JPH06219023A - 紙送り制御装置 - Google Patents

紙送り制御装置

Info

Publication number
JPH06219023A
JPH06219023A JP1324393A JP1324393A JPH06219023A JP H06219023 A JPH06219023 A JP H06219023A JP 1324393 A JP1324393 A JP 1324393A JP 1324393 A JP1324393 A JP 1324393A JP H06219023 A JPH06219023 A JP H06219023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
paper feed
roll paper
unit
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1324393A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshifumi Nishii
敏文 西井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP1324393A priority Critical patent/JPH06219023A/ja
Publication of JPH06219023A publication Critical patent/JPH06219023A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】紙詰まり検出機能と紙終端部到来(紙無し状
態)検出機能とを備えた紙送り制御装置において、構造
を簡素化し部品点数を削減して装置の小型・軽量化を図
る。 【構成】ロール紙51に飛び飛びのマーク53群と紙終
端部の連続マーク54とを印刷しておく。そのマーク5
3,54に対して光センサー40の発光部41から光を
照射し反射光を受光部42で受け電気信号に変換して検
出信号S1 となす。制御部a1 は、飛び飛びのマーク5
3群の検出信号S1 の周期Tを判定し、第1の所定値T
1 を超えたときには紙詰まりとみなして紙送りモーター
31を停止する。また、第2の所定値T2 を超えたとき
は紙終端部の連続マーク54を検出したものとして紙送
りモーター31を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタなどにおける
紙送り制御装置に係り、詳しくは、紙詰まり発生の検出
およびロール紙終端部到来の検出の技術に関する。ロー
ル紙終端部到来の検出とは紙無し状態が近づいてきたこ
とを検知することである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のキャッシュレジスタにお
けるプリンタユニットの紙送り制御装置での紙詰まり検
出方式を示す。図の(a)は正面図、図の(b)は側面
図である。図12において、1は紙送りローラー、2は
紙送りモーター、3は駆動力伝達ギア、4は紙押さえロ
ーラー、5は紙送りローラー1の回転軸に取り付けられ
たスリット付き円板、6はスリット付き円板5を挟んで
発光素子と受光素子とが対向するフォトインタラプタで
ある。紙送りローラー1と紙押さえローラー4との間に
図示しないロール紙(巻き紙)の繰り出し部分を挟んだ
状態で、紙送りモーター2を駆動して駆動回転力を駆動
力伝達ギア3を介して紙送りローラー1に伝え、紙送り
ローラー1および紙押さえローラー4を回転させてロー
ル紙を送り出していく。これに同期してスリット付き円
板5が回転するため、フォトインタラプタ6の受光素子
が受光状態と遮光状態とを繰り返す。その光信号を電気
信号に変換して矩形波を得るが、その矩形波信号の周期
が所定範囲内に入っているか否かを判定し、紙送り速度
が低下して矩形波信号の周期が所定範囲の上限値を超え
るようになったときに紙詰まりが発生したとみなして、
故障を防止する等のため、紙送りモーター2を停止さ
せ、紙送りを停止するように構成してある。
【0003】一方、図13は上記の紙送り制御装置にお
ける紙終端部到来検出方式を示す。
【0004】図の(a)は斜視図、図の(b)は背面図
である。図13において、11は紙管12に巻回された
ロール紙、13は検出フレームである。この検出フレー
ム13は一端が検出調整バネによって上方に持ち上げら
れ、他端が巻取りフレームに引っ掛けられており、調整
ネジ17によって検出フレームは巻取りフレームに対し
て上下する。15は検出レバーであり、その上端部に対
向する状態でマイクロスイッチ16があり、それぞれ検
出フレーム13に取り付けられている。ロール紙11が
