JP2006352791A - 複合機システム、複合機システムにおける給紙制御方法 - Google Patents

複合機システム、複合機システムにおける給紙制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複写処理の処理時間を短縮しつつ、複写モードに応じた適切なタイミングでの給紙を行なえるようにする。
【解決手段】 原稿を読み取り、画像データを作成する読み取り処理を実行するスキャナ部と、読み取った画像データを一時的に格納するメモリ部と、印刷用紙の給紙処理、および、前記画像データに基づいて印刷データを作成し、前記給紙した印刷用紙への印刷を行って前記原稿についての複写処理を実行するプリンタ部と、複写モードの設定を受け付ける制御手段とを備えた複合機システムであって、前記制御手段は、設定を受け付けた複写モードが、読み取り対象の原稿全体の画像データを前記メモリ部に格納する必要がある複写モードである場合には、読み取り処理終了後に、給紙処理を行なうように制御し、それ以外の複写モードである場合には、読み取り処理終了前に給紙処理を行なうように制御する。
【選択図】 図8

Description

この発明は、複合機システムに関するものである。
近年、家庭用途のプリンタとして、スキャナ機能(Scanner)、プリンタ機能(Printer)、コピー機能(Copy)など複数機能を有するスキャナ一体型のプリンタ(SPC複合装置)が普及している。
このようなSPC複合装置(複合機)は、原稿から画像を読み取る処理を行うスキャナ部と、被印刷媒体に印刷画像を印刷する処理を行うプリンタ部と、スキャナ部で読み取られた画像データが一時的に記憶されるメモリとを備えている。
スキャナ部は、原稿台上の原稿に光を照射する照射光源である露光ランプと、原稿から反射された反射光を検出するフォトダイオードを一列に配列したセンサ(リニアイメージセンサ)とを備えている。スキャナ部はセンサをセンサの配列方向(主走査方向)に対して垂直な方向(副走査方向)に移動させ、その位置に対応する色情報を画像データとしてメモリに記憶する。そして、メモリに記憶されている画像データを印刷データに変換し、プリンタ部が印刷データに基づいて、給紙された用紙に対する印刷処理を実行することにより、ホストコンピュータを介することなく複写処理を行うスタンドアローンコピー機能が実現される。
このように、複写処理では画像を読み取る処理と、印刷データ変換処理と、給紙処理と、印刷処理とが行なわれる。これらの各処理のタイミング制御に関して、特許文献1には、給紙処理が完了した後に画像の読み取り処理を開始することが開示されている。これにより、ジャムや用紙切れなどの給紙時の搬送系エラーが発生した場合であっても、搬送系エラーが解除された後に読み取り処理が開始されることになるため、読み取り処理の中断中に照射光源の光量が変化した場合にも、色むらのない連続性のある複写結果が得られるようになっている。
しかしながら、給紙と画像の読み取りとは独立した処理であり、本来、並行して行なうことができる処理である。このため、給紙処理が完了した後に画像の読み取り処理を開始することで、複写の処理時間は余計にかかることになる。
したがって、複写処理の処理時間を短縮するという観点からは、給紙と画像読み取りとは同時に開始し、並行して行なうことが望ましい。これにより、読み取った画像データの先頭部分が印刷データに変換されるとすぐに印刷を開始することができるようになる。以降は、画像を読み取りながら順次印刷データに変換し、印刷が続けられる。
特開2004−128896号公報
ところで、ある種の複写処理では、読み取り処理と印刷処理とを並行に行なえない場合がある。例えば、リピートモードと呼ばれる複写モードは、いったん原稿全体の画像データをメモリに格納し、レイアウト処理等の画像処理を施したうえで印刷を行なう必要がある。
このような複写処理では、通常の複写処理に比べて、読み取り開始から印刷開始までの時間を多く要することになる。このため、画像データ読み取り前あるいは読み取りと同時に給紙を開始した場合には、印刷用紙は印刷開始前までの給紙状態がしばらく続くことになる。
一般に給紙状態では印刷用紙は複合機内部で湾曲した状態となるが、この状態が長引くと印刷用紙に折り癖がついてしまうおそれがあるため、給紙状態は短い方が望ましい。
本発明は、複写処理の処理時間を短縮しつつ、複写モードに応じた適切なタイミングでの給紙を行なえるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様である複合機システムは、
原稿を読み取り、画像データを作成する読み取り処理を実行するスキャナ部と、
読み取った画像データを一時的に格納するメモリ部と、
印刷用紙の給紙処理、および、前記画像データに基づいて印刷データを作成し、前記給紙した印刷用紙への印刷を行って前記原稿についての複写処理を実行するプリンタ部と、
