JP3076450B2 - 孔版印刷機のプレスローラ汚れ防止装置 - Google Patents

孔版印刷機のプレスローラ汚れ防止装置

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JP3076450B2 JP04186691A JP18669192A JP3076450B2 JP 3076450 B2 JP3076450 B2 JP 3076450B2 JP 04186691 A JP04186691 A JP 04186691A JP 18669192 A JP18669192 A JP 18669192A JP 3076450 B2 JP3076450 B2 JP 3076450B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、製版・印刷一体型孔
版印刷装置の印刷用紙を天地方向に移動した際、印刷用
紙から画像のはみ出しによるプレスローラの汚れを防止
する孔版印刷機のプレスローラ汚れ防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の製版・印刷一体型孔版印刷装置1
は、その大部分がこの発明の実施例と同一であるので、
図1を参照して説明する。それは、原稿搬送装置27と、
図示しない操作部と、原稿の画像読取り部4と、穿孔製
版を行う製版装置6と、孔版原紙収納部7と、外周に孔
版原紙7の先端をクランプして巻きつけるようになって
いる印刷ドラム9と、印刷ドラム9に圧接するプレスロ
ーラ10と、印刷用紙11の図示しない天地移動装置と、給
紙装置18と、排紙装置19と、排版装置20と、原稿用紙
2、孔版原紙7や印刷用紙11などを搬送する装置とを有
し、操作部には表示装置、天地移動キー、テンキー、印
刷スタートキーなどが設けられている。原稿搬送装置27
は原稿用紙2を原稿用紙2の搬送方向に対して上流側に
設けた上流側原稿搬送ローラ12,13対で原稿の画像読取
り部4に搬送する。原稿の画像はミラー29と、レンズ30
とを介して、光学的にその画像をCCD等の画像センサ
ー5に入射させて読み取られ、画像センサー5で光電変
換された電気信号を本体キャビネット3内に設けられた
図示しない回路基板に装着されたA/D変換回路に入力
されて、デジタルの画像信号として出力される。画像読
取り動作に同期して、ロール孔版原紙7を収納する孔版
原紙収納部7から引き出された孔版原紙7を搬送しなが
ら、画像信号に対応してサーマルヘッド17により穿孔製
版し、孔版原紙7を切断するカッター装置で所定のサイ
ズに切断して、外周に孔版原紙7を印刷ドラム9に装着
し、印刷ドラム9を回転させて、所定のタイミングで給
紙台21より給紙された印刷用紙11をプレスローラ10が印
刷ドラム9の外周面の孔版原紙7に押圧して、印刷ドラ
ム9の内部より供給された印刷インキを孔版原紙7の穿
孔から印刷用紙11の表面に転移させて、いわゆる試し刷
りを行い、その印刷状態を確認して、テンキーで印刷枚
数をセットし、印刷スタートキーをオン操作すると、給
紙、印刷、排紙の工程がセットされた印刷枚数分だけ繰
り返し行われ、印刷を行うものである。
【0003】試し刷りの工程などにおいて、画像位置を
天地方向に修正を必要とする場合は、天地移動キーによ
り移動方向と移動量をオペレータが入力することによ
り、図示しない給紙装置の給紙カムまたは給紙モータの
駆動を制御する給紙制御装置が、給紙開始のタイミング
を調節して、孔版原紙7に対して相対的に印刷用紙11を
移動させて画像位置を移動させることが行われている。
なお14,15は下流側原稿搬送ローラ対、16は分離ロー
ラ、28は光源、31はコンタクトガラスをそれぞれ示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の製
版・印刷一体型孔版印刷装置において、天地移動キーに
より天地方向に印刷用紙を移動する場合、あまり印刷用
紙を移動させ過ぎると、印刷用紙から画像の先端または
後端がはみ出してプレスローラを汚し、印刷用紙の裏汚
れが発生するという問題がある。
【0005】そこでこの発明の目的は、天地移動キーに
より天地方向に印刷用紙を移動させる際、印刷用紙から
画像の先端または後端がはみ出さないように制御して、
