JP2004174872A - インクジェット式プリンタヘッドの駆動回路 - Google Patents

インクジェット式プリンタヘッドの駆動回路 Download PDF

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Abstract

【課題】プリンタヘッドの駆動回路において、電力損失を抑制する。
【解決手段】複数のノズルにそれぞれ対応して設けられた圧力発生素子を駆動することにより、各ノズルからインク滴を吐出させるインクジェットプリンタのプリンタヘッドの駆動回路に関する。そして、圧力発生素子の第1の電極を駆動し、充電用トランジスタと放電用トランジスタとを有する駆動回路と、階調データに応じて前記駆動回路により生成される異なる複数の駆動信号の印加を選択する駆動信号選択手段と、圧力発生素子の第2の電極に設けられ、選択された駆動信号に応じて異なる電源電圧を当該第2の電極に供給する電源電圧供給手段とを有する。圧力発生素子の第2の電極側に異なる電源電圧を供給する電源電圧供給手段を設けたので、スイッチ手段を一箇所に集中して設けることができ、構成が簡単になる。
【選択図】図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧力発生素子を駆動させることによりインク滴を吐出させるインクジェット方式のプリンタヘッドの駆動回路に関し、特に、圧力発生素子の駆動に伴う消費電力を低減することができるプリンタヘッドの駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットプリンタは、画素データに対応するドットをインク滴により形成する。そのために、プリンタヘッドは、ピエゾ素子などの圧電振動子からなる圧力発生素子を壁に設けた圧力発生室を有し、その圧力発生素子を伸縮させることに伴う圧力発生室内の圧力変化により、圧力発生室に連なるノズルからインク滴を吐出させる。例えば、たわみ振動型のピエゾ素子を用いた圧力発生素子は、コンデンサと同様の構成であり、充電されると伸長し、放電されると収縮する。従って、圧力発生素子には、画素データに対応した駆動電圧が印加され、それによって伸長、収縮し、圧力発生室に圧力変化が生じて、画素データに対応したインク滴がノズルから吐出される。
【0003】
図1は、従来のプリンタヘッドの駆動回路を示す図である。圧電振動子104は、コンデンサと等価であり、駆動回路102がその圧電振動子104を充電、放電する。駆動回路102は、充電用のNPNトランジスタ102Aと放電用のPNPトランジスタ102Bとからなり、電源回路100が生成する電源Vcc(例えば42V)がスイッチ回路103を介して供給され、放電用トランジスタ102Bはグランドに接続される。そして、駆動回路102の両トランジスタ102A,Bのベースには、制御信号発生回路101から制御信号が印加され、それに伴い圧電振動子104に所望の駆動波形の電圧が印加される。
【0004】
図2は、図1の圧電振動子の駆動波形、駆動に伴う充放電電流の変化、及び充電側トランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧の変化を示す図である。図2(1)は、圧電振動子104に印加される駆動電圧Vpの波形が示される。この駆動波形は、制御信号発生回路101からの制御信号によって圧電振動子104間に印加される電圧波形であり、比較的小さな台形状の第1の駆動波形DS1と比較的大きな台形状の第2の駆動波形DS2とを有する。第1の駆動波形DS1は、10V程度の中間電圧Vmから始まり第1の最大電圧VH1に上昇し、所定時間維持した後、中間電圧Vmに戻る。また、第2の駆動波形DS2は、中間電圧Vmから始まり第2の最大電圧VH2に上昇し、所定時間維持した後、中間電圧よりも低い最低電圧VLまで下降し、その後中間電圧Vmに戻る。駆動波形を台形状にして充電と放電にある程度の時間をかけることで、圧電振動子104に所望の収縮と伸長動作を生じさせて、所望のインク滴の吐出を可能にする。
【0005】
第1の駆動波形DS1により比較的小さいインク滴が吐出され、第2の駆動波形DS2により比較的大きいインク滴が吐出される。従って、画素データの階調データに応じてトランジスタスイッチ103をオン・オフさせることで、記録用紙の画素には、(1)インク滴の吐出なし、(2)小インク滴のみ吐出、(3)大インク滴のみ吐出、(4)小と大インク滴の両方吐出の4階調を再現することができる。
【0006】
