JPH1188607A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH1188607A
JPH1188607A JP9256206A JP25620697A JPH1188607A JP H1188607 A JPH1188607 A JP H1188607A JP 9256206 A JP9256206 A JP 9256206A JP 25620697 A JP25620697 A JP 25620697A JP H1188607 A JPH1188607 A JP H1188607A
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led
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JP9256206A
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Kiyoshi Kaneko
潔 兼子
Shinya Asano
晋也 浅野
Shunei Wada
俊英 和田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品位な読み取り画像を得ることができる記
録装置を提供する。 【解決手段】 センサ18の光電変換の蓄積時間を長く
した場合には、LED17の低電流化により、即ち抵抗
R40及びスイッチ37を使用して増加した蓄積時間に
相当する分だけLED17に流れる電流を減らすことに
より光量を下げてLED17を駆動し、定常状態の画像
読み取りができるようにする一方、センサ18の光電変
換の蓄積時間を短くした場合には、LED17の高電流
化により、即ち抵抗R39及びスイッチ36を使用して
蓄積時間を短くした分だけLED17に流す電流を増加
させることにより光量を上げてLED17を駆動し、定
常状態の画像読み取りができるようにするので、光量を
調整して光源の温度変動を防ぎ高品位な読み取り画像を
得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスキャナユニットを
搭載できる記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の記録装置には、プリント機能を有
する記録ヘッド又はスキャナ機能を有するスキャナユニ
ットをキャリッジに交換可能に着脱できるものがある。
【0003】このスキャナユニットは原稿を照射するL
EDを備えており、一定の高光量で原稿を照射するLE
Dを実現すべくLEDの駆動電流を増加させていた。
【0004】また、原稿を照射する前に一定量の電流を
LEDに流して、予めLEDの温度を上げておき(予熱
状態)、さらに原稿を照射した後も一定量の電流をLE
Dに流して、LEDの温度を下げないようにしている
(保熱状態)。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、L
EDの発熱で生じるLEDの順方向電圧のばらつき等に
より、LEDの駆動電流の電流値が変動するため精度の
高い駆動電流をLEDに流すことができず、LEDは一
定の高光量で原稿を照射することができなかった。よっ
て、従来の記録装置では、高品位な読み取り画像を得る
ことができないという問題があった。
【0006】また、LEDを予熱状態から保熱状態又は
原稿読み取り状態に移行させるためにLEDの駆動電流
の電流値を切り換えた場合には、LEDの急激な温度上
昇にLEDの周辺部材の温度上昇が追いつかず、LED
から熱が奪われ、LEDの温度低下が生じていた。この
時に原稿の読み取り等を行うと高品位な読み取り画像を
得ることができないという問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記問題を解消
すべく、高品位な読み取り画像を得ることができる記録
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の記録装置は、記録ヘッド及び画像読み取
り手段を着脱自在に搭載できるキャリッジを有する記録
装置において、前記画像読み取り手段が原稿を照射する
光源と、前記光源の発熱温度を調整する発熱温度調整手
段とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項2の記録装置は、請求項1記載の記
録装置において、前記発熱温度調整手段が前記光源の光
量を調整する光量調整手段を備えていることを特徴とす
る。
【0010】請求項3の記録装置は、請求項2記載の記
録装置において、前記光量調整手段が前記光源に供給さ
れる電流値を調整することで前記光源の光量を調整する
ことを特徴とする。
【0011】請求項4の記録装置は、記録ヘッド及び画
像読み取り手段を着脱自在に搭載できるキャリッジを有
する記録装置において、前記記録装置が前記記録装置の
周囲温度を検出する検出手段を備え、前記画像読み取り
手段が原稿を照射する光源と、前記検出手段で検出され
た周囲温度に基づいて前記光源の発熱温度を調整する発
熱温度調整手段とを備えることを特徴とする。
【0012】請求項5の記録装置は、記録ヘッド及び画
像読み取り手段を着脱自在に搭載できるキャリッジを有
する記録装置において、前記画像読み取り手段が原稿を
照射する光源と、前記光源の周囲温度を検出する検出手
段と、前記検出手段で検出された周囲温度に基づいて前
記光源の発熱温度を調整する発熱温度調整手段とを備え
ることを特徴とする。
【0013】請求項6の記録装置は、請求項4又は5記
載の記録装置において、前記発熱温度調整手段が前記光
源に供給される電流値を調整する電流値調整手段を備え
ることを特徴とする。
【0014】請求項7の記録装置は、請求項4又は5記
載の記録装置において、前記発熱温度調整手段が前記光
源に供給される電圧値を調整する電圧値調整手段を備え
ることを特徴とする。
【0015】請求項8の記録装置は、請求項4又は5記
載の記録装置において、前記発熱温度調整手段が前記光
源に供給されるパルス電流のパルス幅を調整するパルス
幅調整手段を備えることを特徴とする。
【0016】請求項9の記録装置は、請求項4又は5記
載の記録装置において、前記発熱温度調整手段が前記光
源を加熱する加熱手段を備えることを特徴とする。
【0017】請求項10の記録装置は、記録ヘッドと原
稿を照射する光源を有する画像読み取り手段とを着脱自
在に搭載できるキャリッジと、前記光源に電流を供給す
る電流供給手段とを備え、前記光源の温度低下を防ぐた
めに前記電流供給手段から前記光源に電流を供給し前記
光源の予熱及び保熱を行う記録装置において、前記光源
を予熱状態から保熱状態又は画像読み取り状態に移行さ
せるときに、前記電流供給手段が時間の経過に従い前記
光源に供給する電流を減らすように構成されていること
を特徴とする。
【0018】請求項11の記録装置は、請求項1乃至1
0のいずれか1項記載の記録装置において、前記光源が
LED、ヒューズランプ、ハロゲンランプ、フィラメン
ト電球、及び水銀ランプのいずれか1つであることを特
徴とする。
【0019】請求項12の記録装置は、請求項1乃至1
1のいずれか1項記載の記録装置において、前記記録装
置がインクジェット、ドットインパクト、又は熱転写の
