JPH08217326A - 印字装置における用紙検知装置 - Google Patents
印字装置における用紙検知装置Info
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- JPH08217326A JPH08217326A JP2037395A JP2037395A JPH08217326A JP H08217326 A JPH08217326 A JP H08217326A JP 2037395 A JP2037395 A JP 2037395A JP 2037395 A JP2037395 A JP 2037395A JP H08217326 A JPH08217326 A JP H08217326A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数を少なくすると共に、信号送信経路
を簡素化して、製作費を安くすること。 【構成】 給紙検知用センサー12Aと紙送り検知セン
サー12Bとを有し、給紙検知用センサー12Aの検知
信号及び印字命令に基づいて給紙ローラ1及び紙送りロ
ーラ2を回転させて、給紙ホルダー7から用紙Pを送り
出すと共に、キャリッジ6を給紙方向Aとは直交する方
向に沿って往復移動させることにより、該キャリッジ6
に取り付けた印字部8により前記用紙Pに印字し、紙送
り検知センサー12Bの後端検知信号に基づいて紙送り
ローラ2の回転を停止させるようにした印字装置におい
て、前記両センサー12A,12Bの用紙検知用レバー
13,14に連動して作動するセンサー本体12Cを1
つ設けている。
を簡素化して、製作費を安くすること。 【構成】 給紙検知用センサー12Aと紙送り検知セン
サー12Bとを有し、給紙検知用センサー12Aの検知
信号及び印字命令に基づいて給紙ローラ1及び紙送りロ
ーラ2を回転させて、給紙ホルダー7から用紙Pを送り
出すと共に、キャリッジ6を給紙方向Aとは直交する方
向に沿って往復移動させることにより、該キャリッジ6
に取り付けた印字部8により前記用紙Pに印字し、紙送
り検知センサー12Bの後端検知信号に基づいて紙送り
ローラ2の回転を停止させるようにした印字装置におい
て、前記両センサー12A,12Bの用紙検知用レバー
13,14に連動して作動するセンサー本体12Cを1
つ設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばインクジェット
方式や熱転写方式などのプリンターやファクシミリ装置
などの印字装置における用紙の有無を検知する用紙検知
装置に関する。
方式や熱転写方式などのプリンターやファクシミリ装置
などの印字装置における用紙の有無を検知する用紙検知
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印字装置では、給紙ホル
ダーに用紙がセットされていることを検知する給紙検知
用センサーと、前記給紙ホルダーから送り出した用紙の
先端および後端を検知する紙送り検知用センサーとが互
いに独立して設けられており、前記給紙検知用センサー
の検知信号及び印字命令に基づいて給紙ローラ及び紙送
りローラを回転させて、給紙ホルダーから用紙を送り出
すと共に、キャリッジを給紙方向とは直交する方向に沿
って往復移動させることにより、該キャリッジに取り付
けた印字部により前記用紙に印字し、前記紙送り検知用
センサーの後端検知信号に基づいて前記紙送りローラの
回転を停止させている。
ダーに用紙がセットされていることを検知する給紙検知
用センサーと、前記給紙ホルダーから送り出した用紙の
先端および後端を検知する紙送り検知用センサーとが互
いに独立して設けられており、前記給紙検知用センサー
の検知信号及び印字命令に基づいて給紙ローラ及び紙送
りローラを回転させて、給紙ホルダーから用紙を送り出
すと共に、キャリッジを給紙方向とは直交する方向に沿
って往復移動させることにより、該キャリッジに取り付
けた印字部により前記用紙に印字し、前記紙送り検知用
センサーの後端検知信号に基づいて前記紙送りローラの
回転を停止させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
給紙検知用センサーと紙送り検知用センサーとが、その
構造がほぼ同じであるのにもかかわらず、互いに独立し
て設けられているため、部品点数が多くなり、また、両
センサーの信号送信経路も複雑になって、製作費が高く
つくという欠点があった。
給紙検知用センサーと紙送り検知用センサーとが、その
