JP5739610B2 - 印刷領域設定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿を表す画像データの印刷用紙内における印刷領域の条件を受け付ける印刷領域設定装置に関するものである。
従来、インクジェットプリンタや孔版印刷装置など種々のプリンタが知られている。このようなプリンタを用いてプリントを行う際には、コンピュータにおいてプリンタドライバによってユーザーインターフェース画面を表示させ、その画面上において原稿のサイズや印刷用紙のサイズが設定される。
そして、ユーザーインターフェース画面において設定される原稿のサイズと印刷用紙のサイズとは必ずしも一致せず、これらが互いに異なる場合がある。このような場合、従来のプリンタドライバにおいては、たとえば、原稿を表す画像データに拡大処理または縮小処理などを施すことによって印刷用紙のサイズに合った画像を印刷する方法か、もしくは、原稿のサイズと印刷用紙のサイズとが互いに異なる場合でも、原稿を表す画像データに上述のような拡大処理や縮小処理を行うのではなく、そのままの大きさで印刷用紙に印刷する方法のいずれかが採用されていた。
そして、後述の方法においては、原稿のサイズが印刷用紙のサイズよりも小さい場合には、原稿を表す画像データの印刷用紙内における印刷領域の位置をユーザーが設定する必要がある。
そこで、たとえば、ユーザーインターフェースの画面上において、ユーザーによって設定された原稿のサイズと印刷用紙のサイズとに基づいて、印刷領域の移動可能量を表示し、その範囲内で印刷領域の移動量を設定する方法が考えられる。
なお、特許文献1には、製版装置を備えた孔版印刷装置において、印刷用紙に対する原版の左右方向および天地方向の位置を、マーク表示を利用して調整する方法が提案されている。
特開平7−137234号公報
しかしながら、たとえば、ユーザーによって印刷領域の移動量が一旦設定された後、原稿のサイズや印刷用紙のサイズを変更したい場合もあり、このような場合、変更前に設定された印刷領域の移動量をそのまま使用したのでは適切な印刷ができない場合がある。
たとえば、原稿のサイズがA4サイズ(210mm×297mm)に設定され、印刷用紙のサイズがA3サイズ(297mm×420mm)に設定され、印刷領域の移動量として、図6に示すように天地方向について123mmが一旦設定された後、印刷用紙のサイズがA3サイズからB4サイズ(257mm×364mm)に変更された場合、印刷用紙に対する印刷領域の位置が、図8に示すような位置となり、天地方向に56mmはみ出してしまい原稿を適切に印刷することができない問題が生じる。
本発明は、上記事情に鑑み、原稿を表す画像データの印刷用紙内における印刷領域の条件を受け付ける印刷領域設定装置において、ユーザーによって印刷領域の移動量が一旦設定された後、原稿のサイズや印刷用紙のサイズなどを変更した場合でも、原稿を適切に印刷用紙の範囲内に印刷することができる印刷領域設定装置を提供することを目的とするものである。
本発明の印刷領域設定装置は、原稿を表す画像データの印刷用紙内における印刷領域の条件を受け付ける印刷領域設定装置において、印刷用紙内における印刷領域の位置の移動量を受け付ける移動量受付部と、印刷用紙のサイズ情報を受け付ける用紙サイズ受付部とを備え、移動量受付部が、用紙サイズ受付部によって受け付けられる印刷用紙のサイズ情報が変更された際、その変更後の印刷用紙のサイズの範囲内に印刷領域が収まるような移動量のみを受け付けるものであることを特徴とする。
本発明の印刷領域設定装置は、原稿を表す画像データの印刷用紙内における印刷領域の条件を受け付ける印刷領域設定装置において、印刷用紙内における印刷領域の位置の移動量を受け付ける移動量受付部と、原稿のサイズ情報を受け付ける原稿サイズ受付部とを備え、移動量受付部が、原稿サイズ受付部によって受け付けられる原稿のサイズ情報が変更された際、その変更後の原稿のサイズに応じた印刷領域が印刷用紙の範囲内に収まるような移動量のみを受け付けるものであることを特徴とする。
本発明の印刷領域設定装置は、原稿を表す画像データの印刷用紙内における印刷領域の条件を受け付ける印刷領域設定装置において、印刷用紙内における印刷領域の位置の移動量を受け付ける移動量受付部と、印刷用紙の向きの情報を受け付ける用紙向き受付部とを備え、移動量受付部が、用紙向き受付部によって受け付けられる印刷用紙の向き情報が変更された際、その変更後の印刷用紙の範囲内に印刷領域が収まるような移動量のみを受け付けるものであることを特徴とする。
本発明の印刷領域設定装置は、原稿を表す画像データの印刷用紙内における印刷領域の条件を受け付ける印刷領域設定装置において、印刷用紙内における印刷領域の位置の移動量を受け付ける移動量受付部と、原稿の向き情報を受け付ける原稿向き受付部とを備え、移動量受付部が、原稿向き受付部によって受け付けられる原稿の向き情報が変更された際、その変更後の原稿の向きに応じた印刷領域が印刷用紙の範囲内に収まるような移動量のみを受け付けるものであることを特徴とする。
