JP2013031949A - 記録装置、記録媒体、記録装置の制御方法、及び、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】位置検出用マークが記録媒体に形成されていることを利用して、記録媒体の残量の状況を適切に検出できるようにする。
【解決手段】プリンター2は、記録媒体の搬送中、ブラックマークセンサー64の検出値に基づいて、ブラックマークの搬送方向における長さを検出するマーク長検出部41と、マーク長検出部41により検出されたブラックマークの長さに基づいて、記録媒体の残量の状況を検出する残量検出部42と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、位置検出マークが形成された記録媒体を搬送可能な記録装置、当該記録媒体、当該記録装置の制御方法、及び、当該記録装置を制御するためのプログラムに関する。
従来、ロール状に巻かれたもので、所定間隔で位置検出用マーク(マーキング)が形成された長尺の記録媒体に記録する記録装置(印字位置ずれ防止機能内蔵プリンター)であって、位置検出用マークを光学的に検出し、検出値に基づいて記録媒体の位置を調整するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1の記録装置は、用紙搬送手段によって記録媒体を搬送しつつ、印字ヘッドによって記録媒体に画像を記録する。
特開2002−326408号公報
上述した特許文献1の記録装置のように記録媒体を搬送して画像を記録するものでは、例えばロール状の記録媒体の末端が近いこと等、記録媒体の残量の状況を、適宜、管理したいとするニーズがあった。ここで、記録媒体の残量の状況を管理するための専用の機構、例えば、記録媒体の末端が近いことを検出する専用のセンサー等を設けることにより、上記ニーズに応えることは可能であるものの、製造コストの増大、装置の大型化等を招く可能性があり、このような専用の機構を設けることはできるだけ避けたいとするニーズがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、位置検出用マークが記録媒体に形成されていることを利用して、記録媒体の残量の状況を適切に検出できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、記録装置であって、複数の大きさの位置検出用マークが形成された記録媒体を、搬送路上で搬送する搬送部と、前記搬送路の所定の読取位置に設けられ、前記読取位置における前記記録媒体の前記位置検出用マークの有無を検出するマーク検出部と、前記搬送部による前記記録媒体の搬送中、前記マーク検出部の検出値に基づいて、前記位置検出用マークの前記搬送方向における長さを検出するマーク長検出部と、前記マーク長検出部により検出された前記位置検出用マークの長さに基づいて、少なくとも前記記録媒体の残量の状況を検出する残量検出部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、記録媒体の搬送中、位置検出用マークの長さを検出し、検出した位置検出用マークの長さに基づいて記録媒体の残量の状況を検出するため、記録媒体の残量の状況の検出用に搬送方向における長さが異なる位置検出用マークが形成された記録媒体を処理する場合に、位置検出用マークの長さの相違を利用して適切に記録媒体の残量の状況を検出可能である。
また、上記発明の制御装置であって、本発明は、前記搬送方向における長さがそれぞれ異なる、所定範囲に所定間隔で配置された通常マーク、前記記録媒体の末端から所定距離離れた位置に配置されたニアーエンドマーク、及び、前記記録媒体の末端に対応する位置に配置されたリアルエンドマークが、前記位置検出用マークとして前記記録媒体に形成されており、前記残量検出部は、前記マーク長検出部により検出された前記位置検出用マークの前記搬送方向における長さに基づいて、前記位置検出用マークの種類を検出し、検出した前記位置検出用マークの種類に基づいて、前記記録媒体が前記所定範囲に対応する位置にあること、前記記録媒体の末端が近いこと、又は、前記記録媒体がその末端に対応する位置に至ったことを検出することを特徴とする。
この構成によれば、通常マーク、ニアーエンドマーク、及び、リアルエンドマークのそれぞれの搬送方向における長さが異なることを利用して、検出した位置検出用マークの長さに基づいて位置検出用マークの種類を検出でき、さらに、検出した位置検出用マークの種類に基づいて、記録媒体の残量の状況、具体的には、記録媒体が前記所定範囲に対応する位置にあること、記録媒体の末端が近いこと、又は、記録媒体がその末端に対応する位置に至ったことを検出可能である。
また、上記発明の制御装置であって、本発明は、前記残量検出部によって前記ニアーエンドマーク、又は、前記リアルエンドマークが検出された場合に行うべき処理として、少なくとも、前記搬送部の搬送を停止する、接続された制御装置にその旨のステータスを送信する、又は、警報部から所定の警報を行う、のいずれかの処理を設定可能な設定部と、前記残量検出部によって前記ニアーエンドマーク、又は、前記リアルエンドマークが検出された場合、前記設定部における設定に基づいて、対応する処理を実行する対応処理実行部と、を備えることを特徴とする。
例えば、設定部は、制御装置から入力されたコマンドにより、残量検出部によってニアーエンドマークが検出された場合に行うべき処理が設定される。この場合、例えば、ユーザーは、制御装置の所定のツールの機能により提供される専用のユーザーインターフェイスに対して、行うべき処理を指定することにより、当該処理に関する設定を行う。そして、上記構成によれば、搬送状況検出部によりニアーエンドマークが検出された場合、搬送部による搬送が停止されるか、制御装置にその旨のステータスが送信されるか、又は、警告部により所定の警告が行われる。搬送部による搬送が停止されることにより、所定のトランザクションが印刷できなくなることを防止でき、また、制御装置のその旨のステータスが送信されることにより、制御装置は、その旨検知でき、適切な処理を実行することができ、また、警報部により、表示や音によってユーザーにその旨報知されることにより、ユーザーが迅速にその旨を把握することが可能となる。
また、上記発明の記録装置であって、本発明は、前記搬送部により前記記録媒体を所定距離搬送しても前記マーク検出部により前記位置検出用マークが検出されなかった場合、及び、前記マーク長検出部により検出された前記位置検出用マークの長さが、前記位置検出用マークの長さとして事前に定められている長さのいずれとも異なっている場合は、エラーが発生したと判別するエラー判別部をさらに備えることを特徴とする。
誤って指定の記録媒体と異なるものが装着された場合や、搬送における紙ジャムなど何らかのエラーが発生した場合、マーク検出部により、位置検出用マークが検出されなかったり、位置検出用マークの長さとして想定されている長さ以外の長さが検出される場合があるが、上記構成によれば、このことを利用して、的確にエラーが発生したことを検出可能である。