記録ヘッドを使用する記録装置であることを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0021】(1)第1の実施の形態 図1は本発明の第1の実施の形態に係る記録装置の構成
を示す。
【0022】本発明の第1の実施の形態に係る記録装置
はインクジェット記録装置であり、このインクジェット
記録装置は、本体装置50と、スキャナユニット51
と、記録ヘッド1とを備えており、本体装置50はホス
トコンピュータ11に接続されている。
【0023】本体装置50は、スキャナユニット51又
は記録ヘッド1を搭載するためのキャリッジ13(図
2)と、キャリッジ13に含まれスキャナユニット51
又は記録ヘッド1と接続するヘッド接続部2と、キャリ
ッジ13を水平方向に駆動させるためのキャリッジモー
タ12と、キャリッジモータ12の動作を制御するモー
タドライバ7と、後述する円筒状のプラテンを回転駆動
するためのラインフィードモータ14と、ラインフィー
ドモータ14の動作を制御するモータドライバ6と、画
像記録用の記録用紙又は画像読み取り用の原稿がセット
されているか否か、加えてキャリッジ13がホームポジ
ションにセットされているか否かを検出するセンサ9と
を備えている。
【0024】さらに本体装置50は、ホストコンピュー
タ11に接続するためのI/F10と、制御プログラ
ム、印刷フォント、スキャナユニット51から受信した
画像データ、及びホストコンピュータ11から受信した
画像データを格納するためのメモリ25と、メモリ25
内の制御プログラムによりモータドライバ6,7を介し
てキャリッジモータ12及びラインフィードモータ14
の制御、及びセンサ9の制御を行うコントローラ5及び
演算制御部8とを備えている。
【0025】スキャナユニット51は、原稿に対して光
線を照射するLED17と、LED17に供給される電
力の調整を行うLED駆動回路29と、LED17に照
射された原稿に含まれる文字、画像等の反射光を検出し
信号化するセンサ18と、センサ18で検出された信号
を増幅する増幅器19と、増幅器19で増幅された信号
をアナログ/デジタル変換(以下A/D変換という)す
るA/D変換器20と、A/D変換器20で変換された
デジタルデータにシェーディング補正、2値化等の画像
処理を施す画像処理IC21とを備えている。
【0026】次に、インクジェット記録装置の記録装置
としての処理を説明する。
【0027】まず、コントローラ5がホストコンピュー
タ11からI/F10を介して文字又は画像等の記録デ
ータを受信する。この記録データはホストコンピュータ
11及び演算制御部8の制御を受けながらコントローラ
5に転送される。コントローラ5は転送された記録デー
タを記録ヘッド1で記録用紙(不図示)に記録すべく加
工する。
【0028】さらに、コントローラ5は、演算制御部8
の制御を受けつつ記録ヘッド1にヘッド接続線3及びヘ
ッド接続部2を介して記録データを送信し、記録ヘッド
1で送信された記録データを記録用紙に記録する。
【0029】図2はインクジェット記録装置の駆動機構
部の構成を示す。図2中の15は円筒状のプラテンであ
り、このプラテン15は演算制御部8、コントローラ
5、及びモータドライバ6に制御されるラインフィード
モータ14の駆動により回転し、この回転に沿ってプラ
テン15に添接する記録用紙を搬送すると共に、記録ヘ
ッド1から噴射されるインクを記録用紙に吹付ける際に
記録用紙を支持する記録台となる。
【0030】台状のキャリッジ13はプラテン15の円
周面に近接して、プラテン15の軸方向に沿って移動自
在に配置されている。キャリッジ13は、記録時には記
録手段である記録ヘッド1を搭載し記録用紙に沿って記
録ヘッド1を搬送し、画像読み取り時にはスキャナユニ
ット51を搭載して画像読み取り用の原稿に沿ってスキ
ャナユニット51を搬送する。キャリッジ13は演算制
御部8、コントローラ5、及びモータドライバ7に制御
されるキャリッジモータ12の回転によりプラテン15
の軸方向に沿って移動する。
【0031】また、図1のセンサ9は記録用紙又は画像
読み取り用の原稿が不図示の紙置き台にセットされてい
るか否か、さらに、キャリッジ13がスタートポジショ
ンにあるか否か等を検出する。
【0032】次に、インクジェット記録装置の画像読み
取り装置としての処理を説明する。
【0033】まず、インクジェット記録装置が画像読み
取り装置として動作するときは、画像読み取り手段であ
るスキャナユニット51がキャリッジ13に搭載され、
画像読み取り用の原稿に対してプラテン15の軸方向に
沿ってスキャンする。
【0034】スキャナユニット51が備えているLED
17が原稿に対して光線を照射し、原稿に含まれる文字
又は画像等の反射光を光電変換特性を持つセンサ18が
検出し信号化する。センサ18で検出された信号を増幅
器19が増幅し、A/D変換器20に送信する。A/D
変換器20は増幅器19で増幅された信号をA/D変換
し、デジタルデータとして画像処理IC21に送信す
る。画像処理IC21はこのデジタルデータをシェーデ
ィング補正、2値化等の画像処理を施し、画像データと
して本体装置50に送信する。
【0035】この画像データは、記録時の記録データの
流れとは逆の経路を通ってホストコンピュータ11に送
信される。つまり、画像処理IC21からヘッド接続部
2、ヘッド接続線3、コントローラ5、及びI/F10
を介してホストコンピュータ11に画像データが送信さ
れる。
【0036】この時、コントローラ5は、画像処理IC
21から受信した画像データをI/F10で送信しやす
い形式、又はホストコンピュータ11が扱いやすい形式
に加工して、演算制御部8の制御を受けながらホストコ
ンピュータ11に送信する。
【0037】次に、インクジェット記録装置の駆動機構
部の処理を説明する。この処理は記録時の駆動機構部の
処理とほとんど同様である。
【0038】つまり、プラテン15が演算制御部8、コ
ントローラ5、及びモータドライバ6に制御されるライ
ンフィードモータ14の駆動により回転し、この回転に
沿って添接する画像読み取り用の原稿を搬送すると共
に、スキャナユニット51で画像読み取り用の原稿をス
キャンする際に画像読み取り用の原稿を支持する記録台
となる。
【0039】さらに、キャリッジ13が、スキャナユニ
ット51を搭載して画像読み取り用の原稿の面に沿って
搬送し、スキャナユニット51が画像を読み取る。キャ
リッジ13は演算制御部8、コントローラ5、及びモー
タドライバ7に制御されるキャリッジモータ12の回転
によりプラテン15の軸方向に沿って移動する。
【0040】また、図1のセンサ9が読み取り用の原稿
が不図示の紙置き台にセットされているか否か、さら
に、キャリッジ13がスタートポジションにあるか否か
等を検出する。
【0041】図3はインクジェット記録装置の外観図で
ある。
【0042】図3において、キャリッジ102上にはイ
ンクにより記録用紙に記録を行なう記録ヘッド101が
搭載されている。この記録ヘッド101は画像読み取り
手段であるスキャナユニット111とキャリッジ102
の上で交換可能である。記録ヘッド101は、駆動モー
タ103によって駆動される駆動ベルト104によっ
て、2本の平行なガイドシャフト105A,105B上
でガイドされて、記録用紙又は読み取り用の原稿を保持
するプラテン106の軸方向に沿って移動する。
【0043】そして、キャリッジ102に記録ヘッド1