複写モードの設定を受け付ける制御手段とを備えた複合機システムであって、
前記制御手段は、設定を受け付けた複写モードが、読み取り対象の原稿全体の画像データを前記メモリ部に格納する必要がある複写モードである場合には、読み取り処理終了後に、給紙処理を行なうように制御し、それ以外の複写モードである場合には、読み取り処理終了前に給紙処理を行なうように制御することを特徴とする。
本発明によれば、読み取り開始から印刷開始までの時間を多く要する複写モードの場合には、読み取り終了後に給紙処理を行なうようにしているため、印刷用紙が、給紙状態のまま長時間保たれることを防ぐことができる。一方、それ以外の複写モードでは、読み取り処理終了前に給紙処理を行なうようにしている。
これにより、複写処理の処理時間を短縮しつつ、複写モードに応じた適切なタイミングでの給紙を行なうことが実現される。
具体的には、読み取り対象の原稿全体の画像データを前記メモリ部に格納する必要がある複写モードは、例えば、原稿の画像を印刷用紙に複数配置して印刷するリピートモードとすることができる。
このとき、前記スキャナ部は、リピートモードの際に、前記読み取り処理の前に、画像の配置を決定するための仮読み取り処理を行なうものであり、
前記制御部は、リピートモードの設定を受け付けている場合であっても、仮読み取り処理の結果、原稿の画像を印刷用紙に複数配置不能と判断した場合には、読み取り処理終了前に給紙処理を行なうように制御することができる。
これにより、リピートモードであっても、配置処理を行なわない場合には、複写処理時間を短縮することができる。
また、上記課題を解決するため、本発明の第2の態様である給紙制御方法は、
原稿を読み取り、画像データを作成する読み取り処理を実行するスキャナ部と、読み取った画像データを一時的に格納するメモリ部と、印刷用紙の給紙処理、および、前記画像データに基づいて印刷データを作成し、前記給紙した印刷用紙への印刷を行って前記原稿についての複写処理を実行するプリンタ部とを備えた複合機システムにおける給紙制御方法であって、
複写モードの設定を受け付けるステップと、
設定を受け付けた複写モードが、読み取り対象の原稿全体の画像データを前記メモリ部に格納する必要がある複写モードであるかどうかを判断するステップと、
読み取り対象の原稿全体の画像データを前記メモリ部に格納する必要がある複写モードと判断した場合には、読み取り処理終了後に、給紙処理を行ない、それ以外の複写モードである場合には、読み取り処理終了前に給紙処理を行なうステップとを有することを特徴とする。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、本発明を複合機に適用したものである。
図1は、本実施形態の複合機を示す斜視図であり、図2は、原稿台カバーを開いた状態の複合機を示す斜視図である。
本実施形態の複合機は、パーソナルコンピュータ(以下、PCとする)からのスキャン指示に従ってスキャン処理を実行するスキャン機能(Scanner)、PCから印刷指示に従って印刷処理を実行するプリンタ機能(Printer)、複合機単体で複写処理を行なうコピー機能(Copy)など複数機能を有する複合装置(以下、SPC複合装置ともいう)である。
図1および図2に示すように、SPC複合装置1は、原稿の画像を読み取って画像データを生成するスキャナ部2と、画像データに基づいて画像を用紙等の被印刷媒体に印刷するプリンタ部3と、ユーザが操作するための操作パネル部4とを備える。SPC複合装置1において、スキャナ部2で読み取った画像データがプリンタ部3に送信され内部の処理回路で印刷データに変換され、その印刷データに基づく画像が用紙に印刷されることでスタンドアローンコピー機能が実現される。
スキャナ部2はプリンタ部3の上に配置されており、そのスキャナ部2の上部には、スキャナ部2に読み取られる原稿を載置するための例えばA4判の原稿台ガラス5と、原稿を読み取る際や不使用時に原稿台ガラス5を覆う原稿台カバー6とが設けられている。原稿台カバー6は、開閉可能に形成され、閉止した際には原稿台ガラス5上に載置された原稿を原稿台ガラス5側に押圧する機能も有している。
また、SPC複合装置1の背面側にはプリンタ部3へ用紙を供給するための用紙供給部7が設けられ、その用紙供給部7には、A4判等のカット紙を保持する給紙トレー8が備えられている。また、SPC複合装置1の前面側の下部にはプリンタ部3で印刷された用紙を排紙する排紙部9が設けられ、その排紙部9には、不使用時に排紙口を塞ぐことが可能な排紙トレー10が備えられている。さらに、排紙部9の上部に操作パネル部4が設けられている。