また、上記目的を達成するために、本発明は、記録装置に供給される長尺の記録媒体であって、複数の大きさの位置検出用マークが形成されると共に、前記位置検出用マークには、所定範囲に所定間隔で配置された通常マーク、末端から所定距離離れた位置に配置されたニアーエンドマーク、及び、末端に対応する位置に配置されたリアルエンドマークがあり、これらマークのそれぞれの搬送方向における長さが異なって形成されていることを特徴とする。
この構成の記録媒体が記録装置に提供されることにより、記録装置は、通常マーク、ニアーエンドマーク、及び、リアルエンドマークのそれぞれの搬送方向における長さが異なることを利用して、検出した位置検出用マークの長さに基づいて位置検出用マークの種類を検出でき、さらに、検出した位置検出用マークの種類に基づいて、記録媒体の残量の状況、具体的には、記録媒体が前記所定範囲に対応する位置にあること、記録媒体の末端が近いこと、又は、記録媒体がその末端に対応する位置に至ったことを検出可能である。
また、上記目的を達成するために、本発明は、記録装置の制御方法であって、複数の大きさの位置検出用マークが形成された記録媒体を、搬送路上で搬送し、前記搬送路の所定の読取位置に設けられ、前記読取位置における前記記録媒体の前記位置検出用マークの有無を検出するマーク検出部の検出値に基づいて、前記位置検出用マークの前記搬送方向における長さを検出し、検出した前記位置検出用マークの長さに基づいて、少なくとも前記記録媒体の残量の状況を検出することを特徴とする。
この制御方法によれば、記録媒体の搬送中、位置検出用マークの長さを検出し、検出した位置検出用マークの長さに基づいて記録媒体の残量の状況を検出するため、記録媒体の残量の状況の検出用に搬送方向における長さが異なる位置検出用マークが形成された記録媒体を処理する場合に、位置検出用マークの長さの相違を利用して適切に記録媒体の残量の状況を検出可能である。
また、上記目的を達成するために、本発明は、複数の大きさの位置検出用マークが形成された記録媒体を、搬送路上で搬送する搬送部と、前記搬送路の所定の読取位置に設けられ、前記読取位置における前記記録媒体の前記位置検出用マークの有無を検出するマーク検出部とを備える記録装置の各部を制御する制御部により実行されるプログラムであって、前記制御部を、前記搬送部による前記記録媒体の搬送中、前記マーク検出部の検出値に基づいて、前記位置検出用マークの前記搬送方向における長さを検出するマーク長検出部と、前記マーク長検出部により検出された前記位置検出用マークの長さに基づいて、少なくとも前記記録媒体の残量の状況を検出する残量検出部と、として機能させることを特徴とする。
このプログラムを実行すれば、記録媒体の搬送中、位置検出用マークの長さを検出し、検出した位置検出用マークの長さに基づいて記録媒体の残量の状況を検出するため、記録媒体の残量の状況の検出用に搬送方向における長さが異なる位置検出用マークが形成された記録媒体を処理する場合に、位置検出用マークの長さの相違を利用して適切に記録媒体の残量の状況を検出可能である。
また、記録媒体において、通常マークよりニアーエンドマークが長く、かつ、ニアーエンドマークよりリアルエンドマークが長く形成されていてもよい。
ここで、位置検出用マークは、記録媒体の位置検出のために付加的に設けられたマークであるため、記録媒体自体の外観性を考慮すると、できるだけ小さい方が望ましい。また、通常マーク、ニアーエンドマーク、及び、リアルエンドマークの3つのマークのうち、記録媒体に記録される数が最も多いマークは、通常マークである。
以上を踏まえ、上記構成によれば、記録媒体に記録される頻度が最も多い通常マークが最も短い(=小さい)マークとなるため、記録媒体の外観性の向上を図ることができる。また、リアルエンドマークに対応する領域(記録媒体の終端に対応する領域)には、画像を記録しないような設定がなされることも考えられるが、このように画像の記録がされない可能性がある領域に形成されるリアルエンドマークが最も長い(=大きい)ため、リアルエンドマークと、他のマークとの長さの差異を適切に設けた上で、さらなる外観性の向上を図ることが可能である。
また、記録媒体において、ニアーエンドマークの搬送方向における長さは、通常マークの搬送方向における長さの2倍に対応する長さであり、かつ、リアルエンドマークの搬送方向における長さは、通常マークの搬送方向における長さの3倍に対応する長さであってもよい。
この構成によれば、通常マークの長さを検出に利用可能な最小単位として、ニアーエンドマークの長さを当該最小単位の2倍にし、かつ、リアルエンドマークの長さを当該最小単位の3倍にしたため、位置検出用マーク自体をできるだけ大きくしたくないという要求に応えつつ、これらマークのそれぞれについて効率的に長さの差異を設けることができる。
さらに、視認によって各マークを確認する際にも、通常マークの長さを基準として、当該通常マークの長さに対する相対的な長さを把握することにより、ニアーエンドマーク、及び、リアルエンドマークのそれぞれを直感的に確認できるため、利便性が高い。
本発明によれば、位置検出用マークを利用して、記録媒体の残量の状況を適切に検出できる。
印刷システムの構成を示す図である。 プリンターの要部の構成を示す図である。 プリンターの機能的構成を示すブロック図である。 ロール紙の裏面を示す図である。 ロール紙の要部を示す図である。 プリンターの動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用した実施形態に係る印刷システム1の概略構成を示す図である。また、図2は、印刷システム1が備えるプリンター2(記録装置)の要部の構成を示す側面図である。
図1に示す印刷システム1は、例えば小売店等の店頭に設置された販売時点管理システム(POSシステム)のレジスター、或いは、富くじや各種チケットを発券する発券システムを構成し、レシート、クーポン、富くじ、チケット等の帳票を印刷出力する。この図1に示す印刷システム1は、帳票を発行するプリンター2に、プリンター2を制御するホストコンピューター3を接続して構成される。
ホストコンピューター3は、売上登録処理や精算処理の処理内容、或いは発行する帳票に関する情報を表示するディスプレイ12、帳票発行に関するバーコードを読み取るバーコードスキャナー13、帳票発行指示等のキー等の各種キーを備えたキー入力部14、精算用の現金を収容するキャッシュドロワー15等を備えている。また、ホストコンピューター3には、プリンター2による帳票の発行記録や取引記録のデータを収集するサーバー16が接続されている。帳票の発行に際し、ホストコンピューター3は、バーコードスキャナー13からの入力値や、キー入力部14からの入力値に基づいて、サーバー16にアクセスし、帳票を発行するために必要な情報を取得し、プリンター2に帳票の発行に係る各種動作を行わせる制御データを生成し、プリンター2に出力する。プリンター2は、ホストコンピューター3から入力された制御データに基づいて、各部を動作させ、帳票を発行する。
また、図1に示すように、プリンター2の本体20には開閉可能なカバー35が設けられる。本体20には、カバー35を開くためのレバー36が設けられ、カバー35を開くと、ロール紙22(記録媒体)を収容する空間が露出し、ロール紙22の補充や交換が可能になる。また、本体20には、プリンター2の電源をオン/オフさせる電源スイッチ37、動作モードの切り替え等の操作を行うための紙送りスイッチ38、及び、LEDの点灯/消灯状態によりプリンター2の動作状態等を表示するLED表示部39が設けられている。