プレスローラの汚れを防止し、印刷用紙の裏汚れが発生
することのない製版・印刷一体型孔版印刷装置を提供す
るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のような
目的を達成するために、請求項1の発明は、少なくと
も、原稿搬送装置と、原稿の画像読取り手段と、穿孔製
版を行う製版装置と、外周に孔版原紙の先端をクランプ
して巻きつけるようになっている印刷ドラムと、印刷ド
ラムに圧接するプレスローラと、印刷用紙の天地移動装
置とを有する製版・印刷一体型孔版印刷機において、画
像読取り手段の近傍に原稿検出手段と、原稿搬送装置に
原稿搬送距離検出手段と、給紙台に印刷用紙サイズ検出
手段とを設け、それらから原稿サイズと、印刷用紙サイ
ズと、画像の位置とを検知し、それらの検知情報と天地
移動情報とを入力して、演算し、印刷用紙に対する天地
方向の画像のはみ出しの有無を判別する画像はみ出し検
出装置を備えているものである。請求項2の発明は、請
求項1の発明において、画像はみ出し検出装置が、画像
位置が印刷用紙に対して、はみ出していることを検出し
た際、それを知らせる手段を備えているものである。請
求項3の発明は、請求項1の発明において、画像はみ出
し検出装置が、画像位置が印刷用紙に対して、はみ出し
を検出した際、天地移動指令信号を受け付けないか、ま
たは印刷を開始しないように制御する手段を備えている
ものである。請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、画像はみ出し検出装置が検出した印刷用紙に対する
画像の位置を、数値か、または図で表示する表示装置を
備えているものである。
【0007】
【作用】前記のようなこの発明において、請求項1の発
明は、前記のような製版・印刷一体型孔版印刷機におい
て、画像読取り手段の近傍に原稿検出手段と、原稿搬送
装置に原稿搬送距離検出手段と、給紙台に印刷用紙サイ
ズ検出手段とを設け、それらから原稿サイズと、印刷用
紙サイズと、画像の位置とを検知し、それらの検知情報
と天地移動情報とを入力して、演算し、印刷用紙に対す
る天地方向の画像のはみ出しの有無を判別する画像はみ
出し検出装置を備えていて、印刷用紙に対する天地方向
の画像のはみ出しの有無を検出する。請求項2の発明
は、請求項1の発明において、画像はみ出し検出装置
が、画像位置が印刷用紙に対して、はみ出していること
を検出した際、それを知らせる手段を備えていて、天地
方向の画像のはみ出しをオペレータに知らせる。請求項
3の発明は、請求項1の発明において、画像はみ出し検
出装置が、画像位置が印刷用紙に対して、はみ出しを検
出した際、天地移動指令信号を受け付けないか、または
印刷を開始しないように制御する手段を備えていて、印
刷用紙に対する天地方向の画像のはみ出した際、天地移
動指令信号を受け付けないか、または印刷を開始しな
い。請求項4の発明は、請求項1の発明において、画像
はみ出し検出装置が検出した印刷用紙に対する画像の位
置を、数値か、または図で表示する表示装置を備えてい
て、印刷用紙に対する画像の位置を表示装置に表示す
る。
【0008】
【実施例】以下添付の図面を参照してこの発明の実施例
を説明する。図面に示すこの実施例において、前記従来
のものと同様の部分には同一の符号を引用して説明を省
略し、主として異なる部分について説明する。
【0009】この発明の第1実施例を図1〜6に示す。
図に示すこの発明の第1実施例とそれ以外の他の実施例
とは多くの部分において共通するので、このような部分
については、第1実施例と同一の符号を引用して、その
説明を省略し、主として異なる部分について説明する。
【0010】第1実施例を示す図1,2において、原稿
検出センサー22をコンタクトガラス31と、上流側原稿搬
送ローラ12との間に配置して設ける。原稿検出センサー
22は、フィラー付光センサーを用いているが、これに限
らず反射型光センサーなど、原稿が確実に検知できるも
のであれば、他のものを用いてよい。上流側原稿搬送ロ
ーラ12と連動するようにスリット付円板23を上流側搬送
ローラ12の軸に直接取付ける。スリット付円板23の回転
を検出する回転検知センサー24をスリット付円板23に非
接触に設け、スリット付円板23と回転検知センサー24と
で上流側原稿搬送ローラ12の回転量を検知して、原稿用
