JP2006247944A - 印刷装置、印刷方法、プログラム及び印刷システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の印刷装置は、ドットを形成するために駆動される素子と、前記素子を駆動するための駆動信号を生成する第1駆動信号生成部及び第2駆動信号生成部と、あるタイミングで所定サイズのドットを形成する際に、前記第1駆動信号生成部で第1駆動信号を生成させるとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号とは異なる第2駆動信号を生成させ、ドットを形成する際の前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の消費電力をそれぞれ検出し、この検出結果に応じて、前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部が生成する前記駆動信号を互いに入れ換えるコントローラと、を備える。
【選択図】 図4
Description
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
(B)前記素子を駆動するための駆動信号を生成する第1駆動信号生成部と、
(C)前記素子を駆動するための駆動信号を生成する第2駆動信号生成部と、
(D)あるタイミングで所定サイズのドットを形成する際に、前記第1駆動信号生成部で第1駆動信号を生成させるとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号とは異なる第2駆動信号を生成させ、
ドットを形成する際の前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の消費電力をそれぞれ検出し、この検出結果に応じて、前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部が生成する前記駆動信号を互いに入れ換えて、
別のタイミングで前記所定サイズのドットを形成する際に、前記第1駆動信号生成部で前記第2駆動信号を生成させるとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号を生成させるコントローラと、
(F)を有することを特徴とする印刷装置。
このような印刷装置によれば、2つの駆動信号生成部が均等に発熱するようになる。
あるタイミングにおいて、前記第1駆動信号生成部で第1駆動信号を生成するとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号とは異なる第2駆動信号を生成して、所定サイズのドットを形成し、
ドットを形成する際の前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の消費電力をそれぞれ検出し、この検出結果に応じて、前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部が生成する前記駆動信号を互いに入れ換えて、
別のタイミングにおいて、前記第1駆動信号生成部で前記第2駆動信号を生成するとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号を生成して、前記所定サイズのドットを形成する
ことを特徴とする印刷方法。
このような印刷方法によれば、2つの駆動信号生成部が均等に発熱するようになる。
あるタイミングで所定サイズのドットを形成する際に、前記第1駆動信号生成部で第1駆動信号を生成させるとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号とは異なる第2駆動信号を生成させ、
ドットを形成する際の前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の消費電力をそれぞれ検出させて、この検出結果に応じて、前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部が生成する前記駆動信号を互いに入れ換えさせ、
別のタイミングで前記所定サイズのドットを形成する際に、前記第1駆動信号生成部で前記第2駆動信号を生成させるとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号を生成させる
ことを特徴とするプログラム。
このようなプログラムによれば、2つの駆動信号生成部が均等に発熱するように、印刷装置を制御することができる。
前記印刷装置は、
(A)ドットを形成するために駆動される素子と、
(B)前記素子を駆動するための駆動信号を生成する第1駆動信号生成部と、
(C)前記素子を駆動するための駆動信号を生成する第2駆動信号生成部と、
(D)あるタイミングで所定サイズのドットを形成する際に、前記第1駆動信号生成部で第1駆動信号を生成させるとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号とは異なる第2駆動信号を生成させ、
ドットを形成する際の前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の消費電力をそれぞれ検出し、この検出結果に応じて、前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部が生成する前記駆動信号を互いに入れ換えて、
