JP5304495B2 - 駆動信号生成回路、及び駆動信号生成方法 - Google Patents
駆動信号生成回路、及び駆動信号生成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5304495B2 JP5304495B2 JP2009162134A JP2009162134A JP5304495B2 JP 5304495 B2 JP5304495 B2 JP 5304495B2 JP 2009162134 A JP2009162134 A JP 2009162134A JP 2009162134 A JP2009162134 A JP 2009162134A JP 5304495 B2 JP5304495 B2 JP 5304495B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- drive signal
- charge pump
- capacitor
- pump circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
そこで、本発明は、消費電力を低減する構成を提供することを目的とする。
(A)原駆動信号が入力され、前記原駆動信号の電圧変化に応じて容量性負荷を充放電する電流増幅回路と、
(B)前記電流増幅回路への電源電圧を上昇させる第1チャージポンプ回路であって、
(B1)一端に前記電源電圧が印加される第1コンデンサーと、
(B2)前記第1コンデンサーの他端の電圧を制御する第1スイッチと、
を有し、前記第1スイッチがオンすることに基づいて前記第1コンデンサーの前記一端の電圧を上昇させて出力する第1チャージポンプ回路と、
(C)前記第1チャージポンプ回路と前記電流増幅回路との間に設けられた第2チャージポンプ回路であって、
(C1)一端に前記第1チャージポンプ回路の出力電圧が印加される第2コンデンサーと、
(C2)前記第2コンデンサーの他端の電圧を制御する第2スイッチと、
を有し、前記第2スイッチがオンすることに基づいて前記第2コンデンサーの前記一端の電圧を上昇させて出力する第2チャージポンプ回路と、
を備え、
(D)前記容量性負荷の充電時に前記原駆動信号が前記電源電圧よりも高く所定電圧以下のときには、第1スイッチ及び第2スイッチの一方をオンさせ、前記原駆動信号が前記所定電圧よりも高くなるときには、前記第1スイッチと前記第2スイッチを共にオンさせる
ことを特徴とする駆動信号生成回路である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
(B)前記電流増幅回路への電源電圧を上昇させる第1チャージポンプ回路であって、
(B1)一端に前記電源電圧が印加される第1コンデンサーと、
(B2)前記第1コンデンサーの他端の電圧を制御する第1スイッチと、
を有し、前記第1スイッチがオンすることに基づいて前記第1コンデンサーの前記一端の電圧を上昇させて出力する第1チャージポンプ回路と、
(C)前記第1チャージポンプ回路と前記電流増幅回路との間に設けられた第2チャージポンプ回路であって、
(C1)一端に前記第1チャージポンプ回路の出力電圧が印加される第2コンデンサーと、
(C2)前記第2コンデンサーの他端の電圧を制御する第2スイッチと、
を有し、前記第2スイッチがオンすることに基づいて前記第2コンデンサーの前記一端の電圧を上昇させて出力する第2チャージポンプ回路と、
を備え、
(D)前記容量性負荷の充電時に前記原駆動信号が前記電源電圧よりも高く所定電圧以下のときには、第1スイッチ及び第2スイッチの一方をオンさせ、前記原駆動信号が前記所定電圧よりも高くなるときには、前記第1スイッチと前記第2スイッチを共にオンさせる
ことを特徴とする駆動信号生成回路が明らかとなる。
このような駆動信号生成回路によれば、消費電力の低減を図ることができる。
このような駆動信号生成回路によれば、第1制御信号及び第2制御信号に応じて、第1チャージポンプ回路及び第2チャージポンプ回路の出力電圧を上昇させることができる。
このような駆動信号生成回路によれば、電流増幅回路における発熱を抑えることができ、消費電力を低減することができる。
このような駆動信号生成回路によれば、容量性負荷の電荷を放電させることができる。
このような駆動信号生成回路によれば、容量性負荷の電荷を回生することができる。
このような駆動信号生成回路によれば、回路構成を簡素にすることができる。