図2に示すように、プリンター2は、長尺の感熱紙をロール状に巻いたロール紙22を記録媒体として用い、サーマルヘッド24によりロール紙22に熱を加えて文字等を記録(印刷)する。印刷後のロール紙22はカッターユニット25によって切断され、帳票として排紙口28(図1)から排出される。
プリンター2は、本体20にロール紙22を収容し、このロール紙22を繰り出して搬送路21上を搬送させるローラー形状のプラテン23と、プラテン23に対向配置されたサーマルヘッド24と、搬送方向F(図2)に対し直交する方向にロール紙22を切断するカッターユニット25とを備える。カッターユニット25は、ロール紙22を幅方向に完全に切断する構成であっても、幅方向中央または端部を切り残す構成であってもよい。
プラテン23は、図示しない駆動機構を介して搬送モーター33(図3)に連結されており、搬送モーター33の動作により回転する。プラテン23とサーマルヘッド24とは板ばね等の付勢手段により相互に密接するよう付勢されている。また、プラテン23の周面はゴム等を用いて摩擦係数の高い面となっている。このため、プラテン23の回転に伴い、プラテン23とサーマルヘッド24との間に挟まれたロール紙22が搬送される。搬送モーター33が正方向に回転する場合、プラテン23はロール紙22を排紙口28に向けて搬送する方向に回転する。
ロール紙22は、少なくとも一方の面に熱によって発色する発色層が設けられ、この面が表面10A(記録面)となっている。表面10Aの反対側、即ち裏面10Bには、印刷や切断の位置合わせのために、位置検出用マークとしてのブラックマークBM(図4)が搬送方向Fに所定間隔で設けられている。このブラックマークBMについては、後に詳述する。なお、裏面10Bにおける発色層の有無は問わない。
プリンター2は、ロール紙22の表面10Aに接するようにサーマルヘッド24が配置され、裏面10Bに対向して所定の読取位置RPにブラックマークセンサー64(マーク検出部)が設けられている。ブラックマークセンサー64は、反射型の光センサーであり、裏面10Bに対して光を照射し、その反射光の光量を検出する。透過型の光センサーであっても勿論よい。本実施形態では、ブラックマークセンサー64は、後述する所定のサンプリングタイミングで、反射光の光量を検出し、光の照射位置にブラックマークBMが位置している場合は、信号処理部51(図3)を介して、制御部4(図3)のCPUの所定のポートにLow信号を出力し、一方、光の照射位置にブラックマークBMが位置していない場合は、信号処理部51を介して、制御部4のCPUの所定のポートにHigh信号を出力する。
また、カッターユニット25は、ロール紙22の搬送路21の一方側(裏面10B側)に配置された固定刃30と、この固定刃30に対向してロール紙22の搬送路21の他方側(表面10A側)に配置された可動刃31と、可動刃31を固定刃30に向けてスライドさせるカッター駆動モーター32とを備えている。カッター駆動モーター32の駆動力により、駆動機構(図示略)を介して可動刃31がカッター駆動モーター32に向けて移動され、固定刃30と可動刃31との間に印刷後のロール紙22が挟まれ、切断される。
図3は、プリンター2の機能的構成を示すブロック図である。
プリンター2は、プリンター2の各部を中枢的に制御する制御部4、制御部4の制御に従って各種センサーの信号を処理する信号処理部51、制御部4の制御のもとに各モーターを駆動するモータードライバー52、制御部4の制御のもとにサーマルヘッド24への通電を行うヘッドドライバー53、ホストコンピューター3に接続され、ホストコンピューター3との間で各種データを送受信するインターフェイス(I/F)部54、スイッチ38の操作を検出する入力部55、及び、制御部4の制御によってLED表示部39のLEDの点灯状態を切り替える表示部56を備えている。
制御部4は、制御プログラム及び制御プログラムに係る設定値等のデータを記憶する不揮発性メモリー、このROMに記憶されたプログラムを実行するCPU、CPUが実行するプログラム及び処理されるデータを一時的に記憶するRAM等を備えて構成される。制御部4は、マーク長検出部41と、残量検出部42と、エラー判別部43と、対応処理実行部44と、を備えているが、これらについては後述する。
信号処理部51には、カバー35が開いたことを検出するカバーセンサー61と、上述したブラックマークBMを検出するブラックマークセンサー64とが接続されている。カバーセンサー61はカバー35が開いた場合にオンとなるスイッチ式のセンサーである。
ブラックマークセンサー64は、反射光の光量に基づいて、読取位置RPにおけるブラックマークBMの有無を検出するセンサーであり、読取位置RPに対応する位置(光の照射位置)にブラックマークBMが位置している場合は、制御部4のCPUの所定のポートにLow信号を出力し、一方、ブラックマークBMが位置していない場合は、制御部4のCPUの所定のポートにHigh信号を出力する。
モータードライバー52には、プラテン23を回転させる搬送モーター33、及び、カッターユニット25が備えるカッター駆動モーター32が接続されている。モータードライバー52は、ステッピングモーターとして構成されたカッター駆動モーター32及び搬送モーター33に対し、制御部4の制御の下、駆動信号を出力し、カッター駆動モーター32と搬送モーター33をそれぞれ正方向あるいは逆方向に回転させる。本実施形態では、制御部4、搬送モーター33、プラテン23、及び、その他の付随する機構、装置が協働して搬送部として機能する。
ヘッドドライバー53は、サーマルヘッド24が備える発熱素子に駆動電流を供給し、さらに発熱素子毎の電流の供給を制御することにより、サーマルヘッド24によってロール紙22に印刷を実行させる。
記憶部46は、フラッシュROMやEEPROM等の書き換え可能な不揮発性メモリーにより構成され、各種データを不揮発的に書き換え可能に記憶する。
次いで、ロール紙22について詳細に説明する。
図4はロール紙22の裏面10Bを模式的に示す図であり、図5はロール紙22の裏面10Bの要部を拡大した図である。
なお、以下の説明では、ロール紙22に形成された各部位の長さについて具体的な値を挙げて説明するが、図4及び図5は、説明の便宜のため、各部位の具体的な長さを反映した正確な縦横比とはなっていない。
また、図4及び図5では、上側がロール紙22の先端側であり、下側がロール紙22の末端22b側であり、プリンター2においてロール紙22が搬送される際は、上へ向かう方向(図2の搬送方向Fに対応する方向)に向かって搬送される。
また、以下の説明において、ロール紙22は、同一サイズの定型的な帳票(例えば、チケットや、富くじ)を連続して複数枚発行することを前提としているものとする。
図4に示すように、ロール紙22の裏面10Bには、距離L1(215.9mm)をあけて等間隔でブラックマークBMが形成されている。