また、上記本発明の印刷領域設定装置においては、移動量受付部を、変更前に入力された印刷領域の移動量が変更後において印刷用紙の範囲内に印刷領域が収まらない移動量である場合にのみ、変更前に入力された印刷領域の移動量を印刷用紙の範囲内に印刷領域が収まるような移動量に自動的に変更するものとすることができる。
また、移動量受付部を、変更前に入力された印刷領域の移動量を印刷用紙の範囲内における印刷領域の移動可能量の最大値に自動的に変更するものとすることができる。
また、移動量受付部を、印刷用紙の天から印刷領域の天までの長さと印刷用紙の地から印刷領域の地までの長さとの比率および印刷用紙の左端から印刷領域の左端までの長さと印刷用紙の右端から印刷領域の右端までの長さとの比率の少なくとも一方が、変更前と変更後とで変化しないように変更前に入力された印刷領域の移動量を自動的に変更するものとすることができる。
また、移動量受付部を、変更後の印刷領域の天地方向の基準位置として、印刷用紙の天、中央位置および地のうちのいずれか1つの選択を受け付けるものであるとともに、その選択された基準位置からの印刷領域の移動量を受け付けるものとすることができる。
また、移動量受付部を、変更後の印刷領域の左右方向の基準位置として、印刷用紙の左端、中央位置および右端のうちのいずれか1つの選択を受け付けるものであるとともに、その選択された基準位置からの印刷領域の移動量を受け付けるものとすることができる。
本発明の印刷領域設定装置によれば、印刷用紙のサイズ情報または向き情報が変更された際、その変更後の印刷用紙の範囲内に印刷領域が収まるような移動量のみを受け付けるようにしたので、ユーザーによって印刷領域の移動量が一旦設定された後、印刷用紙のサイズ情報や向き情報が変更されたとしても、原稿を適切に印刷用紙の範囲内に印刷することができる。
本発明の印刷領域設定装置によれば、原稿のサイズ情報または向き情報が変更された際、その変更後の原稿に応じた印刷領域が印刷用紙の範囲内に収まるような移動量のみを受け付けるようにしたので、ユーザーによって印刷領域の移動量が一旦設定された後、原稿のサイズや向き情報が変更されたとしても、原稿を適切に印刷用紙の範囲内に印刷することができる。
また、上記本発明の印刷領域設定装置において、変更前に入力された印刷領域の移動量が変更後において印刷用紙の範囲内に印刷領域が収まらない移動量である場合にのみ、変更前に入力された印刷領域の移動量を印刷用紙の範囲内に印刷領域が収まるような移動量に自動的に変更するようにした場合には、印刷用紙の範囲内に収まる場合にまで移動量の自動設定を行わなくてよく無駄な処理を省略することができる。
また、変更前に入力された印刷領域の移動量を印刷用紙の範囲内における印刷領域の移動可能量の最大値に自動的に変更するようにした場合には、ユーザーが改めて移動量を設定する必要がなく、ユーザーの手間を省くことができる。
また、印刷用紙の天から印刷領域の天までの長さと印刷用紙の地から印刷領域の地までの長さとの比率および印刷用紙の左端から印刷領域の左端までの長さと印刷用紙の右端から印刷領域の右端までの長さとの比率の少なくとも一方が、変更前と変更後とで変化しないように変更前に入力された印刷領域の移動量を自動的に変更するようにした場合には、たとえば、ユーザーが印刷領域を印刷用紙内の中央に必ず配置したい場合などには、改めてユーザーが印刷領域の移動量を計算して設定する必要がなく、手間を省くことができる。
また、変更後の印刷領域の天地方向の基準位置として、印刷用紙の天、中央位置および地のうちのいずれか1つの選択を受け付けるとともに、その選択された基準位置からの印刷領域の移動量を受け付けるようにした場合には、たとえば、印刷領域を天、中央位置または地の位置から所望の長さだけ移動させたい場合に、その移動量の設定を容易に行うことができる。
また、変更後の印刷領域の左右方向の基準位置として、印刷用紙の左端、中央位置および右端のうちのいずれか1つの選択を受け付けるとともに、その選択された基準位置からの印刷領域の移動量を受け付けるようにした場合には、たとえば、印刷領域を左端、中央位置または右端の位置から所望の長さだけ移動させたい場合に、その移動量の設定を容易に行うことができる。
本発明の印刷領域設定装置の一実施形態を用いた孔版印刷システムのブロック図 図1に示すプリンタドライバの概略構成を示すブロック図 原稿のサイズおよび印刷用紙のサイズの設定を受け付けるユーザーインターフェースの画面の一例を示す図 原稿のサイズとしてA4サイズが、印刷用紙のサイズとしてA3サイズが設定された場合の印刷領域の初期設定の位置の一例を示す図 画像位置調整画面の一例を示す図 印刷領域の移動量として123mmが設定された場合における印刷用紙と印刷領域との位置関係を示す図 原稿のサイズとしてA4サイズが、印刷用紙のサイズとしてB4サイズが設定された場合の印刷領域の初期設定の位置の一例を示す図 印刷領域の移動量として123mmが設定された後、印刷用紙のサイズがA3サイズからB4サイズに変更された場合における印刷用紙と印刷領域との位置関係を示す図 