JP3770451B2 - インクジェット式プリントヘッドの駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧力発生素子を駆動させることによりインク滴を吐出させるインクジェット式プリントヘッドの駆動装置及び駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットプリンタでは、例えば、圧電振動子等の圧力発生素子に所定の電圧変化を与えて伸縮させ、この伸縮に伴う圧力変化によってインク滴を吐出させるようになっている。例えば、縦振動横効果型のPZTを用いた圧電振動子では、充電されると収縮し、放電すると伸長する。たわみ振動型のPZTを用いた場合は、充電すると伸長し、放電すると伸縮する。ノズル穴に連なる圧力発生室の壁部に圧電振動子の一端を取り付ければ、圧電振動子の伸縮によって圧力変化を生じせしめることができ、インク滴を吐出させることができる。
【0003】
従来技術によるインクジェット式プリントヘッドの駆動装置について図13及び図14を参照しつつ説明する。
【0004】
図13(a)は、駆動装置の要部を示すブロック図である。プリントヘッド駆動装置は、電源回路100,駆動波形発生回路101,ドライバ回路102,スイッチ回路103及び圧電振動子104を含んで構成されている。
【0005】
電源回路100は、例えば、42V程度の直流電圧Vsを出力する。駆動波形発生回路101は、図13(b)に示すような駆動波形信号を出力する。駆動波形信号は、例えば、図中左側に示す比較的小さな台形状の駆動波形DS1と、図中右側に示す比較的大きな略台形状の駆動波形DS2とから構成される。なお、正確には、図13(b)及び図14は、圧電振動子104の端子電圧の変化を示している。
【0006】
第1の駆動波形DS1は、例えば、10V程度の中間電位Vmからスタートして第1の最大電位VH1まで上昇し、該最大電位VH1を所定時間だけ維持した後、再び中間電位Vmまで降下する。第2の駆動波形DS2は、中間電位Vmからスタートして第2の最大電位VH2(VH2>VH1)まで上昇し、該最大電位VH2を所定時間だけ維持した後、中間電位Vmより低い最低電位VLまで降下する。そして、第2の駆動波形DS2は、最低電位VLを所定時間だけ保持した後、中間電位Vmまで復帰する。
【0007】
第1の駆動波形DS1の最大電位VH1は比較的小さいため、第1の駆動波形DS1に応じて圧電振動子104を充放電させることにより、微小なインク滴を吐出させることができる。これに対し、第2の最大電位VH2は比較的大きく、また比較的急峻な放電を行うため、第2の駆動波形DS2を用いれば、第1の駆動波形DS1の場合よりも大きなインク滴を吐出させることができる。
【0008】
ドライバ回路102は、駆動波形発生回路101からの駆動波形信号に応じて充電用トランジスタ102Aと放電用トランジスタ102Bとを作動させることにより、圧電振動子104への充放電を行うものである。電源回路100の出力側とドライバ回路102との間に設けられたスイッチ回路103は、階調データに基づいて作動することにより、第1の駆動波形DS1,第2の駆動波形DS2のいずれかを選択するものである。例えば、第1の駆動波形DS1が発生している期間に同期させてスイッチ回路103に信号を入力すれば、第1の駆動波形DS1に応じた充放電を行うことができる。同様に、第2の駆動波形DS2が発生している期間に合わせてスイッチ回路103に信号を入力すれば、第2の駆動波形DS2に応じた充放電を行うことができる。また、スイッチ回路103を閉じたままにしておけば、第1の駆動波形DS1及び第2の駆動波形DS2の両方に応じた充放電を行わせることができる。従って、例えば、2ビットデータを採用することにより、充放電なし([00]:階調1)、DS1のみ([10]:階調2)、DS2のみ([01]階調3)、DS1及びDS2の双方([11]:階調4)の4段階でドット階調を行うことができる。
【0009】
上述した通り、圧電振動子104は、ドライバ回路102を介して供給された電圧の変化に応じて伸縮するものである。圧電振動子104の伸縮によって圧力変動が発生し、インク滴が吐出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術によれば、駆動波形DS1,DS2のいずれか又は双方を適宜選択することにより、1ドット単位での階調制御を実現することができ、印刷品質を高めることができる。しかし、従来技術では、42V程度の比較的高い単一電圧源を用いているため、ドライバ回路102での電力損失が増大し易い。従って、消費電力が増大する上に、ドライバ回路102の発熱量が増大し、回路寿命等が低下するおそれもある。
