JP2005313612A - 印刷ヘッド駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プリンタ待機中の電力消費量を抑制することによって、省電力を測ることが可能な印刷ヘッド駆動回路を提供する。
【解決手段】 ASICからDACに駆動指令信号が出力されると、COM電位は中間電位を中心に上/下に変動する。駆動指令信号はバイアス電圧制御回路41にも印加される。TR47が導通し5V電源からアースに至る閉回路が形成される。TR55が導通し5V直流電源からコンデンサ37に充電される。ASICからDACにパワーセーブ信号が出力されるとCOM電位は略0Vになる。パワーセーブ信号はバイアス電圧制御回路41にも印加される。TR47、TR55は非導通になりTR57は導通する。コンデンサ37からアースに至る閉回路が形成されコンデンサ37内の電荷が放電されバイアス電位も略0Vになる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、印刷ヘッドの各部を駆動するための駆動回路に関する。
従来、駆動すべき圧力発生素子(ピエゾ素子)の数が変動しても、ノズル開口からインクを安定的に吐出することができるようにすることを目的とした印刷ヘッドの駆動回路が提案されている。この印刷ヘッド駆動回路では、駆動信号出力回路においてダーリントン接続されたトランジスタのうち、後段のトランジスタのベースに対して、第1及び第2のスイッチング速度補正回路から補正電位印加用端子を介して所定の電位(補正電位)を印加して、後段のトランジスタのベースに対する電荷の補助的な注入或いは該ベースからの電荷の補助的な流出を行うことが可能である。その結果、補正電位印加用端子に印加した電位によって後段のトランジスタのスイッチング速度を任意に補正することが可能になる(例えば特許文献1参照)。
特開2000-211126号公報
ところで、図1に示す従来の印刷ヘッド駆動回路では、電力増幅回路3と印刷ヘッド5側のアナログスイッチ7等とを接続する駆動電圧伝達線路11の電位(以下、「COM電位」と表記する)と、ピエゾ素子9のバイアス電位とを印字停止時に一致させることで、印字の安定性の向上を図ると共に、ピエゾ素子9の長寿命化をも図っている。しかし、電力増幅回路3を含む駆動電圧生成回路1側には、42Vの直流電源からの出力電圧が駆動電源として印加されており、他方において、ピエゾ素子9側には、5Vの直流電源からの抵抗13を介してコンデンサ15に充電される電荷か、ピエゾ素子9のバイアス電圧として印加される。そのため、COM電位とピエゾ素子9のバイアス電位との間に電位差が生じて、駆動電圧伝達線路11側からピエゾ素子9側にリーク電流が流れるので、プリンタ待機中の電力消費量が大きいという問題点があった。
従って本発明の第1の目的は、プリンタ待機中の電力消費量を抑制することによって、省電力を測ることが可能な印刷ヘッド駆動回路を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、プリンタが待機状態にある場合に、短時間で印刷動作が再開可能な状態に復帰することができる印刷ヘッド駆動回路を提供することにある。
本発明に従う印刷ヘッド駆動回路は、印刷ヘッドに設けられた、インクを吐出するためのノズルを駆動するノズル駆動手段と、上記ノズル駆動手段に所定のバイアス電圧を出力するバイアス電圧出力手段と、上記各ノズル駆動手段を駆動するための電圧を生成して出力する駆動電圧生成出力手段と、上記駆動電圧生成出力手段へ駆動停止信号が出力されたとき、その駆動停止信号の出力に同期して上記バイアス電圧出力手段による上記ノズル駆動手段へのバイアス電圧の出力を遮断する遮断手段と、を備える。
本発明に係る好適な実施形態では、上記バイアス電圧出力手段が、上記駆動電圧生成出力手段に給電する第1の電源よりも低い電圧を出力する第2の電源からの給電を受けて電力を蓄積する。
上記とは別の実施形態では、上記遮断手段が、上記駆動停止信号が出力されたときに、上記バイアス電圧出力手段に蓄積されている電力を放電するための回路を形成するようにしている。
また、上記とは別の実施形態では、上記遮断手段が、上記駆動停止信号が出力されていないときには、上記第2の電源からの電力を上記バイアス電圧出力手段へ充電するための回路を形成するようにしている。