原稿サイズおよび印刷用紙のサイズが変更された場合における印刷領域の移動量の設定方法を説明するためのフローチャート 印刷用紙のサイズがB4サイズに変更された場合における画像位置調整画面の一例を示す図 印刷領域の移動量を再設定した後の印刷用紙と印刷領域との位置関係を示す図 原稿のサイズおよび印刷用紙のサイズの設定を受け付けるユーザーインターフェースの画面のその他の例を示す図 A4サイズの原稿の印刷領域をA3サイズの印刷用紙の中央に配置させるための移動量が設定された画像位置調整画面の一例を示す図 印刷用紙のサイズがB4サイズに変更されたときの天地方向移動可能量H1と左右方向移動可能量H2とが表示された画像位置調整画面の一例を示す図 印刷用紙のサイズがB4サイズに変更されたときに再計算された移動量が自動設定された画像位置調整画面の一例を示す図 印刷用紙または原稿のサイズ変更後における印刷用紙に対する印刷領域の基準位置の選択を受け付ける画像位置調整画面の一例を示す図 原稿の向きおよび印刷用紙の向きの設定を受け付けるユーザーインターフェースの画面の一例を示す図 プリンタドライバのその他の実施形態を示すブロック図 画像位置調整のチェックボックスがチェックされなかった場合の作用を説明するための図 画像位置調整のチェックボックスがチェックされた場合の作用を説明するための図
以下、図面を参照して本発明の印刷領域設定装置の一実施形態を用いた孔版印刷システムについて詳細に説明する。本実施形態の孔版印刷システムは、印刷用紙内における印刷領域の位置の設定方法に特徴を有するものである。
本実施形態の孔版印刷システムは、図1に示すように、原稿を表す画像データを受け付け、PDL(Page Description language)データなどの印刷データに変換して出力するとともに、画像データの印刷用紙内における印刷領域の条件を受け付けるプリンタドライバ10がインストールされたコンピュータ1と、コンピュータ1のプリンタドライバ10から出力された印刷データに基づいて、孔版印刷を行う孔版印刷装置2とを備えている。
図2は、コンピュータ1のプリンタドライバ10の概略構成を示すブロック図である。プリンタドライバ10は、図2に示すように、画像データの編集ソフトウェアから出力された画像データを受け付ける画像データ受付部12と、印刷用紙内における画像データの印刷領域の位置の移動量を受け付ける移動量受付部14、印刷用紙のサイズ情報を受け付ける用紙サイズ受付部16と、原稿のサイズ情報を受け付ける原稿サイズ受付部18と、画像データ受付部12によって受け付けられた画像データに対し、移動量受付部14によって受け付けられた印刷領域の移動量に基づいて画像処理を施すとともに、PDLデータの印刷データに変換して出力する画像処理部20とを備えている。なお、各部の作用については、後で詳述する。
孔版印刷装置2については、単色印刷、両面印刷または2色印刷を行う孔版印刷装置、もしくはこれらの全ての印刷を行う孔版印刷装置を利用することができる。本発明は、プリンタドライバ25による印刷領域の位置の設定方法に特徴を有するものであるので、孔版印刷装置の具体的な構成については説明を省略する。なお、本実施形態においては、単色印刷の孔版印刷装置を用いるものとする。
次に、本実施形態の孔版印刷システムの作用について説明する。
まず、コンピュータ1のプリンタドライバ10によって、図3に示すようなユーザーインターフェースがモニタ上に表示され、そのユーザーインターフェースの画面において、ユーザーによって原稿のサイズと印刷用紙の用紙サイズとが設定される。
具体的には、図3に示すように、ユーザーインターフェースの画面上に、原稿のサイズを設定するためのプルダウンメニューPM1と、印刷用紙の用紙サイズを設定するためのプルダウンメニューPM2とが表示され、このプルダウンメニューPM1,PM2において所定の用紙サイズが選択されることによってそれぞれのサイズが設定される。
ここでは、最初に、原稿のサイズとしてA4サイズ(210mm×297mm)が、印刷用紙の用紙サイズとしてA3サイズ(297mm×420mm)が設定されたものとする。プルダウンメニューPM1によって設定された原稿のサイズ情報は原稿サイズ受付部18によって受け付けられ、プルダウンメニューPM2によって設定された印刷用紙のサイズ情報は用紙サイズ受付部16によって受け付けられる。
そして、本実施形態の孔版印刷システムにおいては、上述したように印刷用紙のサイズよりも小さい原稿のサイズが設定された場合、図3に示す画面上における「画像位置調整」のチェックボックスがユーザーによりチェックされている場合には、図4に示すように、原稿P2の天と印刷用紙P1の天とが一致するとともに、原稿が印刷用紙の左右方向の中央位置にくるような印刷領域の位置が初期設定として設定される。なお、図4に示すグレーの部分が印刷領域である。また、図3に示す画面上における「画像位置調整」のチェックボックスがユーザーによりチェックされていない場合については、後で説明する。
そして、ユーザーが上述した初期設定の印刷領域の位置を変更したい場合には、「詳細」ボタンが押されると、図5に示すような画像位置調整画面が表示される。