帳票は、1のブラックマークBMに対応する領域の表面10Aに所定の画像が記録された上で、当該1のブラックマークBMの前後の対応するカット位置CTでロール紙22が切断されることにより発行される。具体例を挙げて説明すると、図4のカット位置CT1と、カット位置CT2とで挟まれる領域が1つの帳票に対応する領域である。そして、当該帳票の発行に際し、プリンター2は、当該帳票の1つ前の帳票の発行に伴ってカッターユニット25によりカット位置CT1にてロール紙22を切断した後、ロール紙22を搬送方向Fに搬送しつつ、ロール紙22の表面10Aにサーマルヘッド24により所定の画像を記録する。さらに、プリンター2は、カッターユニット25の位置にカット位置CT2が至るまで、ロール紙22を搬送方向Fに搬送し、カッターユニット25によりカット位置CT2にてロール紙22を切断する。これにより、所定の画像が記録された1枚の帳票の発行が完了する。同様にして、プリンター2は、ロール紙22の表面10Aに所定の画像を記録すると共に、対応するカット位置CTにてロール紙22を切断することにより、順次、帳票を発行していく。互いに隣接するカット位置CT間の距離L2(=1枚の帳票の長手方向の長さ)は、215.9mmで一定ある。
プリンター2は、カット位置CTや、各帳票における画像の記録開始位置を以下のようにして検出する。
すなわち、各ブラックマークBMに対する各カット位置CTの相対位置は一定である。例えば、1のブラックマークBMと、当該1のブラックマークBMの搬送方向F下流側(ロール紙22の末端22b側)に位置するカット位置CTとの距離L3は、186.9mmで一定である。これを踏まえ、プリンター2は、ブラックマークセンサー64の検出値に基づいて各ブラックマークBMの先端を検出し、当該検出後におけるロール紙22の搬送量を、ステッピングモーターとして構成された搬送モーター33のステップ数によって管理し、これにより、ロール紙22のプリンター2に対する相対的な位置を、随時、管理する。このような管理の下、プリンター2は、カット位置CTや、各帳票における画像の記録開始位置を、適宜、検出する。
本実施形態では、ブラックマークBMとして、通常マークTJと、ニアーエンドマークNEと、リアルエンドマークREとの3種類がある。図4に示すように、リアルエンドマークREは、ロール紙22に形成されたブラックマークBMのうち、ロール紙22の最も末端22b側に形成されたブラックマークBMである。また、ニアーエンドマークNEは、ロール紙22に形成されたブラックマークBMのうち、リアルエンドマークREの1個分手前に位置するブラックマークBMから9個分手前に位置するブラックマークBMまでの9個のブラックマークBMである。すなわち、ニアーエンドマークNEは、ロール紙22の末端22bから所定距離離れた位置に配置されたマークである。また、通常マークTJは、ロール紙22に形成されたブラックマークBMのうち、ニアーエンドマークNE、及び、リアルエンドマークRE以外のブラックマークBMである。すなわち、通常マークTJは、ロール紙22の所定範囲に所定間隔で配置されたマークである。
図5において、(A)は通常マークTJを示し、(B)はニアーエンドマークNEを示し、(C)はリアルエンドマークREを示している。
通常マークTJ、ニアーエンドマークNE、及び、リアルエンドマークREのそれぞれは、上述したように、帳票の発行に際し、カット位置CTや、記録開始位置等を検出するため、また、いわゆる頭出し処理等のロール紙22の位置の調整のために用いられるものである。そして、ニアーエンドマークNE、及び、リアルエンドマークREは、さらに、以下の機能を有する。
すなわち、ニアーエンドマークNEは、ロール紙22の末端22bが近いこと、具体的には、発行可能な帳票があと10枚以内であることを検出するために用いられる。また、リアルエンドマークREは、ロール紙22が、末端22bに対応する位置に至ったこと、具体的には、当該リアルエンドマークREが形成された領域に対応する帳票が発行可能な最後の帳票であることを検出するために用いられる。これらマークを使用したプリンター2の動作については後述する。
図5に示すように、ロール紙22の幅L4は59mmであり、通常マークTJ、ニアーエンドマークNE、及び、リアルエンドマークREの幅方向の長さL5はそれぞれ10mmである。
また、図5に示すように、通常マークTJの先端TJt、ニアーエンドマークNEの先端NEt、及び、リアルエンドマークREの先端REtの先端と、各マークの先端側にあるカット位置CTとの距離L6はそれぞれ29mmである。つまり、ブラックマークBMの先端と、カット位置CTとの離間距離は、ブラックマークBMの種類にかかわらず、一定である。
通常マークTJの搬送方向Fにおける長さである搬送方向長L7は7mmである。ニアーエンドマークNEの搬送方向Fにおける長さである搬送方向長L8は、通常マークTJに係る搬送方向長L7の2倍の14mmである。リアルエンドマークREの搬送方向Fにおける長さである搬送方向長L9は、通常マークTJに係る搬送方向長L7の3倍の21mmである。このように、ブラックマークBMは、種類によって、その搬送方向Fにおける長さが異なっている。
なお、通常マークTJの搬送方向長L7は7mmであるが、これは、ステッピングモーターとして構成された搬送モーター33が56ステップ分駆動したときのロール紙22の搬送量に相当する距離である。また、ニアーエンドマークNEの搬送方向長L8は14mmであるが、これは搬送モーター33が112ステップ分駆動したときのロール紙22の搬送量に相当する距離である。また、リアルエンドマークREの搬送方向長L9は21mmであるが、これは搬送モーター33が168ステップ分駆動したときのロール紙22の搬送量に相当する距離である。
次いで、プリンター2が、ロール紙22を用いて帳票を連続して発行する際の動作について説明する。
図6は、帳票の発行時におけるプリンター2の動作を示すフローチャートである。
図6の前提として、動作の開始時点で、ソフトウェア的、ハードウェア的なイニシャル処理(搬送や記録に係る機構の初期動作や、プログラムに定義された変数の初期化等)が完了しているものとする。
また、以下の説明では、発明の明確化のために詳細な説明は省略するものの、プリンター2の制御部4は、ブラックマークセンサー64の検出値と、搬送モーター33のステップ数との管理に基づいて、帳票の発行に必要なロール紙22の搬送や、ロール紙22の表面10Aへの画像の記録、ロール紙22の切断を適切なタイミングで行っているものとする。
また、以下の説明において、マーク長検出部41、残量検出部42、及び、エラー判別部43の機能は、CPUがファームウェアを読み出して実行する等、ハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される。
帳票の発行が開始されると(ステップSA1)、プリンター2の制御部4は、搬送モーター33を駆動して、ロール紙22の搬送方向Fへの搬送を開始する。
ロール紙22の搬送中、プリンター2の制御部4のマーク長検出部41は、ブラックマークセンサー64の検出値を取得する(ステップSA2)。上述したように、本実施形態では、光の照射位置にブラックマークBMが位置している場合は、ブラックマークセンサー64から制御部4のCPUの所定のポートにLow信号が入力され、光の照射位置にブラックマークBMが位置していない場合は、ブラックマークセンサー64から制御部4のCPUの所定のポートにHigh信号が入力される。以下の説明では、説明の便宜のため、Low信号が入力されることを「黒値を取得する」と表現し、High信号が入力されることを「白値を取得する」と表現するものとする。