また、上記とは別の実施形態では、上記遮断手段が、上記駆動停止信号が出力されていないときには、上記第1の電源からの電力を上記バイアス電圧出力手段へ充電するための回路を形成するようにしている。
更に、上記とは別の実施形態では、上記遮断手段による上記充電回路の形成が、上記印刷ヘッドが待機状態から印刷動作を再開するに際して出力される駆動指令信号によって行われる。
本発明によれば、プリンタ待機中の電力消費量を抑制することによって、省電力を測ることが可能な印刷ヘッド駆動回路を提供することができる。
また、本発明によれば、プリンタが待機状態にある場合に、短時間で印刷動作が再開可能な状態に復帰することができる印刷ヘッド駆動回路を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面により詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る印刷ヘッド駆動回路の回路構成図である。
図2において、符号21で示すD/Aコンバータ(以下、「DAC」と表記する)や前置増幅器と共に台形波電圧生成回路25を構成する電力増幅器23は、駆動電圧伝達線路27を通じて印刷ヘッド29側のアナログスイッチ31やピエゾ素子33に接続されている。電力増幅器23は、NPNパワートランジスタ23と、PNPパワートランジスタ23とがプッシュ・プル接続されて構成されており、電力増幅器23には、42Vの直流電源からの出力電圧が印加される。
台形波電圧生成回路25は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)(図示しない)から上記DACへ出力される駆動指令信号に従って台形波電圧を生成し、駆動電圧伝達線路27を通じて該台形波電圧を印刷ヘッド29へ出力する。台形波電圧生成回路25は、ASIC(図示しない)から上記DACへパワ−セーブ信号として論理レベル"L"の電圧信号が出力されると、上記台形波電圧の生成を停止する。
一方、ピエゾ素子33には、抵抗35及び(電解)コンデンサ37から成るバイアス電圧供給回路39が接続されている。このバイアス電圧供給回路39には、ASIC(図示しない)からの指令信号(上述した駆動指令信号、又はパワーセーブ信号)に基づいて、5Vの直流電源から抵抗35を通じた(電解)コンデンサ37への充電、及び(電解)コンデンサ37から抵抗35を通じたアースへの放電を制御するためのバイアス電圧制御回路41が接続されている。バイアス電圧制御回路41は、抵抗43、抵抗45、遮断手段を構成するNPNトランジスタ(以下、「TR」と略記する)47(以下同じ)、抵抗49、抵抗51、抵抗53、PNPトランジスタ(以下、「TR」と略記する)55、及びTR47と共に遮断手段を構成するTR57(以下同じ)を備える。抵抗43、抵抗45、TR47、及び抵抗49により第1のスイッチング回路を、抵抗51、抵抗53、TR55、及びTR57により第2のスイッチング回路を、夫々構成する。
第1のスイッチング回路において、抵抗43は、例えばASIC(図示しない)に接続されている制御信号伝送線路59とTR47のベースとの間に、抵抗45は、TR47のベースとエミッタとの間に、抵抗49は、5V電源とTR47のコレクタとの間に、夫々接続されている。TR47は、そのベースに、抵抗43を通じて制御信号伝送線路59から上述した駆動指令信号として論理レベル"H"の電圧信号が印加されることによって、導通状態になる(ターンオンする)。
第2のスイッチング回路において、TR55は、エミッタ側が5Vの直流電源に、コレクタ側がTR57のコレクタと(バイアス電圧供給回路39の)抵抗35に、ベースが抵抗51に、夫々接続されている。また、TR57は、コレクタ側がTR55のコレクタと(バイアス電圧供給回路39の)抵抗35に、ベース側が抵抗53に、エミッタ側がアースに、夫々接続されている。抵抗51は、(第1のスイッチング回路の)TR47のコレクタと、TR55のベースとの間に、抵抗53は、(第1のスイッチング回路の)TR47のコレクタと、TR57のベースとの間に、夫々接続されている。TR55は、上述した(第1のスイッチング回路の)TR47の導通によって導通し、TR47が非導通になることによって非導通になる。一方、TR57は、TR47が非導通になることによって導通し、TR47が導通することによって非導通になる。