操作パネル部4は、ユーザがSPC複合装置1を直接操作するためのものであり、そのほぼ中央に液晶ディスプレイ11が設けられている。液晶ディスプレイ11は、設定項目や設定状態、動作状態等を文字にて表示することが可能であるとともに、スキャナ部2で読み取った画像を表示することも可能である。この液晶ディスプレイ11の図1または図2に図示する状態において左側には、電源ボタン12と、スキャンボタン13と、設定表示ボタン14と、クリアボタン15とが設けられている。
電源ボタン12は、SPC複合装置1の電源を投入、遮断するためのボタンである。スキャンボタン13は、スキャナ部2による原稿の読み取りを開始させるためのボタンである。設定表示ボタン14は、ユーザにより設定されたコピー機能に対する設定状態を液晶ディスプレイ11に表示させるためのボタンである。クリアボタン15は、コピー機能に対する設定をクリアし、各設定項目をデフォルト値に変更するためのボタンである。
液晶ディスプレイ11の図1または図2に図示する状態において右側には、カラーコピーボタン16と、モノクロコピーボタン17と、ストップボタン18と、コピー枚数設定ボタン19(19a,19b)とが設けられている。カラーコピーボタン16は、カラーコピーを開始させるためのボタンであり、モノクロコピーボタン17はモノクロコピーを開始させるためのボタンである。したがって、これらのコピーボタン16,17は、コピー動作の開始指示と、出力すべき画像がカラーまたはモノクロのいずれであるかを選択する選択手段とを兼ねている。
また、カラーコピーボタン16は例えば用紙不足やジャムなどの給紙系エラーによって印刷処理(複写処理)が中断されたとき、搬送系エラーが解除されたことをユーザがSPC複合装置1に通知するための通知手段としても機能する。ストップボタン18は、一旦開始したコピー動作を中止させるためのボタンである。コピー枚数設定ボタン19は、表面に「+」または「−」が表記された2つのボタン19a,19bで構成され、「+」ボタン19aを押すことにより設定枚数が増加され、「−」ボタン19bを押すことにより設定枚数が減少される。
液晶ディスプレイ11の手前側には、液晶ディスプレイ11に表示される設定項目を切り替えるメニューボタン20が設けられている。メニューボタン20は、左右に配置された2つのボタンで構成され、それぞれ左向きの矢印または右向きの矢印が表記されている。左右いずれかのメニューボタン20が押される毎に、表示される設定項目が決められた順に順次切り替わり、一通り表示し終わると最初の設定項目が表示される。左右の矢印は、設定項目を表示する順番を変更するためであり、両ボタン20は、互いに他のボタンを押した際の表示順と逆の順番で設定項目を表示する。
なお、液晶ディスプレイ11には、印刷用紙Pの種類(例えば、写真用の光沢紙や普通紙等)毎に複写処理の品質(コピー品質モード)を設定するためのメニュー画面も表示される。ユーザは液晶ディスプレイ11を参照しメニューボタン20を操作することによって希望する品質の複写画像を得るためのコピー品質モードを選択することができる。
次に、図3(a)、(b)に示すスキャナ部2の模式図を用いてスキャナ部2について詳しく説明する。なお、図3(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
図3に示すように、スキャナ部2は、略長方形状の面を有する板状に形成され原稿Mの載置される原稿台ガラス5と、原稿台ガラス5の板厚方向において原稿台ガラス5を挟んで原稿Mと対向する態様で配設される読み取りキャリッジ21とを備えている。
原稿台ガラス5の長手方向一端側の内周縁部には、矩形板状に形成された白基準板22が原稿台ガラス5の幅方向に延びる態様で配設されている。
読み取りキャリッジ21は、原稿台ガラス5の長手方向に往復移動自在に収容され、原稿台ガラス5に対して平行に配置された図示しないガイド用のシャフトなどにより原稿台ガラス5に対して平行に移動するよう案内される。読み取りキャリッジ21は光学系23とリニアイメージセンサ24とを備えている。光学系23およびリニアイメージセンサ24は、読み取りキャリッジ21の長手方向に沿って配設されており、読み取りキャリッジ21によって原稿台ガラス5の長手方向に搬送される。
なお、以後の説明では、スキャナ部2において読み取りキャリッジ21の長手方向を主走査方向(図3(a)参照)とし、原稿台ガラス5の長手方向(主走査方向に対して垂直な方向)を副走査方向(図3(b)参照)とする。
光学系23は、光源23a、ミラー23b、結像レンズ23cなどで構成されている。光源23aは例えば白色冷陰極蛍光ランプであり、長手方向軸がリニアイメージセンサ24の長手方向軸に沿って平行に延びる姿勢で読み取りキャリッジ21に搭載されている。なお、光源23aから照射された照射光は原稿Mに反射し、ミラー23bおよび結像レンズ23cを介してリニアイメージセンサ24に結像される。リニアイメージセンサ24は原稿台ガラス5に載置された原稿画像を光学的に読み取って電荷に変換し蓄える。