前記容量性負荷の充電時に前記原駆動信号が前記電源電圧よりも高く所定電圧以下のときには、第1スイッチ及び第2スイッチの一方をオンにし、前記原駆動信号が前記所定電圧よりも高くなるときには、前記第1スイッチと前記第2スイッチを共にオンにすることを特徴とする駆動信号生成方法が明らかとなる。
<インクジェットプリンターの構成について>
図1は、プリンター1の全体構成のブロック図である。また、図2Aは、プリンター1の全体構成の概略図である。また、図2Bは、プリンター1の全体構成の横断面図である。以下、プリンターの基本的な構成について説明する。
コントローラー60は、コンピューター110から印刷命令及び印刷データを受信すると、印刷データに含まれる各種コマンドの内容を解析し、各ユニットを用いて、以下の処理を行う。
<第1参考例>
図4は第1参考例の駆動信号生成回路65の構成の説明図である。なお、ピエゾ素子は容量性負荷として機能するので、図ではピエゾ素子がコンデンサー(C1)として記載されている。また、プリンター1には、各ノズルに対してそれぞれピエゾ素子が設けられているが、図中ではピエゾ素子を示すコンデンサーを1個で省略記載している。
ピエゾ素子C1の充電時には、DAC651からの原駆動信号OCOMの電圧が徐々に高くなる。これにより、充電側トランジスタQ1がオンとなって、図に示すように電流I1が流れてピエゾ素子C1が充電される。このときの、充電側トランジスタQ1の発熱量(消費電力)は、充電側トランジスタQ1のコレクタ−エミッタ間の電圧と電流I1との積で表される。つまり、図5の左側斜線部(右上がり線のハッチング部分)と電流I1の積になる。
ホールド時には、原駆動信号OCOMの電圧が変化しない。これにより、充電側トランジスタQ1と放電側トランジスタQ2は共にオフとなる。よって、電流が流れず駆動信号COMは同じ電圧を維持する。
ピエゾ素子C1の放電時には、DAC651からの原駆動信号OCOMの電圧が徐々に低くなる。これにより、放電側トランジスタQ2がオンとなって、図に示すように電流I2が流れてピエゾ素子が放電される。このときの、放電側トランジスタQ2の発熱量は、放電側トランジスタQ2のコレクタ−エミッタ間の電圧と電流I2との積で表される。つまり、図5の右側斜線部(右下がり線のハッチング部分)と電流I2の積になる。
第1参考例では、斜線部の面積(コレクタ−エミッタ間の電圧差)が大きく、発熱量が大きい。これに対し、第2参考例では、コレクタ−エミッタ間の電圧差を小さくし、発熱量を低減させている。
また、第1参考例では、ピエゾ素子に充電された電荷が全てグランドに放電されてしまう。これに対し、第2参考例では、ピエゾ素子に充電された電荷の一部を放電時に回生している。
図7は、第2参考例の原駆動信号OCOM(駆動信号COM)、制御信号及び各ポイントでの電圧の時間変化の説明図である。
また、このとき、制御信号はGND電圧である。つまり、図のB点の電圧がGND電圧になっている。
以下、同じ動作を繰り返す。
本実施形態では、チャージポンプ回路を2段構成にすることによって、電源電圧を第2参考例の場合よりもさらに低くしている。
本実施形態の駆動信号生成回路65は、DAC651、電流増幅回路652、第1チャージポンプ回路66A、第2チャージポンプ回路66B、回生用のコンデンサーC3、及び、14V電源V2を有している。
第2チャージポンプ回路66Bの充電用端子は、第1チャージポンプ回路66Aの高圧側出力端子と接続している(C点)。第2チャージポンプ回路66Bの放電用端子は、第1チャージポンプ回路66Aの低圧側出力端子と接続している(D点)。なお、第2チャージポンプ回路66Bには第2制御信号が入力される。
第1チャージポンプ回路66Aの充電用端子は、14V電源V2及びコンデンサーC3と接続している(E点)。第1チャージポンプ回路66Aの放電用端子は、GNDと接続している(F点)。なお、第1チャージポンプ回路66Aには第1制御信号が入力される。
第2チャージポンプ回路66Bは、コンデンサーC22、第2電圧調整部661B、ダイオードD21及びダイオードD22を有している。第2チャージポンプ回路66Bは、電流増幅回路652の高圧側電源電圧端子に原駆動信号OCOMよりも高い電圧を印加するとともに(A点)、電流増幅回路652の低圧側電源電圧端子に原駆動信号OCOMよりも低い電圧を印加する(B点)。
第2電圧調整部661Bは、第2参考例の電圧調整部661と同様、相補的に接続されたN型FET(Q23)と、P型FET(Q24)によるソースフォロア構成である。この構成により、第2電圧調整部661Bの出力電圧(B点電圧)が、入力電圧(第2制御信号の電圧)と同じになるように制御される。
