JPH1169107A - 記録装置及び記録装置における読み取り方法 - Google Patents

記録装置及び記録装置における読み取り方法

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JPH1169107A
JPH1169107A JP9243473A JP24347397A JPH1169107A JP H1169107 A JPH1169107 A JP H1169107A JP 9243473 A JP9243473 A JP 9243473A JP 24347397 A JP24347397 A JP 24347397A JP H1169107 A JPH1169107 A JP H1169107A
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JP
Japan
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image
recording apparatus
signal
reading
oscillation
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JP9243473A
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English (en)
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Kiyoshi Kaneko
潔 兼子
Akihiko Nakaya
明彦 仲谷
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力の無駄を防止することができる記録
装置及び記録装置における読み取り方法を提供する。 【解決手段】 スキャナユニット51が動作する時に必
ず使用される信号ΦTR40をもとに、時間計数部33
がある一定時間内に信号ΦTR40が入力されないこと
を計数したら、発振停止信号を出力してスイッチ32を
ONにして、発振を停止させる一方、ある一定時間内に
信号ΦTR40が入力されたことを計数したら、この信
号ΦTR40を発振開始信号として使用し、スイッチ3
2をOFFにして発振を開始させるように発振の制御方
法を構成するので、スキャナユニット51が待機状態に
ある時に、発振制御部31で発振用アンプ30の発振を
一時的に停止させ、スキャナユニット51全体の消費電
力の無駄を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読み取り装置
を搭載できる記録装置及び記録装置における読み取り方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の記録装置には、プリント機能を有
する記録ヘッド又はスキャナ機能を有するスキャナユニ
ットをキャリッジ部に交換可能に着脱できるものがあ
る。
【0003】この記録装置がキャリッジ部にスキャナユ
ニットを搭載し、電源を入力すると、スキャナユニット
に含まれる画像処理ICの動作用の信号が発振し、常に
動作待機状態になる。この画像処理ICは待機状態が続
く限り、信号を発振し続ける。
【0004】また、スキャナユニットに備えられる原稿
照射用の光源は、小型で省電力、かつ高輝度なものが強
く望まれており、最近では高輝度小型で、波長域も原稿
からの反射光を読み取るセンサーに適しているLEDが
採用されている。このLEDは赤(R)、緑(G)、青
(B)の3色であり、この場合原稿からの反射光を読み
取るセンサーは色を識別する機能を備えていない。
【0005】一方、スキャナユニットに備えられる原稿
を照射用の光源として白色光を発生させるランプ及び冷
陰極管等が採用される場合があり、この場合は原稿から
の反射光を読み取るセンサーは赤(R)、緑(G)、青
(B)の3色を識別する機能を備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ス
キャナユニットに含まれる画像処理ICは待機状態が続
く限り、信号を発振し続けるので、スキャナユニット全
体の消費電力の無駄が生じるという問題がある。
【0007】また、上記スキャナユニットに含まれるL
EDは、ロット間により輝度のばらつきが大きく、原稿
を照射するための光源としてそのまま用いるには適して
いないという問題があり、輝度を統一した選別品のLE
Dを搭載するとコストが高く付くという問題がある。
【0008】また、センサの電荷蓄積時間による信号出
力の大きさによっては、読み取った原稿の画像を記録で
きないという問題がある。
【0009】さらに、LEDが赤(R)、緑(G)、青
(B)の3色であり、原稿からの反射光を読み取るセン
サが色を識別する機能を備えていない場合には、1色の
LEDを点灯し、原稿からの反射光を読み取り、この反
射光に基づく信号を処理するといった動作を赤(R)、
緑(G)、青(B)の3回分行う必要があり、原稿の読
み取り及び信号処理等を含めた全体の処理に時間がかか
るという問題がある。
【0010】また、光源が白色光を発生させるランプ、
冷陰極管等であり、原稿からの反射光を読み取るセンサ
が色を識別する機能を備えている場合には、ランプ、冷
陰極管等がLEDに比べ消費電力が多いという問題があ
り、ランプ、冷陰極管等の寿命を考慮すると、短期間に
交換を必要とするので、コストがかさむという問題があ
る。
【0011】そこで、本発明の第1の目的は、消費電力
の無駄を防止することができる記録装置及び記録装置に