このステップSA2の処理は、後述するステップSA6における搬送モーター33の1ステップ分の駆動と同期して行われる。すなわち、制御部4によるブラックマークセンサー64のサンプリングタイミングと、搬送モーター33の1ステップ分の駆動タイミングは、同期している。
ブラックマークセンサー64の検出値を取得した後、マーク長検出部41は、取得した検出値が黒値であるか白値であるかを判別する(ステップSA3)。
黒値である場合(ステップSA3:「黒値」)、マーク長検出部41は、黒値カウンターをインクリメントする(ステップSA4)。黒値カウンターとは、ループして実行されるステップSA2において黒値を連続して取得した場合に、黒値を連続的に取得した回数の累計を示す値が格納される変数を概念的に示すものである。黒値カウンターは、例えば、マーク長検出部41の機能を実現するプログラムに定義された変数である。
以下説明するステップで明らかとなるように、黒値カウンターには、白値が検出されていた状態から黒値を検出した状態に変移した後、黒値が検出されていた状態から白値を検出した状態に変移するまでの期間における搬送モーター33のステップ数、換言すれば、当該期間の間、ブラックマークセンサー64の検出対象となっていたブラックマークBMの搬送方向Fにおける長さをステップ数に換算した値が格納されることとなる。すなわち、マーク長検出部41は、ブラックマークセンサー64の検出値として黒値が連続して検出された場合に、その連続して黒値が検出された回数の累計を黒値カウンターを利用して管理し、これにより、検出対象となっているブラックマークBMの搬送方向Fにおける長さを検出している。
黒値カウンターのインクリメント後、制御部4は、帳票の発行に必要なサーマルヘッド24の制御を行い(ステップSA5)、さらに、搬送モーター33を1ステップ分駆動して、ロール紙22を搬送方向Fに所定量だけ搬送する(ステップSA6)。
次いで、制御部4は、ロール紙22について指定された搬送量分の搬送が終了し、帳票の発行に係る作業が終了したか否かを判別し(ステップSA7)、終了した場合(ステップSA7:YES)処理を終了し、終了していない場合(ステップSA7:NO)処理手順をステップSA2へ戻す。
一方、ステップSA3において、取得した検出値が白値である場合(ステップSA3:「白値」)、制御部4の残量検出部42は、黒値カウンターの値が、リアルエンドマークREの搬送方向長L9に対応する値であるか否かを判別する(ステップSA8)。以下の説明では、ステップSA3において検出値として白値が取得される直前まで黒値として検出されていたブラックマークBMのことを、適宜、検出対象のブラックマークBMと表現するものとする。
ステップSA8の処理について詳述すると、上述したように、リアルエンドマークREの搬送方向長L9は、搬送モーター33の168ステップ分の長さである。従って、黒値カウンターの値が値「168」に対応する値である場合には、検出対象となっていたブラックマークBMの種類はリアルエンドマークREであったこととなる。これを踏まえ、ステップSA8において、残量検出部42は、黒値カウンターの値が値「168」に対応する値であるか否かを判別し、これにより、検出対象であったブラックマークBMがリアルエンドマークREであったか否かを判別する。なお、本実施形態では、プリンター2が設置された環境、プリンター2の個体差、軽微なエラー(1ステップ分の脱調等)等を考慮して、値「168」に±5のマージンを持たせた値「163」〜値「173」と、黒値カウンターの値とを比較し、黒値カウンターの値が値「163」〜値「173」内に属していれば、残量検出部42は、黒値カウンターの値が、リアルエンドマークREの搬送方向長L9に対応する値である、と判別する。マージンの持たせ方は、任意に設定可能である。
黒値カウンターの値が、リアルエンドマークREの搬送方向長L9に対応する値である場合(ステップSA8:YES)、残量検出部42は、検出対象であったブラックマークBMがリアルエンドマークREであったこと、換言すれば、ロール紙22が末端22bに対応する位置に至ったこと、を検出する(ステップSA9)。
次いで、制御部4の対応処理実行部44は、リアルエンドマークREを検出した場合に実行すべき処理として予め定められた処理を実行する(ステップSA10)。
詳述すると、本実施形態では、リアルエンドマークREが検出された場合に、プリンター2が実行すべき処理がユーザーによって予め設定されている。さらに、本実施形態では、処理として、少なくとも、ロール紙22の搬送を停止する処理、ホストコンピューター3にリアルエンドマークREが検出された旨のステータスを送信する処理、又は、表示部56のLEDを所定の態様で点灯/消灯させることによりその旨を報知する処理のいずれかを設定可能となっている。リアルエンドマークREが検出された場合にロール紙22の搬送を停止する処理を実行することにより、所定のトランザクションが印刷できなくなることを防止できる。また、ホストコンピューター3にリアルエンドマークREが検出された旨のステータスを送信することにより、ホストコンピューター3は、その旨検知できると共に、例えば、ディスプレイ12にその旨表示する等の適切な処理を実行することができる。また、LEDによってその旨報知することにより、ユーザーが迅速にその旨を把握することが可能となる。この場合、LEDを有する表示部56は警報部として機能する。なお、放音機能を有している場合は、LEDによる報知と併せて、また、LEDによる報知に代えて、その旨放音するようにしてもよい。この場合、放音機能に係る機構、装置は、警報部として機能する。
なお、本実施形態では、ホストコンピューター3の所定のツールの機能により提供される専用のユーザーインターフェイスを利用して、ユーザーが、リアルエンドマークREが検出されたときに行うべき処理を設定可能な構成となっている。ユーザーによる設定の内容は、プリンター2とホストコンピューター3とが通信し、プリンター2の記憶部46に設定情報46aとして記憶される。設定情報46aが記憶された記憶部46は、設定部として機能する。
ステップSA10において、制御部4の対応処理実行部44は、記憶部46に記憶された設定情報46aを参照し、リアルエンドマークREが検出された場合に行うべき処理としてユーザーによって予め定められた処理を取得し、当該処理を実行する。この対応処理実行部44の機能は、CPUがファームウェアを実行する等、ハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される。
次いで、制御部4は、黒値カウンターを初期化し(ステップSA11)、処理手順をステップSA5へ移行する。