上記構成において、印刷ヘッド29による印字動作を実行させるために、ASIC(図示しない)から(台形波電圧生成回路25の)DACに対し、駆動指令信号が出力されると、これにより台形波電圧生成回路25での台形波電圧の生成が開始され、印刷ヘッド29が印字動作を開始する。その結果、駆動電圧伝達線路27の電位、即ち、COM電位は中間電位(例えば略20V)を中心として上/下に変動する。一方、上記駆動指令信号は、上記DACへの印加と同期してバイアス電圧制御回路41にも印加される。抵抗43を通じてTR47のベースに上記駆動指令信号が印加されると、TR47が導通してTR47のコレクタ電位が略0Vになり、5V電源から抵抗49、及びTR47を通じてアースに至る閉回路が形成される。これによりTR55のベース電位が略0Vよりも抵抗51の電圧降下分だけ高い電圧値にまで低下するので、TR55が導通し、5V直流電源からTR55、及び抵抗35を通じて(電解)コンデンサ37に対して充電が行われる。ここでは、TR47のコレクタ電位が略0Vになっているから、TR57は非導通状態を維持する。
上記とは逆に、印刷ヘッド29による印字動作を一時停止させるために、ASIC(図示しない)から(台形波電圧生成回路25の)DACに対し、パワーセーブ信号(つまり、論理レベル"L"の電圧信号)が出力されると、これにより台形波電圧生成回路25での台形波電圧の生成が停止され、印刷ヘッド29も印字動作を停止する。その結果、上記COM電位は略0Vになる。上記パワーセーブ信号は、上記DACへの印加と同期してバイアス電圧制御回路41にも印加される。抵抗43を通じてTR47のベースに上記パワーセーブ信号が印加されると、TR47が導通から非導通に切り替わり、TR47のコレクタ電位が略0Vから5V直流電源の出力電圧(5V)より抵抗49の電圧降下分を差し引いた値にまで上昇する。これにより、TR55は導通から非導通に切り替わる。他方、TR57のベース電位は、略0Vから5Vの直流電源の出力電圧(5V)より抵抗49の電圧降下分と、抵抗53の電圧降下分とを差し引いた値にまで上昇する。これにより、TR57は、非導通から導通に切り替わり、(電解)コンデンサ37から抵抗35、及びTR57を通じてアースに至る閉回路が形成され、(電解)コンデンサ37から、抵抗35、及びTR57を通じてアースに対し、(電解)コンデンサ37に蓄積されていた電荷が放電される。その結果、バイアス電位も、略0Vになる。即ち、TR47が導通状態から非導通状態に切り替わると共に、TR57が非導通状態から導通状態に切り替わることによって、駆動電圧生成出力手段(台形波電圧生成回路25)へ駆動停止信号が出力されたとき、その駆動停止信号の出力に同期してバイアス電圧出力手段((電解)コンデンサ37)によるノズル駆動手段(ピエゾ素子33)へのバイアス電圧の出力が遮断されることになる。
図3は、COM電位の遷移とバイアス電位の遷移との関係を示すタイミングチャートである。
図3において、時間tでパワーセーブ信号、即ち、論理レベル"L"の電圧信号がASIC(図示しない)から出力されると、COM電位、及びバイアス電位共に、徐々に低下して、時間tで共に略0Vになる。時間tにおいては、COM電位とバイアス電位との間には電位差はない。
上述した本発明の一実施形態によれば、印字の安定性の向上と、ピエゾ素子9の長寿命化を図ることが可能であると共に、印字停止時におけるCOM電位とバイアス電位との間の電位差を解消することができるので、プリンタ待機中の電力消費量を抑制することによって、省電力を測ることも可能になる。
図4は、本発明の一実施形態の第1の変形例に係る印刷ヘッド駆動回路の回路構成図である。
本変形例は、図2に示したバイアス電圧制御回路41において、第1のスイッチング回路の抵抗43、抵抗45、及びTR47を除去し、それらの替わりにバッファ61を設け、また、第2のスイッチング回路のTR55に替えてPNPトランジスタを、TR57に替えてNPNトランジスタを、夫々TR55´、遮断手段、即ち、TR57´(以下同じ)として用いることとした点で、図2に記載のバイアス電圧制御回路41と構成が相違する。その他の構成については、図2に記載したものと同様であるので、図4において、図2に記載したものと同一物には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