画像位置調整画面においては、図5に示すように、印刷領域の天地方向の移動量の入力を受け付ける数値入力ボックスSB1と、数値入力ボックスSB1が受け付け可能な数値である天地方向移動可能量H1と、印刷領域の左右方向の移動量の入力を受け付ける数値入力ボックスSB2と、数値入力ボックスSB2が受け付け可能な数値である左右方向移動可能量H2とが表示される。
初期設定においては、印刷領域は図4に示すような位置に設定されるので、画像位置調整画面の天地方向移動可能量H1としては「0 - 123」が表示され、左右方向移動可能量H2としては「−43.5 - 43.5」が表示される。天地方向移動可能量H1と左右方向移動可能量H2とは、用紙サイズ受付部16によって受け付けられた印刷用紙のサイズ情報と原稿サイズ受付部18によって受け付けられた原稿のサイズ情報と初期設定の印刷領域の位置とに基づいて、移動量受付部14において算出される。
そして、たとえば、ユーザーが印刷領域の位置を天地方向に移動させたい場合には、0から123までの数値が数値入力ボックスSB1に入力され、左右方向に移動させたい場合には、−43.5から43.5までの数値が数値入力ボックスSB2に入力される。ここでは、たとえば、数値入力ボックスSB1に「123」が入力され、数値入力ボックスSB2に「0」が入力されたとする。この数値入力によって、A3の印刷用紙に対するA4の原稿の印刷領域の位置は、図6に示すような位置となる。
そして、画像位置調整画面における「OK」ボタンが押されると、再び、図3に示す画面に戻るが、ここで、ユーザーによって原稿のサイズや印刷用紙のサイズが変更される場合がある。たとえば、印刷用紙のサイズがA4サイズからB4サイズ(257mm×364mm)に変更されたとすると、印刷領域の位置が初期設定のままの場合には、図7に示すように印刷領域の天地方向移動可能量は67mmとなり、左右方向移動可能量は−23.5mmから23.5mmとなる。
しかしながら、上述したように画像位置調整画面において、天地方向の移動量が123mmに設定されている場合には、印刷用紙に対する印刷領域の位置が、図8に示すような位置となり、天地方向に56mmはみ出してしまい原稿を適切に印刷することができない不都合が生じてしまう。また、印刷用紙のサイズが変更された場合に限らず、原稿のサイズが、たとえば、A4サイズからB4サイズに変更された場合にも、印刷領域の天地方向移動可能量が変わるので、画像位置調整画面において設定された移動量によっては適切な印刷を行えない場合が生じる。
そこで、本実施形態の孔版印刷システムにおいては、印刷用紙のサイズや原稿のサイズが変更されたとしても、上述したような問題を生じることなく適切な印刷を行うようにする。その具体的な方法を、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、移動量受付部14において、入力された原稿のサイズ情報の変更があったか否かが判断される(S10)。そして、原稿のサイズ情報の変更があった場合には、その変更後の原稿のサイズ情報と印刷用紙のサイズ情報と初期設定の印刷領域の位置とに基づいて、天地方向移動可能量と左右方向移動可能量とが算出される(S12)。また、原稿のサイズ情報の変更がない場合には、移動量受付部14において、入力された印刷用紙のサイズ情報の変更があったか否かが判断され(S18)、印刷用紙のサイズ情報の変更があった場合にも、その変更後の印刷用紙のサイズ情報と原稿のサイズ情報と初期設定の印刷領域の位置とに基づいて、天地方向移動可能量と左右方向移動可能量とが計算される(S12)。
そして、移動量受付部14において再計算された天地方向移動可能量H1と左右方向移動可能量H2とが、図10に示すように、画像位置調整画面に表示されるとともに、数値入力ボックスSB1に入力可能な数値が、再計算された天地方向移動可能量に再設定され、数値入力ボックスSB2に入力可能な数値が、再計算された左右方向移動可能量に再設定される。なお、このとき表示される画像位置調整画面は、上述したように図3に示す画面上の「詳細」ボタンが押されたときに表示するようにしてもよいし、この「詳細」ボタンが押されなくても印刷用紙のサイズや原稿のサイズが変更されたことを認識して自動的に表示するようにしてもよい。
そして、移動量受付部14は、印刷用紙のサイズや原稿のサイズが変更される前に数値入力ボックスSB1に入力された天地方向の移動量と再計算した天地方向移動可能量とを比較するとともに、印刷用紙のサイズや原稿のサイズが変更される前に数値入力ボックスSB2に入力された左右方向の移動量と再計算した左右方向移動可能量とを比較する(S14)。
そして、サイズ変更前の天地方向の移動量が再計算後の天地方向移動可能量よりも大きい場合には、数値入力ボックスSB1内の数値を天地方向移動可能量の値に書き換え、印刷領域の天地方向の移動量を天地方向移動可能量に自動的に再設定する。また、サイズ変更前の左右方向の移動量が再計算後の左右方向移動可能量よりも大きい場合には、数値入力ボックスSB2内の数値を左右方向移動可能量の値に書き換え、印刷領域の左右方向の移動量を左右方向移動可能量に自動的に再設定する(S16)。要するに、原稿の印刷領域が印刷用紙内に収まるように天地方向および左右方向の移動量を再設定する。
