JP2878534B2 - プリンタの用紙送り装置 - Google Patents

プリンタの用紙送り装置

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JP2878534B2
JP2878534B2 JP4301453A JP30145392A JP2878534B2 JP 2878534 B2 JP2878534 B2 JP 2878534B2 JP 4301453 A JP4301453 A JP 4301453A JP 30145392 A JP30145392 A JP 30145392A JP 2878534 B2 JP2878534 B2 JP 2878534B2
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paper
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sensor
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広亨 齋藤
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Fujitsu Isotec Ltd
Fujitsu Ltd
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Fujitsu Isotec Ltd
Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、用紙検出センサを有
するプリンタの用紙送り装置に関する。プリンタ装置に
おいては、印字部に対する印字用紙の送り状態等を制御
するために、用紙搬送路において印字用紙の有無を検出
している。
【0002】
【従来の技術】プリンタにおいて印字用紙の有無を検出
する用紙検出センサとして、一般に反射型の光センサ
が、検出精度が良いので用いられている。
【0003】反射型光センサは発光部と受光部とを有し
ており、発光部から出射した光が印字用紙に当たって反
射されると、その反射光がセンサの受光部によって受光
されて、印字用紙の有ることを検出する。このような反
射型光センサは、プリンタ装置の電源がオンされている
間、発光部が常時発光状態にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような反射型光セ
ンサの発光部に用いられる発光ダイオードは、点灯時間
の経過と共に劣化する。そして、最終的には受光部で印
字用紙検出をすることができなくなってしまう。
【0005】しかし、プリンタ装置の寿命より先にセン
サが消耗してしまうと、使用者にとっては装置が使用不
能になる故障の発生であって、光センサ部分のユニット
交換等の修理を行う必要が生じるので、センサの長寿命
化が要望されている。
【0006】そこで本発明は、用紙検出センサの劣化を
遅らせて長寿命にすることができるプリンタの用紙送り
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のプリンタの用紙送り装置は、実施例を説明
するための図1に示されるように、印字用紙100を用
紙送りするための用紙送り手段1と、上記用紙送り手段
1によって送られる上記印字用紙100を検出するため
の用紙検出センサ10と、上記用紙送り手段1が用紙送
り動作をするのに連動して上記用紙検出センサ10を連
続的に動作させ、上記用紙送り手段1が動作していない
ときには上記用紙検出センサ10を間欠的に動作させる
センサ制御手段13とを設けたことを特徴とする。
【0008】なお、上記用紙送り手段1によって用紙送
りされる用紙が単票用紙であるか連続帳票用紙であるか
を選択するための選択手段11を設けて、上記選択手段
11が単票用紙を選択している場合にのみ、上記センサ
制御手段13によって上記用紙検出センサ10の動作を
上記のとおり制御するようにしてもよい。
【0009】
【作用】印字用紙100は用紙送り手段1によって用紙
送りされ、その印字用紙100を用紙検出センサ10が
検出する。
【0010】その際に、センサ制御手段13が、用紙送
り手段1の動作中は用紙検出センサ10を連続的に動作
させ、用紙送り手段1が動作していないときには、用紙
検出センサ10を間欠的に動作させる。
【0011】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1はシ
リアルプリンタ装置を示しており、図中1は、ラインフ
ィード(LF)モータ2によって回転駆動されるプラテ
ンロールである。プラテンロール1の下半部の外周面に
沿って、単票の印字用紙100を搬送するための用紙搬
送路3が形成されている。
【0012】4は、プラテンロール1に対向するように
キャリッジ5に搭載された印字ヘッドであり、プラテン
ロール1に巻回された印字用紙100に対して印字を行
う。キャリッジ5は、スペースモータ7によって、プラ
テンロール1の軸方向に沿って往復駆動される。
【0013】なお、印字ヘッド4とプラテンロール1と
の対向部分で印字が行われる領域を印字部と称する。印
字部に対しては、連続帳票の印字用紙もプラテンロール
1の下方から供給することができるが、その図示は省略
されている。
【0014】プラテンロール1に半周巻き付けられるよ
うに用紙搬送路3に通された印字用紙100は、プラテ
ンロール1がラインフィードモータ2により回転駆動さ
れることによって矢印方向に搬送される。
【0015】そして、印字部より手前の用紙搬送路3の
途中には、反射型光センサを用いた用紙検出センサ10
が配置されている。この用紙検出センサ10には、セン
サ駆動信号入力に応答して点灯する発光ダイオードと、
その発光ダイオードから出射された後に印字用紙100
に当たって反射される光を受光して電気信号に変換する
光電素子が含まれている。
【0016】11は、いわゆる連単切り換えレバーであ
り、用紙搬送路を連続帳票用と単票用とに切り換える。
そしてそれに連動して、信号生成用のマイクロスイッチ