ASIC(図示しない)から制御信号伝送線路59を通じて台形波電圧生成回路、及びバイアス電圧制御回路41´に伝送される制御信号(駆動指令信号)の電圧レベルは、例えば3.3Vである。バッファ61は、上記制御信号の電圧レベルを3.3Vから5Vに変換する機能を備えている。
上記構成のバイアス電圧制御回路41´において、3.3Vの駆動指令信号がASIC(図示しない)側から(バイアス電圧制御回路41´に)印加されると、それによりTR55´、TR57´のベース電位が上昇するので、TR55´が導通し、TR57´は非導通となる。その結果、5Vの直流電源からTR55´、抵抗35、及び(電解)コンデンサ37を通じてアースに至る閉回路が形成されるので、5Vの直流電源から(電解)コンデンサ37に対して充電が行われる。一方、上述したパワ−セーブ信号がASIC(図示しない)側から(バイアス電圧制御回路41´に)印加されると、それによりTR55´、TR57´のベース電位が低下するので、TR57´が導通し、TR55´は非導通となる。その結果、(電解)コンデンサ37に蓄積されている電荷が、抵抗35、及びTR57´を通じて放電される。
本変形例においても、上述した本発明の一実施形態におけると同様の効果を奏し得る。
ところで、各ノズル毎にノズル駆動手段として備えられる複数個のピエゾ素子の容量と、各ピエゾ素子にバイアス電圧を印加するための(電解)コンデンサの容量とを比較すると、各ピエゾ素子の容量が、例えば1μF以下であるのに対して、(電解)コンデンサの容量は、例えば4000μFであり、(電解)コンデンサの容量は、各ピエゾ素子の容量に比較してはるかに大きい。これは、(例えば5Vの)直流電源から(例えば400Ωの)抵抗を通じて(電解)コンデンサに充電される電圧が、(電解)コンデンサからバイアス電圧として各ピエゾ素子に印加されるためである。換言すれば、(電解)コンデンサが蓄電池としての機能を果たしているためである。よって、(電解)コンデンサの容量(4000μF)と、抵抗値(400Ω)との積によって決まる(CR)時定数が大きいので、(電解)コンデンサからの出力電圧が、上記電源電圧(例えば5V)に達するまで充電するのに(例えば数秒程度を要し)時間がかかる。
例えば、図1で示した従来の印刷ヘッド駆動回路のように、印字動作停止時/印字動作再開時に上記直流電源からの上記(電解)コンデンサへの給電をオン/オフするのであれば、上記(電解)コンデンサの充電に時間がかかったとしても問題は生じない。
しかし、印字動作を継続している最中に、省電力などのため、一時的に5Vの直流電源から(電解)コンデンサへの給電を停止させてプリンタをスタンバイ状態にしたい場合がある。そのような場合、上記のように、(電解)コンデンサの充電に時間がかかると、プリンタがスタンバイ状態から印字動作可能な状態に復帰するのに時間がかかるという問題点が生じる。
そこで、上記問題点に鑑みて、以下に説明するような上記一実施形態に係る第2の変形例が提案される。
図5は、本発明の一実施形態の第2の変形例に係る印刷ヘッド駆動回路の回路構成図である。
本変形例は、図4に示したバイアス電圧制御回路41´において、第1のスイッチング回路の抵抗41、第2のスイッチング回路の抵抗51、抵抗53、及びバッファ61が夫々接続されている制御信号伝送線路59´とアースとの間に、例えばツェナ電圧(V)が12VのツェナダイオードZD63を接続すると共に、抵抗41が接続される直流電源、及びTR55´が接続される直流電源を、5Vの直流電源ではなく、42Vの直流電源に替えた点で、図4に記載のバイアス電圧制御回路41´と構成が相違する。その他の構成については、図4に記載したものと同様であるので、図5において、図4に記載したものと同一物には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