第1チャージポンプ回路66Aは、コンデンサーC12、第1電圧調整部661A、ダイオードD11及びダイオードD12を有している。第1チャージポンプ回路66Aは、第2チャージポンプ回路66Bの充電用端子に第2制御信号よりも高い電圧を印加するとともに(C点)、第2チャージポンプ回路66Bの放電用端子に第2制御信号よりも低い電圧を印加する(D点)。なお、第1チャージポンプ回路66Aは第2チャージポンプ回路66Bと同様の構成である。
第1電圧調整部661Aは、第2電圧調整部661Bと同様、相補的に接続されたN型FET(Q13)と、P型FET(Q14)によるソースフォロア構成である。この構成により、第1電圧調整部661Aの出力電圧(D点電圧)が、入力電圧(第1制御信号の電圧)と同じになるように制御される。
P型FETQ14のゲートにはDAC651からの第1制御信号が印加される。また、P型FETQ14のドレインはGNDと接続されており、P型FETQ14のソースは、N型FETQ13のソースと接続されている。また、N型FETQ13のソース及びP型FETQ14のソースは、第2チャージポンプ回路66Bの放電用端子と、コンデンサーC12の低圧側端子に接続されている。
図9は、本実施形態の原駆動信号OCOM(駆動信号COM)、第1制御信号、第2制御信号及びA点での電圧の時間変化の説明図である。また、図9の下側は、各ポイントに流れる電流を示している。なお、電源電流とは、E点(第1チャージポンプ回路66Aの充電用端子)に流れる電流である。
また、図10A及び図10Bは、ピエゾ素子C1充電時の電流経路の説明図である。
まず、各信号の時間変化について説明する。
時刻t0において、原駆動信号OCOMは最低電圧(約0V)である。時刻t1〜t4では、原駆動信号OCOMの電位が徐々に高くなる。なお、途中の時刻t2において、原駆動信号OCOMが14Vに達する。また時刻t3において原駆動信号OCOMが28Vに達する。時刻t4において、原駆動信号OCOMは最高電圧になる。時刻t4〜t5では、原駆動信号OCOMは一定電圧である。この時間をホールド時間と呼ぶ。時刻t5〜t8では、原駆動信号OCOMの電位が徐々に低くなる。なお、途中の時刻t6において、原駆動信号OCOMが28Vに達する。また、時刻t7において原駆動信号COMが14Vに達する。そして時刻t8において、原駆動信号OCOMは最低電圧になる。このような原駆動信号OCOMをDAC651は出力する。なお、駆動信号生成回路65から出力される駆動信号COMは、原駆動信号OCOMとほぼ同じ電圧変化になる。
時刻t1までは、第2制御信号は最低電圧(GND以下の電圧)である。原駆動信号OCOMの電圧が徐々に高くなる時刻t1から、第2制御信号の電圧は、原駆動信号OCOMの電圧変化と同じ傾きで、徐々に高くなる。そして時刻t2の直前で0V以上になる。その後も、第2制御信号の電圧は、原駆動信号OCOMの電圧変化と同じ傾きで徐々に高くなり、時刻t3直前で14Vに達し、時刻t4で最高電圧になる。時刻t4〜t5では、第2制御信号は一定電圧である。時刻t5以降では、第2制御信号の電圧は、最低電圧になるまで、原駆動信号OCOMの電圧変化と同じ傾きで、徐々に低くなる。このような第2制御信号をDAC651は出力する。なお、時刻t6で第2制御信号の電圧はほぼ14Vになる。
時刻t2までは、第1制御信号は最低電圧(GND以下の電圧)である。時刻t2から、第1制御信号の電圧は、原駆動信号OCOMの電圧変化と同じ傾きで、徐々に高くなる。そして時刻t3の直前で0V以上になる。その後も、第1制御信号の電圧は、原駆動信号OCOMの電圧変化と同じ傾きで徐々に高くなり、時刻t4で最高電圧になる。時刻t4〜t5では、第1制御信号は一定電圧である。時刻t5以降、第1制御信号の電圧は、最低電圧になるまで、原駆動信号OCOMの電圧変化と同じ傾きで、徐々に低くなる。このような第1制御信号をDAC651は出力する。
時刻t0では、原駆動信号OCOMに変化がないので、充電側トランジスタQ1、放電側トランジスタQ2は共にオフである。A点電圧(コンデンサーC22の高圧側端子、電流増幅回路652の充電側トランジスタQ1のコレクタ)は電源V2により14Vになる。また、C点電圧(コンデンサーC12の高圧側端子)も電源V2により14Vになる。また、このとき第1制御信号及び第2制御信号は共にGND以下の電圧であり、これにより、B点電圧(コンデンサーC22の低圧側端子)及びD点電圧(コンデンサーC12の低圧側端子)は、GND電圧になる。よって、コンデンサーC12及びコンデンサーC22が14Vで充電される。