この駆動波形によれば、圧電振動子104が充電される期間C1,C2、C3と、放電される期間D1,D2とが存在する。図1(2)は、圧電振動子104の充放電電流を示し、期間Tc1では、充電用トランジスタ102Aが導通して圧電振動子104を充電し、期間Td4では、放電用トランジスタ102Bが圧電振動子104を放電する。同様に、期間Tc2、Tc3では充電電流が発生し、期間Td5では放電電流が発生する。
【0007】
図1(3)は、充電トランジスタ102Aのエミッタ・コレクタ間の電圧VCEの変動を示す。階調データが最大値でありスイッチ103が常時導通状態と仮定すると、充電トランジスタ102Aのコレクタ端子には、電源Vccが常に印加され、エミッタ端子には圧電振動子104の充電電圧が印加されるので、充電トランジスタ102Aのエミッタ・コレクタ間電圧VCEは、駆動波形Vpと電源電圧Vccとの間の電圧となる。
【0008】
前述したとおり、駆動波形は、大きな波形DS2と小さな波形DS1とが混在しているが、大きな波形DS2を実現できるように、電源回路100は、42Vという非常に高い電源電圧を発生し、駆動トランジスタ102に供給する。
【0009】
期間Tc1,Tc2,Tc3において、図1(2)の充電電流が発生するので、充電トランジスタ102Aでの電力消費は、図1(3)中の斜線領域WC1、WC2、WC3の面積で表されることになる。この電力損失WC1、WC2、WC3は、充電トランジスタの発熱量の増大を招き、それに伴って駆動回路装置にヒートシンクを設ける必要がでて、コストアップにつながり、最悪、充電トランジスタの寿命を縮めることにもなる。特に、期間Tc1,Tc3では、駆動電圧がさほど高くないにもかかわらず、電源電圧Vccが非常に高いので、それに伴って電力損失WC1、WC3も必要以上に大きくなっている。
【0010】
上記の消費電力の問題は、放電トランジスタ102Bにも同様に存在し、期間Td4、Td5において放電トランジスタ102Bに電力損失が発生する。
【0011】
かかる駆動トランジスタの電力損失を少なくするために、電源回路100が異なるレベルの電源電圧を発生し、駆動波形に応じて電源電圧を選択し、充電トランジスタのエミッタ・コレクタ間電圧を低く抑えることが提案されている。例えば、下記の公知文献に記載されている。この公知文献によれば、駆動トランジスタ回路102のグランド端子側の電圧も、駆動波形に応じて選択し、放電トランジスタのエミッタ・コレクタ間電圧を低く抑えることが示されている。
【0012】
図3は、下記の公知文献に記載されている駆動回路図である。この回路では、電源回路1が2種類の充電用電源電圧Vs1,Vs2を生成し、スイッチ2により切り換えられる。また、駆動回路のグランド型にも放電先電圧回路21を設け、それが生成する2種類の放電先電源電圧Vg1,Vg2がスイッチ22により切り換えられる。そして、制御信号発生回路101の制御信号を監視する制御部41が、圧電振動子104への充電と放電、及び第1の駆動波形、第2の駆動波形に応じて、スイッチ2,22を制御し、適切な電源電圧Vs1,Vs2と放電先電圧Vg1,Vg2とを選択する。これにより、過剰な充電電圧が充電用トランジスタ102Aに印加されることはなく、過剰な放電電圧が放電用トランジスタ102Bに印加されることもなく、よって、電力損失を適度に抑制することができる。
【0013】
【特許文献1】
特開2000−218834号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来例によれば、駆動トランジスタの高電位電源を切り換えて駆動トランジスタの充電時の電圧を抑制し、駆動トランジスタの低電位電源を切り換えて駆動トランジスタの放電時の電圧を抑制して、それぞれの消費電力を削減する。従って、充電時と放電時の両方で消費電力を削減するためには、制御回路が高電位電源側と低電位電源側の両方のスイッチ回路を制御する必要がある。その分、スイッチ回路の制御が複雑化してコストアップを招いている。
【0015】
更に、第2の駆動信号を印加する場合は、充電用トランジスタ102Aや放電用トランジスタ102Bに、過大な電圧がエミッタ・コレクタ間に印加されることになり、それらのトランジスタの耐圧を高くする必要があり、コストアップにつながっている。
【0016】