紙2の送り量を検出する。このスリット付円板23は上流
側原稿搬送ローラ12の軸に直接取付けなくても、その回
転量が検知できれば間接的な連動機構を用いてもよい。
回転検知センサー24はスリット付円板23のスリットを検
出するためのもので、透過型の光センサーが用いている
が、スリット付円板23のかわりに、磁気情報の入った円
板を用いる場合は、それを検出する磁気センサーを用い
ればよい。給紙台21に印刷用紙サイズ検出センサー25を
設ける。印刷用紙サイズ検出センサー25は印刷用紙のサ
イズを検知するためのもので、フィラータイプの検出セ
ンサーを複数個使用する。これらに限らず光反射型のセ
ンサーや、ラインセンサーを用いてもよい。
【0011】図3に示す制御装置26は、CPU33と、R
OM34と、RAM35とから構成されて、孔版印刷装置1
内に設けられ、原稿検出センサー22と、回転検出センサ
ー24と、画像センサー5と、印刷用紙サイズ検出センサ
ー25と、操作パネル36に設けられた天地移動キー32とが
接続されていて、それらからの出力を入力し、CPU33
があらかじめ設定されたプログラムに従って演算処理を
行い、操作パネル36に設けられた表示装置38への表示出
力と、天地移動駆動装置37の駆動制御のための出力を行
う。
【0012】この実施例において、原稿用紙2を画像読
取り部4の図示しない原稿受け台にセットし、図示しな
い製版スタートキーをオンすると画像読取り部4の分離
ローラー16と、上流側原稿搬送ローラー12,13および下
流側原稿搬送ローラー14,15が回転し、原稿用紙2が搬
送され、原稿検知センサー22と、回転検出センサー24
と、画像センサー5とがそれぞれ出力を発生し、それが
CPU33に入力されて、原稿の画像位置の演算が開始さ
れる。画像センサー5のアナログ出力は、A/D変換基
板により、デジタル化されている。
【0013】原稿画像位置の検出のタイミングチャート
を示す図4において、原稿検出センサー22の出力が原稿
用紙2の先端を検出してオン出力になった時点から制御
装置26は、スリット付円板23のスリット数を回転検出セ
ンサー24の出力によってカウントし、同時に画像センサ
ー5のデジタル出力をモニターしておいて、最初に出力
がオンになった時点までの回転検出センサー24のカウン
ト数を、図5,6における原稿用紙2の先端余白bとし
て制御装置26にメモリーしておく。次にその時点から再
びカウントを始め、画像センサー5の出力がオンからオ
フになった時点までのカウント数を制御装置26に一時メ
モリーし、その動作を原稿検出センサー22の出力が原稿
の終端を検出して出力がオフになるまで継続して、メモ
リーし、画像の最後で画像センサー5の出力がオフにな
った時点までのカウント数を画像範囲cとして制御装置
26にメモリーする。さらに、原稿検出センサー22がオン
している間の回転検出センサー24のカウント数を原稿サ
イズaとして制御装置26にメモリーしておけば、CPU
33があらかじめ設定したプログラムに従って演算を行い
原稿画像位置を把握する。
【0014】画像読取り動作に同期して製版が行われ、
印刷ドラム9に給版が終了すると同時に給紙台21上に積
載されている印刷用紙11が給紙されるが、給紙台21上に
は印刷用紙サイズ検出センサー25が設けられており、こ
れにより印刷用紙のサイズを検出し、このデータを制御
装置26に入力してメモリーしておき、画像位置データと
比較演算すれば、印刷用紙11と画像位置との関係がわか
ることになる。印刷用紙11のサイズのデータは他の画像
位置データと比較可能となるように制御装置26内でパル
ス数に変換し、印刷用紙サイズdとしてメモリーしてお
く。次に画像位置を任意の位置に移動するため、天地移
動キー32の操作で、移動方向、移動量を制御装置26に入
力して、他のデータと同様にパルス数に変換し、天地移
動量eとしてメモリーし、あらかじめ設定されたプログ
ラムにより、他の画像情報と比較演算して、画像のはみ
出しの有無を判断することができる。それは、例えば、
天地移動キー32からの天地移動情報の入力により、図5
に示すように印刷用紙11の給紙タイミングを遅らせて
(−e)移動させたとすると、印刷用紙の先端余白h1
は画像先端余白b+(−e)となり、また印刷用紙11の
後端余白i1は用紙サイズd−(先端余白b+画像範囲