巻取りフレームにセットされると、検出レバー15が押
し出され、その上端部はマイクロスイッチ16の作動子
から離れる。ロール紙11の送り出しが進むにつれて紙
管12の位置が下動し、検出レバー15の下端の突起部
に接近していく。検出レバー15は、検出フレーム13
と一体になって調整ネジ17によってその高さが微調整
可能に構成されており、ロール紙11の送り出しが紙終
端部到来状態に(紙無し状態に近く)なったとき、その
下端の突起部が紙管の中に入り、その上端部はマイクロ
スイッチ16を動作させるように微調整しておく。この
ようにしてロール紙11の紙終端部が到来してマイクロ
スイッチ16が動作すると、新しいロール紙との交換を
促す等のため、紙送りモーター2を停止させ、紙送りを
停止するのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の紙送り制御装置
にあっては、上述したとおり、紙詰まり検出部とロール
紙終端部到来検出部とが互いに独立して別個に設けられ
ていた。ブロック線図で示すと、図14のように、制御
部aと紙送り駆動部bのほかに、紙詰まり検出部cと紙
終端部到来検出部dとが互いに独立的に配置構成されて
いたということであり、図12,図13からも明らかな
ように全体として、構造が複雑で部品点数も多く、装置
の大型化・重量化を招いており、コストも高くついてい
た。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、装置の小型・軽量化を行いやすいよ
うに構造を改良することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る紙送り制御
装置は、ロール紙に長手方向に沿って所定間隔で飛び飛
びのマーク群と紙終端部の連続マークとを形成してお
き、このロール紙の送り経路の途中に前記マーク群およ
び連続マークを検出し電気信号に変換するセンサーを配
置し、このセンサーによる検出信号の周期が第1の所定
値を超えたときに紙詰まりと判定して紙送りを停止する
手段と、その周期が前記第1の所定値よりも大きい第2
の所定値を超えたときにロール紙終端部到来と判定して
紙送りを停止する手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0008】
【作用】ロール紙に飛び飛びのマーク群と紙終端部の連
続マークとを形成し、これらのマークをロール紙の送り
に伴ってセンサーで検出し、その検出信号の周期を判定
するように構成したことにより、紙詰まり検出のための
機構部と紙終端部到来検出のための機構部とが一まとま
りとなっている。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る紙送り制御装置の実施例
を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】第1実施例 図1は例えばキャッシュレジスタにおけるプリンタユニ
ットの紙送り制御装置の基本的構成を示すブロック線図
である。図1に示すように、制御部a1 と紙送り駆動部
1 と紙送り状態検出部c1 とから構成されている。紙
送り駆動部bは、従来例と同様に紙送りモーター3
1,駆動力伝達ギア32,紙送りローラー33および紙
押さえローラー34からなる。紙送りモーター31はス
テッピングモーターで構成され、制御部aによっ
て、その駆動・停止および速度が制御されるようになっ
ている。紙送り状態検出部c1 は、発光部41および受
光部42からなる。発光部41は制御部a1 から電源を
供給されて発光し、繰り出されたロール紙51に向けて
光を照射する。受光部42はロール紙51からの反射光
を入射して電気信号に変換し制御部a1 に送出する。
【0011】図2は紙送り制御装置の概略的な構造を示
す側面図である。紙送りモーター31の出力軸と紙送り
ローラー33の回転軸とが駆動力伝達ギア32を介して
連動連結されているとともに、紙管52に巻回されたロ
ール紙51からの繰り出し部分を紙送りローラー33と
紙押さえローラー34とで挟持している。紙送りモータ
ー31が制御部a1 によって駆動されると、駆動力伝達
ギア32を介して紙送りローラー33が回転され、この
紙送りローラー33と紙押さえローラー34との間に挟
持されたロール紙51が送り出されていく。紙送りロー
ラー33よりも下手側でロール紙51の送り経路の途中
においてロール紙51に対向してその裏面側に反射型の
光センサー40が配置されている。この光センサー40
は、上記の発光部41と受光部42とを一体的に有する
ものであり、発光部41からロール紙51に向けて光を
照射し、ロール紙51からの反射光を受光部42で受光
して電気信号に変換する。
【0012】図3はロール紙51を展開した状態を裏面