また、このとき、第1制御信号及び第2制御信号はGND以下の電圧である。つまり、図のB点の電圧、及びD点の電圧はGND電圧になっている。
また、第1制御信号が徐々に低くなることによってP型FETQ14がオンし、D点電圧を第1制御信号と同じにする。
時刻t7〜t8においても、放電側トランジスタQ2がオンとなり、ピエゾ素子C1が放電される。なお、ここでは、B点の電圧がGND電圧になっている(第2制御信号がGND以下になる)ので、放電側トランジスタQ2のコレクタ−エミッタ間の電圧差は、「駆動信号COMの電圧−GND」である。
以下、同じ動作を繰り返す。
図11は比較例の駆動信号生成回路65の構成の説明図である。図8ではDAC651から3つの信号が出力されていたのに対し、この比較例では、DAC651から出力される信号は、原駆動信号OCOMと制御信号の2つである。DAC651から出力された制御信号は、第1チャージポンプ回路66Aの第1電源調整部661Aと、第2チャージポンプ回路66Bの第2電源調整部661Bにそれぞれ入力されている。なお、この制御信号は本実施形態(図8、図9参照)の第2制御信号と同じ信号である。
また、第1チャージポンプ回路66Aは、電源電圧(E点電圧)が一端に印加されるコンデンサーC12と、ピエゾ素子C1の充電時にコンデンサーC12の他端の電圧を制御するN型FETQ13を有している。
第2チャージポンプ回路66Bは、第1チャージポンプ回路66Aの出力電圧(C点電圧)が一端に印加されるコンデンサーC22と、ピエゾ素子C1の充電時にコンデンサーC22の他端の電圧を調整するN型FETQ23を有している。
そして、原駆動信号が14Vを超える場合、14Vから28Vまでは、第2チャージポンプ回路のみを動作させ、28Vよりも高くなる場合は第1チャージポンプ回路と第2チャージポンプ回路を共に動作させている。
こうすることにより、比較例と比べて、ピエゾ素子C1の充電時に1段目のチャージポンプ回路(第1チャージポンプ回路66A)のコンデンサーC12に電流が流れる時間を少なくすることができ電力消費を小さくすることができる。
なお、本実施形態では、第1制御信号が第2制御信号よりも小さかったが、この逆であってもよい。つまり、第2チャージポンプ回路66Bを先に動作させた後、第1チャージポンプ回路66Aを動作させるようにしてもよい。
図12は第2実施形態の駆動信号生成回路65の説明図である。第2実施形態では、前述した比較例(図11)と同様にDAC651から出力される制御信号は一つである。但し、第2実施形態では、DAC651と第1チャージポンプ回路66Aの第1電圧調整部661Aとの間に電圧降下用のツェナーダイオードZD1が設けられている。
ツェナーダイオードZD1のカソード側はDAC651と接続されており、DAC651からの制御信号が印加される。また、ツェナーダイオードZD1のアノード側は第1電圧調整部661AのN型FETQ13のゲート及びP型FETQ14のゲートと接続されている。
以上の構成により、ツェナーダイオードZD1の逆方向に電流が流れるときには、ツェナーダイオードZD1の電圧降下分だけ電圧が下がる。つまり、第1チャージポンプ回路66Aを動作させるタイミングを、第2チャージポンプ回路66Bを動作させるタイミングよりも遅らせることができる。
なお、第2実施形態の動作は前述の実施形態と同様であるので説明を省略する。
一実施形態としてのプリンター等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
前述の実施形態のプリンターは、ヘッドが移動方向に移動するドット形成動作(パス)と、用紙を搬送方向に搬送する搬送動作とを交互に繰り返すプリンター(いわゆるシリアルプリンター)であった。しかし、プリンターの種類は、これに限られるものではない。例えば、ヘッドを固定して、ヘッドと対向させて用紙を搬送させながらヘッドからインクを吐出させて印刷を行うプリンター(いわゆるラインプリンター)であっても良い。
前述の実施形態では、液体噴射装置の一例としてインクジェットプリンターが説明されている。但し、液体噴射装置はインクジェットプリンターに限られるものではなく、インク以外の液体(液体以外にも、機能材料の粒子が分散されている液状体、ジェルのような液状体も含む)や液体以外の流体(流体として噴射できる固体、例えば粉体)を噴射する流体噴射装置にも適用可能である。例えば、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる液状の色剤や電極材などを噴射する噴射装置や、バイオチップ製造に用いられる液状の生体有機物を噴射する噴射装置に、前述の実施形態を適用しても良い。