構造がほぼ同じであるのにもかかわらず、互いに独立し
て設けられているため、部品点数が多くなり、また、両
センサーの信号送信経路も複雑になって、製作費が高く
つくという欠点があった。
【0004】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、部品点
数を少なくすると共に、信号送信経路を簡素化して、製
作費を安くすることができる印字装置における用紙検知
装置を提供することを目的としている。
数を少なくすると共に、信号送信経路を簡素化して、製
作費を安くすることができる印字装置における用紙検知
装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、給紙ホルダーに用紙がセッ
トされていることを検知する給紙検知用センサーと、前
記給紙ホルダーから送り出した用紙の先端および後端を
検知する紙送り検知用センサーとを有し、前記給紙検知
用センサーの検知信号及び印字命令に基づいて給紙ロー
ラ及び紙送りローラを回転させて、給紙ホルダーから用
紙を送り出すと共に、キャリッジを給紙方向とは直交す
る方向に沿って往復移動させることにより、該キャリッ
ジに取り付けた印字部により前記用紙に印字し、前記紙
送り検知用センサーの後端検知信号に基づいて前記紙送
りローラの回転を停止させるようにした印字装置におい
て、前記給紙検知用センサー及び紙送り検知用センサー
は、常時起立状態から前記用紙に接触することにより押
し下げられる用紙検知用レバーを有し、該両レバーに連
動して作動するセンサー本体を1つ設けたことを特徴と
している。
め、請求項1記載の発明は、給紙ホルダーに用紙がセッ
トされていることを検知する給紙検知用センサーと、前
記給紙ホルダーから送り出した用紙の先端および後端を
検知する紙送り検知用センサーとを有し、前記給紙検知
用センサーの検知信号及び印字命令に基づいて給紙ロー
ラ及び紙送りローラを回転させて、給紙ホルダーから用
紙を送り出すと共に、キャリッジを給紙方向とは直交す
る方向に沿って往復移動させることにより、該キャリッ
ジに取り付けた印字部により前記用紙に印字し、前記紙
送り検知用センサーの後端検知信号に基づいて前記紙送
りローラの回転を停止させるようにした印字装置におい
て、前記給紙検知用センサー及び紙送り検知用センサー
は、常時起立状態から前記用紙に接触することにより押
し下げられる用紙検知用レバーを有し、該両レバーに連
動して作動するセンサー本体を1つ設けたことを特徴と
している。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記各用紙検知用レバーが、中央部が揺動
可能に枢支され、該各レバーと基枠との間に張設された
ばねにより、その一端部が常時起立して用紙に対向する
と共に、その他端部が前記センサー本体に対向するよう
に構成されており、前記一端部が用紙に接触して押し下
げられることにより、その他端部が押し上げられ、それ
に連動してセンサー本体が作動するように構成したこと
を特徴としている。
明において、前記各用紙検知用レバーが、中央部が揺動
可能に枢支され、該各レバーと基枠との間に張設された
ばねにより、その一端部が常時起立して用紙に対向する
と共に、その他端部が前記センサー本体に対向するよう
に構成されており、前記一端部が用紙に接触して押し下
げられることにより、その他端部が押し上げられ、それ
に連動してセンサー本体が作動するように構成したこと
を特徴としている。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記センサー本体が光学検知器か
らなることを特徴としている。
記載の発明において、前記センサー本体が光学検知器か
らなることを特徴としている。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記光学検知器が、所定間隔をおいて対向
する投光部と受光部とからなり、その両部間の間隙を前
記用紙検知用レバーの他端部が通過可能に構成されてい
ることを特徴としている。
明において、前記光学検知器が、所定間隔をおいて対向
する投光部と受光部とからなり、その両部間の間隙を前
記用紙検知用レバーの他端部が通過可能に構成されてい
ることを特徴としている。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記投光部が発光ダイオードからなり、前
記受光部がホトトランジスターからなることを特徴とし
ている。
明において、前記投光部が発光ダイオードからなり、前