上記構成のバイアス電圧制御回路42において、プリンタをスタンバイ状態から印字動作可能な状態に復帰させるため、ASIC(図示しない)から制御信号線路59を通じて駆動指令信号(論理レベル"H"の電圧信号)がバイアス電圧制御回路42に印加されると、TR55´、遮断手段、即ち、TR57´(以下同じ)のベース電位がV(=12V)から抵抗51での電圧降下分を差し引いた値よりも例えば5V分だけ上昇する。これにより、TR55´が導通し、TR57´は非導通となる。その結果、42Vの直流電源からTR55´、抵抗35、及び(電解)コンデンサ37を通じてアースに至る閉回路が形成されるので、42Vの直流電源から(電解)コンデンサ37に対して(抵抗35における電圧降下により)例えば11V程度の直流電圧で充電が行われる。この場合、供給電圧を5Vの直流電圧から42Vの直流電圧に替えたので、(電解)コンデンサ37の容量が例えば4000μFと大きくても、(電解)コンデンサ37における充電電圧は比較的短時間で所定値(例えば5V)に達することになる。
以上、本発明の好適な実施形態、及びその変形例を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施形態、及びその変形例にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。
従来の印刷ヘッド駆動回路の回路構成図。 本発明の一実施形態に係る印刷ヘッド駆動回路の回路構成図。 COM電位の遷移とバイアス電位の遷移との関係を示すタイミングチャート。 本発明の一実施形態の第1の変形例に係る印刷ヘッド駆動回路の回路構成図。 本発明の一実施形態の第2の変形例に係る印刷ヘッド駆動回路の回路構成図。
符号の説明
21 D/Aコンバータ(DAC)、前置増幅器
23 電力増幅器
23 NPNパワートランジスタ(TR)
23 PNPパワートランジスタ(TR)
25 台形波電圧生成回路
27 駆動電圧伝達線路
29 印刷ヘッド29
31 アナログスイッチ
33 ピエゾ素子
35 抵抗
37 (電解)コンデンサ
39 バイアス電圧供給回路
41 バイアス電圧制御回路

Claims (6)

  1. 印刷ヘッドに設けられた、インクを吐出するためのノズルを駆動するノズル駆動手段と、
    前記ノズル駆動手段に所定のバイアス電圧を出力するバイアス電圧出力手段と、
    前記各ノズル駆動手段を駆動するための電圧を生成して出力する駆動電圧生成出力手段と、
    前記駆動電圧生成出力手段へ駆動停止信号が出力されたとき、該駆動停止信号の出力に同期して前記バイアス電圧出力手段による前記ノズル駆動手段へのバイアス電圧の出力を遮断する遮断手段と、
    を備える印刷ヘッド駆動回路。
  2. 請求項1記載の印刷ヘッド駆動回路において、
    前記バイアス電圧出力手段が、前記駆動電圧生成出力手段に給電する第1の電源よりも低い電圧を出力する第2の電源からの給電を受けて電力を蓄積する印刷ヘッド駆動回路。
  3. 請求項1又は請求項2記載の印刷ヘッド駆動回路において、
    前記遮断手段が、前記駆動停止信号が出力されたときに、前記バイアス電圧出力手段に蓄積されている電力を放電するための回路を形成するようにした印刷ヘッド駆動回路。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の印刷ヘッド駆動回路において、
    前記遮断手段が、前記駆動停止信号が出力されていないときには、前記第2の電源からの電力を前記バイアス電圧出力手段へ充電するための回路を形成するようにした印刷ヘッド駆動回路。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の印刷ヘッド駆動回路において、
    前記遮断手段が、前記駆動停止信号が出力されていないときには、前記第1の電源からの電力を前記バイアス電圧出力手段へ充電するための回路を形成するようにした印刷ヘッド駆動回路。
  6. 請求項4又は請求項5記載の印刷ヘッド駆動回路において、
    前記遮断手段による前記充電回路の形成が、前記印刷ヘッドが待機状態から印刷動作を再開するに際して出力される駆動指令信号によって行われる印刷ヘッド駆動回路。
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