前述の実施形態は、プリンターの実施形態だったので、インクをノズルから噴射しているが、このインクは水性でも良いし、油性でも良い。また、ノズルから噴射する流体は、インクに限られるものではない。例えば、金属材料、有機材料(特に高分子材料)、磁性材料、導電性材料、配線材料、成膜材料、電子インク、加工液、遺伝子溶液などを含む液体(水も含む)をノズルから噴射しても良い。
前述の実施形態では、ピエゾ素子を用いてインクを吐出していた。しかし、駆動される素子が容量性負荷の機能があれば、ピエゾ素子に限られず、他の圧電素子でも良い。
前述の実施形態では、原駆動信号OCOMや制御信号を、DAC(D/Aコンバーター)を用いて生成したが、これに限られない。デジタルデータからアナログ信号に変換することなく、直接アナログ信号として原駆動信号OCOMや制御信号を出力しても良い。
本実施形態では、コンデンサーC3によって、ピエゾ素子C1の放電時の電荷を回生していたが、コンデンサーC3を用いなくてもよい(回生しなくてもよい)。
21 給紙ローラー、22 搬送モーター(PFモーター)、
23 搬送ローラー、24 プラテン、25 排紙ローラー、
30 キャリッジユニット、31 キャリッジ、
32 キャリッジモーター(CRモーター)、
40 ヘッドユニット、41 ヘッド、
50 センサー群、51 リニア式エンコーダー、
52 ロータリー式エンコーダー、
53 紙検出センサー、54 光学センサー、
60 コントローラー、61 インターフェイス部、62 CPU、
63 メモリー、64 ユニット制御回路、
65 駆動信号生成回路、651 DAC、652 電流増幅回路、
66 チャージポンプ回路、66A 第1チャージポンプ回路、
66B 第2チャージポンプ回路、661A 第1電圧調整部、
661B 第2電圧調整部、71 フレキシブルケーブル、
Q1 充電側トランジスタ、Q2 放電側トランジスタ、
Q3 N型FET、Q4 P型FET、Q6 N型FET、
Q7 P型FET、Q8 N型FET、Q9 N型FET、
Q13 N型FET、Q14 P型FET、
Q23 N型FET、Q24 P型FET、
C1 ピエゾ素子、C2〜C4,C12,C22 コンデンサー、
D1,D2,D11,D12,D21,D22 ダイオード、
ZD1 ツェナーダイオード
V1 電源(21V)、V2 電源(14V)
Claims (7)
- (A)原駆動信号が入力され、前記原駆動信号の電圧変化に応じて容量性負荷を充放電する電流増幅回路と、
(B)前記電流増幅回路への電源電圧を上昇させる第1チャージポンプ回路であって、
(B1)一端に前記電源電圧が印加される第1コンデンサーと、
(B2)前記第1コンデンサーの他端の電圧を制御する第1スイッチと、
を有し、前記第1スイッチがオンすることに基づいて前記第1コンデンサーの前記一端の電圧を上昇させて出力する第1チャージポンプ回路と、
(C)前記第1チャージポンプ回路と前記電流増幅回路との間に設けられた第2チャージポンプ回路であって、
(C1)一端に前記第1チャージポンプ回路の出力電圧が印加される第2コンデンサーと、
(C2)前記第2コンデンサーの他端の電圧を制御する第2スイッチと、
を有し、前記第2スイッチがオンすることに基づいて前記第2コンデンサーの前記一端の電圧を上昇させて出力する第2チャージポンプ回路と、
を備え、
(D)前記容量性負荷の充電時に前記原駆動信号が前記電源電圧よりも高く所定電圧以下のときには、第1スイッチ及び第2スイッチの一方をオンさせ、前記原駆動信号が前記所定電圧よりも高くなるときには、前記第1スイッチと前記第2スイッチを共にオンさせる
ことを特徴とする駆動信号生成回路。 - 請求項1に記載の駆動信号生成回路であって、
前記第1スイッチは、
ドレインに前記電源電圧が印加され、ゲートに第1制御信号が印加され、ソースが前記第1コンデンサーの前記他端と接続されたNチャンネルFETであり、
前記第2スイッチは、
ドレインに前記第1チャージポンプ回路の出力電圧が印加され、ゲートに前記第1制御信号とは大きさの異なる第2制御信号が印加され、ソースが前記第2コンデンサーの前記他端と接続されたNチャンネルFETである、
ことを特徴とする駆動信号生成回路。 - 請求項2に記載の駆動信号生成回路であって、