記受光部がホトトランジスターからなることを特徴とし
ている。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明において、給紙ホルダーに
用紙をセットすると、それが給紙検知用センサーにより
検知され、次に、印字命令を発すると、その指令信号に
基づいて給紙ローラ及び紙送りローラが回転され、前記
給紙ホルダーから用紙が送り出される。続いて、キャリ
ッジが給紙方向とは直交する方向に沿って往復移動さ
れ、該キャリッジに取り付けた印字部により前記用紙に
印字し、前記用紙の後端を紙送り検知用センサーで検知
すると、その検知信号に基づいて紙送りローラの回転が
停止され、用紙の送り出しが終了する。
用紙をセットすると、それが給紙検知用センサーにより
検知され、次に、印字命令を発すると、その指令信号に
基づいて給紙ローラ及び紙送りローラが回転され、前記
給紙ホルダーから用紙が送り出される。続いて、キャリ
ッジが給紙方向とは直交する方向に沿って往復移動さ
れ、該キャリッジに取り付けた印字部により前記用紙に
印字し、前記用紙の後端を紙送り検知用センサーで検知
すると、その検知信号に基づいて紙送りローラの回転が
停止され、用紙の送り出しが終了する。
【0011】この場合、前記両センサーのセンサー本体
が兼用されているから、それだけ部品点数を少なくする
ことができると共に、該両センサーの信号送信経路を簡
素化して、製作費を安くすることができる。
が兼用されているから、それだけ部品点数を少なくする
ことができると共に、該両センサーの信号送信経路を簡
素化して、製作費を安くすることができる。
【0012】請求項2記載の発明によれば、前記各用紙
検知用レバーが、中央部が揺動可能に枢支され、該各レ
バーと基枠との間に張設されたばねにより、その一端部
が常時起立して用紙に対向すると共に、その他端部が前
記センサー本体に対向するように構成されており、構造
が簡単で確実に作動し、また、前記レバーの一端部が用
紙に接触して押し下げられることにより、その他端部が
押し上げられ、それに連動してセンサー本体が作動する
ように構成されており、用紙の有無を正確に検知するこ
とができる。
検知用レバーが、中央部が揺動可能に枢支され、該各レ
バーと基枠との間に張設されたばねにより、その一端部
が常時起立して用紙に対向すると共に、その他端部が前
記センサー本体に対向するように構成されており、構造
が簡単で確実に作動し、また、前記レバーの一端部が用
紙に接触して押し下げられることにより、その他端部が
押し上げられ、それに連動してセンサー本体が作動する
ように構成されており、用紙の有無を正確に検知するこ
とができる。
【0013】請求項3記載の発明によれば、前記センサ
ー本体が光学検知器からなり、用紙検知用レバーの動き
を無接触で確実に検知することができる。
ー本体が光学検知器からなり、用紙検知用レバーの動き
を無接触で確実に検知することができる。
【0014】請求項4記載の発明によれば、前記光学検
知器が、所定間隔をおいて対向する投光部と受光部とか
らなり、その両部間の間隙を前記用紙検知用レバーの他
端部が通過可能に構成されており、前記レバーの他端部
が前記投光器から受光部に投射される光線を横切ること
により、そのレバーの動きを無接触で確実に検知するこ
とができる。
知器が、所定間隔をおいて対向する投光部と受光部とか
らなり、その両部間の間隙を前記用紙検知用レバーの他
端部が通過可能に構成されており、前記レバーの他端部
が前記投光器から受光部に投射される光線を横切ること
により、そのレバーの動きを無接触で確実に検知するこ
とができる。
【0015】請求項5記載の発明によれば、前記投光部
が発光ダイオードからなり、前記受光部がホトトランジ
スターからなっているため、故障なく長期にわたって連
続的に作動させることができると共に、小型化を図るこ
とができる。
が発光ダイオードからなり、前記受光部がホトトランジ
スターからなっているため、故障なく長期にわたって連
続的に作動させることができると共に、小型化を図るこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は本発明の一実施例である用紙検知
装置を備えたインクジェット方式の印字装置を示すもの
であって、給紙方向Aに沿って所定間隔ごとに給紙ロー
ラ1、紙送りローラ2及び排紙ローラ3が配列され、給
紙方向Aとは直交する方向に沿って配設されたガイドレ
ール4及びガイドロッド5にキャリッジ6が往復移動自
在に配設されており、前記各ローラ1〜3を回転させる
ことにより、給紙ホルダー7にセットされた用紙Pを送
