JP2003026357A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2003026357A
JP2003026357A JP2001214597A JP2001214597A JP2003026357A JP 2003026357 A JP2003026357 A JP 2003026357A JP 2001214597 A JP2001214597 A JP 2001214597A JP 2001214597 A JP2001214597 A JP 2001214597A JP 2003026357 A JP2003026357 A JP 2003026357A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻き取り部にラベルを無駄なく巻き付け、ラ
ベルプリンタ側から巻き取り部を制御できるようにす
る。 【解決手段】 ラベルプリンタ100は、ラベル1への
印刷を開始すると、印刷ヘッド5から巻き取り部200
の巻き付け部201までの距離分と巻き付け分の枚数だ
けラベル1に印刷を行い、一旦印刷を停止させるととも
に、ラベル1の搬送を停止させる。オペレータが巻き取
り部200にラベル1を巻き付け、ラベルプリンタ10
0を操作して印刷を再開させると、ラベルプリンタ10
0はラベル1への印刷を開始するとともに、巻き取り部
200に対してラベル1の巻き取りを開始するよう指示
し、巻き取り部200は、ラベルプリンタ100からの
指示に従って巻き取りを開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置に関し、
特に、巻き取り部を装着し、媒体を巻き取ることができ
る印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置としてのラベルプリンタ
には、ラベルプリンタから出力されるラベルを巻き取る
巻き取り部を、ラベルプリンタ本体に着脱可能に装着す
ることができるものがある。従来、この巻き取り部は単
独駆動されるのが一般的であるので、ラベルプリンタ側
にラベルをセットし、巻き取り部へのセット分の送り出
しフィードを行う。即ち、ラベル供給部から巻き取り部
までの距離に、巻き取り部においてラベルを巻き付ける
巻き付け分の長さを加算した長さだけ、ラベルを送り出
しフィードし、巻き取り部にラベルを巻き付け、巻き取
り部にラベルをセットした後、ラベルプリンタをオンラ
インにして、印刷の開始と巻き取り動作の開始を行って
いる。
【0003】また、巻き取り部にラベルが巻き取られ、
それ以上巻き取りができない状態になったことが検出部
によって検出されると、直ちに、ラベルプリンタは印刷
を停止させ、オペレータは巻き取り部を操作して巻き取
り動作を停止させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のラ
ベルプリンタでは、ラベルプリンタの印刷ヘッドから巻
き取り部までの距離、及び巻き付け分の長さだけ、ラベ
ルを無駄に消費してしまう。また、検出部がラベルフル
(ラベルの巻き取りが最大になったこと)を検出する
と、直ちに、印刷を停止させるとともに、巻き取り動作
を停止させなければならなかった。このため、印刷すべ
き所定のアイテムのラベルの残りが少量であっても、一
旦印刷を停止させ、ラベルを巻き取り部から取り出し、
ラベルを巻き取り部に再セットした後、残りを印刷する
ためにラベルプリンタを再起動する必要があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、巻き取り部にラベルを巻き付ける際のラベ
ルの無駄を無くすとともに、作業効率を上げることがで
きるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の印刷装
置は、所定の印刷データを、所定数だけ連続して供給可
能な状態で装填される所定の媒体に印刷する印刷装置で
あって、媒体を搬送する搬送手段と、搬送手段によって
搬送された媒体に印刷データを印刷する印刷手段と、印
刷装置に装着され、媒体を巻き取る巻き取り装置に対し
て、巻き取り動作の開始を指示する指示手段と、印刷手
段によって印刷が行われる位置と、巻き取り装置に媒体
が巻き付けられる位置との間の距離に対応する数の媒体
に印刷が行われた後、一旦印刷を停止し、媒体が巻き取
り装置に巻き付けられた後、印刷手段が印刷を開始する
とともに、指示手段が巻き取り装置に対して媒体の巻き
取りを開始するよう指示するように制御する制御手段と
を備えることを特徴とする。また、媒体と媒体の間のピ