別のタイミングで前記所定サイズのドットを形成する際に、前記第1駆動信号生成部で前記第2駆動信号を生成させるとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号を生成させるコントローラと、
を有する
ことを特徴とする印刷システム。
このような印刷システムによれば、2つの駆動信号生成部が均等に発熱するようになる。
まず、印刷装置を印刷システムとともに説明する。なお、印刷システムとは、印刷装置と、この印刷装置の動作を制御する印刷制御装置とを少なくとも含むシステムのことである。
<コンピュータ110の構成について>
図2Aは、コンピュータ110、及びプリンタ1の構成を説明するブロック図である。図2Bは、プリンタ1が有するメモリ63の一部分を模式的に説明する図である。
<プリンタ1の構成について>
次に、プリンタ1の構成について説明する。ここで、図3Aは、本実施形態のプリンタ1の構成を示す図である。図3Bは、本実施形態のプリンタ1の構成を説明する側面図である。なお、以下の説明では、図2Aも参照する。
用紙搬送機構20は、媒体を搬送させる媒体搬送部に相当する。この用紙搬送機構20は、用紙Sを印刷可能な位置に送り込んだり、この用紙Sを搬送方向に所定の搬送量で搬送させたりするものである。この搬送方向は、次に説明するキャリッジ移動方向と交差する方向である。そして、図3A及び図3Bに示すように、用紙搬送機構20は、給紙ローラ21と、搬送モータ22と、搬送ローラ23と、プラテン24と、排紙ローラ25とを有する。給紙ローラ21は、紙挿入口に挿入された用紙Sをプリンタ1内に自動的に送るためのローラであり、この例ではD形の断面形状をしている。搬送モータ22は、用紙Sを搬送方向に搬送させるためのモータである。搬送ローラ23は、給紙ローラ21によって送られてきた用紙Sを、印刷可能な領域まで搬送するためのローラである。この搬送ローラ23の動作も搬送モータ22によって制御される。プラテン24は、印刷中の用紙Sを、この用紙Sの裏面側から支持する部材である。排紙ローラ25は、印刷が終了した用紙Sを搬送するためのローラである。
キャリッジ移動機構30は、ヘッドユニット40が取り付けられたキャリッジCRをキャリッジ移動方向に移動させるためのものである。キャリッジ移動方向には、一側から他側への移動方向と、他側から一側への移動方向が含まれている。なお、ヘッドユニット40はヘッド41を有するので、キャリッジ移動方向はヘッド41の移動方向に相当し、キャリッジ移動機構30はヘッド41を移動方向に移動させるヘッド移動部に相当する。そして、このキャリッジ移動機構30は、キャリッジモータ31と、ガイド軸32と、タイミングベルト33と、駆動プーリー34と、従動プーリー35とを有する。キャリッジモータ31は、キャリッジCRを移動させるための駆動源に相当する。そして、キャリッジモータ31の回転軸には、駆動プーリー34が取り付けられている。この駆動プーリー34は、キャリッジ移動方向の一端側に配置されている。駆動プーリー34とは反対側のキャリッジ移動方向の他端側には、従動プーリー35が配置されている。タイミングベルト33は、キャリッジCRに接続されているとともに、駆動プーリー34と従動プーリー35に架け渡されている。ガイド軸32は、キャリッジCRを移動可能な状態で支持する。このガイド軸32は、キャリッジ移動方向に沿って取り付けられている。従って、キャリッジモータ31が動作すると、キャリッジCRは、このガイド軸32に沿ってキャリッジ移動方向に移動する。
ヘッドユニット40は、インクを用紙Sに向けて吐出させるためのものである。ヘッドユニット40は、ヘッド制御部HCと、ヘッド41とを有している。ヘッド制御部HCの構成については、後で詳述する。ヘッド41には、各インク色にそれぞれ対応する複数のインク列が設けられている。各インク列には複数のノズルが設けられており、各ノズルにはピエゾ素子が設けられている。このピエゾ素子が駆動されると、圧力室(不図示)が変形し、これにより生じた圧力によってノズルからインク滴が吐出され、インク滴が用紙に着弾するとドットが形成される。
検出器群50は、プリンタ1の状況を監視するためのものである。図3Aや図3Bに示すように、この検出器群50には、リニア式エンコーダ51、ロータリー式エンコーダ52、紙検出器53、及び紙幅検出器54が含まれている。リニア式エンコーダ51は、キャリッジCRのキャリッジ移動方向の位置を検出するためのものである。ロータリー式エンコーダ52は、搬送ローラ23の回転量を検出するためのものである。紙検出器53は、印刷される用紙Sの先端位置を検出するためのものである。紙幅検出器54は、印刷される用紙Sの幅を検出するためのものである。なお、不図示であるが、ヘッド41の周囲の温度を検出する温度検出器も設けられている。
プリンタ側コントローラ60は、プリンタ1の制御を行うものである。例えば、プリンタ側コントローラ60は、搬送モータ22の回転量を制御することにより、用紙搬送機構20の搬送量を制御する。また、プリンタ側コントローラ60は、キャリッジモータ31の回転量を制御することにより、キャリッジCRの位置を制御する。
<駆動信号生成回路70について>
駆動信号生成回路70は、駆動パルスを含む駆動信号COMを生成する。この駆動信号COMは、1つのノズル列に対応する全てのピエゾ素子417に対して共通に使用される。
