JP2001187662A - 印刷装置及びロール紙 - Google Patents

印刷装置及びロール紙

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JP2001187662A
JP2001187662A JP37461999A JP37461999A JP2001187662A JP 2001187662 A JP2001187662 A JP 2001187662A JP 37461999 A JP37461999 A JP 37461999A JP 37461999 A JP37461999 A JP 37461999A JP 2001187662 A JP2001187662 A JP 2001187662A
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roll paper
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JP37461999A
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Yasushi Murai
靖 村井
Yoshimasa Yokoyama
佳正 横山
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロール紙の残量とその種類の検出する装置を簡
単な構成で実現する。 【解決手段】ロール紙の側面にマーク表示部材34a、
34bを設ける。このマーク表示部材34a、34bに
は1個の第1のマーク(基準マーク)36と、ロール紙
の種類に応じて数分の第2のマーク(識別マーク)37
a〜37eが付される。印刷時に紙収納部に収容された
ロール紙が回転したときに、センサにて前記マーク表示
部材34a、34bの第1のマーク36と第2のマーク
37a〜37eを読み取る。そして、第1のマーク36
の読み取り周期に基づいてロール紙の残量を判断すると
ともに、その間に読み取られる第2のマーク37a〜3
7eの数に基づいてロール紙の種類を判別する。これに
より、ロール紙に付されるマークとそのマークを読み取
るためのセンサとからなる簡単な検出装置により、ロー
ル紙の残量と種類とを同時に検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙の残量を判
断すると共に、記録紙の種類を判別してそれに応じた制
御を行う印刷装置及びその印刷装置に使用する記録紙と
してのロール紙に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感熱ロール紙を用いて印刷する印
刷装置では、印刷装置に内蔵されるロール紙の残量を検
出し、ロール紙が残り少なくなったときにそれを報知す
る残量検出装置を備えるものがある。図10は従来の印
刷装置における用紙の残量検出装置を示すものである。
図10において、100は紙管101に巻装されたロー
ル紙であり、印刷装置の用紙収容部102には、ロール
紙100を装着する回転自在の回転軸106が軸受10
3に支持されて設けられ、軸受103の端部には円周上
に等間隔でスリットが形成されたエンコーダ板104が
設けられ、このエンコーダ板104に対応してセンサ1
05が設けられている。
【0003】この印刷装置では、印刷時にロール紙10
0が用紙収容部102から繰り出されて印刷ヘッドに向
けて紙搬送が行われると、ロール紙100が回転軸10
6とともに回転してエンコーダ板104も回転し、セン
サ105からエンコーダ板104のスリットに対応して
パルス信号が得られる。このパルス信号の周期は用紙収
容部102内のロール紙100の残量が少なくなる程短
くなる。そこで、前記パルス信号の周期を計測し、それ
が所定の値に達したときに用紙収容部102内のロール
紙100の残量が残り少ないものとして、印刷装置の表
示部にメッセージを表示するものであった。
【0004】また、従来の印刷装置では、発色温度の異
なる複数種類の感熱ロール紙を使用することがあるが、
ロール紙の側面に紙の種類を表すマークを設け、このマ
ークを用紙収容部に配設したセンサによって検出してロ
ール紙の種類に応じて印刷ヘッドの発熱量を制御するこ
とも行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような用紙の
残量検出装置を備えた印刷装置では、エンコーダ板を必
要とし、そのエンコーダ板の回転軸やその回転軸を支持
する軸受などの機構が必要であり、また、ロール紙の回
転とともに回転軸を回転させるために回転軸にロール紙
を固定する機構などを必要とした。
【0006】さらに、従来の印刷装置では、上述の用紙
の残量検出装置とは別個に、用紙収容部に装着されるロ
ール紙の種類を検出するための検出装置が設けられるも
のであった。
【0007】このように、従来の印刷装置ではエンコー
ダ板を用いるために用紙の残量検出装置の構成が複雑で
あり、またロール紙を交換するときにエンコーダ板の回
転軸にロール紙を固定しなければならない等によりロー
ル紙の交換作業が面倒であった。そして、従来の印刷装
置では用紙の残量検出装置や種類検出装置が夫々設けら
れることも、検出装置の構成を複雑にしていた。
【0008】そこで、本発明は、ロール紙の残量を検出
する装置を簡単な構成とし、またロールの交換を容易に