01が搭載されているときには、プラテン106上の記
録用紙に画像又は文字が記録され、キャリッジ102に
スキャナユニット111が搭載されているときには、プ
ラテン106上の読み取り原稿に沿ってスキャナユニッ
ト111がプラテン106の軸方向に移動しつつ走査
し、読み取りが行なわれる。
【0044】図4及び図5は図1のスキャナユニット1
11の構造を示す。この読み取りを行なうスキャナユニ
ット111は、ほぼ直方体をなす筐体115で覆われ、
筐体115の内側には電気回路構成基板112が装着さ
れ、電気回路構成基板112にはプラテン106上の原
稿110を照射するLED113、原稿110上の文字
又は画像の反射光を光電変換する光センサ114、ミラ
ー116、フィールドレンズ117、結像レンズ11
8、ロッドレンズ119、及び回路制御とA/D変換と
画像処理のための画像処理補正IC等の主要部品や、抵
抗器、コンデンサー、コイル、発振子等の電気部品(図
示しない)が搭載されている。
【0045】画像処理補正ICによって処理された画像
データは、インクジェット記録装置へ転送され、さらに
図示しないホストコンピュータヘ送られる。
【0046】図6はLED17及びLED駆動回路29
の回路構成を示す。
【0047】LED駆動回路29は定電流回路部30を
備えており、LED17及び定電流回路部30には電源
電圧Vccが印加されている。定電流回路部30はLE
D17の順方向電圧Vfがそれぞれの素子の間でばらつ
いたり、動作(点灯)中に変動しても、ある一定の電流
を流す。LED17の光量は順方向電流Ifに依存す
る。尚、定電流回路部30は請求項1記載の発熱温度調
整手段を構成する。
【0048】図7は図6の定電流回路部30の回路構成
を詳細に示す。
【0049】LED17及び定電流回路部30に印加さ
れている電源電圧Vccを抵抗R31と抵抗R32で分
圧し、その抵抗R32に印加されている電圧Vbは、V
b=Vcc×(R32/(R31+R32))となり、
その電圧Vbからトランジスタ33のベース・エミッタ
間の電圧Vbeの電圧降下分を引いた電圧Ve(Ve=
Vb−Vbe)は常に抵抗R34にかかり、常に一定の
電流If=Ve/R34が、LED17の順方向電圧V
fの変動に影響されずLED17に流れる。
【0050】図8は図7の定電流回路部30の高電流化
及び低電流化を図る回路を示す。
【0051】図7の定電流回路部30の抵抗R34に対
して並列に抵抗R39とスイッチ36とを付加し、スイ
ッチ36を閉じることで抵抗R34と抵抗R39との合
成抵抗がR34‖R39=R34×R39/(R34+
R39)になり、LED17の定電流値IfhはIfh
=Ve/(R34‖R39)となるので、電流が増加し
て、定電流動作における高電流化ができる。
【0052】また、抵抗R32に対して並列に抵抗R4
0とスイッチ37を付加して、スイッチ37を閉じるこ
とで上記電圧Vb=Vcc×(R32/(R31+R3
2))のR32の抵抗が、R32とR40との合成抵抗
R32‖R40=R32×R40/(R32+R40)
となる。抵抗R32>合成抵抗R32‖R40であるこ
とから、電圧Vbの電圧が下がり、抵抗R34にかかる
電圧も下がる。つまり、定電流で流れている電流Ifの
電流値が下がり、抵抗R40を付加したときにLED1
7に流れる電流Iflも下がって定電流動作における低
電流化ができる。
【0053】さらに抵抗R32に対して並列にスイッチ
38を付加することでトランジスタ33のベース電圧V
bが開閉でき、スイッチ38で図9に示すような75
%、50%、又は25%のデューティ比を持った波形の
ON/OFFのスイッチングを行うことにより、LED
17はそのデューティ比の波形でON/OFFする。但
し、デューティ比は75%、50%、又は25%に限定
されるものではない。
【0054】尚、スイッチ36,37,38のスイッチ
ングの制御は、画像処理IC21が本体装置50の演算
制御部8の指令を受けて行う。スイッチ36,37,3
8及び抵抗39,40は請求項2記載の光量調整手段を
構成する。
【0055】次に図8に示す回路を用いた光量調整方法
を説明する。
【0056】まず、図8でスイッチ36,37,38を
OFFにした状態、即ち、図7の状態でLED17を駆
動し、センサ18の光電変換の蓄積時間を所定の時間に
設定したときの画像読み取りを定常状態の画像読み取り
とする。
【0057】画像読み取り動作に対してセンサ18の光
電変換の蓄積時間を変えた場合には、LED17が一定
の光量のままだと、蓄積時間を変えた分に比例してセン
サ18の出力レベルが変化する。
【0058】例えば、解像度等のモードを変えた時にそ
れに伴ってセンサ18の光電変換の蓄積時間を長くした
場合には、そのままの状態で白っぽい原稿を読み取ると
センサ18の出力レベルが飽和する弊害が出てくる。こ
のモードの時は前述したLED17の低電流化により、
即ち抵抗R40及びスイッチ37を使用して増加した蓄
積時間に相当する分だけLED17に流れる電流を減ら
すことにより光量を下げてLED17を駆動すると、定
常状態の画像読み取りができるようになる。
【0059】また逆に、センサ18の光電変換の蓄積時
間を短くした場合には、LED17の高電流化により、
即ち抵抗R39及びスイッチ36を使用して蓄積時間を
短くした分だけLED17に流す電流を増加させること
により光量を上げてLED17を駆動すると、定常状態
の画像読み取りができるようになる。
【0060】次に、図8に示す回路を用いた予熱調整方
法を説明する。
【0061】まず、LED17は一般的に環境温度又は
自己の発熱温度等によって、光量・波長等の特性が変化
する。この変化は、画像読み取り動作を行った場合に読
み取り画像に対して濃度、色等のムラとして画像に出力
されてしまい、精度の良い画像再現ができなくなる。
【0062】この変化の原因の1つは、LED17の点
灯の初期状態と長時間点灯した状態とのLED17の発
熱温度の相違である。従って、LED17の点灯の初期
状態と長時間点灯した状態とを比較し、LED17の発
熱温度の相違が生じない状態を実現して、画像読み取り
を行わなくてはならない。
【0063】例えば、画像読み取り開始前にLED17
を点灯しておいて、ある程度の熱の温度環境を持たせ、
即ち予熱調整を行い、読み取り開始時から終了までを同
じ熱(温度)状態に保ちつつ画像読み取りを行えば良
い。
【0064】しかし、この予熱調整は通常の定電流駆動
では、時間がかかる。従って、上述した高電流化により
LED17の点灯初期に定常状態よりも多めの電流を流
し、LED17の温度を初めに短時間に上げてしまい予
熱時間を短縮して、その後定常状態の定電流駆動をして
画像読み取りをするといった制御をする。このような制
御をすることで画像読み取り動作全体の時間短縮が実現
できる。
【0065】次に、図8に示す回路を用いた保熱調整方
法を説明する。
【0066】まず、画像読み取り動作としてキャリッジ
103が一方向(往方向又は複方向)だけの読み取り動
作をするモードのときには、LED17が読み取り動作
以外にも点灯を続けると熱が蓄積される。これもまた、
上述したのと同様に光量・波長等の特性の変化を起こし
てしまう。
【0067】また読み取りをしないときのキャリッジ1
03の他方向移動時(復方向又は往方向)に、LED1
7を完全に消灯してしまうと熱が下がりすぎてしまい、