次に、この第1駆動信号生成部70Aの動作の具体例について説明する。図6Aは、生成される駆動信号COMの一部分を説明する図である。図6Bは、第1電流増幅回路72Aの出力電圧を、電圧V1から電圧V4まで降下させる動作を説明するための図である。
次に、第1電流増幅回路72Aについて説明する。図7Aは、電流増幅回路72A(72B)の構成を説明する図である。図7Bは、2つのトランジスタ対とヒートシンクの構成の説明図である。
本実施形態では、第1駆動信号生成部70A及び第2駆動信号生成部70Bが、それぞれ異なる駆動信号COMを生成する。ここでは、第1駆動信号生成部70Aが第1駆動信号COM_Aを生成し、第2駆動信号生成部70Bが第2駆動信号COM_Bを生成するものとして、説明を行う。但し、本実施形態では、後述するように、第1駆動信号生成部70Aと第2駆動信号生成部70Bは、第1駆動信号COM_Aと第2駆動信号COM_Bとを互い違いに入れ換えて生成する。
図8は、ヘッド制御部HCの構成を説明するブロック図である。図に示すように、ヘッド制御部HCは、第1シフトレジスタ81Aと、第2シフトレジスタ81Bと、第1ラッチ回路82Aと、第2ラッチ回路82Bと、デコーダ83と、制御ロジック84と、第1スイッチ87Aと、第2スイッチ87Bと、を備えている。制御ロジック84を除いた各部、すなわち、第1シフトレジスタ81Aと、第2シフトレジスタ81Bと、第1ラッチ回路82Aと、第2ラッチ回路82Bと、デコーダ83と、第1スイッチ87Aと、第2スイッチ87Bは、それぞれピエゾ素子417毎に設けられる。なお、ピエゾ素子417はノズル毎に設けられているので、言い換えると、これらの各部は、ノズル毎に設けられていることになる。
図10は、ピエゾ素子417に印加される信号の説明図である。ヘッド制御部HCは、以下に説明するように、画素データに応じた信号をピエゾ素子417に印加する。
前述した構成を有するプリンタ1では、プリンタ側コントローラ60が、メモリ63に格納されたコンピュータプログラムに従って、制御対象部(用紙搬送機構20、キャリッジ移動機構30、ヘッドユニット40、駆動信号生成回路70)を制御する。従って、このコンピュータプログラムは、この制御を実行するためのコードを有する。そして、制御対象部を制御することで、用紙Sに対する印刷動作が行われる。
給紙動作(S20)は、印刷対象となる用紙Sを移動させ、印刷開始位置(所謂頭出し位置)に位置決めする動作である。この動作において、プリンタ側コントローラ60は、搬送モータ22を駆動するなどして、給紙ローラ21や搬送ローラ23を回転させる。
ドット形成動作(S30)は、用紙Sにドットを形成するための動作である。この動作において、プリンタ側コントローラ60は、キャリッジモータ31を駆動したり、駆動信号生成回路やヘッド41に対して制御信号を出力したりする。これにより、ヘッド41の移動中にノズルNzからインクが吐出され、用紙Sにドットが形成される。
搬送動作(S40)は、用紙Sを搬送方向へ移動させる動作である。この動作において、プリンタ側コントローラ60は、搬送モータ22を駆動して搬送ローラ23を回転させる。この搬送動作により、先程のドット形成動作によって形成されたドットとは異なる位置に、ドットを形成することができる。
排紙判断(S50)は、印刷対象となっている用紙Sに対する排出の要否を判断する動作である。この判断は、例えば、印刷データの有無に基づき、プリンタ側コントローラ60によって行われる。
排紙処理(S60)は、用紙Sを排出させる処理であり、先程の排紙判断で「排紙する」と判断されたことを条件に行われる。この場合、プリンタ側コントローラ60は、排紙ローラ25を回転させることで、印刷済みの用紙Sを外部に排出させる。
印刷終了判断(S70)は、印刷を続行するか否かの判断である。この判断も、プリンタ側コントローラ60によって行われる。
<駆動信号の入れ換えの必要性について>
第1電流増幅回路72Aは、駆動信号COMの生成に伴って電力を消費する。すなわち、第1電流増幅回路72Aは、駆動信号COMの生成時に、NPN型のトランジスタQ1におけるコレクタ損失と、PNP型のトランジスタQ2のコレクタ損失によって電力を消費する。第2電流増幅回路72Bも同様であるので、ここでは第1電流増幅回路72Aについてのみ説明を行う。
第1電流増幅回路72AのNPN型トランジスタQ1は、駆動信号COMの電圧を上昇させる時、すなわち、ピエゾ素子417を充電する時にオン状態になる。反対に、PNP型のトランジスタQ2は、駆動信号COMの電圧を降下させる時、すなわち、ピエゾ素子417を放電する時、オン状態になる。
中ドットを形成する場合、第2駆動信号COM_Bの駆動パルスPS4のみがピエゾ素子417に印加されるので、第1駆動信号COM_Aを生成するトランジスタ対721Aでは電力が消費されず、第2駆動信号COM_Bを生成するトランジスタ対721Bで2.0Wの電力が消費される。なお、小ドットを形成する場合と中ドットを形成する場合とで消費電力の大きさが異なるのは、小ドットを形成するための駆動パルスPS2と、中ドットを形成するための駆動パルスPS4の波形が異なるためである。
大ドットを形成する場合、第1駆動信号COM_Aの駆動パルスPS1と、第2駆動信号COM_Bの駆動パルスPS5と、第1駆動信号COM_Aの駆動パルスPS3とがピエゾ素子417に印加される。このため、大ドットを形成する場合、第1駆動信号COM_Aを生成するトランジスタ対721Aで3.0Wの電力が消費され、第2駆動信号COM_Bを生成するトランジスタ対721Bで1.5Wの電力が消費される。