し、さらにロール紙の残量を検出だけでなくロール紙の
種類の検出も単一の検出装置により実現できる印刷装置
及びそれに使用するロール紙を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷装置は、側
面に基準マークと識別マークが付されたロール紙を回転
可能に収容する紙収容部と、前記ロール紙に印刷する印
刷手段と、前記紙収容部からロール紙を引き出して前記
印刷手段に供給する紙送り手段とを備えたものであっ
て、前記紙送り手段によって前記紙収容部から前記印刷
手段にロール紙が供給されるときに、前記紙収容部でロ
ール紙とともに回転する前記基準マーク及び前記基準マ
ークを読み取るマーク読取り手段と、前記マーク読取り
手段によって読み取られる前記基準マークの読み取り周
期を検出する検出手段と、前記検出手段により検出され
た読み取り周期に基づいて前記紙収容部に収容されたロ
ール紙の残量を判断する判断手段と、前記マーク読取り
手段によって読み取られる前記基準マークの読み取り周
期の間に読み取られる前記識別マークに基づいて前記紙
収容部に収容されたロール紙の種類を判別する判別手段
と、前記判断手段により判断される残量が所定の値にな
ったときに、そのことを報知するとともに、前記判別手
段の判別結果に基づいて前記印刷手段を制御する制御手
段とを備えることを特徴とする。
【0010】このような構成の印刷装置によれば、ロー
ル紙の側面に付される基準マークと種類識別マークとを
印刷装置の読取り手段で読み取ってロール紙の残量と種
類を判別することで、それらの情報を得ることができ、
ロール紙に付されるマークと印刷装置の読取り手段との
簡単な検出装置の構成によりロール紙の残量と種類とを
同時に検出できる印刷装置を実現することができる。
【0011】また、本発明のロール紙は、印刷装置の紙
収容部に回転可能に装着され、前記紙収容部から繰り出
されて印刷装置によって印刷されるものにおいて、前記
印刷装置によって光学的に判読されるマークであって、
前記紙収容部内で回転するときの回転周期を検出するた
めの基準マークと紙の種類に関する情報を表す識別マー
クを側面の回転軸を中心とする円周上に設けたことを特
徴とする。
【0012】このようなロール紙によれば、印刷装置に
よって残量と種類を同時に判別できるロール紙を実現で
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、図面を
参照して本発明の第1の実施形態を説明する。
【0014】図1は本発明の印刷装置の外観斜視図、図
2は装置の内部機構を表す本発明の印刷装置の背面図で
ある。
【0015】図1に図示するように、印刷装置10の本
体ケース11の正面には文字入力キーや印刷を指示する
印刷キーなどの必要なキーを備えるキー入力部12と、
入力された文字や印刷処理に必要なメッセージなどの表
示を行う表示部13が設けられ、側面には印刷されたロ
ール紙が排出される排紙口14が設けられる。
【0016】図2は本体ケース11の背面に設けられる
カバーを取り外した状態を示すものであり、この図2に
図示するように、本体ケース11の上半部の内部にはロ
ール紙1を収容するロール紙ホルダー15及びロール紙
1に印刷を行う印刷機構16が本体ケース11あるいは
本体ケース11に取付けられた支持フレーム17に固定
して設けられ、本体ケース11の下半部の内部には装置
の駆動電池や電子回路などが収容されている。
【0017】前記ロール紙ホルダー15は本体ケース1
1の背面側に開口部18を有する器状に形成されてお
り、略円形の側壁19の周囲に環状の囲壁20が形成さ
れ、その囲壁20に囲まれてロール紙1を収容する用紙
収容凹部21が形成され、その中心にロール紙1を巻装
する紙管2が回転自在に挿入される突起軸22が形成さ
れている。前記囲壁20にはロール紙1が印刷機構16
に向けて繰り出される用紙繰出口23が形成されてい
る。
【0018】また、前記印刷機構16はサーマルヘッド
24、プラテンローラ25、駆動モータ26及び駆動伝
達機構などにより構成される。
【0019】サーマルヘッド24はヘッド支持部27に
支持され、ヘッド支持部27には操作レバー28が連設
される。操作レバー28は本体ケース11に取付けられ
た支持フレーム17に軸29に回動可能に軸支されてお
り、支持フレーム17とヘッド支持部27の間にはサー
マルヘッド24を常にプラテンローラ25に加圧する加
圧バネ30が配設されている。
【0020】前記操作レバー28はロール紙1の交換時
などにサーマルヘッド24をプラテンローラ25から開
離するために操作するものであり、サーマルヘッド24
は加圧バネ30の作用によって常にプラテンローラ25
に圧接されているが、加圧バネ30の付勢力に抗して操
作レバー28の端部を図2の左側に倒すように操作して
サーマルヘッド24をプラテンローラ25から開離させ
ることで、サーマルヘッド24とプラテンローラ25の
間に生じた隙にロール紙ホルダー15に装着したロール
紙1の先端を挿入することができる。操作レバー28の
押圧操作の解除によりサーマルヘッド24はプラテンロ
ーラ25に圧接する印刷位置に復帰する。
【0021】また、プラテンローラ25の駆動モータ2
6はステップモータからなり、その駆動モータ26の駆
動をプラテンローラ25に伝達する駆動伝達機構31が