上記特性の変化が同様に起きてしまう。
【0068】従って、この片方向だけの読み取り動作を
行うときは、他方向移動時にLED17を消灯をするの
ではなく、ある程度点灯してLED17の発熱温度及び
環境温度を保っておくこと、即ち保熱調整が必要にな
る。
【0069】保熱調整としては、必要最小限の駆動電流
を用いてLED17を点灯すればよい。従って、上述し
たLED17の低電流化により、即ち抵抗R40及びス
イッチ37を使用してある程度少ない駆動電流をLED
17に流すようにすればよい。また、スイッチ38で波
形のデューティ比を変えてLED17の点灯平均時間を
少なくして保熱調整することもできる。
【0070】さらに、LED17の低電流化とデューテ
ィ比の変更とを組み合わせて保熱調整することもでき
る。例えば定常電流を100%とすると低電流化のため
の抵抗R40を定常電流の12.5%になるように設定
し、この設定された定常電流と上述した数種類のデュー
ティ比とのかけ算でかなりの種類の低電流化の保熱調整
が選択でき、精度の高い制御が実現できることになる。
【0071】上述したように、第1の実施の形態によれ
ば、センサ18の光電変換の蓄積時間を長くした場合に
は、LED17の低電流化により、即ち抵抗R40及び
スイッチ37を使用して増加した蓄積時間に相当する分
だけLED17に流れる電流を減らすことにより光量を
下げてLED17を駆動し、定常状態の画像読み取りが
できるようにする一方、センサ18の光電変換の蓄積時
間を短くした場合には、LED17の高電流化により、
即ち抵抗R39及びスイッチ36を使用して蓄積時間を
短くした分だけLED17に流す電流を増加させること
により光量を上げてLED17を駆動し、定常状態の画
像読み取りができるようにするので、光量を調整して光
源の温度変動を防ぎ高品位な読み取り画像を得ることが
できる。
【0072】また、上述した高電流化によりLED17
の点灯初期に定常状態よりも多めの電流を流し、LED
17の温度を初めに短時間に上げてしまい予熱時間を短
縮して、その後定常状態の定電流駆動をして画像読み取
りをすることで画像読み取り動作全体の時間短縮が実現
でき、かつLED17の温度変動を防ぎ高品位な読み取
り画像を得ることができる。
【0073】さらに、上述したLED17の低電流化に
より、即ち抵抗R40及びスイッチ37を使用してある
程度少ない駆動電流をLED17に流して、又はスイッ
チ38で波形のデューティ比を変えてLED17の点灯
平均時間を少なくして保熱調整することでLED17の
温度変動を防ぎ高品位な読み取り画像を得ることができ
る。
【0074】尚、スイッチ38は図9に示すような75
%、50%、又は25%のデューティ比を持った波形の
ON/OFFのスイッチングを行ったが、スイッチ3
6,37も同様にスイッチングすることにより定電流回
路部30の高電流化又は低電流化を図ることができる。
【0075】(2)第2の実施の形態 本発明の第2の実施の形態に係る記録装置の構成は第1
の実施の形態に係る記録装置の構成と同様であり、イン
クジェット記録装置である。
【0076】図1のLED17は駆動電流が流れると発
熱を伴うため、発光量が減少し、照度が劣化し波長が振
れる。また、LED17の照度及び波長は本体装置50
の周囲温度に対して非常に敏感であり、周囲温度の変化
に対して照度が劣化し波長が振れる。そのためスキャナ
ユニット51で読み取った画像に影響を及ぼし画像の悪
化を招くことになる。
【0077】(a)第1実施例 まず、第1実施例として予めLED17に弱電流を流し
ておくことで、駆動電流が流れた直後の昇温による急激
なLED17の照度の劣化や波長の振れを防止する。
【0078】そこで、本体装置50に検出手段としての
サーミスタを搭載し(不図示)、このサーミスタによっ
て本体装置50の周囲温度を検出し、この検出データに
基づいて発熱温度調整手段としての画像処理IC21が
LED17に予め流す弱電流を調整する。画像処理IC
21は電流値調整手段としての弱電流調整テーブルを備
えており、この弱電流調整テーブルは本体装置50の周
囲温度に関していくつかのブロックに分けられており、
これに対してLED17に供給される電流値がそれぞれ
決められている。例えば、本体装置50の周囲温度が上
がるとLED17の照度が劣化する場合は、本体装置5
0の周囲温度が上がるに従ってLED17に供給される
電流値が下がるように設定されている。
【0079】(b)第2実施例 次に、第2実施例として予めLED17に所定の電圧を
かけておくことで、電圧変化の昇温による急激なLED
17の照度の劣化や波長の振れを防止する。
【0080】そこで、本体装置50に検出手段としての
サーミスタを搭載し、このサーミスタによって本体装置
50の周囲温度を検出し、この検出データに基づいて発
熱温度調整手段としての画像処理IC21がLED17
にかかる電圧を調整する。画像処理IC21は電圧値調
整手段としての電圧調整テーブルを備えており、この電
圧調整テーブルは本体装置50の周囲温度に関していく
つかのブロックに分けられており、これに対してLED
17に供給される電圧値がそれぞれ決められている。例
えば、本体装置50の周囲温度が上がるとLED17の
照度が劣化する場合は、本体装置50の周囲温度が上が
るに従ってLED17に供給される電圧値が下がるよう
に設定されている。
【0081】(c)第3実施例 次いで、第3実施例として予めLED17にパルス電流
を流しておくことで、パルス電流が流れた直後の昇温に
よる急激なLED17の照度の劣化や波長の振れを防止
する。
【0082】そこで、本体装置50に検出手段としての
サーミスタを搭載し、このサーミスタによって本体装置
50の周囲温度を検出し、この検出データに基づいて発
熱温度調整手段としての画像処理IC21がLED17
に予め流すパルス電流のパルス幅を調整する。画像処理
IC21はパルス幅調整手段としてのパルス幅調整テー
ブルを備えており、このパルス幅調整テーブルは本体装
置50の周囲温度に関していくつかのブロックに分けら
れており、これに対してLED17に供給されるパルス
電流のパルス幅の値がそれぞれ決められている。例え
ば、本体装置50の周囲温度が上がるとLED17の照
度が劣化する場合は、本体装置50の周囲温度が上がる
に従ってLED17に供給されるパルス電流の値が下が
るようにパルス幅の値が設定されている。
【0083】(d)第4実施例 次いで、第4実施例として予めLED17周辺に加熱手
段としてのヒータボード等の熱源を設けて、LED17
を加熱することにより、LED17に弱電流を流してお
くのと同じ役割を担わせておくことで、駆動電流が流れ
た直後の昇温による急激なLED17の照度の劣化や波
長の振れを防止する。
【0084】そこで、本体装置50に検出手段としての
サーミスタを搭載し、このサーミスタによって本体装置
50の周囲温度を検出し、この検出データに基づいて発
熱温度調整手段としての画像処理IC21がLED17
を加熱する熱源の加熱温度を調整する。画像処理IC2
1は加熱手段としての加熱温度調整テーブルを備えてお
り、この加熱温度調整テーブルは本体装置50の周囲温
度に関していくつかのブロックに分けられており、これ
に対してLED17を加熱する熱源の加熱温度の値がそ
れぞれ決められている。例えば、本体装置50の周囲温
度が上がるとLED17の照度が劣化する場合は、本体
