JP3797300B2 - インクジェット式プリンタのヘッド駆動装置 - Google Patents

インクジェット式プリンタのヘッド駆動装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット式プリンタのヘッドにてインク滴を吐出するためのノズルに対応して設けられた圧電素子のグランド側をコンデンサの充電電圧により所定のバイアス電位に保持すると共に、圧電素子の劣化によるリーク電流によるコンデンサの充電電圧の上昇を防止するようにしたインクジェット式プリンタのヘッド駆動の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、コンピュータの出力装置として、数色のインクを記録ヘッドから吐出するタイプのインクジェット式カラープリンタが普及してきており、コンピュータ等が処理した画像を多色多階調で印刷するために広く用いられている。
【0003】
例えば、インク吐出のための駆動素子として圧電素子を用いたインクジェット式プリンタでは、印刷ヘッドの複数のノズルに対応してそれぞれ設けられた複数個の圧電素子を選択的に駆動することにより、各圧電素子の動圧に基づいてノズルからインク滴を吐出させ、印刷用紙にインク滴を付着させることにより、印刷用紙にドットを形成して、印刷を行なうようにしている。
【0004】
ここで、各圧電素子は、インク滴を吐出するためのノズルに対応して設けられており、印刷ヘッド内に実装されたドライバIC(駆動波形発生回路)から供給される駆動信号により駆動され、インク滴を吐出させるようになっている。
このようなヘッド駆動装置は、例えば図5に示すように構成されている。
【0005】
図5において、ヘッド駆動装置1は、インクジェット式プリンタの複数のノズルに対応してそれぞれ設けられた圧電素子2と、各圧電素子2の一方の電極2aに対して駆動信号を供給するため駆動波形発生回路3と、この駆動波形発生回路3と各圧電素子2との間に設けられた電流増幅回路4及びスイッチ回路5と、から構成されている。
ここで、図5においては、圧電素子2は一つのみが示されているが、実際には、インクジェット式プリンタのヘッドには、複数個のノズルが設けられており、各ノズルに対してそれぞれ一つの圧電素子が備えられている。
そして、各圧電素子2に対して、駆動波形発生回路3からの駆動信号COMは、実際にはシフトレジスタ等を介して、順次に出力されるようになっている。
【0006】
圧電素子2は、例えばピエゾ素子であって、双方の電極2a,2b間に印加される電圧により変位するように構成されている。
そして、圧電素子2は、常時中間電位(グラウンド[GND]と電源の間のある電位)付近に充電されており、駆動波形発生回路3から規定の電圧波形を有する駆動信号COMに基づいて放電する際に対応するノズル内のインクに圧力を加えることにより、このノズルからインク滴を吐出するように構成されている。
【0007】
駆動波形発生回路3は、インクジェットプリンタのヘッドへの駆動信号COMを発生させるものであり、例えばプリンタ本体内あるいはプリンタヘッド内に配置されている。
【0008】
電流増幅回路4は、二つの駆動素子としてのトランジスタ4a,4bから構成されている。
このうち、第一のトランジスタ4aは、コレクタが定電圧電源に接続され、ベースが駆動波形発生回路3の一方の出力に接続されると共に、エミッタがスイッチ回路5の入力側に接続されている。これにより、駆動波形発生回路3からの信号に基づいて導通して、定電圧電源より電荷をスイッチ回路5を介して圧電素子2に規定の電圧波形を伴いながら供給する。
【0009】
また、第二のトランジスタ4bは、エミッタがスイッチ回路5の入力側に接続され、ベースが駆動波形発生回路3の第二の出力に接続されると共に、コレクタがグランドにアース接続されている。これにより、駆動波形発生回路3からの信号に基づいて導通して、圧電素子2をスイッチ回路5を介して規定の電圧波形を伴いながら放電させる。
【0010】