支持フレーム17に取付けられている。
【0022】図3はロール紙1を装着したロール紙ホル
ダー15の縦断面図を示すものであり、ロール紙ホルダ
ー15の側壁19には窓32が開けられ、その位置に対
応して反射型の光センサ33が本体ケース11に取付け
られて設けられている。
【0023】一方、ロール紙1は感熱紙からなり、紙管
2の端部に円盤形状でシート状のマーク表示部材が設け
られる。
【0024】図4(a)、(b)はマーク表示部材34
a、34bの正面図であり、このマーク表示部材34
a、34bは中心部にロール紙ホルダー15の突起軸2
2が挿入可能な軸穴35が形成され、また外側面には中
心軸に対して同一円周上の一定の範囲に1個の第1のマ
ーク36と複数個の第2のマーク37a〜37eが印刷
などにより180度対向して2組が印されている。この
第1のマーク36はロール紙1の残量を検出するために
用いるものであり、また第2のマーク37a〜37eは
ロール紙1の感熱紙の種類を検出するために用いるもの
で、その種類に応じて異なる数とされる。
【0025】例えば、図4(a)と図4(b)の2つの
マーク表示部材34a、34bは紙管2の径やロール紙
1の幅や長さなどのサイズは同一であるが、感熱紙の感
度が異なるなど感熱紙の種類が異なるロール紙に夫々付
設されるものである。図示のように、これらのマーク表
示部材34a、34bの夫々に付される第1のマーク3
6の幅(円周方向の長さ)は同一であり、各第2のマー
ク37a〜37eの幅も同一である。また、第1のマー
ク36は第2のマーク37a〜37eのn倍の幅を有す
る。各マークの間には適宜の長さのスペースが設けられ
ている。
【0026】前記マーク表示部材34a、34bは、マ
ーク表示面を外側に向けた状態で軸穴35の内周縁部が
紙管2の一端部に接着されるなどしてロール紙1に鍔状
に固定される。このようにして、マーク表示部材34
a、34bが取付けられたロール紙1がロール紙ホルダ
ー15に装着されると、マーク表示部材34a、34b
上のマーク表示部位が図3に示す光センサ33に対応す
る窓32に臨んで位置する。
【0027】図2に戻って、排紙口14には印刷後のロ
ール紙1を切断するカッタ38が配設される。このカッ
タ38は排紙口14の開口縁部に固定して設けられるも
のであり、このカッタ38にロール紙1を当てて引きち
ぎることで切断が行われる。
【0028】次に、図5は印刷装置の電子回路の構成を
示すブロック図である。
【0029】制御部40は、キー入力部12からのキー
操作信号に応じてROM41に予め記憶されているシス
テムプログラムを起動させ、回路各部の動作制御を行な
う。
【0030】この制御部40には、印刷装置の印刷処理
に関する各種データを記憶するRAM42、表示用のフ
ォントのパターンデータを発生する表示用キャラクタジ
ェネレータ43、印刷用のフォントのパターンデータを
発生する印刷用キャラクタジェネレータ44、入力され
た文書のデータや印刷処理に必要なデータを表示する表
示部13が接続されるとともに、プリンタ部45が接続
される。プリンタ部45には、サーマルヘッド24及び
その駆動回路46が設けられ、またプラテンローラ25
を回転駆動する駆動モータ26及びその駆動回路47が
設けられる。
【0031】また、制御部40には、マーク表示部材3
4a、34b上のマークを検出するための光センサ33
からの検出信号が出力される。
【0032】前記ROM41には、第1のマーク36の
検出に基づいてロール紙1の残量を判別するための残量
判別テーブル41a及び第2のマーク37a〜37eの
検出に基づいてサーマルヘッド24への通電時間を設定
する通電時間テーブル41bが格納されている。
【0033】また、前記RAM42には、キー入力され
たデータを格納する入力バッファ42a、表示部13に
表示する表示データを格納する表示バッファ42b、印
刷データを格納する印刷バッファ42cなどの他に、第
1及び第2のマーク36、37a〜37eに対応して光
センサ33から検出される黒データを計数する黒カウン
タBC、マーク表示部材34a、34bのマーク以外の
部分に対応して光センサ33から検出される白データを
計数する白カウンタWC、黒カウンタBCの値を一時的
に格納する黒データレジスタR1、黒カウンタBCの計
数値の積算値を格納する黒データ積算レジスタR2、検
出された第2のマーク37a〜37eの本数を格納する
マーク数レジスタM、その他に判断フラグFなどが設け
られる。
【0034】次に、本装置の動作について説明する。
【0035】図6は第1の実施形態における印刷装置の
ロール紙の残量・種類判別及び印刷処理を示すフローチ
ャートである。また、図7は第1及び第2のマーク3
6、37a〜37bが付されたマーク表示部材34aの
説明図である。
【0036】以下、図7のフローチャートを図8の例に
基づいて説明する。
【0037】まず、キー入力部12から印刷すべき文字
列を入力し、印刷キーを操作すると、RAM42の前記
カウンタやレジスタをクリアする所定のイニシャル処理
の後に、駆動モータ26によりプラテンローラ25が回
転駆動されてロール紙1の搬送が開始される(ステップ
S1、S2)。
【0038】搬送が開始されると、ロール紙1はロール
紙ホルダー15内で突起軸22を中心に回転を始め、こ
れに伴ってマーク表示部材34aも回転することにな
る。
【0039】そこで、制御部40は光センサ33から白