【0011】
図13(c)に示すように、各充電期間C1〜C3には充電用トランジスタ102Aに充電電流が流れる。同様に、各放電期間D1,D2には放電用トランジスタ102Bに放電電流が流れる。そして、充電時には、充電用トランジスタ102Aのコレクタ−エミッタ間に供給電圧Vsと圧電振動子104の電圧(VH1,VH2)との差分電圧がかかる。また、放電時には、放電用トランジスタ102Bのコレクタ−エミッタ間に圧電振動子104の電圧(VH1,VH2)とグランド電位(0V)との差分電圧がかかる。従って、図14(a)中に斜線部WD1,WD2で示すように、各放電期間D1,D2では、放電用トランジスタ102Bに差分電圧と放電電流の積による電力損失が生じる。同様に、図14(b)に斜線部WC1〜WC3で示すように、各充電期間C1〜C3では、充電用トランジスタ102Aに差分電圧と充電電流の積による電力損失が生じる。
【0012】
近年では、一回の主走査で印刷可能なライン数を増大させて印刷速度を向上させるべく、多ノズル化が進んでいるが、同時に駆動されるノズル数が増大するほど、ヘッド駆動回路全体の電力損失が大きくなる。また、特に、図13(b)に示すように、ドット階調を行うべく、複雑な駆動波形を圧電振動子104に印加する場合は、供給電圧よりも低い電圧値までしか充電されないことがある。具体的には、充電期間C1,C3では、供給電圧Vsよりも大幅に低い最大電圧VH1までしか充電されないため、無駄な電力損失が生じている。
【0013】
本発明は、上記のような種々の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、電力損失を低減することができるインクジェット式プリントヘッドの駆動装置及び駆動方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本発明に係るインクジェット式プリントヘッドの駆動装置では、駆動波形信号の信号電圧が変化している期間中に、駆動波形信号の形状に合わせて電圧供給を制御している。
【0015】
即ち、本発明では、複数のノズルのそれぞれに対応して設けられた圧力発生素子を作動させることにより、前記各ノズルからインク滴を吐出させるインクジェット式プリントヘッドの駆動装置において、1ドット単位での階調を表現するための形状の異なる複数の駆動波形信号を発生させる駆動波形信号発生手段と、階調データに基づいて前記各駆動波形信号のうちいずれか一つ又は複数の駆動波形信号を選択する波形選択手段と、供給された電圧を前記波形選択手段により選択された駆動波形信号に応じて前記圧力発生素子に印加する駆動手段と、前記選択された駆動波形信号の形状に応じて複数の電圧源を切り換えることにより、前記駆動手段への供給電圧と前記圧力発生素子の端子電圧との差異が少なくなるように、前記駆動手段への電圧供給を制御する制御手段と備え、前記電圧源の切換は、前記駆動波形信号の信号電圧が変化している期間中に行われ、前記制御手段は、所定のクロック信号のカウント値に基づいて前記複数の電圧源を切り換えることを特徴とする。
【0016】
例えば、台形状(略台形状も含む)の駆動波形信号に応じた電圧を、圧電振動子等の圧力発生素子に入力すると、圧力発生素子は、駆動波形信号の形状に応じて圧力変化を引き起こすため、この圧力変化によってインク滴がノズルから吐出される。従って、駆動波形信号を選択することにより、インク滴の大小、即ち、ドット径を調節することができる。ここで、駆動波形信号の形状とは、信号全体の形状や位置を示す。位置とは、初期電圧値又は基準電圧値等を意味する。なお、「駆動波形信号の形状」に代えて「駆動波形信号の仕様」と表現することもできる。駆動波形信号の形状によっては、圧力発生素子の端子電圧と供給電圧との差異が大きくなる可能性がある。供給電圧と圧力発生素子の端子電圧との差異が大きくなると、充電時に、駆動手段にかかる差分電圧と駆動手段を流れる電流との積による電力損失を生じる。一方、圧力発生素子の端子電圧と駆動手段が接続される放電先電位(例えばグランド電位)との差異が大きい場合も、放電時に、電力損失を生じる。そこで、制御手段は、駆動波形信号の形状に合わせて駆動手段への電圧供給を制御することにより、電力損失を低減させる。
【0018】