c)+(−e)となる。ここで先端余白h1、後端余白
i1の両方の値が正であれば画像のはみ出しはなく、い
ずれか一方でも負であれば画像は、はみ出しとなり、表
示装置38に画像はみ出しの表示をするか、または音響的
に警告音を発して、オペレーターに異常を告げ、プレス
ローラー汚れによる用紙裏汚れの発生を防止する。次に
この状態から2回目の天地移動指令を出した場合は、原
稿用紙2の先端余白bの値を印刷用紙11の先端余白h1
に、制御装置26内のメモリーデータが入れ替えられ、例
えば図6に示すように用紙の給紙タイミングを早まらせ
て(+e)移動させたとすると、2回目移動後の印刷用
紙先端余白h2は1回目印刷用紙先端余白h1+(+
e)となり、また2回目用紙後端余白i2は印刷用紙サ
イズd−(1回目印刷用紙先端余白h1+画像範囲c)
+(+e)となる。ここで1回目と同様に2回目印刷用
紙先端余白h2と2回目印刷用紙後端余白i2の正負の
判別を行えば、画像のはみ出しの有無を知ることがで
き、同様に制御装置26内の印刷用紙先端余白h1の値が
2回目用紙先端余白h2に入れ替えられ、何回天地移動
を行っても画像のはみ出しを判別できる。
【0015】印刷用紙11に対する画像のはみ出しを判別
して、はみ出しが有ると判断された場合に、その信号に
よって、制御部25が「用紙から画像がはみ出します」な
どの異常を操作パネルの表示装置38に表示出力を出力す
るか、ブザーなどで音響的に警告音を発するように制御
を行っている。
【0016】この発明の第2実施例は、印刷用紙先端余
白hおよび印刷用紙後端余白iの正負を判断するだけで
なく、その数値を距離に変換して、画像と印刷用紙11の
位置がわかるように、表示装置38に絵または数値などで
ディスプレイを行い、試し刷りをしなくても天地移動が
容易にできるようになっている以外第1実施例と異なる
ところがない。
【0017】この発明の第3実施例は、画像はみ出しの
信号を天地移動処理回路に入力して天地移動入力の排除
回路を作動させ、天地移動入力が入力できないょうにす
るとともに、印刷駆動がスタートしないように駆動出力
制御回路を制御して、印刷開始駆動を停止するようにな
っている以外第1実施例と異なるところがない。
【0018】この発明は、上記以外のデジタル印刷装
置、デジタル複写機等の天地移動時の画像汚れ防止に用
いることができる。
【0019】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、請求項
1の発明は、少なくとも、原稿搬送装置と、原稿の画像
読取り手段と、製版装置と、印刷ドラムと、印刷ドラム
に圧接するプレスローラと、印刷用紙の天地移動装置と
を有する製版・印刷一体型孔版印刷機において、画像読
取り手段の近傍に原稿検出手段と、原稿搬送装置に原稿
搬送距離検出手段と、給紙台に印刷用紙サイズ検出手段
とを設け、それらから原稿サイズと、印刷用紙サイズ
と、画像の位置とを検知し、それらの検知情報と天地移
動情報とを入力して、演算し、印刷用紙に対する天地方
向の画像のはみ出しの有無を判別する画像はみ出し検出
装置を備えていて、印刷用紙に対する天地方向の画像の
はみ出しの有無を検出するので、画像が印刷用紙からは
み出さないようにできて、プレスローラーの汚れによる
印刷用紙裏汚れの発生を防止することができるという効
果がある。請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、画像はみ出し検出装置が、画像位置が印刷用紙に対
して、画像がはみ出していることを検出した際、それを
知らせる手段を備えていて、天地方向の画像のはみ出し
をオペレータに知らせるので、オペレータは容易に画像
のはみ出しを判断できて、画像が印刷用紙からはみ出さ
ないようにでき、プレスローラーの汚れによる印刷用紙
裏汚れの発生を防止することができるという効果があ
る。請求項3の発明は、請求項1の発明において、画像
はみ出し検出装置が、画像位置が印刷用紙に対して、は
み出しを検出した際、天地移動指令信号を受け付けない
か、または印刷を開始しないように制御する手段を備え
ているので、画像が印刷用紙からはみ出さない位置まで
しか天地移動をすることができなくて、オペレーターの
手をわずらわすことなく、画像のはみ出しによるプレス