データが得られるか判断する(ステップS3)。光セン
サ33が第1及び第2のマーク36、37a〜37bを
検出しているときには、センサ出力のレベルが小さく
(このときのセンサから得られるデータを黒データとい
う)、光センサ33が第1及び第2のマーク36、37
a〜37bを検出していないときには、センサ出力のレ
ベルが大きい(このときのセンサから得られるデータを
白データという)。
【0040】ステップS3で白データが得られれば、す
なわち、光センサ33の検出位置が第1及び第2のマー
ク36、37a〜37bに対応していなけば、次に進ん
でステップS3で得られた白データを有効として白カウ
ンタWCがインクメントされる(ステップS4)。ま
た、ステップS3で白データが得られなければ、白デー
タが得られるまでその判断処理が繰り返される。そし
て、白データが得られたときに、すなわち、第1あるい
は第2のマーク36、37a〜37bが光センサ33の
検出位置を通り過ぎたときに、次のステップに進んで白
カウンタWCがインクメントされる(ステップS4)。
【0041】次に、制御部40は光センサ33から黒デ
ータが得られるか判断される(ステップS5)。黒デー
タが得られれば黒カウンタBCがインクメントされ(ス
テップS6)、ステップS5に戻る。白データなら黒カ
ウンタBCの値が「0」か否か判断され(ステップS
7)、「0」なら白カウンタWCがインクメントされ
(ステップS8)、ステップS5に戻る。
【0042】図7において、光センサ33の検出位置が
第1のマーク36の手前のXからスタートしたとする
と、ステップS1、S2、S3、S4、S5、S7、S
8の順で進んで、さらに第1のマーク36に対応する黒
データが得られるまでステップS5、S7、S8が繰り
返される。なお、このときには、黒データは何も得られ
ていないので黒カウンタBCの値は「0」であり、ステ
ップS7ではYESの判断が繰り返される。
【0043】図7において、第1のマーク36の先端が
光センサ33の検出位置に移動して黒データが得られる
と、ステップS5の判断がYESとなって黒カウンタB
Cがインクメントされ(ステップS6)、第1のマーク
36の後端が光センサ33の検出位置を通過するまでス
テップS5、S6の処理を繰り返して黒カウンタBCに
は第1のマーク36の幅に対応する黒データ数が計数さ
れる。
【0044】第1のマーク36が通過し第1のマーク3
6と第2のマークの先頭マーク37aの間のスペースが
光センサ33の検出位置に移動すると、ステップS5、
S7のNOの判断を経て黒データレジスタR1の値が
「0」か否か判断される(ステップS9)。黒データレ
ジスタR1の値が「0」であれば、黒データレジスタR
1に黒カウンタBCの値が格納され、黒データ積算レジ
スタR2に黒カウンタBCの値が加算され、黒カウンタ
BCがリセットされ、白カウンタWCが「1」にセット
されて(ステップS10)、ステップS5に戻る。
【0045】黒データレジスタR1は1個前のマークに
対応する黒データの計数値を格納しておくものであり、
この例では、ようやく第1のマーク36に対応する黒デ
ータの計数を終えたところで、それ以前にはマークは検
出されていないため、黒データレジスタR1の値は
「0」であり、ステップS9ではYESの判断が行われ
る。従って、以下、第1のマーク36に対応する黒デー
タの計数値が黒データレジスタR1に格納されるととも
に、黒データ積算レジスタR2に加算され、白カウンタ
WCが「1」にセットされ、第1のマーク36の手前で
計数されていた白カウンタWCの値はキャンセルされる
ことになる(ステップS10)。なお、黒データ積算レ
ジスタR2は検出されたマークの黒データが順次積算さ
れるものであり、この場合には、加算前の黒データ積算
レジスタR2の値は「0」であるため、黒データ積算レ
ジスタR2の値は黒データレジスタR1の値と同じにな
る。
【0046】続いて、第1のマーク36と第2のマーク
の先頭マーク37aの間のスペースでは、ステップS
5、S7、S8の処理を繰り返してステップS10で
「1」にセットされた白カウンタWCを「1」ずつイン
クリメントする。
【0047】続いて、第2のマークの先頭マーク37a
が検出されると、ステップS5、S6を繰り返して黒カ
ウンタBCの値が「1」ずつインクリメントされる。
【0048】続いて、第1のマーク36と第2のマーク
の先頭マーク37aの後端を過ぎて第2のマークの先頭
マーク37aと2番目のマーク37bのスペースに入る
と、ステップS5、S7、S9を順に経て第1のマーク
36の検出フラグFが「1」か否か判断される(ステッ
プS11)。このフラグFは第1のマーク36の検出が
判断されると「1」にセットされるものである。第1の
マーク36の検出が判断されずステップS11でNOと
判断されると、黒データレジスタR1と黒カウンタBC
の値の比率が演算され(ステップS12)、さらに、そ
の比率が略n:1か判断され(ステップS13)、それ
に該当しなければ、黒データレジスタR1と黒カウンタ
BCの値の比率が略1:nか判断される(ステップS1
4)。比率が略1:nに該当しなければステップS10
に移り、該当すれば前記検出フラグFが「1」にセット
され(ステップS15)、黒データレジスタR1に黒カ
ウンタBCの値が格納され、黒データ積算レジスタR2
に黒カウンタBCの値が格納され、黒カウンタBCがリ