ッチを検出するピッチ検出手段と、巻き取り装置から供
給される、媒体の巻き取りが所定の基準量以上行われた
ことを示す検出信号を受信する受信手段と、受信手段に
よって検出信号が受信されたとき、ピッチ検出手段によ
って検出された媒体のピッチに基づいて、巻き取り装置
が媒体を巻き取り可能な最大枚数を算出し、印刷手段が
媒体に印字すべき残りの枚数が、最大枚数以下であるか
否かを判定する判定手段とをさらに備え、制御手段は、
判定手段の判定結果に応じて、印刷手段が残りの枚数分
の印刷を行うように制御するようにすることができる。
また、巻き取り装置は、媒体を所定の基準量だけ巻き取
ったことを検出し、所定の検出信号を印刷装置に送信す
る送信手段を備え、指示手段からの指示に基づいて、媒
体の巻き取り動作を開始するようにすることができる。
本発明に係る印刷装置においては、搬送手段が、媒体を
搬送し、印刷手段が、搬送手段によって搬送された媒体
に印刷データを印刷し、指示手段が、印刷装置に装着さ
れ、媒体を巻き取る巻き取り装置に対して、巻き取り動
作の開始を指示し、制御手段が、印刷手段によって印刷
が行われる位置と、巻き取り装置に媒体が巻き付けられ
る位置との間の距離に対応する数の媒体に印刷が行われ
た後、一旦印刷を停止し、媒体が巻き取り装置に巻き付
けられた後、印刷手段が印刷を開始するとともに、指示
手段が巻き取り装置に対して媒体の巻き取りを開始する
よう指示するように制御する。また、受信手段が、媒体
と媒体の間のピッチを検出するピッチ検出手段と、巻き
取り装置から供給される、媒体の巻き取りが所定の基準
量以上行われたことを示す検出信号を受信し、判定手段
が、受信手段によって検出信号が受信されたとき、ピッ
チ検出手段によって検出された媒体のピッチに基づい
て、巻き取り装置が媒体を巻き取り可能な最大枚数を算
出し、印刷手段が媒体に印字すべき残りの枚数が、最大
枚数以下であるか否かを判定し、制御手段は、判定手段
の判定結果に応じて、印刷手段が残りの枚数分の印刷を
行うように制御する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用されるラベ
ルプリンタの一実施の形態の構成例を示している。同図
に示すように、ラベルプリンタ100は、各部を制御す
る制御部10と、ラベル1に印刷を行う印刷ヘッド5
と、制御部10の制御により駆動されるステッピングモ
ータ(以下では、適宜単にモータと記載する)7と、ベ
ルト8を介して伝達されるモータ7の回転力によって回
転し、後述する供給軸4にセットされたラベル連続体3
を構成する台紙2及び台紙2に剥離可能に貼付されたラ
ベル1を搬送するとともに、ラベル1を印刷ヘッド5に
押圧するプラテンローラ6と、ラベル連続体3を回転自
在に支持する供給軸4と、所定の光を出射する発光部
と、発光部から出射された光を受光し、受光した光の強
度(単位時間当たりの受光量)に対応する電気信号を出
力する受光部とからなり、台紙2及びラベル1を挟むよ
うに発光部と受光部を配し、ラベル1とギャップ(隣接
する2つのラベル1の間の台紙2のみの部分)を受光部
の受光量に基づいて検出する位置検出センサ9と、位置
検出センサ9の場合と同様に、所定の光を出射する発光
部と、発光部から出射された光を受光し、受光した光の
強度に対応する電気信号を出力する受光部とからなり、
台紙2及びラベル1を挟むように発光部と受光部を配
し、ラベル1の終了を受光部の受光量に基づいて検出す
るエンドセンサ11と、ラベル1をギャップの部分で切
り離すカッタ12とを備えている。
【0008】図2は、図1の実施の形態の電気的な構成
例を示すブロック図である。同図に示すように、制御部
10は、所定の制御プログラムを記憶するROM(re
adonly memory)22と、ROM22に記
憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制
御するCPU(central processing
unit)21と、CPU21が動作する上で必要と
なる各種データを記憶するRAM(random ac
cess memory)23と、ステッピングモータ
7にパルス信号を供給し、ステッピングモータ7を回転
させるモータ制御部24と、CPU21から供給される
印刷すべき文字、図形、及びバーコードなどの印刷デー
タに対応する制御信号を生成し、印刷ヘッド5に供給
し、印刷動作を行わせる印刷制御部25と、CPU21
の制御下、位置検出センサ9の発光部を制御し、光を出
射させるとともに、受光部から出力される電気信号を受
け取り、ディジタルのデータに変換して位置検出データ
としてCPU21に供給するセンサ制御部26と、CP