そこで、本発明の目的は、電力損失を抑えることができ、それに伴うコストアップを抑制することができるプリンタヘッドの駆動回路を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の第1の側面は、複数のノズルにそれぞれ対応して設けられた圧力発生素子を駆動することにより、前記各ノズルからインク滴を吐出させるインクジェットプリンタのプリンタヘッドの駆動回路において、前記圧力発生素子の第1の電極を駆動し、充電用トランジスタと放電用トランジスタとを有する駆動回路と、階調データに応じて前記駆動回路により生成される異なる複数の駆動信号の印加を選択する駆動信号選択手段と、前記圧力発生素子の第2の電極に設けられ、前記選択された駆動信号に応じて異なる電源電圧を当該第2の電極に供給する電源電圧供給手段とを有することを特徴とする。
【0018】
上記発明の第1の側面によれば、圧力発生素子の第2の電極側に異なる電源電圧を供給する電源電圧供給手段を設けたので、スイッチ手段を一箇所に集中して設けることができ、構成が簡単になる。
【0019】
上記第1の側面の好ましい実施例では、複数の駆動信号が、第1の電圧を有する第1の駆動信号と、第1の電圧より高い第2の電圧を有する第2の駆動信号とを少なくとも有し、前記電源電圧供給手段は、前記第1の駆動信号が選択されるときに第1の充電用電源電圧を供給し、前記第2の駆動信号が選択されるときに前記第1の充電用電源電圧より低い第2の充電用電源電圧を供給することを特徴とする。
【0020】
上記第1の側面の別の好ましい実施例では、複数の駆動信号が、第1の電圧を有する第1の駆動信号と、第1の電圧より高い第2の電圧を有する第2の駆動信号とを少なくとも有し、前記電源電圧供給手段は、前記第1の駆動信号が選択されるときに第1の放電用電源電圧を供給し、前記第2の駆動信号が選択されるときに前記第1の放電用電源電圧より高い第2の放電用電源電圧を供給することを特徴とする。
【0021】
上記の目的を達成するために、本発明の第2の側面は、複数のノズルにそれぞれ対応して設けられた圧力発生素子を駆動することにより、前記各ノズルからインク滴を吐出させるインクジェットプリンタのプリンタヘッドの駆動回路において、前記圧力発生素子の第1の電極を駆動し、第1の充電用トランジスタと第1の放電用トランジスタとを有する第1の駆動回路と、階調データに応じて前記駆動回路により生成される異なる複数の駆動信号の印加を選択する駆動信号選択手段と、前記圧力発生素子の第2の電極を駆動し、前記選択された駆動信号に応じて異なる電源電圧を前記第2の電極に供給する第2の充電用トランジスタと第2の放電用トランジスタとを含む第2の駆動回路とを有し、前記駆動信号による充電時は、前記第1及び第2の充電用トランジスタを導通させて前記圧力発生素子を充電し、前記駆動信号による放電時は第1及び第2の放電用トランジスタを導通させて前記圧力発生素子を放電することを特徴とする。
【0022】
上記第2の側面によれば、圧力発生素子の第1の電極を駆動する第1の駆動回路と、第2の電極を駆動する第2の駆動回路とを設けて、第2の駆動回路から選択された駆動信号に応じて異なる電源電圧を供給する。従って、高い電圧の駆動信号で圧力発生素子を駆動するとき、その高い駆動電圧が第1及び第2の駆動回路のトランジスタに分散されるので、それぞれのトランジスタの耐圧を低くすることができる。或いは、それらのトランジスタの耐圧を高くすることなく駆動電圧をより高くすることができる。しかも、選択された駆動信号に応じて異なる電源電圧を供給するので、電力損失も抑制することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物にまで及ぶものである。
【0024】
図4は、第1の実施の形態におけるプリンタヘッドの駆動回路を示す図である。この駆動回路は、従来例と同様にピエゾ素子などの圧電振動子104の第1の電極を駆動する駆動回路102と、それを制御する制御信号生成回路101とを有する。駆動回路102は、充電用のNPNトランジスタ102Aと放電用のPNPトランジスタ102Bとを有し、例えば42Vの電源VccとグランドGNDとに接続されている。更に、圧電振動子104の第2の電極側に、電源電圧切替スイッチ107を介して電源回路105が設けられている。電源回路105は2種類の電源電圧V1,V2を生成し、それらの電源電圧V1,V2が、電源電圧切替スイッチ107により選択されて、第2の電極に供給される。
【0025】
また、このプリンタヘッド駆動回路は、駆動回路102と圧電振動子104との間に、駆動信号を圧電振動子104に供給するか否かを選択する駆動信号選択手段としてのスイッチ103が設けられ、この選択スイッチ103は、画素データの階調データPXに応じて、オン・オフ制御される。更に、圧電振動子104の両電極間に印加された駆動電圧Vpを監視して制御信号生成回路101に供給する駆動電圧監視回路106とを有する。制御信号生成回路101は、駆動回路102に図2で示したような駆動信号Vpを生成させるようにそのベース端子を制御する制御信号を生成すると共に、駆動信号Vpに応じて圧電振動子104の第2の電極側に供給する電源電圧として、電源電圧V1,V2のいずれかを選択する電圧切替信号S105を切替スイッチ107に供給する。
