において、制御回路850内の全ての抵抗器が同じ抵抗値をもつ。別の実施形態において、制御回路850内の抵抗器は相異なる抵抗値をもつ。例えば、充電抵抗器Rc_1810,Rc_2816及びRc_N814並びに対応する放電抵抗器Rd_1840,Rd_2842及びRd_N844は、(並列)経路の抵抗値を別の(並列)経路の抵抗値に対して2の羃乗倍で変えることができる、2進加重抵抗器である。あるいは、それぞれの抵抗器は、実効抵抗値R実効を2の羃乗倍で変えることが可能になる(例えば、R実効をR,2R,4R,8R,...,32R等とすることができる)ような抵抗値を有することができる。
図8Bは単位液滴射出デバイスに付帯する電気コンポーネントの別の実施形態の略図を示す。図8Bは、複数(ここではN個)の充電制御スイッチSc_1802,Sc_2812及びSc_N824並びに付帯する充電抵抗器Rc_1810,Rc_2816及びRc_N814が圧電アクチュエータのコンデンサC860を充電するために用いられ、複数(ここではN個)の放電制御スイッチSd_1832,Sd_2834及びSd_N836並びに付帯する放電抵抗器Rd_1840,Rd_2842及びRd_N844がコンデンサを放電させるために用いられる、射出デバイスのための別の制御回路851を示す。制御回路851への入力波形として複数の波形(例えば、Xv_波形_1,Xv_波形_2及びXv_波形_N)を用いて、コンデンサC860にかかる重畳波形を生成することができる。
図8Aにおいては、それぞれのスイッチ−抵抗器経路に対する共通波形として1つの波形が用いられる。例えば、Sc_1802とRc_1810を含む経路はスイッチSc_1802の入力において、Sc_2812とRc_2816を含む経路のスイッチSc_2812の入力と同じ波形を有する。図8Bにおいては、それぞれの充電制御スイッチSc_1802,Sc_2812,Sc_N824はスイッチの入力に異なる波形(例えば、Xv_波形_1,Xv_波形_2及びXv_波形_N)を有することができる。したがって、それぞれのスイッチ−抵抗器経路(例えば、Sc_1802とRc_1810を含む経路,Sc_2812とRc_2816を含む経路及びSc_N824とRc_N814を含む経路)は経路にかかる相異なる波形を有することができる。
一実施形態において、並列スイッチは、図3に示されるような単一スイッチの使用に比較して、図6(または、図8A,8B)の回路の総チップ面積を大きくすることはないであろう。別の実施形態において、図6(または、図8A,8B)の回路に必要な電力が図3に示される回路構成で消費される電力をこえることはないであろう。
図9は、単位液滴射出デバイスに付帯する電気コンポーネントの別の実施形態を別の略図で示す。図9は、複数(ここでは4つ)の制御スイッチSc_1902,Sc_2912,Sc_3922及びSc_4944並びに付帯する抵抗器Rc_1906,Rc_2916,Rc_3926及びRc_4936が圧電アクチュエータのコンデンサC960を充放電するために用いられる、射出デバイスのための制御回路900を示す。図3,6,8A及び8Bに示されるように放電制御スイッチ及び付帯する放電抵抗器を別個に用いる代りに、制御スイッチSc_1902,Sc_2912,Sc_3922及びSc_4944並びに付帯する抵抗器Rc_1906,Rc_2916,Rc_3926及びRc_4936を用いてコンデンサC940を充放電するための入力信号X入力を駆動するために、増幅器950を用いることができる。増幅器950はコンデンサ960に対して充電電流及び放電電流のいずれをも供給することができる。入力信号X入力は定電圧入力(すなわちDC入力)とすることができ、あるいは鋸歯状波形または正弦波型波形等のような別のタイプの波形とすることができる。一実施形態において、制御スイッチのそれぞれは、入力信号が印加されて増幅器950で駆動される前に、開位置または閉位置にあらかじめ設定しておくことができる。入力信号が印加され、コンデンサC960が増幅器950によって最終値まで充電または放電された後に、制御スイッチのそれぞれは、回路900に印加されることになる次の入力信号に対して異なる開位置または閉位置に再設定することができる。次の入力は、前の信号に対して印加されたものと同じタイプの入力信号とすることができ、あるいは正弦波型波形が後続する鋸歯状波形のような、異なるタイプの入力信号とすることができる。