U21の制御下、エンドセンサ11の発光部を制御し、
光を出射させるとともに、受光部から出力される電気信
号を受け取り、電気信号の大きさ及び変化に基づいてラ
ベル1の終了を検出し、エンド検出データをCPU21
に供給するエラー検出部31と、カッタ12を制御し、
ラベル1を切り離すカッタ制御部32と、外部インタフ
ェース27と、インタフェース30とを備えている。そ
して、各種データやコマンドを入力するための入力部2
8と、入力部28から入力された入力データや、各種情
報を表示するための表示部29とがインタフェース30
を介して接続されている。入力部28より入力された入
力データは、インタフェース30を介してCPU21に
供給され、表示部29に表示される各種情報に対応する
表示データは、インタフェース30を介してCPU21
より供給されるようになっている。また、外部インタフ
ェース27を介して、外部に接続された機器との間で各
種データやコマンドの送受信を行うことができるように
なっている。また、ラベルプリンタ100に着脱可能に
装着される巻き取り部200は、後述するように、ラベ
ル1を巻き付ける巻き付け部201と、スイッチ203
を備え、ラベル1を所定の量だけ巻き取ったことを検出
する巻き取りフル検出部202とから構成されている。
【0009】図3は、図1及び図2に示したラベルプリ
ンタ100に、巻き取り部200を装着した状態を示し
ている。同図に示すように、巻き取り部200は、ラベ
ルプリンタ100から出力されたラベル1が巻き付けら
れ、ラベル1を巻き取る回転自在に固定されたほぼ円筒
形の巻き付け部201と、巻き付け部201の中心から
所定の距離だけ離れた位置に取り付けられ、巻き付け部
201にラベル1が所定の量だけ巻き取られたことを検
出する巻き取りフル検出部202とから構成されてい
る。
【0010】巻き取りフル検出部202は、巻き取られ
たラベル1及び台紙2によって圧力が加わるとオンにな
るスイッチ(SW)203を備え、巻き付け部201に
巻き取られたラベル1及び台紙2によって所定の圧力で
押されたとき、所定の電気信号を発生し、巻き取りフル
検出信号としてラベルプリンタ100に供給するように
なっている。
【0011】次に、図4のフローチャートを参照して、
本実施の形態の動作について説明する。ここでは、ラベ
ルプリンタ100に外部インタフェース27を介して図
示せぬホストコンピュータが接続されているものとす
る。まず最初に、ステップS1において、ラベルプリン
タ100のCPU21は、外部インタフェース27を介
してホストコンピュータから送信されてきた所定の印刷
データを受信する。CPU21は、受信した印刷データ
を一旦RAM23に供給し、記憶させる。そして、受信
した印刷データを編集し、RAM23の描画領域に記憶
させる。
【0012】次に、ステップS2において、CPU21
は、印刷ヘッド5から、巻き取り部200の巻き付け部
201までの距離分と、巻き付け部201に巻き付ける
分とに対応する枚数だけ、ラベル1への印刷が行われる
よう各部を制御する。印刷ヘッド5から、巻き取り部2
00の巻き付け部201までの距離と巻き付け分は、オ
ペレータが予め設定しておく。ラベル1を何枚分だけ印
刷すればラベル1及び台紙2を巻き取り部200の巻き
付け部201までの距離分と巻き付け分だけ搬送できる
かは、印刷ヘッド5から巻き取り部200の巻き付け部
201までの距離分と巻き付け分とをラベルピッチ(ラ
ベル1の先端と次のラベル1の先端の間の距離)で割る
ことにより求めることができる。
【0013】まず、CPU21は、印刷制御部25を制
御し、ラベル1への印刷データの印刷を開始するよう指
令するとともに、モータ制御部24に対して所定の速度
でラベル1及び台紙2を所定の搬送方向に搬送するよう
指令する。
【0014】CPU21からの指令を受けた印刷制御部
25は、RAM23の描画領域に記憶されている編集済
みの印刷データを読み込み、対応する制御信号に変換し
た後、印刷ヘッド5に供給する。印刷ヘッド5は、印刷
制御部25より供給された制御信号に従ってラベル1へ
の印刷を行う。また、これと並行して、モータ制御部2
4は、ステッピングモータ7に供給するパルス信号を制
御し、ステッピングモータ7を所定の速度で回転させ、
ラベル1及び台紙2を搬送方向(図1の左方向)に所定
の速度で搬送する。これにより、ラベル1に印刷データ
が印刷される。
【0015】また、ラベル1に印刷が行われ、ラベル1
及び台紙2が搬送されるとき、センサ制御部26は、位
置検出センサ9から供給される位置検出データに基づい
て、ラベル1のピッチを検出し、CPU21に供給す