【0026】
図5は、図4の駆動回路の変形例を示す図である。この例では、図4の電源回路105と電源電圧切替スイッチ107の代わりに、電圧切替信号S105に応答して、圧電振動子104の第2の電極に可変電源電圧を供給する可変型電圧源回路108が設けられている。それ以外の構成は図4と同じである。
【0027】
図6は、充電時の電力損失を抑制する場合の電源電圧の変化及び充電側トランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧の変化を示す図である。図6(1)は、圧電振動子104の第2の電極の電圧Vp2の変化を示し、図2(1)に示した駆動電圧波形の第1の駆動信号DS1が印加される時は、第2の電極の電圧Vp2が第1の電圧V1に制御され、第2の駆動信号DS2が印加される時は、第2の電極の電圧Vp2が第1の電圧V1より低い第2の電圧V2に制御され、それ以外の時は、第1の電圧V1に制御される。
【0028】
図6(2)は、図2(3)の充電用トランジスタ102Aのコレクタ・エミッタ間電圧VCEの波形に、図6(1)の第2の電極の電圧Vp2の波形を重ねたものである。更に、図6(3)は、充電用トランジスタ102Aの実際のコレクタ・エミッタ間電圧VCE1を示す。
【0029】
つまり、駆動回路102の電源電圧Vccが42Vと高い電圧であっても、第1の駆動信号DS1が印加される時は、第2の電極の電圧Vp2がグランドより高い第1の電圧V1になる。その為、充電用トランジスタ102Aに印加されるコレクタ・エミッタ間電圧VCE1は、図2(3)のコレクタ・エミッタ間電圧VCEよりも電圧V1だけ低くなる。それに伴って、期間Tc1の充電時における電力損失WC1は、大きく抑制されることになる。
【0030】
更に、第2の駆動信号DS2が印加される時は、第2の電極の電圧Vp2がグランドより高いが、第1の電圧V1より低い第2の電圧になる。この切替は、第1の駆動信号DS1の印加が終了したタイミングTdownで行われている。これに伴って、充電用トランジスタ102Aに印加されるコレクタ・エミッタ間電圧VCE1は、図2(3)のコレクタ・エミッタ間電圧VCEよりも電圧V2だけ低くなる。従って、充電期間Tc2での電力損失WC2も抑制される。そして、第2の駆動信号DS2の印加が終了すると、タイミングTupで第2の電力の電圧Vp2は元の第1の電圧V1に戻される。この時も、充電期間Tc3における電力損失WC3は、図2(3)の場合よりも抑制される。
【0031】
図7は、図6の変形例を示す図である。図7においても、(1)が圧電振動子104の第2の電極の電圧Vp2の変化を示し、(2)が図2(3)の充電用トランジスタ102Aのコレクタ・エミッタ間電圧VCEの波形に、図7(1)の第2の電極の電圧Vp2の波形を重ねたものである。更に、図7(3)は、充電用トランジスタ102Aの実際のコレクタ・エミッタ間電圧VCE1を示す。
【0032】
但し、図7においては、第1の電圧V1から第2の電圧V2への切替のタイミングTdownが、第2の駆動信号DS2の充電期間Tc2の途中まで遅れている。つまり、図7(2)の充電期間Tc2の前半は第1の電圧V1に制御され、後半は第2の電圧V2に制御される。それに伴って、充電期間Tc2での電力損失WC2は、図7(3)に示されるとおり、図6の場合よりも更に抑制される。
【0033】
以上の通り、図6,図7の例では、図4に示された電源回路105が、第1及び第2の電源電圧V1,V2を生成し、制御信号生成回路101が、電圧切替信号S105により、第1の駆動信号DS1が印加される時は第1の電源電圧V1が選択され、第2の駆動信号DS2が印加される時は第2の電源電圧V2が選択される。従って、駆動回路102に供給される電源電圧Vccは最大駆動電圧に対応して42Vと大きくなっているが、第1の駆動信号DS1が印加されるときは、圧電振動子104の第2電極の電圧が第1の電圧V1と高く制御されるので、充電用トランジスタ102Aのコレクタ・エミッタ間電圧VCE2の電圧は、低く抑えられる。同様に、第2の駆動信号DS2が印加されるときは、その駆動に支障を生じない程度の第2の電圧V2に圧電振動子104の第2電極の電圧が制御されるので、その分充電用トランジスタ102Aのコレクタ・エミッタ間電圧VCE2も抑えられる。充電時のコレクタ・エミッタ間電圧VCE1を抑えることで、充電時の電力損失を抑えることができる。