例えば、最大電圧の大きい駆動波形信号用と最大電圧の小さい駆動波形信号用との2種類の電圧源を予め用意しておき、選択された駆動波形信号に応じて電圧源を切り換えれば、駆動手段にかかる差分電圧を少なくして電力損失を低減することができる。
【0019】
記制御手段は、前記駆動波形信号の信号電圧が変化している期間中に、前記選択された駆動波形信号の形状に応じて複数の電圧源を切り換えることにより、前記駆動手段の放電先電圧と前記圧力発生素子の端子電圧との差異が少なくなるように、前記駆動手段への電圧供給を可変に制御することもできる。
【0020】
駆動波形信号の形状に応じた複数の放電先電圧源を用意しておき、駆動波形信号に応じて放電先電圧源を切り換えることにより、駆動手段にかかる差分電圧を小さくして電力損失を低減することができる。
【0021】
記制御手段は、前記駆動波形信号の信号電圧が変化している期間中に、前記選択された駆動波形信号の形状に応じて複数の供給電圧源と複数の放電先電圧源とを切り換えることにより、前記駆動手段への供給電圧と前記圧力発生素子の端子電圧との差異及び前記駆動手段の放電先電圧と前記圧力発生素子の端子電圧との差異がそれぞれ少なくなるように、前記駆動手段への電圧供給を制御することもできる。
【0022】
ここで、電圧源の切換方法については、少なくとも以下の2種類を採用することができる。第1の方法は、駆動波形信号の信号電圧が一定となった期間中に電圧源を切り換えるものである。第2の方法は、駆動波形信号の信号電圧が変化している期間中に電圧源を切り換えるものである。
【0023】
電圧源切換のタイミングは、クロック信号の監視によって検出してもよいし、あるいは、駆動波形信号の信号電圧の監視によって検出してもよい。
【0024】
複数の電圧源は、例えば、複数の電圧出力を有する電源装置を用いることにより実現することができる。あるいは、単一の電圧出力を有する電源装置の出力電圧を調整することにより実現することもできる。
【0025】
また、本発明では、複数のノズルのそれぞれに対応して設けられた圧電振動子を作動させることにより、前記各ノズルからインク滴を吐出させるインクジェット式プリントヘッドの駆動装置において、それぞれ形状の異なる複数の台形状駆動波形信号を発生させる駆動波形信号発生手段と、階調データに基づいて前記各駆動波形信号のうちいずれか一つ又は複数の駆動波形信号を選択する波形選択手段と、供給された電圧を前記波形選択手段により選択された駆動波形信号に応じて前記圧力発生素子に印加する駆動手段と、前記選択された駆動波形信号の形状に応じて前記駆動手段に供給する電圧値を調整することにより、前記駆動手段への供給電圧と前記圧力発生素子の端子電圧との差異が少なくなるように制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記圧電振動子に充電を開始するときの初期電圧値をV1、供給電圧値をV2とした場合に、圧電振動子の端子電圧値が(V2−V1)/2となったときに、前記電圧値V2を出力する供給電圧源に切り換えることを特徴とする。
【0026】
これにより、電圧値V2の供給電圧源に係る駆動波形信号において、充電時の電力損失を最小化することができる。
【0027】
また、本発明は、インクジェット式プリントヘッドの駆動方法としても実現することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、従来技術で述べた構成要素と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0029】
1.第1の実施の形態
図1及び図2に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は、プリントヘッド駆動装置の要部を示すブロック図である。
【0030】
本実施の形態による電源回路1は、2個の供給電圧源Vs1,Vs2を備えている。図2(a)に示すように、一方の供給電圧源Vs1は駆動波形DS1の最大電位VH1に対応し、他方の供給電圧源Vs2は駆動波形DS2の最大電位VH2に対応している。即ち、各供給電圧源Vs1,Vs2は、給電経路中の電圧降下分やドライバ回路102での損失分等を考慮して、各最大電位VH1,VH2よりもやや高くなるように設定されている。電源回路1の出力側には電圧切換回路2が設けられており、該電圧切換回路2は、制御部3からの切換信号によって供給電圧源Vs1,Vs2のいずれかに切り換えるようになっている。なお、以下の説明では、供給電圧の値を示す場合にもVs1,Vs2の符号を用いることがある。