おける読み取り方法を提供することにある。
【0012】本発明の第2の目的は、あらゆる輝度の光
源を使用することができ、読み取られた画像信号の出力
の大きさによらず画像の記録ができる記録装置及び記録
装置における読み取り方法を提供することにある。
【0013】本発明の第3の目的は、短時間で処理を行
うことができ、且つ消費電力及びコストの低減化を図る
ことができる記録装置及び記録装置における読み取り方
法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の記録装置は、記録ヘッド及び画像読み取
り手段を着脱自在に搭載できるキャリッジを有する記録
装置において、前記画像読み取り手段の電気的動作を行
わせる発振信号を発振する発振手段と、前記画像読み取
り手段の画像読み取り動作外の時間を計数する時間計数
手段と、前記時間計数手段により計数された時間に基づ
き前記発振手段で発振される発振信号の停止を制御する
制御手段とを備えることを特徴とする。
【0015】請求項2の記録装置は、請求項1記載の記
録装置において、前記制御手段が前記画像読み取り手段
に供給される電力の供給量を制御することを特徴とす
る。
【0016】請求項3の記録装置は、原稿の画像を読み
取るセンサと、前記センサにより読み取られた画像信号
の処理又は補正を行う画像処理補正ICとを備える記録
装置において、前記センサが当該センサで読み取られた
画像信号の出力の大きさを制御する第1制御手段を備
え、前記画像処理補正ICが前記センサで読み取られた
画像信号の出力の大きさを制御する第2制御手段を備え
ることを特徴とする。
【0017】請求項4の記録装置は、請求項3記載の記
録装置において、前記第1制御手段が前記センサのセン
サゲインを切り換えるセレクタ端子であり、前記第2制
御手段が前記画像信号を増幅するアンプゲイン調整器で
あることを特徴する。
【0018】請求項5の記録装置は、請求項3又は4記
載の記録装置において、前記第1制御手段及び前記第2
制御手段が前記センサで読み取られた画像信号の出力の
大きさの変動要因別に使い分けられることを特徴とす
る。
【0019】請求項6の記録装置は、原稿を照射する白
色光を発生するLEDと、前記LEDが照射した原稿か
らの反射光の中の赤(R)、緑(G)、青(B)の色成
分を選別する選別手段と、前記選別手段で選別された赤
(R)、緑(G)、青(B)の色成分の信号を検出する
検出手段と、前記検出手段で検出された赤(R)、緑
(G)、青(B)の色成分の信号を時系列的に処理する
3信号処理手段とを備えることを特徴とする。
【0020】請求項7の記録装置は、請求項6記載の記
録装置において、前記白色光を発生することができるL
EDが赤(R)、緑(G)、青(B)の3色のLEDで
構成されていることを特徴とする。
【0021】請求項8の記録装置は、請求項1乃至7の
いずれか1項記載の記録装置において、前記記録装置が
インクジェット、ドットインパクト、又は熱転写の記録
ヘッドを使用する記録装置であることを特徴とする。
【0022】請求項9の記録装置における読み取り方法
は、記録ヘッド及びスキャナユニットを着脱自在に搭載
できるキャリッジを使用して記録用紙に記録を行う記録
装置における読み取り方法において、前記スキャナユニ
ットの電気的動作を行わせる発振信号を発振する発振工
程と、前記スキャナユニットの画像読み取り動作外の時
間を計数する時間計数工程と、前記時間計数工程で計数
された時間に基づき前記発振工程で発振される発振信号
の停止を制御する制御工程とを含むことを特徴とする。
【0023】請求項10の記録装置における読み取り方
法は、請求項9記載の記録装置における読み取り方法に
おいて、前記制御工程で前記スキャナユニットに供給さ
れる電力の供給量を制御することを特徴とする。
【0024】請求項11の記録装置における読み取り方
法は、原稿の画像を読み取る画像読取工程と、前記画像
読取工程で読み取られた画像信号の処理又は補正を行う
画像処理補正工程と含む記録装置における読み取り方法
において、前記画像読取工程が当該画像読取工程で読み
取られた画像信号の出力の大きさを制御する第1制御工
程を含み、前記画像処理補正工程が前記画像読取工程で
読み取られた画像信号の出力の大きさを制御する第2制
御工程を含むことを特徴とする。
【0025】請求項12の記録装置における読み取り方
法は、請求項11記載の記録装置における読み取り方法
において、前記第1制御工程及び前記第2制御工程が前
記画像読取工程で読み取られた画像信号の出力の大きさ
の変動要因別に使い分けられることを特徴とする。
【0026】請求項13の記録装置における読み取り方
法は、原稿を照射する白色光を発生するLED発光工程
と、前記LED発光工程で照射した原稿からの反射光の
中の赤(R)、緑(G)、青(B)の色成分を選別する
選別工程と、前記選別工程で選別された赤(R)、緑
(G)、青(B)の色成分の信号を検出する検出工程
と、前記検出工程で検出された赤(R)、緑(G)、青
(B)の色成分の信号を時系列的に処理する3信号処理
工程とを含むことを特徴とする。
【0027】請求項14の記録装置における読み取り方
法は、請求項13記載の記録装置における読み取り方法
において、前記LED発光工程で赤(R)、緑(G)、
青(B)の3色が発光されることを特徴とする。
【0028】請求項15の記録装置における読み取り方
法は、請求項9乃至14のいずれか1項記載の記録装置
における読み取り方法において、前記記録装置における
読み取り方法がインクジェット、ドットインパクト、又
は熱転写の記録ヘッドを使用する記録装置における読み