なお、複写処理が開始されるごとに光源23aから白基準板22に照射光が照射され、白基準板22に反射された反射光をリニアイメージセンサ24が検出することにより光源23aの光量が測定される。
次に、図4を用いてプリンタ部3について詳しく説明する。なお、図4はプリンタ部3の概略構成を示す側面図である。
図4に示すようにプリンタ部3は、被印刷媒体としての印刷用紙Pにインクを吐出する書き込みキャリッジ31と、印刷用紙Pを書き込みキャリッジ31に供給する給紙ローラ32と、印刷用紙Pを書き込みキャリッジ31から排出する排紙ローラ33とを備えている。なお、本実施形態においてプリンタ部3は、印刷用紙等の媒体上にインク滴を吐出することによって画像を形成するインクジェット方式を採用している。
書き込みキャリッジ31は、給紙ローラ32および紙送りローラ35による印刷用紙Pの搬送方向(図4に図示する状態で左方向)に対して略垂直な方向に延びる態様で架設されたガイド部材31aに沿って往復移動可能に配設されている。なお、プリンタ部3において書き込みキャリッジ31が往復動作する方向(紙面に対して垂直な方向)を主走査方向とし、印刷用紙Pが供給される方向(主走査方向に対して垂直な方向)を副走査方向とする。
また、書き込みキャリッジ31は、インク滴が吐出されるノズル(図示略)を有し、書き込みキャリッジ31の下方に配設される記録ヘッド34と、インクカートリッジKとを備えている。
インクカートリッジKにはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(K)の4色の色インクが充填されている。記録ヘッド34のノズルから色インクが印刷用紙に吐出されることでプリンタ部3はカラー画像を出力する。なお、色インクとして、上記4色に加えて、ライトシアン(薄いシアン、LC)、ライトマゼンタ(薄いマゼンタ、LM)、ダークイエロ(暗いイエロ、DY)を用いてもよい。
給紙ローラ32は、回転動作により給紙トレー8にセットされた印刷用紙Pを1枚ずつ書き込みキャリッジ31側へ搬送する。給紙ローラ32の給紙方向下流側(図4に図示する状態で左側)には、紙送りローラ35と、紙送りローラ35と給紙ローラ32との間に配設され印刷用紙Pを案内する一対のガイド36a,36bが配置されている。
紙送りローラ35は、紙送りローラ35の回転に追従する従動ローラ35aと対をなしており、給紙ローラ32によって供給された印刷用紙Pを挟持する。印刷用紙Pは紙送りローラ35および従動ローラ35aの回転動作により書き込みキャリッジ31の下方へ搬送される。
ガイド36a,36bの用紙入口付近には、その下端が用紙通路に達する長さで延出するレバー37と、そのレバー37の上端部を検知対象とする紙検出センサ38とを備えている。紙検出センサ38は、給紙される印刷用紙Pがレバー37の下端を押してこれを回動させるとオンし、レバー37の下端を押す印刷用紙Pの後端が通過するとレバー37がバネの付勢力で原位置(復帰位置)に復帰してオフする。つまり、紙検出センサ38により印刷用紙切れなどの搬送系エラーが検出される。
排紙ローラ33は書き込みキャリッジ31の下流側に設けられている。排紙ローラ33は、紙送りローラ35と協働し、回動動作によって印刷用紙Pを搬送する。給紙時には、紙送りローラ35と排紙ローラ33とによって前の印刷用紙Pの排紙がなされるとともに、給紙ローラ32と紙送りローラ35とによって次の印刷用紙Pの給紙がなされる。
給紙ローラ32、排紙ローラ33および紙送りローラ35によって副走査方向に搬送される印刷用紙Pに対して書き込みキャリッジ31が主走査方向に往復動作をすることにより、記録ヘッド34は印刷用紙Pに対する位置を設定される。所定の位置に配設された記録ヘッド34から所定のタイミングでインク滴が吐出されることにより印刷用紙Pにドットが形成され印刷が行われる。印刷された印刷用紙は、紙送りローラ35および排紙ローラ33の回転により書き込みキャリッジ31の下流側(図4中の左側)に搬送され、排紙部9(図1または図2参照)から排紙される。
図5は、SPC複合装置1の電気的構成を示すブロック図である。なお、図5には、コピー機能を実現するための回路構成を記載しており、パーソナルコンピュータ(PC)等に接続してプリンタやスキャナとして機能する場合に必要となるインターフェース回路や処理回路等は省略している。
SPC複合装置1は、プリンタ部3のケース内に全体的な制御を司るメイン基板(図示略)を備える。このメイン基板には、CPU組み込みASIC(Application Specific IC)41、プログラムROM42、第1のSDRAM43、および第2のSDRAM44等が実装されている。
ASIC41にはプログラムROM42と第1のSDRAM43と操作パネル部4とが外付けされており、それらはASIC41上の内部バス41aに接続されている。また、ASIC41は、内部バス41aに接続されたCPU45、スキャナ駆動回路46、スキャナ入力回路47、画像処理回路48、ヘッド制御ユニット49、および、エラー検出回路50が内蔵されている。