側から見た図である。ロール紙51の裏面において所定
長さ範囲の紙終端部51eを除くほぼ全長範囲にわたっ
て、光を吸収する黒いマーク53を所定間隔を隔てて印
刷してある。マーク53自体の長さL1 と隣接するマー
ク53,53間の間隔L2 とは等しくなっている。ロー
ル紙51の裏面の紙終端部51eには、前記の飛び飛び
のマーク53の長さL1 に比べて充分に長い長さL3
有する黒い連続マーク54が印刷されている。
【0013】飛び飛びのマーク53群および紙終端部5
1eの連続マーク54は、ロール紙51の横幅方向の端
縁から一定寸法の位置をロール紙51の長手方向に沿っ
て一直線的に印刷されている。
【0014】図3においてロール紙51の下側の箇所
に、受光部42による検出信号S1 の波形をマーク5
3,54に対応させて描いてある。マークとマークとの
間の白地の部分に光が当たったときは、その光は反射さ
れて受光部42に入射し電気信号に変換されるが、イン
バータなどによって反転されて“L”レベルとなる。黒
地のマークに光が当たったときは吸収されるため、受光
部42には光は入射せず、電気信号は“H”レベルとな
る。マーク53が飛び飛びとなっているため、検出信号
1 は、“L”レベルと“H”レベルを交互に繰り返す
矩形波信号となる。
【0015】その矩形波信号の周期Tはロール紙51の
送り速度に反比例する。もし、紙詰まりが発生しそうに
なると、紙送り速度が低下し、検出信号S1 の周期が長
くなり、所定範囲の上限値を超えたときに、制御部a1
は、紙詰まりが発生したものとみなし紙送りモーター3
1を停止してロール紙51の送り出しを停止する。ま
た、紙終端部51eにおける連続マーク54が光センサ
ー40に対向するまでロール紙51が送り出されると、
検出信号S1 は“L”,“H”が繰り返される状態から
“H”レベルが連続する状態となり、制御部a1 は、ロ
ール紙終端部51eが到来したものとみなし紙送りモー
ター31を停止してロール紙51の送り出しを停止す
る。
【0016】図4のフローチャートおよび図5の波形図
を用いて説明すると、制御部a1 は、ステップn1で紙
送りモーター31を駆動し、次いで、紙送り状態検出部
1から検出信号S1 を読み込んで紙送り状態を監視す
る。検出信号S1 の判定の周期として、紙詰まりが生じ
たとするときの所定範囲の上限値をT1 (第1の所定
値)とし、ロール紙終端部が到来したとするときの基準
をT2 (第2の所定値)とする。当然、T2 ≫T1 であ
る。ステップn2で検出信号S1 の実際の周期Tが第2
の所定値T2 よりも大きくなったかどうかを判断し、周
期Tが所定値T2以下のときはロール紙終端部が未だ到
来していないものとしてステップn3に進み、周期Tが
第1の所定値T1 よりも大きくなったかどうかを判断
し、所定値T1 以下のときは紙詰まりが発生していない
正常状態であるとしてステップn4に進む。ステップn
4では紙送り終了の指令が出ているかどうかを判断し、
指令が出ていないときはステップn1に戻って紙送りを
継続する。紙送りが正常に行われるときは、ステップn
1〜n4のルーチンを繰り返すことになる。
【0017】制御部a1 は、ステップn1〜n4のルー
チンを繰り返すうちに、ステップn3において検出信号
1 の周期Tが図5の(a)に示す第1の所定値T1
超えたときはステップn5に進んで紙詰まりと判定し、
紙詰まりのエラーメッセージを表示した後、ステップn
7に進んで紙送りモーター31を停止する。図5の
(a)には、検出信号S1 の周期が次第に長くなってい
く様子が示されている。また、制御部a1 は、ステップ
n1〜n4のルーチンを繰り返すうちに、ステップn2
において検出信号S1 の周期Tが図5の(b)に示す第
2の所定値T2 を超えたときはステップn6に進んでロ
ール紙終端部51eの到来(紙無し状態に近い状態)と
判定し、紙無しのメッセージを表示した後、ステップn
7に進んで紙送りモーター31を停止する。さらに、正
常状態において、プリントアウトなどの一連の動作が終
了しステップn4において紙送り終了の指令が出たとき
もステップn7に進んで紙送りモーター31を停止す
る。
【0018】本実施例の紙送り制御装置にあっては、上
述したとおり、ロール紙51に飛び飛びのマーク53群
と紙終端部での長い連続マーク54とを印刷し、これら
のマーク53,54を、発光部41と受光部42を有す
る光センサー40で検出し、その検出信号S1 の周期T
を判定するように構成したことにより、紙詰まり検出の
ための機構部と紙終端部到来検出のための機構部とを一
まとめにしている。ブロック線図でいうと、従来例の図
14における紙詰まり検出部cと紙終端部到来検出部d
とが図1に示すように紙送り状態検出部c1 として一ま