ローラーの汚れが生じることがなくて、印刷用紙裏汚れ
の発生を防止することができるという効果がある。請求
項4の発明は、請求項1の発明において、画像はみ出し
検出装置が検出した印刷用紙に対する画像の位置を、数
値か、または図で表示する表示装置を備えていて、印刷
用紙に対する画像の位置を表示装置に表示するので、オ
ペレーターはその表示部を見れば容易に画像位置を知る
ことができ、天地移動後の画像位置確認のために、いち
いち試し刷りをすることなく、プレスローラーの汚れに
よる印刷用紙裏汚れを生ずることがなくて、簡単に所望
の印刷物を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す概略縦断面図であ
る。
【図2】同上のスリット付円板と、回転検知センサーと
の取付け状態を示す斜視図である。
【図3】同上の制御装置の構成ブロックと、操作パネル
と、回転検出センサーと、原稿検出センサーと、画像セ
ンサーと、印刷用紙検出センサーと、天地移動駆動装置
との接続図である。
【図4】同上の原稿画像位置の検出のタイミングチャー
トを示す図である。
【図5】同上の印刷用紙の給紙タイミングを遅らせて移
動させた場合の状態を示す説明図である。
【図6】同上の印刷用紙の給紙タイミングを早やまらせ
て移動させた場合の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 孔版印刷機 2 原稿用紙 3 本体キャビネット 4 画像読取り部 5 画像センサー 6 製版装置 7 孔版原紙 8 孔版原紙収納部 9 印刷ドラム 10 プレスローラ 11 印刷用紙 12,13 上流側原稿搬送ローラ 14,15 下流側原稿搬送ローラ 16 分離ローラ 17 サーマルヘッド 18 給紙装置 19 排紙装置 20 排版装置 21 給紙台 22 原稿検出センサー 23 スリット付円板 24 回転検出センサー 25 印刷用紙サイズ検出センサー 26 制御装置 27 原稿搬送装置 28 光源 29 ミラー 30 レンズ 31 コンタクトガラス 32 天地移動キー 33 CPU 34 ROM 35 RAM 36 操作パネル 37 天地移動駆動装置 38 表示装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41L 13/04 B41L 13/16 B41L 13/18 G03G 15/00 G03G 21/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、原稿搬送装置と、原稿の画
    像読取り手段と、穿孔製版を行う製版装置と、外周に孔
    版原紙の先端をクランプして巻きつけるようになってい
    る印刷ドラムと、印刷ドラムに圧接するプレスローラ
    と、印刷用紙の天地移動装置とを有する製版・印刷一体
    型孔版印刷機において、画像読取り手段の近傍に原稿検
    出手段と、原稿搬送装置に原稿搬送距離検出手段と、給
    紙台に印刷用紙サイズ検出手段とを設け、それらから原
    稿サイズと、印刷用紙サイズと、画像の位置とを検知
    し、それらの検知情報と天地移動情報とを入力して、演
    算し、印刷用紙に対する天地方向の画像のはみ出しの有
    無を判別する画像はみ出し検出装置を備えていることを
    特徴とする孔版印刷機のプレスローラ汚れ防止装置。
  2. 【請求項2】 画像はみ出し検出装置が、画像位置が印
    刷用紙に対して、はみ出していることを検出した際、そ
    れを知らせる手段を備えている請求項1の孔版印刷機の
    プレスローラ汚れ防止装置。
  3. 【請求項3】 画像はみ出し検出装置が、画像位置が印
    刷用紙に対して、はみ出しを検出した際、天地移動指令
    信号を受け付けないか、または印刷を開始しないように
    制御する手段を備えている請求項1の孔版印刷機のプレ
    スローラ汚れ防止装置。
  4. 【請求項4】 画像はみ出し検出装置が検出した印刷用
    紙に対する画像の位置を、数値か、または図で表示する
    表示装置を備えている請求項1の孔版印刷機のプレスロ
    ーラ汚れ防止装置。
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