プログラムROM42には、CPU45により実行される制御プログラムなどが記憶されている。第1のSDRAM43は、スキャナ部2によって読み取られた画像データやプリンタ部3で印刷される印刷データなどが一時的に記憶される。第2のSDRAM44は、スキャナ入力回路47と画像処理回路48に接続されており、各回路47、48における処理の前後の画像データや印刷データが一時的に格納されるメモリ部として機能する。この第2のSDRAM44のメモリ領域には、ラインバッファ44a、マイクロウィーブ(Micro Weave)バッファ44b、イメージバッファ44cがそれぞれ割り当てられている。
CPU45は演算装置であり、プログラムROM42に記憶されている制御プログラムを実行する。CPU45がプログラムROM42に記憶されている制御プログラムに基づいてスキャナ部2やプリンタ部3を制御することにより、読み取り処理や印刷処理などの各処理が実行される。
スキャナ駆動回路46はスキャナ部2の各機構を駆動させるためのものでありスキャナ部2の読み取りキャリッジ21を駆動するモータなどのスキャナ駆動部46aに接続されている。スキャナ駆動部46aは、読み取りキャリッジ21や光源23aを操作して主走査方向に沿った方向の原稿画像を読み取るとともに、読み取りキャリッジ21を副走査方向に移送する。スキャナ駆動部46aがスキャナ駆動回路46からの信号に基づいて読み取りキャリッジ21を操作することにより、原稿台ガラス5に載置された原稿Mの二次元の画像データがスキャナ部2に読み取られる。
スキャナ入力回路47にはスキャナ部2の信号処理部47aが接続されている。信号処理部47aはA/D変換回路(図示略)を備え、読み取りキャリッジ21の有するリニアイメージセンサ24に蓄えられている電荷をA/D変換する。A/D変換されたデータはシェーディング補正、ガンマ補正、画素補間等の各種のディジタル変換処理が施されASIC41のスキャナ入力回路47に入力される。
なお、シェーディング補正は、リニアイメージセンサ24の光電変換素子ごとの感度ばらつきや光源23aの主走査方向における照射光量分布などに起因するシェーディングを補正するものであり、白基準板22を読み取ることで得られた白基準値を用いて実施される。
スキャナ入力回路47は、CPU45の制御の下、スキャナ部2から入力される各ラスタラインデータ(RGBの多階調画像データ)を第2のSDRAM44のラインバッファ44aに一旦蓄える。そして、スキャナ入力回路47は、このラインバッファ44aに取り込んだRGBデータに対してライン間補正処理を順次施し、同一ラインに対するRGBデータとして画像処理回路48に送る。なお、ライン間補正処理とは、スキャナ部2の構造上発生するR、G、Bの各リニアセンサ間の読み取り位置のズレを補正する処理である。
また、スキャナ入力回路47は、ライン間補正処理と並行して、RGBデータの読み取り解像度[dpi]を、プリンタ部3が印刷するための印字解像度[dpi]に変換する解像度変換処理も行う。つまり、RGBデータの読み取り解像度が、印字解像度よりも低い場合には、線形補間等を行って隣接するデータ間に新たなデータを生成し、逆に印字解像度よりも高い場合には、一定の割合でデータを間引く等して、RGBデータの解像度を印字解像度に揃える。なお、これは拡大若しくは縮小コピーする際にも同様である。
スキャナ駆動回路46とスキャナ入力回路47とがCPU45によって制御されることにより、スキャナ部2において読み取り処理が実行される。
画像処理回路48は、解像度変換処理が施された画像データを取り込み、色変換処理、ハーフトーン処理、マイクロウィーブ処理などの画像処理を行う。色変換処理は、RGBの多階調画像データから、CMYKの4色の多階調画像データに変換する処理である。ハーフトーン処理は、多階調データを面積階調データに変換する処理である。マイクロウィーブ処理は、行間の縞(バンディング)を防止すべく、ドットラインの形成方法を調節する処理である。
この画像処理回路48において、マイクロウィーブ処理が施されたデータはマイクロウィーブバッファ44bに格納される。さらに、画像処理回路48は、そのバッファ44bに格納したデータを所定のサイズ毎に読み出して、諸情報(例えば、各色毎のノズル数、ヘッド走査回数など)に基づき並び替えた後、イメージバッファ44cに転送する。このデータ転送の結果、イメージバッファ44cには、プリンタ部3に設けられた書込キャリッジ(図示略)の走査毎の各ノズルにインクを吐出させるためのヘッド駆動データ(印刷データ)が格納される。
イメージバッファ44cに記憶された走査毎のヘッド駆動データ(印刷データ)はCPU45によって読み出され、ヘッド制御ユニット49に転送される。ヘッド制御ユニット49が印刷データに基づいて印刷用紙に印刷することでスキャナ部2が読み取った画像に対するコピー印刷が実現される。