12のオンオフ状態が切り換わる。
【0017】13は、中央演算装置(CPU)などを内
蔵した制御部であり、用紙検出センサ10及び連単切り
換えレバー11のマイクロスイッチ12などから信号を
入力し、ラインフィードモータ2の駆動回路2a及び用
紙検出センサ10の駆動回路10aなどに制御信号を出
力する。
【0018】次に、このように構成された実施例のプリ
ンタの用紙送り装置における各信号と機構部の動作の関
係を、図2を参照して説明する。装置の電源がオンされ
ていても、連単切り換えレバー11が連続帳票側になっ
ているとき、図2に示されるT1区間には、この用紙搬
送路3における用紙検出は不要なので、用紙検出センサ
10は駆動されず、その発光ダイオードは点灯されな
い。
【0019】そして、連単切り換えレバー11が単票側
にされると、それがマイクロスイッチ12からの信号に
よって制御部13に伝えられ、ラインフィードモータ2
が駆動されていない間、図2に示されるT2又はT4区
間は、制御部13からの制御信号にしたがって用紙検出
センサ10が間欠的に駆動される。その発光ピッチは例
えば1〜数秒、毎回の発光時間は例えば0.1秒であ
る。
【0020】このように間欠的に用紙検出センサ10を
駆動しておけば、例えば手動でプラテンロール1が回転
されて用紙送りが行われたときなどにも、印字用紙10
0の有無の変化を検出することができる。
【0021】また、連単切り換えレバー11が単票側に
あって、ラインフィードモータ2が駆動されている間、
図2に示されるT3区間は、用紙検出センサ10が連続
的に駆動されて点灯する。
【0022】これによって、印字用紙100の有無、特
に印字用紙100の上端や下端などが検出されて、印字
用紙100に対する印字位置等を正しく制御することが
できる。
【0023】図3は、上記実施例に上記のような動作を
行わせるための制御部13の処理(ソフトウェア)を示
すフロー図である。Sは処理ステップを示す。この処理
は、プリンタ装置の主電源投入によってスタートし、ま
ずS1で、連単切り換えレバー11が単票であるかどう
かを判定し、単票でないとき、即ち連続帳票のときに
は、S2で用紙検出センサ10を駆動しない状態にす
る。
【0024】S1で連単切り換えレバー11が単票のと
きには、S3でラインフィードモータ2の動作状態を判
定する。そして、ラインフィードモータ2が動作してい
るときは、S4で用紙検出センサ10を連続的に駆動し
てS1に戻り、ラインフィードモータ2が動作していな
いときには、S5で用紙検出センサ10を間欠的に駆動
してS1に戻る。
【0025】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、用紙検出センサ10が反射型光セ
ンサ以外のタイプのものであっても、本発明を適用する
ことによってその寿命を長くすることができる。
【0026】また、連単切り換え機構が設けられていな
い装置などであっても、本発明の適用によって用紙検出
センサの寿命を長くすることができるのはもちろんであ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明のプリンタの用紙送り装置によれ
ば、用紙送り手段の動作中だけ用紙検出センサを連続的
に動作させ、その他の時には用紙検出センサを間欠的に
動作させるようにしたので、用紙検出センサの動作時間
が著しく短くなってその劣化が遅れ、寿命を大幅に長く
することができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成図である。
【図2】実施例の動作を示すタイムチャート図である。
【図3】実施例の制御処理を示すフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 プラテンロール(用紙送り手段) 10 用紙検出センサ 13 制御部(センサ制御手段) 100 印字用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−186140(JP,A) 特開 平4−323072(JP,A) 特開 平2−209347(JP,A) 実開 平5−56852(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 11/42 B41J 11/48 B41J 13/00 B65H 7/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字用紙(100)を用紙送りするための
    用紙送り手段(1)と、 上記用紙送り手段(1)によって送られる上記印字用紙
    (100)を検出するための用紙検出センサ(10)
    と、 上記用紙送り手段(1)が用紙送り動作をするのに連動
    して上記用紙検出センサ(10)を連続的に動作させ、
    上記用紙送り手段(1)が動作していないときには上記
    用紙検出センサ(10)を間欠的に動作させるセンサ制
    御手段(13)とを設けたことを特徴とするプリンタの
    用紙送り装置。
  2. 【請求項2】上記用紙送り手段(1)によって用紙送り
    される用紙が単票用紙であるか連続帳票用紙であるかを
    選択するための選択手段(11)が設けられており、上
    記センサ制御手段(13)は、上記選択手段(11)が
    単票用紙を選択している場合にのみ上記用紙検出センサ
    (10)の動作を上記のとおり制御する請求項1記載の
    プリンタの用紙送り装置。
JP4301453A 1992-11-12 1992-11-12 プリンタの用紙送り装置 Expired - Lifetime JP2878534B2 (ja)

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JPH06143709A JPH06143709A (ja) 1994-05-24
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