【0034】
図8は、放電時の電力損失を抑制する場合の電源電圧の変化及び充電側トランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧の変化を示す図である。図8(1)は、図2(1)と同じであり、圧電振動子104の第2電極をグランドに固定した時の放電用トランジスタ102Bのコレクタ・エミッタ間電圧VCEを示す。駆動信号DS1,DS2が降下する時に放電用トランジスタ102Bが導通するので、その時の電力損失WD1,WD2は図示される通りである。そこで、本実施の形態では、図8(2)に示されるとおり、圧電振動子104の第2電極の電圧Vp2を、第1の駆動信号DS1が降下するときは第4の電圧V4に制御し、第2の駆動信号DS2が降下するときは第4の電圧V4よりの高い第5の電圧V5に制御する。
【0035】
図4では、電源回路105は、第1及び第2の電圧V1,V2を生成しているが、本実施の形態では、電源回路105は、第4及び第5の電圧V4,V5を生成する。第1の駆動信号DS1が降下するときに、第2の電極電圧Vp2がグランドレベルより低い第4の電圧V4(負電圧)に制御されると、それに伴って、圧電振動子104のキャパシタのカップリング作用により、第1の電極電圧Vp1が引き下げられる。その結果、放電用トランジスタ102Bのエミッタ電圧が引き下げられることになり、図8(3)に示されるとおり、そのトランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧VCE2は、図8(1)のコレクタ・エミッタ間電圧VCEより低くなる。同様に、第2の駆動信号DS2が降下するときに、第2の電極電圧Vp2がグランドより低い第5の電圧V5(負電圧)に制御されることにより、放電トランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧VCE2は図8(1)よりも低く抑えられる。但し、第2の駆動信号DS2は、第1の駆動信号DS1より低いレベルまで降下するので、第5の電圧V5は、第4の電圧V5より浅いレベル、即ち高いレベルに設定される。その結果、放電時の電力損失WD2は、従来例より低く抑えられる。
【0036】
図9は、図8の変形例を示す図である。図9の例では、圧電振動子104の第2電極電圧Vp2の第4の電圧V4から第5の電圧V5に切り換えるタイミングTupが、第2の駆動信号DS2の降下中まで遅らされている。即ち、第1の駆動信号DS1の降下中は、第2電極電圧Vp2が第4の電圧V4に制御され、第2の駆動信号DS2の降下途中まではその第4の電圧V4に維持され、その後第5の電圧V5に切り換えられる。第5の電圧V5から第4の電圧V4への切替タイミングTdownは、図8と同じである。
【0037】
このように、第2電極電圧Vp2のV4からV5への切替タイミングTupを遅らせることにより、第2の駆動信号DS2の放電期間における電力損失WD2を図8よりも低くすることができる。その原理は、図7の図6に対するものと同じである。
【0038】
以上のとおり、放電時の圧電振動子の第2電極電圧をグランドよりも低く制御することにより、放電期間における放電トランジスタ102Bでの電力損失も低く抑えることができる。更に、第2電極電圧を、駆動信号DS1,DS2に応じて最適化することにより、電力損失をより低く抑えることができる。
【0039】
尚、第4及び第5の電圧V4,V5を負電圧としたが、共通電位であるグランドを所定の正の共通電位にすることで、第4及び第5の電圧V4,V5を正電圧にすることができる。その場合は、駆動回路102の放電用トランジスタ102Bのコレクタ端子も正の共通電位に接続され、それに伴って電源電圧Vccは更に高い電圧に設定される。
[第2の実施の形態]
図10は、第2の実施の形態におけるプリンタヘッドの駆動回路を示す図である。図10の例では、3個の圧電振動子104に対して駆動信号を供給する駆動回路の例である。実際のプリンタヘッドの場合は、1つのノズルに1つの圧電振動子104が設けられる。そして、それら複数の圧電振動子に対して、共通の駆動回路から駆動信号が供給される。更に、各圧電振動子104に対応して設けられた駆動信号選択スイッチ103を、対応する階調データ信号PXでオン・オフ制御することで、駆動回路が生成する複数種類の駆動信号を、階調データに応じて適宜選択する。
【0040】
さて、第2の実施の形態では、圧電振動子104の第1電極側の電圧Vp1と第2電極側の電圧Vp2とを、共に制御することで、圧電振動子104の両電極間に第1及び第2の駆動信号DS1,DS2を供給する。つまり、電圧Vp1と電圧Vp2とを逆相信号にすることで、それらの差動電圧が圧電振動子104に駆動信号として印加される。