とまりになっている。その結果として、構造の簡素化、
部品点数の削減、省スペース、プリンタユニットの小型
化・軽量化が図られ、また、紙送り制御が容易化されて
いる。コストダウンにとっても有利である。
【0019】第2実施例 第2実施例はジャーナル部とレシート部とを有するキャ
ッシュレジスタにおけるプリンタユニットの紙送り制御
装置に係るものである。図6はそのプリンタユニットの
基本的構成を示すブロック線図である。図6において、
2 は制御部、100はジャーナル部110とレシート
部120とを有するプリンタユニットである。ジャーナ
ル部110は、紙送り部A1 と印字部A2 と巻取り部A
3 とからなり、紙送り部A1 は紙送り駆動部b2 と紙送
り状態検出部c2 とから構成されている。紙送り駆動部
2 はステッピングモーターからなり、ロール紙の送り
と戻しとを行う。紙送り状態検出部c2 は反射型の光セ
ンサーからなり、ロール紙の有無、残量、紙送り状態を
検出する。印字部A2 はプリントヘッドからなり、文字
や画像を印字出力する。巻取り部A3 は印字済みのロー
ル紙(ジャーナル紙)の巻き取りを行う。レシート部1
20は、紙送り部B1 と印字部B2 と紙切断部B3 とか
ら構成されている。紙送り部B1 と印字部B2 の構成は
ジャーナル部110のものと同様である。紙切断部B3
はカッターd3 と動作検出部e3 とからなり、動作検出
部e3 はカッターd3 の動作の正常・異常を検出する。
【0020】図7〜図10はプリンタユニット100の
外観を示し、図7はその平面図、図8は正面図、図9は
右側面図、図10は左側面図、図11は要部を拡大した
右側面図である。図11に示す構造はジャーナル部11
0とレシート部120とで共通である。これらの図にお
いて、60はロール紙51を巻回している紙管52を挿
通する給紙軸であり、滑らかに回転するようにフレーム
に軸支されている。給紙軸60に挿通されたロール紙5
1の前方箇所に図示しないステッピングモーターに連動
連結された紙送りローラー61がフレームに回動自在に
軸支され、この紙送りローラー61の上方にプリントヘ
ッドユニット62が揺動開閉自在に配置されている。こ
のプリントヘッドユニット62には紙送りローラー61
に対して接触・離間するサーマルヘッド63が取り付け
られている。また、プリントヘッドユニット62の下端
の紙押さえ部64が繰り出されたロール紙51の途中部
分を押圧するようになっている。65はレリーズレバー
であり、サーマルヘッド63を持ち上げて紙送りローラ
ー61から離間させ、紙送りローラー61とサーマルヘ
ッド63との間にロール紙51を手で押し込んだり、引
っ張って取り出したりするときに使用される。66はヘ
ッドアップスイッチであり、サーマルヘッド63が紙送
りローラー61から離間した状態を検出するものであ
る。67はヘッドユニット開放つまみであり、清掃のた
めにプリントヘッドユニット62を開放するときに使用
される。68はロール紙51に印字が行われたジャーナ
ル紙を巻き取るための巻取り駆動ユニットであり、巻取
りフレーム69の凹所にセットされたジャーナル紙巻取
り軸70と、このジャーナル紙巻取り軸70を滑らかに
回転する状態で押さえる巻取り軸押さえレバー71とを
備えている。この巻取り駆動ユニット68はジャーナル
部110側だけに設けられている。72はカッターユニ
ットであり、印字済みのロール紙51を自動的に切断す
るオートカッター73を備えている。このカッターユニ
ット72はレシート部120側だけに設けられている。
【0021】図11に示すように、給紙軸60に挿通さ
れたロール紙51と紙送りローラー61との間におい
て、紙押さえ部64に対向する状態で反射型の光センサ
ー80が配置されている。この光センサー80は、第1
実施例と同様に発光部と受光部とを一体化したものであ
る。この光センサー80は、ジャーナル部110側とレ
シート部120とで同様に設けられ、それぞれが制御部
2 に接続されている。
【0022】制御部a2 と、ジャーナル部110および
レシート部120の各光センサー80と各紙送りローラ
ー61の駆動用のステッピングモーターとの関係は第1
実施例と同様に構成されている。
【0023】ロール紙51の裏面にその長手方向に沿っ
て飛び飛びのマーク53群と紙終端部の連続マーク54
とが一直線状に印刷されている点は第1実施例の図3と
同様である。
【0024】ジャーナル部110において紙送り部A1
の紙送り駆動部b2 (ステッピングモーター)が駆動さ
れると紙送りローラー61が回転し、サーマルヘッド6
3との間で挟持しているロール紙51を送り出してい
く。そして、サーマルヘッド63に対する通電により所
要の印字をロール紙51に対して施していく。印字が行
われ送り出されたロール紙51はジャーナル紙として巻
