JP2001298582A - 電気部品、光学部品及び処理装置 - Google Patents

電気部品、光学部品及び処理装置

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JP2001298582A
JP2001298582A JP2000111158A JP2000111158A JP2001298582A JP 2001298582 A JP2001298582 A JP 2001298582A JP 2000111158 A JP2000111158 A JP 2000111158A JP 2000111158 A JP2000111158 A JP 2000111158A JP 2001298582 A JP2001298582 A JP 2001298582A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スリット状開口部を通して配線基板をケース部
材の外部に引き出す構造を有するスキャナヘッドにおい
て、スリット状開口部の存在に起因するケース部材の変
形を防止する。 【解決手段】このスキャナヘッドは、第1の側壁300
f及び第2の側壁300yを有するケース部材300b
と、ケース部材300bの内部に配置された電気回路基
板105と、本体装置と接続するための端子を含み、第
1の側壁300fの外側に配置された端子基板309
と、第1の側壁300fに設けられたスリット状の開口
部300cを通して電気回路基板105と端子基板30
9とを接続する配線部305と、シールド板102とを
備え、シールド板102によって第1の側壁300fと
第2の側壁300yとが連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気部品、光学部
品及び処理装置に係り、特に、本体装置と接続して利用
される電気部品、撮像素子上に画像を形成する光学部
品、及び、これらを含む処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像処理装置として原稿読取装置
の需要が高まってきている。原稿読取装置としては、原
稿台を有するフラットベット型原稿読取装置や、フィル
ム読取装置等がある。その中で、プリンタの交換型印字
ヘッドと略同形状を有するスキャナヘッドを該印字ヘッ
ドに変えて装着することにより、画像の読取が可能にな
る画像処理装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図2は、本発明の好適
な実施の形態に係る画像処理装置の構成を示す図であ
り。図3は、図2に示す画像処理装置に着脱可能なスキ
ャナヘッドの外観を示す図である。これらの図2及び図
3を援用して従来の技術における1つの問題点を説明す
る。画像処理装置のキャリア2には、着脱可能な印字ヘ
ッド1又はスキャナヘッド300が選択的に搭載され
る。スキャナヘッド300は、概ね立方体形状のスキャ
ナヘッドケース300bを有し、その内部空洞部に、画
像読取の為の部品であるセンサ302、フィールドレン
ズ304、結像レンズ301、照明用LED306等が
配置されている。スキャナヘッド300は、ガイド部3
14等によりガイドされながらキャリア2に搭載され、
キャリア側端子部(図示せず)とヘッド端子部(端子基
板)309とが圧接されることによってスキャナヘッド
300と本体(画像処理装置)とが電気的に接続され
る。ヘッド端子部309は、配線基板305を介してス
キャナヘッドケース300b内部のセンサ302や照明
用LED306を制御する主電気回路基板に接続され
る。
【0004】ここで、スキャナヘッド300の内部部品
の組立性を向上させる為には、スキャナヘッドケース3
00bに可能な限り大きい組立用の開口部を設けること
が好ましい。しかし、大きな組立用の開口部を設ける
と、スキャナヘッドケース300bの強度が低下する。
特に、本体(画像処理装置)からの電気信号を受け取る
ヘッド端子部309には、キャリア側端子部との十分な
接触性を得る為に大きな加重が掛かる為、スキャナヘッ
ドケース300bが変形し、本来の目的である十分な接
触性が得られないという問題があった。
【0005】図8は、一般的なスキャナユニットの光学
的な構成を示す図である。図8を参照して従来の技術に
おける他の問題点を説明する。光源86から放射された
光が集光レンズ85を介して原稿18を照らし、原稿1
8からの反射光がレンズ82及び83を通してセンサ8
4上に結像し、センサ84により読み取られる。ここ
で、レンズ83を光軸81に沿って矢印a方向に移動さ
せて調整することによってセンサ84上に焦点を結ばせ
ると共に、センサ84を光軸81を軸としてθ方向に回
動調整することによって読取画像の傾きを無くすことが
できる。
【0006】ここで、上記の二つの調整は、センサの出
力を確認しながら実施することが好ましい為、センサユ
ニットの組み立てが概ね完了した状態で実施されるが、
上記の二つの調整のうち焦点調整は、構成部品の寸法ば
らつきやレンズの焦点距離のばらつきが大きい場合には
組立後では調整が不能な場合がある。その場合は、セン
サユニットを分解して、図8の距離bを調整した上で再
度組立を行い、再度レンズ83を矢印a方向に調整する
必要があり、非常に手間が掛かっていた。
【0007】従来の画像処理装置に関する更に他の問題
点を挙げると次の通りである。ヘッド端子部309は、
スキャナヘッドケース300bの外部に取り付けられ、
スキャナーヘッドケース300b内部のセンサ302や
照明用LED306を制御する主電気回路基板に対して
配線基板305を介して接続される。スキャナヘッド3
00の取付け位置誤差を考慮すると、ヘッド端子部30
9の各接点を相応の大きさにすると共に接点間に相応の
間隔を設ける必要がある為に、ヘッド端子部309の幅
は相応の幅となる。一方、配線基板305は、ノイズや
外圧の影響を低減する為には幅が狭いことが好ましい。
よって、スキャナヘッドケース300bの一壁面にスリ
ット状の穴を開け、そこからヘッド端子部309をスキ
ャナヘッドケース300bの外部に引き出した場合に、
そこに引き出し穴が残り、そこから内部に光が入り込む
不具合があった。これを解決するために、従来はテープ
等で引出し穴を目張りをしていたが、これが非常に煩雑
な作業であった。
【0008】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、本発明の1つの側面は、例えば、スリット
状の開口部の存在に起因するケース部材の変形を防止す
ることを目的とする。
【0009】また、本発明の他の側面は、例えば、遮光
のための目張り等の繁雑な工程を省略することを目的と
する。
【0010】また、本発明の更に他の側面は、例えば、
組立後における光学系の調整(例えば、焦点調整)を容
易化することを目的とする。
【0011】
【課題を解決する手段】本発明の第1の側面に係る電気
部品は、本体装置と接続して利用される電気部品であっ
て、第1及び第2の側壁を有するケース部材と、前記ケ