セットされ、白カウンタWCが「1」にセットされて
(ステップS16)、ステップS5に戻る。
【0049】前記ステップS13で黒データレジスタR
1と黒カウンタBCの値の比率が略n:1と判断される
と、前記検出フラグFが「1」にセットされる(ステッ
プS17)。このときは、第1のマーク36の検出が判
断されると同時に第2のマーク37a、37bのうちの
1個の検出が判断されることも意味しており、マーク数
レジスタMがインクリメントされる(ステップS1
8)。そして、黒データレジスタR1のデータが黒カウ
ンタBCの現在値に置き換えられ、黒データ積算レジス
タR2に黒カウンタBCの現在値が積算され、黒カウン
タBCがリセットされ、白カウンタWCがインクリメン
トされて(ステップS19)、ステップS5に戻る。
【0050】この例では、第1のマーク36の検出は判
断されておらず、また黒データレジスタR1には第1の
マーク36に対応する黒データの計数値が保持され、黒
カウンタBCの値は第2のマークの先頭マーク37aに
対応する黒データの計数値であるため、それらの黒デー
タの計数値の比を演算すると、n:1となり(ステップ
S12、S13)、検出フラグFが「1」にセットされ
る(ステップS17)。また、第2のマークの検出を計
数するマーク数レジスタMがインクリメントされる(ス
テップS18)。すなわち、ステップS17で検出フラ
グFが「1」にセットされることで、第1のマーク36
の検出とともに第2のマークの先頭マーク37aの検出
も行われたことになる。さらに、黒データレジスタR1
のデータが黒カウンタBCの現在値である第2のマーク
の先頭マーク37aに対応する値に置き換えられ、既に
第1のマーク36に対応する値が格納されている黒デー
タ積算レジスタR2に黒カウンタBCの現在値である第
2のマークの先頭マーク37aに対応する値が積算さ
れ、黒カウンタBCがリセットされ、白カウンタWCが
インクリメントされて(ステップS19)、ステップS
5に戻る。
【0051】続いて、第2のマークの先頭マーク37a
と2番目のマーク37b間のスペースでは、ステップS
5、S7、S8の処理が繰り返される。
【0052】続いて、第2のマークの2番目のマーク3
7bが検出されると、ステップS5、S6の処理が繰り
返される。
【0053】続いて、第2のマークの2番目のマーク3
7bの検出が終わると、ステップS5、S7、S9、S
11の順でS20に移り、黒データレジスタR1と黒カ
ウンタBCの値の比率が演算され、さらに、その比率が
略1:nか判断される(ステップS21)。フラグFが
「1」にセットされた後に、ステップS21で前後に続
いて検出されたマークの比率が略1:1に該当すると判
断される場合は、複数個の第2のマーク42が続けて検
出されたものであり、またn:1の場合は第1のマーク
36に続いて第2のマーク37aが検出されたものであ
り、ステップS18に移ってマーク数レジスタMが1つ
インクリメントされ、以下ステップS19の処理が行っ
てステップS5に戻る。
【0054】ここでは、黒データレジスタR1の値は第
2のマークの先頭マーク37aに対応する値であり、黒
カウンタBCの値は第2のマークの2番目のマーク37
bに対応する値でありそれらの比率は1:1であるため
(ステップS20、S21)、マーク数レジスタMの値
がインクリメントされて2となり(ステップS18)、
以下、黒データレジスタR1のデータが黒カウンタBC
の現在値である第2のマークの2番目のマーク37bに
対応する値に置き換えられ、第1のマーク36及び第2
のマークの先頭マーク37aに対応する値を格納してい
る黒データ積算レジスタR2に第2のマークの2番目の
マーク37bの黒データ計数値が積算される。そして、
黒カウンタBCがリセットされ、白カウンタWCがイン
クリメントされて(ステップS19)、ステップS5に
戻る。
【0055】続いて、第2のマークの2番目のマーク3
7bが光センサ33の位置を通過すると、ステップS
5、S7、S8の処理が繰り返されて白カウンタWCが
引き続いてインクリメントされる。
【0056】さらに、マーク表示部材34aの回転が進
んで、次の第1のマーク36が検出されると、ステップ
S5、S6の処理が繰り返されて第1のマーク36に対
応する黒データの数が黒カウンタBCで計数される。そ
して、第1のマーク36の検出が終了すると、ステップ
S5、S7、S9、S11を順に経てステップS20の
演算処理が行われる。ここでは、黒データレジスタR1
に格納されている第2のマークの2番目のマーク37b
に係わるデータと黒カウンタBCで計数された第1のマ
ーク36に係わるデータの比が演算される。この演算結
果は1:nである。そこで、ステップS21でYESの
判断がなされると、黒データ積算レジスタR2に格納さ
れた黒データの数と白カウンタWCで計数された白デー
タの数が加算される(ステップS22)。これは、図7
では符号Lの範囲で検出された黒データ数と白データ数
の合計数である。ステップS5におけるデータの判断は
所定の時間間隔で行われている。従って、ロール紙1の
残量が少なくなるにつれてマーク表示部材34aの回転
が速くなり、それに比例してステップS22で得られる
データの合計数は少なくなる。前記ROM41には、ス
テップS22で得られるデータの合計数とロール紙の残
量を対照した残量判別テーブル41aが格納されいる。