取り方法であることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0030】(1)第1の実施の形態 図1は本発明の第1の実施の形態に係る記録装置の構成
を示す。
【0031】本発明の第1の実施の形態に係る記録装置
はインクジェット記録装置であり、このインクジェット
記録装置は、本体装置50と、画像読み取り手段として
のスキャナユニット51と、記録ヘッド1とを備えてお
り、本体装置50はホストコンピュータ11に接続され
ている。
【0032】本体装置50は、スキャナユニット51又
は記録ヘッド1を搭載するためのキャリッジ13(図
2)と、キャリッジ13に含まれスキャナユニット51
又は記録ヘッド1と接続するヘッド接続部2と、キャリ
ッジ13を水平方向に駆動させるためのキャリッジモー
タ12と、キャリッジモータ12の動作を制御するモー
タドライバ7と、後述する円筒状のプラテンを回転駆動
するためのラインフィードモータ14と、ラインフィー
ドモータ14の動作を制御するモータドライバ6と、画
像記録用の記録用紙又は画像読み取り用の原稿がセット
されているか否か、加えてキャリッジがホームポジショ
ンにセットされているか否かを検出するセンサ9とを備
えている。
【0033】さらに本体装置50は、ホストコンピュー
タ11に接続するためのI/F10と、制御プログラ
ム、印刷フォント、スキャナユニット51から受信した
画像データ、及びホストコンピュータ11から受信した
画像データを格納するためのメモリ25と、メモリ25
内の制御プログラムによりモータドライバ6,7を介し
てキャリッジモータ12及びラインフィードモータ14
の制御、及びセンサ9の制御を行うコントローラ5及び
演算制御部8とを備えている。
【0034】スキャナユニット51は、原稿に対して光
線を照射するLED17と、LED17に照射された原
稿に含まれる文字、画像等の反射光を検出し信号化する
センサ18と、センサ18で検出された信号を増幅する
増幅器19と、増幅器19で増幅された信号をアナログ
/デジタル変換(以下A/D変換という)するA/D変
換器20と、A/D変換器20で変換されたデジタルデ
ータにシェーディング補正、2値化等の画像処理を施す
画像処理IC21と、画像処理IC21に発振した発振
信号を入力する発振子22とを備えている。
【0035】次に、インクジェット記録装置の記録装置
としての処理を説明する。
【0036】まず、コントローラ5がホストコンピュー
タ11からI/F10を介して文字又は画像等の記録デ
ータを受信する。この記録データはホストコンピュータ
11及び演算制御部8の制御を受けながらコントローラ
5に転送される。コントローラ5は受信した記録データ
を記録ヘッド1で記録用紙(不図示)に記録すべく加工
する。
【0037】さらに、コントローラ5は、演算制御部8
の制御を受けつつ記録ヘッド1にヘッド接続線3及びヘ
ッド接続部2を介して記録データを送信し、記録ヘッド
1で送信された記録データを記録用紙に記録する。
【0038】図2はインクジェット記録装置の駆動機構
部の構成を示す。図2中の15は円筒状のプラテンであ
り、このプラテン15は演算制御部8、コントローラ
5、及びモータドライバ6に制御されるラインフィード
モータ14の駆動により回転し、プラテン15に添接す
る記録用紙をこの回転方向に沿って搬送すると共に、記
録ヘッド1から噴射されるインクを記録用紙に吹付ける
際に記録用紙を支持する記録台となる。
【0039】台状のキャリッジ13はプラテン15の円
周面に近接して、プラテン15の軸方向に沿って移動自
在に配置されている。キャリッジ13は、記録時には記
録手段である記録ヘッド1を搭載し記録用紙に沿って記
録ヘッド1を搬送し、画像読み取り時にはスキャナユニ
ット51を搭載して画像読み取り用の原稿に沿ってスキ
ャナユニット51を搬送する。キャリッジ13は演算制
御部8、コントローラ5、及びモータドライバ7に制御
されるキャリッジモータ12の回転によりプラテン15
の軸方向に沿って移動する。
【0040】また、図1のセンサ9は記録用紙又は画像
読み取り用の原稿が不図示の紙置き台にセットされてい
るか否か、さらに、キャリッジ13がスタートポジショ
ンにあるか否か等を検出する。
【0041】次に、インクジェット記録装置の画像読み
取り装置としての処理を説明する。
【0042】まず、インクジェット記録装置が画像読み
取り装置として動作するときは、画像読み取り手段であ
るスキャナユニット51がキャリッジ13に搭載され、
画像読み取り用の原稿に対してプラテン15の軸方向に
沿ってスキャンする。
【0043】スキャナユニット51が備えているLED
17が原稿に対して光線を照射し、原稿に含まれる文字
又は画像等の反射光を光電変換特性を持つセンサ18が
検出し信号化する。センサ18で検出された信号を増幅
器19が増幅し、A/D変換器20に送信する。A/D
変換器20は増幅器19で増幅された信号をA/D変換
し、デジタルデータとして画像処理IC21に送信す
る。画像処理IC21はこのデジタルデータをシェーデ
ィング補正、2値化等の画像処理を施し、画像データと
して本体装置50に送信する。
【0044】この画像データは、記録時の記録データの
流れとは逆の経路を通ってホストコンピュータ11に送
信される。つまり、画像処理IC21からヘッド接続部
2、ヘッド接続線3、コントローラ5、及びI/F10
を介してホストコンピュータ11に画像データが送信さ
れる。
【0045】この時、コントローラ5は、画像処理IC
21から受信した画像データをI/F10で送信しやす