図10Aはスイッチに付帯する電気コンポーネントの略図を示す。図10Bは図10Aにおけるスイッチに対応するタイミング図を示す。スイッチの入力は駆動波形信号1010で駆動され、スイッチの出力はPZT素子1014に接続される。チャネル制御信号1020がスイッチ1022を「オン」(または「オフ」)に切り換え、駆動波形信号1010をPZT素子1014に電気的に接続する(またはPZT素子1014から電気的に切り離す)。アナログスイッチ1022は、PZTコンデンサ素子1014に貯えられた電荷量を変えることができ、その結果、PZT素子1014が駆動波形信号1010で駆動されていないときにPZT電圧1012を変えることができる、寄生漏洩電流I1026及びI1028を有する。
理想PZT電圧1064(すなわちスイッチからの漏洩電流がない(I=I=0である)場合)に対し、非発射期間1042,1046,1050中は−すなわち、液滴射出デバイスがインクを射出していないときには−PZT素子は電荷を失わないから、PZT電圧は定電圧に保たれる。この実施形態については、充電制御信号がハイに保たれているときに駆動波形1060にしたがって液滴射出デバイスがインクを射出する。この結果、理想PZT電圧1064が液滴発射サイクル1040,1044,1048にあるときに、チャネル制御がハイに保たれているかまたは「オン」に切り換えられると、液滴射出デバイスは駆動波形1060にしたがって発射する。理想的には、非発射期間1042,1046,1050中、チャネル制御がローに保たれているかまたは「オフ」に切り換えられれば、漏洩電流がないから、PZT素子上の電荷量は同じままである。
実PZT電圧1066がI>Iの漏洩電流を有する場合は、電源1024からの電流漏洩I1026が接地電位1016への電流漏洩I1024より大きい。この結果、チャネル制御が「オフ」であるとき(1042,1044,1046,1050において)、PZT素子1014上の電荷量は増加し、PZT電圧は、PZT電圧1066が(1050の終点に示される)電源レベルに達するまで、上昇する。
実PZT電圧1068がI<Iの漏洩電流を有する場合は、電源1024からの電流漏洩I1026が接地電位1016への電流漏洩I1028より小さい。この結果、チャネル制御が「オフ」であるとき(1042,1044,1046,1050において)、PZT素子1014上の電荷量は減少し、PZT電圧は、PZT電圧1068が(1050の終点に示される)接地電位レベルに達するまで、低下する。
実PZT素子電圧1066,1068の長時間の非発射期間1050中に、結果としてPZT素子にかかる電圧はPZT素子に損傷を与え得る。PZT電圧が接地レベルまたは電源レベルに達しない、より短時間の非発射期間1042,1046中は、チャネル制御信号1062がオンに切り換えられたときに、PZT素子上の電荷は駆動波形電圧1060の電圧レベルまで急激に放電(または充電)され得る。駆動波形電圧の電圧レベルまでのPZT素子の急激な放電(または充電)はインクジェットチャネル内部に圧力波を生成することができ、この圧力波は以降の発射サイクルにおいて意図的に導入されるエネルギーと増加的または減殺的に干渉し得る。PZT素子の急激な放電(または充電)の結果、総合画像品質が劣化し得る。
図11Aはスイッチに付帯する電気コンポーネントの略図を示す。図11Bは図11Aにおけるスイッチに対応するタイミング図を示す。略図は、アナログスイッチ1022の「オン」及び「オフ」機能を制御するために、チャネル制御信号1020と全オン−クランプ信号1030をORゲート1018で接続できることを示す。スイッチ1022は、チャネル制御信号1020または全オン−クランプ信号1030が「オン」またはハイに切り換えられたときは必ず、駆動波形信号1010をPZT素子1014に電気的に接続できる。一態様において、全オン−クランプ信号1030は、非発射期間1042,1046,1050中にPZT素子電圧1012を定電圧レベルに保つことによる図10A〜10Bに説明したようなPZT素子1014への損傷を防止することができる。別の態様において、全オン−クランプ信号は、PZT阻止の急激な放電(及び充電)及びインクジェットチャネル内部の対応する圧力波を防止することによって、画像品質の劣化を防止することができる。