そこで、前記演算結果に基づき残量判別テーブル41a
を参照してロール紙の残量の判別がなされる(ステップ
S23)。
【0057】次に、得られた残量が所定量以下か判断さ
れ(ステップS24)、所定量を超えていれば残量の数
値などが表示部13に表示され(ステップS25)、所
定量以下であれば表示部13に注意のメッセージ表示を
行う(ステップS26)。さらに、マーク数レジスタM
の値が読み出される(ステップS27)。この場合に
は、第2のマーク数は2個であり、このときマーク数レ
ジスタMの値は「2」が格納されている。第2のマーク
数は記録紙の種類に応じた数に定められており、このマ
ーク数レジスタMの値を読み出すことによって記録紙の
種類を判別することができる。前記ROM41には、ロ
ール紙の種類に応じてサーマルヘッド24への通電時間
を設定する通電時間テーブル41bが格納されている。
そこで、マーク数レジスタMの値に基づいて通電時間テ
ーブル41bの選択が行われ(ステップS28)、印刷
が実行される(ステップS29)。
【0058】なお、ステップS25では残量の表示を行
うだけでなくロール紙1の搬送を停止するなど印刷動作
を中止してもよい。
【0059】以上の説明では、図7のXの位置からセン
サの検出が開始される場合について説明したが、検出の
開始が第1のマーク41の手前に限らず図7のYの位置
から開始されても図6のフローチャートは有効に機能す
る。その場合は、第2のマーク37a、37bを通り過
ぎた次の第1のマークと更にその次の第1のマークとの
間で処理が行われることになる。
【0060】図7のYの位置からセンサの検出が開始さ
れると、ステップS6、S8で適宜黒又は白データが計
数されるものの、途中で第1のマーク36を検出したと
きにステップS14、S15、S16の処理を経由する
ことで、Xの位置から開始する場合と同様にLの範囲で
黒白のデータを計数することができる。
【0061】この印刷装置によれば、ロール紙1に付設
されるマーク表示部材34a、34bの第1のマーク3
6の周期に基づいてロール紙1の残量を検出できるとと
もに、マーク表示部材34a、34bの第2のマーク3
7a〜37eの数に基づいてロール紙1の種類を検出で
きる。
【0062】なお、マーク表示部材34a、34bを設
けることなく、紙管2の円筒端面に直接第1のマーク3
6及び第2のマーク37a〜37eを印刷により設ける
ことにより、部品点数を減らすことができる。
【0063】(第2の実施形態)第2の実施形態は、第
1の実施形態とはマーク表示部材の第2のマークのみ異
なる。図8(a)、(b)は第2の実施形態に係るマー
ク表示部材54a、54bを表す。これらのマーク表示
部材54a、54bには第1のマーク56(基準マー
ク)と第2のマーク57a、57b(種類識別マーク)
が印刷などにより180度対向して2組が印されてい
る。
【0064】この第1のマーク56はロール紙1の残量
を検出するために用いるものであり第1の実施形態と同
じである。第2のマーク57a、57bはロール紙1の
感熱紙の種類を検出するために用いるもので、その種類
に応じて異なる幅とされる。例えば、図8(a)、
(b)では、第1のマーク56に対する第2のマーク5
7a、57bの幅(円周方向の長さ)の比率は夫々1:
p、1:qとしている(p、q>1でq>p)。
【0065】図9は第2の実施形態における印刷装置の
ロール紙の残量・種類判別及び印刷処理を示すフローチ
ャートである。
【0066】所定のイニシャル処理の後にロール紙1の
搬送が開始される(ステップT1、T2)。そこで、制
御部40は光センサ33から白データが得られるか判断
する(ステップT3)。白データが得られたら白カウン
タWCがインクメントされ(ステップT3、T4)、次
に、制御部40は光センサ33から黒データが得られる
か判断する(ステップT5)。黒データが得られれば黒
カウンタBCがインクメントされ(ステップT6)、ス
テップT5に戻る。白データなら黒カウンタBCの値が
「0」か否か判断され(ステップT7)、「0」なら白
カウンタWCがインクメントされ(ステップT8)、ス
テップS5に戻る。
【0067】第1のマーク56の手前から光センサ33
の検出が開始されると、ステップT1、T2、T3、T
4、T5、T7、T8の順で進んで、さらに第1のマー
ク56に対応する黒データが得られるまでステップT
5、T7、T8が繰り返される。なお、このときには、
黒データは何も得られていないので黒カウンタBCの値
は「0」であり、ステップT7ではYESの判断が繰り
返される。
【0068】第1のマーク56の先端が光センサ33で
検出されると、ステップT5の判断がYESとなって黒
カウンタBCがインクメントされ(ステップT6)、第
1のマーク56の後端が光センサ33の検出位置を通過
するまでステップT5、T6の処理を繰り返して黒カウ
ンタBCには第1のマーク56の幅に対応する黒データ
数が計数される。
【0069】第1のマーク56と第2のマーク57a、
57bの間のスペースが光センサ33の検出位置に移動
すると、ステップT5、T7のNOの判断を経て黒デー
タレジスタR1の値が「0」か否か判断される(ステッ
プT9)。黒データレジスタR1の値が「0」であれ
ば、黒データレジスタR1に黒カウンタBCの値が格納
され、黒カウンタBCがリセットされ、白カウンタWC
が「1」にセットされて(ステップT10)、ステップ