い形式、又はホストコンピュータ11が扱いやすい形式
に加工して、演算制御部8の制御を受けながらホストコ
ンピュータ11に送信する。
【0046】次に、インクジェット記録装置の駆動機構
部の処理を説明する。この処理は記録時の駆動機構部の
処理とほとんど同様である。
【0047】つまり、プラテン15が演算制御部8、コ
ントローラ5、及びモータドライバ6に制御されるライ
ンフィードモータ14の駆動により回転し、この回転に
沿って添接する画像読み取り用の原稿を搬送すると共
に、スキャナユニット51で画像読み取り用の原稿をス
キャンする際に画像読み取り用の原稿を支持する記録台
となる。
【0048】さらに、キャリッジ13が、スキャナユニ
ット51を搭載して画像読み取り用の原稿の面に沿って
搬送し、スキャナユニット51が画像を読み取る。キャ
リッジ13は演算制御部8、コントローラ5、及びモー
タドライバ7に制御されるキャリッジモータ12の回転
によりプラテン15の軸方向に沿って移動する。
【0049】また、図1のセンサ9が読み取り用の原稿
が不図示の紙置き台にセットされているか否か、さら
に、キャリッジ13がスタートポジションにあるか否か
等を検出する。
【0050】次に、スキャナユニット51に搭載されて
いる発振子22及び画像処理IC21の構成について説
明する。
【0051】図3はスキャナユニット51の電気的動作
を行わせる発振信号を発振する発振子22及び画像処理
IC21の構成を示す。この発振子22は水晶発振子又
はセラミック発振子からなる。
【0052】画像処理IC21は、発振子22から受信
する発振信号の発振を制御する発振制御部31と、発振
制御部31から受信する信号や、LED17、センサ1
8、及びA/D変換器20から受信する画像処理用の信
号の入出力を制御する入出力制御部35と、LED1
7、センサ18、及びA/D変換器20から受信する画
像処理用の信号を処理する処理部34とを備えている。
【0053】発振制御部31は発振子22の発振信号を
増幅する発振用アンプ30と、発振信号の発振を制御す
る制御手段としてのスイッチ32と、制御に必要な時間
を計数する時間計数手段としての時間計数部33とを備
えている。発振子22及び発信用アンプ30は請求項1
に記載された発振手段を構成する。
【0054】発振用アンプ30で増幅された発振信号は
スキャナユニット51内の基本信号となり、A/D変換
器20、画像処理IC21等はこの信号に基づいてタイ
ミング生成、信号発生等の動作をする。
【0055】例えば、A/D変換器20のA/D変換の
タイミング生成、又はA/D変換されたデジタルデータ
の生成、転送等は上記発振信号に基づいて行われる。さ
らに、画像処理IC21は、上述したように、A/D変
換器20から受信したデジタルデータにシェーディング
補正、2値化等の画像処理を施し、画像データとして本
体装置50に送信するが、この動作自体が上記発振信号
に基づいて行われる。
【0056】従って、発振用アンプ30で増幅された発
振信号のA/D変換器20、画像処理IC21等への供
給が停止すれば、A/D変換器20、画像処理IC21
等の動作が停止し、スキャナユニット51の動作も停止
する。このスキャナユニット51の動作の停止は、動作
時の電力消費を無くすことに繋がる。
【0057】よって、画像読み取り動作をしない時、つ
まり、待機状態にある時に、発振制御部31で上記発振
信号の発振を一時的に停止させることにより、即ち上記
発振信号の発振を制御することによりスキャナユニット
51全体の消費電力の無駄を防止することができる。
【0058】発振の制御方法は、例えば、スキャナユニ
ット51が本体装置50のキャリッジ13に搭載されて
いながら、画像読み取り動作をしない時、つまり、待機
状態にある時に、時間計数部33で一定時間を計数して
その一定時間を越えたときにスイッチ32を用いて発振
を止める方法がある。
【0059】図4は信号ΦTR40とスイッチ32のO
N/OFFとの関係を示し、この図4を参照しながら、
上記発振を止める方法を説明する。スキャナユニット5
1が動作する時に必ず使用される信号ΦTR40をもと
に、時間計数部33がある一定時間内に信号ΦTR40
が入力されないことを計数したら、発振停止信号を出力
してスイッチ32をONにして、発振用アンプ30の発
振を停止させる一方、ある一定時間内に信号ΦTR40
が入力されたことを計数したら、この信号ΦTR40を
発振開始信号として使用し、スイッチ32をOFFにし
て発振用アンプ30の発振を開始させる。
【0060】上述したように、本発明の第1の実施の形
態によれば、スキャナユニット51が動作する時に必ず
使用される信号ΦTR40をもとに、時間計数部33が
ある一定時間内に信号ΦTR40が入力されないことを
計数したら、発振停止信号を出力してスイッチ32をO
Nにして、発信用アンプ30の発振を停止させる一方、
ある一定時間内に信号ΦTR40が入力されたことを計
数したら、この信号ΦTR40を発振開始信号として使
用し、スイッチ32をOFFにして発振用アンプ30の
発振を開始させるように発振の制御方法を構成するの
で、スキャナユニット51が待機状態にある時に、発振
制御部31で発信用アンプ30の発振を一時的に停止さ
せ、スキャナユニット51全体の消費電力の無駄を防止
することができる。
【0061】尚、スキャナユニット51全体の消費電力
の無駄を防止することは、スキャナユニット51が接続
される本体装置50で電源供給の制御を行えば実現でき
るが、本体装置50は様々な構成のものが想定され、例
えば電源供給制御が困難な本体装置も考えられることか