り出すと共に、キャリッジ6を往復移動させることによ
り、該キャリッジ6に取り付けたインクジェット方式の
印字部8により前記用紙Pに印字するようになってい
る。なお9,10は押えローラである。
する。図1及び図2は本発明の一実施例である用紙検知
装置を備えたインクジェット方式の印字装置を示すもの
であって、給紙方向Aに沿って所定間隔ごとに給紙ロー
ラ1、紙送りローラ2及び排紙ローラ3が配列され、給
紙方向Aとは直交する方向に沿って配設されたガイドレ
ール4及びガイドロッド5にキャリッジ6が往復移動自
在に配設されており、前記各ローラ1〜3を回転させる
ことにより、給紙ホルダー7にセットされた用紙Pを送
り出すと共に、キャリッジ6を往復移動させることによ
り、該キャリッジ6に取り付けたインクジェット方式の
印字部8により前記用紙Pに印字するようになってい
る。なお9,10は押えローラである。
【0017】この実施例の用紙検知装置は、前記給紙ロ
ーラ1と紙送りローラ2との間に配設された給紙検知用
センサー12Aと紙送り検知用センサー12Bとからな
り、該両センサー12A,12Bは用紙検知用レバー1
3,14を有し、該両レバー13,14に連動して作動
するセンサー本体12Cを1つ設けている。
ーラ1と紙送りローラ2との間に配設された給紙検知用
センサー12Aと紙送り検知用センサー12Bとからな
り、該両センサー12A,12Bは用紙検知用レバー1
3,14を有し、該両レバー13,14に連動して作動
するセンサー本体12Cを1つ設けている。
【0018】前記センサー本体12Cとしては、リミッ
トスイッチなどの接触式センサーを用いてもよいが、故
障が少ない無接触式の光学検知器を用いることが好まし
く、この実施例では、図3に示すように、正面視略上向
きコ字状のケーシング16の所定の間隙αをおいて対向
する一対の立上り部16a,16b内に配設した投光器
17と受光器18とから構成されている。その投光器1
7及び受光器18としては光電管装置など、種々のもの
が考えられるが、投光器17として発光ダイオードを用
い、受光器18としてホトトランジスターを用いること
が好ましい。これらは長寿命であるから、故障なしに長
期にわたって連続的に作動させることができると共に、
小型化することができる。この他、赤外線式や音波式の
反射型の各種センサーを用いてもよい。
トスイッチなどの接触式センサーを用いてもよいが、故
障が少ない無接触式の光学検知器を用いることが好まし
く、この実施例では、図3に示すように、正面視略上向
きコ字状のケーシング16の所定の間隙αをおいて対向
する一対の立上り部16a,16b内に配設した投光器
17と受光器18とから構成されている。その投光器1
7及び受光器18としては光電管装置など、種々のもの
が考えられるが、投光器17として発光ダイオードを用
い、受光器18としてホトトランジスターを用いること
が好ましい。これらは長寿命であるから、故障なしに長
期にわたって連続的に作動させることができると共に、
小型化することができる。この他、赤外線式や音波式の
反射型の各種センサーを用いてもよい。
【0019】前記給紙検知用センサー12Aの用紙検知
用レバー13は、図2に示すように、中央部が枢支軸2
0を介して揺動自在に枢支され、その一端部13aが給
紙ホルダー7の切欠き部7aに挿通され、その他端部1
3bがセンサー本体12Cの間隙αに対して挿抜可能に
構成され、前記他端部13bと基枠との間にばね21が
張設され、前記他端部13bに対向して回り止め用のス
トッパーピン22が設けられており、図4(a)に示す
ように、給紙ホルダー7に用紙Pがセットされていない
状態では、レバー13の一端部13aが起立することに
より、その他端部13bがセンサー本体12Cの間隙α
内に挿入されて投光器17の光を遮断し(図6のaを参
照)、この状態から、給紙ホルダー7に用紙Pをセット
すると、図4(b)に示すように、そのセットされた用
紙Pによりレバー13の一端部13aが押し下げられ
て、その他端部13bがセンサー本体12Cの間隙αか
ら抜け、これによって、投光器17の光が受光器18に
入射され、用紙Pを給紙ホルダー7にセットしたことを
検知することができる(図6のbを参照)。
用レバー13は、図2に示すように、中央部が枢支軸2
0を介して揺動自在に枢支され、その一端部13aが給
紙ホルダー7の切欠き部7aに挿通され、その他端部1
3bがセンサー本体12Cの間隙αに対して挿抜可能に
構成され、前記他端部13bと基枠との間にばね21が
張設され、前記他端部13bに対向して回り止め用のス