装置50の周囲温度が上がるに従ってLED17を加熱
する熱源の加熱温度の値が下がるように設定されてい
る。
【0085】上述したように、第2の実施の形態におい
て、第1実施例によれば予めLED17に弱電流を流し
ておくことにより、駆動電流が流れた直後の昇温による
急激なLED17の照度の劣化や波長の振れを防止し、
第2実施例によれば予めLED17に所定の電圧をかけ
ておくことにより、電圧変化の昇温による急激なLED
17の照度の劣化や波長の振れを防止し、第3実施例に
よれば予めLED17にパルス電流を流しておくことに
より、パルス電流が流れた直後の昇温による急激なLE
D17の照度の劣化や波長の振れを防止し、第4実施例
によれば予めLED17周辺にヒータボード等の熱源を
設けて、この熱源によりLED17を加熱して、LED
17に弱電流を流しておくのと同じ役割を担わせておく
ことにより、駆動電流が流れた直後の昇温による急激な
LED17の照度の劣化や波長の振れを防止するので、
高品位な読み取り画像を得ることができる。
【0086】尚、第1〜第4実施例に係るインクジェッ
ト記録装置は、本体装置50にサーミスタを搭載し、こ
のサーミスタによって本体装置50の周囲温度を検出し
たが、例えばLED17に流れている電流量の変化を検
出して、本体装置50の周囲温度変化に対応させる等の
他の方法で本体装置50の周囲温度を検出してもよい。
【0087】また、第1〜第4実施例に係るインクジェ
ット記録装置は、本体装置50にサーミスタを搭載し、
このサーミスタによって本体装置50の周囲温度を検出
したが、スキャナユニット51に検出手段としてのサー
ミスタを搭載してもよく、このサーミスタによってLE
D17の周囲温度を検出してもよい。このサーミスタに
よって検出されたLED17の周囲温度に基づいて、上
記第1〜第4実施例と同様の処理を施しても、上記と同
様の効果を得ることができる。
【0088】(3)第3の実施の形態 図10及び図11は、本発明の第3の実施の形態に関す
る記録装置の構造を示す。本発明の第3の実施の形態に
関する記録装置はインクジェット記録装置である。
【0089】図10及び図11において、キャリア20
2は印字ヘッド201及びスキャナヘッド300を着脱
自在に保持するものであり、フレーム225に両端部が
固定され互いに並行に配置されたガイドシャフト204
及びガイドレール207に、印字用紙又は原稿218
(以下、原稿類218という)又は白基準シート400
の搬送方向と直交するように摺動自在に支持される。
【0090】またキャリア202は、キャリアモータ2
06に不図示のギア列によって回転駆動される駆動プー
リ230と回転自在に支持されたアイドルプーリ215
との間に掛け渡されたベルト205の一部位に結合され
ており、キャリアモータ206を駆動することで、ベル
ト205が駆動され、キャリア202が上記方向に往復
移動する。
【0091】216はホームポジションセンサであり、
キャリア202の通過を検出することによりキャリア2
02の位置を検出する。203はフレキシブルケーブル
であり印字ヘッド201、スキャナヘッド300に不図
示の制御基板から電気信号を伝える。
【0092】次に原稿類218又は白基準シート400
を搬送する構成について説明する。
【0093】219は自動給紙部で、複数枚セットされ
た原稿類218を1枚ずつ分離してフレーム225に回
転可能に支持された紙送りローラ214まで搬送する。
【0094】紙送りローラ214にはラインフィードギ
ア231が固定されており、紙送りモータ220によっ
て不図示のギア列で回転駆動される。また、紙送りロー
ラ214にはピンチローラ221が下方よりピンチロー
ラホルダ222を介してピンチローラバネ223によっ
て圧接されており、紙送りローラ214とピンチローラ
221との間に挟まれた原稿類218又は白基準シート
400を紙送りモータ220の駆動によって搬送する。
【0095】211は記録後の原稿類218又は白基準
シート400を排出するための排紙ローラであり、アイ
ドルギア列229により、紙送りローラ214から駆動
力が伝達され、紙送りローラ214と同期して回転す
る。排紙ローラ211には拍車208が接しており、排
紙ローラ211との間に原稿類218又は白基準シート
400を挟み込み搬送する。
【0096】217はペーパーセンサであり、紙送りロ
ーラ214に挿入直前の原稿類218又は白基準シート
400の有無を検出する。210は排紙センサであり、
排紙ローラ211の近傍の原稿類218又は白基準シー
ト400の有無を検出する。
【0097】キャリア202の移動範囲の一端には、乾
燥から印字ヘッド201の液体吐出口を保護するキャッ
プ213があり、キャリア202がホームホジションに
位置する時、紙送りモータ220によって図示しない動
力伝達機構を介してキャップ213を印字ヘッド201
へ押し付ける。また、液体吐出口の清掃のためのインク
吸引動作もここで行う。
【0098】印字ヘッド201の液体吐出口のある面を
清掃するためのブレード212がキャップ213の近傍
に有り、キャリア202の動作によって、図示しないリ
ンク機構を介して液体吐出口面をしごく。この動作によ
り吐出口面のノズルの近傍に付着したゴミなどの異物を
取り除き常に正常な記録を行う(ワイピング動作)こと
ができる。
【0099】スキャナヘッド300がキャリア202に
搭載されたときには、印字ヘッド201がキャリア20
2に搭載されたときに比べて、キャップ213及びブレ
ード212がスキャナヘッド300に接触しないように
離れた位置にある。
【0100】印字ヘッド201はキャリア202の往復
移動に同期しつつフレキシブルケーブル203から送ら
れてくる記録信号に応じてインクを吐出することによ
り、原稿類218の記録用紙に一行分の印刷を行なう。
【0101】この印字ヘッド201は微細な液体吐出口
と、液路と、当該液体吐出口及び液路にある液体を吐出
する液体吐出手段とを備えている。液体吐出手段として
は、ピエゾ素子等の電機機械変換体によって液体を加熱
して液滴を吐出させるもの、レーザ等の電磁波の照射に
よって液体を加熱して液滴を吐出させるもの、及び発熱
抵抗を有する発熱素子等の電機熱変換体によって液体を
加熱して液滴を吐出させるもの等がある。
【0102】液体を加熱して液滴を吐出させる液体吐出
手段を備えている印字ヘッド201は、記録用の液体を
吐出して吐出用液滴を形成するための液体吐出口を高密
度に配列することができるために高解像度の印刷をする
ことが可能である。その中でも電機熱変換体によって液
体を加熱して液滴を吐出させる液体吐出手段を備えてい
る印字ヘッド201は、コンパクト化が容易であり、I
C技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に活用でき、
高密度実装化が容易で、製造コストも安価である。
【0103】次に、印字ヘッド201が原稿類218の
記録用紙に一行分の印刷を行なうと、この記録用紙は紙
送りモータ220により一行分搬送され、印字ヘッド2
01が次行の印刷を行なう。
【0104】図12はインクジェット記録装置の電気回
路の構成を示す。
【0105】インクジェット記録装置の電気回路は主と
して主制御をなすコントローラ501と印字装置部及び
スキャナ部のコントローラ507とを備えている。