ら、スキャナユニット51自体で消費電力の無駄を防止
することにより、本体装置50に複雑な制御等の構成を
無くすことにした。
【0062】また、上記のように、信号ΦTR40が入
力されない時間を計数して、待機状態のときにスキャナ
ユニット51内に供給される電力の供給量を制御して
も、スキャナユニット51全体の消費電力の無駄を防止
することができる。但し、画像処理IC21は電源制御
の範囲外においておく必要がある。
【0063】(2)第2の実施の形態 図5は本発明の第2の実施の形態に係る記録装置の構成
を示す。
【0064】本発明の第2の実施の形態に係る記録装置
はインクジェット記録装置であり、図5において、イン
クにより記録用紙に記録を行なう記録ヘッド101又は
画像を読み取る読み取り手段であるスキャナユニット1
11は、キャリッジ102の上に交換可能に搭載され、
駆動モータ103によって駆動される駆動ベルト104
によって、2本の平行なガイドシャフト105A,10
5B上でガイドされて、記録用紙又は読み取り用の原稿
を保持するプラテン106の軸方向に沿って移動する。
【0065】そして、キャリッジ102に記録ヘッド1
01が搭載されているときには、プラテン106上の記
録用紙に画像又は文字が記録され、キャリッジ102に
スキャナユニット111が搭載されているときには、プ
ラテン106上の読み取り原稿に沿ってスキャナユニッ
ト111がプラテン106の軸方向に移動しつつ走査
し、読み取りが行なわれる。
【0066】図6は図5のスキャナユニット111の構
造を示す。この読み取りを行なうスキャナユニット11
1は、ほぼ直方体をなす筐体115で覆われ、筐体11
5の内側には電気回路構成基板112が装着され、電気
回路構成基板112にはプラテン106上の原稿110
を照射するLED113、原稿110上の文字又は画像
の反射光を光電変換する光センサ114、ミラー11
6、フィールドレンズ117、結像レンズ118、ロッ
ドレンズ119、及び回路制御とA/D変換と画像処理
のための画像処理補正IC120等の主要部品や、抵抗
器、コンデンサー、コイル、発振子等の電気部品(図示
しない)が搭載されている。
【0067】画像処理補正IC120によって処理され
た画像データは、インクジェット記録装置へ転送され、
さらに図示しないホストコンピュータヘ送られる。
【0068】図7はスキャナユニット111の詳細な構
成を示す。LED113が装置本体150より画像処理
IC120を介してコマンドを受けると原稿に対して照
射し、光電変換特性を持つセンサ114が原稿に含まれ
る文字又は画像の等の反射光を検出する。
【0069】LED113は、例えばLED113の単
体に20mAの電流を流したときに、輝度の低いランク
のものより高いランクのものが約3倍もの出力が得られ
るほど、ロット間又は同一ロット内で一定電流による輝
度及び出力のばらつきがある。
【0070】従って、その輝度のばらつきに基づくセン
サ114からの信号出力の大きさを制御する必要があ
る。本実施の形態では、まず、画像処理補正IC120
がこのセンサ114からの信号出力の大きさの制御を行
う。
【0071】画像処理補正IC120は、センサ114
からの信号を増幅するアンプゲイン調整器121と、ア
ンプゲイン調整器121で増幅された信号をデジタルデ
ータに変換するアナログ/デジタル変換器(以下A/D
変換器と記す)122と、デジタルデータにシェーディ
ング補正、2値化等の補正又は画像処理を施す画像処理
器123とを備えている。
【0072】センサ114で検出された信号をアンプゲ
イン調整器121が、A/D変換器122で扱うレベル
で最適なレベルまで増幅しA/D変換器122に入力す
る。A/D変換器122はアンプゲイン調整器121で
増幅された信号をデジタルデータに変換する。次いで、
画像処理器123が変換されたデジタルデータにシェー
ディング補正、2値化等の補正又は画像処理を施し、こ
の補正又は画像処理が施されたデジタルデータを装置本
体150に送信する。
【0073】次に装置本体150で決定されるセンサ1
14に対する電荷蓄積時間が、センサ114の信号出力
の大きさを変動させるためこれを調整しなければならな
い。
【0074】本実施の形態では図8に示すように、スキ
ャナユニット111が原稿を読み取る時に解像度が高い
場合には、装置本体150が決定するセンサ114の電
荷蓄積時間が短く設定されるため、センサ114の信号
出力が小さくなる。逆に解像度の低い場合は、電荷蓄積
時間が短い場合に比べ長く取ることができ、センサ11
4の信号出力が大きくなる。従って、センサ114の信
号出力の大きさを一定に保つべくセンサ114にセンサ
ゲインを切り換えるためのセレクタ端子を設け、装置本
体150から画像処理補正IC120にコマンドを送
り、この画像処理補正IC120からこのセレクタ端子
にハイ(High)信号、又はロー(Low)信号を送
ることによりセンサゲインを切り変えて電荷蓄積時間に
よる信号出力の大きさの変動に対応させる。
【0075】上述したように、第2の実施の形態によれ
ば、LED113の輝度のばらつきによるセンサ114
の信号出力の大きさを制御するために、アンプゲイン調
整器121を設けセンサ114からの信号を増幅し、セ
ンサ114の電荷蓄積時間による信号出力の大きさの変
動に対応するため、センサゲインを切り換えるためのセ
レクタ端子を設けて、センサ114の信号出力の大きさ
を一定に保つので、あらゆる輝度のLED113を使用
することができ、センサ114で読み取られた画像信号
の出力の大きさによらず画像の記録ができる。
【0076】尚、本実施の形態では、LEDを使用した