ース部材の内部に配置された電気回路基板と、前記本体
装置と接続するための端子を含み、前記第1の側壁の外
側に配置された端子基板と、前記第1の側壁に設けられ
たスリット状の開口部を通して前記電気回路基板と前記
端子基板とを接続する配線部と、シールド板とを備え、
前記シールド板により前記第1の側壁と前記第2の側壁
とが連結されていることを特徴とする。
【0012】本発明の第1の側面に係る電気部品におい
て、例えば、前記シールド板及び前記端子基板は、前記
第1の側壁に共通の固定部材によって固定されているこ
とが好ましい。
【0013】本発明の第1の側面に係る電気部品におい
て、例えば、前記固定部材は導電性を有し、前記固定部
材により前記端子基板の接地電極と前記シールド板とが
電気的に接続されることが好ましい。
【0014】本発明の第1の側面に係る電気部品におい
て、例えば、前記スリット状の開口部は、前記電気回路
基板及び前記端子基板のうち少なくとも一方を通すこと
ができる形状を有することが好ましい。
【0015】本発明の第1の側面に係る電気部品におい
て、例えば、前記電気回路基板、前記端子基板及び前記
配線部は互いに接続された後に、前記ケース部材に取付
けられていることが好ましい。
【0016】本発明の第1の側面に係る電気部品におい
て、例えば、前記スリット状の開口部は、前記端子基板
を通すことができる形状を有し、前記電気回路基板、前
記端子基板及び前記配線部が互いに接続された後に、前
記電気回路基板が前記ケース部材に取付けられ、その
後、前記端子基板が前記スリット状の開口部を通して前
記第1の側壁の外側に引き出されて前記第1の側壁の外
側に取付けられていることが好ましい。
【0017】本発明の第1の側面に係る電気部品におい
て、例えば、前記第1の側壁と前記第2の側壁とが対向
していることが好ましい。
【0018】本発明の第1の側面に係る電気部品におい
て、例えば、前記ケース部材は、内部構造の組立の際に
利用される組立用の開口部を有し、前記電気部品は、前
記組立用の開口部を塞ぐためのカバー部材を更に備える
ことが好ましい。
【0019】本発明の第1の側面に係る電気部品におい
て、例えば、前記カバー部材は、該カバー部材を前記ケ
ース部材に固定するために前記スリット状の開口部に係
合する係合部を有し、前記係合部が前記スリット状の開
口部に係合して前記カバー部材が前記ケース部材に固定
された状態で、前記電気部品の内部に外部から不要な光
が入り込まないことが好ましい。
【0020】本発明の第1の側面に係る電気部品におい
て、例えば、前記係合部が前記スリット状の開口部に係
合して前記カバー部材が前記ケース部材に固定された状
態で、前記スリット状の開口部を通して外部から光が入
り込まないことが好ましい。
【0021】本発明の第1の側面に係る電気部品におい
て、例えば、スキャナヘッドとして利用されることが好
ましい。
【0022】本発明の第1の側面に係る電気部品におい
て、例えば、前記本体装置は、記録ヘッドに変えてスキ
ャナヘッドを装着可能な装置であり、前記電気部品は前
記スキャナヘッドとして利用されることが好ましい。
【0023】本発明の第1の側面に係る電気部品におい
て、例えば、撮像素子と、前記撮像素子に原稿の画像を
結像させる光学系とを更に備えることが好ましい。
【0024】本発明の第1の側面に係る電気部品におい
て、例えば、撮像素子と、第1のレンズを保持した第1
の筒状部材と、前記第1のレンズと光軸が共通の第2の
レンズを保持した第2の筒状部材と、前記撮像素子の前
記光軸方向の位置を決定する第3の筒状部材と、前記光
軸に沿って前記第1の筒状部材に対する前記第2の筒状
部材の位置を連続的に調整し固定するための第1の調整
機構と、前記光軸に沿って前記第1の筒状部材に対する
前記第3の筒状部材の位置を段階的に調整し固定するた
めの第2の調整機構とを更に備え、前記第2の調整機構
による調整量は、段階的に選択可能な前記光軸を中心と
した前記第3の筒状部材の回動角度に応じて決定され、
前記第1及び第2の調整機構は、前記ケース部材の外部
から操作可能であることが好ましい。
【0025】本発明の第1の側面に係る電気部品におい
て、例えば、前記光軸を中心として前記撮像素子を回動
させて前記第3の筒状部材に固定する第3の調整機構を
更に備えることが好ましい。
【0026】本発明の第2の側面に係る電気部品は、本
体装置と接続して利用される電気部品であって、スリッ
ト状の開口部及び内部構造の組立の際に利用される組立
用の開口部を有するケース部材と、前記ケース部材の内
部に配置された電気回路基板と、前記本体装置と接続す
るための端子を含み、前記ケース部材の側壁の外側に配
置された端子基板と、前記側壁に設けられたスリット状
の開口部を通して前記電気回路基板と前記端子基板とを
接続する配線部と、前記組立用の開口部を塞ぐためのカ
バー部材とを備え、前記カバー部材は、該カバー部材を
前記ケース部材に固定するために前記スリット状の開口
部に係合する係合部を有し、前記係合部が前記スリット
状の開口部に係合して前記カバー部材が前記ケース部材
に固定された状態で、前記スリット状の開口部を通して
前記ケース部材の内部に外部から不要な光が入り込まな
いことが好ましい。
【0027】本発明の第2の側面に係る電気部品におい
て、例えば、スキャナヘッドとして利用されることが好
ましい。
【0028】本発明の第2の側面に係る電気部品におい
て、例えば、前記本体装置は、記録ヘッドに変えてスキ
ャナヘッドを装着可能な装置であり、前記電気部品は前
記スキャナヘッドとして利用されることが好ましい。
【0029】本発明の第2の側面に係る電気部品におい
て、撮像素子と、前記撮像素子に原稿の画像を結像させ
る光学系とを更に備えることが好ましい。
【0030】本発明の第3の側面に係る光学部品は、撮
像素子上に画像を形成する光学部品であって、第1のレ
ンズを保持する第1の筒状部材と、前記第1のレンズと
光軸が共通の第2のレンズを保持する第2の筒状部材
と、前記撮像素子の前記光軸方向の位置を決定する第3
の筒状部材と、前記光軸に沿って前記第1の筒状部材に
対する前記第2の筒状部材の位置を連続的に調整し固定
するための外部から操作可能な第1の調整機構と、前記
光軸に沿って前記第1の筒状部材に対する前記第3の筒
状部材の位置を段階的に調整し固定するための外部から
操作可能な第2の調整機構とを備え、前記第2の調整機
構による調整量は、段階的に選択可能な前記光軸を中心
とした前記第3の筒状部材の回動角度に応じて決定され
ることを特徴とする。
【0031】本発明の第3の側面に係る光学部品は、前
記光軸を中心として前記撮像素子を回動させて前記第3
の筒状部材に固定する第3の調整機構を更に備えること
が好ましい。
【0032】本発明の第3の側面に係る光学部品は、前
記撮像素子を制御する電気回路基板と、前記電気回路基
板と外部の電気回路と接続する接続部と、前記の各部品
を収容するケース部材とを更に備え、スキャナヘッドと
して機能することが好ましい。
【0033】本発明の第3の側面に係る光学部品は、記
録ヘッドに変えてスキャナヘッドを装着可能な装置にお