【0041】
図11は、第2の実施の形態における駆動信号Vp1,VP2を示す図である。図11(1)は、圧電振動子104に印加されるべき駆動信号Vpの波形を示す。この駆動信号Vpは、比較的低い電圧の第1の駆動信号DS1と比較的高い電圧の第2の駆動信号DS2とを有する。この点は、図2(1)と同じである。
【0042】
このような駆動信号Vpを印加するために、本実施の形態では、圧電振動子104の第1電極電圧VP1を、図11(2)に示すように、共通電位Vcに対して正極性の信号に制御し、第2電極電圧VP2を、図11(3)に示すように、共通電位Vcに対して負極性の信号に制御する。これらの第1及び第2の電極電圧VP1,VP2の差動電圧が、図11(1)の駆動電圧Vpになる。
【0043】
そこで、図10に戻ると、第1電極側の駆動回路は、2つのトランジスタ駆動回路102X1と102X2とで構成された正極側駆動回路であり、それぞれの電源電圧V21,V24,V22,V25は、図11(2)に示される電圧関係になっている。また、第2の電極側の駆動回路は、2つのトランジスタ駆動回路102Y1と102Y2とで構成された負極側駆動回路であり、それぞれの電源電圧V11,V14,V12,V15は、図11(3)に示される電圧関係になっている。図11(2)(3)には、それぞれの駆動回路において発生する電力損失が、斜線で示されている。そして、それらの電源は、電源回路210によりそれぞれ生成される。
【0044】
以下、第2の実施の形態の駆動回路の動作について説明する。まず、第1の駆動信号DS1を印加するときは、充電期間Tc1において、充電用トランジスタ201と206が導通する。その結果、第1の電極電圧VP1は、正側の第1の電圧V21、トランジスタ201の経路で昇圧され、第2の電極電圧VP2は、負側の第1の電圧V11、トランジスタ206の経路で降圧される。それに伴い、充電期間Tc1では、図11(2)(3)の斜線に示されるような電力損失が発生する。しかし、この場合、充電用トランジスタ201,206に印加されるコレクタ・エミッタ間電圧は、第1の電圧(V21−V11)に制御されているので、電力損失は少ない。しかも、2つのトランジスタに分散されるので、それぞれのトランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧は少ない。
【0045】
次に、第1の駆動信号DS1の印加が終了する放電期間Td4において、放電用トランジスタ202と205とが導通する。その結果、第1の電極電圧VP1は、正側の第4の電圧V24、トランジスタ202の経路で降圧され、第2の電極電圧VP2は、負側の第4の電圧V14、トランジスタ205の経路で昇圧される。それに伴い、放電期間Td4では、図11(2)(3)の斜線に示されるような電力損失が発生する。しかし、この場合、放電用トランジスタ202,205に印加されるコレクタ・エミッタ間電圧は、第4の電圧(V24−V14)に制御されているので、電力損失は少ない。
【0046】
次に、より高い電圧の第2の駆動信号DS2の印加に伴う充電期間Tc2において、充電用トランジスタ203と208が導通する。その結果、第1の電極電圧VP1は、正側の第2の電圧V22、トランジスタ203の経路で昇圧され、第2の電極電圧VP2は、負側の第2の電圧V12、トランジスタ208の経路で降圧される。それに伴い、充電期間Tc2では、図11(2)(3)の斜線領域に示されるような電力損失が発生する。しかし、この場合、充電用トランジスタ203,208に印加されるコレクタ・エミッタ間電圧は、第2の電圧(V22−V12)に制御されているので、電力損失は少ない。しかも、この高い電圧が2つのトランジスタに分散されるので、それぞれのトランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧は少ない。これにより、充電用トランジスタの耐圧特性を低いものにすることができる。または、より高い電圧を駆動電圧に利用することも可能になる。
【0047】
更に、第2の駆動信号DS2の印加が終了する放電期間Td5において、放電用トランジスタ204と207とが導通する。その結果、第1の電極電圧VP1は、正側の第5の電圧V25、トランジスタ204の経路で降圧され、第2の電極電圧VP2は、負側の第5の電圧V15、トランジスタ207の経路で昇圧される。それに伴い、放電期間Td5では、図11(2)(3)の斜線領域に示されるような電力損失が発生する。しかし、この場合、放電用トランジスタ204,207に印加されるコレクタ・エミッタ間電圧は、第5の電圧(V25−V15)に制御されているので、電力損失は少ない。