図10は、図5に示すように天地方向の印刷領域の移動量として123mmが設定された後、印刷用紙のサイズがA3サイズからB4サイズに変更された場合に、天地方向および左右方向の移動量が再設定された後の画面を表している。印刷用紙のサイズ変更後の天地方向移動可能量は0mmから67mmであり、サイズ変更前に設定された移動量123mmの方が大きいので、数値入力ボックスSB1内の数値が「67」に書き換えられている。なお、左右方向の移動量については、サイズ変更前は0mmに設定されており、再計算された左右方向移動可能量である−23.5mmから23.5mmの範囲内であるので変更されない。図11に、上述したように印刷領域の移動量を再設定した後の、印刷用紙内の印刷領域の位置を示す。
また、上記実施形態の孔版印刷システムにおいては、上述したように、サイズ変更前の天地方向または左右方向の移動量が再計算後の天地方向または左右方向の移動可能量よりも大きい場合には、印刷領域の天地方向または左右方向の移動量を、天地方向または左右方向の移動可能量の値に自動的に再設定するようにしたが、印刷用紙内に印刷領域が収まるのであれば、再設定される移動量は必ずしも移動可能量の値でなくてもよい。
また、上記実施形態の孔版印刷システムにおいては、サイズ変更前に設定された印刷領域の移動量がサイズ変更後に再計算された移動可能量よりも大きい場合に、印刷領域の移動量を再設定するようにしたが、これに限らず、サイズ変更前の印刷領域の移動量がサイズ変更後に再計算された移動可能量以下である場合であっても、印刷用紙内における印刷領域の位置がユーザーの所望の位置となるように印刷領域の移動量を再設定するようにしてもよい。
具体的には、たとえば、図12に示すように、ユーザーインターフェースの画面上にさらに、「原点からの位置」、「出力用紙に対する比率」および「出力用紙に対する位置」のいずれか1つの選択を受け付けるラジオボタンR1〜R3を表示させ、ユーザーによって選択された位置となるように印刷領域の移動量を再設定するようにしてもよい。上記の3つの位置について、以下に説明する。
まず、「原点からの位置」が選択された場合には、移動量受付部14は、サイズ変更後の原稿のサイズ情報と印刷用紙のサイズ情報とに基づいて、印刷用紙の初期設定の位置に印刷領域が位置するように印刷領域の移動量を再設定する。すなわち、印刷用紙の天および左右方向について中央位置に印刷領域が位置するように移動量を自動的に再設定する。
また、「出力用紙に対する比率」が選択された場合には、移動量受付部14は、印刷用紙の天から印刷領域の天までの長さと印刷用紙の地から印刷領域の地までの長さとの比率、および印刷用紙の左端から印刷領域の左端までの長さと印刷用紙の右端から印刷領域の右端までの長さとの比率が、印刷用紙または原稿のサイズ変更前とサイズ変更後とで変化しないように印刷領域の移動量を自動的に再設定する。
具体的には、たとえば、印刷用紙または原稿のサイズ変更前において、ユーザーがA4サイズの原稿の印刷領域をA3サイズの印刷用紙の中央に配置させたい場合には、図13に示すように、数値入力ボックスSB1に、天地方向の移動可能量123mmを2で割った61.5mmが入力される。
そして、この61.5mmの入力の後、印刷用紙のサイズがB4サイズに変更された場合には、上述したように天地方向移動可能量H1と左右方向移動可能量H2が再計算されるが、図14に示すように、現在設定されている天地方向の印刷領域の移動量は、天地方向移動可能量以下であるので、上記実施形態で説明した方法であると印刷領域の天地方向の移動量は再設定されることはない。
しかしながら、ユーザーによっては印刷用紙のサイズ変更後も、その印刷用紙の中央に印刷領域を配置させたい場合がある。そのような場合に「出力用紙に対する比率」が選択される。
そして、上述したように印刷用紙のサイズがB4サイズに変更された場合には、移動量受付部14は、B4サイズの印刷用紙の中央に印刷領域が配置されるように天地方向の移動量を計算する。具体的には、天地方向の移動可能量67mmを2で割った33.5mmが計算され、図15に示すように、数値入力ボックスSB1の数値が33.5に書き換えられて天地方向の移動量として自動的に再設定される。
なお、上記説明では、印刷用紙の中央に印刷領域が配置されるように移動量を設定するようにしたが、これに限らず、上述した比率が、印刷用紙または原稿のサイズ変更前とサイズ変更後とで変化しないようにするのであれば、印刷用紙内のどの位置に印刷領域を配置するようにしてもよい。
上述したように移動量を自動的に設定することによってユーザーが改めて移動量を算出し、設定し直す必要がなくなる。そして、ユーザーが、たとえば、印刷用紙の天から2/3の位置、左から1/4の位置に印刷領域を配置したい場合に特に効果的である。