【0106】コントローラ501は後述するRAM50
3、ROM504、タイマ505、及びインターフェイ
ス部506を制御するCPU502と、テキストデータ
や画像データを展開する領域や作業用の領域等を設けた
RAM503と、CPU502で実行するプログラムや
その他フォントデータ等の固定データを格納したROM
504と、CPU502の実行サイクルを作り出したり
印刷動作の際必要なタイミングを作り出したりするタイ
マ505と、CPU502からの信号とコントローラ5
07、後述するキーボード部514、表示部515、外
部記憶装置516、及び外部インターフェイス517と
を結ぶインターフェイス部506とを備えている。
【0107】コントローラ507は、印字ヘッド20
1、スキャナヘッド300の有無、種類、印字ヘッド2
01の温度、印字ヘッド201内のインクの有無等の印
字ヘッド201及びスキャナヘッド300の各情報を検
出するヘッド検出部508と、印字ヘッド201の印刷
データを蓄えるためのラインバッファ509と、印字ヘ
ッド201に印刷信号や電力等を送出するヘッドドライ
バ510と、キャリアモータ206を駆動するのに必要
な信号や電力等を送出するモータドライバ511aと、
紙送りモータ220を駆動するのに必要な信号や電力等
を送出するモータドライバ511bとを備えている。
【0108】コントローラ507は、さらにホームポジ
ションセンサ216、ペーパーセンサ217、排紙セン
サ210等のセンサの出力を検出するセンサ検出部51
2と、印字ヘッド201の代わりにスキャナヘッド30
0が搭載された時のスキャナドライバ513とを備えて
いる。また、ヘッド検出部508、ヘッドドライバ51
0、スキャナドライバ513と印字ヘッド201、スキ
ャナヘッド300との間のデータ信号のやりとりは、フ
レキシブルケーブル203を使用する。
【0109】インターフェイス部506には、命令やテ
キストを入力するためのキーボード514と、インクジ
ェット記録装置の状態を表示する表示部515と、FD
D、HDD、RAMカード等の外部記憶装置516と、
他の情報処理装置と通信を行なったり、内部のバスに直
接接続して周辺機器を制御するための外部インターフェ
イス517とが接続されている。
【0110】尚、図12には表示されていないが、他に
上記の電気回路に電流を供給するための電源部があり、
これには例えば充電式のバッテリー、使い捨ての乾電
池、又は情報処理装置本体を固定して使用する場合のA
C電源用変換器等がある。
【0111】図13(A)にスキャナヘッド300の概
略断面図を示し、図13(B)にスキャナヘッド300
の斜視図を示す。
【0112】図13(A)の306は原稿面315の照
明用のLEDであり、カラー読み取りを行うためにレッ
ド、グリーン、ブルーの3色のLEDが配置されてい
る。LED306から発せられたLED光307はLE
D開口部311を通って原稿面315を照らし、原稿面
315の画像光308はセンサ開口部312に設けられ
たフィールドレンズ304を通過しミラー303により
光路を直角に曲げられ、結像用レンズ301を通過し、
センサ302上に結像する。本実施の形態ではセンサ3
02として128画素のリニアイメージセンサが用いら
れている。
【0113】LED306及びセンサ302は電気的に
接続され配線基板305により電極が外部に引き出され
ている。配線基板305のヘッド端子部309には電極
が形成されており、不図示のキャリア2の電極と圧接に
より接触し、信号をインクジェット記録装置の制御回路
(図示しない)へ導くことができる。
【0114】スキャナヘッド300は、外観形状は印字
ヘッド201と同形状であり、位置決め穴310、位置
決め切り欠き部313を基準として外装の一部である爪
部314のラッチによってキャリア202へ装着するこ
とができる。また、スキャナヘッド300を外すときは
ヘッド部着脱操作部300aを持ち上げると爪部314
のラッチが外れて簡単に取り外すことができる。
【0115】スキャナヘッド300をキャリア202に
装着した時のキャリア202の待機位置は、印字ヘッド
201を装着した時の位置と同じである必要は無く、こ
の待機位置を印字ヘッド201のメンテナンスを行うブ
レード212やキャップ213の方向に移動することに
より、原稿類218と待機位置の間に生じた可動区間を
キャリア202の走行安定性を増すための空走区間とす
ることができる。但し、印字ヘッド201のメンテナン
スを行うブレード212やキャップ213の劣化を防ぐ
ため、スキャナヘッド300の読み取り部面300bは
ブレード212やキャップ213を避ける形状とする必
要がある。
【0116】キャリア202にスキャナヘッド300を
装着すると、CPU502はスキャナドライバ部513
を介して配線基板305の印字ヘッド/スキャナヘッド
認識信号を読みとりスキャナモードに入る。
【0117】CPU502は動作中のアプリケーショ
ン、キーボード部402、又は外部インターフェース4
05等よりスキャナ読み取り信号が入力されると、原稿
類218の記録用紙と同様、読み取り原稿を自動給紙部
219や紙送りモータ220の駆動により所定の位置ま
で搬送し、LED306を点灯した後、キャリアモータ
206を駆動しながら、スキャナドライバ部513を介
して画像信号を読み取る。尚、CPU502はLED3
06へ供給する電流を制御する。
【0118】ここで、キャリアモータ206の駆動スピ
ードは、スキャナヘッド300の原稿読み取りモードに
よって変えることができる。
【0119】原稿読み取りモードは読み取り解像度と読
み取り階調度の組み合わせであり、デフォルトの設定に
おいてスキャナヘッド300のセンサ302の解像度は
主走査方向360dpi、副走査方向360dpiであ
り、階調度は64階調である。この原稿読み取りモード
は、主走査方向360dpi、副走査方向360dpi
で64階調での読み取りから、主走査方向90dpi、
副走査方向90dpiで2階調での読み取りに変更で
き、また主走査方向の解像度を200dpiに変更し、
FAXとの整合性を考慮したモードもある。
【0120】主走査方向360dpi、副走査方向36
0dpiで64階調の読み取りのようにデータ量の多い
モードでは、データ処理や転送に時間がかかるためキャ
リア202の駆動スピードは遅くなるが、主走査方向9
0dpi、副走査方向90dpiで2階調の読み取りの
ようにデータ量の少ないモードでは、データ処理や転送
に時間がかからないためキャリア202の駆動スピード
を早くできる。尚、カラー原稿を読み取るためには、上
記動作を3色のLEDの各色毎に3回繰り返す。
【0121】スキャナヘッド300のセンサ302は原
稿一行分の読み取りを終了すると、紙送りモータ220
により一行分搬送され次行の読み取りを行う。この様な
動作を原稿の全行の読み取りが終了するまで行う。
【0122】図14はスキャナヘッド300の回路の構
成を示す。
【0123】スキャナヘッド300がキャリッジ202
に装着されると、スキャナヘッド300のヘッド端子部
309がキャリッジ202へ配線されるフレキシブルケ
ーブル203に形成された図示しない端子部と圧接し、
印字装置部及びスキャナ部のコントローラ507と結合
する。
【0124】コントローラ507はスキャナドライバ5
13を介して、またスキャナヘッド300はI/Oポー
ト601を介して、データやコマンドを双方向通信す