一方、黒値カウンターの値が、リアルエンドマークREの搬送方向長L9に対応する値ではない場合(ステップSA9:NO)、すなわち、黒値カウンターの値が値「163」〜値「173」内に属さない場合、残量検出部42は、黒値カウンターの値が、ニアーエンドマークNEの搬送方向長L8に対応する値であるか否かを判別する(ステップSA12)。具体的には、ステップSA8と同様の観点から、残量検出部42は、黒値カウンターの値が、値「107」〜値「117」(ニアーエンドマークNEの搬送方向長L8をステップ数に換算した値に±5のマージンを持たせた範囲)内に属するか否かを判別することにより、検出対象であったブラックマークBMがニアーエンドマークNEであったか否かを判別する。
黒値カウンターの値が、ニアーエンドマークNEの搬送方向長L8に対応する値である場合(ステップSA12:YES)、残量検出部42は、検出対象であったブラックマークBMがニアーエンドマークNEであること、換言すれば、発行可能な帳票があと10枚以内であることを検出する(ステップSA13)。
次いで、制御部4は、ニアーエンドマークNEを検出した場合に実行すべき処理として予め定められた処理を実行する(ステップSA14)。
詳述すると、本実施形態では、ニアーエンドマークNEが検出された場合に、プリンター2が実行すべき処理がユーザーによって予め設定されている。さらに、本実施形態では、処理として、少なくとも、ロール紙22の搬送を停止する処理、ホストコンピューター3にニアーエンドマークNEが検出された旨のステータスを送信する処理、又は、表示部56のLEDを所定の態様で点灯/消灯させることによりその旨を報知する処理のいずれかを設定可能となっている。ニアーエンドマークNEが検出された場合にロール紙22の搬送を停止する処理を実行することにより、所定のトランザクションが印刷できなくなることを防止できる。また、ホストコンピューター3にニアーエンドマークNEが検出された旨のステータスを送信することにより、ホストコンピューター3は、その旨検知できると共に、例えば、ディスプレイ12にその旨表示する等の適切な処理を実行することができる。また、LEDによってその旨報知することにより、ユーザーが迅速にその旨を把握することが可能となる。この場合、LEDを有する表示部56は警報部として機能する。なお、放音機能を有している場合は、LEDによる報知と併せて、また、LEDによる報知に代えて、その旨放音するようにしてもよい。この場合、放音機能に係る機構、装置は、警報部として機能する。
なお、本実施形態では、ホストコンピューター3の所定のツールの機能により提供される専用のユーザーインターフェイスを利用して、ユーザーが、ニアーエンドマークNEが検出されたときに行うべき処理を設定可能な構成となっている。ユーザーによる設定の内容は、プリンター2とホストコンピューター3とが通信し、プリンター2の記憶部46に設定情報46aとして記憶される。設定情報46aが記憶された記憶部46は、設定部として機能する。
ステップSA14において、制御部4の対応処理実行部44は、記憶部46に記憶された設定情報46aを参照し、ニアーエンドマークNEが検出された場合に行うべき処理としてユーザーによって予め定められた処理を取得し、当該処理を実行する。この対応処理実行部44の機能は、CPUがファームウェアを実行する等、ハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される。
ステップSA14の処理後、制御部4は、黒値カウンターを初期化し(ステップSA11)、処理手順をステップSA5へ移行する。
一方、黒値カウンターの値が、ニアーエンドマークNEの搬送方向長L8に対応する値ではない場合(ステップSA12:NO)、すなわち、黒値カウンターの値が値「107」〜値「117」内に属さない場合、残量検出部42は、黒値カウンターの値が、通常マークTJの搬送方向長L7に対応する値であるか否かを判別する(ステップSA15)。具体的には、ステップSA8と同様の観点から、残量検出部42は、黒値カウンターの値が、値「51」〜値「61」(通常マークTJの搬送方向長L7をステップ数に換算した値に±5のマージンを持たせた範囲)内に属するか否かを判別することにより、検出対象であったブラックマークBMが通常マークTJであったか否かを判別する。
黒値カウンターの値が、通常マークTJの搬送方向長L7に対応する値である場合(ステップSA15:YES)、残量検出部42は、検出対象であったブラックマークBMが通常マークTJであることを検出する(ステップSA16)。
次いで、制御部4は、通常マークTJを検出した場合に実行すべき処理として予め定められた処理を実行し(ステップSA17)、黒値カウンターを初期化し(ステップSA11)、処理手順をステップSA5へ移行する。
一方、ステップSA15において、黒値カウンターの値が、通常マークTJの搬送方向長L7に対応する値ではない場合(ステップSA15:NO)、制御部4のエラー判別部43は、黒値カウンターの値が異常値であるか否かを判別する(ステップSA18)。
ここで、正常に動作が行われている場合、ステップSA18の処理の実行時における黒値カウンターの値は、各種類のブラックマークBMの搬送方向Fにおける長さをステップ数に換算した値に対応する値か、もしくは、初期値の値「0」となっているはずである。黒値カウンターの値が、これら想定された値ではない場合、ロール紙22に紙詰まりや、ブラックマークセンサー64、その他の付随する部材のエラー等、何らかのエラーが発生している場合があると考えられる。これを踏まえ、ステップSA18において、制御部4のエラー判別部43は、黒値カウンターの値が、各種類のブラックマークBMの搬送方向における長さをステップ数に換算した値、具体的には、値「163」〜値「173」、値「107」〜値「117」、値「51」〜値「61」に属さず、また、初期値「0」でも無い場合は、黒値カウンターの値が異常値であると判別する。
黒値カウンターの値が異常値ではない場合(ステップSA18:NO)、制御部4は、黒値カウンターの値を初期化した後(ステップSA11)、処理手順をステップSA5へ移行する。
一方、黒値カウンターの値が異常値である場合(ステップSA18:YES)、制御部4のエラー判別部43は、何らかのエラーが発生している可能性があるものと判別し、予め定められたエラー処理を実行する(ステップSA19)。エラー処理とは、例えば、帳票の発行の中断や、LEDを所定の態様で点灯/消灯させることによりエラーの発生の可能性を報知することや、ホストコンピューター3にその旨のコマンドを出力することである。実行すべきエラー処理は、ユーザーにより任意に設定可能な構成となっている。
このように、本実施形態では、ブラックマークBMの搬送方向Fにおける長さを検出していることを活用して、迅速、かつ、的確にエラーの発生の可能性を検出可能である。
以上のように、本実施形態に係るプリンター2は、ブラックマークBMの長さを検出し、検出した長さによって、検出対象であったブラックマークBMの種類が、通常マークTJであるか、ニアーエンドマークNEであるか、リアルエンドマークREであるかを判別する。
そして、通常マークTJ、ニアーエンドマークNE、及び、リアルエンドマークREのそれぞれの形状は、以下説明するようにプリンター2の上記処理の対象として非常に適した形状となっており、さらに、当該形状に起因して以下のような効果を奏する。