る。CPU21は、センサ制御部26より供給されたラ
ベル1のピッチに基づいて、ラベル1を何枚印刷すれ
ば、印刷ヘッド5から、巻き取り部200の巻き付け部
201までの距離分と巻き付け分だけラベル1及び台紙
2を搬送することができるかを演算する。
【0016】そして、演算した枚数分だけラベル1への
印刷を行い、印刷ヘッド5から、巻き取り部200の巻
き付け部201までの距離分と巻き付け分だけラベル1
及び台紙2を搬送すると、ステップS3において、CP
U21は、印刷制御部25及びモータ制御部24を制御
して、印刷処理を一旦停止させ、オフライン状態にす
る。
【0017】ステップS4においては、ラベル1及び台
紙2の巻き付けが完了したか否かが判定される。その結
果、まだ、ラベル1及び台紙2の巻き付けが完了してい
ないと判定された場合、巻き付け待ちの状態となる。一
方、ユーザが、巻き取り部200の巻き付け部201に
ラベル1及び台紙を巻き付け、巻き付けが完了したと判
定された場合、ステップS5に進む。ここでの判定は、
巻き取り部200が巻き付け完了時に、巻き付けが完了
したことをラベルプリンタ100に通知し、この通知に
基づいてラベルプリンタ100のCPU21が判定する
ようにすることもできるし、オペレータがラベルプリン
タ100の所定のボタンを操作することにより、巻き付
けが完了したことをラベルプリンタ100に通知し、こ
の通知に基づいてラベルプリンタ100のCPU21が
判定するようにすることもできる。
【0018】ステップS5においては、ラベルプリンタ
100のCPU21により、図示せぬオンラインキーが
オペレータによって押下されたか否かが判定される。そ
の結果、オペレータによってオンラインキーが押下され
ていないと判定された場合、再起動待ちの状態となる。
一方、オペレータによってオンラインキーが押下された
と判定された場合、ステップS6に進む。
【0019】ステップS6においては、CPU21の制
御下、ラベル1への印刷データの印刷が行われる。即
ち、CPU21は、センサ制御部26から供給される位
置検出データに基づいてモータ制御部24を制御し、ラ
ベル1を印刷ヘッド5の直下に移動させる。そして、R
AM23の描画エリアに展開された印刷データが印刷さ
れたラベル1を発行するよう印刷制御部25に指令す
る。この指令を受けた印刷制御部25は、描画エリアに
展開された印刷データに対応する制御信号を印刷ヘッド
5に供給する。印刷ヘッド5は、印刷制御部25より供
給される制御信号に従ってラベル1への印刷を行う。印
刷ヘッド5がラベル1に印刷を行うのと並行して、CP
U21の制御下、モータ制御部24はステッピングモー
タ7を制御し、所定の速度でラベル1を搬送する。ま
た、CPU21の制御下、巻き取り制御部33は、巻き
取り部200を制御し、ラベル1及び台紙2を巻き取ら
せる。これにより、描画エリアに展開された印刷データ
に対応する文字、図形、バーコード等がラベル1に印刷
されるとともに、印刷されたラベル1及び台紙2が、巻
き取り部200に巻き取られる。
【0020】次に、ステップS7において、CPU21
により、ホストコンピュータより供給された所定の印刷
データがラベル1に指定枚数分だけ印刷され、印刷が終
了したか否かが判定される。その結果、印刷が終了した
と判定された場合、本処理を終了する。一方、印刷がま
だ終了していないと判定された場合、ステップS8に進
む。
【0021】ステップS8においては、巻き取り部20
0の巻き取りフル検出部202から巻き取りフル検出信
号が供給されたか否かが判定される。その結果、巻き取
り部200の巻き取りフル検出部202から巻き取りフ
ル検出信号が供給されていないと判定された場合、ステ
ップS6に戻り、ステップS6以降の処理が繰り返し実
行される。一方、巻き取り部200の巻き取りフル検出
部202から巻き取りフル検出信号が供給されたと判定
された場合、ステップS9に進む。
【0022】ステップS9においては、残枚数nが計算
される。ここで、残枚数nとは、図5に示すように、巻
き取り部200の巻き付け部201の巻き取りフル検出
部202のスイッチ203が取り付けられているポイン
トa(直径xに対応する)から、実際にラベル1の巻き
取りが可能な最大の巻き取りポイントz(直径yに対応
する)までの距離((y−x)/2)分のリング状の空
間に巻き取り可能なラベル1及び台紙2の長さから計算
される印刷可能なラベル1の残枚数である。即ち、距離
((y−x)/2)をラベル1及び台紙2の厚さで割
り、得られた結果に、例えば、直径xと直径yの平均値
((x+y)/2)と円周率πを乗じることにより、距
離((y−x)/2)分のリング状の空間に巻き取り可