ヘッド制御ユニット49は、プリンタ部3のキャリッジ駆動部49aとローラ駆動部49bとに接続されている。
キャリッジ駆動部49aは、書き込みキャリッジ31をガイド部材31aに沿って主走査方向に摺動させるモータや記録ヘッド34のノズルからインク滴を吐出させるための機構等を有する。
ローラ駆動部49bは、給紙ローラ32や排紙ローラ33、紙送りローラ35などの印刷用紙Pを副走査方向に搬送するための機構である。ヘッド制御ユニット49は、CPU45の制御によりヘッド駆動データに基づいてキャリッジ駆動部49aやローラ駆動部49bを駆動し、書き込みキャリッジ31を所定の位置に移動させインク滴の吐出の有無や、吐出するインク滴の量を制御する。
エラー検出回路50は、プリンタ部3の紙検出センサ38に接続されている。CPU45は紙検出センサ38の検出結果に基づいて記録ヘッド34に印刷用紙Pが適切に供給されているかを判断する。
次に、本実施形態で用いられる複写処理方式の1つである自動リピートモード複写について簡単に説明する。なお、自動リピートモードの詳細については、例えば、特開2004−142435号公報に記載されている。
図6は、自動リピートモードの概念を説明するための図である。同図において、原稿50には、表面に画像「A」が表されている。自動リピートモードにより原稿50を複写すると、例えば、A4判サイズの印刷用紙に同じ大きさで配置可能な画像「A」の数が計算される。そして、その数分の画像「A」が配置されて印刷された用紙70が得られることになる。本図の例では、縦5枚、横4枚の合計20枚の画像「A」が間隔tで配置されて印刷されている。
自動リピートモード複写は、例えば、以下のような手順で実行される。すなわち、ユーザが原稿をSPC複合装置にセットし、印刷用紙のサイズを設定する。そして、操作パネル部4を操作することにより「自動リピートモード」による複写処理の実行をSPC複合装置1に指示する。
この指示により、SPC複合装置1のスキャナ部2が、プレスキャンを開始する。プレスキャンは、印刷を行うための本スキャン動作に先立って行われる動作である。このプレスキャンでは、印刷を行う際のスキャン動作の解像度と比較して、低い解像度で画像の読み取りが行われる。
そして、プレスキャンの結果に基づいて画像領域を判別する。これにより原稿のサイズを得ることができる。
次に、SPC複合装置1は、用紙のサイズと原稿のサイズとから用紙1枚当たりに配置できる画像の数を決定する。画像の数は、印刷用紙に配置可能な最大数として決定される。なお、印刷用紙に配置可能な最大数は、用紙の縦方向に配置可能な画像の最大数mと、用紙の横方向に配置可能な画像の最大数nとの積(m×n)として算出される。この画像数をユーザに示して、ユーザからの確認を受け付けるようにしてもよい。
そして、SPC複合装置1は、画像領域を対象に、本スキャンを行なう。この本スキャンで読み取った原稿の画像データは、第1のSDRAM43に設けられれたレイアウト用バッファに格納される。このため、本スキャンは、原稿の画像データをレイアウト用バッファに格納可能な解像度で行なわれる。
この結果、レイアウト用バッファには、図7(a)に示すような画像データが格納される。そして、用紙に配置する画像データ数にしたがって、レイアウト用バッファに格納された画像データから図7(b)〜図(f)に示すように数ライン単位にイメージデータを順次作成する。これらの処理をレイアウト処理と称するものとする。そして、レイアウト処理により作成されたイメージデータをプリンタ部3で順次印刷することで自動リピートモードによる複写処理が行なわれる。
このように、自動リピートモードによる複写処理は、画像データの配置決定処理およびレイアウト処理を行なわなければならない。
特にレイアウト処理は原稿の画像データをすべて読み込んだ後に演算処理を行なって印刷を開始するため、読み取り処理と印刷処理とを並行に行なうことができる通常の複写処理に比べて、読み取り開始から印刷開始までの時間を多く要することになる。このため、画像データ読み取り前あるいは読み取りと同時に給紙を開始した場合には、印刷用紙は印刷開始前までの給紙状態がしばらく続くことになる。
図4に示したように、給紙状態では、給紙トレー8にセットされていた印刷用紙Pは、給紙ローラ32により引き込まれ、上端部がキャリッジ31の手前側の位置で待機している。このとき、印刷用紙Pは上部側が用紙通路にあり、下部側が給紙トレー8にあるため、給紙トレー8の傾きにより湾曲することになる。このため、給紙状態が長く続くと、印刷用紙Pに折り癖がついてしまうおそれがある。この折り癖自体は印字品質に直接的な影響を与えるわけではないが、印刷用紙が湾曲している時間はより短い方が好ましい。
そこで、本実施形態においては、複写処理の給紙タイミングを以下に説明するように制御する。
図8は、本実施形態における複写処理の給紙タイミングを決定する処理を説明するためのフロー図である。