また、「出力用紙に対する位置」が選択された場合には、移動量受付部14は、図16に示すような画像位置調整画面を表示する。図16に示す画像位置調整画面においては、印刷用紙または原稿のサイズ変更後における印刷用紙に対する印刷領域の基準位置の選択を受け付けるようになっている。具体的には、天地方向についての印刷領域の基準位置を選択可能なプルダウンメニューPM3と、左右方向についての印刷領域の基準位置を選択可能なプルダウンメニューPM4とが表示される。そして、プルダウンメニューPM3によって「天から」、「中央から」および「地から」のうちのいずれか1つが選択可能になっており、プルダウンメニューPM4によって「左から」、「中央から」および「右から」のうちのいずれか1つが選択可能になっている。
そして、たとえば、図16に示すようにプルダウンメニューPM3によって「中央から」が選択され、プルダウンメニューPM4によって「中央から」が選択された場合には、移動量受付部14は、印刷用紙または原稿のサイズ変更後の印刷領域の基準位置が、印刷用紙の中央に位置するように自動的に設定し、さらに印刷領域の天地方向移動可能量H1と左右方向移動可能量H2として、印刷用紙の中央からの移動可能量を算出し、画像位置調整画面に表示する。そして、数値入力ボックスSB1,SB2においては、上述したように計算された天地方向移動可能量H1と左右方向移動可能量H2とのみが入力可能となる。具体的には、原稿のサイズがA4サイズであり、印刷用紙のサイズがA3サイズからB4サイズに変更された場合には、天地方向については、図16に示すように、−33.5mmから33.5mmまでの数値のみが入力可能になり、左右方向については、−23.5mmから23.5mmまでの数値のみが入力可能となる。また、原稿のサイズがA4サイズであり、逆に印刷用紙のサイズがB4サイズからA3サイズに変更された場合には、天地方向については、−61.5mmから61.5mmまでの数値のみが入力可能になり、左右方向については、−43.5mmから43.5mmまでの数値のみが入力可能となる。
また、プルダウンメニューPM3によって「天から」が選択された場合には、移動量受付部14は、印刷用紙または原稿のサイズ変更後の印刷領域の基準位置が、印刷用紙の天に位置するように自動的に設定し、印刷領域の天地方向移動可能量H1として、印刷用紙の天からの移動可能量を算出して画像位置調整画面に表示し、数値入力ボックスSB1において、上述したように計算された天地方向移動可能量H1のみを入力可能とする。
また、プルダウンメニューPM3によって「地から」が選択された場合には、移動量受付部14は、印刷用紙または原稿のサイズ変更後の印刷領域の基準位置が、印刷用紙の地に位置するように自動的に設定し、印刷領域の天地方向移動可能量H1として、印刷用紙の地からの移動可能量を算出して画像位置調整画面に表示し、数値入力ボックスSB1において、上述したように計算された天地方向移動可能量H1のみを入力可能とする。
また、プルダウンメニューPM4によって「左から」が選択された場合には、移動量受付部14は、印刷用紙または原稿のサイズ変更後の印刷領域の基準位置が、印刷用紙の左端に位置するように自動的に設定し、印刷領域の左右方向移動可能量H2として、印刷用紙の左端からの移動可能量を算出して画像位置調整画面に表示し、数値入力ボックスSB2において、上述したように計算された左右方向移動可能量H2のみを入力可能とする。
また、プルダウンメニューPM4によって「右から」が選択された場合には、移動量受付部14は、印刷用紙または原稿のサイズ変更後の印刷領域の基準位置が、印刷用紙の右端に位置するように自動的に設定し、印刷領域の左右方向移動可能量H2として、印刷用紙の右端からの移動可能量を算出して画像位置調整画面に表示し、数値入力ボックスSB2において、上述したように計算された左右方向移動可能量H2のみを入力可能とする。
また、「出力用紙に対する位置」が選択された場合には、プルダウンメニューPM3,PM4において選択された内容に対応させて、画像位置調整画面の左側に表示されている印刷用紙に対する印刷領域(グレーの部分)の位置を示すアイコンの表示態様を変更するようにしてもよい。
「出力用紙に対する位置」が選択された場合、たとえば、原稿の左下の天が印刷用紙の地から15mm、左から10mmの位置になるように印刷領域を設定したい場合に特に効果的である。
また、「出力用紙に対する比率」と「出力用紙に対する位置」は、印刷領域の移動可能量が、印刷用紙または原稿のサイズ変更によって「減る場合」だけでなく、「増える場合」にも適用可能である。
また、上記説明においては、印刷用紙のサイズまたは原稿のサイズがユーザーに変更された場合における印刷領域の位置の設定方法について説明したが、印刷用紙のサイズまたは原稿のサイズに限らず、原稿の向き(縦方向と横方向)が変更された場合、または、印刷用紙の向き(縦方向と横方向)が変更された場合にも、印刷領域の移動可能量が変更されるので、変更後の印刷領域の位置の設定方法について、上記と同様の方法を用いることができる。