トッパーピン22が設けられており、図4(a)に示す
ように、給紙ホルダー7に用紙Pがセットされていない
状態では、レバー13の一端部13aが起立することに
より、その他端部13bがセンサー本体12Cの間隙α
内に挿入されて投光器17の光を遮断し(図6のaを参
照)、この状態から、給紙ホルダー7に用紙Pをセット
すると、図4(b)に示すように、そのセットされた用
紙Pによりレバー13の一端部13aが押し下げられ
て、その他端部13bがセンサー本体12Cの間隙αか
ら抜け、これによって、投光器17の光が受光器18に
入射され、用紙Pを給紙ホルダー7にセットしたことを
検知することができる(図6のbを参照)。
【0020】前記紙送り検知用センサー12Bの用紙検
知用レバー14は、図2に示すように、中央部が枢支軸
24を介して揺動自在に枢支され、その一端部14aが
用紙Pに対向され、その他端部14bがセンサー本体1
2Cの間隙αに対して挿抜可能に構成され、前記一端部
14aと基枠との間にばね25が張設され、前記他端部
14bに対向して回り止め用のストッパーピン26が設
けられており、図4(b)に示すように、給紙ホルダー
7から用紙Pが送り出されていない状態では、レバー1
4の一端部14aが起立することにより、その他端部1
4bが投光器17の光を遮断せず、この状態から、給紙
ローラ1及び紙送りローラ2を回転させて給紙ホルダー
7から用紙Pを送り出すと、図4(c)に示すように、
用紙Pにより前記レバー14の一端部14aが押し下げ
られ、その他端部14bがセンサー本体12Cの間隙α
内に挿入されて投光器17の光を遮断し、これによっ
て、用紙Pの先端P1が検知され(図6のcを参照)、
給紙ホルダー7から用紙Pが送り出されたことを検知す
ることができる。更に、図4(d)に示すように、用紙
Pが前記レバー14の一端部14a上を通過すると、そ
の一端部14aが起立すると共に、その他端部14bが
センサー本体12Cの間隙αから抜けて、投光器17の
光が受光器18に入射されて用紙Pの後端P2が検知さ
れ(図6のd参照)、用紙Pの送り出しが終了する。
知用レバー14は、図2に示すように、中央部が枢支軸
24を介して揺動自在に枢支され、その一端部14aが
用紙Pに対向され、その他端部14bがセンサー本体1
2Cの間隙αに対して挿抜可能に構成され、前記一端部
14aと基枠との間にばね25が張設され、前記他端部
14bに対向して回り止め用のストッパーピン26が設
けられており、図4(b)に示すように、給紙ホルダー
7から用紙Pが送り出されていない状態では、レバー1
4の一端部14aが起立することにより、その他端部1
4bが投光器17の光を遮断せず、この状態から、給紙
ローラ1及び紙送りローラ2を回転させて給紙ホルダー
7から用紙Pを送り出すと、図4(c)に示すように、
用紙Pにより前記レバー14の一端部14aが押し下げ
られ、その他端部14bがセンサー本体12Cの間隙α
内に挿入されて投光器17の光を遮断し、これによっ
て、用紙Pの先端P1が検知され(図6のcを参照)、
給紙ホルダー7から用紙Pが送り出されたことを検知す
ることができる。更に、図4(d)に示すように、用紙
Pが前記レバー14の一端部14a上を通過すると、そ
の一端部14aが起立すると共に、その他端部14bが
センサー本体12Cの間隙αから抜けて、投光器17の
光が受光器18に入射されて用紙Pの後端P2が検知さ
れ(図6のd参照)、用紙Pの送り出しが終了する。
【0021】上記構成によれば、両センサー12A,1
2Bのセンサー本体12Cが兼用されているから、それ
だけ部品点数を少なくすることができると共に、該両セ
ンサー12A,12Bの信号送信経路を簡素化して、製
作費を安くすることができ、また、両センサー12A,
12Bが各用紙検知用レバー13,14とばね21,2
5とからなり、構造が簡単で確実に作動し、更に、セン
サー本体12Cが光学検知器からなり、用紙検知用レバ
ー13,14の動きを無接触で確実に検知することがで
き、しかも、前記光学検知器の投光器17を発光ダイオ
ードとし、その受光器18をホトトランジスターとする
ことにより、故障なく長期にわたって連続的に作動させ
ることができると共に、小型化を図ることができる。
2Bのセンサー本体12Cが兼用されているから、それ
だけ部品点数を少なくすることができると共に、該両セ
ンサー12A,12Bの信号送信経路を簡素化して、製
作費を安くすることができ、また、両センサー12A,
12Bが各用紙検知用レバー13,14とばね21,2
5とからなり、構造が簡単で確実に作動し、更に、セン