S5に戻る。
【0070】この例では、このとき黒データレジスタR
1の値は「0」であり、ステップT9ではYESの判断
が行われる。従って、以下、第1のマーク56に対応す
る黒データの計数値が黒データレジスタR1に格納され
るとともに、黒カウンタBCがリセットされ、白カウン
タWCが「1」にセットされて第1のマーク61の手前
で計数されていた白カウンタWCの値はキャンセルされ
ることになる。
【0071】続いて、第1のマーク56と第2のマーク
57a、57bの間のスペースでは、ステップT5、T
7、T8の処理を繰り返す。
【0072】続いて、第2のマーク57a、57bが検
出されると、ステップT5、T6を繰り返して黒カウン
タBCの値を「1」ずつインクリメントする。そして、
第2のマーク57a、57bの後端がセンサ位置を通り
過ぎると、ステップT5、T7、T9を順に経てフラグ
Fが「1」にセットされているか判断される(ステップ
T11)。フラグFは第1のマーク56の次に第2のマ
ーク57a、57bが検出されたと判断されたときに
「1」にセットされる。
【0073】この例では、まだフラグFは「1」にセッ
トされていないので、ステップS11ではNOと判断さ
れ、黒データレジスタR1と黒カウンタBCの値の比率
が演算される(ステップT12)。そして、その比率が
1:pか又は1:qか判断される(ステップT13)。
比率が1:pか又は1:qであれば、第1のマーク56
の次に第2のマーク57a、57bが検出されたと判断
されてフラグFが「1」にセットされ(ステップT1
4)、黒データレジスタR1に黒カウンタBCの値が格
納され、黒データ積算レジスタR2に黒カウンタBCの
値が加算され、黒カウンタBCがリセットされ、白カウ
ンタWCがインクリメントされ(ステップT15)、ス
テップT5に戻る。
【0074】ステップT13の判断でNOと判断される
比率が1:pか又は1:qでない場合は、第1のマーク
56より第2のマーク57a、57bが先に検出された
場合であり、黒データレジスタR1に黒カウンタBCの
値が格納され、黒データ積算レジスタR2に黒カウンタ
BCの値が格納され、黒カウンタBCがリセットされ、
白カウンタWCに「1」がセットされて(ステップT1
6)、ステップT5に戻る。
【0075】第1のマーク56に続いて第2のマーク5
7a、57bが検出され、その後に第1のマーク56が
検出されてその第1のマーク56がセンサ位置を通り過
ぎたときに、ステップT7、T9、T11を順に経て黒
データ積算レジスタR2及び白カウンタWCの値が加算
される(ステップT17)。これにより、マーク表示部
材54a、54bの半周期が求められる。
【0076】ステップT5におけるデータの判断は所定
の時間間隔で行われている。従って、ロール紙1の残量
が少なくなるにつれてマーク表示部材54a、54bの
回転が速くなり、それに比例してステップT17で得ら
れるデータの合計数は少なくなる。前記ROM41に
は、第1の実施形態の場合と同様にステップT17で得
られるデータの合計数とロール紙の残量を対照した残量
判別テーブル41aが格納されいる。そこで、前記演算
結果に基づき残量判別テーブル41aを参照してロール
紙の残量の判別がなされる(ステップT18)。
【0077】次に、得られた残量が所定量以下か判断さ
れ(ステップT19)、所定量を超えていれば残量の数
値などが表示部13に表示され(ステップT20)、所
定量以下であれば表示部13に注意のメッセージ表示や
印字動作の中止を行う(ステップT21)。さらに、こ
のときの黒データレジスタR1には第2のマーク57
a、57bに対応する黒データが格納されているので、
これを読み出すことでロール紙1の種類が判別できるこ
とになる(ステップT22)。前記ROM41には、第
1の実施形態の場合と同様にロール紙の種類に応じて
(第2のマークの幅に対応して)サーマルヘッド24へ
の通電時間を設定する通電時間テーブル41bが格納さ
れている。そこで、読み出された黒データの値に基づい
て第1の実施形態の場合と同様に通電時間テーブル41
bの選択が行われ(ステップT23)、印刷が実行され
る(ステップT24)。
【0078】この印刷装置によれば、ロール紙1に付設
されるマーク表示部材54a、54bの第1のマーク5
6の周期に基づいてロール紙1の残量を検出できるとと
もに、マーク表示部材54a、54bの第2のマーク5
7a、57bの幅に基づいてロール紙1の種類を検出で
きる。
【0079】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明の印刷装置
は、ロール紙の側面に付される基準マークと種類識別マ
ークとを印刷装置の読取り手段で読み取ってロール紙の
残量と種類を判別することでそれらの情報を得ることが
でき、ロール紙に付されるマークと印刷装置の読取り手
段との簡単な検出装置の構成によりロール紙の残量と種
類とを同時に検出できる印刷装置を実現することができ
る。
【0080】また、本発明のロール紙は、印刷装置によ
って残量と種類を同時に判別できるロール紙を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る印刷装置の外観
斜視図。
【図2】前記印刷装置の内部機構を表す背面図。
【図3】前記印刷装置におけるロール紙を装着したロー