る。
【0125】LED306で照らされた原稿類18の画
像光308は光電変換特性を持つセンサ302が画像デ
ータとして検出する。センサ302が検出した信号は、
アナログ/デジタル変換器603(以下A/D変換器と
いう)で扱う最適なレベルまで増幅器604で増幅さ
れ、A/D変換器603に入力される。
【0126】A/D変換器603はこの増幅された信号
をデジタルデータに変換し、画像処理LSI602に出
力する。画像処理LSI602はこのデジタルデータに
シェーディング補正、2値化等の補正、及びその他の画
像処理を行った後、フレキシブルケーブル203を経由
してコントローラ507へ出力する。
【0127】また、スキャナヘッド300が白基準シー
ト400を読み込むことで得られたセンサ302の各画
素毎の白基準データは、画像処理LSI602内のレジ
スタに記憶され各処理に使用される。
【0128】白基準シート400は、反射濃度0.1以
下の基準の反射率を持つシートであり、センサ302の
各画素毎の感度や受光量のばらつきを補正するために使
用するシートである。この白基準シート400を原稿と
同条件で読み込むことで得られたセンサ毎の白基準信号
と、センサが受光していない時の黒基準信号との間を所
望の階調数で分割することにより、センサ302の画素
毎のばらつきを吸収した階調を得ることができる。
【0129】図15はインクジェット記録装置の予熱及
び保熱の制御プログラムを示す。尚、以下の説明におい
てLED306に供給される電流はCPU502が設定
し、電源部が供給する。
【0130】まず、インクジェット記録装置の電源をオ
ンにし(ステップS101)、予熱を開始すると電源部
がLED306に電流I1(図17(B))を供給し、
同時に予熱制御用としてタイマ505がカウントを開始
する(ステップS102)。
【0131】次に、ステップS103において、予め設
定された予熱時間τ1(図17(B))が終了したか否
かをCPU502で判別し、設定された予熱時間τ1
終了していない場合にはステップS102に戻る一方、
設定された予熱時間τ1が終了している場合には、保熱
を開始し保熱制御用としてタイマ505がカウントを開
始する(ステップS104)。
【0132】ステップS105において、予め設定され
た時間τn(図17(B))が終了したか否かをCPU
502で判別し、設定された時間τnが終了している場
合には、電源部がLED306に所定の電流In(図1
7(B))を供給し、LED306の保熱を続ける。こ
の時の電流はLED306の温度保持のための必要最小
限の電流である。
【0133】設定された時間τnが終了していない場合
には、CPU502はタイマ505でカウントされたタ
イマ時間からLED306へ供給する電流を決定できる
変換テーブルを使用してLED306へ加える電流を求
める(ステップS106)。この変換テーブルはROM
504に記憶されており、予め実験で求めた値で構成さ
れている。
【0134】次に、ステップS107において、スキャ
ナヘッド300が原稿の読み取り中であるか否かを判別
し、原稿の読み取り中である場合には、原稿の読み取り
のために設定された電流をLED306に供給中である
ので、保熱のための電流は供給できない。そこで、タイ
マ505でカウントされたタイマ時間を補正し(ステッ
プS109)、ステップS104に戻る。この補正は、
原稿の読み取り動作によって保熱のための電流をLED
306に供給できないために行う補正であり、例えば、
タイマ505でカウントされたタイマ時間が1進んでい
たならば、0.5程度戻す。
【0135】原稿の読み取り中でない場合には、ステッ
プS106で設定された電流をLED306に供給し
(ステップS108)、ステップS104へ戻る。
【0136】図17(A)はLED306の温度上昇値
t(縦軸)と時間τ(横軸)との関係を示す図であり、
(B)はLED306に供給する電流I(縦軸)と時間
τ(横軸)との関係を示す図である。図16(A)はイ
ンクジェット記録装置の予熱及び保熱を行わないときの
LED306の温度上昇値t(縦軸)と時間τ(横軸)
との関係を示す図であり、(B)はインクジェット記録
装置の予熱及び保熱を行わないときのLED306に供
給する電流I(縦軸)と時間τ(横軸)との関係を示す
図である。
【0137】図17(B)において、時間τ1まではイ
ンクジェット記録装置の予熱制御時間であり、電源部が
LED306に電流I1を供給する。図17(A)で時
間τ1まではLED306の温度が急激に上昇してい
る。
【0138】図17(B)において、時間τ2から時間
τnまではインクジェット記録装置の保熱制御時間であ
り、時間の経過(τ2,τ3,…,τn)に従って変換テ
ーブルで決定される電流を電源部がLED306に供給
する。この変換テーブルで決定される電流は時間の経過
(τ2,τ3,…,τn)に従って減少する。時間τn以降
は電源部が所定の電流InをLED306に供給する。
【0139】図16(A)に示すように、インクジェッ
ト記録装置の予熱及び保熱を行わないときのLED30
6の温度上昇の変化は大であるが、図17(A)に示す
ように、インクジェット記録装置の予熱及び保熱を行う
ときのLED306の温度上昇の変化は小である。
【0140】上述したように、第3の実施の形態によれ
ば、LED306を予熱状態から保熱状態又は原稿読み
取り状態に移行させる段階で、時間の経過(τ2,τ3
…,τn)に従って電源部が徐々にLED306に供給
する電流を減らすので、LED306の温度変動を防ぎ
高品位な読み取り画像を得ることができる。
【0141】尚、第1〜第3の実施の形態では、インク
ジェット記録装置について詳述したが、インクジェット
記録装置以外の記録装置、例えばドットインパクト、熱
転写等の記録ヘッドを用いる記録装置でもよい。
【0142】また、第1〜第3の実施の形態に係るイン
クジェット記録装置は、原稿照射用の光源としてLED
を使用したが、例えば、ヒューズランプ、ハロゲンラン
プ、フィラメント電球、水銀ランプ等の他の光源でもよ
い。
【0143】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
記録装置によれば、光源が原稿を照射し、発熱温度調整
手段が光源の発熱温度を調整するので、光源の温度変動
を防ぎ高品位な読み取り画像を得ることができる。
【0144】請求項4の記録装置によれば、検出手段が
記録装置の周囲温度を検出し、光源が原稿を照射し、発
熱温度調整手段が検出手段で検出された周囲温度に基づ
いて光源の発熱温度を調整するので、光源の温度変動を
防ぎ高品位な読み取り画像を得ることができる。
【0145】請求項5の記録装置によれば、光源が原稿
を照射し、検出手段が光源の周囲温度を検出し、発熱温
度調整手段が検出手段で検出された周囲温度に基づいて
光源の発熱温度を調整するので、光源の温度変動を防ぎ
高品位な読み取り画像を得ることができる。
【0146】請求項10の記録装置によれば、光源を予
熱状態から保熱状態又は画像読み取り状態に移行させる
ときに、電流供給手段が時間の経過に従い前記光源に供
給する電流を減らすように構成されているので、光源の
温度変動を防ぎ高品位な読み取り画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る記録装置の構
成図である。