すなわち、ブラックマークBMは、ロール紙22の位置検出のために付加的に設けられたマークであるため、ロール紙22自体の外観性を考慮すると、できるだけ小さい方が望ましい。一方で、プリンター2は、各マークの搬送方向Fにおける長さの差異を利用して、ブラックマークBMの種類を特定する構成のため、光学的な検出の確実性や、上述したマージン等を反映して各マークの長さに十分に差異を設ける必要がある。これらのことを考慮すると、本実施形態のように、通常マークTJの搬送方向長L7を、光学的な検出に際して必要十分な長さに形成した上で、この通常マークTJの搬送方向長L7を最小単位と定義し、ニアーエンドマークNEの搬送方向長L8を当該最小単位の2倍にし、かつ、リアルエンドマークREの長さを当該最小単位の3倍にすることにより、ブラックマークBM自体をできるだけ大きくしたくないという要求に応えつつ、これらマークのそれぞれについて光学的な検出の確実性を十分に考慮して効率的に長さの差異を設けることができる。
さらに、視認によって各マークを確認する際にも、通常マークTJの長さを基準として、当該通常マークTJの長さに対する相対的な長さを把握することにより、ニアーエンドマークNE、及び、リアルエンドマークREのそれぞれを直感的に確認できるため、利便性が高い。さらに、通常マークTJ、ニアーエンドマークNE、及び、リアルエンドマークREのうちロール紙22に形成される数が最も多いのは、通常マークTJであるが、最も高い頻度で形成される通常マークTJが最も短い(=小さい)こととなり、外観性の向上図ることができ、さらに、ロール紙22自体の製造に係るコストを削減可能である。
また、ステップSA16では、ユーザーの設定によっては、帳票の作成の中断が実行される場合もあるが、このように帳票の対象とならない可能性のある領域に形成されるリアルエンドマークREが最も長い(=大きい)ため、さらなる外観性の向上を図ることが可能である。
なお、図6のフローチャートに示す動作中、すなわち、ロール紙22を利用して帳票を発行している間、エラー判別部43は、ロール紙22を所定ステップ数以上搬送しても、ブラックマークセンサー64によりブラックマークBMが検出されない状態が現出したか否かを監視し、当該状態が現出した場合は、エラーが発生した可能性があると判別し、対応する処理を実行する。
ここで、上述したように、本実施形態では、ブラックマークBMは、ロール紙22に所定間隔をあけて定期的に記録されているため、プリンター2が対応している規格に準じた正常なロール紙22が正常に搬送されている場合は、所定の上限値を超えてロール紙22が搬送される前に、ブラックマークセンサー64によってブラックマークBMが必ず検出されるはずであり、検出されなかった場合は、規格外の誤った記録媒体がセットされていたり、何らかのエラーによりロール紙22の搬送が正常に行われていなかったりする可能性がある。これを踏まえ、エラー判別部43は、帳票の発行中、ロール紙22を所定ステップ数以上搬送してもブラックマークセンサー64によりブラックマークBMが検出されない状態が現出したか否かを監視し、当該状態が現出した場合は、エラーが発生した可能性があると判別する。
以上説明したように、本実施形態に係るプリンター2は、ブラックマークBMの搬送方向Fにおける長さを検出するマーク長検出部41と、マーク長検出部41により検出されたブラックマークBMの長さに基づいて、ロール紙22の残量の状況を検出する残量検出部42と、を備えることを特徴とする。
これによれば、ロール紙22の搬送中、ブラックマークBMの長さを検出し、検出したブラックマークBMの長さに基づいてロール紙22の搬送の状況を検出するため、本実施形態に係るロール紙22におけるブラックマークBMの長さの相違を利用して適切にロール紙22の残量の状況を検出可能である。
また、本実施形態では、ブラックマークBMとして、搬送方向Fにおける長さがそれぞれ異なる、通常マークTJ、ニアーエンドマークNE、及び、リアルエンドマークREがあり、残量検出部42は、マーク長検出部41により検出されたブラックマークBMの長さに基づいて、ブラックマークBMの種類を特定し、ブラックマークBMの種類がニアーエンドマークNEである場合にはロール紙22の末端22bが近いことを検出し、また、ブラックマークBMの種類がリアルエンドマークREである場合にはロール紙22がその末端22bに対応する位置に至ったことを検出する。
これによれば、通常マークTJ、ニアーエンドマークNE、及び、リアルエンドマークREのそれぞれの搬送方向Fにおける長さが異なることを利用して、検出したブラックマークBMの長さに基づいて、適切に、ロール紙22の搬送の状況、具体的には、ロール紙22の末端22bが近いこと、又は、ロール紙22がその末端22bに対応する位置に至ったことを検出可能である。
また、本実施形態では、ニアーエンドマークNE、又は、リアルエンドマークREが検出された場合に行うべき処理として、少なくとも、ロール紙22の搬送を停止する処理、ホストコンピューター3にリアルエンドマークREが検出された旨のステータスを送信する処理、又は、表示部56のLEDを所定の態様で点灯/消灯させることによりその旨を報知する処理のいずれかを設定可能となっている。そして、対応処理実行部44は、ニアーエンドマークNE、又は、リアルエンドマークREが検出された場合、設定された内容を示す設定情報46aに基づいて、対応する処理を実行する。
ニアーエンドマークNE、又は、リアルエンドマークREが検出された場合にロール紙22の搬送を停止する処理を実行することにより、所定のトランザクションが印刷できなくなることを防止できる。また、ホストコンピューター3にリアルエンドマークREが検出された旨のステータスを送信することにより、ホストコンピューター3は、その旨検知できると共に、例えば、ディスプレイ12にその旨表示する等の適切な処理を実行することができる。また、LEDによってその旨報知することにより、ユーザーが迅速にその旨を把握することが可能となる。この場合、LEDを有する表示部56は警報部として機能する。なお、放音機能を有している場合は、LEDによる報知と併せて、また、LEDによる報知に代えて、その旨放音するようにしてもよい。
また、本実施形態では、エラー判別部43は、検出されたブラックマークBMの長さの値が異常値であるか否かを判別することにより、また、セットされている記録媒体を所定距離搬送してもブラックマークセンサー64によってブラックマークBMが検出されないか否かを監視することにより、エラーの発生の可能性を検出する。
これによれば、ブラックマークBMの長さを検出しているという特徴を活用して、また、ブラックマークBMが所定間隔ごとに定期的に形成されていることを好適に活用して、迅速かつ的確に、エラーの発生の可能性を検出できる。
また、本実施形態では、通常マークTJよりニアーエンドマークNEが長く、かつ、ニアーエンドマークNEよりリアルエンドマークREが長く形成されている。
これによれば、ロール紙22に記録される頻度が最も多い通常マークTJが最も短い(=小さい)マークとなるため、ロール紙22の外観性の向上を図ることができる。また、リアルエンドマークREに対応する領域には、画像を記録しないような設定がなされることも考えられるが、このように画像の記録がされない可能性がある領域に形成されるリアルエンドマークREが最も長い(=大きい)ため、リアルエンドマークREと、他のマークとの長さの差異を適切に設けた上で、さらなる外観性の向上を図ることが可能である。