ル紙ホルダーの縦断面図。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るマーク表示部材
の正面図。
【図5】前記印刷装置の電子回路の構成を示すブロック
図。
【図6】本発明の第1の実施形態における印刷装置のロ
ール紙の残量・種類判別及び印刷処理を示すフローチャ
ート。
【図7】マーク表示部材の説明図。
【図8】本発明の第2の実施形態に係るマーク表示部材
の正面図。
【図9】本発明の第2の実施形態における印刷装置のロ
ール紙の残量・種類判別及び印刷処理を示すフローチャ
ート。
【図10】従来の印刷装置における用紙の残量検出装置
の説明図。
【符号の説明】
1…ロール紙 2…紙管 10…印刷装置 11…本体ケース 12…キー入力部 13…表示部 14…排紙口 15…ロール紙ホルダー 16…印刷機構 17…支持フレーム 18…開口部 19…側壁 20…囲壁 21…用紙収容凹部 22…突起軸 23…用紙繰出口 24…サーマルヘッド 25…プラテンローラ 26…駆動モータ 27…ヘッド支持部 28…操作レバー 29…軸 30…加圧バネ 31…駆動伝達機構 32…窓 33…光センサ 34a,34b…マーク表示部材 35…軸穴 36…第1のマーク 37a〜37e…第2のマーク 38…カッタ 40…制御部 41…ROM 42…RAM 43…表示用キャラクタジェネレータ 44…印刷用キャラクタジェネレータ 45…プリンタ部 46…ヘッド駆動回路 47…モータ駆動回路 54a,54b…マーク表示部材 56…第1のマーク 57a,57b…第2のマーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C058 AB05 AC06 AE04 GB03 GB16 GB20 GB33 GB48 2C061 AS06 LL04 3F105 AA02 AB03 BA16 BA22 DA25 DA44 DA57 DB11 DC11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面に基準マークと識別マークが付され
    たロール紙を回転可能に収容する紙収容部と、前記ロー
    ル紙に印刷する印刷手段と、前記紙収容部からロール紙
    を引き出して前記印刷手段に供給する紙送り手段とを備
    えた印刷装置であって、 前記紙送り手段によって前記紙収容部から前記印刷手段
    にロール紙が供給されるときに、前記紙収容部でロール
    紙とともに回転する前記基準マーク及び前記識別マーク
    を読み取るマーク読取り手段と、 前記マーク読取り手段によって読み取られる前記基準マ
    ークの読み取り周期を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された読み取り周期に基づいて
    前記紙収容部に収容されたロール紙の残量を判断する判
    断手段と、 前記マーク読取り手段によって読み取られる前記基準マ
    ークの読み取り周期の間に読み取られる前記識別マーク
    に基づいて前記紙収容部に収容されたロール紙の種類を
    判別する判別手段と、 前記判断手段により判断される残量が所定の値になった
    ときに、そのことを報知するとともに、前記判別手段の
    判別結果に基づいて前記印刷手段を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、前記識別マークの数に
    基づいてロール紙の種類を判別することを特徴とする請
    求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段は、前記識別マークの幅に
    基づいてロール紙の種類を判別することを特徴とする請
    求項1に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記マークが前記ロール紙の側面に設け
    られるシート状部材に付されることを特徴とする請求項
    1乃至請求項3のいずれかに記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記マークが前記ロール紙の紙管の端面
    に設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかに記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 印刷装置の紙収容部に回転可能に装着さ
    れ、前記紙収容部から繰り出されて印刷装置によって印
    刷されるロール紙において、 前記印刷装置によって光学的に判読されるマークであっ
    て、前記紙収容部内で回転するときの回転周期を検出す
    るための基準マークと紙の種類に関する情報を表す識別
    マークを側面の回転軸を中心とする円周上に設けたこと
    を特徴とするロール紙。
  7. 【請求項7】 前記マークが前記ロール紙の側面に設け
    られるシート状部材に付されることを特徴とする請求項
    6に記載のロール紙。
  8. 【請求項8】 前記マークが前記ロール紙の紙管の端面
    に付されることを特徴とする請求項6に記載のロール
    紙。
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