JP2009184159A - 液体吐出装置、及び液体吐出方法 - Google Patents

液体吐出装置、及び液体吐出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】回路を簡素化する。
【解決手段】充放電によって液体を吐出させる動作を行う素子をノズル毎に有する複数のノズル列と、前記ノズル列毎にそれぞれ波形信号を生成する波形信号生成部と、前記ノズル列毎にそれぞれ設けられた充電回路であって、前記波形信号の電位よりも前記素子側の電位が低いときに、各ノズル列に共通の充電ラインから前記素子に電荷を供給する充電回路と、各ノズル列に対する前記各波形信号の電位よりも前記素子側の電位が低いときに当該波形信号の電位よりも前記充電ラインの電位を高くさせつつ、前記充電ラインの電位を前記波形信号に応じて変化させる電圧生成部と、を備えた。
【選択図】図5

Description

本発明は、液体吐出装置、及び液体吐出方法に関する。
媒体(紙、布、OHP用紙など)に液体(例えばインク)を吐出する液体吐出装置(例えばプリンタ)がある。このような液体吐出装置では、ヘッドに備えられた素子(例えばピエゾ素子)に駆動信号が印加され、駆動信号に応じて当該素子が充放電されることに基づいて液体が吐出される。液体吐出装置には、この駆動信号を生成する駆動信号生成部が備えられている。駆動信号生成部は、例えばデジタルデータに基づいて所定波形の波形信号を生成し、当該波形信号を、電源電圧を用いて電流増幅することにより駆動信号を生成している(例えば特許文献1参照)。
また、例えば解像度を高めるため、あるいは画像の形成速度を速めるために、ヘッド(ノズル列)を複数備えた液体吐出装置も知られている。
特開2000−343690号公報
ノズル列を複数設けている場合、製造ばらつき等により、各ノズル列の吐出特性が異なるおそれがある。例えば、各ノズル列に対して同一の駆動信号を供給しても、それぞれのノズル列から吐出される液体の量が異なることがある。そこで、各ノズル列から吐出する液体量を調整するため、ノズル列毎に駆動信号生成部を設けて、ノズル列毎に適した駆動信号を生成することが考えられる(例えば、ノズル列毎に駆動信号の電圧振幅を変える)。
ところで、駆動信号を生成する際に、波形信号に応じて変化する電圧(以下、波形電圧ともいう)を用いれば、後述するように、一定(例えば42ボルト)の電圧を用いる場合に比べて駆動信号生成部において発生する熱を低減させることが可能である。
しかし、ノズル列が複数あり、ノズル列毎に駆動信号を生成するとした場合、ノズル列毎に波形電圧が必要になり、波形電圧を生成する回路が多く必要になる。
そこで、本発明はノズル列毎に駆動信号を生成する場合の回路を簡素化することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、充放電によって液体を吐出させる動作を行う素子をノズル毎に有する複数のノズル列と、前記ノズル列毎にそれぞれ波形信号を生成する波形信号生成部と、前記ノズル列毎にそれぞれ設けられた充電回路であって、前記波形信号の電位よりも前記素子側の電位が低いときに、各ノズル列に共通の充電ラインから前記素子に電荷を供給する充電回路と、各ノズル列に対する前記各波形信号の電位よりも前記素子側の電位が低いときに当該波形信号の電位よりも前記充電ラインの電位を高くさせつつ、前記充電ラインの電位を前記波形信号に応じて変化させる電圧生成部と、を備えたことを特徴とする液体吐出装置である。
また、上記目的を達成するための発明は、充放電によって液体を吐出させる動作を行う素子をノズル毎に有する複数のノズル列と、前記ノズル列毎にそれぞれ波形信号を生成する波形信号生成部と、前記ノズル列毎にそれぞれ設けられた放電回路であって、前記波形信号の電位よりも前記素子側の電位が高いときに、前記素子の電荷を各ノズル列に共通の放電ラインへ取り除く放電回路と、各ノズル列に対する前記各波形信号の電位よりも前記素子の電位が高いときに当該波形信号の電位よりも前記充電ラインの電位を低くさせつつ、前記放電ラインの電位を前記波形信号に応じて変化させる電圧生成部と、を備えたことを特徴とする液体吐出装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
===開示の概要===
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
すなわち、充放電によって液体を吐出させる動作を行う素子をノズル毎に有する複数のノズル列と、前記ノズル列毎にそれぞれ波形信号を生成する波形信号生成部と、前記ノズル列毎にそれぞれ設けられた充電回路であって、前記波形信号の電位よりも前記素子側の電位が低いときに、各ノズル列に共通の充電ラインから前記素子に電荷を供給する充電回路と、各ノズル列に対する前記各波形信号の電位よりも前記素子側の電位が低いときに当該波形信号の電位よりも前記充電ラインの電位を高くさせつつ、前記充電ラインの電位を前記波形信号に応じて変化させる電圧生成部と、を備えたことを特徴とする液体吐出装置が明らかとなる。
このような液体吐出装置によれば、複数のノズル列に対して、電圧生成部を一つ設けるだけでよいので、回路を簡素化することができる。
かかる液体吐出装置であって、ケーブルを介して前記素子を制御する本体基板を備え、
前記電圧生成部は、本体基板側に設けられていることが望ましい。
このような液体吐出装置によれば、ノズル列が加熱されることを避けることができる。
かかる液体吐出装置であって、前記充電回路は、ノズル列側に設けられ、前記充電ラインから授受した電荷を前記素子に供給することが望ましい。
このような液体吐出装置によれば、正確に素子を動作させることができる。
また、充放電によって液体を吐出させる動作を行う素子をノズル毎に有する複数のノズル列と、前記ノズル列毎にそれぞれ波形信号を生成する波形信号生成部と、前記ノズル列毎にそれぞれ設けられた放電回路であって、前記波形信号の電位よりも前記素子側の電位が高いときに、前記素子の電荷を各ノズル列に共通の放電ラインへ取り除く放電回路と、各ノズル列に対する前記各波形信号の電位よりも前記素子の電位が高いときに当該波形信号の電位よりも前記充電ラインの電位を低くさせつつ、前記放電ラインの電位を前記波形信号に応じて変化させる電圧生成部と、を備えたことを特徴とする液体吐出装置が明らかとなる。
このような液体吐出装置によれば、このような液体吐出装置によれば、複数のノズル列に対して、電圧生成部を一つ設けるだけでよいので、回路を簡素化することができる。
かかる液体吐出装置であって、ケーブルを介して前記素子を制御する本体基板を備え、前記電圧生成部は、本体基板側に設けられていることが望ましい。