が輝度に差のある光源であればLEDには限られない。
【0077】(3)第3の実施の形態 図9は本発明の第3の実施の形態に係る記録装置の構成
を示す。
【0078】本発明の第3の実施の形態に係る記録装置
はインクジェット記録装置であり、このインクジェット
記録装置の構成は、第1の実施の形態に係るインクジェ
ット記録装置の構成とほぼ同様であり、第1の実施の形
態に係るインクジェット記録装置のスキャナユニット5
1において、発振子22が設けられていない点と、LE
D17に変えて光源及びLED駆動部が設けられた点
と、新たに3信号処理部が加えられた点とが異なる。
【0079】また、本発明の第3の実施の形態に係るイ
ンクジェット記録装置の記録装置としての処理及び画像
読み取り装置としての処理は、第1の実施の形態に係る
インクジェット記録装置の記録装置としての処理及び画
像読み取り装置としての処理と同様である。
【0080】図10はスキャナユニット52の光源部を
構成する光源17及びLED駆動部29の構成を示す。
【0081】光源17は赤(R)、緑(G)、青(B)
のLEDを一組にして構成されており、LED駆動部2
9は光源17を点灯させるためのスイッチ26を含む回
路である。
【0082】光源17は赤(R)、緑(G)、青(B)
のLEDの一組を同時に点灯(スイッチ26を同時にO
N)することでランプ、冷陰極管等と同様な白色光源を
実現している。LED駆動部29は、光源点灯信号が画
像処理IC21から送られてきたら、スイッチ26を同
時にONする。
【0083】LED駆動部29は、スイッチ26を同時
にONすることにより光源17の赤(R)、緑(G)、
青(B)のLEDの一組を同時に点灯させる。
【0084】図11はセンサ18の構成を示す。センサ
18は赤(R)、緑(G)、青(B)の3色用で3つの
ラインからなる検出手段としての検出部27と、検出部
27の表面に光の3原色である赤(R)、緑(G)、青
(B)の色成分を選別するための選別手段としての各3
原色に対する光成分選別部材(以下フィルターという)
28とを備えている。フィルター28は、色再現に最適
なフィルター特性を持った物質を採用している。センサ
18は原稿の反射光から赤(R)、緑(G)、青(B)
の光を選別して、光量を検出している。
【0085】図12は3信号処理部30の構成を示し、
図13は3信号処理部30の信号処理を示す。
【0086】3信号処理手段としての3信号処理部30
は、センサ18からの信号を時分割で処理するスイッチ
31,32,33を備えており、スイッチ31,32,
33は時系列的に3分割したタイミングでスイッチング
する。センサ18で検出された赤(R)、緑(G)、青
(B)の各画素に対する信号はシリアルに並べ替えられ
て増幅器19に送られ、A/D変換器20でデジタルデ
ータにして、画像処理IC21でこのデジタルデータの
画像処理をする。そして赤(R)、緑(G)、青(B)
のデータとして本体装置50に転送する。
【0087】上述したように、第3の実施の形態によれ
ば、センサ18が原稿の反射光から赤(R)、緑
(G)、青(B)の光を選別して光量を検出し、3信号
処理部30がセンサ18で検出された赤(R)、緑
(G)、青(B)の各画素に対する信号をシリアルに並
べ替えて増幅器19に送るので、原稿に対して赤(R)
の光線を照射し、原稿に含まれる文字又は画像等の反射
光を検出し、赤色成分のデータを処理し、次に、原稿に
対して緑(G)の光線を照射し、原稿に含まれる文字又
は画像等の反射光を検出し、緑色成分のデータを処理
し、さらに、原稿に対して青(B)の光線を照射し、原
稿に含まれる文字又は画像等の反射光を検出し、青色成
分のデータを処理するといった色順次的な動作をする必
要がなく、光源17がLEDの3色を全部一時に点灯し
て、キャリッジ13に搭載されたスキャナユニット52
が1回水平に移動することで原稿に含まれる文字又は画
像等が読みとれる。従って、短時間で処理を行うことが
できる。また、ランプ又は冷陰極管等を使用しないの
で、消費電力及びコストの低減化を図ることができる。
【0088】尚、光源17のLEDは赤(R)、緑
(G)、青(B)の3色のLEDを全部点灯すること
で、白色光源としたが、白色LEDを1種類だけ点灯し
て光源17として構成することでも、本発明の目的は実
現可能である。
【0089】また、センサ18は赤(R)、緑(G)、
青(B)の3色用で3つのラインからなる検出部27を
持つセンサであるが、図14に示すように1ラインの中
で赤(R)、緑(G)、青(B)の3色用の検出部が順
番に並んでいるインライン方式のセンサ34を用いても
よい。
【0090】また、第1〜第3の実施の形態では、イン
クジェット記録装置について詳述したが、インクジェッ
ト記録装置以外の記録装置、例えばドットインパクト、
熱転写等の記録ヘッドを用いる記録装置でもよい。
【0091】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
記録装置によれば、発振手段が画像読み取り手段の電気
的動作を行わせる発振信号を発振し、時間計数手段が画
像読み取り手段の画像読み取り動作外の時間を計数し、
制御手段が時間計数手段により計数された時間に基づき
発振手段で発振される発振信号の停止を制御するので、
画像読み取り動作外の時間が長い場合には、制御手段が
発振手段で発振される発振信号を一時停止でき、即ち画
像読み取り手段の電気的動作を行わせる発振信号を一時
停止でき、画像読み取り手段の消費電力の無駄を防止す
ることができる。
【0092】請求項3の記録装置によれば、原稿の画像