取り部A3 におけるジャーナル紙巻取り軸70に巻き取
られる。一方、レシート部120において紙送り部B1
が駆動されて紙送りローラー61が回転すると、ロール
紙51を送り出しながらサーマルヘッド63で印字して
いく。必要な印字が行われたロール紙51は紙切断部B
3 へと送られ、オートカッター73で幅方向に切断さ
れ、レシートとして分離される。
【0025】紙詰まりの検出およびロール紙終端部到来
の検出については、ジャーナル部110でもレシート部
120でも第1実施例と同様である。すなわち、紙送り
ローラー61が回転され、この紙送りローラー61とサ
ーマルヘッド63との間に挟持されたロール紙51が送
り出されていくとき、ロール紙51は紙押さえ部64に
よって下方に押圧され長手方向に張力を与えられる。そ
の紙押さえ部64の箇所において光センサー80の発光
部からロール紙51に光が照射され、ロール紙51から
の反射光が光センサー80の受光部に入射し電気信号に
変換される。
【0026】第1実施例の図4,図5で説明したのと同
様に、光センサー80による検出信号S1 の周期Tが長
くなって第1の所定値T1 を超えたとき、制御部a2
紙詰まりが発生したとして、紙詰まりのエラーメッセー
ジを表示した後、紙送り部A1 またはB1 を停止してロ
ール紙51の送り出しを停止する。また、検出信号S1
の周期Tが第2の所定値T2 を超えたとき、紙無しを表
示した後、紙送り部A1 またはB1 を停止して紙送りを
停止する。
【0027】なお、上記各実施例において、図3ではマ
ーク53,54に対応して検出信号S1 が“H”レベル
となっていたが、これを逆の“L”レベルとするように
回路を構成してもよい。連続マーク54としては、これ
を白地としてもよい。光センサー40として反射型のも
のを用いたが、マークを孔で形成することにより、光セ
ンサーを透過型のものとしてもよい。また、マーク5
3,54を光センサー40で光学的に検出するように構
成したが、これに代えて、磁性粉でマークを形成して磁
気的に検出するようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、紙詰ま
り検出のための機構部と紙終端部到来検出のための機構
部とを一まとまりにしてあるので、構造の簡素化、部品
点数の削減、省スペース、小型化・軽量化およびコスト
ダウンを図ることができるとともに、紙送り制御を容易
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るプリンタユニットの
紙送り制御装置の基本的構成を示すブロック線図であ
る。
【図2】第1実施例の紙送り制御装置の概略的な構造を
示す側面図である。
【図3】第1実施例および第2実施例に用いられるロー
ル紙の展開状態の底面図とそのロール紙に印刷されてい
るマークに対応した検出信号の波形図である。
【図4】第1実施例および第2実施例の動作説明に供す
るフローチャートである。
【図5】第1実施例および第2実施例の動作説明に供す
る波形図である。
【図6】本発明の第2実施例に係るプリンタユニットの
紙送り制御装置の基本的構成を示すブロック線図であ
る。
【図7】第2実施例のプリンタユニットの外観を示す平
面図である。
【図8】第2実施例のプリンタユニットの外観を示す正
面図である。
【図9】第2実施例のプリンタユニットの外観を示す右
側面図である。
【図10】第2実施例のプリンタユニットの外観を示す
左側面図である。
【図11】第2実施例の紙送り制御装置の要部を拡大し
た右側面図である。
【図12】従来のプリンタユニットの紙送り制御装置で
の紙詰まり検出方式を示す正面図と側面図である。
【図13】従来のプリンタユニットの紙送り制御装置で
の紙終端部到来検出方式を示す斜視図と背面図である。
【図14】従来の紙送り制御装置の概略的な構成を示す
ブロック線図である。
【符号の説明】
1 ,a2 ……制御部 b1 ,b2 ……紙送り駆動部 c1 ,c2 ……紙送り状態検出部 S1 ……検出信号 31……紙送りモーター 40,80……光センサー 51……ロール紙 53……飛び飛びのマーク 54……連続マーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール紙に長手方向に沿って所定間隔で
    飛び飛びのマーク群と紙終端部の連続マークとを形成し
    ておき、このロール紙の送り経路の途中に前記マーク群
    および連続マークを検出し電気信号に変換するセンサー
    を配置し、このセンサーによる検出信号の周期が第1の
    所定値を超えたときに紙詰まりと判定して紙送りを停止
    する手段と、その周期が前記第1の所定値よりも大きい
    第2の所定値を超えたときにロール紙終端部到来と判定