このような液体吐出装置によれば、ノズル列が加熱されることを避けることができる。
かかる液体吐出装置であって、前記放電回路は、ノズル列側に設けられ、前記素子の電荷を前記放電ラインへ放電することが望ましい。
このような液体吐出装置によれば、正確に素子を動作させることができる。
また、充放電によって液体を吐出させる動作を行う素子をノズル毎に有する複数のノズル列に対して、それぞれ波形信号を生成するステップと、前記波形信号の電位よりも前記素子側の電位が低いときに、各ノズル列に共通の充電ラインから前記素子に電荷を供給することを前記ノズル列毎に行うステップと、 各ノズル列に対する前記各波形信号の電位よりも前記素子側の電位が低いときに当該波形信号の電位よりも前記充電ラインの電位を高くさせつつ、前記充電ラインの電位を前記波形信号に応じて変化させるステップと、を有することを特徴とする液体吐出方法が明らかとなる。
また、充放電によって液体を吐出させる動作を行う素子をノズル毎に有する複数のノズル列に対して、それぞれ波形信号を生成するステップと、前記波形信号の電位よりも前記素子側の電位が高いときに、前記素子の電荷を各ノズル列に共通の放電ラインへ取り除くことを前記ノズル列毎に行うステップと、各ノズル列に対する前記各波形信号の電位よりも前記素子の電位が高いときに当該波形信号の電位よりも前記充電ラインの電位を低くさせつつ、前記放電ラインの電位を前記波形信号に応じて変化させるステップと、を有することを特徴とする液体吐出方法が明らかとなる。
以下、本発明の実施形態を液体吐出装置の一つであるプリンタを用いて説明する。
===第1実施形態===
図1は、第1実施形態のプリンタの全体構成を説明するブロック図である。また、図2Aは、プリンタの全体構成の概略図である。また、図2Bは、プリンタの全体構成の横断面図である。以下、図1、図2A、図2Bを参照しつつプリンタの基本的な構成について説明する。
本実施形態のプリンタ1は、搬送ユニット20、キャリッジユニット30、ヘッドユニット40、検出器群50、及び本体基板60を有する。外部装置であるコンピュータ110から印刷データを受信したプリンタ1は、本体基板60によって各ユニット(搬送ユニット20、キャリッジユニット30、ヘッドユニット40)を制御する。本体基板60は、コンピュータ110から受信した印刷データに基づいて、各ユニットを制御し、紙Sに画像を印刷する。プリンタ1内の状況は検出器群50によって監視されており、検出器群50は、検出結果を本体基板60に出力する。本体基板60は、検出器群50から出力された検出結果に基づいて、各ユニットを制御する。
搬送ユニット20は、媒体(例えば紙Sなど)を所定方向(以下、搬送方向という)に搬送させるためのものである。この搬送ユニットは、給紙ローラ21と、搬送モータ22(PFモータとも言う)と、搬送ローラ23と、プラテン24と、排紙ローラ25とを有する。給紙ローラ21は、紙挿入口に挿入された紙Sをプリンタ内に給紙するためのローラである。搬送ローラ23は、給紙ローラ21によって給紙された紙Sを印刷可能な領域まで搬送するローラであり、搬送モータ22によって駆動される。プラテン24は、印刷中の紙Sを支持する。排紙ローラ25は、紙Sをプリンタの外部に排出するローラであり、印刷可能な領域に対して搬送方向下流側に設けられている。
キャリッジユニット30は、ヘッドを所定の方向(以下、移動方向という)に移動(「走査」とも呼ばれる)させるためのものである。キャリッジユニット30は、キャリッジ31と、キャリッジモータ32(CRモータとも言う)とを有する。キャリッジ31は、移動方向に往復移動可能であり、キャリッジモータ32によって駆動される。また、キャリッジ31は、インクを収容するインクカートリッジを着脱可能に保持している。
ヘッドユニット40は、紙Sにインクを吐出するためのものである。本実施形態のヘッドユニット40は、2つのヘッド(第1ヘッド41A、第2ヘッド41B)を有している。また、ヘッドユニット40は、2つのヘッドにそれぞれ対応する2つの駆動信号生成部(駆動信号生成部42A、駆動信号生成部42B)を有している。駆動信号生成部42Aは、CPU62から取得したデジタルデータに基づいて駆動信号COM1を生成する。そして、生成した駆動信号COM1を第1ヘッド41Aに供給する。駆動信号生成部42Bは、CPU62から取得したデジタルデータに基づいて駆動信号COM2を生成する。そして、生成した駆動信号COM2を第2ヘッド41Bに供給する。各駆動信号生成部は互いに独立して各駆動信号を生成することができる。なお、駆動信号生成部42A、42Bの詳細については後述する。
第1ヘッド41A及び第2ヘッド41Bは、キャリッジ31に設けられているため、キャリッジ31が移動方向に移動すると、第1ヘッド41A及び第2ヘッド41Bも移動方向に移動する。そして、第1ヘッド41A及び第2ヘッド41Bが移動方向に移動中にインクを断続的に吐出することによって、移動方向に沿ったドットライン(ラスタライン)が紙Sに形成される。
検出器群50には、リニア式エンコーダ51、ロータリー式エンコーダ52、紙検出センサ53、および光学センサ54等が含まれる。リニア式エンコーダ51は、キャリッジ31の移動方向の位置を検出する。ロータリー式エンコーダ52は、搬送ローラ23の回転量を検出する。紙検出センサ53は、給紙中の紙の先端の位置を検出する。光学センサ54は、キャリッジ31に取付けられている発光部と受光部により、紙Sの有無を検出する。そして、光学センサ54は、キャリッジ31によって移動しながら紙Sの端部の位置を検出し、紙Sの幅を検出することができる。また、光学センサ54は、状況に応じて、紙Sの先端(搬送方向下流側の端部であり、上端ともいう)・後端(搬送方向上流側の端部であり、下端ともいう)も検出できる。
本体基板60は、プリンタ1の各ユニットの制御を行うための制御部(コントローラ)である。なお、本体基板60は、フレキシブルケーブル70を介してヘッドユニット40のピエゾ素子の動作を制御している。
<本体基板の構成について>
図1に示すように、本体基板60は、インターフェース部61と、CPU62と、メモリ63と、ユニット制御回路64と、波形電圧生成部65とを有する。インターフェース部61は、外部装置であるコンピュータ110と、プリンタ1との間でデータの送受信を行う。CPU62は、プリンタ全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリ63は、CPU62のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものであり、RAM、EEPROM、ROM等の記憶素子を有する。ユニット制御回路64は、メモリ63に格納されているプログラムに基づき、CPU62からの指示に従って、各ユニットを制御する。波形電圧生成部65は、CPU62から取得したデジタルデータに基づいて波形電圧V+及び波形電圧V−を生成する。各波形電圧は、フレキシブルケーブル70を介してヘッドユニット40の駆動信号生成部42A及び駆動信号生成部42Bに伝送される。この波形電圧生成部65の詳細については後述する。なお、波形電圧生成部65は、電圧生成部に相当する。