サー本体12Cが光学検知器からなり、用紙検知用レバ
ー13,14の動きを無接触で確実に検知することがで
き、しかも、前記光学検知器の投光器17を発光ダイオ
ードとし、その受光器18をホトトランジスターとする
ことにより、故障なく長期にわたって連続的に作動させ
ることができると共に、小型化を図ることができる。
【0022】図5中、28は印字装置の制御部であっ
て、マイクロコンピュータからなり、前記センサー本体
12Cからの受信信号及び印字命令部29からの指令信
号を受けて、給紙ローラ駆動部1A、紙送りローラ駆動
部2A及び排紙ローラ駆動部3Aをそれぞれ制御して、
前記各ローラ1〜3を回転させ、また、キャリッジ駆動
部6Aを制御して、前記キャリッジ6を往復移動させ、
更に、印字部8を制御して、用紙Pに印字するように構
成されている。
て、マイクロコンピュータからなり、前記センサー本体
12Cからの受信信号及び印字命令部29からの指令信
号を受けて、給紙ローラ駆動部1A、紙送りローラ駆動
部2A及び排紙ローラ駆動部3Aをそれぞれ制御して、
前記各ローラ1〜3を回転させ、また、キャリッジ駆動
部6Aを制御して、前記キャリッジ6を往復移動させ、
更に、印字部8を制御して、用紙Pに印字するように構
成されている。
【0023】前記制御部28の作用を図6のタイミング
チャートを参照して図7のフローチャートに基づき説明
すると、まず、用紙Pを給紙ホルダー7にセットし(S
1)、印字命令部29により印字を指令する(S2)。
その指令信号と、給紙検知用センサー12Aの作動によ
るセンサー本体12Cから検知信号とが出力されていれ
ば、給紙ホルダー7に用紙Pがセットされていると判断
し(S3)、印字命令から所定時間T1経過後、給紙ロ
ーラ駆動部1A、紙送りローラ駆動部2A及び排紙ロー
ラ駆動部3Aを作動させることにより、給紙ローラ1を
1回転させる(S4)と共に、紙送りローラ2及び排紙
ローラ3を回転させ(S5)、給紙ホルダー7から用紙
Pを送り出す。その送り出された用紙Pの先端P1が紙
送り検知用センサー12Bにより検知され、センサー本
体12Cから検知信号が出力されると、それから所定時
間T2経過後、キャリッジ駆動部6A及び印字部8を駆
動して印字を開始する(S6)。その印字が終了し(S
7)、用紙Pの後端P2が紙送り検知用センサー12B
により検知され、センサー本体12Cから検知信号が出
力されたならば、用紙Pの送り出しが終了したと判断し
(S8)、所定時間T3経過後、紙送りローラ2及び排
紙ローラ3の回転を停止させる(S9)。続いて、2枚
目の用紙Pを印字する場合には、前記センサー本体12
Cの検知信号受信時から所定時間T4経過後、前記作用
が繰り返される。
チャートを参照して図7のフローチャートに基づき説明
すると、まず、用紙Pを給紙ホルダー7にセットし(S
1)、印字命令部29により印字を指令する(S2)。
その指令信号と、給紙検知用センサー12Aの作動によ
るセンサー本体12Cから検知信号とが出力されていれ
ば、給紙ホルダー7に用紙Pがセットされていると判断
し(S3)、印字命令から所定時間T1経過後、給紙ロ
ーラ駆動部1A、紙送りローラ駆動部2A及び排紙ロー
ラ駆動部3Aを作動させることにより、給紙ローラ1を
1回転させる(S4)と共に、紙送りローラ2及び排紙
ローラ3を回転させ(S5)、給紙ホルダー7から用紙
Pを送り出す。その送り出された用紙Pの先端P1が紙
送り検知用センサー12Bにより検知され、センサー本
体12Cから検知信号が出力されると、それから所定時
間T2経過後、キャリッジ駆動部6A及び印字部8を駆
動して印字を開始する(S6)。その印字が終了し(S
7)、用紙Pの後端P2が紙送り検知用センサー12B
により検知され、センサー本体12Cから検知信号が出
力されたならば、用紙Pの送り出しが終了したと判断し
(S8)、所定時間T3経過後、紙送りローラ2及び排
紙ローラ3の回転を停止させる(S9)。続いて、2枚
目の用紙Pを印字する場合には、前記センサー本体12
Cの検知信号受信時から所定時間T4経過後、前記作用
が繰り返される。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、給紙検知
用センサー及び紙送り検知用センサーのセンサー本体が
兼用されているから、それだけ部品点数を少なくするこ
とができると共に、該両センサーの信号送信経路を簡素
化して、製作費を安くすることができる。
用センサー及び紙送り検知用センサーのセンサー本体が
兼用されているから、それだけ部品点数を少なくするこ
とができると共に、該両センサーの信号送信経路を簡素