【0031】
「制御手段」としての制御部3は、駆動波形に応じて電圧切換回路2に切換信号を出力することにより、駆動波形に応じた電圧をドライバ回路102に供給させるものである。
【0032】
ここで、供給電圧源の切換タイミングを検出する方法としては、少なくとも以下に述べる2種類のいずれか又は双方を採用できる。第1の方法は、クロック信号を監視し、所定のクロック数がカウントされたときに、切換時期が到来したものとして供給電圧源を切り換えるものである。第2の方法は、駆動波形信号又は圧力発生素子104の電圧変化を監視し、所定の電圧値に達したときに供給電圧源を切り換えるものである。
【0033】
また、供給電圧源の切換は、階調データに関連付けて行うこともできるし、あるいは、階調データとは無関係に行うこともできる。前者の方法では、例えば、駆動波形DS1のみが選択されている場合は、供給電圧源をVs1に切り換えておけばよく、駆動波形DS2の発生期間に合わせて供給電圧源を切り換える必要はない。後者の方法では、階調データとは無関係に、駆動波形DS1,DS2の発生に合わせて供給電圧源を切り換える。供給電圧源の切換を階調データと関連付ける場合は、切換回数を低減できるが、回路構造が複雑化する。階調データとは無関係に供給電圧源を切り換える場合は、切換回数が増大するものの、回路構造を簡素化することができる。本発明では、いずれを採用してもよい。
【0034】
本実施の形態における制御部3は、図2(a)に示すように、駆動波形DS1と駆動波形DS2との間の信号電圧が変化していない期間中に、供給電圧源を切り換えるようになっている。即ち、初期状態では、供給電圧源をVs1に設定しておき、駆動波形DS1の最大電位VH1から中間電位Vmまで降下した後の所定時点t1で、供給電圧源をVs1からVs2に切り換える。そして、駆動波形DS2の最大電位VH2から最低電位VLまで降下した後の所定時点t2で、供給電圧源をVs2からVs1に切り換える。
【0035】
従って、最初の充電期間C1は、目標電圧である最大電位VH1に近い供給電圧Vs1の下で行われ、次の充電期間C2は、目標電圧である最大電位VH2に近い供給電圧Vs2の下で行われる。さらに次の充電期間C3は、目標電圧である中間電位Vmに比較的近い供給電圧Vs1の下で行われる。これにより、充電期間C1,C3では、(Vs2−Vs1)の分だけ充電用トランジスタ102Aのコレクタ−エミッタ間にかかる差分電圧が少なくなるため、図2(b)中に斜線部WC1a,WC3aで示す充電時の電力損失が低減される。駆動波形DS2に関しては、従来の供給電圧VsとVs2が略等しいため、充電期間C2での電力損失に変化はない。なお、上述した通り、充電用トランジスタ102Aのコレクタ−エミッタ間には、供給電圧と圧電振動子104の端子電圧との差分電圧が印加されるため、コレクタ−エミッタ間の電圧変化を示す図2(b)では、差分電圧に合わせて反転させたものとなる。
【0036】
このように構成される本実施の形態によれば、予め用意された複数の供給電圧源Vs1,Vs2を、制御部3が駆動波形信号の形状に応じて適宜切り換えるため、充電用トランジスタ102Aにかかる差分電圧を少なくできる。従って、充電時の電力損失を低減することができ、ドライバ回路102の発熱量を抑えて回路寿命や安定性等を改善することができる。特に、例えば、64個や128個等の多数のノズルを備え、ドット階調が可能なプリントヘッドにおいては、同時駆動されるノズル数も多いため、充電時の電力損失低減による効果は大きい。
【0037】
2.第2の実施の形態
次に、図3は、第2の実施の形態における供給電圧の切換方法を示す波形図である。本実施の形態の特徴は、駆動波形信号の変化中(圧電振動子の端子電圧変化中)に供給電圧源を切り換える点にある。なお、以下の各実施の形態は、上述した構成要素と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0038】
即ち、本実施の形態では、図3(a)に示すように、(1)初期状態として供給電圧源Vs1を設定しておき、(2)駆動波形DS2の充電期間C2中の所定時点t1aで、供給電圧源をVs1からVs2に切り換える。(3)そして、前記実施の形態と同様に、最低電圧VLを維持する期間中の所定時点t2で供給電圧源をVs2からVs1に切り換える。
【0039】