既に、第1駆動信号生成部70Aが第1駆動信号COM_Aを生成し、第2駆動信号生成部70Bが第2駆動信号COM_Bを生成する場合については説明した。そこで、生成する駆動信号を入れ換え、第1駆動信号生成部70Aが第2駆動信号COM_Bを生成し、第2駆動信号生成部70Bが第1駆動信号COM_Aを生成する場合について、以下に説明する。
そこで、駆動信号COMの入れ換えに伴って、制御ロジック84が出力する波形選択信号q0〜q7も変更する。具体的には、第1駆動信号生成部70Aが第1駆動信号COM_Aを生成していたときに、制御ロジック84は、波形選択信号q0を出力していた信号線に波形選択信号q4を出力し、波形選択信号q1を出力していた信号線に波形選択信号q5を出力し、波形選択信号q2を出力していた信号線に波形選択信号q6を出力し、波形選択信号q3を出力していた信号線に波形選択信号q7を出力する。このように、駆動信号COMの入れ換えに伴って、制御ロジック84が出力する波形選択信号q0〜q3と波形選択信号q4〜q7とを入れ換える。
図14は、駆動信号を入れ換えるときの処理の別の例を示す図である。上の2つの図は、第1駆動信号生成部70Aが第1駆動信号COM_Aを生成し、第2駆動信号生成部70Bが第2駆動信号COM_Bを生成するときの様子を示している。下の2つの図は、生成する駆動信号を入れ換え、第1駆動信号生成部70Aが第2駆動信号COM_Bを生成し、第2駆動信号生成部70Bが第1駆動信号COM_Aを生成するときの様子を示している。
次に、駆動信号の入れ換えの要否判断の第1実施形態について説明する。図15は、第1実施形態の駆動信号の入れ換えの要否判断フロー図である。この要否判断は、ドット形成動作(S30)を行う直前に、ドット形成動作毎に、実行される。
なお、この要否判断フローは、メモリ63に記憶されているプログラムに従ってプリンタ側コントローラ60が実行する。言い換えると、プログラムは、図中の各処理をプリンタ側コントローラ60に実行させるためのコードを有する。
WA = {(3.0/180)×i} + {(3.0/180)×k}
WB = {(1.5/180)×i} + {(2.0/180)×j}
上記のようにドット形成動作毎に駆動信号入れ換え要否判断を行なわなくても良い。例えば、用紙1枚を印刷する毎に、駆動信号入れ換え要否判断を行っても良い。
図16は、第2実施形態の駆動信号入れ換え要否判断フロー図である。この要否判断は、1枚の紙を印刷する毎に(例えば給紙動作毎に)実行される。
なお、この要否判断フローは、メモリ63に記憶されているプログラムに従ってプリンタ側コントローラ60が実行する。言い換えると、プログラムは、図中の各処理をプリンタ側コントローラ60に実行させるためのコードを有する。
上記のように、実際のドット形成動作や印刷の前に、予め累積消費電力を求めなくても良い。例えば、ドット形成動作や印刷処理の後に、累積消費電力を算出しても良い。また、上記のように、駆動信号を入れ換えない場合と入れ換えた場合とを比較しなくても良い。例えば、累積消費電力の差が所定の閾値に達した時点で、駆動信号を入れ換えても良い。
図17は、第3実施形態の駆動信号入れ換え要否判断フロー図である。この要否判断は、ドット形成動作後毎に実行されても良いし、1枚の紙を印刷した後の毎に実行されても良い。
なお、この要否判断フローは、メモリ63に記憶されているプログラムに従ってプリンタ側コントローラ60が実行する。言い換えると、プログラムは、図中の各処理をプリンタ側コントローラ60に実行させるためのコードを有する。
そして、プリンタ側コントローラ60は、駆動信号の入れ換えの要否判断の結果を反映して、印刷処理を行う。
そして、前述の第1実施形態及び第2実施形態によれば、このようなテキスト画像と写真画像の印刷の際にも、2つの駆動信号生成部の発熱が均等になる。一方、第3実施形態では、テキスト画像の印刷と写真画像の印刷との間で駆動信号が入れ換えられるおそれがあり、この場合、一方の駆動信号生成部に発熱が偏る。
次に、駆動信号を入れ換えるとヒートシンク722を小型化できる理由を説明する。ここでは、大ドットのみを吐出させる場合について説明する。図13に示す通り、大ドットのみを吐出させる場合、第1駆動信号COM_Aを生成する駆動信号生成部の消費電力は3Wであり、第2駆動信号COM_Bを生成する駆動信号生成部の消費電力は1.5Wとなる。
また、以下の計算では、ヒートシンクに実装するトランジスタのパッケージ熱抵抗を4.2℃/Wとし、ヒートシンクへの取り付け接触熱抵抗を0.5℃/Wとする。つまり両熱抵抗の和は4.7℃/Wである。また、以下の計算では、40℃環境において、最大ジャンクション温度が125℃であるとする。
Q1A:(125−40)/1.6−4.7=48.4℃/W
Q2A:(125−40)/1.4−4.7=56.0℃/W
Q1B:(125−40)/0.8−4.7=101.6℃/W
Q2B:(125−40)/0.7−4.7=116.7℃/W
図7Bに示す通り、各トランジスタは共通のヒートシンクに並列接続されるので、駆動信号を入れ換えない場合のヒートシンクの必要熱容量は、以下の通りである。
1/(1/48.4+1/56.0+1/101.6+1/116.7)=17.58℃/W