前記第1制御信号及び前記第2制御信号は、前記原駆動信号の電圧に応じて変化する信号である
ことを特徴とする駆動信号生成回路。 - 請求項2又は3に記載の駆動信号生成回路であって、
前記第1チャージポンプ回路及び前記第2チャージポンプ回路は、前記各NチャンネルFETと相補的に接続されてソースフォロアを構成するPチャンネルFETをそれぞれ有し、
前記容量性負荷の放電時には、前記第1制御信号及び前記第2制御信号に基づいて前記各PチャンネルFETがオンして、前記容量性負荷の電荷を放出させる
ことを特徴とする駆動信号生成回路。 - 請求項4に記載の駆動信号生成回路であって、
前記容量性負荷の放電時の電荷を蓄積する蓄電素子を更に備える
ことを特徴とする駆動信号生成回路。 - 請求項2〜5の何れかに記載の駆動信号生成回路であって、
前記第1スイッチと接続されたツェナーダイオードを有し、
前記第1制御信号は、前記ツェナーダイオードによって前記第2制御信号が電圧降下されたものである
ことを特徴とする駆動信号生成回路。 - 原駆動信号が入力され、前記原駆動信号の電圧変化に応じて容量性負荷を充放電する電流増幅回路と、
前記電流増幅回路への電源電圧を上昇させる第1チャージポンプ回路であって、一端に前記電源電圧が印加される第1コンデンサーと、前記第1コンデンサーの他端の電圧を制御する第1スイッチと、を有し、前記第1スイッチがオンすることに基づいて前記第1コンデンサーの前記一端の電圧を上昇させて出力する第1チャージポンプ回路と、
前記第1チャージポンプ回路と前記電流増幅回路との間に設けられた第2チャージポンプ回路であって、一端に前記第1チャージポンプ回路の出力電圧が印加される第2コンデンサーと、前記第2コンデンサーの他端の電圧を制御する第2スイッチと、を有し、前記第2スイッチがオンすることに基づいて前記第2コンデンサーの前記一端の電圧を上昇させて出力する第2チャージポンプ回路と、
を備えた駆動信号生成回路の駆動信号生成方法であって、
前記容量性負荷の充電時に前記原駆動信号が前記電源電圧よりも高く所定電圧以下のときには、第1スイッチ及び第2スイッチの一方をオンにし、
前記原駆動信号が前記所定電圧よりも高くなるときには、前記第1スイッチと前記第2スイッチを共にオンにする、
ことを特徴とする駆動信号生成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009162134A JP5304495B2 (ja) | 2009-07-08 | 2009-07-08 | 駆動信号生成回路、及び駆動信号生成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009162134A JP5304495B2 (ja) | 2009-07-08 | 2009-07-08 | 駆動信号生成回路、及び駆動信号生成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011016285A JP2011016285A (ja) | 2011-01-27 |
JP5304495B2 true JP5304495B2 (ja) | 2013-10-02 |
Family
ID=43594466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009162134A Expired - Fee Related JP5304495B2 (ja) | 2009-07-08 | 2009-07-08 | 駆動信号生成回路、及び駆動信号生成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5304495B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5909049B2 (ja) * | 2011-03-31 | 2016-04-26 | キヤノン株式会社 | 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 |
JP6233036B2 (ja) | 2014-01-16 | 2017-11-22 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置、ヘッドユニットおよび液体吐出装置の制御方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002103603A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-09 | Canon Inc | インクジェット記録ヘッドの駆動回路、該回路を有する記録装置、およびインクジェット記録ヘッドの駆動方法 |