スイッチ回路5は、制御信号が入力されることにより、対応する圧電素子2の駆動タイミングでオンされ、駆動信号COMを圧電素子2に出力する。
このスイッチ回路5は、実際には、各圧電素子2をそれぞれオンオフするための所謂トランスミッションゲートとして構成されている。
【0011】
ところで、このような圧電素子2は、非駆動時(すなわち印刷を行なわないとき)には、充電により蓄積された電荷が、絶縁抵抗により放電して、その電圧が低下してしまうことにより、インクの吐出に影響を与えることがある。
このため、各圧電素子のグランド側を例えば駆動信号の中間電位等のバイアス電位に保持するようにしたヘッド駆動装置も知られており、例えば図6に示すように構成されている。
また、このような電位を設けることにより、特性が向上する圧電素子もある。また、このような電位を設ければ、圧電素子端子間にかかる電位の絶対値を最大半分にすることができ、素子の耐圧を下げられる。
【0012】
図6において、ヘッド駆動装置6は、図5に示したヘッド駆動装置1とほぼ同様の構成であり、圧電素子2の他方の電極2bに対して、+5V程度の定電圧Vc1からカップリング抵抗R1を介して充電されるコンデンサC1が接続されている。Vc1はロジック電源等に供用されることもある。
ここで、コンデンサC1は、大電流を供給できるように、大容量、例えば3300μF程度のものが使用されていると共に、基準電圧Vc1に影響を与えないように、カップリング抵抗R1が接続されている。
【0013】
このような構成により、圧電素子2の他方の電極2bが、コンデンサC1の充電電圧によるバイアス電圧VBSに保持されることになり、圧電素子2の双方の電極2a,2b間の電圧が低減され、高密度化の際の圧電素子電極間の放電を防止し、或いは特性を向上させることができる。
【0014】
しかしながら、このような構成のヘッド駆動装置6においては、各圧電素子の経年変化等の劣化により、端子間の抵抗が減少してリーク電流が発生することがある。定電圧Vccから圧電素子2を通ってリーク電流が流れると、この電流が、コンデンサC1に流れ込んで、コンデンサC1を充電すると共に、カップリング抵抗R1を介して基準電圧側に流れることになる。
そして、圧電素子2の劣化が進んで、リーク電流が大きくなると、カップリング抵抗R1は例えば500Ω程度であることから、例えば100mA程度のリーク電流が抵抗R1を流れると、このカップリング抵抗R1の両端の電圧は、約50V程度になってしまい、圧電素子2の他方の電極2bを略Vc1の電圧に保ちたい初期の目的から逸脱する。
【0015】
他方、コンデンサC1は、例えば3300μFと大容量であることから、コストの面からできるだけ低い耐圧、例えば6.3V乃至10V程度の耐圧のものが使用されている。
このため、上述したリーク電流が発生すると、このリーク電流によって、コンデンサC1が充電されることになり、充電電圧が耐圧を越えてしまうことがあり、コンデンサC1が破壊してしまう。
従って、リーク電流によるコンデンサC1の破壊を防止するために、従来は、図6にて矢印Aで示すように、図示しない異常電圧検出回路等により、コンデンサC1の充電電圧を検出して、コンデンサC1の充電電圧が所定電圧以上になったとき、ヘッド駆動装置6の電源を落として、ヘッド駆動装置6の動作を停止させるようになっている。
【0016】
このようにして、圧電素子2のリーク電流によるコンデンサの破壊が防止され得るようになっているが、圧電素子2の劣化があまり進まないうちに、リーク電流によるコンデンサC1の充電により、コンデンサC1の充電電圧が所定電圧を越えると、ヘッド駆動装置6の電源を落とすようにしていることから、まだ使用可能な圧電素子2を寿命まで使い切ることができないという問題があった。
【0017】
そこで、本発明の課題は、簡単な構成により、圧電素子のリーク電流によるコンデンサの充電電圧が上昇したとき、コンデンサを放電させることにより、コンデンサの破壊を防止すると共に、圧電素子をできるだけ長く利用し得るようにした、インクジェット式プリンタのヘッド駆動装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、圧電素子のグランド側の電極に所定のバイアス電圧を印加するためのコンデンサの充電電圧が所定電圧以上になったとき、コンデンサを放電させて、コンデンサの充電電圧の上昇を抑制するようにした。