【0048】
このように、第2の実施の形態では、圧電振動子の両電極側に駆動回路を設け、それぞれの充電用電源と放電用電源とを駆動信号の大きさに依存して切り換えるので、電力損失を抑えることができると共に、トランジスタの耐圧をより低いものにすることができ、コストダウンに寄与することができる。或いは、同じ耐圧特性のトランジスタであれば、駆動電圧をより大きくすることができ、プリンタヘッドのインク滴制御をより適切なものにすることができる。
【0049】
図12は、第3の実施の形態例におけるプリンタヘッドの駆動回路を示す図である。この実施の形態例は、図4の駆動回路の変形例であり、圧電振動子104の第2電極電圧VP2の電圧を、充電時において第1、第2の電圧V1,V2に制御すると共に、放電時においては第4、第5の電圧V4,V5に制御する。そのために、充電用電源回路105Cとその切替スイッチ107C、放電用電源回路105Dとその切替スイッチ107Dをそれぞれ設ける。また、駆動トランジスタ102A,102Bの耐圧を下げるために、第2電極電圧VP2側にも駆動トランジスタ220,221よりなる駆動回路を設けて、圧電振動子104の両電極側の駆動トランジスタで印加電圧が分圧されるようにする。従って、充電時はトランジスタ221が導通し、放電時はトランジスタ220が導通するように切替制御回路212が制御する。
【0050】
第1〜第4の電源電圧V1〜V4の切替制御は、上記にて説明した通りである。このように充電時と放電時において第2電極側の電圧を切替制御することにより、充電時と放電時の電力損失を抑制することができる。しかも、第2電極側に駆動トランジスタを設けることで、トランジスタの耐圧を下げることができる。
【0051】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、プリンタヘッドの駆動回路において、電力損失を抑制することができる。更に、駆動トランジスタの耐圧を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のプリンタヘッドの駆動回路を示す図である。
【図2】図1の圧電振動子の駆動波形、駆動に伴う充放電電流の変化、及び充電側トランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧の変化を示す図である。
【図3】公知文献に記載されている駆動回路図である。
【図4】第1の実施の形態におけるプリンタヘッドの駆動回路を示す図である。
【図5】図4の駆動回路の変形例を示す図である。
【図6】充電時の電力損失を抑制する場合の電源電圧の変化及び充電側トランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧の変化を示す図である。
【図7】図6の変形例を示す図である。
【図8】放電時の電力損失を抑制する場合の電源電圧の変化及び充電側トランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧の変化を示す図である。
【図9】図8の変形例を示す図である。
【図10】第2の実施の形態におけるプリンタヘッドの駆動回路を示す図である。
【図11】第2の実施の形態における駆動信号Vp1,VP2を示す図である。
【図12】第3の実施の形態例におけるプリンタヘッドの駆動回路を示す図である。
【符号の説明】
102:駆動回路、102A:充電用トランジスタ、102B:放電用トランジスタ、103:駆動信号選択手段、104:圧電振動子、V1:第1の充電用電源電圧、V2:第2の充電用電源電圧、V4:第1の放電用電源電圧、V5:第2の放電用電源電圧

Claims (8)

  1. 複数のノズルにそれぞれ対応して設けられた圧力発生素子を駆動することにより、前記各ノズルからインク滴を吐出させるインクジェットプリンタのプリンタヘッドの駆動回路において、
    前記圧力発生素子の第1の電極を駆動し、充電用トランジスタと放電用トランジスタとを有する駆動回路と、
    階調データに応じて前記駆動回路により生成される複数の駆動信号の印加を選択する駆動信号選択手段と、
    前記圧力発生素子の第2の電極に設けられ、前記選択された駆動信号に応じて異なる電源電圧を当該第2の電極に供給する電源電圧供給手段とを有することを特徴とするプリンタヘッドの駆動回路。
  2. 請求項1において、