また、本実施形態では、ニアーエンドマークNEの長さは、通常マークTJの長さの2倍に対応する長さであり、かつ、リアルエンドマークREの長さは、通常マークTJの長さの3倍に対応する長さである。
これによれば、通常マークTJの長さを最小単位として、ニアーエンドマークNEの長さを当該最小単位の2倍にし、かつ、リアルエンドマークREの長さを当該最小単位の3倍にしたため、ブラックマークBM自体をできるだけ大きくしたくないという要求に応えつつ、これらマークのそれぞれについて効率的に長さの差異を設けることができる。
さらに、視認によって各マークを確認する際にも、通常マークTJの長さを基準として、当該通常マークTJの長さに対する相対的な長さを把握することにより、ニアーエンドマークNE、及び、リアルエンドマークREのそれぞれを直感的に確認できるため、利便性が高い。つまり、ある1つのブラックマークBMの種類が何であるかを確認しようとする際に、当該1つのブラックマークBMが、基準となる通常マークTJと同じ長さであるか、2倍の長さであるか、3倍の長さであるかを認識するという、容易、かつ、直感的な作業により、迅速に、ブラックマークBMの種類を特定できる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した各実施形態では、プリンター2は、サーマル式であったが、記録形式はこれに限らず、インクジェットプリンター、ドットインパクトプリンター、レーザープリンター、熱昇華型プリンター等であってもよい。すなわち、本発明は、位置検出用マークが記録された記録媒体を処理する記録装置に広く適用可能である。
また例えば、図3に示す各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアの協働により任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
また例えば、制御部4の機能を、プリンター2に外部接続される別の装置に持たせるようにしてもよい。
また、プリンター2の外部の記憶媒体に記憶させたプログラムを実行することにより、図で示した各フローチャートの各ステップを実行するようにしてもよい。
2…プリンター(記録装置)、4…制御部、21…搬送路、22…ロール紙(記録媒体)、22b…末端、41…マーク長検出部、42…残量検出部、43…エラー判別部、46…記憶部(設定部)、64…ブラックマークセンサー(マーク検出部)、BM…ブラックマーク(位置検出用マーク)、NE…ニアーエンドマーク、RE…リアルエンドマーク、TJ…通常マーク。

Claims (7)

  1. 複数の大きさの位置検出用マークが形成された記録媒体を、搬送路上で搬送する搬送部と、
    前記搬送路の所定の読取位置に設けられ、前記読取位置における前記記録媒体の前記位置検出用マークの有無を検出するマーク検出部と、
    前記搬送部による前記記録媒体の搬送中、前記マーク検出部の検出値に基づいて、前記位置検出用マークの前記搬送方向における長さを検出するマーク長検出部と、
    前記マーク長検出部により検出された前記位置検出用マークの長さに基づいて、少なくとも前記記録媒体の残量の状況を検出する残量検出部と、を備えることを特徴とする記録装置。
  2. 前記搬送方向における長さがそれぞれ異なる、所定範囲に所定間隔で配置された通常マーク、前記記録媒体の末端から所定距離離れた位置に配置されたニアーエンドマーク、及び、前記記録媒体の末端に対応する位置に配置されたリアルエンドマークが、前記位置検出用マークとして前記記録媒体に形成されており、
    前記残量検出部は、
    前記マーク長検出部により検出された前記位置検出用マークの前記搬送方向における長さに基づいて、前記位置検出用マークの種類を検出し、検出した前記位置検出用マークの種類に基づいて、前記記録媒体が前記所定範囲に対応する位置にあること、前記記録媒体の末端が近いこと、又は、前記記録媒体がその末端に対応する位置に至ったことを検出することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記残量検出部によって前記ニアーエンドマーク、又は、前記リアルエンドマークが検出された場合に行うべき処理として、少なくとも、前記搬送部の搬送を停止する、接続された制御装置にその旨のステータスを送信する、又は、警報部から所定の警報を行う、のいずれかの処理を設定可能な設定部と、
    前記残量検出部によって前記ニアーエンドマーク、又は、前記リアルエンドマークが検出された場合、前記設定部における設定に基づいて、対応する処理を実行する対応処理実行部と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記搬送部により前記記録媒体を所定距離搬送しても前記マーク検出部により前記位置検出用マークが検出されなかった場合、及び、前記マーク長検出部により検出された前記位置検出用マークの長さが、前記位置検出用マークの長さとして事前に定められている長さのいずれとも異なっている場合は、エラーが発生したと判別するエラー判別部をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の記録装置。
  5. 請求項1に記載の記録装置に供給される長尺の記録媒体であって、
    複数の大きさの位置検出用マークが形成されると共に、前記位置検出用マークには、所定範囲に所定間隔で配置された通常マーク、末端から所定距離離れた位置に配置されたニアーエンドマーク、及び、末端に対応する位置に配置されたリアルエンドマークがあり、これらマークのそれぞれの搬送方向における長さが異なって形成されていることを特徴とする記録媒体。
  6. 複数の大きさの位置検出用マークが形成された記録媒体を、搬送路上で搬送し、
    前記搬送路の所定の読取位置に設けられ、前記読取位置における前記記録媒体の前記位置検出用マークの有無を検出するマーク検出部の検出値に基づいて、前記位置検出用マークの前記搬送方向における長さを検出し、
    検出した前記位置検出用マークの長さに基づいて、少なくとも前記記録媒体の残量の状況を検出することを特徴とする記録装置の制御方法。
  7. 複数の大きさの位置検出用マークが形成された記録媒体を、搬送路上で搬送する搬送部と、前記搬送路の所定の読取位置に設けられ、前記読取位置における前記記録媒体の前記位置検出用マークの有無を検出するマーク検出部とを備える記録装置の各部を制御する制御部により実行されるプログラムであって、
    前記制御部を、
    前記搬送部による前記記録媒体の搬送中、前記マーク検出部の検出値に基づいて、前記位置検出用マークの前記搬送方向における長さを検出するマーク長検出部と、
    前記マーク長検出部により検出された前記位置検出用マークの長さに基づいて、少なくとも前記記録媒体の残量の状況を検出する残量検出部と、として機能させることを特徴とするプログラム。
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