【0019】
即ち、請求項1記載のインクジェット式プリンタのヘッド駆動装置では、複数のノズルに対応してそれぞれ設けられたインクに圧力を加える圧電素子を、当該圧電素子の一方の電極に所定の印字タイミングで選択的にヘッド駆動回路からの駆動信号を供給することにより駆動し、対応するノズルからインク滴を吐出させて記録を行なうと共に、圧電素子の駆動電圧より低い基準電圧により充電されるコンデンサにより、各圧電素子の他方のグランド側の電極に、前記駆動信号の中間電位にほぼ等しいバイアス電圧を印加する、インクジェット式プリンタのヘッド駆動装置であって、上記コンデンサの充電電圧が上記バイアス電圧より僅かに高い所定電圧以上になったとき、コンデンサの電荷をグランドに流す放電回路を備えていることを特徴とする。
【0020】
この構成によれば、圧電素子の経年変化等の劣化によりリーク電流が発生すると、圧電素子を介してリーク電流がコンデンサに流れ込むことになる。そして、このリーク電流によってコンデンサがさらに充電されて、コンデンサの充電電圧が所定電圧以上になると、放電回路が動作して、コンデンサの電荷をグランドに流すことになる。
これにより、コンデンサの充電電圧は、ほぼ上記所定電圧以下に保持されることになるので、リーク電流によるコンデンサの充電によって、コンデンサの充電電圧が耐圧以上まで上昇して、コンデンサが破壊してしまうようなことはない。従って、コンデンサは、リーク電流による充電電圧の上昇を見込まなくてもよいことから、バイアス電圧よりやや高い耐圧のものを使用することができるので、コストが上昇してしまうようなことはない。
【0021】
このようにして、本発明によるインクジェット式プリンタのヘッド駆動装置によれば、圧電素子のグランド側の電極に、コンデンサにより中間電位等のバイアス電圧が印加されている場合であっても、圧電素子の経年変化等の劣化によるリーク電流の発生時に、このリーク電流によるコンデンサの充電電圧の上昇が抑制されることになり、コンデンサの破壊を防止することができる。
【0022】
請求項2記載のヘッド駆動装置においては、上記放電回路が、コンデンサとグランドとの間に接続され、コンデンサの充電電圧が所定電圧以上になったときオンされるスイッチング素子を備えていることを特徴とする。
【0023】
この構成によれば、コンデンサの充電電圧が所定電圧以上になったとき、スイッチング素子がオンすることにより、コンデンサがスイッチング素子を介してグランドと短絡され、コンデンサが放電されることになる。
【0024】
請求項3記載のヘッド駆動装置においては、上記スイッチング素子が、ベースが基準電圧に接続され、エミッタがコンデンサに接続されると共に、コレクタがグランドに接続されたトランジスタから構成されていることを特徴とする。
【0025】
この構成によれば、コンデンサの充電電圧が所定電圧以上になったとき、トランジスタのエミッタ・コレクタ間がオンすることにより、コンデンサがトランジスタを介してグランドと短絡され、コンデンサが放電されることになる。
【0026】
請求項4記載のヘッド駆動装置においては、上記トランジスタのコレクタとグランド間に、電流制限抵抗が直列に接続されていることを特徴とする。
【0027】
この構成によれば、トランジスタのオン時に、コンデンサの電荷がトランジスタ及び電流制限抵抗を介してグランドに流されるので、コンデンサの放電電流が電流制限抵抗により制限されることになる。
従って、例えば圧電素子がショートして、大電流が圧電素子を介してコンデンサに流れ込んで、コンデンサの充電電圧が急激に上昇するような場合であっても、電流制限抵抗により放電電流が制限されることにより、コンデンサから大きな放電電流がトランジスタを介して流れることはなく、トランジスタが保護され得ることになる。
【0028】