なお、原稿の向きについては、図17に示すようにラジオボタンR4,R5を選択することによって変更することができ、印刷用紙の向きについては、プルダウンメニューPM2の選択枝を、たとえば、A4縦、A4横、A3縦、A3横などといった内容にし、印刷用紙のサイズだけでなく向きも選択できるようにすればよい。そして、図18に示すように、プリンタドライバ10の用紙向き受付部22によって印刷用紙の向き情報を受け付けるとともに、原稿向き受付部24によって原稿の向き情報を受け付け、移動量受付部14が、印刷用紙の向きまたは原稿の向きが変更された場合に、上記と同様の方法によって天地方向移動可能量および左右方向移動可能量を再計算し、変更後の印刷領域の位置を設定するようにすればよい。
また、上記説明は、図3に示すユーザーインターフェースの画面において、「画像位置調整」のチェックボックスがユーザーによってチェックされた場合について説明したが、このチェックボックスがチェックされず、印刷用紙のサイズよりも小さい原稿のサイズが設定された場合には、印刷用紙のサイズおよび向きに合わせて原稿を表す画像データに対して回転処理および縮小処理を施す。具体的には、たとえば、図19に示すように、原稿のサイズとしてA4サイズ、原稿の向きとして横、印刷用紙のサイズとしてA3サイズ、印刷用紙の向きとして縦が設定されている場合には、画像処理部20において、原稿を表す画像データに90度回転処理が施され、さらにA3サイズに拡大する拡大処理が施される。また、印刷用紙のサイズよりも大きい原稿のサイズが設定された場合においても、印刷用紙のサイズに合うように回転処理および縮小処理が施される。
そして、たとえば、図20に示すように、会社のロゴのような印刷用紙のサイズより小さい原稿を印刷する場合などそのままの原稿のサイズや向きで印刷を行いたい場合には、上記のような自動回転および自動拡縮処理は必要ないので、「画像位置調整」のチェックボックスをチェックして、上述したように印刷領域を設定して印刷することができる。
なお、印刷用紙のサイズよりも大きい原稿のサイズが設定された場合には、「画像位置調整」のチェックボックスは反転表示され、ユーザーによるチェックを受け付けできないようになり、自動的に縮小処理が施される。
また、上記実施形態の孔版印刷システムは、本発明の印刷領域設定装置をプリンタドライバ10としてコンピュータ1に実装したものであるが、これに限らず、本発明の印刷領域設定装置を孔版印刷装置2側に設けるようにしてもよい。この場合には、孔版印刷装置に設けられた画像読取部によって読み取られた画像データを受け付けるようにすることができる。なお、この場合、ユーザーインターフェースについては、コンピュータ1に表示させてもよいし、孔版印刷装置2に設けられたタッチパネルなどからなる操作部に表示させるようにしてもよい。
また、上記実施形態の孔版印刷システムにおいては、単色印刷の孔版印刷装置を用いた場合の印刷領域の設定方法について説明したが、両面印刷の孔版印刷装置を用いる場合には、表面と裏面との印刷領域を上記実施形態と同様にして個別に設定すればよく、また、2色印刷の孔版印刷装置を用いる場合には、第1色の原稿の印刷領域と第2色の原稿の印刷領域とを上記実施形態と同様にして個別に設定すればよい。
また、上記実施形態は本発明の印刷領域設定装置を孔版印刷システムに適用したものであるが、これに限らず、インクジェットプリンタを備えたシステムに適用するようにしてもよい。
1 コンピュータ
2 孔版印刷装置
10 プリンタドライバ
12 画像データ受付部
14 移動量受付部
16 用紙サイズ受付部
18 原稿サイズ受付部
20 画像処理部
22 用紙向き受付部
24 原稿向き受付部

Claims (10)

  1. 原稿を表す画像データの印刷用紙内における印刷領域の条件を受け付ける印刷領域設定装置において、
    前記印刷用紙内における前記印刷領域の位置の移動量が設定される移動量設定部と、
    該移動量設定部において設定された移動量を受け付ける移動量受付部と、
    前記印刷用紙のサイズ情報を受け付ける用紙サイズ受付部とを備え、
    前記移動量受付部は、前記移動量設定部において所定の移動量が設定された後に前記用紙サイズ受付部によって受け付けられる前記印刷用紙のサイズ情報が変更された際、前記所定の移動量が、前記変更後の印刷用紙のサイズの範囲内に前記印刷領域が収まるような移動量の場合には前記所定の移動量をそのまま受け付け、前記変更後の印刷用紙のサイズの範囲内に前記印刷領域が収まらないような移動量の場合には、前記変更前に入力された前記所定の移動量を前記印刷用紙の範囲内に前記印刷領域が収まるような移動量に自動的に変更することを特徴とする印刷領域設定装置。
  2. 原稿を表す画像データの印刷用紙内における印刷領域の条件を受け付ける印刷領域設定装置において、
    前記印刷用紙内における前記印刷領域の位置の移動量が設定される移動量設定部と、
    該移動量設定部において設定された移動量を受け付ける移動量受付部と、
    前記原稿のサイズ情報を受け付ける原稿サイズ受付部とを備え、