Q1A:(125−40)/1.2−4.7=66.1℃/W
Q2A:(125−40)/1.05−4.7=76.3℃/W
Q1B:(125−40)/1.2−4.7=66.1℃/W
Q2B:(125−40)/1.05−4.7=76.3℃/W
図7Bに示す通り、各トランジスタは共通のヒートシンクに並列接続されるので、駆動信号を入れ換えない場合のヒートシンクの必要熱容量は、以下の通りである。
上記の実施形態は、主としてプリンタについて記載されているが、その中には、印刷装置、記録装置、液体の吐出装置、印刷方法、記録方法、液体の吐出方法、印刷システム、記録システム、コンピュータシステム、プログラム、プログラムを記憶した記憶媒体、表示画面、画面表示方法、印刷物の製造方法、等の開示が含まれていることは言うまでもない。
前述の実施形態では、第1駆動信号COM_Aの第1波形部SS11a〜第3波形部SS13aは、第2駆動信号COM_Bの第1波形部SS21a〜第3波形部SS23aと、同じ時間幅に定められている。そして、これに伴い、第1駆動信号COM_A用の第1チェンジ信号CH_Aと、第2駆動信号COM_B用の第2チェンジ信号CH_Bは、Hレベルになるタイミングが揃えられている。しかし、駆動信号やチェンジ信号は、これに限られるものではない。
前述の実施形態では、駆動信号生成部の数は2つであった。しかし、これに限られるものではない。駆動信号生成回路が2以上の駆動信号生成部を有していても良い。
なお、2以上の駆動信号生成回路を備えたプリンタに第1実施形態を適用する場合、累積消費電力が最も少ない駆動信号生成部が、次のドット形成動作において最も消費電力が高い駆動信号を生成することが望ましい。また、累積消費電力が最も多い駆動信号生成部が、次のドット形成動作において最も消費電力が低い駆動信号を生成することが望ましい。プリンタ側コントローラ60は、このように各駆動信号生成部に駆動信号を割り当てるように、駆動信号を入れ換える。
前述の実施形態では、プリンタが説明されていたが、これに限られるものではない。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、液体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の記録装置に、本実施形態と同様の技術を適用しても良い。また、これらの方法や製造方法も応用範囲の範疇である。このような分野に本技術を適用しても、液体を対象物に向かって直接的に吐出(直描)することができるという特徴があるので、従来と比較して省材料、省工程、コストダウンを図ることができる。
前述の実施形態は、プリンタの実施形態だったので、染料インク又は顔料インクをノズルから吐出していた。しかし、ノズルから吐出する液体は、このようなインクに限られるものではない。例えば、金属材料、有機材料(特に高分子材料)、磁性材料、導電性材料、配線材料、成膜材料、電子インク、加工液、遺伝子溶液などを含む液体(水も含む)をノズルから吐出しても良い。このような液体を対象物に向かって直接的に吐出すれば、省材料、省工程、コストダウンを図ることができる。
前述の実施形態では、圧電素子を用いてインクを吐出していた。しかし、液体を吐出する方式は、これに限られるものではない。例えば、熱によりノズル内に泡を発生させる方式など、他の方式を用いてもよい。
(1)上記のプリンタ(印刷装置の一例)は、ドットを形成するために駆動されるピエゾ素子417(素子の一例)と、ピエゾ素子417を駆動するための駆動信号COMを生成する第1駆動信号生成部70Aと第2駆動信号生成部70Bと、プリンタ側コントローラ60及びヘッド制御部HCから構成されるコントローラと、を有する。
但し、印刷データに基づいて消費電力を算出する方法に限られるものではない。但し、駆動信号生成部の消費電力を直接計測しようとすると、計測器を別途設ける必要があるので、コストがかかってしまう。また、印刷時に形成されるドットの数を随時カウントしても良いが、この場合、印刷前に消費電力を求めることができない。
このように、予め消費電力を検出することにより、第1駆動信号生成部70Aや第2駆動信号生成部70Bが偏って発熱することを未然に防ぐことができる。
仮に、一方の駆動信号生成部に発熱が偏ると、発熱量の多い駆動信号生成部に合わせてヒートシンク722を設計する必要がある。そうなると、発熱量の少ない駆動信号生成部に対して過大なヒートシンク722が設けられることになり、装置の大型化を招く。
20 用紙搬送機構、21 給紙ローラ、22 搬送モータ、23 搬送ローラ、
24 プラテン、25 排紙ローラ、
30 キャリッジ移動機構、31 キャリッジモータ、32 ガイド軸、
33 タイミングベルト、34 駆動プーリー、35 従動プーリー、
40 ヘッドユニット、41 ヘッド、HC ヘッド制御部、
50 検出器群、51 リニア式エンコーダ、52 ロータリー式エンコーダ、
53 紙検出器、54 紙幅検出器、
60 プリンタ側コントローラ、61 インタフェース部、62 CPU、
63 メモリ、64 制御ユニット、70 駆動信号生成回路、
70A 第1駆動信号生成部、70B 第2駆動信号生成部、
71A 第1波形生成回路、71B 第2波形生成回路、
711A D/A変換器、711B D/A変換器、712A 電圧増幅回路、
712B 電圧増幅回路、72A 第1電流増幅回路、72B 第2電流増幅回路、
721A 第1トランジスタ対、721B 第2トランジスタ対、