請求項5記載のヘッド駆動装置においては、上記コンデンサの充電電圧が上記所定電圧より高い第二の所定電圧になったとき、検出信号を出力する異常電圧検出回路を備えていることを特徴とする。
【0029】
この構成によれば、前述したように、例えば圧電素子がショートして、大電流が圧電素子を介してコンデンサに流れ込んで、コンデンサの充電電圧が急激に上昇し、コンデンサからの放電電流が電流制限抵抗により制限されて、コンデンサの充電電圧が上昇して第二の所定電圧を越えた場合には、異常電圧検出回路が、これを検知して、検出信号を出力する。
従って、プリンタ本体の制御部が、この異常電圧検出回路からの検出信号に基づいて、ヘッド駆動装置の駆動電圧を落とすことにより、圧電素子の破壊等によるショートの際に、ヘッド駆動装置の破壊を防止することができる。
あるいは、プリンタ本体の制御部は、ヘッド駆動装置の異常電圧検出回路からの検出信号を受け取ったとき、ヘッド駆動装置を制御して、印刷動作を一時停止させたり、場合によっては印刷動作を強制終了させることにより、圧電素子の異常電流によるプリンタヘッドの破壊を防止することができる。
【0030】
請求項6記載のヘッド駆動装置においては、上記トランジスタが、FETであることを特徴とする。
【0031】
この構成によれば、スイッチング素子であるトランジスタがFETにより構成されることにより、プリンタ本体の制御部内にて、他のロジック回路を構成する回路素子と一体化して構成され得るので、コストが低減され得ることになる。
【0032】
【発明の実施の形態】
図面を参照して、本発明の実施の形態に係るヘッド駆動装置について説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0033】
図1は、本発明によるインクジェット式プリンタのヘッド駆動装置の一実施形態の構成を示している。
図1において、ヘッド駆動装置10は、インクジェット式プリンタのプリンタヘッドの複数のノズルに対応してそれぞれ設けられた圧電素子11と、各圧電素子11の一方の電極11aに対して駆動信号COMを供給するための駆動波形発生回路12と、この駆動波形発生回路12と各圧電素子11との間に設けられた電流増幅回路13及びノズル選択用スイッチ回路14と、さらに圧電素子11の他方のグランド側の電極11bに対して所定のバイアス電圧を印加するバイアス電源回路20,放電回路30及び異常電圧検出回路40と、から構成されている。
【0034】
ここで、図1においては、圧電素子11は、実際にはインクジェット式プリンタのプリンタヘッドにて、各色毎にそれぞれ一つのノズル列が設けられており、各ノズル列に対してそれぞれ圧電素子が備えられている。
【0035】
上記圧電素子11は、例えばピエゾ素子であって、双方の電極11a,11b間に印加される電圧により変位するように構成されている。
そして、圧電素子11は、常時中間電位Vc付近に充電されており、駆動波形発生回路12からの駆動信号COMに基づいて充放電する際に対応するノズル内のインクに圧力を加えることにより、このノズルからインク滴を吐出するように構成されている。
【0036】
上記駆動波形発生回路12は、インクジェット式プリンタのプリンタヘッドへの駆動信号COMを発生させるものであり、プリンタ本体の制御部またはプリンタヘッド内に配置されている。
【0037】
上記電流増幅回路13は、二つのトランジスタ13a,13bから構成されている。
このうち、第一のトランジスタ13aは、コレクタが定電圧電源(例えば+42Vの直流電源)に接続され、ベースが駆動波形発生回路12の一方の出力に接続されると共に、エミッタがスイッチ回路14の入力側に接続されている。これにより、第一のトランジスタ13aは、駆動波形発生回路12からの駆動信号COMに基づいて導通して、定電圧Vccより電荷をスイッチ回路14を介して圧電素子11に規定の電圧波形を伴いながら供給する。
【0038】
また、第二のトランジスタ13bは、エミッタがスイッチ回路14の入力側に接続され、ベースが駆動波形発生回路12の第二の出力に接続されると共に、コレクタがグランドにアース接続されている。これにより、第二のトランジスタ13bは、駆動波形発生回路12からの駆動信号COMに基づいて導通して、圧電素子11をスイッチ回路14を介して規定の電圧波形を伴いながら放電させる。
【0039】
上記スイッチ回路14は、プリンタ本体の制御部から制御信号が入力されることにより、対応する圧電素子11の駆動タイミングでオンされ、駆動信号COMを圧電素子11に出力するようになっている。
このスイッチ回路14は、実際には、各圧電素子11をそれぞれオンオフするための所謂トランスミッションゲートとして構成されている。
【0040】
上記バイアス電源回路20は、図2に示すように、コンデンサC1から構成されている。
上記コンデンサC1は、電解コンデンサであって、その充電電圧すなわちバイアス電圧VBSを各圧電素子11のグランド側の電極11bに印加するように、一端が圧電素子11のグランド側の電極11bに接続されると共に、また他端がグランドにアース接続されている。
尚、コンデンサC1の容量は、各圧電素子11に対して安定したバイアス電圧VBSを供給することができるように、すべての圧電素子11の総静電容量(数μF、例えば1.4μF程度)に対して十分大きな容量、即ち数1000μF(例えば3300μF程度)に選定されている。
【0041】
さらに、上記コンデンサC1は、その一端がカップリング抵抗R1(例えば500Ω)を介して第二の定電圧電源に接続されている。
この第二の定電圧電源は、例えばプリンタ本体内の制御部15のロジック電源としての+5Vの直流電源であり、定電圧Vc2を電流制限抵抗R1を介してコンデンサC1に印加して、コンデンサC1を充電するようになっている。
このようにして、バイアス電源回路20は、圧電素子11のグランド側の電極11bに対して、所定のバイアス電圧VBS、好ましくは駆動波形発生回路12からの駆動信号COMの中間電位Vcにほぼ等しい電圧を出力するようになっている。
【0042】
上記放電回路30は、図2に示すように、スイッチング素子としてのトランジスタTR1から構成されており、トランジスタTR1のベースが、電流制限抵抗R2を介して、基準電圧としての定電圧Vc2に接続され、エミッタがコンデンサC1に接続されると共に、コレクタが電流制限抵抗R3を介してグランドに接続されている。
ここで、上記電流制限抵抗R3は、トランジスタTR1を流れる電流を制限するものであり、その抵抗値は、圧電素子2のリーク電流が大きくなったときには、コンデンサC1の充電電圧が上昇するように、適宜に、例えば100Ω程度に選定されている。
また、上記電流制限抵抗R2は、トランジスタTR1を流れる電流が電流制限抵抗R3により制限されているときに、トランジスタTR1のエミッタからベースに大電流が流れることを防止するものであり、その抵抗値は、例えば1kΩ程度に選定されている。
【0043】
このようにして、放電回路30においては、コンデンサC1の充電電圧が定電圧Vc2に対して所定の電圧差、例えば0.7Vになったとき、即ちコンデンサC1の充電電圧が所定電圧V1(=5.0V+0.7V)になったとき、トランジスタTR1のエミッタ・コレクタ間が導通して、コンデンサC1がグランドに放電されるようになっている。
【0044】
上記異常電圧検出回路40は、図3に示すように、コンパレータ41から構成されており、非反転入力端子には、バイアス電圧VBSが入力されると共に、反転入力端子には、第二の所定電圧V2(例えば7V)が入力されており、出力信号がプリンタ本体内の制御部に送出されるようになっている。
そして、通常は、バイアス電圧VBSはほぼ5V程度であることから、コンパレータ41の出力信号はLレベルであるが、圧電素子11の異常電流によりバイアス電圧VBSが第二の所定電圧V2以上になったとき、コンパレータ41の出力信号は、Hレベルに反転する。
これにより、プリンタ本体内の制御部15は、異常電圧検出回路40からの出力信号に基づいて、この出力信号がHレベルに反転したときには、圧電素子11に異常が発生したとして、例えばヘッド駆動装置10の駆動電圧を落とすことにより、圧電素子の破壊等によるショートの際に、ヘッド駆動装置の破壊を防止したり、あるいはヘッド駆動装置10を制御して、印刷動作を一時停止させたり、場合によっては印刷動作を強制終了させることにより、圧電素子11の異常電流によるプリンタヘッドの破壊を防止することができる。
【0045】
本発明実施形態によるヘッド駆動装置10は、以上のように構成されており、以下のように動作する。
先ず、電源投入時には、駆動波形発生回路12から駆動信号COMが出力されると、駆動信号COMにより電流増幅回路13の第一のトランジスタ13aがオンして、第一の定電圧電源からスイッチ回路14を介して圧電素子11の一方の電極11aに電流が流れて充電することにより、圧電素子11の一方の電極11aは、中間電位Vcまで徐々に上昇する。
【0046】
他方、バイアス電源回路20にて、コンデンサC1が第二の定電圧電源Vc2により充電され、その充電電圧がバイアス電圧VBSとして、圧電素子11のグランド側の電極11bに印加され、バイアス電圧VBSに達する。
従って、圧電素子の双方の電極11a,11b間の電位差はほぼ0になる。
以上で、電源投入時の動作が完了する。
【0047】
次に、印刷が開始されると、駆動波形発生回路12から駆動信号COMが出力され、この駆動信号COMの変動に基づいて、圧電素子11が駆動信号COMに基づいて充放電され作動して、インク滴を吐出する。
【0048】
このとき、圧電素子11のグランド側の電極11bは、バイアス電源回路20からバイアス電圧VBSが印加されることにより、常にバイアス電圧VBSに保持されている。
従って、放電回路30では、トランジスタTR1のエミッタ電圧は、第二の定電圧電源の定電圧Vc2とほぼ等しいバイアス電圧VBSであり、他方ベース電圧は第二の定電圧電源の定電圧Vc2がそのまま印加されているので、ベース電圧とエミッタ電圧がほぼ同じであることから、トランジスタTR1はオフになっている。
このため、コンデンサC1は、トランジスタTR1を介して放電されるようなことはない。
【0049】
これに対して、圧電素子11の経年変化等の劣化により電極間の抵抗が減少して、圧電素子11の電極11a,11b間にリーク電流が発生すると、駆動信号COMが中間電位Vcより高い場合に、このリーク電流が圧電素子11を介してバイアス電源回路20のコンデンサC1に流れ込む。これにより、コンデンサC1が充電されて、第二の定電圧電源の定電圧Vc2より高い充電電圧となる。
【0050】
そして、コンデンサC1の充電電圧が所定電圧V1を越えて高くなると、放電回路30にて、トランジスタTR1のエミッタ電圧が、ベース電圧より高くなって、トランジスタTR1のエミッタ・コレクタ間が導通し、オンとなる。これにより、コンデンサC1の電荷がトランジスタTR1及び電流制限抵抗R3を介してグランドに流され、コンデンサC1が放電されることになる。
従って、圧電素子11にリーク電流が発生したとしても、このリーク電流によって、コンデンサC1の充電電圧が所定電圧V1よりも高くなるようなことはなく、異常電圧検出回路40が働くことはない。
【0051】
また、圧電素子11の経年変化が進んで、リーク電流が大きくなったり、あるいは圧電素子11にショートまたはレアショート等の異常が発生して、圧電素子11が短絡した場合には、定電圧Vccから大きなリーク電流あるいは大きな短絡電流が流れて、圧電素子11を介してコンデンサC1に流れ込む。
そして、コンデンサC1の充電電圧が高くなると、放電回路30のトランジスタTR1がオンとなって、コンデンサC1が放電されるが、その際、電流制限抵抗R3により放電電流が制限されるので、コンデンサC1の充電電圧はさらに上昇することになる。
これにより、コンデンサC1の充電電圧が7Vを越えると、異常電圧検出回路40のコンパレータ41が反転して、出力信号がHレベルになる。
従って、プリンタ本体内の制御部15は、Hレベルの出力信号に基づいて、例えばヘッド駆動装置10の駆動電圧を落とすことにより、圧電素子の破壊等によるショートの際に、ヘッド駆動装置の破壊を防止する。
【0052】
このようにして、圧電素子11に大きなリーク電流が発生したり、あるいは異常電流が発生したときには、コンデンサC1の充電電圧が上昇するので、異常電圧検出回路40がこれを検出して、Hレベルの出力信号を出力することにより、プリンタ本体の制御部15に知らせる。従って、プリンタ本体の制御部15は、圧電素子11の経年変化等の劣化による大きなリーク電流が発生した場合や、圧電素子11の短絡等による異常電流が発生した場合には、異常電圧検出回路40からのHレベルの出力信号に基づいて、ヘッド駆動装置10を制御することにより、圧電素子11,プリンタヘッドそしてヘッド駆動装置10の破壊等の不安全を防止することができる。
【0053】
上述した実施形態においては、放電回路30は、トランジスタTR1により構成されているが、このトランジスタTR1は、FETとして構成されていてもよく、この場合、放電回路30は、プリンタ本体の制御部を構成するIC内に一体に構成することができるので、コストが低減され得ることになる。
また、トランジスタTR1の代わりに、コンデンサC1の放電を可能にする他のスイッチング素子から構成されていてもよいことは明らかである。
【0054】
さらに、上述した実施形態においては、放電回路30は、トランジスタTR1のコレクタとグランド間に電流制限抵抗R3を備えているが、これに限らず、電流制限抵抗R3は省略されても良い。この場合、コンデンサC1が所定電圧V1以上になると、コンデンサC1が放電されることにより、圧電素子11に異常電流が流れたとしても、コンデンサC1の充電電圧が所定電圧V1以下に保持され、コンデンサC1の破壊が防止され得ることになる。
【0055】
上述した実施形態においては、バイアス電源回路20は、駆動波形発生回路12からの駆動信号COMの中間電圧Vcに等しいバイアス電圧VBSを出力するようになっているが、これに限らず、中間電圧Vcからずれたバイアス電圧VBSを出力するようにしてもよい。
この場合、圧電素子11の双方の電極11a,11b間の電圧はほぼ0にはならないが、バイアス電圧のない場合と比較して、電位差が小さくなるので、圧電素子の自然放電による電圧降下が小さくなり、電力損失が低減される。
【0056】
また、上述した実施形態においては、異常電圧発生回路40は、正常時にはLレベルの信号を出力し、圧電素子11に異常が発生したとき、Hレベルの信号を出力するようになっているが、これに限らず、正常時にはHレベルの信号を出力し、圧電素子11に異常が発生したとき、Lレベルの信号を出力するようにしてもよい。
【0057】
さらに、上述した実施形態においては、異常電圧検出回路40にて、コンデンサC1の充電電圧の上昇を検出するために、コンパレータにより構成されているが、これに限らず、図4に示すように構成されていてもよい。
即ち、図4において、異常電圧検出回路50は、コンデンサC1の充電電圧即ちバイアス電圧VBSに対して、互いに直列に接続された分圧抵抗R4,R5と、分圧抵抗R4,R5の分圧電圧が入力されるADコンバータ51とから構成されており、バイアス電圧VBSが例えば7Vを越えたとADコンバータ51の値を制御部15が読み取った時、同様にしてヘッド駆動装置10を制御することができる。
尚、この場合、ADコンバータ51は、プリンタ本体の制御部15を構成するIC内に設けるようにしてもよい。
【0058】
また、上述した実施形態においては、異常電圧検出回路40または50が備えられているが、これに限らず、異常電圧検出回路40または50は省略されてもよい。この場合、他の任意の手段により、圧電素子11の異常が検出され、それに基づいて、プリンタ本体の制御部15がヘッド駆動装置10を適宜に制御する。
【0059】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、圧電素子の経年変化等の劣化によりリーク電流が発生すると、圧電素子を介してリーク電流がコンデンサに流れ込むことになる。そして、このリーク電流によってコンデンサがさらに充電されて、コンデンサの充電電圧が所定電圧以上になると、放電回路が動作して、コンデンサの電荷をグランドに流すことになる。