    前記複数の駆動信号が、第1の電圧を有する第1の駆動信号と、第1の電圧より高い第2の電圧を有する第2の駆動信号とを少なくとも有し、前記電源電圧供給手段は、前記第1の駆動信号が選択されるときに第1の充電用電源電圧を前記第2の電極に供給し、前記第2の駆動信号が選択されるときに前記第1の充電用電源電圧より低い第2の充電用電源電圧を前記第2の電極に供給することを特徴とするプリンタヘッドの駆動回路。
  3. 請求項2において、
    前記第1の充電用電源電圧から第2の充電用電源電圧への切替が、前記第1の駆動信号の後の第2の駆動信号による充電期間中に行われることを特徴とするプリンタヘッドの駆動回路。
  4. 請求項1において、
    前記複数の駆動信号が、第1の電圧を有する第1の駆動信号と、第1の電圧より高い第2の電圧を有する第2の駆動信号とを少なくとも有し、前記電源電圧供給手段は、前記第1の駆動信号が選択されるときに第1の放電用電源電圧を前記第2の電極に供給し、前記第2の駆動信号が選択されるときに前記第1の放電用電源電圧より高い第2の放電用電源電圧を前記第2の電極に供給することを特徴とするプリンタヘッドの駆動回路。
  5. 請求項4において、
    前記第1の放電用電源電圧から第2の放電用電源電圧への切替が、前記第1の駆動信号の後の第2の駆動信号による放電期間中に行われることを特徴とするプリンタヘッドの駆動回路。
  6. 複数のノズルにそれぞれ対応して設けられた圧力発生素子を駆動することにより、前記各ノズルからインク滴を吐出させるインクジェットプリンタのプリンタヘッドの駆動回路において、
    前記圧力発生素子の第1の電極を駆動し、第1の充電用トランジスタと第1の放電用トランジスタとを有する第1の駆動回路と、
    階調データに応じて前記駆動回路により生成される複数の駆動信号の印加を選択する駆動信号選択手段と、
    前記圧力発生素子の第2の電極を駆動し、前記選択された駆動信号に応じて異なる電源電圧を前記第2の電極に供給する第2の充電用トランジスタと第2の放電用トランジスタとを含む第2の駆動回路とを有し、
    前記駆動信号による充電時は、前記第1及び第2の充電用トランジスタを導通させて前記圧力発生素子を充電し、前記駆動信号による放電時は第1及び第2の放電用トランジスタを導通させて前記圧力発生素子を放電することを特徴とするプリンタヘッドの駆動回路。
  7. 複数のノズルにそれぞれ対応して設けられた圧力発生素子を駆動することにより、前記各ノズルからインク滴を吐出させるインクジェットプリンタのプリンタヘッドの駆動回路において、
    前記圧力発生素子の第1の電極に正極側駆動信号を供給し、第1の充電用トランジスタと第1の放電用トランジスタとを有する正極側駆動回路と、
    階調データに応じて前記駆動回路により生成される複数の駆動信号の印加を選択する駆動信号選択手段と、
    前記圧力発生素子の第2の電極に負極側駆動信号を供給し、第2の充電用トランジスタと第2の放電用トランジスタとを有する負極側駆動回路とを有し、
    前記圧力発生素子には、前記正極側駆動信号と負極側駆動信号との差電圧が前記駆動信号として印加され、
    前記圧力発生素子の充電時は、前記第1及び第2の充電用トランジスタを導通させ、前記選択された駆動信号に応じて異なる電圧が当該両充電用トランジスタに印加され、
    前記圧力発生素子の放電時は、前記第1及び第2の放電用トランジスタを導通させ、前記選択された駆動信号に応じて異なる電圧が当該両放電用トランジスタに印加されることを特徴とするプリンタヘッドの駆動回路。
  8. 複数のノズルにそれぞれ対応して設けられた圧力発生素子を駆動することにより、前記各ノズルからインク滴を吐出させるインクジェットプリンタのプリンタヘッドの駆動回路において、
    前記圧力発生素子の第1の電極に正極側駆動信号を供給し、第1の充電用トランジスタと第1の放電用トランジスタとを有する正極側駆動回路と、
    前記圧力発生素子の第2の電極に負極側駆動信号を供給し、第2の充電用トランジスタと第2の放電用トランジスタとを有する負極側駆動回路とを有し、
    前記圧力発生素子には、前記正極側駆動信号と負極側駆動信号との差電圧が前記駆動信号として印加され、
    前記駆動信号による充電時は、前記第1及び第2の充電用トランジスタを導通させて前記圧力発生素子を充電し、前記駆動信号による放電時は第1及び第2の放電用トランジスタを導通させて前記圧力発生素子を放電することを特徴とするプリンタヘッドの駆動回路。
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