スイッチからの漏洩電流がない(I=I=0)理想PZT電圧1074については、液滴射出デバイスがインクを射出しない非発射期間1042,1046,1050中は、PZT素子1014は電荷を失わないから、及び/または全オン−クランプ信号が電圧を一定に保つことができるから、PZT電圧は定電圧に保たれる。全オン−クランプ信号1080は、非発射期間1042,1046,1050中、PZT電圧を駆動波形信号のレベルに保つためにオンに切り換えることができる。この実施形態では、液滴射出デバイスは充電制御信号1072がハイに保たれているときに駆動波形1070にしたがってインクを射出する。この結果、理想PZT電圧1074が液滴発射サイクル1040,1044,1048にあるときに、液滴射出デバイスは、チャネル制御1072がハイに保たれているかまたは「オン」に切り換えられると、駆動波形1070にしたがって発射する。PZT電圧は、非発射期間1042,1046,1050中、チャネル制御がローに保たれているかまたは「オフ」に切り換えられると、一定のままでいることができる。PZT電圧は、非発射期間1042,1046,1050中、全オン−クランプ信号がオンに切り換えられると定電圧に駆動することもできる。
>Iの漏洩電流を有する実PZT電圧1076またはI<Iの漏洩電流を有する実PZT電圧1078の場合は、非発射期間1042,1046,1050中、PZT電圧を一定に保つために全オン−クランプ信号1080をオンに切り換えることができる。これらの非発射期間1042,1046,1050の間、駆動波形は定電圧レベルに保たれ、全オン−クランプ信号1080はスイッチ1022をオンに切り換えて駆動波形1070をPZT素子に電気的に接続する。チャネル制御信号1072及び全オン−クランプ信号1080がオフであり、液滴射出デバイスが液滴発射サイクル1044にあるときには、PZT素子は駆動波形に電気的に接続されず、電荷がPZT素子に蓄積(またはPZT素子から流出)し始めるとともに、電流漏洩がPZT電圧を変え始め得る。実PZT電圧1076または1078は、チャネル制御信号1072または全オン−クランプ信号1080がオンに切り換えられてPZT素子が駆動波形信号に接続されれば、(非発射期間1046において)駆動波形電圧まで回復することができる。
一態様において、非発射期間中にPZT素子を駆動するために全オン−クランプ信号を用いることにより、スイッチへの寄生電荷漏洩効果を抑えることができる。別の態様において、全オン−クランプ信号を用いてチャネル制御信号のスイッチ制御を無効にすることができる。
本開示のその他の実施形態は添付される特許請求の範囲内にある。例えば、スイッチ及び抵抗器は個別素子とすることができ、あるいは、電界効果トランジスタ(FET)スイッチの抵抗のような、単一素子の要素とすることができる。図3,6,8A〜8B及び9に示される抵抗器の値は、滴射出デバイスの電力消費に基づいて設計することができる。図3,6,8A〜8B及び9に示される抵抗器の値は、液滴射出デバイスの実効充電及び/または放電時定数に基づいて設計することができる。図10A及び10Bにおいて、スイッチ1022は相補型金属−酸化物−半導体(CMOS)デバイスとすることができる。別の実施形態において、図11AのORゲート1018の代りに別のタイプの論理機能を用いることができる。また、アレイを形成する複数のスイッチの機能を1つの全オン−クランプ信号1030で制御することができる。
10 液滴射出デバイス
12 プリントヘッド
19 オンボード制御回路
38 圧電アクチュエータ
1010 駆動波形信号
1012 PZT電圧
1014 PZT素子
1016 接地
1018 ORゲート
1020 チャネル制御信号
1016 接地
1022 スイッチ
1024 電源
1026,1028 寄生漏洩電流
1030 全オン−クランプ信号

Claims (1)

  1. 液滴を射出するノズルと、該ノズルから液滴を射出するために、前記ノズルに連通するチャンバの容積をその形状を変形させることにより変動させる圧電アクチュエータと、該圧電アクチュエータに波形入力信号を接続するスイッチを有する液滴射出デバイスを制御する方法において、
    (A) 液滴発射期間中、前記圧電アクチュエータを前記波形入力信号で駆動するように前記スイッチを制御する工程、及び
    (B) 非発射期間中、前記圧電アクチュエータを接地電位と電源電位の中間の範囲の定電圧波形入力信号で駆動するように前記スイッチを制御する工程、
    を含み、
    (A)工程が、前記圧電アクチュエータを前記波形入力信号で駆動するように前記スイッチを電気的に接続するためにチャネル制御信号を用いるものであり、
    (B)工程が、前記圧電アクチュエータへの電荷の蓄積を防止するために実施され、前記圧電アクチュエータを前記定電圧波形入力信号で駆動するように前記スイッチを電気的に接続するためにクランプ制御信号を用いるものであることを特徴とする方法。
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