Q1 NPN型のトランジスタ、Q2 PNP型のトランジスタ、
722 ヒートシンク、
81A 第1シフトレジスタ、81B 第2シフトレジスタ、
82A 第1ラッチ回路、82B 第2ラッチ回路、
83 デコーダ、84 制御ロジック、
87A 第1スイッチ、87B 第2スイッチ、
100 印刷システム、110 コンピュータ、111 ホスト側コントローラ、
112 インタフェース部、113 CPU、114 メモリ、
120 表示装置、130 入力装置、131 キーボード、132 マウス、
140 記録再生装置、141 フレキシブルディスクドライブ装置、
142 CD−ROMドライブ装置、
COM_A 第1駆動信号、COM_B 第2駆動信号、
LAT ラッチ信号、CH_A 第1チェンジ信号、CH_B 第2チェンジ信号、
q0〜q7 波形選択信号
Claims (16)
- (A)ドットを形成するために駆動される素子と、
(B)前記素子を駆動するための駆動信号を生成する第1駆動信号生成部と、
(C)前記素子を駆動するための駆動信号を生成する第2駆動信号生成部と、
(D)あるタイミングで所定サイズのドットを形成する際に、前記第1駆動信号生成部で第1駆動信号を生成させるとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号とは異なる第2駆動信号を生成させ、
ドットを形成する際の前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の消費電力をそれぞれ検出し、この検出結果に応じて、前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部が生成する前記駆動信号を互いに入れ換えて、
別のタイミングで前記所定サイズのドットを形成する際に、前記第1駆動信号生成部で前記第2駆動信号を生成させるとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号を生成させるコントローラと、
(F)を有することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置であって、
前記印刷装置は、印刷データに基づいて、媒体にドットを形成するものであり、
前記コントローラは、前記印刷データに基づいて、前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の消費電力をそれぞれ検出する
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項2に記載の印刷装置であって、
前記コントローラは、前記印刷データに基づいて前記媒体にドットを形成する前に、その印刷データに基づいて前記ドットを形成する際の前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の前記消費電力を、前記印刷データに基づいて、それぞれ予め検出する
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項3に記載の印刷装置であって、
前記コントローラは、前記印刷データに基づいて、前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の消費電力の累積値をそれぞれ検出し、この累積値に応じて、前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部が生成する前記駆動信号を互いに入れ換える
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項4に記載の印刷装置であって、
前記コントローラは、前記駆動信号を入れ換えない場合の前記累積値と、前記駆動信号を入れ換えた場合の前記累積値とを比較し、この比較結果に応じて前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部が生成する前記駆動信号を入れ換えるか否かを決定する
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の印刷装置であって、
前記コントローラは、前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の消費電力の累積値の差を検出し、この差が所定の閾値を超えるとき、前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部が生成する前記駆動信号を互いに入れ換える
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の印刷装置であって、
前記印刷装置は、媒体にドットを形成するドット形成動作と、前記媒体を搬送する搬送動作とを交互に繰り返すものであり、
前記コントローラは、前記ドット形成動作毎に、前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の消費電力をそれぞれ検出する
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の印刷装置であって、
前記印刷装置は、複数の媒体に対して連続印刷するものであり、
前記コントローラは、前記媒体毎に、前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の消費電力をそれぞれ検出する