<ヘッドの構成について>
図3は、各ヘッドのノズルの配列の一例を示す説明図である。ここでは、各ヘッドをプリンタ1の上部から見た図を示している。プリンタ1の上部から見た場合、これらのノズルは他の要素に阻まれて見ることができない。しかし、ここでは、第1ヘッド41Aのノズルと第2ヘッド41Bのノズルとの関係が理解しやすいように、ノズルの位置が実線で描かれている。ヘッドユニット40は、キャリッジ31に含まれるように構成されている。
ヘッドユニット40は、第1ヘッド41A、及び第2ヘッド41Bを備えている。それぞれのヘッドには、4色のインクを吐出できるように4つのノズル列が含まれている。例えば、ブラックインクノズル列(K)、シアンインクノズル列(C)、マゼンタインクノズル列(M)、及び、イエローインクノズル列(Y)の各ノズル列がそれぞれ設けられている。本実施形態では、各ノズル列に含まれるノズルは#1〜#180の180個である。各ノズル列におけるノズル間の距離(ノズルピッチP)は、1/180インチである。また、これらの各ノズルに対してそれぞれピエゾ素子が設けられている。ピエゾ素子は、電荷を保持可能な容量性素子の一種であり、充放電に伴って変形する。このピエゾ素子の動作に応じてノズルからインク滴が吐出される。
第2ヘッド41Bは、第1ヘッド41Aに対して用紙の搬送方向にノズルピッチの1/2(P/2)だけ上流側にずれるように構成されている。よって、第1ヘッド41Aのノズル#1が第2ヘッド41Bのノズル#1とノズル#2との間にくるように配置されている。具体的には、第1ヘッド41Aのノズルが第2ヘッド41Bのノズル間の中央にくるように配置されている。このようにすることで、用紙の搬送方向に関して第1ヘッド41A及び第2ヘッド41Bを用いて360dpiの解像度を実現可能としている。
図4は、各ヘッドの構成の一例を説明するための図である。なお、各ヘッドのノズル部分の構成は全て同じである。図には、そのうちの一つのノズル部分についての構成(ノズルNz、ピエゾ素子PZT、インク供給路402、ノズル連通路404、及び、弾性板406)が示されている。
インク供給路402には、不図示のインクタンクからインク又は透明な液体が供給される。そして、これらのインク等は、ノズル連通路404に供給される。ピエゾ素子PZTには、駆動信号の電圧が印加される。この駆動信号の波形の変化に応じて、ピエゾ素子PZTが伸縮し、弾性板406を振動させる。そして、駆動信号の波形の変化量に応じた量のインク滴がノズルNzから吐出されるようになっている。具体的には、駆動信号の振幅を大きくすると、弾性板406の振動が大きくなる。よって、ノズルから吐出されるインク量が多くなる。一方、駆動信号の振幅を小さくすると、弾性板406の振動が小さくなる。よって、ノズルから吐出されるインク量が少なくなる。
次に、図5及び図6を参照しつつ、本実施形態の波形電圧生成部65と、各駆動信号生成部の構成について説明する。図5は、波形電圧生成部65と、各駆動信号生成部の構成の説明図である。また、図6は、各駆動信号生成部に設けられる電流増幅部の構成の説明図である。
<波形電圧生成部の構成について>
図5に示すように、波形電圧生成部65は、本体基板60に設けられており、デジタルデータに基づいて波形電圧V+及び波形電圧V−を生成する。
本実施形態の波形電圧生成部65は、デジタルアナログコンバータ(以下D/Aコンバータともいう)601、611、電圧増幅回路602、612、NPN型バイポーラトランジスタ(以下、NPNトランジスタともいう)603、613、PNP型バイポーラトランジスタ(以下、PNPトランジスタともいう)604、614を有している。なお、D/Aコンバータ601、電圧増幅回路602、NPNトランジスタ603、PNPトランジスタ604は、高圧側の波形電圧V+を生成し、D/Aコンバータ611、電圧増幅回路612、NPNトランジスタ613、PNPトランジスタ614は、低圧側の波形電圧V−を生成する。この、高圧側の波形電圧V+を生成する構成と、低圧側の波形電圧V−を生成する構成は同じである。例えば、入力されるデジタルデータの値を変えることで、生成する電圧の大きさを変えることができる。よって、以下、波形電圧V+を生成する側の構成のみについて説明する。
D/Aコンバータ601は、CPU62から取得した多ビットのデジタルデータをアナログの波形信号に変換する。具体的には、デジタルデータを、当該デジタルデータの値が大きいほど高い電圧となり、値が小さいほど低い電圧となるアナログの波形信号に変換する。
電圧増幅回路602は、D/Aコンバータ601で変換された波形信号の電圧を増幅する。
NPNトランジスタ603のコレクタには、電源電圧VDD(例えば42V)が印加されている。また、NPNトランジスタ603のエミッタはPNPトランジスタ604のエミッタに接続され、PNPトランジスタ604のコレクタは接地されている。NPNトランジスタ603及びPNPトランジスタ604のベースには、電圧増幅回路602の出力が印加される。
NPNトランジスタ603とPNPトランジスタ604は相補的に動作する。例えば、電圧増幅回路602の出力電圧の上昇時には、NPNトランジスタ603が動作し(オン)、PNPトランジスタ604は動作しない(オフ)。これにより、NPNトランジスタ603のエミッタと、PNPトランジスタ604のエミッタとの接続点に現れる電圧(波形電圧V+)は上昇する。一方、電圧増幅回路602の出力電圧の下降時には、PNPトランジスタ604が動作し、NPNトランジスタ603は動作しない。これにより、波形電圧V+は下降する。
このようにして、デジタルデータに基づいて、大きさが変化する波形電圧V+が生成されることになる。本実施形態では、生成される波形電圧V+が、後述する波形信号(波形信号COM1′、波形信号COM2′)に応じて変化し、且つ、波形信号(波形信号COM1′、波形信号COM2′)のうちの電位の高い方よりも電位が高くなるように、CPU62によってデジタルデータの値が定められる。言い換えると、波形電圧生成部65は、各ノズル列に対応する各波形信号のうちの最も高い電位よりも波形電圧V+の電位を高くさせつつ、その電位を各波形信号に応じて変化させている。