複写処理では、ユーザから複写モードの設定を受け付ける(S101)。設定可能な複写モードとしては、例えば、標準複写モード、リピートモード、Nアップモード等が挙げられ、それぞれ、より詳細な設定を行なうことができるものとする。例えば、標準複写モードでは、フチのありなし、光ディスク複写、写真複写等を設定することができ、リピートモードでは、自動、固定等を設定することができ、Nアップモードではアップ数を設定することができる等である。なお、固定リピートモードとは、読み込んだ画像データを4、9、16等のあらかじめ定められた個数分1枚の印刷用紙に配置して複写するモードである。また、印刷用紙のセット、原稿のセットはすでにユーザにより行なわれているものとする。
複写モードの設定を受け付けると、設定された複写モードが「自動リピートモード」であるかどうかを判断する(S102)。
その結果、「自動リピートモード」ではない場合(S102:N)には、読み取り処理と給紙処理とを並行して行なう並行給紙処理を行なう(S103)。
図9(a)は、並行給紙処理を説明するためのタイミング図である。並行給紙処理では、ユーザがt0でコピーボタンを押下すると、読み取り準備と給紙とを並行して開始する。ここで、そして読み取り準備が完了すると実際の読み取りが行なわれる(t1)。このため、画像を読み込んで印刷データが作成されるとすぐに印刷が開始されることになる(t2)。このため、印刷読み取り開始から複写終了までの処理時間を短縮することができる。なお、読み取り準備には、光源23aから照射され、白基準板22に反射された反射光を読み取ることで、白基準値を得るキャリブレーション処理等が含まれる。
一方、設定された複写モードが「自動リピートモード」である場合(S102:Y)には、給紙を行なわずに、プレスキャンを行なう(S104)。そして、プレスキャンで読み取った原稿サイズとユーザが設定した用紙サイズとに基づいて、画像データの配置を決定する処理を行なう(S105)。なお、図11(b)(c)は、自動リピートモードにおける給紙処理を説明するためのタイミング図である。
ここで、配置を決定する処理の際に、原稿サイズが大きすぎて、印刷用紙に複数枚の画像を配置することができない場合が起こり得る。このような場合にはレイアウトは行なわず、通常の複写と同じ結果になる。このため、配置を決定する処理の後に、レイアウト処理を行なうかどうかを判断するようにしている(S106)。
その結果、レイアウト処理を行なう場合(S106:Y)には、給紙を行なわずに、本スキャン処理を行ない(t1)、原稿をすべて読み取り、画像データを格納する(S109)。なお、この読み取りは、第1のSDRAM43に設けられたレイアウトバッファに原稿全体の画像データを格納できる解像度で行なうようにする。なお、先に示した図11(b)は、自動リピートモードでレイアウト処理を行なう場合のタイミング図である。
そして、本スキャンが終了すると、決定された配置にしたがってレイアウト処理を開始する(S108、t2)。これと並行して、給紙処理を行ない(S109)、生成されたイメージデータを順次印刷することで複写処理が行なわれる(S110)。なお、ここでの給紙処理は、印刷可能な量のイメージデータが生成された段階(t3)で、実際の印刷開始位置まで一気に用紙を搬送することができる。
このように自動リピートモードでは、原稿の読み取りが完了した後に、給紙を行なうようにしているため、印刷用紙の給紙状態が長引くことを防ぐことができる。これにより、印刷用紙に折り癖がつくことを避けられる。
一方、自動リピートモードの複写処理が設定された場合であっても、レイアウト処理を行なわない場合(S106:N)には、画像データを読み取りながらの印刷が可能であるため、本スキャンと給紙とを並行して行なうことで複写処理を開始する(S111、t1)。そして、給紙完了後、イメージデータが作成され次第印刷が実行される。先に示した図11(c)は、自動リピートモードでレイアウト処理を行なわない場合のタイミング図である。
以上、本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は上記の実施形態に限られず、種々の変形が可能である。
例えば、上記の実施形態では、並行給紙処理を行なわずに、画像読み取り後に給紙を行なう基準として、自動リピートモードであるかどうかで判断していた(S102)。しかし、並行給紙処理を行なわずに、画像読み取り後に給紙を行なう給紙制御は、読み取り後に画像処理等を行ない、画像の読み取り開始から実際の印刷開始までに通常の複写処理よりも時間を要する複写モード全般に適用することができる。