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の印刷装置であって、
前記印刷装置は、前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部を冷却するための冷却器を更に有する
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の印刷装置であって、
前記印刷装置は、複数のサイズのドットを形成可能であり、
前記コントローラは、形成されるべき前記ドットのサイズに応じて、前記第1駆動信号又は前記第2駆動信号に含まれる駆動パルスを選択的に前記素子に印加する
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項10に記載の印刷装置であって、
前記所定サイズのドットを形成する際に、2以上の前記駆動パルスが前記素子に印加される場合、
前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部の一方が、前記所定サイズのドットを形成するための前記駆動パルスを生成している時に、
他方が、他のサイズのドットを形成するための前記駆動パルスを生成する
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項10又は11に記載の印刷装置であって、
前記コントローラは、最も大きいサイズのドットを形成する際に、前記第1駆動信号に含まれる駆動パルスを前記素子に印加し、前記第2駆動信号に含まれる駆動パルスを前記素子に印加する
ことを特徴とする印刷装置。 - (A)ドットを形成するために駆動される素子と、
(B)前記素子を駆動するための駆動信号を生成する第1駆動信号生成部と、
(C)前記素子を駆動するための駆動信号を生成する第2駆動信号生成部と、
(D)あるタイミングで所定サイズのドットを形成する際に、前記第1駆動信号生成部で第1駆動信号を生成させるとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号とは異なる第2駆動信号を生成させ、
ドットを形成する際の前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の消費電力をそれぞれ検出し、この検出結果に応じて、前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部が生成する前記駆動信号を互いに入れ換えて、
別のタイミングで前記所定サイズのドットを形成する際に、前記第1駆動信号生成部で前記第2駆動信号を生成させるとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号を生成させるコントローラと、
(F)を有することを特徴とする印刷装置であって、
(G)前記印刷装置は、印刷データに基づいて、媒体にドットを形成するものであり、
(H)前記コントローラは、前記印刷データに基づいて前記媒体にドットを形成する前に、その印刷データに基づいて前記ドットを形成する際の前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の前記消費電力を、前記印刷データに基づいて、それぞれ予め検出し、
(I)前記コントローラは、前記印刷データに基づいて、前記駆動信号を入れ換えない場合の前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の消費電力の累積値と、前記駆動信号を入れ換えた場合の前記累積値とを比較し、この比較結果に応じて前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部が生成する前記駆動信号を入れ換えるか否かを決定し、
(J)前記印刷装置は、媒体にドットを形成するドット形成動作と、前記媒体を搬送する搬送動作とを交互に繰り返すものであり、
前記コントローラは、前記ドット形成動作毎に、前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の消費電力をそれぞれ検出し、
(K)前記印刷装置は、前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部を冷却するための冷却器を更に有し、
(L)前記印刷装置は、複数のサイズのドットを形成可能であり、
前記コントローラは、形成されるべき前記ドットのサイズに応じて、前記第1駆動信号又は前記第2駆動信号に含まれる駆動パルスを選択的に前記素子に印加し、
(M)前記所定サイズのドットを形成する際に、2以上の前記駆動パルスが前記素子に印加される場合、
前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部の一方が、前記所定サイズのドットを形成するための前記駆動パルスを生成している時に、
他方が、他のサイズのドットを形成するための前記駆動パルスを生成し、
(N)前記コントローラは、最も大きいサイズのドットを形成する際に、前記第1駆動信号に含まれる駆動パルスを前記素子に印加し、前記第2駆動信号に含まれる駆動パルスを前記素子に印加する。 - ドットを形成するために駆動される素子と、前記素子を駆動するための駆動信号を生成する第1駆動信号生成部と、前記素子を駆動するための駆動信号を生成する第2駆動信号生成部と、を備える印刷装置を準備し、