また、同様にして、D/Aコンバータ611、電圧増幅回路612、NPNトランジスタ613、PNPトランジスタ614によって波形電圧V−が生成される。本実施形態では、生成される波形電圧V−が、波形信号(波形信号COM1′、波形信号COM2′)に応じて変化し、且つ、波形信号(波形信号COM1′、波形信号COM2′)のうちの電位の低い方よりも電位が低くなるように、CPU62によってデジタルデータの値が定められる。言い換えると、波形電圧生成部65は、各ノズル列に対応する波形信号のうちの最も低い電位よりも波形電圧V−の電位を低くさせつつ、その電位を駆動信号に応じて変化させている。
<駆動信号生成部の構成について>
本実施形態の駆動信号生成部42A、42Bは、ヘッドユニット40に設けられている。
駆動信号生成部42Aは、CPU62からのデジタルデータに基づいて駆動信号COM1とほぼ同一の波形を示す波形信号COM1′を生成する波形信号生成部43Aと、波形信号COM1′に基づいて駆動信号COM1を生成する電流増幅部44Aとを備えている。第1ヘッド41Aの各ピエゾ素子PZTは駆動信号COM1に基づいて充放電される。また、駆動信号生成部42Bは、デジタルデータに基づいて駆動信号COM2と同様の波形を示す波形信号COM2′を生成する波形信号生成部43Bと、波形信号COM2′に基づいて駆動信号COM2を生成する電流増幅部44Bとを備えている。第2ヘッド41Bの各ピエゾ素子PZTは駆動信号COM2に基づいて充放電される。なお各駆動信号生成部の構成は同じである。よって、以下、駆動信号生成部42A側の構成について説明する。
<波形信号生成部の構成について>
図5に示すように、波形信号生成部43Aは、D/Aコンバータ431と、電圧増幅回路432を有している。D/Aコンバータ431は、CPU62から取得した多ビットのデジタルデータを、所定波形を示すアナログ信号に変換する。電圧増幅回路432は、D/Aコンバータ431で生成されたアナログ信号の電圧を増幅し、波形信号COM1′を生成する。
<電流増幅部の構成について>
図6に示すように、電流増幅部44Aは、スイッチ441、NチャンネルMOSFET(以下NMOSともいう)442、PチャンネルMOSFET(以下PMOSともいう)443を有している。図に示すように、第1ヘッド41Aの複数のピエゾ素子PZTに対応してそれぞれスイッチ441、NMOS442、PMOS443が設けられている。本実施形態の場合、各ヘッドの各色(各ノズル列)について、ノズルNzの数(つまりピエゾ素子PZTの数)が180個であるので、電流増幅部44Aのスイッチ441、NMOS442、PMOS443は、それぞれ180個ずつ各ノズル列に設けられている。
NMOS442のドレインは、波形電圧V+の供給線(充電ラインに相当する)に接続されている。また、NMOS442のソースは、PMOS443のソースに接続されている(以下、この接続点をa点とする)。PMOS443のドレインは、波形電圧V−の供給線(放電ラインに相当する)に接続されている。そして、NMOS442とPMOS443のゲートは、スイッチ441を介して波形信号生成部43Aの出力に接続されている。なお、NMOS442は、充電回路に相当し、波形信号生成部43Aの出力(波形信号COM1′)の電位よりも、a点の電位の方が所定値低いときに動作して、波形電圧V+の供給線からピエゾ素子PZTに電荷を供給する(実線の矢印方向に電流が流れる)。また、PMOS443は、放電回路に相当し、波形信号生成部43Aの出力(波形信号COM1′)の電位よりもピエゾ素子PZT側の電位の方が所定値高いときに動作して、ピエゾ素子PZTの電荷を波形電圧V−の供給線へ取り除く(点線の矢印方向に電流が流れる)。
スイッチ441は、本体基板60からの制御信号(不図示)によって導通、非導通が制御されている。スイッチ441が導通することにより、駆動信号COMが生成されて、所望のピエゾ素子PZTに印加されることになる。
<駆動信号の生成について>
図7は波形電圧V+及び波形電圧V−と駆動信号COM1との関係の説明図である。
以下、図7を参照しつつ第1ヘッド41Aにおいて駆動信号COM1を生成する場合について説明する。
なお、前述したように、波形電圧生成部65で生成される波形電圧V+は、波形信号COM1′の波形に応じて変化し、且つ、波形信号COM1′の電圧よりも所定値(例えば2V)高い電圧となっている。また、波形電圧V−は、波形信号COM1′に応じて変化し、且つ、波形信号COM1′の電圧よりも所定値(例えば2V)低い電圧となっている。なお、後述するように、駆動信号生成部42Aで生成される駆動信号COM1は、波形信号COM1′とほぼ同一になる。
図において、駆動信号COM1の電圧が上昇している期間は、NMOS442が動作し、PMOS443が動作していない。また、駆動信号COMの電圧が下降している期間はPMOS443が動作し、NOMS442が動作していない。また、駆動信号COMの電圧の値が一定の期間は、NMOS442、PMOS443が共に動作していない。
図の時間t0までは、NMOS442とPMOS443のいずれも動作していない。波形信号COM1′が上昇し始め、時間t0で波形信号COM1′の電位とa点の電位との差がNMOS442の閾値電圧を超える。これにより、NMOS442が動作し、波形電圧V+の供給線から負荷(ピエゾ素子)側に(図6の実線の矢印方向)の電流が流れる。よって、ピエゾ素子PZTは充電されるので、波形信号COM1′の上昇に伴ってa点の電位(駆動信号COM1の電圧)も上昇する。こうして、時間t1まで駆動信号COM1の電圧が上昇する。
このとき、NMOS442による電力の損失は、波形電圧V+と駆動信号COM1の電圧との差(NMOS442のソース−ドレイン間電圧)と、ピエゾ素子PZTに流れる電流で定まる。時間t0〜時間t1の期間における電力損失は、図の斜線部分の面積と、ピエゾ素子PZTに流れる電流とを乗算した値となる。時間t0〜時間t1において、駆動信号COMは一定割合で上昇しているので、この期間にピエゾ素子PZTに流れる電流は一定となっている。よって、時間t0〜時間t1において図の斜線部分の面積に応じた熱が発生する。もし、仮に、NMOS442のドレインに、波形電圧V+ではなく、ピエゾ素子を充電するのに十分な一定の電源電圧VDD(例えば42ボルト)を印加すると、この期間に、図の斜線部分と灰色部分とを加えた面積に応じた熱が電流増幅部44Aで発生することになる。このように波形電圧V+を用いることで、電流増幅部44Aで発生する熱を低減させることができる。
その後、波形信号COM1′の上昇が止まり、時間t1で波形信号COM1′の電位とa点の電位との差がNMOS442の閾値電圧よりも低くなる。よって、NMOS442が動作しなくなる。このとき、ピエゾ素子PZTに蓄えられた電荷によって、駆動信号COMの電圧は一定に保たれる。