を読み取るセンサと、センサにより読み取られた画像信
号の処理又は補正を行う画像処理補正ICとを備える記
録装置において、センサが当該センサで読み取られた画
像信号の出力の大きさを制御する第1制御手段を備え、
画像処理補正ICがセンサで読み取られた画像信号の出
力の大きさを制御する第2制御手段を備えるので、あら
ゆる輝度の光源を使用することができ、読み取られた画
像信号の出力の大きさによらず画像の記録ができる。
【0093】請求項6の記録装置によれば、白色光を発
生するLEDが原稿を照射し、選別手段がLEDが照射
した原稿からの反射光の中の赤(R)、緑(G)、青
(B)の色成分を選別し、検出手段が選別手段で選別さ
れた赤(R)、緑(G)、青(B)の色成分の信号を検
出し、3信号処理手段が前記検出手段で検出された赤
(R)、緑(G)、青(B)の色成分の信号を時系列的
に処理するので、赤(R)、緑(G)、青(B)の色成
分の信号を1回の動作で検出し、短時間で処理を行うこ
とができ、且つランプ又は冷陰極管等を使用せずに白色
光を発生することができるLEDを使用するので、消費
電力及びコストの低減化を図ることができる。
【0094】請求項9の記録装置における読み取り方法
によれば、発振工程でスキャナユニットの電気的動作を
行わせる発振信号を発振し、時間計数工程でスキャナユ
ニットの画像読み取り動作外の時間を計数し、制御工程
で時間計数工程で計数された時間に基づき発振工程で発
振される発振信号の停止を制御するので、画像読み取り
動作外の時間が長い場合には、発振工程で発振される発
振信号を制御工程で一時停止でき、即ちスキャナユニッ
トの電気的動作を行わせる発振信号を一時停止でき、ス
キャナユニットの消費電力の無駄を防止することができ
る。
【0095】請求項11の記録装置における読み取り方
法によれば、画像読取工程が当該画像読取工程で読み取
られた画像信号の出力の大きさを制御する第1制御工程
を含み、画像処理補正工程が画像読取工程で読み取られ
た画像信号の出力の大きさを制御する第2制御工程を含
むので、あらゆる輝度の光源を使用することができ、読
み取られた画像信号の出力の大きさによらず画像の記録
ができる。
【0096】請求項13の記録装置における読み取り方
法によれば、白色光を発生するLED発光工程で原稿を
照射し、選別工程でLED発光工程で照射した原稿から
の反射光の中の赤(R)、緑(G)、青(B)の色成分
を選別し、検出工程で選別工程で選別された赤(R)、
緑(G)、青(B)の色成分の信号を検出し、3信号処
理工程で前記検出工程で検出された赤(R)、緑
(G)、青(B)の色成分の信号を時系列的に処理する
ので、赤(R)、緑(G)、青(B)の色成分の信号を
1回の動作で検出し、短時間で処理を行うことができ、
且つランプ又は冷陰極管等を使用せずに白色光を発生す
ることができるLED発光工程を使用するので、消費電
力及びコストの低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る記録装置の構
成図である。
【図2】インクジェット記録装置の駆動機構部の構成図
である。
【図3】スキャナユニット51の電気的動作を行わせる
信号を発振する発振子22及び画像処理IC21の構成
図である。
【図4】信号ΦTR40とスイッチ32のON/OFF
との関係を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る記録装置の構
成図である。
【図6】図5のスキャナユニット111の構成図であ
る。
【図7】スキャナユニット111の詳細な構成図であ
る。
【図8】読み取り解像度、電荷蓄積時間、センサ114
の信号出力の大きさ、セレクタ端子、及びセンサゲイン
の関係を示した図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る記録装置の構
成図である。
【図10】スキャナユニット52の光源部を構成する光
源17及びLED駆動部29の構成図である。
【図11】センサー18の構成図である。
【図12】3信号処理部30の構成図である。
【図13】3信号処理部30の信号処理を示す図であ
る。
【図14】センサ34の構成図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 ヘッド接続部 3 ヘッド接続線 5 コントローラ 6,7 モータドライバ 8 演算制御部 9 センサ 10 I/F 11 ホストコンピュータ 12 キャリッジモータ 14 ラインフィードモータ 17 LED 18 センサ 19 増幅器 20 A/D変換器 21 画像処理IC 25 メモリ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッド及び画像読み取り手段を着脱
    自在に搭載できるキャリッジを有する記録装置におい
    て、 前記画像読み取り手段の電気的動作を行わせる発振信号
    を発振する発振手段と、前記画像読み取り手段の画像読
    み取り動作外の時間を計数する時間計数手段と、前記時
    間計数手段により計数された時間に基づき前記発振手段
    で発振される発振信号の停止を制御する制御手段とを備
    えることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が前記画像読み取り手段に
    供給される電力の供給量を制御することを特徴とする請
    求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 原稿の画像を読み取るセンサと、前記セ