いて利用されることが好ましい。
【0034】本発明の第4の側面に係る処理装置は、上
記の電気部品と、前記端子基板を通じて前記電気部品と
通信し前記電気部品を利用して所定の処理を実行する処
理部とを備えることを特徴とする。
【0035】本発明の第4の側面に係る処理装置は、上
記の光学部品と、前記光学部品中の前記撮像素子から提
供される画像信号を処理する画像処理部とを備えること
を特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
として、インクジェットプリンタ又はスキャナとして利
用可能であって、着脱可能な印字ヘッドに代えて着脱可
能なスキャナヘッドを利用する画像処理装置について説
明する。
【0037】図2、図4は、各々本発明の好適な実施の
形態に係る画像処理装置の一部を示す斜視図、断面図で
ある。図2及び図4において、キャリア2は、着脱自在
の印字ヘッド1又はスキャナヘッド300を選択的に保
持する。キャリア2は、フレーム25に両端部が固定さ
れ、互いに並行に配置されたガイドシャフト4及びガイ
ドレール7に、印字用紙、原稿、白基準シート等のシー
ト18の搬送方向と直行すると共にシート18の面に平
行な方向に摺動自在に支持される。また、キャリア2
は、キャリアモータ6によって不図示のギア列を介して
回転駆動される駆動プーリ30と回転自在に支持された
アイドルプーリ15との間にかけ回されたベルト5の一
部位に結合されており、キャリアモータ6を動作させる
ことによって上記の方向に往復移動する。
【0038】ホームポジションセンサ16は、キャリア
2の通過を検出することにより、キャリア2の位置を検
出する。フレキシブルケーブル3は、印字ヘッド1又は
スキャナヘッド300と不図示の制御基板とを電気的に
接続し、両者の間の通信等を可能にする。
【0039】次に、印字用紙、原稿、白基準シート等の
シート18を搬送する機構について説明する。自動給紙
部19は、複数枚セットされた印字用紙や原稿等のシー
ト18を1枚ずつ分離して紙送りローラ14まで搬送す
る。フレーム25に回転可能に支持された紙送りローラ
14にはLFギア31が固定されており、紙送りモータ
20によって不図示のギア列を介して回転駆動される。
紙送りローラ14には、ピンチローラ21が、下方より
ピンチローラホルダ22を介して、ピンチローラバネ2
3によって圧接されており、紙送りローラ16とピンチ
ローラ21との間に挟まれた印字用紙、原稿、白基準シ
ート等のシート18が紙送りモータ20の動作によって
搬送される。排紙ローラ11は、記録後の印字用紙、原
稿、白基準シート等のシート18を排出する。排紙ロー
ラ11には、アイドルギア列29を介して紙送りローラ
14から駆動力が伝達されて、紙送りローラ14と同期
して回転する。排紙ローラには拍車8が圧接されてお
り、排紙ローラ11との間に印字用紙、原稿、白基準シ
ート等のシート18を挟み込んで搬送する。
【0040】ペーパーセンサ17は、紙送りローラ14
の直前に印字用紙、原稿、白基準シート等のシート18
が存在するか否かを検出する。排紙センサ10は、排紙
ローラ11近傍に印字用紙、原稿、白基準シート等のシ
ート18が存在する否かを検出する。
【0041】この画像処理装置が記録装置として利用さ
れる場合は、キャリア2の往復移動に同期して印字ヘッ
ド1が記録信号に応じてインクを吐出することにより、
印字用紙18に画像が記録される。印字ヘッド1は、微
細な液体吐出口(オリフィス)、液路、該液路の一部に
設けられたエネルギ作用部、及び、該エネルギ作用部に
位置する液体に作用させる液滴形成エネルギを発生する
エネルギ発生手段を備えている。
【0042】画像の記録方法は、このようなエネルギ発
生手段によって分類される場合がある。例えば、ピエゾ
素子等の電機機械変換体を利用する記録方法、レーザ等
の電磁波を液体に照射して発熱させ該発熱による作用で
液滴を吐出させる記録方法、発熱抵抗を有する発熱素子
等の電機熱変換体によって液体を加熱して液滴を吐出さ
せる記録方法などがある。
【0043】その中でも、熱エネルギによって液滴を吐
出させるインクジェット記録方法に利用される印字ヘッ
ドによれば、記録用の液滴を吐出するための液体吐出口
を高密度に配列することができるために高解像度の画像
を記録をすることができる。更にその中でも電気熱変換
体をエネルギ発生源として利用する印字ヘッドは、コン
パクト化が容易で、最近の半導体分野における技術進歩
及び信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術
の長所を十二分に活用した高密度の実装が容易で、製造
コストが安価な点で有利である。
【0044】印字ヘッド1の移動により一行或いは所定
幅の画像が記録されると、印字用紙18は、紙送りモー
タ20によって図1の印字用紙18上に示した搬送方向
の矢印の向きに、一行或いは所定幅分だけ搬送され、更
に画像が記録される。
【0045】スキャナヘッド300をキャリア2に装着
してこの画像処理装置をスキャナとして利用する場合の
動作を図5を参照して説明する。スキャナヘッド300
が装着されると、CPU502は、スキャナドライバ5
13を介して印字ヘッド/スキャナヘッドを識別する為
の信号を取得し、これに応じてスキャナモードに移行す
る。読取原稿又は白基準シートとしてのシート18は、
自動給紙部19及び紙送りモータ20の動作により所定
の位置まで搬送され、その後、キャリアモータ6を動作
させながらスキャナドライバ部513を介して画像が取
り込まれる。
【0046】一行又は所定幅の画像の読取が終了する
と、紙送りモータ20により一行又は所定幅分だけシー
ト18が搬送され、次の読取が実行される。この様な動
作が読取が終了するまで繰り返される。読取りが終了し
たシート18は排出される。
【0047】キャリア2の移動範囲の一端には、乾燥か
ら印字ヘッド1の液体吐出口を保護するキャップ13が
あり、キャリア1がホームポジションに位置する時に、
紙送りモータ20及び不図示の動力伝達機構により、キ
ャップ13が印字ヘッド1に押し付けられる。また、液
体吐出口の清掃のためのインク吸引動作もこの位置で実
行される。印字ヘッド1の液体吐出口面を清掃するため
のブレード12がキャップ13の近くに設けられてお
り、キャリア2の動作に応じて不図示のリンク機構によ
り液体吐出口面が清掃される。これにより吐出口面のノ
ズルの近傍に付着していたゴミなどの異物が取り除かれ
て常に正常な記録が可能になる(ワイピング動作)。キ
ャリア2にスキャナヘッド300が搭載された場合は、
キャップ動作及びワイピング動作が起こらないように、
スキャナヘッド300がキャップ及びブレードに対向す
る面は、印字ヘッド1のそれよりもキャップ13及びブ
レード12から遠い位置に構成される。
【0048】次に、図5を参照して、本発明の好適な実
施の形態に係る画像処理装置の電気回路の構成を説明す
る。図5において、501は主制御を司るロジックコン
トローラである。502はプログラムを実行するCPU
(例えば、マイクロコンピュータ)、503は文書デー