従って、図3(b)に示すように、各充電期間C1,C3における電力損失WC1a,WC3aは、第1の実施の形態と同様である。しかし、充電期間C2では、その途中で供給電圧源が切り換えられるため、供給電圧源がVs1のときの電圧損失WC2b(t1b−t1a間)と供給電圧源がVs2のときの電力損失WC2c(t1a−t1c間)とに分けられる。これら各電力損失WC2b,WC2cの合計は、第1の実施の形態における電力損失WC2aよりも少ない。低い方の供給電圧源Vs1の使用期間が長いため(t1a>t1)、その分だけ充電用トランジスタ102Aにかかる差分電圧を少なくできるからである。
【0040】
このように構成される本実施の形態でも、上述した第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。これに加えて、本実施の形態では、駆動波形信号の信号変化中に供給電圧源を切り換えるため、供給電圧源の使用期間を延ばすことができ、電力損失をより一層低減することができる。
【0041】
ここで、図4と共に充電期間C2中の電力損失を最小化する条件を考える。図4(a)に示すように、駆動波形DS2の充電期間C2における電力損失は、斜線部WC2b,WC2cで示す面積と等価であり、これら斜線部の面積を最小化する条件が充電期間C2における電力損失を最小化するための条件となる。従って、空白の四角形部分BSの面積を最大化する条件を求めればよい。
【0042】
図4(b)は、充電期間C2の電力損失部分を抜き出して幾何的に表現したものである。図4(b)中の太線で示す斜めの線は、V=−at+bと表すことができる。四角形部分BSに係る電圧をVx、時間をtxとおくと、Vxは、Vx=−a・tx+bと求めることができ(式1)、四角形部分BSの面積S(BS)は、S(BS)=tx・Vxと求めることができる(式2)。式1をtxについて整理し、式2に代入すると、
S(BS)=−(Vx−b)/a・Vx…(式3)
を得る。第3式を整理すると、
S(BS)=−(1−a)・{(Vx−b/2)^2+b^2/4}…(式4)
を得る。式4が最大値をとる条件は、Vx=b/2のときである(式5)。ここで、傾きaは、充電特性の傾きを示しているから、充電電流の値をIchg、圧電振動子104のピエゾ容量をCとすれば、a=Ichg/Cとなる。一方、充電開始時の初期電圧値はVm、供給電圧値はVs2なので、b=Vs2−Vmとなる。従って、電力損失を最小化するためには、Vx=(Vs2−Vm)/2を満たすように電圧供給を制御すればよい(式6)。即ち、式6を満たすように供給電圧源Vs1の値を設定するか、又は、時間txを設定すればよい。
【0043】
3.第3の実施の形態
図5は、第3の実施の形態を示すブロック図である。本実施の形態の特徴は、電源回路11の出力電圧を可変に制御する点にある。即ち、本電源回路11は単一の出力端子を備えているが、制御部3からの切換信号に応じて出力する電圧値を可変に制御するようになっている。例えば、電源回路11内に、複数の基準電圧を用意しておき、制御部3からの切換信号に応じて使用する基準電圧を切り換えることにより出力電圧値を可変制御することができる。このように構成される本実施の形態でも上述した各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0044】
4.第4の実施の形態
次に、図6,図7を参照して本発明の第4の実施の形態を説明する。本実施の形態の特徴は、放電先電圧源を複数用意しておき、駆動波形信号の形状に応じて放電先電圧源を切り換える点にある。
【0045】
即ち、本実施の形態におけるプリントヘッド駆動装置では、放電用トランジスタ102Bを圧電振動子104と同じグランド電位に接地するのではなく、放電先切換回路22を介して放電先電圧回路21に接続している。放電先電圧回路21は、図7(a)に示すように、グランド電位に等しい電圧値を有する放電先電圧源Vg1と、中間電位Vmよりもやや低い電圧値を有する放電先電圧源Vg2とを備えている。
【0046】
制御部23は、所定のタイミングで放電先切換回路22に切換信号を出力することにより、ドライバ回路102の放電先を制御する。図7(a)に示すように、制御部23は、中間電位Vmまで降下する放電期間D1では放電先電圧源をVg2とし、最低電位VLまで降下する放電期間D2では放電先電圧源をVg1とするように、放電先電圧源を切り換える。即ち、初期状態では、放電先電圧源Vg2に設定しておき、駆動波形DS2が最大電位VH2を維持している期間中の所定時点t3で、放電先電圧源をVg2からVg1に切り換える。次に、最低電位VLから中間電位Vmに復帰した後の所定時点t4で、放電先電圧源をVg1からVg2に切り換える。前記実施の形態で述べたと同様に、切換タイミングの検出は、クロック数や信号電圧の監視により行うことができる。