    して紙送りを停止する手段とを備えたことを特徴とする
    紙送り制御装置。
JP1324393A 1993-01-29 1993-01-29 紙送り制御装置 Pending JPH06219023A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1324393A JPH06219023A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 紙送り制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1324393A JPH06219023A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 紙送り制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06219023A true JPH06219023A (ja) 1994-08-09

Family

ID=11827766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1324393A Pending JPH06219023A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 紙送り制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06219023A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD668719S1 (en) 2010-06-04 2012-10-09 Sanford, L.P. Label support sheet
CN102909966A (zh) * 2011-08-02 2013-02-06 精工爱普生株式会社 记录装置、记录介质及记录装置的控制方法
JP2014231233A (ja) * 2014-09-18 2014-12-11 マックス株式会社 長尺媒体及び画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD668719S1 (en) 2010-06-04 2012-10-09 Sanford, L.P. Label support sheet
CN102909966A (zh) * 2011-08-02 2013-02-06 精工爱普生株式会社 记录装置、记录介质及记录装置的控制方法
JP2014231233A (ja) * 2014-09-18 2014-12-11 マックス株式会社 長尺媒体及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0725028B1 (en) Paper discharge apparatus
US7651090B2 (en) Paper conveyance apparatus
US4560990A (en) Recording paper feeding apparatus
US4834568A (en) Paper feeding apparatus for printer
JP2006312289A (ja) プリンタ
JPH07251539A (ja) テープ印字装置
US8066278B2 (en) Printer
JPH06219023A (ja) 紙送り制御装置
US8135330B2 (en) Image recording device and determination method
JP4847205B2 (ja) 画像形成装置における排紙装置
JP3009871B2 (ja) 用紙排出装置
JP3942862B2 (ja) プリンタ
JP2002060108A (ja) 用紙排出装置およびプリンタ
JP2002265138A (ja) カッタ付きプリンタ
US20060072953A1 (en) Ticket presenter for use with a ticket printer having a tear bar therein
JP3652763B2 (ja) プリンタ
JP2533224B2 (ja) 媒体搬送装置
JPH08188286A (ja) 給紙装置
JPH0233624B2 (ja)
JP2643676B2 (ja) テープ印字装置
JP2001261206A (ja) 画像形成装置およびそのシート材初期巻き取り方法
JPH08217326A (ja) 印字装置における用紙検知装置
JPH04116047A (ja) 記録装置
JPH02239057A (ja) 記録装置
JPH06127709A (ja) 給紙装置