また、上述のようにリピートモードには、自動リピートモードの他に、あらかじめ設定された枚数を印刷用紙に配置する固定リピートモードがある。固定リピートモードとして、原稿の所定の領域をそのまま複数枚配置する場合には、読み取りと印刷とを並行に行なうことができるため並行給紙処理を行なうようにすることができる。ただし、原稿を拡大あるいは縮小して複数枚配置する場合であって、原稿の画像データをすべて格納して、レイアウト処理を行なう必要がある場合には、自動リピートモードと同様に画像読み取り後に給紙を行なうようにすることができる。
SPC複合装置を示す斜視図。 スキャナ部のカバーを開いた状態のSPC複合装置を示す斜視図。 スキャナ部の概略構成図。 プリンタ部の概略構成図。 SPC複合装置の電気的構成を示すブロック図。 自動リピートモード複写処理を説明するための図。 原稿の読み取り画像データとイメージデータを説明する図。 本実施形態の給紙制御処理のフロー図。 給紙制御を説明するタイミング図。
符号の説明
1:複合機、2:スキャナ部、3:プリンタ部、42:プログラムROM、43:第1のSDRAM、45:CPU、44:第2のSDRAM

Claims (7)

  1. 原稿を読み取り、画像データを作成する読み取り処理を実行するスキャナ部と、
    読み取った画像データを一時的に格納するメモリ部と、
    印刷用紙の給紙処理、および、前記画像データに基づいて印刷データを作成し、前記給紙した印刷用紙への印刷を行って前記原稿についての複写処理を実行するプリンタ部と、
    複写モードの設定を受け付ける制御手段とを備えた複合機システムであって、
    前記制御手段は、設定を受け付けた複写モードが、読み取り対象の原稿全体の画像データを前記メモリ部に格納する必要がある複写モードである場合には、読み取り処理終了後に、給紙処理を行なうように制御し、それ以外の複写モードである場合には、読み取り処理終了前に給紙処理を行なうように制御することを特徴とする複合機システム。
  2. 請求項1に記載の複合機システムであって、
    読み取り対象の原稿全体の画像データを前記メモリ部に格納する必要がある複写モードは、原稿の画像を印刷用紙に複数配置して印刷するリピートモードであることを特徴とする複合機システム。
  3. 請求項2に記載の複合機システムであって、
    前記スキャナ部は、リピートモードの際に、前記読み取り処理の前に、画像の配置を決定するための仮読み取り処理を行なうものであり、
    前記制御部は、リピートモードの設定を受け付けている場合であっても、仮読み取り処理の結果、原稿の画像を印刷用紙に複数配置不能と判断した場合には、読み取り処理終了前に給紙処理を行なうように制御することを特徴とする複合機システム。
  4. 請求項1に記載の複合機システムであって、
    前記制御手段は、設定を受け付けた複写モードが、読み取り対象の原稿全体の画像データを前記メモリ部に格納する必要がある複写モードである場合には、読み取り処理終了後であって、印刷可能な量の印刷データが作成された段階で給紙処理を行なうように制御することを特徴とする複合機システム。
  5. 請求項4に記載の複合機システムであって、
    前記印刷可能な量の印刷データが作成された段階でおこなう給紙処理は、印刷開始位置まで印刷用紙を搬送することを特徴とする複合機システム。
  6. 請求項1に記載の複合機システムであって、
    前記制御手段は、設定を受け付けた複写モードが、読み取り対象の原稿全体の画像データを前記メモリ部に格納する必要がある複写モードでない場合には、読み取り処理と給紙処理とを並行に行なうように制御することを特徴とする複合機システム。
  7. 原稿を読み取り、画像データを作成する読み取り処理を実行するスキャナ部と、読み取った画像データを一時的に格納するメモリ部と、印刷用紙の給紙処理、および、前記画像データに基づいて印刷データを作成し、前記給紙した印刷用紙への印刷を行って前記原稿についての複写処理を実行するプリンタ部とを備えた複合機システムにおける給紙制御方法であって、
    複写モードの設定を受け付けるステップと、
    設定を受け付けた複写モードが、読み取り対象の原稿全体の画像データを前記メモリ部に格納する必要がある複写モードであるかどうかを判断するステップと、
    読み取り対象の原稿全体の画像データを前記メモリ部に格納する必要がある複写モードと判断した場合には、読み取り処理終了後に、給紙処理を行ない、それ以外の複写モードである場合には、読み取り処理終了前に給紙処理を行なうステップとを有することを特徴とする給紙制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008239296A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2017114085A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録装置

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