【0047】
このように構成される本実施の形態では、図7(b)中の斜線部WD1aに示すように、放電期間D1中に、放電用トランジスタ102Bを中間電位Vmに近い電圧値の放電先電圧源Vg2に接続するため、(Vg2−Vg1)の分だけ放電用トランジスタ102Bのコレクタ−エミッタ間にかかる差分電圧を低減することができ、電力損失を少なくすることができる。なお、放電期間D2における電力損失に変化はない。
【0048】
5.第5の実施の形態
次に、図8に基づいて本発明の第5の実施の形態を説明する。本実施の形態の特徴は、3種類の放電先電圧源を用いると共に、信号電圧の変化中に電圧源の切換を行う点にある。
【0049】
図8(a)に示すように、本実施の形態では、上述した放電先電圧源Vg1,Vg2に加えて、新たな放電先電圧源Vg3を設けている。この放電先電圧源Vg3の電圧値は、例えば、最大電位VH2と最低電位VLとの差の略半分程度に設定することができる。制御部23は、最初は放電先電圧源をVg2に設定しておき、駆動波形DS2が最大電位VH2を維持する所定時点t3で放電先電圧源をVg2からVg3に切り換える。次に、制御部23は、放電期間D2中の所定時点t5で、放電先電圧源をVg3からVg1に切り換える。最後に、制御部23は、最低電位VLから中間電位Vmに復帰した後の所定時点t4で、放電先電圧源をVg1からVg2に切り換える。
【0050】
このように構成される本実施の形態でも第4の実施の形態と同様に、放電期間D1における電力損失を低減することができる。これに加えて、本実施の形態では、放電期間D2中に2種類の放電先電圧源Vg1,Vg3を用いて放電させるため、放電先電圧源Vg3に接続している期間(t5−t3)中の差分電圧をより一層少なくすることができ、同期間内の電力損失WD2bを大幅に低減することができる。従って、放電期間D2における電力損失を、先の実施の形態における電力損失WD2aよりも低減することができる(WD2a>WD2b+WD2c)。
【0051】
6.第6の実施の形態
次に、図9は、第6の実施の形態に係るプリントヘッド駆動装置のブロック図である。本実施の形態の特徴は、上述した第3の実施の形態と同様に、放電先電圧回路31の電圧源の値を可変に制御する点にある。即ち、本放電先電圧回路31は、単一の入力端子を備えているが、制御部23からの切換信号に応じて、電圧源の値を可変に制御するようになっている。このように構成される本実施の形態でも上述した第4,第5の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0052】
7.第7の実施の形態
次に、図10は、第7の実施の形態に係るプリントヘッド駆動装置のブロック図である。本実施の形態の特徴は、駆動波形DS1,DS2に応じて、各充電期間C1〜C3における供給電圧源の切換と各放電期間D1,D2における放電先電圧源の切換との両方を行う点にある。
【0053】
即ち、本制御装置41は、供給電圧源の切換制御を行う機能と放電先電圧源の切換制御を行う機能とを有しており、駆動波形信号に合わせて所定のタイミングで電圧源を切り換えるようになっている。このように構成される本実施の形態では、充電期間及び放電期間の双方で電力損失を低減させることができる。
【0054】
なお、当業者であれば、各実施の形態に記載された本発明の要旨の範囲内で種々の追加、変更等が可能である。例えば、各駆動波形DS1,DS2を含んだ単一の駆動波形信号を用いるのではなく、図11(a)に示すように、各駆動波形DS1,DS2をそれぞれ発生させる駆動波形発生回路51,52を設け、選択回路53が階調データに基づいて駆動波形発生回路を選択するように構成することもできる。
【0055】
また、図11(b)に示すように、2種類又は3種類の電圧源に限らず、Vsn,Vsn+1,Vsn+2,...のように、より多くの電圧源を用意し、適宜切り換えることもできる。
【0056】