これにより、コンデンサの充電電圧は、ほぼ上記所定電圧以下に保持されることになるので、リーク電流によるコンデンサの充電によって、コンデンサの充電電圧が耐圧以上まで上昇して、コンデンサが破壊してしまうようなことはない。従って、コンデンサは、リーク電流による充電電圧の上昇を見込まなくてもよいことから、バイアス電圧よりやや高い耐圧のものを使用することができるので、コストが上昇してしまうようなことはない。
このようにして、本発明によるインクジェット式プリンタのヘッド駆動装置によれば、圧電素子のグランド側の電極に、コンデンサにより中間電位等のバイアス電圧が印加されている場合であっても、圧電素子の経年変化等の劣化によるリーク電流の発生時に、このリーク電流によるコンデンサの充電電圧の上昇が抑制されることになり、コンデンサの破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヘッド駆動装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のヘッド駆動装置におけるバイアス電源回路と放電回路の構成を示す回路図である。
【図3】図1のヘッド駆動装置における異常電圧検出回路の一例の構成を示す回路図である。
【図4】図1のヘッド駆動装置における異常電圧検出回路の他の例の構成を示す回路図である。
【図5】従来のヘッド駆動装置の一例の構成を示すブロック図である。
【図6】従来のバイアス電源回路を備えたヘッド回路の一例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 ヘッド駆動装置
11 圧電素子
11a 一方の電極
11b グランド側の電極
12 駆動波形発生回路
13 電流増幅回路
14 スイッチ回路
20 バイアス電源回路
30 放電回路
40,50 異常電圧検出回路
41 コンパレータ
51 ADコンバータ
C1 コンデンサ
R1,R2,R3 電流制限抵抗
R4,R5 分圧抵抗
TR1 トランジスタ

Claims (6)

  1. 複数のノズルに対応してそれぞれ設けられたインクに圧力を加える圧電素子を、当該圧電素子の一方の電極に所定の印字タイミングで選択的にヘッド駆動回路からの駆動信号を供給することにより駆動し、対応するノズルからインク滴を吐出させて記録を行なうと共に、圧電素子の駆動電圧より低い基準電圧により充電されるコンデンサにより、各圧電素子の他方のグランド側の電極に、前記駆動信号の中間電位にほぼ等しいバイアス電圧を印加する、インクジェット式プリンタのヘッド駆動装置であって、
    上記コンデンサの充電電圧が上記バイアス電圧より僅かに高い所定電圧以上になったとき、コンデンサの電荷をグランドに流す放電回路を備えていることを特徴とする、インクジェット式プリンタのヘッド駆動装置。
  2. 上記放電回路が、コンデンサとグランドとの間に接続され、コンデンサの充電電圧が所定電圧以上になったときオンされるスイッチング素子を備えていることを特徴とする、請求項1に記載のインクジェット式プリンタのヘッド駆動装置。
  3. 上記スイッチング素子が、ベースが基準電圧に接続され、エミッタがコンデンサに接続されると共に、コレクタがグランドに接続されたトランジスタから構成されていることを特徴とする、請求項2に記載のインクジェット式プリンタのヘッド駆動装置。
  4. 上記トランジスタのコレクタとグランド間に、電流制限抵抗が直列に接続されていることを特徴とする、請求項3に記載のインクジェット式プリンタのヘッド駆動装置。
  5. 上記コンデンサの充電電圧が上記所定電圧より高い第二の所定電圧になったとき、検出信号を出力する異常電圧検出回路を備えていることを特徴とする、請求項4に記載のインクジェット式プリンタのヘッド駆動装置。
  6. 上記トランジスタが、FETであることを特徴とする、請求項3から5の何れかに記載のインクジェット式プリンタのヘッド駆動装置。
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