能なラベル1及び台紙2のおおよその長さを計算するこ
とができる。次に、その長さをラベルピッチで割ること
により、印刷可能なラベル1の残枚数nが求まる。
【0023】次に、ステップS10において、印刷すべ
き残りの枚数が、残枚数n以下であるか否かが判定され
る。その結果、印刷すべき残りの枚数が、残枚数n以下
ではないと判定された場合、ステップS13に進み、C
PU21は、カッタ制御部32に対してラベル1及び台
紙2を切り離すよう指令する。カッタ制御部32は、C
PU21からの指令に基づいて、カッタ12を制御し、
ラベル1及び台紙2を切り離す。その後、ステップS2
に戻り、ステップS2以降の処理が繰り返し実行され
る。
【0024】一方、ステップS10において、印刷すべ
き残りの枚数が、残枚数n以下であると判定された場
合、印刷すべき残りの枚数分のラベル1に印刷データを
印刷しても、巻き取り部200はそのラベル1を巻き取
ることができるので、ステップS11に進み、CPU2
1は、印刷すべき残りの枚数分だけラベル1への印刷を
行うよう印刷制御部25に指令する。この指令を受けた
印刷制御部25は、印刷ヘッド5を制御して、印刷すべ
き残りの枚数分だけラベル1への印刷を行う。印刷が終
了すると、CPU21は巻き取り制御部33に対して巻
き取り部200による巻き取り動作を停止させるよう指
令する。この指令を受けた巻き取り制御部33は、巻き
取り部200を制御し、巻き取り動作を停止させる。
【0025】次に、ステップS12に進み、CPU21
は、カッタ制御部32に対してラベル1及び台紙2を切
り離すよう指令する。カッタ制御部32は、CPU21
からの指令を受けると、カッタ12を制御し、ラベル1
及び台紙2を切り離す。その後、本処理を終了する。
【0026】以上説明したように、上記実施の形態で
は、所定のアイテムのラベル1への印刷を開始したと
き、ラベルプリンタ100の印刷ヘッド5から巻き取り
部200の巻き付け部201まで、所定のアイテムの所
定の印刷データを印刷したラベル1及び台紙2を搬送す
るため、従来のように、ラベル1を無駄に消費すること
がなくなる。
【0027】また、ラベルプリンタ100が、巻き取り
部200の巻き取り開始及び停止を制御するので、オペ
レータが手動で巻き取り部200を操作する必要がな
く、オペレータの作業量を削減することができ、作業効
率を上げることができる。
【0028】また、巻き取り部200の巻き取りフル検
出部202が、巻き取りフルを検出し、巻き取りフル検
出信号をラベルプリンタ100に供給した後であって
も、巻き取り部200がその後、実際に巻き取り可能な
ラベル1の枚数が、印刷すべきラベル1の残りの枚数以
上である場合には、印刷すべきラベル1の残りを印刷
し、区切りの良いところまで印刷した後、印刷を停止さ
せるとともに、巻き取り部200によるラベル1の巻き
取りを停止させるようにすることができる。従って、可
能な限り区切りの良いところで印刷を終了させることが
できるので、作業時間を短縮し、作業効率を上げること
ができる。
【0029】なお、上記実施の形態においては、本発明
をラベルプリンタに適用する場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、他の印刷装置にも本発
明を適用することができる。
【0030】また、上記実施の形態においては、台紙に
剥離可能に貼付されたラベルに文字や図形等を印刷する
場合について説明したが、台紙なしラベルに文字や図形
等を印刷する場合にも本発明を適用することができる。
【0031】また、上記実施の形態の構成及び動作は例
であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更す
ることができることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る印刷装置によ
れば、搬送手段が、媒体を搬送し、印刷手段が、搬送手
段によって搬送された媒体に印刷データを印刷し、指示
手段が、印刷装置に装着され、媒体を巻き取る巻き取り
装置に対して、巻き取り動作の開始を指示し、制御手段
が、印刷手段によって印刷が行われる位置と、巻き取り
装置に媒体が巻き付けられる位置との間の距離に対応す
る数の媒体に印刷が行われた後、一旦印刷を停止し、媒
体が巻き取り装置に巻き付けられた後、印刷手段が印刷
を開始するとともに、指示手段が巻き取り装置に対して
媒体の巻き取りを開始するよう指示するように制御する
ようにしたので、巻き取り装置に媒体を巻き付けるとき
に、媒体を無駄に消費することがないようにすることが
できるとともに、作業効率を上げることができる。ま