化して、製作費を安くすることができる。
【0025】請求項2記載の発明によれば、用紙検知用
レバーとばねとを有し、その構造が簡単であると共に、
前記レバーに連動してセンサー本体が確実に作動し、用
紙の有無を正確に検知することができる。
レバーとばねとを有し、その構造が簡単であると共に、
前記レバーに連動してセンサー本体が確実に作動し、用
紙の有無を正確に検知することができる。
【0026】請求項3記載の発明によれば、前記センサ
ー本体が光学検知器からなり、用紙検知用レバーの動き
を無接触で確実に検知することができる。
ー本体が光学検知器からなり、用紙検知用レバーの動き
を無接触で確実に検知することができる。
【0027】請求項4記載の発明によれば、前記用紙検
知用レバーの他端部が投光器から受光部に投射される光
線を横切ることにより、そのレバーの動きを無接触で確
実に検知することができる。
知用レバーの他端部が投光器から受光部に投射される光
線を横切ることにより、そのレバーの動きを無接触で確
実に検知することができる。
【0028】請求項5記載の発明によれば、前記投光部
が発光ダイオードからなり、前記受光部がホトトランジ
スターからなっているので、故障なく長期にわたって連
続的に作動させることができると共に、小型化を図るこ
とができる。
が発光ダイオードからなり、前記受光部がホトトランジ
スターからなっているので、故障なく長期にわたって連
続的に作動させることができると共に、小型化を図るこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例である用紙検知装置を備えた
インクジェット式の印字装置を示す斜視図である。
インクジェット式の印字装置を示す斜視図である。
【図2】同概略側面図である。
【図3】同用紙検知装置に用いたセンサー本体の正面図
である。
である。
【図4】同用紙検知装置の動作説明図である。
【図5】同印字装置に用いた駆動制御機構を説明するブ
ロック図である。
ロック図である。
【図6】同駆動制御機構の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
ャートである。
【図7】同印字装置に用いた制御部の作用を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
1 給紙ローラ 2 紙送りローラ 6 キャリッジ 7 給紙ホルダー 8 印字部 12A 給紙検知用センサー 12B 紙送り検知用センサー 12C センサー本体 13 用紙検知用レバー 14 用紙検知用レバー 17 投光器 18 受光器 21 ばね 25 ばね P 用紙 α 投光器と受光器との間の間隙
Claims (5)
- 【請求項1】 給紙ホルダーに用紙がセットされている
ことを検知する給紙検知用センサーと、前記給紙ホルダ
ーから送り出した用紙の先端および後端を検知する紙送
り検知用センサーとを有し、前記給紙検知用センサーの
検知信号及び印字命令に基づいて給紙ローラ及び紙送り
ローラを回転させて、給紙ホルダーから用紙を送り出す
と共に、キャリッジを給紙方向とは直交する方向に沿っ
て往復移動させることにより、該キャリッジに取り付け
た印字部により前記用紙に印字し、前記紙送り検知用セ
ンサーの後端検知信号に基づいて前記紙送りローラの回
転を停止させるようにした印字装置において、前記給紙
検知用センサー及び紙送り検知用センサーは、常時起立
状態から前記用紙に接触することにより押し下げられる
用紙検知用レバーを有し、該両レバーに連動して作動す
るセンサー本体を1つ設けたことを特徴とする印字装置
における用紙検知装置。 - 【請求項2】 前記各用紙検知用レバーは、中央部が揺
動可能に枢支され、該各レバーと基枠との間に張設され
たばねにより、その一端部が常時起立して用紙に対向す
ると共に、その他端部が前記センサー本体に対向するよ
うに構成されており、前記一端部が用紙に接触して押し
下げられることにより、その他端部が押し上げられ、そ
れに連動してセンサー本体が作動するように構成したこ
とを特徴とする請求項1記載の印字装置における用紙検
知装置。 - 【請求項3】 前記センサー本体は光学検知器からなる
ことを特徴とする請求項1または2記載の印字装置にお
ける用紙検知装置。 - 【請求項4】 前記光学検知器は、所定間隔をおいて対
向する投光部と受光部とからなり、その両部間の間隙を
前記用紙検知用レバーの他端部が通過可能に構成されて
いることを特徴とする請求項3記載の用紙検知装置。 - 【請求項5】 前記投光部は発光ダイオードからなり、