さらに、図12(a)に示すように、階調データに基づいて駆動波形信号を選択するスイッチ回路61は、駆動波形発生回路101とドライバ回路102との間に設けることも可能であるし、図12(b)に示すように、ドライバ回路102と圧電振動子104との間に設けることもできる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明に係るインクジェット式プリントヘッドの駆動装置及び駆動方法によれば、駆動波形信号の形状に応じて駆動手段への電圧供給を制御するため、圧力発生素子の端子電圧との差異を少なくできる。従って、駆動手段における電力損失を低減でき、消費電力や回路寿命及び回路の安定性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るプリントヘッド駆動装置の要部を示すブロック図である。
【図2】圧電振動子の端子電圧(駆動波形信号の信号電圧。以下同様)の変化と充電時の電力損失との関係を示す波形図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態における圧電振動子の端子電圧の変化と充電時の電力損失との関係を示す波形図である。
【図4】電力損失が最小となるように供給電圧源を切り換える方法を示し、図4(a)は充電期間C2中の電力損失を示す波形図、同(b)は前記電力損失を最小化させる条件を求めるための説明図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係るプリントヘッド駆動装置の要部を示すブロック図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係るプリントヘッド駆動装置の要部を示すブロック図である。
【図7】圧電振動子の端子電圧と放電時の電力損失との関係を示す波形図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態における圧電振動子の端子電圧変化と放電時の電力損失との関係を示す波形図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態に係るプリントヘッド駆動装置の要部を示すブロック図である。
【図10】本発明の第7の実施の形態に係るプリントヘッド駆動装置の要部を示すブロック図である。
【図11】本発明の変形例に係り、図11(a)は第1の変形例を示すブロック図、同(b)は第2の変形例を示す説明図である。
【図12】本発明の変形例に係り、図12(a)は第3の変形例を示すブロック図、同(b)は第4の変形例を示すブロック図である。
【図13】従来技術に係り、図13(a)は従来技術によるプリントヘッド駆動装置の要部を示すブロック図、同(b)は圧電振動子の端子電圧の変化を示す波形図、同(c)は圧電振動子の放電電流及び充電電流の関係を示す説明図である。
【図14】図14(a)は放電時の電力損失を示す波形図、同(b)は充電時の電力損失を示す波形図である。
【符号の説明】
1 電源回路
2 電圧切換回路
3 制御部
11 電源回路
21 放電先電圧回路
22 放電先切換回路
23 制御部
31 放電先電圧回路
41 制御部
51 駆動波形発生回路
52 駆動波形発生回路
53 選択回路
61 スイッチ回路
101 駆動波形発生回路
102 ドライバ回路
102A 充電用トランジスタ
102B 放電用トランジスタ
103 スイッチ回路
104 圧電振動子
Vs 供給電圧源
Vg 放電先電圧源

Claims (1)

  1. 複数のノズルのそれぞれに対応して設けられた圧力発生素子を作動させることにより、前記各ノズルからインク滴を吐出させるインクジェット式プリントヘッドの駆動装置において、
    1ドット単位での階調を表現するための形状の異なる複数の駆動波形信号を発生させる駆動波形信号発生手段と、
    階調データに基づいて前記各駆動波形信号のうちいずれか一つ又は複数の駆動波形信号を選択する波形選択手段と、
    供給された電圧を前記波形選択手段により選択された駆動波形信号に応じて前記圧力発生素子に印加する駆動手段と、
    前記選択された駆動波形信号の形状に応じて複数の電圧源を切り換えることにより、前記駆動手段への供給電圧と前記圧力発生素子の端子電圧との差異が少なくなるように、前記駆動手段への電圧供給を制御する制御手段とを備え、
    前記電圧源の切換は、前記駆動波形信号の信号電圧が変化している期間中に行われ、前記制御手段は、所定のクロック信号のカウント値に基づいて前記複数の電圧源を切り換えることを特徴とするインクジェット式プリントヘッドの駆動装置。
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