    ンサにより読み取られた画像信号の処理又は補正を行う
    画像処理補正ICとを備える記録装置において、 前記センサが当該センサで読み取られた画像信号の出力
    の大きさを制御する第1制御手段を備え、前記画像処理
    補正ICが前記センサで読み取られた画像信号の出力の
    大きさを制御する第2制御手段を備えることを特徴とす
    る記録装置。
  4. 【請求項4】 前記第1制御手段が前記センサのセンサ
    ゲインを切り換えるセレクタ端子であり、前記第2制御
    手段が前記画像信号を増幅するアンプゲイン調整器であ
    ることを特徴する請求項3記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記第1制御手段及び前記第2制御手段
    が前記センサで読み取られた画像信号の出力の大きさの
    変動要因別に使い分けられることを特徴とする請求項3
    又は4記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 原稿を照射する白色光を発生するLED
    と、前記LEDが照射した原稿からの反射光の中の赤
    (R)、緑(G)、青(B)の色成分を選別する選別手
    段と、前記選別手段で選別された赤(R)、緑(G)、
    青(B)の色成分の信号を検出する検出手段と、前記検
    出手段で検出された赤(R)、緑(G)、青(B)の色
    成分の信号を時系列的に処理する3信号処理手段とを備
    えることを特徴とする記録装置。
  7. 【請求項7】 前記白色光を発生することができるLE
    Dが赤(R)、緑(G)、青(B)の3色のLEDで構
    成されていることを特徴とする請求項6記載の記録装
    置。
  8. 【請求項8】 前記記録装置がインクジェット、ドット
    インパクト、又は熱転写の記録ヘッドを使用する記録装
    置であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1
    項記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 記録ヘッド及びスキャナユニットを着脱
    自在に搭載できるキャリッジを使用して記録用紙に記録
    を行う記録装置における読み取り方法において、 前記スキャナユニットの電気的動作を行わせる発振信号
    を発振する発振工程と、前記スキャナユニットの画像読
    み取り動作外の時間を計数する時間計数工程と、前記時
    間計数工程で計数された時間に基づき前記発振工程で発
    振される発振信号の停止を制御する制御工程とを含むこ
    とを特徴とする記録装置における読み取り方法。
  10. 【請求項10】 前記制御工程で前記スキャナユニット
    に供給される電力の供給量を制御することを特徴とする
    請求項9記載の記録装置における読み取り方法。
  11. 【請求項11】 原稿の画像を読み取る画像読取工程
    と、前記画像読取工程で読み取られた画像信号の処理又
    は補正を行う画像処理補正工程と含む記録装置における
    読み取り方法において、 前記画像読取工程が当該画像読取工程で読み取られた画
    像信号の出力の大きさを制御する第1制御工程を含み、
    前記画像処理補正工程が前記画像読取工程で読み取られ
    た画像信号の出力の大きさを制御する第2制御工程を含
    むことを特徴とする記録装置における読み取り方法。
  12. 【請求項12】 前記第1制御工程及び前記第2制御工
    程が前記画像読取工程で読み取られた画像信号の出力の
    大きさの変動要因別に使い分けられることを特徴とする
    請求項11記載の記録装置における読み取り方法。
  13. 【請求項13】 原稿を照射する白色光を発生するLE
    D発光工程と、前記LED発光工程で照射した原稿から
    の反射光の中の赤(R)、緑(G)、青(B)の色成分
    を選別する選別工程と、前記選別工程で選別された赤
    (R)、緑(G)、青(B)の色成分の信号を検出する
    検出工程と、前記検出工程で検出された赤(R)、緑
    (G)、青(B)の色成分の信号を時系列的に処理する
    3信号処理工程とを含むことを特徴とする記録装置にお
    ける読み取り方法。
  14. 【請求項14】 前記LED発光工程で赤(R)、緑
    (G)、青(B)の3色が発光されることを特徴とする
    請求項13記載の記録装置における読み取り方法。
  15. 【請求項15】 前記記録装置における読み取り方法が
    インクジェット、ドットインパクト、又は熱転写の記録
    ヘッドを使用する記録装置における読み取り方法である
    ことを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項記載
    の記録装置における読み取り方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11752182B2 (en) 2014-03-10 2023-09-12 Turtle Bear Holdings, Llc Integrative fungal solutions for protecting bees

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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