【図2】インクジェット記録装置の駆動機構部の構成図
である。
【図3】インクジェット記録装置の外観図である。
【図4】図1のスキャナユニット111の構造図であ
る。
【図5】図1のスキャナユニット111の構造図であ
る。
【図6】LED17及びLED駆動回路29の回路構成
図である。
【図7】図6の定電流回路部30の回路構成図である。
【図8】図7の定電流回路部30の高電流化及び低電流
化を図る回路図である。
【図9】75%、50%、又は25%のデューティ比を
持った波形のON/OFFのスイッチングを示した図で
ある。
【図10】本発明の第3の実施の形態に関する記録装置
の構造図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に関する記録装置
の構造図である。
【図12】インクジェット記録装置の電気回路の構成図
である。
【図13】(A)はスキャナヘッド300の概略断面図
であり、(B)はスキャナヘッド300の斜視図であ
る。
【図14】スキャナヘッド300の回路の構成図であ
る。
【図15】インクジェット記録装置の予熱及び保熱の制
御処理を示すフローチャートである。
【図16】(A)はインクジェット記録装置の予熱及び
保熱を行わないときのLED306の温度上昇値t(縦
軸)と時間τ(横軸)との関係を示す図であり、(B)
はインクジェット記録装置の予熱及び保熱を行わないと
きのLED306に供給する電流I(縦軸)と時間τ
(横軸)との関係を示す図である。
【図17】(A)はLED306の温度上昇値t(縦
軸)と時間τ(横軸)との関係を示す図であり、(B)
はLED306に供給する電流I(縦軸)と時間τ(横
軸)との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 ヘッド接続部 3 ヘッド接続線 5 コントローラ 6,7 モータドライバ 8 演算制御部 9 センサ 10 I/F 11 ホストコンピュータ 12 キャリッジモータ 14 ラインフィードモータ 17 LED 18 センサ 19 増幅器 20 A/D変換器 21 画像処理IC 25 メモリ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッド及び画像読み取り手段を着脱
    自在に搭載できるキャリッジを有する記録装置におい
    て、前記画像読み取り手段が原稿を照射する光源と、前
    記光源の発熱温度を調整する発熱温度調整手段とを備え
    ることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記発熱温度調整手段が前記光源の光量
    を調整する光量調整手段を備えていることを特徴とする
    請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記光量調整手段が前記光源に供給され
    る電流値を調整することで前記光源の光量を調整するこ
    とを特徴とする請求項2記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 記録ヘッド及び画像読み取り手段を着脱
    自在に搭載できるキャリッジを有する記録装置におい
    て、前記記録装置が前記記録装置の周囲温度を検出する
    検出手段を備え、前記画像読み取り手段が原稿を照射す
    る光源と、前記検出手段で検出された周囲温度に基づい
    て前記光源の発熱温度を調整する発熱温度調整手段とを
    備えることを特徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】 記録ヘッド及び画像読み取り手段を着脱
    自在に搭載できるキャリッジを有する記録装置におい
    て、前記画像読み取り手段が原稿を照射する光源と、前
    記光源の周囲温度を検出する検出手段と、前記検出手段
    で検出された周囲温度に基づいて前記光源の発熱温度を
    調整する発熱温度調整手段とを備えることを特徴とする
    記録装置。
  6. 【請求項6】 前記発熱温度調整手段が前記光源に供給
    される電流値を調整する電流値調整手段を備えることを
    特徴とする請求項4又は5記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記発熱温度調整手段が前記光源に供給
    される電圧値を調整する電圧値調整手段を備えることを
    特徴とする請求項4又は5記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記発熱温度調整手段が前記光源に供給
    されるパルス電流のパルス幅を調整するパルス幅調整手
    段を備えることを特徴とする請求項4又は5記載の記録
    装置。
  9. 【請求項9】 前記発熱温度調整手段が前記光源を加熱
    する加熱手段を備えることを特徴とする請求項4又は5
    記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 記録ヘッドと原稿を照射する光源を有
    する画像読み取り手段とを着脱自在に搭載できるキャリ
    ッジと、前記光源に電流を供給する電流供給手段とを備
    え、前記光源の温度低下を防ぐために前記電流供給手段
    から前記光源に電流を供給し前記光源の予熱及び保熱を
    行う記録装置において、 前記光源を予熱状態から保熱状態又は画像読み取り状態
    に移行させるときに、 前記電流供給手段が時間の経過に従い前記光源に供給す
    る電流を減らすように構成されていることを特徴とする
    記録装置。
  11. 【請求項11】 前記光源がLED、ヒューズランプ、
    ハロゲンランプ、フィラメント電球、及び水銀ランプの
    いずれか1つであることを特徴とする請求項1乃至10
    のいずれか1項記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 前記記録装置がインクジェット、ドッ
    トインパクト、又は熱転写の記録ヘッドを使用する記録
    装置であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれ
    か1項記載の記録装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012242943A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Rohm Co Ltd 電圧検出回路
US8368974B2 (en) 2009-05-28 2013-02-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading apparatus and image forming apparatus capable of suppressing deterioration of image quality
US8471499B2 (en) 2011-04-07 2013-06-25 Samsung Display Co., Ltd. Light source driver

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