前記受光部はホトトランジスターからなることを特徴と
する請求項4記載の用紙検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2037395A JPH08217326A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 印字装置における用紙検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2037395A JPH08217326A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 印字装置における用紙検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08217326A true JPH08217326A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12025265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2037395A Pending JPH08217326A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 印字装置における用紙検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08217326A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008239346A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Samsung Electronics Co Ltd | 画像形成装置及びその制御方法 |
US20150274461A1 (en) * | 2014-03-28 | 2015-10-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet conveying apparatus |
CN112693239A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-04-23 | 宁波得力科贝技术有限公司 | 打印机的卡纸检测机构及双面打印工作方法 |
CN113306801A (zh) * | 2021-05-06 | 2021-08-27 | 安徽爱意爱机电科技有限公司 | 一种具有防护功能的盘纸检测器 |
-
1995
- 1995-02-08 JP JP2037395A patent/JPH08217326A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008239346A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Samsung Electronics Co Ltd | 画像形成装置及びその制御方法 |
US20150274461A1 (en) * | 2014-03-28 | 2015-10-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet conveying apparatus |
US9592977B2 (en) | 2014-03-28 | 2017-03-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet conveying apparatus |
CN112693239A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-04-23 | 宁波得力科贝技术有限公司 | 打印机的卡纸检测机构及双面打印工作方法 |
CN112693239B (zh) * | 2020-12-30 | 2023-12-05 | 宁波得力科贝技术有限公司 | 打印机的卡纸检测机构及双面打印工作方法 |
CN113306801A (zh) * | 2021-05-06 | 2021-08-27 | 安徽爱意爱机电科技有限公司 | 一种具有防护功能的盘纸检测器 |
CN113306801B (zh) * | 2021-05-06 | 2023-10-20 | 安徽爱意爱机电科技有限公司 | 一种具有防护功能的盘纸检测器 |
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