た、ピッチ検出手段が、媒体と媒体の間のピッチを検出
し、受信手段が、巻き取り装置から供給される、媒体の
巻き取りが所定の基準量以上行われたことを示す検出信
号を受信し、判定手段が、受信手段によって検出信号が
受信されたとき、ピッチ検出手段によって検出された媒
体のピッチに基づいて、巻き取り装置が媒体を巻き取り
可能な最大枚数を算出し、印刷手段が媒体に印字すべき
残りの枚数が、最大枚数以下であるか否かを判定し、制
御手段が、判定手段の判定結果に応じて、印刷手段が残
りの枚数分の印刷を行うように制御するようにすれば、
切りの良いところまで印刷を行うことができるので、作
業量を減らすことができ、作業効率を上げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷装置を応用したラベルプリンタの
一実施の形態の構成例を示す図である。
【図2】図1の制御部の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】ラベルプリンタに巻き取り部を装着した状態を
示す図である。
【図4】図1に示した実施の形態の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図5】残枚数nの計算方法を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 ラベル 2 台紙 3 ラベル連続体 4 供給軸 5 印刷ヘッド 6 プラテンローラ 7 ステッピングモータ 8 ベルト 9 位置検出センサ 10 制御部 11 エンドセンサ 12 カッタ 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 モータ制御部 25 印刷制御部 26 センサ制御部 27 外部インタフェース 28 入力部 29 表示部 30 インタフェース 31 エラー検出部 32 カッタ制御部 33 巻き取り制御部 100 ラベルプリンタ 200 巻き取り部 201 巻き付け部 202 巻き取りフル検出部 203 スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の印刷データを、所定数だけ連続し
    て供給可能な状態で装填される所定の媒体に印刷する印
    刷装置であって、 前記媒体を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送された前記媒体に前記印刷デ
    ータを印刷する印刷手段と、 前記印刷装置に装着され、前記媒体を巻き取る巻き取り
    装置に対して、巻き取り動作の開始を指示する指示手段
    と、 前記印刷手段によって印刷が行われる位置と、前記巻き
    取り装置に前記媒体が巻き付けられる位置との間の距離
    に対応する数の媒体に印刷が行われた後、一旦印刷を停
    止し、前記媒体が前記巻き取り装置に巻き付けられた
    後、前記印刷手段が印刷を開始するとともに、前記指示
    手段が前記巻き取り装置に対して前記媒体の巻き取りを
    開始するよう指示するように制御する制御手段とを備え
    ることを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記媒体と媒体の間のピッチを検出する
    ピッチ検出手段と、 前記巻き取り装置から供給される、前記媒体の巻き取り
    が所定の基準量以上行われたことを示す検出信号を受信
    する受信手段と、 前記受信手段によって前記検出信号が受信されたとき、
    前記ピッチ検出手段によって検出された前記媒体のピッ
    チに基づいて、前記巻き取り装置が前記媒体を巻き取り
    可能な最大枚数を算出し、前記印刷手段が前記媒体に印
    字すべき残りの枚数が、前記最大枚数以下であるか否か
    を判定する判定手段とをさらに備え、 前記制御手段は、前記判定手段の判定結果に応じて、前
    記印刷手段が残りの枚数分の印刷を行うように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記巻き取り装置は、前記媒体を所定の
    基準量だけ巻き取ったことを検出し、所定の検出信号を
    前記印刷装置に送信する送信手段を備え、前記指示手段
    からの指示に基づいて、前記媒体の巻き取り動作を開始
    することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装
    置。
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