JP4710643B2 - インクジェットプリンタヘッドの駆動方法及びインクジェットプリンタ - Google Patents
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Description
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、トランジスタの発熱を低減すると共に、省電力を可能とするインクジェットプリンタ及びその駆動方法を提供することを目的とするものである。
この発明2に係るインクジェットプリンタヘッドの駆動方法によれば、容量性負荷からなるアクチュエータの充電状態を駆動パルス本来の電圧状態に応じたものとすることができる。
この発明3に係るインクジェットプリンタによれば、プッシュプル接続された2つのトランジスタのうちの1つを介して、充電された容量性負荷からなるアクチュエータが接地されるのを防止することができ、もって容量性負荷からなるアクチュエータの放電を防止することができる。
この発明4に係るインクジェットプリンタによれば、容量性負荷からなるアクチュエータの充電状態を駆動パルス本来の電圧状態に応じたものとすることができる。
図1は、本実施形態のインクジェットプリンタ1の概略構成を示す平面図である。このインクジェットプリンタ1は、図1に示すように、ヘッドユニット2及びインクカートリッジ3を搭載したキャリッジ4を備え、このキャリッジ4は1組のキャリッジ軸5に案内されて主走査方向に移動できるようになっている。また、キャリッジ4の一部は歯付きベルト9に固定され、且つ歯付きベルト9は、モータ6の回転軸に固定された駆動プーリ7と従動プーリ8との間に掛け渡されている。ヘッドユニット2には複数個のインクジェットヘッドが搭載されている。
次にステップS2に移行して、ラッチ回路702に波形データDATAを保存する。
次にステップS3に移行して、加算器703の出力をラッチ回路704に保存する。
次にステップS4に移行して、マスク信号MSが閾値LV1以下であるか否かを判定し、マスク信号MSが閾値LV1以下である場合にはステップS5に移行し、そうでない場合にはステップS10に移行する。
ステップS6では、マスク信号MSが閾値LV1以上であるか否かを判定し、マスク信号MSが閾値LV1以上である場合にはステップS7に移行し、そうでない場合にはステップS5に移行する。
ステップS7では、駆動パルスCOMを本来の値に復帰してからステップS8に移行する。
ステップS9では、駆動パルスCOMの出力が完了したか否かを判定し、駆動パルスCOMの出力が完了した場合には処理を終了し、そうでない場合にはステップS1に移行する。
ステップS11では、選択スイッチ201をONしてからステップS12に移行する。
ステップS12では、スイッチ信号SSが閾値LV2以下であるか否かを判定し、スイッチ信号SSが閾値LV2以下である場合にはステップS13に移行し、そうでない場合にはステップS11に移行する。
このロジックによる駆動パルスCOM、選択スイッチ201のON/OFF信号SW、アクチュエータ22の充電電位Vaの経時変化を図12に示す。なお、マスク信号MSは、第2クロック信号BCLKより立上がりが遅く且つ立下がりが早い、つまりマスク信号MSのパルス幅は第2クロック信号BCLKのパルス幅より狭い。また、スイッチ信号SSは、マスク信号MSより立上がりが遅く且つ立下がりが早い、つまりスイッチ信号SSのパルス幅はマスク信号MSのパルス幅より狭い。従って、スイッチ信号SSが閾値LV2以上となるより早いタイミングでマスク信号MSが閾値LV1以上となり、これにより図6のアンドゲート708のマスク信号MSがハイレベルになるのでラッチ回路704の保存データがD/A変換器705以後に出力され、例えば波形データDATAがないか若しくは0である場合には駆動パルスCOMが中間電位まで立上がる。その後、スイッチ信号SSが閾値LV2以上となり、これにより図8のアンドゲート214のスイッチ信号SSがハイレベルになるのでラッチ回路212の保存データがレベルシフタ213以後に出力され、選択スイッチ201がONされる。但し、駆動パルスCOMが中間電位であるからアクチュエータ22の充電電位Vaは変化しない。そして、マスク信号MSが閾値LV1以下となるより早いタイミングでスイッチ信号SSが閾値LV2以下となり、これにより図8のアンドゲート214のスイッチ信号SSがローレベルになってラッチ回路212の保存データが遮断され、その結果、選択スイッチ201がOFFされる。その後、マスク信号MSが閾値LV1以下となり、これにより図6のアンドゲート708のマスク信号MSがローレベルになるのでラッチ回路704の保存データが遮断され、その結果、駆動パルスCOMが0(V)となる。
ステップS27ではタイマTを起動してからステップS24に移行する。
ステップS23では、タイマTのカウント値が第2クロック信号BCLK1パルス分に相当する所定値Tm以上であるか否かを判定し、タイマTのカウント値が所定値Tm以上である場合にはステップS25に移行し、そうでない場合にはステップS24に移行する。
また、ステップS25では、通常のクロック信号からなるマスク信号MS及びスイッチ信号SSを出力すると共にタイマTをクリアし、且つ停止してからメインプログラムに復帰する。
ステップS26では、マスク信号MS及びスイッチ信号SSを共にHiレベルとしてからメインプログラムに復帰する。
Claims (5)
- インク滴を吐出するノズルのアクチュエータに駆動パルスを印加するインクジェットプリンタヘッドの駆動方法であって、
前記アクチュエータに駆動パルスを印加するか否かを切り換える選択スイッチと、
電圧値を規定する波形データをクロックの動作単位で加減算して階段状に電圧値が増減する駆動パルスを発生する駆動パルス発生回路と、
を備え、
前記駆動パルスの電圧値を保持する時間内で前記選択スイッチを遮断し且つ前記選択スイッチが遮断されている時間内で前記駆動パルスの電圧値を0とすることを特徴とするインクジェットプリンタヘッドの駆動方法。 - 前記選択スイッチ遮断開始タイミングは、前記駆動パルスの電圧値の保持開始から前記アクチュエータの充電電位が所定値に達するタイミング以後に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタヘッドの駆動方法。
- 前記選択スイッチの遮断動作が終了してから前記駆動パルスの電圧値を0とし且つ前記駆動パルスの電圧値を保持すべき電圧値に戻してから前記選択スイッチを接続することを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタヘッドの駆動方法。
- 前記アクチュエータが自己放電する以前に前記駆動パルスの電圧値を保持すべき電圧値に戻し、次いで前記選択スイッチを接続することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のインクジェットプリンタヘッドの駆動方法。
- 請求項1乃至4の何れか一項に記載のインクジェットプリンタヘッドの駆動方法を用いたインクジェットプリンタ。
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