タや画像データを展開する領域や作業用の領域等を提供
するRAM、504はCPU502に提供するプログラ
ムやフォントデータ等の固定データを格納したROM、
505は記録動作や読取動作に必要なタイミングを提供
するタイマ、506はCPU502と周辺装置(例え
ば、507)を結合するインターフェイス部である。
【0049】507は画像記録部又はスキャナ部として
動作する動作部である。508はヘッド(印字ヘッド1
又はスキャナヘッド300)の有無、ヘッドの種類、印
字ヘッド1の温度、印字ヘッド1内のインクの有無等を
検出する各種センサの出力に基づいてヘッドの情報を検
出するヘッド検出部、509は印字ヘッド1を制御する
記録データを蓄えるためのラインバッファ、510は印
字ヘッド1に記録信号や電力等を送出するヘッドドライ
バ、511a、511bはそれぞれキャリアモータ6、
紙送りモータ20を駆動するのに必要な信号や電力等を
送出するモータドライバである。512は、ホームポジ
ションセンサ16、ペーパーセンサ17、排紙センサ1
0等のセンサの出力を検出するセンサ検出部である。5
13は印字ヘッド1の代わりにスキャナヘッド300が
搭載された場合に該スキャナヘッド300を制御するス
キャナドライバである。ヘッド検出部508、ヘッドド
ライバ510/スキャナドライバ513、印字ヘッド1
/スキャナヘッド300の間での信号の伝送は、フレキ
シブルケーブル3を介してなされる。
【0050】514は、電源スイッチや、ヘッド交換を
行うためのヘッド交換スイッチ等を備えた操作部、51
5は画像処理装置の状態を表示する表示部、516は外
部記憶装置(例えば、FDD、HDD、RAMカード
等)、517は他の情報処理装置と通信を行う外部イン
ターフェイス(セントロニクスポートやRS232Cポ
ート等)であり、例えば外部の制御機器から印字或いは
原稿読取を指示するコマンドを受け取る。
【0051】519は電源であり、ロジックコントロー
ラ501に対しては電力を常に供給し、これによりCP
U502はインターフェイス部506を通して操作部5
14や外部インターフェイス517からの入力信号を監
視する。また、電源519は動作部507に対しては、
インターフェイス部506を通してCPU502で制御
されるスイッチ518を介して、電力供給を制御する。
電源519は不図示のAC電源や電池などから電力を供
給される。
【0052】図3は、スキャナヘッド300の概略構成
を示す斜視図(a)及び断面図(b)である。図3にお
いて、306は原稿面18の照明用のLEDであり、カ
ラー読取を行うためにレッド、グリーン及びブルーの3
色のLEDが配置されている。LED306から発せら
れたLED光307は集光レンズ315及びLED開口
部311を通って原稿面18を照明する。原稿面18か
らの画像光(反射光)308はセンサ開口部312に設
けられたフィールドレンズ304を通過し、更に光量補
正絞り316、光量規制絞り317、結像用レンズ30
1、迷光遮断絞り318を通過し、センサ302上に結
像する。センサ302としては、例えば256画素のリ
ニアイメージセンサが採用される。
【0053】光量補正絞り316は、画像光308の光
軸方向から見ると糸巻き状の穴を有し、中心部の光束を
絞り周辺部の光束はそのまま通し、中央部と周辺部の光
量差を少なくする働きをする。
【0054】光量規制絞り317は、センサ302に入
射する最終的な光量を決める。光量規制絞り317の開
口の大きさは、LED302の光量とセンサの感度との
関係で定められ、形状は丸穴形状である。
【0055】結像レンズ301を通った画像光308は
センサ302に入射する前に迷光遮断絞り318を通
る。これはセンサ302に入射すべき画像光308以外
の光を遮断し、読取画像の品位の向上に寄与する。迷光
遮断絞り318の形状は、センサ302の受光部形状に
適合したスリット形状である。
【0056】上記のレンズ、絞り類は全て1つのスキャ
ナユニット100に組込まれる。その詳細については後
述する。
【0057】LED306及びセンサ302は、それら
を制御する主電気回路基板105と接続され、主電気回
路基板105の制御信号線は配線基板305により外部
に引き出されている。配線基板305のヘッド端子部
(端子基板)309には1又は複数の電極(端子)が形
成されており、ヘッド端子部309はキャリア2(図2
参照)に設けられた電極(端子)と圧接されることによ
り電気的に接続され、これにより本体側の回路(例え
ば、図5のスキャナドライバ513)と通信することが
できる。
【0058】スキャナヘッド300は、カートリッジ状
の印字ヘッド1の形状と互換性のある形状を有し、印字
ヘッド1と同様に、キャリア2に対して、位置決めボス
310、位置決め切り欠き部313を基準としてはめ込
まれ、スキャナヘッドケース300bの一部である圧接
部319がキャリア2のラッチ部材30(図2参照)に
よってラッチされることにより装着される。一方、ラッ
チ部材30のアーム30aを持ち上げることにより圧接
部319のラッチが解除されて取り外しが可能な状態に
なる。
【0059】スキャナヘッド300がキャリア2に装着
されると、CPU502(図2参照)はスキャナドライ
バ部513(図2参照)を介して配線基板305より印
字ヘッド/スキャナヘッドを識別するための信号を読み
取ってスキャナモードに移行する。
【0060】CPU502(図2参照)は、外部インタ
ーフェース517より原稿読取コマンドが入力される
と、原稿18を自動給紙部19や紙送りモータ20の動
作により所定の位置まで搬送させ、LED306を点灯
させた後に、キャリアモータ6を駆動しながらスキャナ
ドライバ部513を介して原稿18の画像を読み込む。
【0061】ここで、スキャナヘッド300の原稿読取
モードに応じて、キャリアモータ6の駆動スピードを変
更することができる。モードは読取解像度と読取階調の
組み合わせによって定まる。この画像処理装置は、主走
査方向については600dpiの分解能を有し、副走査
方向についてはスキャナヘッド300のセンサ302は
600dpiの解像度を有し、256階調の出力が得ら
れる。従って、例えば、主走査方向600dpi、副走
査方向600dpi、256階調での読取から、主走査
方向75dpi、副走査方向75dpi、2階調での読
取までの指定が可能であり、また、主走査方向の解像度
を200dpiとして読み取るようなFAXとの整合性
を考慮したモードもある。例えば、主走査方向6000
dpi、副走査方向600dpi、256階調の読取の
ようにデータ量の多いモードでは、データ処理や転送に
長時間を要するため、キャリア駆動スピードを遅くし、
主走査方向75dpi、副走査方向75dpi、2階調
の読取ではキャリア駆動スピードを速くする。カラー原
稿を読み取るためには、上記動作を3色のLEDの各色
毎に3回繰り返す。
【0062】一行の読取が終了すると、紙送りモータ2
0により一行分だけ原稿18が搬送され次行の読取が実
行される。この様な動作が原稿全体の読取が終了するま
で実行される。
【0063】なお、スキャナヘッド300をキャリア2
に取り付けた時のキャリア2の待機位置は印字ヘッド1
を取り付けた時の位置と同じである必要はない。また、
スキャナヘッド300の読取部面300sが印字ヘッド
1のメンテナンスを行う回復部(ブレード12やキャッ
プ13)から離隔し得る形状にすることにより、待機位
置を回復部上として、これにより生じる可動区間をキャ
リア2の走行安定性を増すための空走区間とすることが
できる。
【0064】この画像処理装置に好適な白基準シート1
8は、反射濃度0.1以下の基準反射率を有する。セン
サ302の各画素毎の感度や受光量のばらつきを補正す
るため、白基準シート18を原稿と同条件で読み取り、
これにより得られたセンサ毎の白基準信号と、センサが
受光していない時の信号(黒基準)との間を、所望の階
調数で分割することにより、センサ画素毎のばらつきを
吸収した階調を決定することができる。
【0065】印字用紙や原稿18と同様に、白基準シー
ト18を図4に示す状態に配置し、CPU502は、ス
キャナヘッド300を搭載したキャリア2を白基準シー
ト18上まで移動させた後に、LED306を点灯させ
ながらセンサ302からの信号を取り込んで白基準デー
タを取得する。白基準データの取得後、白基準シート1
8は排紙される。
【0066】図6は、スキャナヘッド300の電気回路
のブロック図である。図2、図5及び図6を参照して説
明する。スキャナヘッド300がキャリッジ2に取り付
けられると、スキャナヘッド300のヘッド端子部30
9は、一端がキャリッジ2に取り付けられたフレキシブ
ルケーブル3の当該一端に形成された不図示の電極(端
子)と圧接され、これにより動作部507と電気的に接
続される。
【0067】動作部507とスキャナヘッド300と
は、動作部507のスキャナドライバ513及びスキャ
ナヘッド300のI/Oポート601を介して、データ
やコマンドを相互に通信する。
【0068】LED306で照明された原稿18からの
画像光308は、光電変換特性を有するセンサ302に
よって電気的な画像信号に変換される。センサ302に
よって検出された画像信号は増幅器604において、ア
ナログ/デジタル変換器603に適合したレベルまで増
幅され、アナログ/デジタル変換器603に供給され
る。アナログ/デジタル変換器603によってデジタル
データに変換された画像データは、画像処理LSI60
2によってシェーディング補正、2値化等の画像処理が
施された後に、フレキシブルケーブル3を経由して動作
部507に転送される。
【0069】また、白基準シート18を読み取って得ら
れたセンサ302の各画素毎の白基準データは、画像処
理LSI602内のレジスタに記憶され、原稿の読取の
際の各処理において利用される。
【0070】図7は、本発明の好適な実施の形態に係る
画像処理装置の外観を示す斜視図である。701は画像
処理装置である。702は印字用紙、原稿、白基準シー
ト等のシート18の排出口である。703はカバーであ
り、印字ヘッドとスキャナヘッドとの交換時やメンテナ
ンス時に開けられる。704は電源スイッチであり、図
5に示す操作部514の一部を構成し、CPU502は
この電源スイッチ704の状態を監視し、電源のONが
指示されると、CPU502はインターフェイス部50
6を通してスイッチ518を制御して動作部507に対
する電力の供給を開始させる。515は画像処理装置の
状態を表示する表示部、705は印字用紙、原稿、白基
準シート等のシート18の給紙口である。給紙されたシ
ート18は、図2に示す自動給紙部19に導かれる。7
06は印字ヘッド1とスキャナヘッド300の交換をす
る時に操作されるヘッド交換スイッチであり、これが押
下されることにより、キャリア2は、印字ヘッド1とス
キャナヘッド300の交換が容易な位置に移動させられ
る。
【0071】図1は、本発明の好適な実施の形態に係る
スキャナヘッド300の特徴を例示的に示す図である。
なお、図1では、カバー321の一部を切り欠いて示さ
れている。スキャナヘッドケース300bは、1つの面
が開口した箱型形状を有し、3側面を構成する壁300
x、300y及び300zと、上方の仮想的な1面に相
当する開口部300tと、概ね正方形の穴を有し下方の
一面を構成する壁(読取部面)300sと、スリット形
状の穴(開口部)300cを有し1側面を構成する壁3
00fとで構成される。レンズや光源等を含むスキャナ
ユニット100は読取部面300sに設けられた正方形
状の穴にはめ込まれ、固定部材によってスキャナにッド
ケース300bに固定される。
【0072】主電気回路基板105もまたスキャナヘッ
ドケース300bに固定される。スキャナユニット10
0及び主電気回路基板105を覆う様にして、開口部3
00t側にシールド板102が固定されている。シール
ド板102の一端である結合A部102aは、スリット
形状穴300cを有する壁300fに対して平行になる
ように折り曲げられており、ヘッド端子部309と共に
固定部材(例えば、ネジ)330によって壁300fに
固定されている。シールド板102は金属板で構成され
る。固定部材330は、導電性を有し、ヘッド端子部3
09の電気的グランド部分とシールド板102とを電気
的に接続してシールド板102の電気的グランドレベル
を確定する役割も果たす。実際の結合作業は後述する調
整作業が完了した後になされる。
【0073】シールド板102の他の一端である結合B
部102bは、壁300yから垂直に突出したリブ10
4に対してネジ等の固定部材によって固定される。ここ
で、リブ104に対して、結合B部102bは、壁30
0y及びスリット形状穴300cを有する壁300fに
対して垂直方向(図1中の矢印方向)に調整可能であ
り、結合B部102bは各部の寸法バラツキを吸収しつ
つリブ104に固定される。このシールド板102によ
って壁300yとそれに対向する壁300fとを連結す
ることにより、スリット形状穴300cの存在に起因す
るスキャナヘッドケース300bの強度低下に拘らず、
全体として強固なスキャナヘッド300を提供すること
ができる。
【0074】主電気回路基板105とヘッド端子部30
9とを連絡する配線基板305は、主電気回路基板10
5側から見ると、シールド板102の下側から上側に回
り込むように折り曲げられ、その後、方向が変えられて
スリット形状穴300cを通してスキャナヘッドケース
300bの外部に出てヘッド端子部309に至る。主電
気回路基板105、ヘッド端子部309及び配線基板3
05は互いに連結された状態で、スキャナヘッドケース
300bに取付けられる(図12参照)。具体的には、
まず、主電気回路基板105がスキャナヘッドケース3
00bに取付けられ、その後、ヘッド端子部309をス
リット状穴300cを通してスキャナヘッドケース30
0bの外部に出し、ヘッド端子部309をスキャナヘッ
ドケース300bに取付ける。従って、スリット状穴3
00cは、主電気回路基板105及びヘッド端子部30
9の少なくとも一方、好適にはヘッド端子部309を通
過させ得る形状を有する。
【0075】開口部300tを塞ぐためのカバー321
の周辺部は、スキャナヘッドケース300bの4側面を
構成する壁300x,300y,300z,300fの
各壁の端部(フランジ)と密着勘合し、カバー321と
スキャナヘッドケース300bの4側面との結合部から
外部光が内部に入り込むことを防止する。また、カバー
321は、バネ性を持ったカバーラッチ321aを有
し、スリット形状穴300cのうち配線基板305が通
る部分以外の部分(隙間部分)に密着勘合し、これによ
りカバー321をスキャナヘッドケース300bに固定
すると共にスリット形状穴300cから内部に光が入り
込むことを防止する。
【0076】次に、スキャナユニット100について説
明する。図9は、スキャナユニット100の外観を示す
斜視図である。センサ302が搭載されたセンサ基板9
01は、センサ配線901aを介して主電気回路基板1
05に接続される。LED306は、LED配線902
aを介して主電気回路基板105に接続される。スキャ
ナユニット100は、取り付け穴903a及び903b
を利用して、ネジ等の固定部材によりスキャナヘッドケ
ース300bに取り付けられる。
【0077】図10は、フィールドレンズ304側から
見たスキャナユニット100の構造及び組立方法を示す
図である。複数のレンズのうちフィールドレンズ304
は、第二鏡筒1001内に構成された第二通路1004
の一端面側に形成された凹部1004aに収納される。
LED306は、LED基板1002に実装され、第二
通路1004の脇に壁で隔てられた凹部1005に集光
レンズ315と共に収納される。集光レンズ315は、
位置決めボスによってLED基板1002との位置関係
が定められ、LED基板1002は、凹部1005には
め込まれ、その外形寸法により位置決めされる。フィー
ルドレンズ304及び集光レンズ315は、押え板10
03を被せることにより落脱が防止される。押え板10
03は、ラッチ部1003a,1003b,1003c
を第二鏡筒1001の凹部1001a,1001b,1
001cの各部に係合させることによって固定される。
押え板1003は、LED開口部311及びセンサ開口
部312を有し、これらを通して原稿面18に対するL
ED光307の照射及び画像光308の取り込みがなさ
れる。
【0078】図11は、センサ302側から見たキャナ
ユニット100の構造及び組立方法を示す図である。な
お、以下で説明する光軸は、第二通路1004の円筒形
状中心線と一致し、図11では矢印Z方向と一致する。
センサ302は、センサ基板901に実装され、センサ
保持板1103に取り付けられる。センサ保持板110
3は、迷光遮断絞り318を有し、センサ302の取り
付けの際は該センサ302の受光部302aが迷光遮断
絞り318と重なるように調整される。
【0079】センサ保持板1103は、後に迷光遮断絞
り318の中心が第二通路1004の円筒形状の中心線
と一致するように第二鏡筒1001に組込まれた時に、
第二通路1004の円筒状部と光軸を中心として回転さ
せることができるように、センサ距離調整筒1102に
対して、長穴1103a及びネジ等の固定部材を利用し
て仮止めされる。長穴1103aは、回転調整時の調整
シロとして利用される。
【0080】第一鏡筒1105内の第一通路1101に
は、結像レンズ301及び光量規制絞り317が配置さ
れ、更に光量規制絞り317側から光量補正絞り316
が取り付けられる。光量補正絞り316は、画像光30
8の光軸方向から見ると糸巻き状の穴を有し、中心部の
光束を絞る一方で周辺部の光束はそのまま通し、中央部
と周辺部の光量差を低減する。光量補正絞り316は、
光量補正絞り316の開口の長手方向軸がセンサの受光
部302aに一致させるための位置決め凹316aを有
する。なお、光量補正絞り316は、第一鏡筒1105
と一体成形されてもよい。第一鏡筒1105は、回転止
め板1101bを有し、それを第二鏡筒1001の回転
止めスリット1001iに合わせて、第二鏡筒1001
の第二通路1004内に、光軸方向のみの移動が可能な
ように、収納される。第一鏡筒1105は、第二鏡筒1
001の止め穴1101fに長穴1105a及びネジ等
の固定部材を利用して取り付けられる。第二鏡筒100
1の逃げ穴1001dを利用して、外部から第一鏡筒1
105の調整穴1105bに接触することができ、ここ
に冶具を取り付けて、光軸方向の調整を行うことができ
る。この調整は、図8中の符号aで示す調整に該当す
る。
【0081】センサ距離調整筒1102は、第二鏡筒1
001の円筒外壁部1001jに対して、光軸方向に移
動可能かつ回転可能にはめ込まれる。この時、センサ保
持板1103は、第二通路1004の円筒形状部100
1jに対して、光軸方向に移動可能かる回転可能にはめ
込まれる。
【0082】センサ距離調整筒1102と第二鏡筒10
01とは、センサ距離調整筒1102側の段リブ110
2a、調整腕1102cが、第二鏡筒1001側のアジ
ャストリブ1001e及び結合柱1001h、段取付け
穴1001gと各々接触する。段リブ1102aと段取
付け穴1001gには、光軸を中心として一定角度毎に
一定量の段差を有する複数の段が設けられている。この
実施の形態では、7.5度毎に0.15mmの段が5段
設けられている。センサ距離調整筒1102を第二鏡筒
1001に組込むと、アジャストリブ1001e及び結
合柱1001hと段リブ1102a、並びに、段取付け
穴1001gと調整腕1102cが接触した状態とな
る。この状態でセンサ距離調整筒1102を第二鏡筒1
001に対して光軸を中心として7.5度回転させる
と、センサ距離調整筒1102は第二鏡筒1001に対
して0.15mmだけ光軸方向に平行に移動する。セン
サ302を搭載したセンサ保持板1103は、センサ距
離調整筒1102と結合されているので、上記の回転に
連動して光軸方向に移動する。この移動は図8中の符号
bで示す調整に該当し、第一鏡筒1105の調整(図8
中の符号aで示す調整)と独立して行うことができる。
調整が完了した後に、段リブ1102aの長穴及び結合
柱1001h、並びに、調整腕1102cの長穴110
2b及び段取付け穴1101gの該当する穴を利用し
て、ネジ等の固定部材によりセンサ距離調整筒1102
を第二鏡筒1001に固定する。段リブ1102a上の
穴は7.5度毎に設けられている。
【0083】以上のように組み上げた状態において、第
一鏡筒1105は、第二鏡筒1001に対して、光軸に
平行な方向に移動調整可能である。また、センサ302
は、センサ保持板1103を回動させることにより光軸
に対して回転調整可能であると共に、センサ距離調整筒
1102の回動させることにより光軸と平行に移動調整
可能である。
【0084】図9は、組み上げた状態におけるレンズユ
ニット100を示す図である。このスキャナユニット1
00をスキャナヘッドケース300bに組込んで結合ネ
ジ320(図3参照)で固定される。
【0085】次に、図12に示すように、スキャナヘッ
ドケース300bに主電気回路基板105が組み込まれ
る。図12の様な状態で、テストパターン、信号、電力
をヘッド端子部309に供給するコネクタ等を設けた不
図示の冶具にスキャナヘッドを接続し、基準距離に配置
された原稿18を読み取りながら各種の調整を行う。具
体的には、図12の矢印a方向から調整穴1201及び
1202を通して治具を挿入し、該治具を第一鏡筒11
05の調整穴1105bに引っ掛けて第一鏡筒1105
の位置を調整((図8中の符号aで示す調整;焦点調
整)を行い、その後、結合ネジ905(図9参照)で第
一鏡筒1105を第二鏡筒1001に固定する。
【0086】次いで、図12の矢印b方向からセンサ保
持板1103を回転調整して、光軸に対するセンサの傾
き(図8におけるθ)を調整し、結合ネジ906aで固
定する(図9参照)。なお、主電気回路基板105は、
この調整の障害にならない形状を有する。
【0087】ここで、部品の寸法バラツキ等が大きい場
合には、上記の作業では焦点調節ができないことがあ
る。この時は、結合ネジ906bを緩めて、センサ距離
調整筒1102を必要なだけ回動させてセンサ302と
フィールドレンズ304との距離を調整する。前述した
ように、この実施の形態では、7.5度の回動で0.1
5mmずつセンサ302とフィールドレンズ304との
距離を加減させることができる。この時、センサ距離調
整筒1102と結合しているセンサ保持板1103も一
緒に回動するが、結合ネジ906aを緩めて、図12の
矢印b方向から治具を挿入し、センサ保持板1103を
長穴1103aに沿って回動させて、光軸を中心とする
センサの回動角度(図8中のθ)を調整すればよい。
【0088】
【発明の効果】本発明の1つの側面によれば、例えば、
スリット状の開口部の存在に起因するケース部材の変形
を防止することができる。
【0089】また、本発明の他の側面によれば、例え
ば、遮光のための目張り等の繁雑な工程を省略すること
ができる。これにより、例えば、作業効率を向上すると
共にコストを削減することができる。
【0090】また、本発明の更に他の側面によれば、例
えば、組立後における光学系の調整(例えば、焦点調
整)を容易化することができる。これにより、例えば、
作業効率を向上すると共にコストを削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施の形態に係るスキャナヘッ
ドの構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の好適な実施の形態に係る画像処理装置
の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の好適な実施の形態に係るスキャナヘッ
ドの構成を示す斜視図及び断面図である。
【図4】本発明の好適な実施の形態に係る画像処理装置
の一部を示す断面図である。
【図5】本発明の好適な実施の形態に係る画像処理装置
の電気回路の構成を示す図である。
【図6】本発明の好適な実施の形態に係るスキャナヘッ
ドの電気回路を示す図である。
【図7】本発明の好適な実施の形態に係る画像処理装置
の外観図である。
【図8】一般的なスキャナユニットの光学的な構成を示
す図である。
【図9】本発明の好適な実施の形態に係るスキャナヘッ
ドに組み込まれるスキャナユニットの外観を示す斜視図
である。
【図10】フィールドレンズ側から見たスキャナユニッ
トの構造及び組立方法を示す図である。
【図11】センサ側から見たキャナユニットの構造及び
組立方法を示す図である。
【図12】本発明の好適な実施の形態に係るスキャナヘ
ッドの調整作業を説明する図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 2 キャリア 3 フレキシブルケーブル 4 ガイドシャフト 5 ベルト 6 キャリアモータ 7 ガイドレール 8 拍車 9 プラテン 11 排紙ローラ 14 紙送りローラ 15 アイドルプーリ 16 ホームポジションセンサ 17 ペーパーセンサ 18 シート(印字用紙、原稿、白基準シート) 19 自動給紙部 20 紙送りモータ 21 ピンチローラ 25 フレーム 29 アイドルギア 30 プーリ 31 LFギア 100 スキャナユニット 300 スキャナヘッド 300b スキャナヘッドケース 301 結像用レンズ 302 センサ 304 フィールドレンズ 306 LED 309 ヘッド端子部 316 光量補正絞り 318 フォーカス調整部材 321 カバー 501 動作部 502 CPU 503 RAM 504 ROM 505 タイマ 506 インターフェイス部 507 動作部 508 ヘッド検出部 509 ラインバッファ 510 ヘッドドライバ 511 モータドライバ 512 センサ検出部 513 スキャナドライバ部

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体装置と接続して利用される電気部品
    であって、 第1及び第2の側壁を有するケース部材と、 前記ケース部材の内部に配置された電気回路基板と、 前記本体装置と接続するための端子を含み、前記第1の
    側壁の外側に配置された端子基板と、 前記第1の側壁に設けられたスリット状の開口部を通し
    て前記電気回路基板と前記端子基板とを接続する配線部
    と、 シールド板と、 を備え、前記シールド板により前記第1の側壁と前記第
    2の側壁とが連結されていることを特徴とする電気部
    品。
  2. 【請求項2】 前記シールド板及び前記端子基板が前記
    第1の側壁に共通の固定部材によって固定されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電気部品。
  3. 【請求項3】 前記固定部材は導電性を有し、前記固定
    部材により前記端子基板の接地電極と前記シールド板と
    が電気的に接続されることを特徴とする請求項2に記載
    の電気部品。
  4. 【請求項4】 前記スリット状の開口部は、前記電気回
    路基板及び前記端子基板のうち少なくとも一方を通すこ
    とができる形状を有することを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれか1項に記載の電気部品。
  5. 【請求項5】 前記電気回路基板、前記端子基板及び前
    記配線部は互いに接続された後に、前記ケース部材に取
    付けられていることを特徴とする請求項4に記載の電気
    部品。
  6. 【請求項6】 前記スリット状の開口部は、前記端子基
    板を通すことができる形状を有し、前記電気回路基板、
    前記端子基板及び前記配線部が互いに接続された後に、
    前記電気回路基板が前記ケース部材に取付けられ、その
    後、前記端子基板が前記スリット状の開口部を通して前
    記第1の側壁の外側に引き出されて前記第1の側壁の外
    側に取付けられていることを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれか1項に記載の電気部品。
  7. 【請求項7】 前記第1の側壁と前記第2の側壁とが対
    向していることを特徴とする請求項1乃至請求項6のい
    ずれか1項に記載の電気部品。
  8. 【請求項8】 前記ケース部材は、内部構造の組立の際
    に利用される組立用の開口部を有し、前記電気部品は、
    前記組立用の開口部を塞ぐためのカバー部材を更に備え
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1
    項に記載の電気部品。
  9. 【請求項9】 前記カバー部材は、該カバー部材を前記
    ケース部材に固定するために前記スリット状の開口部に
    係合する係合部を有し、前記係合部が前記スリット状の
    開口部に係合して前記カバー部材が前記ケース部材に固
    定された状態で、前記電気部品の内部に外部から不要な
    光が入り込まないことを特徴とする請求項8に記載の電
    気部品。
  10. 【請求項10】 前記係合部が前記スリット状の開口部
    に係合して前記カバー部材が前記ケース部材に固定され
    た状態で、前記スリット状の開口部を通して外部から光
    が入り込まないことを特徴とする請求項9に記載の電気
    部品。
  11. 【請求項11】 スキャナヘッドとして利用されること
    を特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に
    記載の電気部品。
  12. 【請求項12】 前記本体装置は、記録ヘッドに変えて
    スキャナヘッドを装着可能な装置であり、前記電気部品
    は前記スキャナヘッドとして利用されることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の電気
    部品。
  13. 【請求項13】 撮像素子と、 前記撮像素子に原稿の画像を結像させる光学系と、 を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項12
    のいずれか1項に記載の電気部品。
  14. 【請求項14】 撮像素子と、 第1のレンズを保持した第1の筒状部材と、 前記第1のレンズと光軸が共通の第2のレンズを保持し
    た第2の筒状部材と、 前記撮像素子の前記光軸方向の位置を決定する第3の筒
    状部材と、 前記光軸に沿って前記第1の筒状部材に対する前記第2
    の筒状部材の位置を連続的に調整し固定するための第1
    の調整機構と、 前記光軸に沿って前記第1の筒状部材に対する前記第3
    の筒状部材の位置を段階的に調整し固定するための第2
    の調整機構と、 を更に備え、前記第2の調整機構による調整量は、段階
    的に選択可能な前記光軸を中心とした前記第3の筒状部
    材の回動角度に応じて決定され、前記第1及び第2の調
    整機構は、前記ケース部材の外部から操作可能であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれ1項に
    記載の電気部品。
  15. 【請求項15】 前記光軸を中心として前記撮像素子を
    回動させて前記第3の筒状部材に固定する第3の調整機
    構を更に備えることを特徴とする請求項14に記載の電
    気部品。
  16. 【請求項16】 本体装置と接続して利用される電気部
    品であって、 スリット状の開口部及び内部構造の組立の際に利用され
    る組立用の開口部を有するケース部材と、 前記ケース部材の内部に配置された電気回路基板と、 前記本体装置と接続するための端子を含み、前記ケース
    部材の側壁の外側に配置された端子基板と、 前記側壁に設けられたスリット状の開口部を通して前記
    電気回路基板と前記端子基板とを接続する配線部と、 前記組立用の開口部を塞ぐためのカバー部材と、 を備え、前記カバー部材は、該カバー部材を前記ケース
    部材に固定するために前記スリット状の開口部に係合す
    る係合部を有し、前記係合部が前記スリット状の開口部
    に係合して前記カバー部材が前記ケース部材に固定され
    た状態で、前記スリット状の開口部を通して前記ケース
    部材の内部に外部から不要な光が入り込まないことを特
    徴とする電気部品。
  17. 【請求項17】 スキャナヘッドとして利用されること
    を特徴とする請求項16に記載の電気部品。
  18. 【請求項18】 前記本体装置は、記録ヘッドに変えて
    スキャナヘッドを装着可能な装置であり、前記電気部品
    は前記スキャナヘッドとして利用されることを特徴とす
    る請求項16に記載の電気部品。
  19. 【請求項19】 撮像素子と、 前記撮像素子に原稿の画像を結像させる光学系と、 を更に備えることを特徴とする請求項16乃至請求項1
    8のいずれか1項に記載の電気部品。
  20. 【請求項20】 撮像素子上に画像を形成する光学部品
    であって、 第1のレンズを保持する第1の筒状部材と、 前記第1のレンズと光軸が共通の第2のレンズを保持す
    る第2の筒状部材と、 前記撮像素子の前記光軸方向の位置を決定する第3の筒
    状部材と、 前記光軸に沿って前記第1の筒状部材に対する前記第2
    の筒状部材の位置を連続的に調整し固定するための外部
    から操作可能な第1の調整機構と、 前記光軸に沿って前記第1の筒状部材に対する前記第3
    の筒状部材の位置を段階的に調整し固定するための外部
    から操作可能な第2の調整機構と、 を備え、前記第2の調整機構による調整量は、段階的に
    選択可能な前記光軸を中心とした前記第3の筒状部材の
    回動角度に応じて決定されることを特徴とする光学部
    品。
  21. 【請求項21】 前記光軸を中心として前記撮像素子を
    回動させて前記第3の筒状部材に固定する第3の調整機
    構を更に備えることを特徴とする請求項20に記載の光
    学部品。
  22. 【請求項22】 前記撮像素子を制御する電気回路基板
    と、 前記電気回路基板と外部の電気回路と接続する接続部
    と、 前記の各部品を収容するケース部材と、 を更に備え、スキャナヘッドとして機能することを特徴
    とする請求項20又は請求項21に記載の光学部品。
  23. 【請求項23】 記録ヘッドに変えてスキャナヘッドを
    装着可能な装置において利用されることを特徴とする請
    求項22に記載の光学部品。
  24. 【請求項24】 請求項1乃至請求項19のいずれか1
    項に記載の電気部品と、 前記端子基板を通じて前記電気部品と通信し前記電気部
    品を利用して所定の処理を実行する処理部と、 を備えることを特徴とする前記本体装置としての処理装
    置。
  25. 【請求項25】 請求項20乃至請求項23のいずれか
    1項に記載の光学部品と、 前記光学部品中の前記撮像素子から提供される画像信号
    を処理する画像処理部と、 を備えることを特徴とする処理装置。
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