そして、波形信号COM1′が下降し始め、時間t2で、波形信号COM1′の電位とa点の電位との差がPMOS443の閾値電圧を超える。これにより、PMOS443が動作し、負荷(ピエゾ素子)側から波形電圧V−の供給線に(図6の点線の矢印方向の)電流が流れる。よって、ピエゾ素子PZTは放電されるので、波形信号COM1′の下降に伴ってa点の電位(駆動信号COM1の電位)も下降する。こうして、時間t3まで駆動信号COM1の電圧が下降する。
このとき、PMOS443による電力の損失は、a点の電圧と波形電圧V−との差(PMOS443のソース−ドレイン間電圧)と、ピエゾ素子PZTに流れる電流で定まる。時間t2〜時間t3の期間における電力損失は、図の斜線部分の面積と、ピエゾ素子PZTに流れる電流とを乗算した値となる。時間t2〜時間t3において、駆動信号COM1は一定割合で下降しているので、この期間にピエゾ素子PZTに流れる電流は一定となっている。よって、時間t2〜時間t3において図の斜線部分の面積に応じた熱が発生する。もし、仮に、PMOS443のドレインに波形電圧V−でなく接地電圧(GND)を印加していると、この期間に、図の斜線部分と灰色部分とを加えた面積に応じた熱が電流増幅部44Aで発生することになる。このように波形電圧V−を用いることで、電流増幅部44Aで発生する熱を低減させることができる。
その後、時間t3から時間t4までは、駆動信号COM1の電圧は一定となり、時間t4から時間t5まで駆動信号COM1が上昇している。この電圧上昇時の動作は、先に説明した電圧上昇時(時間t0〜時間t1)の動作と同様であるため、説明は省略する。なお、時間t4〜時間T5においても、図の斜線部分の面積に応じた熱が発生する。
上述したように、駆動信号COM1は、波形電圧V+と波形電圧V−を用いることによって生成される。また、同様にして、駆動信号COM2も、波形電圧V+と波形電圧V−を用いることによって生成される。このように、波形電圧V+及び波形電圧V−を用いて駆動信号COM1及び駆動信号COM2を生成することによって、ヘッドユニット40での発熱を低減させている。なお、本実施形態では、本体基板60側(波形電圧生成部65)で波形電圧V+、及び波形電圧V−を生成する際に熱が発生することになる。しかし、本体基板60側は、ヘッドユニット40に比べてスペースに余裕があるので、フィンなどの放熱部材を設けることによって容易に熱を逃がすことができる。また、発熱するのが本体基板60側であるので、各ヘッドが加熱されることを避けることができる。
また、本実施形態では、例えば第1ヘッド41Aの場合、電流増幅部44Aがヘッドユニット40に設けられているので、駆動信号COM1は、フレキシブルケーブル70を介さずに、ピエゾ素子PZTに印加される。つまり、フレキシブルケーブル70のインピーダンス等による駆動信号COM1の劣化(波形の歪みなど)を防止することができる。つまり、正確にピエゾ素子を動作させることができる。また、各MOSFET(NMOS442、PMOS443)のソース−ドレイン間の電圧を小さくすることにより、MOSFETにかかる負荷を抑えることができる。
===波形電圧について===
<比較例>
ところで、本実施形態のプリンタ1は2つのヘッド(第1ヘッド41A、第2ヘッド41B)を備えている。これらの各ヘッドにおける各ノズル列は製造ばらつきなどにより、吐出特性が異なっている場合がある。例えば、同じ駆動信号を各ノズル列のピエゾ素子に供給しても、それぞれのノズル列から吐出されるインクの量が異なる場合がある。そこで、本実施形態では、ヘッド毎に駆動信号を生成するようにしている。駆動信号生成部42Aは、第1ヘッド41Aに対応する駆動信号COM1を生成し、駆動信号生成部42Bは、第2ヘッド41Bに対応する駆動信号COM2を生成している。
ここで、各ノズル列から吐出するインク量は、例えば駆動信号(波形信号)の電圧振幅の大きさで調整することができる。例えば、第2ヘッド41Bのある色のノズル列から吐出されるインク量が第1ヘッド41Aのある色のノズル列から吐出されるインク量よりも少ない場合、駆動信号COM2の電圧振幅を駆動信号COM1の電圧振幅よりも大きくなるようにすればよい。つまり、波形信号COM2′の電圧振幅を波形信号COM1′の電圧振幅よりも大きくなるようにすればよい。
図8は、波形信号と波形電圧との関係の比較例の説明図である。図8の横軸は時間を示し、縦軸は電圧の大きさを示している。なお、図8の横軸に示す時間(t0′〜t5′)は、図7の駆動信号COM1が変化する時間(t0〜t5)にそれぞれ対応している。
図8では、第2ヘッド41Bからの吐出量を増やすために、波形信号COM2′の電圧振幅ΔV2を波形信号COM1′の電圧振幅ΔV1よりも大きくなるようにしている。
しかし、図8の場合、ピエゾ素子を充電させる期間(例えばt0′〜t1′)で波形電圧V+よりも波形信号COM2′の電圧の方が高くなっている。つまり、波形電圧V+よりも駆動信号COM2の電圧の方が高くなる。この場合、波形電圧V+の供給線から、第2ヘッド41Bのピエゾ素子PZTに電荷を供給することができなくなる。よって、第2ヘッド41Bのピエゾ素子を充電させるためには、波形電圧V+よりも高い波形電圧を生成する回路が別途必要になる。また、図8では、ピエゾ素子を放電させる期間(例えばt2〜t3)で波形電圧V−よりも波形信号COM2′の電圧の方が低くなっている。つまり、波形電圧V−よりも駆動信号COM2の電圧の方が低くなる。この場合、第2ヘッド41Bのピエゾ素子PZTの電荷を波形電圧V−の供給線に取り除くことができなくなる。よって、第2ヘッド41Bのピエゾ素子を放電させるためには、波形電圧V−よりも低い波形電圧を生成する回路が別途必要になる。
つまり、この場合、複数のヘッドに対して、波形電圧を生成する波形電圧生成部65が複数必要になる。
<本実施形態>
図9は、第1実施形態における波形信号と波形電圧との関係の説明図である。図の横軸は時間を示し、縦軸は電圧の大きさを示している。なお、前述したように、駆動信号COM1は波形信号COM1′とほぼ同一形状になる。また、駆動信号COM2は、波形信号COM2′とほぼ同一形状になる。
本実施形態の場合、波形電圧生成部65は、波形電圧V+の供給線の電位を、各波形信号(波形信号COM1′、波形信号COM2′)のうちの高い方よりも高くさせつつ、各波形信号に応じて変化させる。例えば、図9の時間t0′〜時間t1′では、波形信号COM1′よりもCOM2′の方が高い電位となっている。つまり、波形信号COM1′に相当するデジタルデータよりも、波形信号COM2′に相当するデジタルデータの方が大きい値である。そこで、CPU62は、波形信号COM2′に相当するデジタルデータ(駆動信号生成部42Bに出力するデジタルデータ)よりも所定値大きいデジタルデータを波形電圧生成部65のD/Aコンバータ601に出力する。これにより、この期間(時間t0′〜時間t1′)に波形電圧生成部65で生成される波形電圧V+は、波形信号COM2′よりも高い電圧となり、波形信号COM2′に応じて変化することとなる。
なお、図9に示すように、時間t2′〜時間t3′では、波形信号COM1′と波形信号COM2′が交差している。波形電圧V+は、各波形信号(波形信号COM1′、波形信号COM2′)のうちの高い方よりも所定値高くなるように生成されるので、時間t2′〜時間t3′では、波形信号COM1′と波形信号COM2′の両方に追随する。つまり、波形電圧V+は、波形信号COM1′と波形信号COM2′の交差前では、電位が高い方の波形信号COM2′よりも所定値高い値で変化していき、交差後では、電位が高い方の波形信号COM1′よりも所定値高い値で変化する。このように、時間t2′〜時間t3′では、波形電圧V+の波形の傾斜角度を変えている。
また、波形電圧生成部65は、波形電圧V−の供給線の電位を、各波形信号(波形信号COM1′、波形信号COM2′)のうちの低い方よりも低くさせつつ、各波形信号に応じて変化させる。例えば、図9の時間t0′〜時間t1′では、波形信号COM2′よりもCOM1′の方が低い電位となっている。つまり、波形信号COM2′に相当するデジタルデータよりも、波形信号COM1′に相当するデジタルデータの方が小さい値である。そこで、CPU62は、波形信号COM1′に相当するデジタルデータ(駆動信号生成部42Aに出力するデジタルデータ)よりも所定値小さいデジタルデータを波形電圧生成部65のD/Aコンバータ611に出力する。これにより、この期間(時間t0′〜時間t1′)に波形電圧生成部65で生成される波形電圧V−は、波形信号COM1′よりも低い電圧となり、波形信号COM1′に応じて変化することとなる。
なお、波形信号COM1′と波形信号COM2′が交差する時間t2′〜時間t3′では、波形電圧V−は、波形電圧V+と同様に、波形信号COM1′と波形信号COM2′の両方に追随する。つまり、波形電圧V−は、波形信号COM1′と波形信号COM2′の交差前では、電位が低い方の波形信号COM1′よりも所定値低い値で変化していき、交差後では、電位の低い方の波形信号COM2′よりも所定値低い値で変化する。このように、時間t2′〜時間t3′では、波形電圧V−の波形の傾斜角度を変えている。こうすることにより、放電時に発生する発熱をより少なくすることができ、より省電力化できる。
波形電圧生成部65で生成される波形電圧V+は、波形信号COM1′及び波形信号COM2′のうちの電位の高い方よりも高い電位であるので、波形電圧V+を各ヘッドの駆動信号の生成に共通して用いることができる。つまり、各ヘッドにおいてピエゾ素子を充電させる期間に、波形電圧V+の供給線から各ヘッドのピエゾ素子PZTに確実に電荷を供給することができる。
また、波形電圧V−を各ヘッドの駆動信号の生成に共通して用いることができる、つまり、各ヘッドにおいてピエゾ素子PZTを放電させる期間に、各ヘッドのピエゾ素子PZTの電荷を波形電圧V−の供給線へと確実に取り除くことができる。
このように、本実施形態の波形電圧生成部65は、波形電圧V+の電位を各波形信号のうちの電位の高い方よりも高くさせつつ、波形電圧V+を各波形信号に応じて変化させている。また、波形電圧生成部65は、波形電圧V−の電位を各波形信号のうちの電位の低い方よりも低くさせつつ、波形電圧V−を各波形信号に応じて変化させている。これにより、波形電圧生成部65で生成した波形電圧V+及び波形電圧V−を、複数のヘッド(第1ヘッド41A、第2ヘッド41B)の駆動信号の生成に共通して用いることができる。
なお、電流増幅部44Aにおいて、NMOS442が動作するのはピエゾ素子の充電時であるので、波形電圧V+は、少なくともこの期間に各波形信号の電位よりも高くなっていればよい。一方、PMOS443が動作するのはピエゾ素子の放電時であるので、波形電圧V−は、少なくともこの期間に各波形信号の電位よりも低くなっていればよい。
本実施形態ではヘッドとそれに対応する駆動信号生成部がそれぞれ2つの場合について説明したが、2つ以上の場合(例えば4つ)の場合も同様にして本発明を適用することができる。すなわち、波形電圧V+を複数のヘッドの波形信号のうちの最も高い電圧よりも高い電圧とし、波形電圧V−を複数のヘッドの波形信号のうちの最も低い電圧よりも低い電圧とするようにすればよい。そして、各ヘッドの駆動信号生成部に波形電圧V+及び波形電圧V−を共通に供給するようにすればよい。
こうすることにより、ヘッド毎に波形電圧生成部を設ける必要がなくなり、回路を簡素化することができる。
===第2実施形態===
第1実施形態では、波形電圧V+と波形電圧V−を用いて、各ヘッドの駆動信号(駆動信号COM1、駆動信号COM2)を生成している。但し、必ずしも、波形電圧は両方必要ではない。第2実施形態では、波形電圧V+を用いて駆動信号を生成するようになっている。
図10は、本発明の第2実施形態のプリンタの全体構成を説明するブロック図である。なお、図10において、図1と同一構成の部分には同一符号を付し説明を省略する。図10に示す波形電圧生成部65′は、デジタルデータに基づいて波形電圧V+のみを生成する。
図11は、波形電圧生成部65′と、各駆動信号生成部の構成の説明図である。また、図12は、各駆動信号生成部に設けられる電流増幅部の構成の説明図である。なお、図11及び図12において、図5及び図6と同一構成の部分には同一符号を付し説明を省略する。
図11に示すように、波形電圧生成部65′には、D/Aコンバータ601、電圧増幅回路602、NPNトランジスタ603、PNPトランジスタ604が備えられている。そして、波形電圧生成部65′は、CPU62からのデジタルデータに基づいて波形電圧V+を生成する。なお、波形電圧生成部65′は、波形電圧V+の電位を各波形信号のうちの電位の高い方よりも高くさせつつ、波形電圧V+を各波形信号に応じて変化させる。この波形電圧V+は、フレキシブルケーブル70を介して、ヘッドユニット40の駆動信号生成部42A及び駆動信号生成部42Bに供給される。
第2実施形態では、図12に示すように、電流増幅部44Aの各PMOS443のドレインは接地(GND)されている。一方、電流増幅部44Aの各NMOS442のドレインは、第1実施形態(図6)の場合と同様に波形電圧V+の供給線と接続されている。
以上の構成により、NMOS442が動作すると、波形電圧V+の供給線からピエゾ素子PZTに電荷が供給される。また、PMOS443が動作すると、ピエゾ素子PZTから接地(GND)側に電流が流れ、ピエゾ素子PZTの電荷が取り除かれる。
図13は、第2実施形態における波形信号と波形電圧との関係の説明図である。図の横軸は時間を示し、縦軸は電圧の大きさを示している。
波形電圧生成部65′で生成される波形電圧V+は、各波形信号のうちの電位の高い方よりも高く、且つ、各波形信号に応じて変化する。これにより、各ヘッドのピエゾ素子PZT充電時には、波形電圧V+からピエゾ素子PZTに確実に電荷を供給することができる。また、波形信号COM1′及び波形信号COM2′の電位よりも接地電位の方が低いので、ピエゾ素子PZTの放電時には、PMOS443が動作することでピエゾ素子PZTの電荷を確実に取り除くことができる。
このように、波形電圧生成部65′によって生成する波形電圧V+を各ヘッドの駆動信号の生成に共通に用いることができる。また、この第2実施形態では、波形電圧V−を生成しなくてよいので、第1実施形態に比べてさらに回路を簡素化することができる。
===第3実施形態===
第2実施形態では、波形電圧V+を用いて駆動信号を生成していたが、第3実施形態では、波形電圧V−を用いて駆動信号を生成するようになっている。
図14は、本発明の第3実施形態のプリンタの全体構成を説明するブロック図である。なお、図14において、図1と同一構成の部分には同一符号を付し説明を省略する。図14に示す波形電圧生成部65″は、デジタルデータに基づいて波形電圧V−を生成する。
図15は、波形電圧生成部65″と、各駆動信号生成部の構成の説明図である。また、図16は、各駆動信号生成部に設けられる電流増幅部の構成の説明図である。なお、図15及び図16において、図5及び図6と同一構成の部分には同一符号を付し説明を省略する。
図15に示すように、波形電圧生成部65″には、D/Aコンバータ611、電圧増幅回路612、NPNトランジスタ613、PNPトランジスタ614が備えられている。そして、波形電圧生成部65″は、CPU62からのデジタルデータに基づいて波形電圧V−を生成する。なお、波形電圧生成部65″は、波形電圧V−の電位を各波形信号のうちの電位の低いよりも低くさせつつ、波形電圧V−を各波形信号に応じて変化させる。この波形電圧V−は、フレキシブルケーブル70を介して、ヘッドユニット40の駆動信号生成部42A及び駆動信号生成部42Bに供給される。
第3実施形態では、図16に示すように、電流増幅部44Aの各NMOS442のドレインは電源電圧(VDD)の供給線と接続されている。一方、電流増幅部44Aの各PMOS443のドレインは、第1実施形態(図6)の場合と同様に波形電圧V−の供給線と接続されている。なお、電源電圧VDDは、ピエゾ素子PZTを充電するのに十分な一定の電圧(例えば42ボルト)である。
以上の構成により、NMOS442が動作すると、電源電圧VDDの供給線からピエゾ素子PZTに電荷が供給される。また、PMOS443が動作すると、ピエゾ素子PZTの電荷が波形電圧V−の供給線へ取り除かれる。
図17は、第3実施形態における波形信号と波形電圧との関係の説明図である。図の横軸は時間を示し、縦軸は電圧の大きさを示している。
波形電圧生成部65″で生成される波形電圧V−は、各波形信号のうちの電位の低い方よりも低く、且つ、各波形信号に応じて変化する。これにより、各ヘッドのピエゾ素子PZTの放電時には、ピエゾ素子PZTの電荷を波形電圧V−の供給線に確実に取り除くことができる。また、波形信号COM1′及び波形信号COM2′の電位よりも電源電圧VDDの電位の方が十分高いので、ピエゾ素子PZTの充電時には、NMOS442が動作することで、電源電圧VDDからピエゾ素子PZTに確実に電荷を供給することができる。
このように、波形電圧生成部65″によって生成する波形電圧V−を各ヘッドの駆動信号の生成に共通に用いることができる。また、この第3実施形態では、波形電圧V+を生成しなくてよいので、第1実施形態に比べてさらに回路を簡素化することができる。
===第4実施形態===
前述した実施形態では、複数のヘッドが備えられている場合について説明したが、本発明は、一つのヘッドに複数のノズル列が備えられている場合にも適用することができる。
例えば、図3に示す第1ヘッド41Aには、4つのノズル列が設けられている。この4つのノズル列毎に、各々、対応する駆動信号を生成する駆動信号生成部42Aを設け、各ノズル列の駆動信号の波形を変えるようにしてもよい。この場合、波形電圧V+の電位を各ノズル列に対応する波形信号の電位のうちの最も高いものよりも高くし、波形電圧V−の電位を各ノズル列に対応する波形信号の電位のうちの最も低いものよりも低くすれば、波形電圧V+及び波形電圧V−を各ノズル列の駆動信号の生成に共通に用いることができる。
こうすることにより、各ノズル列の駆動信号生成部毎に波形電圧生成部を設けなくてもよいので、駆動信号生成部毎に波形電圧生成部を設ける場合に比べて、回路を簡素化することができる。
===その他の実施の形態===
上記の実施形態は、主としてプリンタについて記載されているが、その中には、印刷装置、記録装置、液体の吐出装置、印刷方法、記録方法、液体の吐出方法、印刷システム、記録システム、コンピュータシステム、プログラム、プログラムを記憶した記憶媒体、表示画面、画面表示方法、印刷物の製造方法、等の開示が含まれていることは言うまでもない。
また、一実施形態としてのプリンタ等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
<プリンタについて>
前述の実施形態では、プリンタが説明されていたが、これに限られるものではない。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、液体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の記録装置に、本実施形態と同様の技術を適用しても良い。また、これらの方法や製造方法も応用範囲の範疇である。このような分野に本技術を適用しても、液体を対象物に向かって直接的に吐出(直描)することができるという特徴があるので、従来と比較して省材料、省工程、コストダウンを図ることができる。
<インクについて>
前述の実施形態は、プリンタの実施形態だったので、染料インク又は顔料インクをノズルから吐出していた。しかし、ノズルから吐出する液体は、このようなインクに限られるものではない。例えば、金属材料、有機材料(特に高分子材料)、磁性材料、導電性材料、配線材料、成膜材料、電子インク、加工液、遺伝子溶液などを含む液体(水も含む)をノズルから吐出しても良い。このような液体を対象物に向かって直接的に吐出すれば、省材料、省工程、コストダウンを図ることができる。
<ヘッドについて>
本実施形態では、媒体に対して相対的に移動しつつ液体を吐出するヘッドの場合について説明したが、媒体の搬送方向と交差する方向に沿って複数のノズルが並び、媒体が搬送されるのに応じて各ノズルから液体を吐出するヘッドであってもよい。
<電流増幅部について>
本実施形態では、電流増幅部44Aにおいてピエゾ素子PZTの充電及び放電を行うためにプッシュプル接続されたMOSFET(NMOS442、PMOS443)を用いたが、これには限定されない。例えば、バイポーラトランジスタ(NPNトランジスタ、PNPトランジスタ)を用いてもよい。
<波形電圧生成部について>
本実施形態では、デジタルデータに基づいて波形電圧を生成することとしたが、例えばコイル(L)とコンデンサ(C)を用いることによって、所定波形の波形電圧を生成するようにしてもよい。
第1施形態のプリンタの全体構成を説明するブロック図である。 図2Aは、プリンタの全体構成の概略図である。図2Bは、プリンタの全体構成の横断面図である。 ノズルの配列の一例を示す説明図である。 ヘッドの構成を説明するための図である。 第1実施形態の波形電圧生成部と、各駆動信号生成部の構成の説明図である。 第1実施形態の電流増幅部の構成の説明図である。 波形電圧V+及び波形電圧V−と駆動信号COM1との関係の説明図である。 波形信号と波形電圧との関係の比較例の説明図である。 第1実施形態における波形信号と波形電圧との関係の説明図である。 第2実施形態のプリンタの全体構成を説明するブロック図である。 第2実施形態の波形電圧生成部と、各駆動信号生成部の構成の説明図である。 第2実施形態の電流増幅部の構成の説明図である。 第2実施形態における波形信号と波形電圧との関係の説明図である。 第3実施形態のプリンタの全体構成を説明するブロック図である。 第3実施形態の波形電圧生成部と、各駆動信号生成部の構成の説明図である。 第3実施形態の電流増幅部の構成の説明図である。 第3実施形態における波形信号と波形電圧との関係の説明図である。
符号の説明
1 プリンタ、20 搬送ユニット、21 給紙ローラ、
22 搬送モータ(PFモータ)、23 搬送ローラ、24 プラテン、
25 排紙ローラ、30 キャリッジユニット、31 キャリッジ、
32 キャリッジモータ(CRモータ)、40 ヘッドユニット、
41A 第1ヘッド、41B 第2ヘッド、
42A,42B 駆動信号生成部、43A,43B 波形信号生成部、
44A,44B 電流増幅部、50 検出器群、51 リニア式エンコーダ、
52 ロータリー式エンコーダ、53 紙検出センサ、54 光学センサ、
60 本体基板、61 インターフェース部、62 CPU、63 メモリ、
64 ユニット制御回路、65 波形電圧生成部、70 フレキシブルケーブル、
402 インク供給路、404 ノズル連通路、406 弾性板、
431,601,611 D/Aコンバータ、432 電圧増幅回路、
441 スイッチ、442 NMOS、443 PMOS、
602,612 電圧増幅回路、
603,613 NPNトランジスタ、
604,614 PNPトランジスタ

Claims (8)

  1. 充放電によって液体を吐出させる動作を行う素子をノズル毎に有する複数のノズル列と、
    前記ノズル列毎にそれぞれ波形信号を生成する波形信号生成部と、
    前記ノズル列毎にそれぞれ設けられた充電回路であって、前記波形信号の電位よりも前記素子側の電位が低いときに、各ノズル列に共通の充電ラインから前記素子に電荷を供給する充電回路と、
    各ノズル列に対する前記各波形信号の電位よりも前記素子側の電位が低いときに当該波形信号の電位よりも前記充電ラインの電位を高くさせつつ、前記充電ラインの電位を前記波形信号に応じて変化させる電圧生成部と、
    を備えたことを特徴とする液体吐出装置。
  2. 請求項1に記載の液体吐出装置であって、
    ケーブルを介して前記素子を制御する本体基板を備え、
    前記電圧生成部は、本体基板側に設けられている
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  3. 請求項2に記載の液体吐出装置であって、
    前記充電回路は、ノズル列側に設けられ、前記充電ラインから授受した電荷を前記素子に供給する
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  4. 充放電によって液体を吐出させる動作を行う素子をノズル毎に有する複数のノズル列と、
    前記ノズル列毎にそれぞれ波形信号を生成する波形信号生成部と、
    前記ノズル列毎にそれぞれ設けられた放電回路であって、前記波形信号の電位よりも前記素子側の電位が高いときに、前記素子の電荷を各ノズル列に共通の放電ラインへ取り除く放電回路と、
    各ノズル列に対する前記各波形信号の電位よりも前記素子の電位が高いときに当該波形信号の電位よりも前記充電ラインの電位を低くさせつつ、前記放電ラインの電位を前記波形信号に応じて変化させる電圧生成部と、
    を備えたことを特徴とする液体吐出装置。
  5. 請求項4に記載の液体吐出装置であって、
    ケーブルを介して前記素子を制御する本体基板を備え、
    前記電圧生成部は、本体基板側に設けられている
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  6. 請求項5に記載の液体吐出装置であって、
    前記放電回路は、ノズル列側に設けられ、前記素子の電荷を前記放電ラインへ放電する
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  7. 充放電によって液体を吐出させる動作を行う素子をノズル毎に有する複数のノズル列に対して、それぞれ波形信号を生成するステップと、
    前記波形信号の電位よりも前記素子側の電位が低いときに、各ノズル列に共通の充電ラインから前記素子に電荷を供給することを前記ノズル列毎に行うステップと、
    各ノズル列に対する前記各波形信号の電位よりも前記素子側の電位が低いときに当該波形信号の電位よりも前記充電ラインの電位を高くさせつつ、前記充電ラインの電位を前記波形信号に応じて変化させるステップと、
    を有することを特徴とする液体吐出方法。
  8. 充放電によって液体を吐出させる動作を行う素子をノズル毎に有する複数のノズル列に対して、それぞれ波形信号を生成するステップと、
    前記波形信号の電位よりも前記素子側の電位が高いときに、前記素子の電荷を各ノズル列に共通の放電ラインへ取り除くことを前記ノズル列毎に行うステップと、
    各ノズル列に対する前記各波形信号の電位よりも前記素子の電位が高いときに当該波形信号の電位よりも前記充電ラインの電位を低くさせつつ、前記放電ラインの電位を前記波形信号に応じて変化させるステップと、
    を有することを特徴とする液体吐出方法。
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