    前記移動量受付部は、前記移動量設定部において所定の移動量が設定された後に前記原稿サイズ受付部によって受け付けられる前記原稿のサイズ情報が変更された際、前記所定の移動量が、前記変更後の原稿のサイズに応じた前記印刷領域が前記印刷用紙の範囲内に収まるような移動量の場合には前記所定の移動量をそのまま受け付け、前記印刷用紙の範囲内に前記印刷領域が収まらないような移動量の場合には、前記変更前に入力された前記所定の移動量を前記印刷用紙の範囲内に前記印刷領域が収まるような移動量に自動的に変更することを特徴とする印刷領域設定装置。
  3. 原稿を表す画像データの印刷用紙内における印刷領域の条件を受け付ける印刷領域設定装置において、
    前記印刷用紙内における前記印刷領域の位置の移動量が設定される移動量設定部と、
    該移動量設定部において設定された移動量を受け付ける移動量受付部と、
    前記印刷用紙の向きの情報を受け付ける用紙向き受付部とを備え、
    前記移動量受付部は、前記移動量設定部において所定の移動量が設定された後に前記用紙向き受付部によって受け付けられる前記印刷用紙の向き情報が変更された際、前記所定の移動量が、前記変更後の印刷用紙の範囲内に前記印刷領域が収まるような移動量の場合には前記所定の移動量をそのまま受け付け、前記変更後の印刷用紙の範囲内に前記印刷領域が収まらないような移動量の場合には、前記変更前に入力された前記所定の移動量を前記印刷用紙の範囲内に前記印刷領域が収まるような移動量に自動的に変更することを特徴とする印刷領域設定装置。
  4. 原稿を表す画像データの印刷用紙内における印刷領域の条件を受け付ける印刷領域設定装置において、
    前記印刷用紙内における前記印刷領域の位置の移動量が設定される移動量設定部と、
    該移動量設定部において設定された移動量を受け付ける移動量受付部と、
    前記原稿の向き情報を受け付ける原稿向き受付部とを備え、
    前記移動量受付部は、前記移動量設定部において所定の移動量が設定された後に前記原稿向き受付部によって受け付けられる前記原稿の向き情報が変更された際、前記所定の移動量が、前記変更後の原稿の向きに応じた前記印刷領域が前記印刷用紙の範囲内に収まるような移動量の場合には前記所定の移動量をそのまま受け付け、前記印刷用紙の範囲内に前記印刷領域が収まらないような移動量の場合には、前記変更前に入力された前記所定の移動量を前記印刷用紙の範囲内に前記印刷領域が収まるような移動量に自動的に変更することを特徴とする印刷領域設定装置。
  5. 前記移動量受付部が、前記変更前に入力された前記所定の移動量を前記印刷用紙の範囲内における前記印刷領域の移動可能量の最大値に自動的に変更するものであることを特徴とする請求項1から4いずれか1項項記載の印刷領域設定装置。
  6. 前記移動量受付部が、前記印刷用紙の天から前記印刷領域の天までの長さと前記印刷用紙の地から前記印刷領域の地までの長さとの比率および前記印刷用紙の左端から前記印刷領域の左端までの長さと前記印刷用紙の右端から前記印刷領域の右端までの長さとの比率の少なくとも一方が、前記変更前と前記変更後とで変化しないように前記変更前に入力された前記所定の移動量を自動的に変更するものであることを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の印刷領域設定装置。
  7. 前記移動量受付部が、前記変更後の前記印刷領域の天地方向の基準位置として、前記印刷用紙の天、中央位置および地のうちのいずれか1つの選択を受け付けるものであるとともに、前記所定の移動量が、前記印刷用紙の範囲内に前記印刷領域が収まらないような移動量の場合、前記選択された基準位置からの移動量であって、前記印刷用紙の範囲内に前記印刷領域が収まるような移動量を受け付けるものであることを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の印刷領域設定装置。
  8. 前記移動量受付部が、前記変更後の前記印刷領域の左右方向の基準位置として、前記印刷用紙の左端、中央位置および右端のうちのいずれか1つの選択を受け付けるものであるとともに、前記所定の移動量が、前記印刷用紙の範囲内に前記印刷領域が収まらないような移動量の場合、前記選択された基準位置から移動量であって、前記印刷用紙の範囲内に前記印刷領域が収まるような移動量を受け付けるものであることを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の印刷領域設定装置。
  9. 前記変更を認識した際に、前記移動量設定部を含む画像位置調整画面を自動的に表示させるものであることを特徴とする請求項1から8いずれか1項記載の印刷領域設定装置。
  10. 前記変更が受け付けられた際、前記印刷領域の天地方向移動可能量または左右方向移動可能量を数値として表示させるものであることを特徴とする請求項1から9いずれか1項記載の印刷領域設定装置。
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