あるタイミングにおいて、前記第1駆動信号生成部で第1駆動信号を生成するとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号とは異なる第2駆動信号を生成して、所定サイズのドットを形成し、
ドットを形成する際の前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の消費電力をそれぞれ検出し、この検出結果に応じて、前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部が生成する前記駆動信号を互いに入れ換えて、
別のタイミングにおいて、前記第1駆動信号生成部で前記第2駆動信号を生成するとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号を生成して、前記所定サイズのドットを形成する
ことを特徴とする印刷方法。 - ドットを形成するために駆動される素子と、前記素子を駆動するための駆動信号を生成する第1駆動信号生成部と、前記素子を駆動するための駆動信号を生成する第2駆動信号生成部と、を備える印刷装置に、
あるタイミングで所定サイズのドットを形成する際に、前記第1駆動信号生成部で第1駆動信号を生成させるとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号とは異なる第2駆動信号を生成させ、
ドットを形成する際の前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の消費電力をそれぞれ検出させて、この検出結果に応じて、前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部が生成する前記駆動信号を互いに入れ換えさせ、
別のタイミングで前記所定サイズのドットを形成する際に、前記第1駆動信号生成部で前記第2駆動信号を生成させるとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号を生成させる
ことを特徴とするプログラム。 - コンピュータと印刷装置とを備えた印刷システムであって、
前記印刷装置は、
(A)ドットを形成するために駆動される素子と、
(B)前記素子を駆動するための駆動信号を生成する第1駆動信号生成部と、
(C)前記素子を駆動するための駆動信号を生成する第2駆動信号生成部と、
(D)あるタイミングで所定サイズのドットを形成する際に、前記第1駆動信号生成部で第1駆動信号を生成させるとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号とは異なる第2駆動信号を生成させ、
ドットを形成する際の前記第1駆動信号生成部と前記第2駆動信号生成部の消費電力をそれぞれ検出し、この検出結果に応じて、前記第1駆動信号生成部及び前記第2駆動信号生成部が生成する前記駆動信号を互いに入れ換えて、
別のタイミングで前記所定サイズのドットを形成する際に、前記第1駆動信号生成部で前記第2駆動信号を生成させるとともに、前記第2駆動信号生成部で前記第1駆動信号を生成させるコントローラと、
を有する
ことを特徴とする印刷システム。
Priority Applications (1)
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JP2005065662A JP4650033B2 (ja) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | 印刷装置、印刷方法、プログラム及び印刷システム |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=37088933
Family Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008168627A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-07-24 | Canon Inc | 記録ヘッド、ヘッドカートリッジ、記録装置 |
JP2010099930A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Seiko Epson Corp | 液体吐出装置 |
JP2013075528A (ja) * | 2012-12-17 | 2013-04-25 | Seiko Epson Corp | 液体吐出装置 |
Citations (2)
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JP2004174872A (ja) * | 2002-11-27 | 2004-06-24 | Seiko Epson Corp | インクジェット式プリンタヘッドの駆動回路 |
-
2005
- 2005-03-09 JP JP2005065662A patent/JP4650033B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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