JP4133155B2 (ja) * | 2002-09-19 | 2008-08-13 | 株式会社リコー | 静電駆動型装置、光スイッチ、光スキャナ及びインクジェットヘッド |
JP4774936B2 (ja) * | 2005-11-09 | 2011-09-21 | セイコーエプソン株式会社 | 圧電素子の駆動回路および液体吐出装置 |
-
2009
- 2009-07-08 JP JP2009162134A patent/JP5304495B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011016285A (ja) | 2011-01-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4518152B2 (ja) | 液体噴射装置及びインクジェットプリンタ | |
JP5256768B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP5245767B2 (ja) | アクチュエータの駆動方法及び電力増幅装置 | |
JP5170211B2 (ja) | 容量性負荷駆動回路、噴射装置及び印刷装置 | |
JP2009154477A (ja) | 液体噴射装置及びその駆動方法 | |
JP5163207B2 (ja) | 液体噴射装置、及び印刷装置 | |
JP2010221500A (ja) | 流体噴射装置、及び、流体噴射方法 | |
JP2009292077A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5304495B2 (ja) | 駆動信号生成回路、及び駆動信号生成方法 | |
JP2009196121A (ja) | 液体吐出装置、及び液体吐出方法 | |
JP5407518B2 (ja) | 駆動信号生成回路、及び駆動信号生成方法 | |
US20120154489A1 (en) | Head unit, printing device, and printing method | |
JP4582322B2 (ja) | 液体噴射ヘッド駆動回路、該液体噴射ヘッド駆動回路を備えた液体噴射装置 | |
JP5310335B2 (ja) | 駆動信号生成回路 | |
JP2010253698A (ja) | 駆動信号生成回路、流体噴射装置 | |
JP2009196120A (ja) | 液体吐出装置、及び液体吐出方法 | |
JP2006256191A (ja) | 液体噴射ヘッド駆動回路、該液体噴射ヘッド駆動回路を備えた液体噴射装置 | |
JP2009196197A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2010221426A (ja) | 駆動信号生成回路、流体噴射装置 | |
JP2013180537A (ja) | 液体吐出装置及びヘッド制御回路 | |
JP5614058B2 (ja) | 流体噴射装置 | |
JP5402138B2 (ja) | 駆動信号生成部 | |
JP2009166367A (ja) | 液体吐出装置、及び液体吐出方法 | |
JP5024145B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2011207114A (ja) | 液体吐出装置、及び、液体吐出制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120412 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130528 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130529 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130610 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5304495 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |